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外川 昌彦 日本研究 = NIHON KENKYŪ 60 39-94, 2020-03-31
本稿は、近代日本を代表する美術家・岡倉天心のアジア美術史に関する認識の転換を、1902 年のインド滞在中のベンガル知識人との多様な思想的交流の経緯を通して検証する。岡倉にとってインド美術史の探求は、ハーバート・スペンサーの社会進化論やヘーゲルの発展段階論に基づく芸術の単系的な発展モデルを克服し、アジア諸美術の「自然な成長」やその相互交渉を捉える視点を与えるものとなっていた。
DOI 機関リポジトリ Web Site
外川 昌彦 アジア・アフリカ言語文化研究 98 43-84, 2019-09-30
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DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
外川 昌彦 南アジア研究 2017 (29), 61-91, 2017-12-31
...ヴィヴェーカーナンダは、1893年のシカゴ万国宗教会議では、ヒンドゥー教をヴェーダーンタ思想を根幹とする合理的で体系的な宗教として西欧世界に紹介したことで知られ、今日ではグローバル化するインドの国民意識を体現する愛国主義者としても注目されている。そのヴィヴェーカーナンダの仏教への言及を、本稿では、次の4つの時期に区分して検討する。...
DOI Web Site 被引用文献1件
外川 昌彦 アジア・アフリカ言語文化研究 92 181-205, 2016-09-30
平野 久仁子 宗教研究 88 (Suppl), 342-343, 2015
DOI
冨澤 かな 現代インド研究 3 49-76, 2013-02
...ヴィヴェーカーナンダの普遍宗教論にもこの語彙は大きな役割を果たしている。いわゆる「肯定的オリエンタリズム」の一種と思われるが、しかしその用例を見ていくと、必ずしもいわゆるオリエンタリズムの構図におさまらないことがわかる。オリエンタリズムの核は、差別や蔑視よりむしろ、西洋が東洋について語りその本質を規定するという不均衡な構図こそにある。...
DOI HANDLE
平野, 久仁子 上智アジア学 = The Journal of Sophia Asian studies (29) 155-169, 2011-12-27
<特集>21世紀の南アジア(South Asia of the Twenty-first Century)
機関リポジトリ Web Site
山口, 泰司 明治大学教養論集 462 171-178, 2011-01-31
Article
機関リポジトリ HANDLE Web Site
山下 博司 宗教研究 84 (2), 529-552, 2010
...本稿では、こうしたヒンドゥー教徒としての確固たる自信・自負を抱かせる契機の一つとなったに相違ないインド近代における伝統思想の再編の問題を、重要な役割を果たし後世への影響力も大きいスワーミー・ヴィヴェーカーナンダの思想と運動を中心に考察する。...
DOI Web Site
平野 久仁子 南アジア研究 2009 (21), 87-111, 2009
...この万国宗教会議での演説は、ヴィヴェーカーナンダ自身にとっても、その後の伝道活動や、インド・カルカッタ(現コルカタ)での布教・教育・奉仕・医療活動を担うラーマクリシュナ・ミッション設立(1897年)へと向かう大きな転換点になったように考える。...
木村 宏輝 心身医学 48 (1), 37-44, 2008
...が,1988年からインド・バンガロール市のヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団と提携して全国のヨーガ教師に3年(180時間)過程のヨーガ療法専門教育を施し,2003年には日本ヨーガ療法学会も設立されている.このヨーガ研究財団付属の教育部門はインド中央政府の人的資源省(Ministry of Human Resource Development)の認定を受け,2003年にはヨーガ単科大学院大学となり,気管支喘息...
DOI Web Site 医中誌 参考文献7件
渡辺 浩希 印度學佛教學研究 51 (2), 957-953, 2003
甲田 烈 印度學佛教學研究 49 (1), 476-474, 2000
甲田 烈 印度學佛教學研究 47 (1), 462-460, 1998
増原 良彦 印度學佛教學研究 13 (2), 593-600, 1965