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検索結果 655 件

  • 壁面照明によるサーカディアン照明が人に与える影響の検証

    川合 由夏, 三木 光範, 中本 絢景, 米田 浩崇, 槇原 絵里奈 同志社大学ハリス理化学研究報告 61 (1), 30-35, 2020-04-30

    執務者の生体リズムの乱れは,執務者の生産性や集中度の低下を助長する.この生体リズムの乱れを改善するために,天井照明の色温度を時間ごとに変更するサーカディアン照明システム(以下,サーカディアン照明)が提案されている.サーカディアン照明は,執務者の作業時における快適性や集中度を向上させるだけでなく,執務者の生体リズムの乱れを改善する.しかし,一般的なオフィスの天井照明には色温度や照度を変更できない照…

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  • 組込みシステム開発におけるYOLO v3を用いた注目物体検出手法の提案

    米田 浩崇, 槇原 絵里奈, 馬場 建, 前田 侑哉, 三木 光範 同志社大学ハリス理化学研究報告 61 (1), 36-40, 2020-04-30

    多数の要素を同時に考慮する必要がある組込みシステム開発において,熟練者が持つ暗黙的知識を初学者に伝えることで学習効率の向上が期待できる.本稿では,暗黙的知識が反映される視線情報に注目し,ウェアラブル型アイトラッカーを用いた注目物体検出システムを提案した.YOLO v3を用いた機械学習により注目物体を自動的に認識するシステムを構築し,組込みシステム開発におけるディスプレイ,問題用紙,Arduino…

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  • 音を付与した擬似窓が執務者に与える心理的効用の検証

    久留 亜沙美, 三木 光範, 川合 由夏 同志社大学ハリス理化学研究報告 60 (4), 229-233, 2020-01-31

    我々は窓の代替物として、ディスプレイを用いて窓を模した擬似窓を提案してきた。これまで、擬似窓には建物周辺のライブ映像を映写してきた。しかし、従来の擬似窓と実際の窓を比較した際に音が不足していた。そのため、本研究では無音の擬似窓と比較して、音を付与した擬似窓は効用が高くなるかを明らかにした。

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  • 圧力センサ内蔵BLEビーコンを用いた執務者の在離席検知と在席状況の可視化

    八十田 周作, 三木 光範, 前田 侑哉 同志社大学ハリス理化学研究報告 60 (4), 234-238, 2020-01-31

    本研究では圧力センサ内蔵BLEビーコンを用いた在席・離席管理手法を提案する。圧力センサ内蔵BLEビーコンを用いることで、執務者の負担を減らし、プライバシー面も考慮した。圧力センサ内蔵BLEビーコンのバッテリー消費を考慮し、適切な電波強度、送信間隔を設定するために、検証を行った。また、執務者の在席・離席をセンシングし、正しく在離席を検知できることを確認した。さらに在離席状況を分析する際に必要なログ…

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  • LiDARを用いた人流計測システムの作成

    池田 太郎, 三木 光範, 坂東 航, 米田 浩崇 同志社大学ハリス理化学研究報告 60 (3), 168-173, 2019-10-31

    本研究は,人流計測により,オフィス環境の改善を行うことを目的としている.従来の高精度のLiDARを用いた人流計測システムではコストがかかる問題点が存在する.本研究では,コモディティ化したLiDARを用いて人流計測システムを作成し,その精度検証を行った.その結果,LiDARから4m以内の人の位置推定の誤差は平均160mm以下であることを確認した.また,2台のLiDARの計測結果をリアルタイムに統合…

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  • 夏季において水色の壁面照明が人の涼暖感に与える影響

    川合 由夏, 三木 光範, 岡田 祥, 前田 侑哉 同志社大学ハリス理化学研究報告 60 (2), 94-99, 2019-07-31

    我々は,天井照明の色温度が人の涼暖感にどのような影響を与えるか検証を行ってきた.その検証の結果,天井照明の色や明るさが人の涼暖感に影響を与えていることが分かった.これは,天井照明の色や明るさの違いにより,視野内の環境が変化したため、人の涼暖感に影響を及ぼすと考えられる.しかし,一般的な室内では,天井照明の明るさや色温度を変更できない場合が多い.そこで,本研究では天井照明が一律点灯している場合を想…

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  • 擬似窓の輝度の違いが執務者の室内印象に与える影響の検証 : 擬似窓の輝度を100, 300, 1800 cd/m^2にした場合

    佐藤 華和子, 三木 光範, 村野 翔太, 米田 浩崇 同志社大学ハリス理化学研究報告 60 (2), 100-104, 2019-07-31

    我々は,ディスプレイに屋外のライブ映像を映写することで窓を模した擬似窓を提案している.これまでの擬似窓の研究により,擬似窓は窓と同等の効用が得られることが明らかとなっている.しかし、従来の擬似窓の輝度は実際の窓と比較して低い輝度であった.そのため,本研究では擬似窓の輝度を高くすることで擬似窓の効用がさらに向上するかを検証した.検証の結果,擬似窓の輝度を高くすると外界の変化に関する項目が高評価とな…

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  • 照明の照度が作業によるストレスに与える影響の検証

    平井 友樹, 三木 光範, 伊藤 稔, 中村 誠司 同志社大学ハリス理化学研究報告 60 (1), 8-13, 2019-04-30

    近年,オフィスでの執務におけるストレスや疲労が問題となっており,オフィス環境の改善に注目が集まっている.中でも,照明環境に注目した研究では,照明の明るさ(照度)とストレスに関する研究が行われているが,心電図を用いた研究は少ない.心電図はウェアラブル端末を用いることで容易に取得でき,執務の妨げになることなくストレスの測定が可能である.一方で,人によって好みの照度が異なるということが分かっている.本…

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  • オフィスにおける快適性の向上を目的とした執務環境の可変性の基礎的検討

    米田 浩崇, 三木 光範, 中村 誠司, 平井 友樹 同志社大学ハリス理化学研究報告 60 (1), 31-35, 2019-04-30

    近年,オフィス環境の改善に関心が集まっている.オフィスには多数の環境因子が存在するため,執務者の快適性を向上させるには環境因子を複合的に捉える必要がある.しかし,複数の環境因子が選択できる環境においてどのような環境が好まれるかについての研究はほとんど行われていない.そのため,複数の環境因子を制御できるシステムを構築し,システムの有効性を検証した.本実験で選択できる環境因子は天井照明による机上面の…

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  • LiDARを用いたオフィス内人流計測システムによるオフィス環境の改善

    池田, 太郎, 三木, 光範, 坂東, 航 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 647-648, 2019-02-28

    本研究では,コモディティ化したLiDARを用いて人流計測を行い,精度検証を行った.その結果,LiDARから4m以内の位置推定の誤差は20cm以下であり,実験環境での人の流れの計測精度は極めて高い精度であることを確認した.さらに,4台のLiDARを統合し,研究執務環境で正確に計測を行えることを確認した.研究執務環境のレイアウトを変更することで,人流が変化することを計測によって明かにし,オフィスレイ…

    情報処理学会

  • マルチスペクトルセンサを用いたウェアラブル型メラノピック照度計測デバイスの提案

    前田, 侑哉, 三木, 光範, 坂東, 航 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 189-190, 2019-02-28

    近年,サーカディアンリズムに影響する光の明るさ単位であるメラノピック照度に注目が集まっている.メラノピック照度は,執務者の睡眠の質に影響を与えるが,容易な計測手法や機器が存在せず,長時間の曝露量が与える睡眠の質への影響検証は行われていない.本研究では安価なマルチスペクトルセンサを用い,提案する計算手法により,メラノピック照度計測を容易にし,さらに計測デバイスをウェアラブル化することで,長時間にお…

