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検索結果 520 件

  • ユージン・ジェンドリンの言語論

    得丸 智子 開智国際大学紀要 23 (0), 109-118, 2024-03-15

    ...心理技法フォーカシングの創始者として知られているユージン・ジェンドリンは、生涯、哲学研究を継続し独自の言語論を展開した。その特徴は、言語には、使用者に共通の一般的意味(普遍的側面)を生じさせる側面と、使用者個人に個別的意味を生じさせる身体感覚的側面があるとし、後者を個人の身体に暗在する感覚であるとした点である(言語の二面性)。...

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  • 子どもが主人公となる算数の授業づくりを考える。

    末定, 整基 大東文化大学紀要. 自然科学 62 1-17, 2024-02-29

    子どもが主人公となる算数の授業づくりにとって大切なことは何か。①手を使って体験を通して学ぶ授業を②子どもから「なぜ?」が生まれる授業③子ども自身が学びを「自分化」していくような授業。この4つのポイントを大切にしながら、学校全体で研究授業を進めていくことの大切を述べている。具体的な授業実践例として「合同な図形」(5年生)の授業作りを紹介しながら、子どもと共に授業を楽しむためには不思議な謎解きの要素…

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  • Dreiser の <i>The “Genius” </i> 研究

    田口 誠一 尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編 55 (0), 19-31, 2023-03-31

    ...『天才』の1910年版では,ユージンと彼の理想とする女性Suzanne の恋が成就するハッピーエンディングであったが,書き直しがなされ,1915年に出版された版では二人は結ばれていない。ユージンはスザンヌとの情事で失脚し,妻Angela が帝王切開の手術を受けて娘を出産したのち命を落としたことで自分を責める。ユージンはスザンヌとニューヨークで再会するが,互いに声をかけず,心も通うことはない。...

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  • 留学生周樹人周辺の「ニーチェ」及びその周辺*

    李, 冬木 文学部論集 107 1-28, 2023-03-01

    本論では、テキスト調査により、周樹人(のちの魯迅)が留学時代に書いた論文である「文化偏至論」に記述されているニーチェの言説は、彼がニーチェの原書を読んでまとめたものではなく、桑木厳翼『ニーチェ氏倫理説一斑』から直接翻訳されたものであることを初めて発見し、当時清国留学生であった周樹人が実際に直面した「ニーチェ」の真相を実証的に明らかにしたものである。その上で本論では、これまでの先行研究における「魯…

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  • メチル水銀の胎児影響

    坂本 峰至 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), SL-, 2022

    ...昨年放映された「MINAMATA」の主人公であるユージン・スミスが撮った重篤な症状を呈する胎児性患者を抱きかかえて入浴する母親の写真は、胎児性水俣病の特徴を示す象徴的な一枚と言える。胎児性患者の母親が話す「子どもが毒を吸い取ってくれたから自分は無事であった」という言葉が印象に残った。...

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  • 人工知能を用いたキャラクターの主人公と脇役の分類

    後, 雄貴, 鈴木, 駿 2021年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2021 3p-, 2021-09-10

    近年注目されている人工知能を漫画やアニメーションといった文化芸術分野に適用し新たな可能性を見出すことを目指した。手塚治虫作品を題材にし、機械学習でキャラクターを顔画像から主人公と脇役に分類し両者の外見の違いを見出した。

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  • 〈狂人〉の越境の旅 : 周樹人と〈狂人〉の出会いから彼の「狂人日記」まで

    李, 冬木 文学部論集 105 43-70, 2021-03-01

    本論で述べる所の〈狂人の越境の旅〉とは、周樹人が留学期に〈狂人〉と出会ってから彼が「狂人日記」を創作し、それによって〈魯迅〉となった精神的過程の側面であり、前論で完成した〈狂人精神史〉という背景を基礎にし、「摩羅詩力説」から「狂人日記」の間の叙述の空白に対する補述である。筆者が考えるに、この両者の間には、まだ有機的に関連した説明は乏しく、文芸作品の翻訳と批評が組み立てたものと周樹人が伴っていた〈…

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  • キルンワークにおけるガラスの熔解表現に関する実験研究

    加藤 千佳 芸術工学会誌 82 (0), 22-29, 2021

    ...そのため、今回の実験では、フュージング技法の温度帯の中で低温度680℃、低温度と高温度の中間温度740℃、フュージング技法とキャスティング技法の中間温度800℃、キャスティング技法の温度860℃の4段階の温度帯で実験を行った。   実験の結果は、88個中43個において、生じた穴の面積が表面積が、1%未満に収まる中空立体形状が実現した。穴の総面積を10%まで許容すると62個実現した。...

