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検索結果 51 件

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  • 難治性めまいへの弛まぬ挑戦

    將積, 日出夫 Toyama medical journal 34 9-14, 2024-03-31

    ...原因は卵形嚢から耳石が脱落し三半規管に迷入して生じ、後半規管型BPPVが約9 割、外側半規管型BPPVは約1 割である。治療には耳石を卵形嚢に移動させる浮遊耳石置換法が知られているが、ヒトでは耳石の移動を観察することは出来ない。本稿では、私が富山大学耳鼻咽喉科で継続してきた、浮遊耳石置換法の理解に役立つ世界発の膜迷路モデルの開発研究について紹介する。...

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  • 難治性めまいへの弛まぬ挑戦

    將積 日出夫 Toyama Medical Journal 34 (1), 9-14, 2024

    ...原因は卵形嚢から耳石が脱落し三半規管に迷入して生じ、後半規管型BPPVが約9割、外側半規管型BPPVは約1割である。治療には耳石を卵形嚢に移動させる浮遊耳石置換法が知られているが、ヒトでは耳石の移動を観察することは出来ない。本稿では、私が富山大学耳鼻咽喉科で継続してきた、浮遊耳石置換法の理解に役立つ世界発の膜迷路モデルの開発研究について紹介する。...

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  • サッケード眼球運動系と前庭動眼反射系の共通座標系

    高橋 真有 神経眼科 38 (2), 141-149, 2021-06-25

    ...<p> 眼球運動系は,前庭動眼反射(VOR)系に代表される反射運動系と,サッケードに代表される随意性眼球運動系から成っている.VOR系は,各三半規管の刺激によって,刺激半規管と同じ平面で眼球運動が起こることから,三半規管の三次元座標系を用いていると考えられる.随意運動系では,昔からの臨床報告例で知られる脳幹の水平注視麻痺やParinaud症候で知られる中脳病変による垂直注視麻痺の症例で,水平系と垂直系...

    DOI 医中誌

  • 三半規管無形成の小児5症例の平衡機能と聴覚の評価

    木村 優介, 加我 君孝 Pediatric Otorhinolaryngology Japan 40 (3), 242-248, 2019

    ...<p>目的:三半規管無形成5症例の前庭動眼反射と粗大運動発達の獲得および蝸牛奇形の有無とその聴覚機能について検討する。対象:両側三半規管無形成5名を対象とした。5名中4名がCHARGE症候群であった。方法:1.前庭動眼反射の評価2.粗大運動発達の評価3.側頭骨CTによる評価4.聴覚評価。結果:1.回転椅子検査:5名全例で無反応であり,半規管機能低下と判断した。...

    DOI 医中誌

  • 前庭性めまいの発症機序と慢性めまい治療における精神治療の役割

    堀井 新 心身医学 58 (6), 499-503, 2018

    ...内耳末梢には直線加速度を感知する耳石器 (卵形囊・球形囊), 角加速度を感知する三半規管が存在し, 頭部運動により変化した加速度を感知し, 前庭動眼反射および前庭脊髄反射により運動時の視覚や姿勢の保持に働いている. 末梢前庭の障害によりこれらの反射に異常をきたし, めまいやふらつきを発症する.</p><p>慢性めまい患者では前庭疾患の有無にかかわらず, 約70%に不安症やうつを合併している....

    DOI Web Site 医中誌

  • 加齢変化に伴う感覚器障害とQOL

    加我 君孝 ファルマシア 54 (11), 1015-1015, 2018

    ...五感のうち視覚を除く4つが耳鼻咽喉科が対象とする感覚器である.すなわち,聴覚・嗅覚・味覚・触覚である.聴覚は音という物理的感覚で,嗅覚と味覚は化学感覚である.触覚は体性感覚である.平衡覚は従来の定義の五感には入らない.前庭三半規管が平衡覚の受容器であることが明らかになったのは19世紀という新しいことである.ギリシャの哲学者は視覚と聴覚を遠距離感覚,嗅覚と味覚を近距離感覚と呼んだ....