    情報処理学会

  • 圧力センサ内蔵BLEビーコンを用いた在離席検知と在離席状況の可視化

    八十田, 周作, 三木, 光範, 神田, 章博 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 649-650, 2019-02-28

    オフィス環境における執務者の在離席を定量的に分析する手法は確立されていない.本研究ではオフィスにおける在離席管理を容易にする手法を提案する.Bluetooth通信が内蔵されている圧力センサを椅子に組み込むことで,執務者の在席・離席をセンシングし,正しく在離席を検知できることを確認した.在離席状況を分析する際に必要なログデータを蓄積するシステムを構築した.提案システムをオフィス模擬した実験室におい…

    情報処理学会

  • 休憩時の照明環境がリラックス度に与える影響の検証

    伊藤 稔, 三木 光範, 平井 友樹, 中村 誠司 同志社大学ハリス理化学研究報告 59 (4), 211-216, 2019-01-31

    近年,オフィス環境における執務者の快適性の向上についての研究が広く行われている.オフィス環境の改善により,執務者の快適性が向上されることが報告されている.特に,照明環境の及ぼす影響が大きいとされ,照明を用いてオフィスの快適性を向上させる研究が行われている.しかし,照明の重要性が報告される一方で,現在のオフィスでは休憩時も執務時も同じ照明環境で作業をしている.休憩の質を向上させることはオフィスの快…

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  • 紙面作業において執務者の選好照度に環境音が与える影響の基礎的検証

    中村 誠司, 三木 光範, 平井 友樹, 伊藤 稔 同志社大学ハリス理化学研究報告 59 (4), 195-201, 2019-01-31

    近年,オフィスにおける執務者の快適性向上に注目が集まっており,オフィス環境と執務者の快適性に関する研究が数多く行われている.なかでも,光環境の改善は知的生産性の向上に繋がることが報告されており,執務者の希望する照度(以下,選好照度)を提供することが重要である.オフィスの環境要因として光・温度・空気・音・匂いなど多くの要因がある.そのため,オフィスの快適性を向上させるためには,単一の環境要因を個別…

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  • 光環境に対する満足度を考慮した照明の個別分散制御手法

    坂東 航, 三木 光範, 那須 大晃, 富岡 亮登 同志社大学ハリス理化学研究報告 59 (3), 146-151, 2018-10-31

    我々は各執務者が要求する照度と色温度を個別に実現する知的照明システムの研究を行っている。知的照明システムは複数のオフィスで実証実験が行われ、その有効性を示している。しかし、知的照明システムは照明の位置やオフィスレイアウトの関係により隣接する執務者が要求する大きく異なる照度および色温度を実現できない場合がある.そこで本研究では,満足度という指標を用いて,各執務者が満足できる照度および色温度を特定の…

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  • ARを用いた紙の触感を持つ電子書籍閲覧システムの検討

    山本 泰士, 三木 光範, 本田 雄亮, 中村 誠司 同志社大学ハリス理化学研究報告 59 (3), 152-162, 2018-10-31

    電子書籍は,タブレットやスマートフォンなどの端末で複数の書籍を読むことができるという印刷書籍にはない利点がある.しかし,電子書籍には本の重みや紙の手触りがないという問題がある.本研究では,拡張現実を用いて本の紙面に書籍のページを重畳表示することで,本の重みや紙の手触りを持った閲覧手法を提案する.本の持ち方によって,本のページは様々な形状に変化する.紙面の変化に合わせずに電子書籍を重畳表示すると、…

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  • 擬似窓が執務者に与える心理的効用に関して擬似窓周辺の壁面輝度が及ぼす影響の検証

    村野 翔太, 三木 光範, 富岡 亮登 同志社大学ハリス理化学研究報告 59 (2), 93-98, 2018-07-31

    近年,窓がないオフィスが増加している.また,病院や住宅などでも窓があっても景観が良好でない場合も多い.このような状況では,窓を通して良好な景観を見ることができず,閉塞感がある.そこで我々は,窓の代替物としてディスプレイを用いて窓の機能を持たせた擬似窓を提案し,執務者が擬似窓から得られる心理的効用を検証する.また,ディスプレイを用いた擬似窓において輝度が重要であると考えられる.なぜなら,擬似窓の見…

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  • 配光角が狭いカットオフ照明を用いた知的照明システムにおける照度・色温度提供精度の向上

    富岡 亮登, 三木 光範, 村野 翔太 同志社大学ハリス理化学研究報告 59 (2), 107-112, 2018-07-31

    我々はオフィスにおいて執務者が要求する照度および色温度を個別に提供する知的照明システムの研究を行っており,実オフィスでの実証実験により執務者の好みや執務内容によって適切な照度・色温度が異なることがわかっている.従来の知的照明システムでは,もともとオフィスに設置されているノンカットオフベースライトを1.8m間隔で設置して使用するが,この場合,全執務者が要求する照度・色温度を同時に提供できない場合が…

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  • 平面プリズムを用いた照明の分散制御とオフィスにおける個別照度の実現精度

    神田 章博, 三木 光範, 富岡 亮登, 那須 大晃, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 59 (1), 37-44, 2018-04-30

    我々はオフィスにおける執務の快適性向上を目的とした知的照明システムの研究を行っている.知的照明システムは,各照明を適切な明るさで点灯させることにより執務者が要求する照度を個別に実現する.しかし,使用する照明の配光特性と設置間隔およびオフィスレイアウトの関係により,執務者が要求する照度を個別に実現できないことがある.本研究では照明の配光特性に着目し,平面プリズムという光を屈折させる器材を用いて照明…

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  • モバイル端末のアプリケーション利用時における内蔵照度センサを用いたハンドジェスチャ認識手法の提案

    山下, 大輔, 間, 博人, 山本, 泰士, 本田, 雄亮, 三木, 光範 情報処理学会論文誌 59 (2), 715-722, 2018-02-15

    近年,コンピュータの直感的な操作としてジェスチャ認識に注目が集まっている.専用のジェスチャ認識機器のみでなく,モバイル端末を用いたジェスチャ認識の研究がある.しかし,追加機器が必要であることや,カメラを用いることで消費電力やプライバシの問題が発生するなどの課題がある.本論文では,モバイル端末内蔵の照度センサを用いたハンドジェスチャ認識手法を提案する.端末表面の明暗変化を取得して,ハンドジェスチャ…

    情報処理学会

  • スマートフォンの片手操作時における照度センサを用いたジェスチャ認識

    山下 大輔, 間 博人, 山本 泰士, 三木 光範 同志社大学ハリス理化学研究報告 58 (4), 196-201, 2018-01-31

    近年,コンピュータの直感的な操作としてジェスチャ認識に注目が集まっている.専用のジェスチャ認識機器のみでなく,モバイル端末を用いたジェスチャ認識の研究がある.しかし,追加機器が必要であることや,カメラを用いることで消費電力やプライバシーの問題が発生するなどの課題がある.本研究では,モバイル端末内蔵の照度センサを用いたハンドジェスチャ認識手法を提案する.端末表面の明暗変化を取得して,ハンドジェスチ…

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  • 知的照明システムにおける狭角型照明を用いた照度実現精度の検証

    富岡 亮登, 三木 光範, 提中 慎哉, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 58 (4), 202-208, 2018-01-31

    我々はオフィスにおいて執務者が要求する照度を個別に提供する知的照明システムの研究を行っており,実オフィスでの実証実験により執務者の好みや執務内容によって適切な照度が異なることがわかっている.従来の知的照明システムでは,もともとオフィスに設置されている汎用的な照明を使用するが,この場合,全執務者が要求する照度を同時に提供できない場合がある.これは,一般的なオフィス照明は部屋全体を均一に照らすよう,…