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  • Citation Indexの誕生秘話

    棚橋 佳子 薬学図書館 64 (4), 174-178, 2019-10-31

    <p>クラリベイト・アナリティクスの学術情報事業部門の前身であるISI社の創成期に,Dr. Eugene Garfieldが産み出した製品とその時代背景について述べる。Current Contentsが最初に作られたエピソードとCitation Indexが誕生した舞台裏には,Dr. GarfieldとDr. Lederbergの書簡のやりとりがあった。Dr. …

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  • ユージン・オニールが求めた究極の上演

    伊藤 佳世子 英語表現研究 36 (0), 1-15, 2019-06-01

    <p>  The famous playwright, Eugene O’Neill (1888-1953), not only wrote scripts and screenplays for his productions but also applied his own hand to designing sets and scenes for the stage. While …

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  • 翻刻 北村喜八作「ユージン・オニール」

    山名 章二 International Journal of Human Culture Studies 2019 (29), 119-128, 2019-01-01

    <p> これは草稿転写の報告だが, 解読に詰めも残しており, 資料の紹介ノートと呼ぶのがふさわしい. 原本は日本放送協会のラジオ放送劇の脚本で, 金沢市在石川近代文学館に北村喜八関連資料の一として所蔵されている. 放送は日本の連合国軍への降伏からほぼ三年後, 1948年8月であった. 築地小劇場に始まり演劇界で広範に活躍し, 英米さらにドイツの文学作品を幅広く翻訳出版, 数多の著書を公刊, …

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  • Dr. Garfieldのメモリアル・イベントに参加して

    棚橋 佳子 情報の科学と技術 68 (1), 25-29, 2018

    ...<p>本稿ではユージーン・ガーフィールド博士の追悼行事の一環として昨年9月15日-16日2日間にわたり米国フィラデルフィアにて行われたシンポジウム “Commemoration and Celebration of the life of Eugene Garfield 1925-2017”について報告する。...

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  • 一流柔道選手への体力強化サポートとトレーニング法の開発

    有賀 誠司 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 24-24, 2018

    ...</p><p>1.柔道競技における筋力トレーニングの変遷</p><p> 柔道の創始者である嘉納治五郎は、1900年頃からヨーロッパのユージン・サンドウの筋力トレーニング法を採用し、柔道における体力強化の主要な手段として国内で啓発活動を推進した。しかし、嘉納の没後、柔道選手の筋力トレーニングへの取り組みは消極的となり、技を重視する傾向が長く続くことになる。...

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  • ピアノ演奏における体験過程 : 曲理解の推進とフェルトセンス

    山形, 碧子 Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要 7 101-110, 2017-03-18

    ...ユージン・ジェンドリンは、まだ言葉になっていない漠然とした感じであるフェルトセンスに注目し、人間の生の感覚として刻一刻と変化し流動していく体験過程を提唱した。音楽心理学における研究は、従来、知覚や認知、感情の観点から研究がおこなわれてきたが、体験過程という視座からの研究は国内外でみられない。...

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  • Dr. Garfieldが開拓した情報資産,分析手法の活用:科学技術政策研究を事例として

    伊神 正貫 情報の科学と技術 67 (11), 589-593, 2017

    ...<p>本稿では,ユージーン・ガーフィールド博士が開拓した情報資産や分析手法が,科学技術政策研究において,どのように活用されているかを,科学技術・学術政策研究所(NISTEP)におけるScience Citation Indexを用いた調査研究やサイエンスマップ調査の展開,これらの調査と科学技術政策立案との関係の変化を事例として概観する。</p>...

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  • 情報科学の開拓者としてのDr. Garfieldの足跡 その主要業績,社会貢献,経営者として

    PENDLEBURY, David A. 情報の科学と技術 67 (10), 546-549, 2017

    ...<p>ユージン・ガーフィールドは20世紀後半の情報革命の牽引者であった。彼は,著者が自分の論文の中の引用文献で作ったリンクを活用して,引用索引を科学文献検索の世界に導入した。引用索引は,研究者に新たに正確な情報検索の手段を提供するだけでなく,科学文献から科学の構造と動向研究を可能にし,科学をマッピングする方法に拡大するとともに,国,研究機関,雑誌,著者の研究のパフォーマンス分析にも導入されている。...

