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検索結果 16 件

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  • 2度の妊娠中に高度水腎症を反復した膀胱尿管逆流症術後の1例

    前田 万里紗, 下地 彩, 水津 愛, 岩見 州一郎, 岡田 能幸, 野々垣 多加史 産婦人科の進歩 75 (1), 85-92, 2023-02-01

    <p>妊娠中に水腎症をきたすことは古くから知られている.今回われわれは,小児期に膀胱尿管逆流症(vesicoureteral reflux;以下VUR)手術を受けた妊婦が高度水腎症を繰り返し,治療に難渋したので報告する.症例は36歳,3妊1産.5歳時にVURに対する逆流防止術の既往があった.第1子妊娠中,妊娠17週で左腰痛が出現し左水腎症が判明し,妊娠26週には高度左水腎症と腎盂内の血腫を認める…

    DOI Web Site 医中誌

  • 卵巣成熟嚢胞性奇形腫から悪性転化した悪性黒色腫が小腸に転移再発した1例

    小林 弘尚, 田村 年規, 水野 友香子, 米山 華蓮, 定本 怜子, 石田 憲太郎, 徳重 悠, 前田 万里紗, 中川 江里子, 芦原 隆仁, 野々垣 多加史, 安藝 惠, 杉並 興, 佐々木 聖子 日本婦人科腫瘍学会雑誌 41 (1), 19-26, 2023-01-25

    <p>卵巣成熟嚢胞性奇形腫から悪性転化した悪性黒色腫の小腸転移再発を診断し,治療した報告はない.今回我々は同疾患に対し小腸部分切除を行い,術後補助化学療法を行った症例を経験したので報告する.症例は44歳,未産.卵巣腫瘍に対して左付属器切除を行い,病理組織学的検査で悪性黒色腫と診断された.術後15カ月で持続する貧血とCTでの小腸の拡張像を認めたため小腸転移再発を疑い,小腸部分切除を施行した.術後病…

    DOI 医中誌

  • 第1子時妊娠糖尿病および第2子時糖尿病合併妊娠においてチーム医療・短期間入院が有用であった1例

    三上 有希, 澤井 麻記, 山野 言, 前田 万里紗, 長嶋 一昭, 岩見 州一郎, 小林 由佳 糖尿病 65 (5), 223-229, 2022-05-30

    <p>糖代謝異常合併妊娠は周産期の母体・胎児リスクであり,安全な分娩のため当院では糖尿病専門医・産婦人科医・薬剤師・管理栄養士・看護師が連携して血糖管理を行っている.本症例はチームで血糖管理し問題点を共有することで,早期に入院管理に移行し血糖値を改善できた症例である.第1子時妊娠糖尿病:血糖管理困難のため短期間入院を提案.食事管理とインスリン量調節により必要なインスリン量まで1週間で到達できた.…

    DOI 医中誌

  • 両側卵管妊娠が疑われた1例

    藤井 剛, 前田 万里紗, 松岡 秀樹, 水津 愛, 岩見 州一郎 産婦人科の進歩 73 (3), 225-229, 2021

    <p>われわれは,2胚移植後異所性妊娠と診断し腹腔鏡手術にて左卵管膨大部の胎嚢摘出を行うも,手術後対側卵管妊娠の存続が疑われメソトレキセート(MTX)投与に至った症例を経験したので報告する.症例は32歳.前医にて2胚移植を施行後,異所性妊娠の疑いにて当科紹介となった.MRIでは両側付属器に径5-6 mm程度の胎嚢を否定できない像を認めた.腹腔鏡手術の術中所見では左卵管膨大部は径1 …

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  • 皮膚筋炎発症後,胸腔鏡および腹腔鏡下組織生検にて診断し得た腹膜癌の1例

    前田 万里紗, 岩見 州一郎, 松岡 秀樹, 水津 愛, 村上 寛子, 藤井 剛 産婦人科の進歩 73 (3), 238-246, 2021

    <p>膚筋炎は悪性腫瘍を高頻度に合併することが知られている.今回われわれは,皮膚筋炎を発症し胸腔鏡および腹腔鏡下組織生検の結果,腹膜癌と診断し得た1例を経験したので報告する.症例は78歳女性.手背や頸部などの掻痒を伴う皮膚発赤を主訴に近医皮膚科を受診し,皮膚筋炎が疑われ当院膠原病内科に紹介となった.両側手指にゴットロン丘疹を認め,頬頸部および四肢伸展部にも紅斑を認めた.筋炎症状は乏しかったがCK…