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  • 執務者の照度・色温度に対する満足度を考慮した照明の個別分散制御手法

    坂東 航, 三木 光範, 那須 大晃, 富岡 亮登, 間 博人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2018 (0), 1M301-1M301, 2018

    <p>著者らはオフィスにおける執務者の快適性の向上と照明の消費電力の削減を目的として,知的照明システムの研究を行っている.知的照明システムは天井照明を個別に制御することで各執務者が要求する照度および色温度を実現する.しかし,隣接する執務者が大きく異なる照度および色温度を要求したとき,照明の位置とオフィスレイアウトの関係により,それぞれの照度および色温度を実現できない場合がある.そこで本研究では,…

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  • 自転車競技のヒルクライムにおけるスマートフォンを用いたペダリング支援システムの検討

    本田, 雄亮, 間, 博人, 村上, 広記, 津崎, 隆広, 三木, 光範 情報処理学会論文誌 58 (12), 2015-2022, 2017-12-15

    自転車競技では,定められたコースを効率的に走破するために,体力管理が重要となる.長い坂を登るヒルクライムでは,適切なペダリングが難しいため,体力消費が激しい.プロの競技者は,自身の感覚や経験に基づいたペダリング技術を持つが,初級者にはその技術の習得が難しい.本研究では,自転車競技のヒルクライムにおけるペダリング技術の向上を目指したペダリング支援システムの提案と開発を行う.提案するシステムは,自転…

    情報処理学会

  • オフィスにおける天井照明の光度制御を用いたセンサノードへのデータ送信手法

    間 博人, 堂面 拓也, 本田 雄亮, 三木 光範 J100-B (12), 1023-1032, 2017-12-01

    本論文では,オフィスにおいて既に普及しているコンピュータ制御によって調光が可能な天井照明を,人が感知できない範囲で光度制御することによって,屋内に設置した全てのセンサノードに対してデータを送信する手法を検討する.データの変調手法として,照明の光度制御による光強度変調手法及びパルス位置変調手法の2手法を提案する.また,センサノードでの復調手法として,時間微分及び相関係数を用いた復調手法とパルス位置…

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  • 知的照明システムにおいて壁面照明を用いて快適性と省エネルギー性を両立させる手法の基礎的検証

    田村 聡明, 三木 光範, 外村 篤紀, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 58 (3), 126-132, 2017-10-31

    我々は,オフィスにおける天井照明を個別に調光することで,各執務者に個別の照度環境を実現する知的照明システムの研究を行っている.知的照明システムにおいて,執務者の目標照度を満たすうえで必要がない天井照明に関しては,省エネルギーの観点から消灯する.しかし,その場合,執務者の周辺の空間が暗くなり,部屋の明るさ感が低下するため快適性が損なわれる.これを改善する方法として,消灯した照明を一定の低い光度で点…

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  • スマートフォンとBLEビーコンを用いた出席管理手法の提案

    嶋川 司, 三木 光範, 中原 蒼太, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 58 (2), 88-95, 2017-07-31

    著者らは出席管理システムの研究・開発を行なっている.現状の出席管理システムの導入にはコストがかかるという問題があった.そこで,本稿ではスマートフォンとBLEビーコンを用いた出席管理手法を提案する.提案手法を用いた出席管理システムを開発し、それを検証した。

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  • 執務者が携帯するビーコンを用いた在離席検知の知的照明システムへの応用

    山下 俊樹, 三木 光範, 中原 蒼太, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 58 (2), 79-87, 2017-07-31

    著者らはオフィスにおける執務者の快適性向上と照明の消費電力削減を両立する知的照明システムの研究・開発を行っている.知的照明システムは,各執務者が自身の机上面に置いた照度センサの測定照度を基に,個別に照明の最適化制御を行い,執務者それぞれが希望する照度(目標照度)を机上面に提供する.しかしながら,実際のオフィスに知的照明システムを導入したところ,執務者が在席,離席操作を失念するため,システム上の在…

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  • 各執務者に個別照度環境を提供する知的照明システムの電力使用量削減効果の検証

    中原 蒼太, 三木 光範, 那須 大晃, 富岡 亮登, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 58 (1), 31-38, 2017-04-30

    知的照明システムは必要な場所に必要な明るさを提供する照明制御システムである。いくつかの実証実験で得られた結果では、各執務者の選好する照度の平均値は均一照度(750lx)の場合の約半分であり、これにともなって消費電力も半減する。また、外光による省エネルギー性も15%程度あり、さらに残業時の離席状態に応じて著しい省エネルギー性を発揮する。これらのことを典型的なオフィスを例にして、シミュレータを用いて…

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  • 要求された照度と色度を提供するフルカラーLED照明実験室における照明制御方法の提案

    竹中, 智哉, 三木, 光範, 上南, 遼平, 中原, 蒼太, 間, 博人 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 755-756, 2017-03-16

    近年,光環境が人に与える影響についての研究が行われているが,多人数に対して実験を行うことができる大規模なフルカラー照明実験室は存在せず,目標の照度と色度を満たす大規模な実験室環境が必要である.本研究では,RGBY各色を1000段階で調光できるフルカラーLED照明29灯を使用し,RGBY信号値に対する照度および色度を保存したデータベースを用いて初期信号値を目標値周辺で点灯し,その後確率的山登り法で…

    情報処理学会

  • 執務に関して異なる照度に対する満足度の測定およびその結果に基づいた知的照明システムの新たな制御方式について

    那須, 大晃, 三木, 光範, 上南, 遼平, 提中, 慎哉, 間, 博人 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 279-280, 2017-03-16

    我々は執務者ごとに必要な照度を個別に提供する知的照明システムの研究を行っており,実オフィスでの実証実験では執務者が行う執務内容や個人の好みによって適切な照度が異なる結果を得た.しかし,隣接する執務者が大きく異なる目標照度を設定しても天井照明の物理的特性によりそれが実現できないことがある.ここでは,照度に対する満足度の計測方法を提案し,SD法を用いて人間の照度に対する満足度の特性を検証した.また,…

    情報処理学会

  • レイアウトを自由に変更可能なオフィスにおける知的照明システムの執務机周辺照明特定手法の提案

    冨田, 龍太郎, 三木, 光範, 上南, 遼平, 三輪, 和広, 間, 博人 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 489-490, 2017-03-16

    我々はオフィスにおける執務者が要求する照度を個別に提供する知的照明システムの研究を行なっている.レイアウトが可変なオフィスに知的照明システムを導入する場合,各執務者の要求する照度を提供するため各執務机周辺の照明を特定する必要がある.そこで照明を光度変化させ照度変化量より近傍照明を特定する.しかし,室内を歩く人の影が原因で照明特定を正しく行えない場合がある.本研究ではパターンマッチングで同傾向の照…

    情報処理学会

  • オフィスにおける執務者の個別照度を実現する照明の配置間隔と配光角について -狭角型照明を用いた知的照明システム-

    富岡, 亮登, 三木, 光範, 上南, 遼平, 提中, 慎哉, 間, 博人 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 491-492, 2017-03-16

    我々はオフィスにおいて執務者が要求する照度を個別に提供する知的照明システムの研究を行っており,実オフィスでの実証実験により執務者の好みや執務内容によって適切な照度が異なることがわかっている.従来の知的照明システムでは,調光調色可能な汎用型広角照明を天井に一般的な間隔(1.8 m)で設置するが,全執務者が要求する照度を同時に提供できない場合がある.ここでは種々の配光角を持つ照明を使用し照明の配置間…

