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  • メタ倫理学におけるグローバルな進化論的暴露論証の問題点

    大谷 貫太郎 研究論集 22 121-135, 2023-01-31

    本論文の目的は,メタ倫理分野における「進化論的暴露論証(Evolutionary Debunking Argument:EDA)」の性質を明確化したうえで,論証を成立させるために,EDAの支持者が今後応答しなければならない問題を提示することである。一般的にメタ倫理分野におけるEDAが突出した試みであると考えられている理由は2つある。1つ目は進化生物学や進化心理学などの近年の科学的知見に基づくアポ…

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  • TARB書評: Mark Schroeder, Reasons First

    Chonabayashi Ryo Tokyo Academic Review of Books 47 1-, 2022-04-30

    In his recent book, Reasons First, Mark Schroeder argues that the normativity discussed in epistemology is explained in terms of reasons.

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  • スキャンロンの契約主義と「道徳的動機づけ」

    吉村 佳樹 研究論集 20 15-32, 2021-03-31

    ...彼の理論は,元々,道徳の本性を説明することを目的としたある種のメタ倫理学的理論として提示された。彼は,そのような理論としての自身の理論の主要な目的を①道徳の主題と②道徳的動機づけに適切な説明を与えることとしていた。特に後者に関しては,前者の説明をする際の基礎となっていたり,スキャンロン自身が契約主義を受け入れる大きな理由となっているなど,大きな重要性を持つものである。...

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  • 準実在論者はハイブリッド表出主義を採用すべきか

    小林 知恵 研究論集 19 35-49, 2019-12-20

    ...しかし,表出主義の妥当性は長らく現代メタ倫理学上の一大トピックとして盛んに論じられ続けており,近年では表出主義の難点を解消する代替案として様々なタイプのハイブリッド表出主義が提唱されている。本稿では,ブラックバーンの純粋な表出主義とM....

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  • 「すべての価値の価値転換」に合理的根拠はないのか : ブライアン・ライターのニーチェ解釈の批判

    新名, 隆志 鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science 70 11-22, 2019-03-11

    英語圏のニーチェ研究を牽引する一人であるブライアン・ライターは,ニーチェ道徳思想の自然主義的特徴とその意義を強調する一方,ニーチェの価値転換の思想の意義を貶める議論を展開している。その議論を受け入れるかどうかによって,ニーチェ思想全体の解釈の方向性は大きく変わる。本稿は,ライターの議論を大きく二つの点で批判し,ニーチェの価値転換思想の意義を再確認することを目的とする。第一に,ライターは,論理的に…

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  • ニーチェの虚構主義的解釈の検討

    新名, 隆志 鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science 69 11-26, 2018-03-29

    ...結論として,虚構主義的解釈は,それ自体で力への意志や価値転換の意義そのものを説明することはできないとしても,ニーチェが推奨する価値のメタ倫理学的地位と,価値転換を生じさせる誘因について, ニーチェの価値思想全体を最も整合的に理解させてくれるような説明を与えることができると言える。...

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  • 自然主義的道徳的実在論と近年の社会心理学における知見について

    蝶名林, 亮, Chonabayashi, Ryo 創価大学人文論集 (28) 1-42, 2016-03-01

    ...倫理学において見込みのある立場として提唱され,様々に議論されている.一見すると,この立場は近年の哲学における動向と相性がよいように見える.というのも,自然主義的道徳的実在論が主張していることは,道徳に関する知識が観察や経験に基づいたア・ポステリオリなものであるということであり,そのような知識を得るためには関係する諸科学において得られる道徳に関する経験的知見が必要だということになるように思えるからだ....

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  • <依頼論文>道徳的想像力論が投げかけるもの --応用倫理からメタ倫理学まで

    林 貴啓 いのちの未来 1 129-146, 2016-01-15

    「道徳的想像力」は、日本ではまだ認知度がきわめて低いが、英語圏の倫理学では特に注目を集めており、一般の論議でも使用されている概念である。本論考は、この道徳的想像力の実践・理論双方に対する示唆を探ってゆくことを目的とする。背景には、主流の合理主義的な倫理学に対する反省がある。実践的な意思決定の場面で倫理を実効あるものにするために欠かせない能力として、想像力の意義が注目されているのである。代表的な理…

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  • 自己所有権テーゼ論駁

    柏葉, 武秀 応用倫理学各分野の基本的諸概念に関する規範倫理学的及びメタ倫理学的研究 : 平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書 135-145, 2006-03

    A Refutation of the Thesis of Self-ownership (日本倫理学会『倫理学年報』第54集、2005年)の日本語版

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  • メタ倫理学的自然主義再考

    内藤 淳 法哲学年報 2005 135-143,195, 2006

    Normative judgments and their criteria are generally excluded as subjects of science on account of the dualism of facts and values. Meta-ethical naturalism, which attempts to present criteria for …

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  • メタ倫理学と批判的合理主義

    立花, 希一, TACHIBANA, Kiichi 秋田大学教育学部研究紀要 人文科学・社会科学 50 13-23, 1996-12-27

    This paper deals with some problems of meta-ethics in modern times. There are three views in meta-ethics: naturalism; intuitivism ; noncognitivism. It is taken for granted that each view is …

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  • メタ倫理学上の一問題

    武田 弘道 人文研究 8 (5), 462-473, 1957

    問題状況 : 今世紀の倫理学説に最も生彩のある性格を与えたのはケンブリッヂ大学の哲学者G. E. Mooreである。かれは前世紀からの支配的な潮流である絶対主義観念論に有力な反駁を加えた点でB. Russellの実在論的な世界観とならんで今世紀の哲学を登場させたが、両者共にその中心的な興味は哲学的分析にあり、前者はより言語的な分析すなわち常識とか日常言語に忠実な分析、後者は数学的、再構成的な分析…

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