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  • エンパワメント科学:だれもが主人公 新しい共生のかたち

    安梅 勅江 認知神経科学 19 (1), 1-6, 2017

    <p>【要旨】エンパワメント(湧活)とは、人びとに夢や希望を与え、勇気づけ、人が本来持っているすばらしい、生きる力を湧き出させることである。</p><p> 人は誰もが、すばらしい力を持って生まれてくる。そして生涯、すばらしい力を発揮し続けることができる。そのすばらしい力を引きだすことがエンパワメント、ちょうど清水が泉からこんこんと湧き出るように、一人ひとりに潜んでいる活力や可能性を湧き出させるこ…

    DOI Web Site 医中誌

  • Dr. Garfieldの論文の計量書誌学的分析

    小野寺 夏生 情報の科学と技術 67 (12), 639-642, 2017

    <p>Dr. Eugene Garfieldの執筆論文について計量書誌学的分析を行った。Web of Science Core Collectionから検索された1,543件の記事のうち,97件の原著論文(“article”に分類)について,以下の分析を行った:(1)単著/共著の割合,及び主な共著者,(2)参考文献がよく発表された雑誌及びよく参照された論文,(3)Garfieldの論文をよく引用…

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  • Dr. Garfieldの追想

    山川 隆司 情報の科学と技術 67 (9), 480-484, 2017

    <p>ISIの創始者であり,情報産業界の巨人であるDr. Garfieldが2017年2月26日,91歳で亡くなった。同業界におけるDr. Garfieldの功績は枚挙にいとまがない。私は,公私ともに約半世紀に亘り彼と親交を深めてきた。今回は,友人としての観点から巷間には知られていないDr. Garfieldのあるがままの人物像,また,数々ある業績・商品群を生み出した背景を,彼のエピソードを通じ…

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  • 平滑筋Ca<sup>2+</sup>シグナルにおけるミトコンドリアとミトフュージンの生理的意義

    山村 寿男, 鈴木 良明, 今泉 祐治 日本薬理学雑誌 149 (6), 260-263, 2017

    ...(mitofusin)である.ミトフュージンを介した両オルガネラの構造的な共役は,Ca<sup>2+</sup>マイクロドメインにおける機能連関の効率化に関与しているため,その機能破綻は疾患につながる.本総説では,平滑筋細胞内のCa<sup>2+</sup>環境を整えるミトコンドリアの生理機能とそれを支える構造的分子基盤であるミトフュージンについて概説する....

    DOI Web Site PubMed 参考文献36件

  • 防災訓練とレジリエンス向上のための自転車レースDesaster Relief Trials

    原 忠信 日本デザイン学会研究発表大会概要集 64 (0), 292-, 2017

    ...オレゴン州ポートランドで2012年に生まれたDesaster Reliaf Trials(以下DRT)は災害を想定した自転車レースであり、オレゴン州内のベンド、ユージーンの他、シアトル、サンフランシスコやメンフィスなど他州の都市に展開している。DRTは震災で発生したデブリにより自動車交通が寸断された状況で、自転車で物資を運ぶサプライランを想定したレースである。...

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  • 『逢坂越えぬ権中納言』の主人公と『源氏物語』 : 「さまよき人もなかりける」をめぐって

    金光, 桂子 京都語文 23 174-192, 2016-11-26

    『逢坂越えぬ権中納言』の後半、主人公が女君に涙ながらに思いを訴える場面における「さまよき人もなかりける」という表現は、主人公を賞賛するものではなく、文字どおり醜態を述べていると解釈すべきである。この表現は、『源氏物語』の同様の場面で夕霧や薫が「さまよく」振る舞っていること、また本物語の前半では主人公が「さまよき人」という印象を与えることとの対照においてなされたものである。『源氏物語』では薫らの「…