    情報処理学会

  • モバイル端末とプロジェクタを利用したインタラクティブタッチシステムの検討

    相馬 啓佑, 間 博人, 山下 大輔, 村上 広記, 三木 光範 同志社大学ハリス理化学研究報告 57 (4), 271-276, 2017-01-31

    近年,大画面での情報共有を目的としたテーブルトップ型のインターフェースの研究が進んでいる.しかしながら,それらの研究の多くは大型のタッチスクリーンや赤外線センサといった外部機器を必要としているため,汎用性が高いとは言えない.そこで,我々はプロジェクタとモバイル端末のみを用いてプロジェクタの投影面を直接モバイル端末を用いて操作することのできるシステムを提案する.本稿で提案するシステムは赤外線センサ…

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  • スマートフォンと照度センサを用いた行動・位置推定手法の検討

    村上 広記, 間 博人, 山下 大輔, 相馬 啓佑, 三木 光範 同志社大学ハリス理化学研究報告 57 (4), 262-270, 2017-01-31

    近年,スマートフォンを用いた行動位置推定手法に関する研究が行われている.GPSを用いた位置推定手法は盛んに行われているが,GPSは消費電力が大きいことや屋内位置推定に使えないといった問題がある.本研究では服に取り付けた照度センサを用いて行動・位置推定を実現する.さらに,照度センサは GPS 受信機と違いネットワーク接続が不要で,省電力に駆動する.本論文では,ユーザの身につけた照度センサから…

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  • クラウド型知的照明システムにおける制御コンピュータの負荷削減手法の提案

    提中 慎哉, 三木 光範, 中原 蒼太, 外村 篤紀, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 57 (3), 191-197, 2016-10-31

    著者らはオフィスにおける執務者の快適性向上と消費電力の削減を両立する知的照明システムの研究・開発を行なっている.実際のオフィスに導入した結果,各執務者に個別照度環境を提供することによって,執務快適性の向上と大幅な消費電力の削減を実現した.実証実験結果今後,大規模なオフィスに導入されることを想定している.現在の知的照明システムは 1 エリアに 1 …

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  • BLEビーコンを用いて執務者の位置特定を行うビーコン型知的照明システム

    中原 蒼太, 三木 光範, 山口 浩平, 提中 慎哉, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 57 (3), 184-190, 2016-10-31

    我々はオフィスにおける執務者の快適性向上と照明の消費電力の削減を両立する知的照明システムの研究・開発を行なっている.実際のオフィスに導入した結果,各執務者に個別の照度環境を提供し,執務快適性の向上と大幅な消費電力の削減を実現した.しかし,実証実験より知的照明システムにおける離席操作を行わない執務者がいることがわかった.離席操作を行わない場合,執務者のいない場所の不要な照明が点灯し消費電力が増加す…

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  • スマートフォンを照度センサとして用いる知的照明システム

    桑島, 奨, 三木, 光範, 山口, 浩平, 東, 陽平, 間, 博人 情報処理学会論文誌 57 (8), 1775-1786, 2016-08-15

    著者らは,各執務者が要求する個々の明るさ(照度)を最小の消費電力で実現する知的照明システムの研究を行っている.知的照明システムでは,照度制御のために照度センサを用いているが,これにスマートフォンの内蔵照度センサを利用することが考えられる.これにより,システム導入時のコスト削減や保守性の向上等が実現できる.そこで本研究では,スマートフォンの内蔵照度センサを用いた知的照明システムについて検討した.ス…

    情報処理学会

  • マルチエリア型人感センサを用いた照明制御の検討

    伊藤 克也, 三木 光範, 寺井 大地, 中原 蒼太, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 57 (2), 146-151, 2016-07-31

    近年,人感センサを用いた照明制御による消費電力削減を期待し,人感センサを導入したオフィスが増加している.一方で,一般的にオフィスに用いられる赤外線センサに比べ,詳細に人の検知が可能なマルチエリア型人感センサの開発が進んでいる.本研究ではマルチエリア型人感センサによる人の検知に応じた点灯パターンの決定手法を提案し,マルチエリア型人感センサを用いた照明制御の検討を行う.マルチエリア型人感センサを用い…

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  • 拡張現実のための照明制御を用いた3次元位置推定手法の検討

    松井 健人, 間 博人, 山下 大輔, 相馬 啓佑, 三木 光範 同志社大学ハリス理化学研究報告 57 (2), 152-158, 2016-07-31

    拡張現実では,正確に仮想空間のオブジェクトを配置するために3次元位置推定が必要となる.拡張現実における3次元位置推定手法は2種類ある.1つはGPSや加速度センサ,地磁気センサ,赤外線深度センサ,超音波センサなどのセンサを用いた手法である.もう一つは実空間に設置したマーカの認識やフレームごとの特異点の比較などの画像処理を用いた手法である.本研究では,照明制御を用いた拡張現実における3次元位置推定手…

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  • プロジェクタとモバイル端末を用いた仮想タッチスクリーンの提案

    相馬, 啓佑, 間, 博人, 松井, 健人, 村上, 広記, 三木, 光範 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2016論文集 2016 1369-1373, 2016-07-06

    近年,大画面での情報共有を目的としたテーブルトップ型のインタフェースの研究が進んでいる.しかしながら,それらの研究の多くは大型のタッチスクリーンや赤外線センサといった外部機器を必要としているため,汎用性が高いとは言えない.そこで,我々はプロジェクタとモバイル端末のみを用いてプロジェクタの投影面を直接モバイル端末を用いて操作することのできるシステムを提案する.本稿で提案するシステムは赤外線センサや…

    情報処理学会

  • 実オフィスにおけるスマートフォン型照度センサを用いた知的照明システムの構築

    山口 浩平, 三木 光範, 上南 遼平, 寺井 大地, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 57 (1), 26-33, 2016-04-30

    著者らは,各執務者が要求する個々の明るさ(照度)を最小の消費電力で実現する知的照明システムの研究・開発を行っている.知的照明システムを実オフィスに導入した結果,執務快適性の向上と大幅な消費電力の削減を実現した.その一方で,従来の知的照明システムの照度センサは有線式であり,執務者のオフィス内の移動に対応していなかった.そこで本研究では,知的照明システムの照度センサとしてスマートフォンを導入し,実オ…

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  • 鉛直方向に移動可能な照明を用いた知的照明システムの検証

    外村 篤紀, 三木 光範, 川田 直毅, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 57 (1), 18-25, 2016-04-30

    著者らはオフィスにおける執務者の快適性と照明における消費電力の削減を両立する知的照明システムの研究・開発を行っている.知的照明システムを実際のオフィスに導入した結果,各執務者に個別照度環境を提供することによって,執務快適性の向上と照明点灯による消費電力の削減を実現した.しかし,現在の知的照明システムでは,隣接する執務者の要求する照度に大きな差がある場合,要求される照度を物理的に実現できない場…

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  • 知的照明システムにおける照度/光度影響度係数の稼働ログデータによる推定

    上南, 遼平, 谷口, 武, 三木, 光範, 間, 博人 情報処理学会論文誌 57 (3), 936-946, 2016-03-15

    著者らは,知的照明システムを実オフィスに導入し実証実験を行っている.実オフィスでは,知的照明システム導入時に照明の明るさ(照明光度)が照度センサで計測する照度に及ぼす影響度合い(照度/光度影響度係数)を計測し,その値を用いて照明を適切に制御する.照度/光度影響度係数はレイアウトの変更や照明の劣化等により変化するため,これらの環境変化に応じて照度/光度影響度係数を更新する必要がある.照度/光度影響…