    DOI

  • はやサトル: 加速度センサを用いた速度認知デバイス

    谷地, 卓, 星島, 佑哉, 清水, 哲也 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2016論文集 2016 236-238, 2016-11-05

    ...内耳では三半規管にリンパ液が流れることで,ヒトは加速度を感じることができる.これは飛行機やエレベータなどで体感することができる.しかしそれに対して,ヒトは速度を直接的に認知することができない. そこで今回はヒトが認知することができない速度を計測し,認知できる感覚で伝えるウェアラブルなデバイスを開発する.また,開発したデバイスを使用し,効果の検証を行う....

    情報処理学会

  • 感覚器の老化と抗加齢医学

    肥塚 泉 日本耳鼻咽喉科学会会報 119 (2), 87-93, 2016

    ...平衡感覚の受容器である三半規管や耳石器からの情報は, 経核, 舌下神経前位核, 前庭小脳などで構成される, 神経積分器の一種である neural store に入力している. neural store には前庭系からの入力以外に, 体性感覚情報 (深部知覚情報) や視覚情報も入力している. これら3つの感覚情報が neural store で統合処理されて平衡感覚が保たれている....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献19件

  • 開頭腫瘍摘出術後に前庭機能障害を呈した中耳悪性腫瘍の一例

    谷内 涼馬, 山本 浩基, 田代 桂一, 道広 博之 理学療法学Supplement 2014 (0), 0906-, 2015

    ...悪性所見を伴った骨浸潤を認めたため,三半規管は摘出された。術後より悪心・嘔吐,頭位変換に伴う回転性のめまいを認め,歩行時のふらつきが強く自立歩行困難であった。術後3日より,バランス機能改善目的で理学療法開始となる。【経過と考察】理学療法は平行棒内歩行より開始し,術後1週のFunctional Balance Scale(FBS)は15点であった。...

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  • 回旋性眼振と後半規管型良性発作性頭位めまい症

    肥塚 泉 神経眼科 32 (1), 3-10, 2015

    ...眼振には衝動性眼振と振子様眼振があるが,一般的には衝動性眼振を指す.眼振は,三半規管,耳石器やその伝達路である前庭神経の障害によって生じた,前庭動眼反射のアンバランスによって生じる.良性発作性頭位めまい症は,全めまい疾患の30〜40%を占める.中高年の女性に好発する....

    DOI 医中誌

  • 側頭骨chondroblastomaの1手術例

    湯澤 美季, 新村 核, 堀 智勝, 澁谷 誠, 松尾 成吾, 朝来野 佳三, 善本 晴子, 白水 秀樹, 石田 敦士, 森山 貴 Japanese Journal of Neurosurgery 23 (1), 65-70, 2014

    ...頭部CT上右側頭骨内に37×34mm大の腫瘍が存在し下顎関節突起の一部に破壊像を認め, 内耳道と三半規管にも浸潤を認めた. 顔面神経モニターを用い, 機能温存可能な範囲で腫瘍を可及的に切除した. 術後一過性に軽度顔面神経麻痺を認めたものの改善した. それ以外の新たな神経脱落症状はなく独歩退院となった. 最終的な病理学的診断は生検と同様でchondroblastomaであった....

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • Region Growingを用いたCT画像からの内耳の3次元再構成

    遠藤 雅樹, 田中 敏幸 パーソナルコンピュータ利用技術学会論文誌 6 (1), 19-23, 2012

    ...しかし,内耳は非常に小さくまた三半規管の形状が複雑なため2 次元の断層画像から病変部位を判断することは困難である。そこで,内耳の形状を3次元表示して診断を行う技術が求められている。内耳の3次元再構成のためには,各断層画像から内耳の部分を抽出することが不可欠である。従来行われている画像処理手法では内耳の抽出に手動での操作が多くなってしまうという問題点があり,臨床における実用性という点で課題がある。...

    DOI Web Site

  • 高齢者では頭部回旋は内乱刺激となってバランスを崩しやすい

    大矢 敏久, 上村 一貴, 春田 みどり, 長谷川 隆史, 伊藤 卓也, 内山 靖 理学療法学Supplement 2011 (0), Ae0057-Ae0057, 2012

    ...しかし、頭部回旋を行った際に、加齢によって身体動揺が大きくなるのは、頭部回旋による三半規管への外乱刺激となったことが関係しているのか、それとも頭部を随意的に回旋させる随意運動が身体にとって内乱刺激となることが関係しているのかなどの機構は明らかにされていない。...