    DOI Web Site 医中誌

  • 片側の骨盤の靱帯に沿って進展したangiomyofibroblastomaの1例

    高 一弘, 藤井 剛, 前田 万里紗, 水津 愛, 村上 寛子 産婦人科の進歩 72 (3), 272-279, 2020

    <p>血管筋線維芽細胞腫(angiomyofibroblastoma;AMFB)は,主に中年女性の外陰部に発生する良性間葉系腫瘍であるが,ごくまれに骨盤内に発生することがある.今回われわれは,骨盤の靱帯に沿って発生するAMFBの1例を経験したので報告する.症例は76歳,2妊2産,8年前に他院で左鼠径ヘルニアの術前診断で手術を施行し,病理検査結果はAMFBであった.今回,下肢静脈瘤悪化のため当院循…

    DOI Web Site 医中誌

  • 子宮悪性腫瘍との鑑別が困難であったxanthogranulomatous inflammationの1症例と文献的考察

    水津 愛, 藤井 剛, 高 一弘, 前田 万里紗, 村上 寛子 産婦人科の進歩 72 (1), 1-7, 2020

    <p>Xanthogranulomatous inflammation(XGI;黄色肉芽腫性炎症)は,脂質に富む胞体をもつ組織球の集簇を主体とした炎症性肉芽腫の総称で,女性生殖器領域での報告はまれである.われわれは急速に増大し子宮悪性腫瘍との鑑別が困難であったXGIの1例を経験した.症例は78歳,3産.全身倦怠感,嘔気,頭痛のため当院受診.肺炎の診断でタゾバクタム/ピペラシリンを投与された.短期…

    DOI Web Site 医中誌

  • 静脈血栓塞栓症の管理中に大量出血を伴う進行流産に至った巨大子宮筋腫合併妊娠の1例

    松岡 秀樹, 村上 寛子, 前田 万里紗, 水津 愛, 岩見 州一郎, 藤井 剛 産婦人科の進歩 72 (3), 287-293, 2020

    <p>妊娠や巨大な子宮筋腫は静脈血栓塞栓症(以下VTE)のリスク因子である.今回われわれは,巨大な子宮筋腫を有する妊娠初期の女性にVTEが生じ,管理に苦慮した症例を経験したので報告する.症例は38歳,1妊0産,既往歴として7年前に多発子宮筋腫に対して筋腫核出術を施行されていた.今回,自然妊娠が成立し,前医で妊娠6週から切迫流産のため自宅安静の指示を受けていた.妊娠9週に深部静脈血栓症(以下DVT…

    DOI Web Site 医中誌

  • 茎捻転をきたした卵管脂肪腫の1例

    山西 恵, 村上 寛子, 前田 万里紗, 平田 侑里子, 水津 愛, 安原 裕美子, 藤井 剛 産婦人科の進歩 69 (1), 32-36, 2017

    <p>卵管脂肪腫はきわめてまれな腫瘍である.今回われわれは卵管脂肪腫茎捻転の1例を経験したので報告する.症例は62歳の1経妊1経産の女性で,4日間持続する下腹部痛を主訴に近医内科を受診後に当院紹介となった.初診時の診察で,左付属器領域に圧痛を認め,MRIにて左付属器にT1強調画像,T2強調画像でともに高信号を呈し,脂肪抑制T1強調画像で抑制される径6 …

    DOI Web Site 医中誌

  • HELLP症候群9例の臨床像の検討

    高橋 顕雅, 寺井 万里紗, 最上 晴太, 佐竹 由美子, 宇田 さと子, 横田 浩美, 高橋 良樹 産婦人科の進歩 63 (3), 284-288, 2011

    HELLP症候群(以下HELLPとする)は,溶血(hemolysis),肝酵素の上昇(elevated liver enzymes),血小板減少(low platelets)を呈する多臓器障害をきたす母体疾患である.発症時期,とくに分娩後の発症例(postpartum HELLP syndrome:産褥期発症HELLP)と分娩前発症HELLPとを比較検討した臨床研究は海外の報告を含め稀少である.…

    DOI Web Site 医中誌

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