    情報処理学会

  • 照度センサを用いずに個別照度を実現する知的照明システム:実オフィスに導入した知的照明システムの課題解決

    上南, 遼平, 三木, 光範, 寺井, 大地, 山口, 浩平, 間, 博人 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 605-606, 2016-03-10

    著者らは,執務者の要求する明るさを個別に提供する知的照明システムの研究を行っている.実オフィスに導入した結果,照度センサが書類等の影に隠れることで適切なフィードバック制御が行えず照明が必要以上に明るく点灯し,大幅な増エネになる状況が確認された.提案手法では,照度センサで机上面の明るさを測定するのではなく,照明の明るさを基に各執務者の机上面の明るさを推定する.机上面の明るさを推定することで,執務者…

    情報処理学会

  • PDRを用いたノンテリトリアルオフィスにおける在席・離席管理手法

    寺井, 大地, 三木, 光範, 上南, 遼平, 山口, 浩平, 間, 博人 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 427-428, 2016-03-10

    我々は執務者が要求する照度を実現する知的照明システムの研究・開発を行っている.知的照明システムでは在席・離席を手動で変更しているが、適切に変更しない執務者がいるため,不要な照明が点灯し,省エネルギー性が低下していた.また,ノンテリトリアルオフィスでは執務者の座席が固定されていないため,執務者の在席位置を管理することは容易ではない.そこで,スマートフォンと赤外線センサを用いて在席・離席状態を自動検…

    情報処理学会

  • マルチエリア型人感センサを用いた照明制御の最適化

    伊藤, 克也, 三木, 光範, 上南, 遼平, 寺井, 大地, 間, 博人 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 1033-1034, 2016-03-10

    人感センサを用いた照明制御による消費電力削減を期待し,人感センサを導入するオフィスが増加している.一方で従来の人感センサに比べ,詳細に人の検知が可能なマルチエリア型人感センサの開発が進んでいる.本研究では,マルチエリア型人感センサによる人の検知に応じた照明制御の最適化を行う.照明の配光曲線を用いて執務者に与える照度を推定し,照明の消費電力の和および執務者に必要最低限の照度と各検知箇所の推定照度の…

    情報処理学会

  • 紙への着色をユーザインターフェースに用いた色光制御システムの検討

    松井 健人, 間 博人, 岡田 基, 村上 広記, 三木 光範 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (4), 245-253, 2016-01-31

    近年,LED照明の急激な進化に伴い,赤,緑,青のような色を持つ光である色光を表現することが可能であるフルカラーLED照明が登場した.色光を制御することにより,ユーザに対して集中力の向上やリラックス効果などの様々な影響を与えることが分かっている.そのため,様々な環境において色光制御が必要となることが考えられる.しかし,同一屋内のLED照明を個別で制御する場合,色光制御には,昼光やディスプレイなどの…

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  • データベース化した目標照度と点灯パターンの組み合わせを基に光度制御する知的照明システムの基礎的検証

    上南 遼平, 三木 光範, 川島 梨沙, 寺井 大地, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (4), 223-231, 2016-01-31

    我々はオフィスにおける執務者の快適性向上と照明の消費電力の削減を両立する知的照明システムの研究・開発を行なっている.実際のオフィスに導入した結果,各執務者に個別の照度環境を提供し,執務快適性の向上と大幅な消費電力の削減を実現した.今後はさらに照明台数の多いオフィスに導入が検討されている.知的照明システムは1回あたり約1秒の照明制御を60から120回ほど行うことで各執務者の目標照度を実現する.しか…

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  • 外光照度分布の検証および机上面照度の推定手法の提案

    中林 弘光, 三木 光範, 町田 啓悟, 上南 遼平, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (3), 186-192, 2015-10-31

    著者らは知的照明システムの実証実験で表面化した照度センサの設置位置の課題を解決するために机上面に照度センサを設置せずに執務者に希望する照度を提供する新たな制御アルゴリズムを提案する。提案手法では、机上面以外の場所に設置した照度センサから各執務者の机上面の照度を推定することで希望する照度を提供する。机上面の照度は照明による照度と外光による照度を推定することで求めることができる。本研究では、室内の外…

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  • マルチエリア人感センサを用いた照明制御と知的照明システムの省エネルギー性能

    松下 昌平, 三木 光範, 中林 弘光, 上南 遼平, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (3), 179-185, 2015-10-31

    近年、詳細に人の位置の検出が可能なマルチエリア人感センサの開発が行われている。マルチエリア人感センサを用いた照明制御では、執務者が不在の箇所の照明を消灯することで消費電力を削減できる。一方、我々は各執務者の要求する明るさを実現し、かつ消費電力を削減する知的照明システムの研究を行っている。本研究では、実オフィスを想定した環境において、上記2つの照明制御における省エネルギー性能を比較検証する。

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  • 知的照明システムにおける照度センサの高機能化

    町田 啓悟, 三木 光範, 松下 昌平, 上南 遼平, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (3), 173-178, 2015-10-31

    現在の知的照明システムでは、在離席ならびに目標照度の変更に関し、Webユーザインタフェースを通して行なっている。しかし、Webブラウザを介した変更には手間がかかり、ユーザのストレスとなっていた。一方、照度センサのディジタル化することでEthernetを用いてパケット通信を行い、照度情報以外の情報伝達が可能になった。本研究では、ディジタル照度センサに在離席ボタンならびに目標照度の変更ボタンを搭載し…

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  • マルチエリア型人感センサを用いた在席・離席検知手法の検討

    寺井 大地, 三木 光範, 伊藤 克也, 上南 遼平, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (2), 113-119, 2015-07-31

    我々は執務者が要求する任意の照度値を任意の場所に最小の電力で実現する知的照明システムを提案している。実オフィスに導入し、各執務者の個別照度を実現することにより、快適性の向上と消費電力の削減を実現した。知的照明システムでは各執務者が在席・離席を手動で変更しているが、適切に変更しない執務者が多かった。そのため、執務者が不在であるにもかかわらず、不必要な照明が点灯しており、省エネルギー性が低下していた…

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  • BACnetを用いた知的照明システムの照明制御台数の削減について

    谷口 武, 三木 光範, 川島 梨沙, 吉田 拓馬, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (2), 126-132, 2015-07-31

    著者らは、オフィス環境の改善の研究を行っている。オフィスの環境を改善することで、執務者の生産性の向上やストレスの削減に期待ができる。そこで、著者らは、照明環境に注目し、照明個別分散制御(以後、知的照明システムと呼ぶ)の研究・開発を行っている。本システムを用いて各執務者が要求する明るさを提供することで、省エネルギーをも実現することが可能である。知的照明システムは、電力計、知的照明システム制御コンピ…

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  • 大規模なオフィスにおける知的照明システムの回帰係数精度の検証

    上南 遼平, 三木 光範, 川島 梨沙, 寺井 大地, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (2), 106-112, 2015-07-31

    我々はオフィスにおける執務者の快適性向上と照明の消費電力の削減を両立する知的照明システムの研究・開発を行なっている。実際のオフィスに導入した結果、各執務者に個別の照度環境を提供し、執務快適性の向上と大幅な消費電力の削減を実現した。今後はさらに照明台数の多いオフィスに導入が検討されている。一方、知的照明システムに有効な照明制御アルゴリズムとして、回帰係数を用いた適応的近傍アルゴリズム“ANA/RC…

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  • 照明と照度センサの配置図を用いた知的照明システムの検証

    上南 遼平, 三木 光範, 町田 啓悟, 川田 直毅, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (1), 48-55, 2015-04-30