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  • 静的立位姿勢保持の制御方式の解明

    水澤 一樹, 江原 義弘, 田中 悠也, 古川 勝弥 理学療法学Supplement 2010 (0), AaOI1008-AaOI1008, 2011

    ...に相当するジャイロセンサーからのフィードバックを用いて立位姿勢が制御されることが示されており,加速度情報のフィードバック系として三半規管といった前庭系が重要である点は本研究結果からも裏付けられた.なお本研究では健常者を対象としたため,前庭系に異常を有する者を対象とし,本研究結果と比較検討することで,立位姿勢の制御方式をさらに明確にできる可能性がある....

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  • 診療の工夫  歩行障害の客観的評価法の検討

    高橋 佳孝, 萎澤 えり子, 肥塚 泉 耳鼻咽喉科展望 50 (3), 182-185, 2007

    ...前庭系には回転角加速度の受容器である三半規管と直線加速度の受容器である耳石器の2種類がある。三半規管系の出力のほとんどは外眼筋に分布している。一方, 耳石器の出力のほとんどは下肢の抗重力筋に分布していることを考えると, めまい患者が訴える平衡障害の程度を評価するにあたっては, 眼振所見の把握だけでは不十分と考えられる。...

    DOI 医中誌

  • 微小重力環境下における空間識形成

    肥塚 泉 耳鼻咽喉科展望 49 (5), 224-229, 2006

    On Earth, humans are constantly exposed to the gravity. During head and body tilts, the otolith organs sense changes in head orientation with respect to the gravitational vertical. These …

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  • Vestibular rehabilitationの紹介(ロマリンダ大学で学んで)

    下 嘉幸, 安倍 浩之, 小林 裕和, 福山 支伸, 浅井 友詞, 對馬 明, 興梠 英二, 小出 益徳, 田中 千陽, 田川 維之, 石元 泰子, 有木 隆太郎, 竹田 俊也, Kay Khoo 理学療法学Supplement 2003 (0), G0419-G0419, 2004

    ...末梢器官は三半規管,卵形嚢,球形嚢である。各器官には細毛が存在し,その細毛が頭部の傾きを感じ取り,第8脳神経を通して脳に伝えられる。VORは頭部の動きに対して注視の安定に働く反応であり,VSRは伸筋活動を促進したり,抑制したりすることにより全身の平衡を保つ反応である。...

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  • 回転方向知覚における視覚情報の前庭情報への影響

    宇和 伸明, 林 秀彦, 矢野 澄男 映像情報メディア学会大会講演予稿集 2003w (0), 34-34, 2003

    For display unit, visual information is the most critical information compared to other information such as vestibular information and haptic information. In order to check the validity of the …

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  • 人工飼育メバル仔稚魚期の器官形成と行動の変化

    鈴木 伸洋, 相田 聡 瀬戸内海区水産研究所研究報告 (1) 1-13, 1999-03

    ...産仔は1月の初旬に行われ,産仔直後の仔魚は胃と腸管,腎臓,肝臓,膵臓,脾臓,造血組織などの主要な臓器と鰾,三半規管,嗅覚細胞,視神経細胞および体の表面には,顔面および舌咽神経,体側迷走神経を構成する体表遊離感丘が十分に分化していた。頭部管器神経系は,体側の側線管器神経系よりも早く形成された。頭部孔器の完成は50日齢の全長17mmで,側線管器の形成は90日齢の全長約30mmであった。...

    日本農学文献記事索引

  • 温度眼振反応の三次元分析

    新井 寧子, 鈴木 淳一, HENN Volker, HESS Bernhard 耳鼻と臨床 35 (5), 869-875, 1989

    赤毛ザルの右目に電磁誘導コイルを植え, 温度眼振反応の眼球運動を三次元的に記録した. その結果, サルの外耳道に加えた比較的弱い温度刺激は, 水平, 垂直, 回旋性の成分を有する眼振を生じ, これらは互いに独立して変化することがわかつた. この温度眼振の起源は, 3つの半規管全ての関与を想定すると, 定性的には末梢で説明できるものであつた. しかし, 眼振の時間的経過からは, 中枢による量的, …