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  • 工学英語語彙学習支援システムの開発

    笹尾, 洋介, 小林, 誠, 加藤, 三保子, 池松, 峰男, 河合, 和久, レヴィン, ディヴィッド, ライアン, ユージン, 社河内, 友里, ササオ, ヨウスケ, コバヤシ, マコト, カトウ, ミホコ, イケマツ, ミネオ, カワイ, カズヒサ, シャコウチ, ユリ, Yosuke, Sasao, Makoto, Kobayashi, Mihoko, Kato, Mineo, Ikematsu, Kazuhisa, Kawai, Levin, David, Ryan, Eugene, Yuri, Shakouchi 雲雀野 = The lark hill 38 11-28, 2016-03-31

    type:P(論文)

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  • Nipperは主人の声を聞いていたか? : His Master’s Voice からのメッセージ

    増田 喜治 名古屋学院大学論集 社会科学篇 52 (4), 201-208, 2016-03-31

    Nipperの愛称で呼ばれたフォクス・テリア犬がラッパ型蓄音器に耳を傾け,鎮座してラッパから聞こえてくる亡き主人の声に耳を傾けている姿は,VictorとHMVのレコード(資料1)や蓄音器等に見られる懐かしの商標です。主人に対するNipperの思いと,声と音楽を蘇生して原音を忠実に再生する技のアイコンです。本研究ノートでは,「Nipperが実際,自分の主人の声を聞いたのか」を検証し,蓄音器から再生…

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  • フォーカシング創成期の2つの流れ : 体験過程尺度とフォーカシング教示法の源流

    田中, 秀男, 池見, 陽 Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要 6 9-17, 2016-03-08

    ...ユージン・ジェンドリンがフォーカシングを提唱したきっかけとして、カール・ロジャーズのもとで行われていた以下の2つのリサーチ結果が、著作『フォーカシング』 (Gendlin, 1981) で挙げられている。「1.心理療法の成功と相関があったのは、クライエントが“何を”話したかではなく、“いかに”話したかであった」「2.心理療法が成功するか/失敗するかは、ごく初期の面接から予測できてしまう」。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 罪悪感をからくも逃れて

    山名 章二 International Journal of Human Culture Studies 2016 (26), 551-571, 2016

    <p>Eugene O’Neillが異例の長時間をかけ苦吟の末に完成した戯曲<i>Days Without End</i> (1934)は説得力を持つものにはならなかった. 本論は草稿類の検討により創作の推移を跡づけ, 戯曲の趣意を探る. その結果, 特に手子摺った結末が明らかにするのは, 中心人物の戯曲の虚構空間での課題が執筆した自伝的小説のモデルとした自らの不倫に行き着いた人生と, …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 映画作品分析に基づく主人公に対する行動支援研究(インタフェース,映像表現・芸術科学フォーラム2016)

    今井 歩久登, 菅野 太介, 三上 浩司, 近藤 邦雄 映像情報メディア学会技術報告 40.11 (0), 291-293, 2016

    近年、映像コンテンツの増加に伴い、シナリオの需要も増加傾向にある。本研究ではシナリオ執筆者のために、主人公に対する他の登場人物の行動やセリフである態度の執筆を支援することを目的とした。まず既存の映画作品を調査した。登場時間が最長の人物を主人公と定義し、主人公に複数回接触している登場人物を中心に、主人公に対しての行動やセリフである態度描写を抽出した。その後、抽出した情報を動詞に抽象化して先行研究を…

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  • 拡張現実に基づき遠隔操作ロボットの表示システム開発

    カン・ドンフン, オ・ユジン, ポン・ジェファン, パク・シンソク, キム・スンユン ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2016 (0), 1A2-14a3-, 2016

    <p>It becomes increasingly essential to have unmanned robots and drones that can replace manned apparatus as to make works more efficient and safer when patrolling hazardous areas. This study …

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  • 「一致」という用語にまつわる間題点とジェンドリンによる解決案

    田中, 秀男 人間性心理学研究 33 (1), 29-38, 2015-09-30

    ...その一方、ユージン・ジェンドリンは、当プロジェクトの重要な論客であったにもかかわらず、「一致」という用語を使うことがごくまれである。本稿では、ジェンドリンが「一致」という用語にどのような間題点を感じ、解決を図ろうとしたのかを、彼の初期の主著『体験過程と意味の創造』の観点から解明する。この解決案により、フォーカシングにおける「ぴったり」という言葉を使う際に陥りがちな誤解を防ぐための留意点を提示する。...