    著者らはオフィスにおいて各執務者に個別の明るさを提供する知的照明システムの研究、開発を行っている。知的照明システムは、照明が照度センサの照度に及ぼす影響度合い(以下、照度/光度影響度係数)を導入先オフィスで事前に計測し、その値を用いて適切に照明光度を変化させる。しかし、照度/光度影響度係数の計測は知的照明システムの普及における障害である。また、頻繁に照度/光度影響度係数の計測を行うことはできない…

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  • タスクアンビエント照明方式を導入した知的照明システムの基本的検証

    三木 光範, 松下 昌平, 町田 啓悟, 伊藤 克也, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (1), 7-14, 2015-04-30

    我々はオフィスにおける各執務者に対して個別照度を実現する知的照明システムの研究・開発を行っている。知的照明システムは現在、東京都内の複数の実オフィスで実証実験が行われている。しかし、現在実証実験に用いられている知的照明システムでは、各執務者の要求する照度(目標照度)が物理的に実現不可能である場合が存在する。そこで本稿では、照射角度の狭いタスクライトと室内全体を照らすアンビエント照明を併用し、タス…

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  • 照度センサのみを用いて各執務者の要求した照度および色温度を提供する知的照明システムの検証

    三木 光範, 川島 梨沙, 谷口 武, 間 博人 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (1), 15-21, 2015-04-30

    我々は、オフィスにおいて各執務者に要求する照度および色温度を個別に提供する知的照明システムの研究および開発を行っている。知的照明システムでは、各執務者は色彩照度計をそれぞれ1つずつ保持する必要がある。しかし、色彩照度計は高価であることから、実オフィスへの導入が容易でない。そこで本稿では、色彩照度計を用いず各執務者に個別の照度および色温度を提供する照明制御手法を提案する。検証実験では、本提案手法と…

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  • ノンテリトリアルオフィスにおける座席自動決定方法の検討

    川田, 直毅, 三木, 光範, 清水, 祐希, 間, 博人 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 759-760, 2015-03-17

    ノンテリトリアルオフィスは座席を好みや気分によって選択できる.しかし,座席を自由に選択することによる座席の占有化や特定の執務者間で相席し続けることで交流機会が偏る問題の発生が懸念される.本研究ではそれらの問題を解決する方法として,乱数と配席ルールを用いたシステムによる座席の自動決定手法を提案する.その結果,配席ルールによって執務者間の交流機会を可変化が可能になった場合,執務者間の交流機会が促進す…

    情報処理学会

  • 知的照明システムにおける照度センサの多機能化

    町田, 啓悟, 三木, 光範, 松下, 昌平, 市野, 博, 間, 博人 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 347-348, 2015-03-17

    現在の知的照明システムでは,在離席ならびに目標照度の変更に関し,Webユーザインタフェースを通して行なっている.しかし,Webブラウザを介した変更には手間がかかり,ユーザのストレスとなっていた. 一方,照度センサをディジタル化することでEthernetを用いてパケット通信を行い,照度情報以外の情報伝達が可能になった. …

    情報処理学会

  • 複数機種のスマートフォンを照度センサとして用いた知的照明システムの検討

    桑島, 奨, 三木, 光範, 谷口, 武, 間, 博人 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 901-902, 2015-03-17

    著者らは,各執務者が要求する照度を最小の消費電力で実現する知的照明システムの研究を行なっている.また,このシステムにおいて照度制御のための照度センサとしてスマートフォンを利用することで,ユーザビリティの向上や導入コストの低減を図る研究を行っており,単一機種の利用を想定したシステムを確立した.しかし,スマートフォンに内蔵される照度センサは,機種により性能が異なり,オフィスのような複数機種のスマート…

    情報処理学会

  • BACnetを用いた照明の個別制御システムにおけるパケット数の削減について

    谷口, 武, 桑島, 奨, 三木, 光範, 間, 博人 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 507-508, 2015-03-17

    著者らは,各執務者の要求する個別照度を最小の電力で実現する知的照明システムの研究を行っている.また,知的照明制御システムの導入と運用の容易化を目的とし,BACnetを介した知的照明システムを提案している.しかし,BACnetを介した照明制御は,1秒間に個別制御可能な照明台数(パケット数)に限界がある.知的照明システムは,全ての照明の個別制御を繰り返すため,大規模環境において,この制御台数の限界が…

    情報処理学会

  • 知的照明システムにおける線形計画法を用いた照明制御アルゴリズム

    池上, 久典, 桑島, 奨, 三木, 光範, 間, 博人 情報処理学会論文誌 56 (3), 1090-1098, 2015-03-15

    著者らはオフィスにおける執務者の快適性向上と照明における消費電力の削減を両立させる知的照明システムの研究・開発を行っている.実際のオフィスに導入した結果,各執務者に個別照度環境を提供することによって,執務快適性の向上と大幅な消費電力の削減を実現した.省電力な点灯パターンの探索に採用している照明制御手法“ANA/RC”は,照明が照度センサに及ぼす明るさの大小(影響度)を回帰分析により学習し,明るさ…

    情報処理学会

  • 大規模な知的照明システムに対応した照度センサ近傍照明の抽出手法

    池上 久典, 松下 昌平, 三木 光範, 間 博人 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J98-D (3), 459-469, 2015-03-01

    我々はオフィスにおける執務者の快適性向上と照明の消費電力の削減を両立する知的照明システムの研究・開発を行っている.実際のオフィスに導入した結果,各執務者に個別の照度環境を提供し,執務快適性の向上と大幅な消費電力の削減を実現した.今後は更に照明台数の多いオフィスに導入が検討されている.一方,知的照明システムに有効な照明制御アルゴリズムとして,回帰係数を用いた適応的近傍アルゴリズム”ANA/RC”を…

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  • 異機種のスマートフォンを照度センサとして用いた知的照明システムの実現性の検証

    桑島 奨, 三木 光範, 松下 昌平, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (4), 301-307, 2015-01-31

    著者らは、各執務者が要求する明るさを最小の消費電力で実現する知的照明システムの研究を行なっている。知的照明システムは、執務者1人に対して1つの照度センサを所持し、各照度センサから照度情報を取得することで各照明を個別に制御する。この知的照明システムで用いる照度センサとして、スマートフォンをはじめとする異機種の照度センサを利用することが考えられる。そのため、著者らはスマートフォンを照度センサとして用…

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  • オフィスにおけるパーティションの色彩が執務者の選好照度および選好色温度に与える影響

    楠本 真弘, 三木 光範, 榊原 佑樹, 山田 幸平, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (4), 324-327, 2015-01-31

    本論文では、 照明の省エネルギー性の観点からみたオフィスにおける最適なパーティションの色彩について述べる。 パーティションの色彩と執務者の選好する光環境の関係を明らかにするために実験を行った。 実験では、 暖色系、 寒色系および無彩色を含む6色のパーティションとLED照明を用いて、 各執務環境における選好照度および選好色温度を検証した。 その結果、 …

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  • 執務者が認知する光度変化幅の検証に基づいた照度/光度影響度係数推定手法の提案

    榊原 佑樹, 楠本 真弘, 三木 光範, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (4), 317-323, 2015-01-31

    著者らは、知的照明システムを実オフィスに導入し実証実験を行っている。実オフィスでは、知的照明システム導入時に照明光度がセンサで実測する照度に与える影響度合い(照度/光度影響度係数)を計測し、その値を用いて照明を制御する。そこで、実測実験を行わずに照度/光度影響度係数を更新する手法を提案した。しかし、実オフィスに知的照明システムを導入した結果、執務者は目標照度の変更が極めて少ないことがわかった。こ…

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  • スマートフォンを用いた可視光通信によるオフィス内位置推定手法の検討および知的照明システムへの応用

    山口 浩平, 三木 光範, 桑島 奨, 松本 大樹, 間 博人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 1I55-1I55, 2015