    DOI

  • 三半規管の発育と化骨について

    島田 和哉 Ear Research Japan 16 265-266, 1985

    Developmental biology is based on four dimensional observations, height, width, depth and time, and it includes stereology, pattern formation and biogenerics. Cartilagenous otic capsule in rats were …

    DOI 医中誌

  • 白血病症例における側頭骨所見

    土田 みね子, 川端 五十鈴, 野村 恭也 耳鼻咽喉科臨床 74 (3), 295-301, 1981

    A study of the temporal bones of a 38-year-old man with chronic myelocytic leukemia was reported. He manifested profound bilateral deafness four days before his death.<br>The study revealed the …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • 頭頸部外傷後遺症における聴覚障害および平衡機能障害について

    坂下 桂之助 日本耳鼻咽喉科学会会報 76 (8), 944-964, 1973

    ...<br>このほか中枢性眩暈にRomberg陽性や下肢の偏倚が多くこれは深部知覚の障害がかなり関与している.頭頸部外傷は受傷部位により一定の病像が現われるものでなく脳外傷の衝撃の方向CoupとCo-ntrecoup injuryで脳損傷の好発部位が決まることが多い.内耳においては蝸牛前庭三半規管の振盪による内耳難聴,前庭障害が起る.その他中枢,末梢の聴覚,平衡機能障害を区別できない合併したものがあり,...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 直線および回転角加速度の視運動性眼振に及ぼす影響

    徳永 修 日本耳鼻咽喉科学会会報 74 (1), 59-76, 1971

    ...著者は三半規管ならびに耳石器官への加速度刺激が視運動性眼振に対して如何なる影響を及ぼすかを検討する目的で実験を行った.<BR>実験方法: 被験者20名2組を対象とした. 直線加速度刺激はparallel swingおよび, 左または右側方へ被験者を加速移動させることによって行った. 回転角加速度刺激は振子様回転および, 左または右回転によって行ない, 眼振発来のない所謂閾値以下刺激とした....

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 体表面微細振動研究の諸問題

    ロールアツヘル フーベルト 耳鼻と臨床 12 (4), 209-217, 1966

    ...三半規管の内リンパ液がMVによつて一定の振動をなしていて, そこに存在する受容器は常に刺激されていると考えられる. その刺激が中枢へ伝えられることによつて, 人間は安静時でも方向知覚を保持するのであろう. この仮説の証明のために, 平衡障害患者と正常人で比較実験が行なわれ, 前者では周波数は高く, 振幅は小さいことが実証された (永淵, 1966). この仮説から次のことが考えられる....

    DOI 医中誌

  • 眩暈ニ關スル研究

    安原 功 Okayama Igakkai Zasshi (Journal of Okayama Medical Association) 47 (1), 153-163, 1935

    Über die physiologische Funktion der drei Bogengänge stellte Goltz (1870) die hydrostatische Hypothese auf und Mach-Breuer (1875) die hydrodynamische. Daher findet man seitdem und noch bis zum …

    DOI Web Site

  • 前庭迷路機能ノ實驗的研究 (第一回報告)

    安田 安治 耳鼻咽喉科臨床 21 (1), 105-150, 1927

    When Labyrinth is opened by the eliminating each ampulla of semicircular canal separately, a remakable change in labyrinth always follows as the result.<br>To obserbe, therefore, what effects has …

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  • 一壼腹櫛ノ造構並ニ官能ニ就テ

    ボウ シァム, 凸凹 山人 大日本耳鼻咽喉科會會報 18 (4), 409-424, 1912

    ...<br>(七)總テ三半規管ニ於テ諸櫛ノ過敏ナル側方ニ在ル毛細胞ハ即チ同時ニ内淋巴流ニ當ルトコロナリ。而シテ予ノ經驗ニ由レバ同側ヘ向フ眼球震盪ヲ惹起ス。<br>(八)之ニ反シテ過敏ナラザル側方ノ櫛毛細胞ハ斯種ノ内淋巴流ニ由リ刺戟状態トナレバ反對側ニ向フ眼球震盪ヲ起スシ。<br>(九)故ニ一側迷路ノ毛細胞總テ廣汎性刺戟状態トナレバ同側ヘ向フ眼球震盪現ハル。...

    DOI Web Site

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