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  • 工学英語語彙リストの開発

    笹尾, 洋介, 加藤, 三保子, Levin, David, Ryan, Eugene, ササオ, ヨウスケ, カトウ, ミホコ, レヴィン, デイビット, ライアン, ユージン, Yosuke, Sasao, Mihoko, Kato, David, Levin, Eugene, Ryan 雲雀野 = The lark hill 37 71-78, 2015-03-31

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  • ゲイル・プロジェクト : 一人の米兵による写真を通じた1950年代沖縄の再考

    Christy, Alan, クリスティ, アラン International journal of Okinawan studies 5 77-86, 2014-12-26

    ...ゲイル・プロジェクトとは、米国陸軍大尉チャールズ・ユージン・ゲイルによって1952 年に撮影された一連の写真を通し、アメリカによる初期の沖縄占領(1945 年から1960 年)の実態についての理解を深めようとする日米共同の歴史学的な取り組みであり、今後、アメリカと日本で写真やそれに関連する資料の巡回展を開催することが予定されている。...

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  • 尾崎翠研究 : 女主人公の影と彷徨

    青井 詩織 富大比較文学 7 59-70, 2014-12-12

    尾崎翠作品には「片恋・失恋」のモチーフが頻出し、登場人物はしばしば三人のうち、どの二人も組になってゐないトライアングル」を形成する。登場人物たちのほとんどは「儚いワガボンド」であり、影と共に歩き、影との対話を試み、そして、『地下室アントンの一夜』で彼ら自身が地下の住人となってしまう。分身文化の一つである映画に心奪われた翠は、モンタージュといった映画の技法を作品に取り入れたが、「分身」もまた視覚技…

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  • 勧懲の主人公

    西田 耕三 雅俗 13 27-41, 2014-07-15

    一 主人公の語義 / 二 『八犬伝』の主人公 / 三 『八犬伝』の勧善懲悪 / 四 勧懲の拡大・主人公の変質

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  • The Prisoner of Chillon における「牢獄」 : 変容した主人公

    中村, 博文, Nakamura, Hirofumi 千里金蘭大学紀要 / 千里金蘭大学図書委員会 編 11 101-111, 2014

    シヨン城はスイスのレマン湖畔の名城として、世界的な観光スポットである。かつてこの城内地下に、プロテスタントの闘士として自己の信念をあくまで貫き通そうとしたが故に幽閉されたBonivardと言う人物がいた。1816年詩人Shelley達とともにこの地を訪れた作者Byronは、このエピソードからThe Prisoner of Chillon …

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  • [訳論] 他者への反省以前的な架け橋を言い表す : 僕が生き進むことを君は促してくれるのか

    池見, 陽, 筒井, 優介, 橋場, 優子, 宮本, 一平 Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要 3 11-20, 2013-03-12

    ...カール・ロジャーズとユージン・ジェンドリンのプレゼンスの概念、及びジェンドリンのフェルトセンスとフェルトミーニングの術語が検討され、他者の理解がジェンドリンの交差の概念から考察される。本論を通してこのようなパースンセンタード及び体験過程的諸概念は、反省的及び反省以前的な意識のあり方を土台として論じられている。...

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  • ひまわり、イワシ、そして覚知の拡大

    池見 陽 トランスパーソナル心理学/精神医学 13 (1), 14-23, 2013

    ...この論文では、フォーカシング指向心理療法の実践の 底流をなすユージン・ジェンドリンの哲学について明 らかにしながら、身体化(embodiment)というテー マを探究していく。またこの論文には仏教思想も少し 取り入れられている。この探究から、共身体化過程 (combodying) という言葉が生み出された。...

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  • 『檸檬』の主人公像 : 「不吉な塊」の解釈を中心に

    坂井, 健 京都語文 19 203-210, 2012-11-24

    梶井基次郎の小品『檸檬』の主人公を悩ませている「えたいの知れない不吉な塊」については、これまで何度も論じられてきたが、さまざまな見解があって、まだ解決していない。出典を指摘されつつも、あまり着目されなかった「売柑者之言」をとりあげつつ、『瀬山の話』の中の「檸檬」から『檸檬』への改稿の問題を考えることにより、「不吉な塊」とは、主人公にとって解決不可能であった、当時の「社会の虚偽」であることを論じた。

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