    <p>知的照明システムは,各執務者が持つ照度センサから得られる照度情報をもとに照明を個別に制御し,選好照度を提供する.先行研究では照度センサに代わり,スマートフォンの内蔵照度センサを用いて知的照明システムを実現した. 知的照明システムでは,照度センサの位置を推定することにより,最適な点灯パターンを実現する.本研究では可視光通信による位置推定手法を提案し,最適な点灯パターンを従来よりも短時間で得ら…

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  • 知的照明システムにおける各照度センサに対応した照明制御範囲の決定手法

    町田 啓悟, 三木 光範, 松下 昌平, 山口 浩平, 間 博人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 2J31-2J31, 2015

    <p>知的照明システムシステムは,各照明の光度を各照度センサに及ぼす明るさの影響度合いによって分類し制御を行う.この分類は,照明を1灯ずつ点灯し,そのときの照度から求める必要があった.そこで,本研究では照明の分類にオフィスの配置図を用いる手法を提案する.また,照明の分類を制御対象の照度センサの照度状況によって可変的に決定する.これにより目標照度への収束時間が約60秒から約40秒に短縮できた.</…

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  • 室内における外光照度分布の検証および机上面外光照度推定手法の検討

    中林 弘光, 三木 光範, 谷口 武, 上南 遼平, 間 博人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2015 (0), 187-188, 2015

    著者らは知的照明システムの実証実験で表面化した照度センサの設置位置の課題を解決するために机上面に照度センサを設置せずに執務者に希望する照度を提供する新たな制御アルゴリズムを提案する.提案手法では,机上面以外の場所に設置した照度センサから各執務者の机上面の照度を推定することで希望する照度を提供する.机上面の照度は照明による照度と外光による照度を推定することで求めることができ,提案手法においてこれら…

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  • BACnetを用いた知的照明システムにおけるエリア分割制御について

    谷口 武, 三木 光範, 中林 弘光, 川田 直毅, 間 博人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2015 (0), 346-347, 2015

    著者らは,各執務者の要求する個別照度を最小の電力で実現する知的照明システムの研究を行っている.また,知的照明システムの導入と運用の容易化を目的とし,BACnetを用いた知的照明システムを提案している.しかし,BACnetを用いた照明個別制御では,1秒間に制御できる照明台数に限界がある.そこで,限られた照明制御台数で,より照明台数の多い環境を制御できる手法を提案する.本提案手法は,知的照明システム…

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  • 脳機能情報の対話型最適化への応用における嗜好のレベルの推定と課題

    田中 美里, 三木 光範, 山本 詩子, 廣安 知之 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 3F3OS19a5-3F3OS19a5, 2015

    <p>本研究では脳機能情報を活用して,ユーザに呈示するコンテンツや情報を感性に基づいて推薦することを目指している.実験では,脳機能計測によって得られたデータからユーザの感性的な評価の高さを段階的に推定し,その精度と課題について検討した.また,脳機能計測データを用いて対話型最適化による推薦のシミュレーションを行い,ユーザの嗜好のレベルの高いコンテンツが推薦されることを確認した.</p>

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  • 輝度を考慮した知的照明システムの基礎的検証

    松本 大樹, 三木 光範, 川島 梨沙, 上南 遼平, 間 博人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 2J32-2J32, 2015

    <p>著者らは,各執務者が希望した明るさを最小の消費電力で実現する知的照明システムの研究を行なっている.オフィス照明設計の分野では輝度設計が重要となってきており,著者らは画面輝度を考慮する照明制御アルゴリズムを提案した.しかしながら実際のオフィスでは,執務者全員に対して輝度計を使用することは容易ではない.そこで,輝度計を用いず,執務者の見ている画面輝度に応じた照度環境を提供する照明制御手法を提案…

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  • 知的照明システムにおける照度/光度影響度係数を用いない照明制御回数の削減

    上南 遼平, 三木 光範, 松下 昌平, 山口 浩平, 間 博人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 4H11-4H11, 2015

    <p>オフィスで執務者の要求する明るさを個別に提供する知的照明システムにおいて,収束制御回数を削減する手法を提案する.収束制御回数を削減するために従来では導入環境で事前に計測実験を行う必要があった.提案手法では,照明と照度センサの配置図を基に導入環境の照度シミュレーションを行うことで収束制御回数を削減する.提案手法を用いることで,計測実験の必要性をなくし,知的照明システムの導入容易性向上を狙う.…

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  • マルチエリア人感センサを用いた照明制御と知的照明システムの消費電力削減効果の比較検証

    松下 昌平, 三木 光範, 川島 梨沙, 上南 遼平, 間 博人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 2J33-2J33, 2015

    <p>近年,詳細に人の位置の検出が可能なマルチエリア人感センサの開発が行われている.マルチエリア人感センサを用いた照明制御では,執務者が不在の箇所の照明を消灯することで消費電力を削減できる.一方,我々は各執務者の要求する明るさを実現し,かつ消費電力を削減する知的照明システムの研究を行っている.本研究では,実オフィスを想定した環境において,上記2つの照明制御における消費電力削減効果を比較検証する.…

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  • 照度および色温度を連動制御することで照度センサのみで個別の照明環境を実現する知的照明システム

    川島 梨沙, 三木 光範, 町田 啓悟, 松本 大樹, 間 博人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 4H12-4H12, 2015

    <p>我々は,各執務者に要求する照明環境を提供する知的照明システムの研究を行っている,このシステムは,色彩照度計をセンサとし,照度・色温度を制御する.しかし色彩照度計は高価であり,実環境への導入が容易でない.そこで,照度・色温度を連動制御することで,色彩照度計を用いず各執務者に個別の照明環境を実現する手法を提案する.照度センサを用いることで,執務者が要求する照度およびそれに適した色温度を実現する…

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  • 在離席管理機構を組み込んだ知的照明システム

    奥西 亮賀, 間 博人, 池上 久典, 三木 光範 同志社大学理工学研究報告 55 (3), 236-243, 2014-10-31

    著者らは、任意の場所に任意の照度を実現する照明システム(以後、知的照明システム)の開発を行っている。知的照明システムの実用化にむけ、実際のオフィスに導入を行っている。知的照明システムは、執務者が離席している場合、その場所には明るさ(照度)が不要と判断している。導入システムでは、在席/離席の切り替えは、執務者がウェブ上のユーザインタフェースを通して行う必要があるが、在席/離席の切り替えが適切に行わ…

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  • 執務に最適な照度および色温度の組み合わせ

    本谷 陽, 間 博人, 奥西 亮賀, 三木 光範 同志社大学理工学研究報告 55 (3), 277-284, 2014-10-31

    我々は、執務者が要求する明るさを個別に提供する知的照明システムに関する研究を行っている。知的照明システムは、色彩照度計をシステムに組み込むことで、任意の場所に任意の照度および色温度を提供できる。執務者は、目標照度および目標色温度を設定するだけで、執務に最適な照度および色温度環境を構築できる。しかしながら、目標照度および目標色温度を設定する際、設定した照度に適した色温度を選択することは、執務者にと…

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  • 知的照明システムにおける各執務者に関する照明の影響範囲が照度収束速度および消費電力に及ぼす影響

    三木 光範, 町田 啓悟, 池上 久典, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (3), 271-276, 2014-10-31

    知的照明システムでは、個々の照明ごとの明るさを変化させることで各執務者らが個別に要求する明るさを最小の消費電力で実現する。これを効率的に実現するために、照明の明るさの変化がそれぞれの照度センサに与える影響度合い(照度/光度影響度)を用いる。知的照明の作成者は照度/光度影響度に対し閾値を設うけ、照明と照度センサの遠近を分類分けすることで照明の明るさの変化の方向付けや消灯制御を行う。現在、照度/光度…

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  • 人感センサを用いた照明制御システムと知的照明システムの消費電力削減効果の比較

    小野林 功昇, 三木 光範, 榊原 佑樹, 池上 久典, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (2), 202-208, 2014-07-31

    近年、人感センサによる照明制御システムを導入したオフィスが増加している。従来の一律点灯に 比べ、人感センサを用いた照明制御システムは、人感センサと紐付けされた照明のみ点灯させるため、エリア単 位での照明制御が可能である。しかし、エリア単位ではなく、各執務者が希望する光の明るさ(以下、目標照度) を満たすような調光制御を個別に行うことで、さらに消費電力の削減が可能であると考えられる。そこで本研究 …

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  • 天井に設置した照度センサを用いた外光照度推定手法の提案

    清水 祐希, 三木 光範, 榊原 佑樹, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (2), 196-201, 2014-07-31

    オフィスビルにおいて、照明に用いられる電力コストがビル全体の約20%を占めており、オフィスにおける照明の省エネルギー性の向上が望まれている。省エネルギーを実現する手法として、本稿では昼光利用に注目をした研究を行った。太陽の光がある部屋に与える明るさの分布を推定することにより、窓際の照明の光度を下げ省エネルギーを実現する手法である。また、先進ビルに導入が進んでいる天井照度センサを用いることで、新た…

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  • 無線センサネットワーク駆動型知的照明システムの開発

    岡田 基, 間 博人, 奥西 亮賀, 本谷 陽, 三木 光範 同志社大学理工学研究報告 55 (2), 209-217, 2014-07-31

    無線センサネットワークは、センシング機能を有する複数のコンピュータを無線通信によりネットワーク接続し、実空間の情報を収集する技術であり、様々な分野での実用化が期待されている。一方、オフィス空間を対象に執務者の要求に応じた照度を少ない電力消費量で提供することを目的とした知的照明システムを我々は研究・開発している。既に導入しているシステムは主に、一台の制御機能によって制御が行われており、負荷の集中や…

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  • タブレットUIをセンシング対象とした色光制御システムの提案

    奥西亮賀, 間博人, 本谷陽, 富吉佑季, 三木光範 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集 2014 1382-1385, 2014-07-02

    近年,情報技術の爆発的な普及によるユビキタス社会の発展に伴い,個人にあった環境を個別制御する技術に注目が集まっている.その中でも照明環境に着目し,任意の環境に任意の照明環境を提供する技術について考える.照明環境を制御する際には大きく分けて明るさを制御するものと色光を制御するものの2つが考えられる.我々は色光を制御することで様々な場面・場所に,任意の色光を提供する色光制御システムを考える.色には足…

    情報処理学会

  • 照度,色温度を用いた屋内エリア推定手法の検討

    市川燿, 間博人, 奥西亮賀, 三木光範 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集 2014 1779-1784, 2014-07-02

    近距離無線通信や可視光通信を利用したユーザーの屋内位置推定手法が現実味を帯び,屋内位置情報サービスの普及に期待が集まっている.これらの手法は,送受信に特殊な機器が必要な場合が多く,コストがかかる点が問題である.本研究では,既存の室内照明の照度および色温度を制御することで相対的な位置を推定する手法として,光度を用いた相対位置推定手法および色温度を用いた相対位置推定手法を提案する.光度・色温度を用い…

    情報処理学会

  • 外光照度分布のモデル式を用いた外光照度推定手法

    三木 光範, 中林 弘光, 池上 久典, 松下 昌平, 桑島 奨, 谷口 武, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (1), 53-58, 2014-04-30

    知的照明システムにおける実証実験の結果から、机上面に照度センサを設置しない新たな知的照明システムが必要であると考えた。この制御手法では、机上面の外光照度を推定する必要がある。そこで我々は外光照度の推定について研究を行っている。しかし前報の外光照度推定手法では、照度計測やモデル式の探索などに膨大な時間が必要であった。そこで本稿では室内の外光照度分布について検証を基に外光照度分布のモデル式を導出し導…

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  • 知的照明システムにおける照度収束時間削減のための近傍設計の提案

    三木 光範, 町田 啓悟, 池上 久典, 松下 昌平, 谷口 武, 桑島 奨, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (1), 59-64, 2014-04-30

    知的照明システムは、照明の明るさ(光度)を変化させ続けることで各執務者らが個別に要求する明るさ(照度)を最小の消費電力で実現する。また、光度の変化は、ちらつきを抑えるため現在の明るさの相対量で変化させている。従来の手法では光度変化に関し、変化範囲内の値を一様な確率で選択していた。しかし、明るさの変化は相対的な値となるため、光度の低い環境に執務者が移動したときなど目標照度を満たすまでに多くの時間を…

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  • 知的照明システムにおける無線照度センサの省電力性向上のための照明制御回数の削減

    三木 光範, 松下 昌平, 池上 久典, 中林 弘光, 町田 啓悟, 谷口 武, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (1), 19-27, 2014-04-30

    我々はオフィスにおける各執務者に対して個別照度を実現する知的照明システムの研究・開発を行っている。知的照明システムでは、照度センサは毎秒照度を取得し、照明制御用PCに送信しているため、ワイヤレス照度センサを用いて知的照明システムを制御した場合バッテリー持続時間に問題が生じる。本研究では、知的照明システムにワイヤレス照度センサを用いて制御を行った場合に生じる、バッテリー持続時間の問題を解決するため…

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  • 知的照明システムとBACnet 環境の統合

    三木 光範, 谷口 武, 池上 久典, 吉田 拓馬, 松下 昌平, 町田 啓悟, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (1), 46-52, 2014-04-30

    我々はオフィス環境の改善について研究を行っている。オフィス環境を改善することで、執務者の知的生産性の向上やストレスの削減などの効果に期待ができる。そこで、我々はオフィスの光環境に着目して研究を行っており、個別照度を実現する分散制御照明システム(以下、知的照明システム)を提案している。知的照明システムは、執務者の要求する照度を最適な照明の点灯パターンで実現し、省エネルギーの効果にも期待ができる。そ…

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  • 知的照明システムの照度センサに対するスマートフォンの利用可能性の検証

    三木 光範, 桑島 奨, 池上 久典, 東 陽平, 中林 弘光, 町田 啓悟, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (1), 65-71, 2014-04-30

    著者らは、各執務者が要求する個々の明るさ(照度)を最小の消費電力で実現する知的照明システムの研究・開発を行っている。知的照明システムでは、各執務者は照度センサを1つずつ保持し、照明の個別制御を行っている。この照度センサを用いる代わりに、スマートフォンに内蔵された照度センサを利用することが有効であると考えられる。そこで、本研究ではスマートフォンの内蔵照度センサを用いた知的照明システムについて検討を…

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  • 実オフィスにおける知的照明システムの目標照度実現性とWebUIによる在席管理の検証

    三木 光範, 池上 久典, 桑島 奨, 東 陽平, 中林 弘光, 藤本 祥平, 谷口 武, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (1), 38-45, 2014-04-30

    我々はオフィスの快適性と省エネルギーに寄与するため、知的照明システムを研究・開発している。本報告では、実オフィスに導入した在離席判定にWebUIを用いている知的照明システムについて報告する。導入した結果,消費電力を大幅に削減できることを確認した。しかしながら、数人のユーザが在離席情報を入力しておらず、本来の消費電力削減効果を発揮できていない現状もわかった。今後は在離席情報を正確に取得するための方…

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  • ICカードによる在席管理を導入した知的照明システムの省エネルギー性能

    三木 光範, 池上 久典, 松下 昌平, 東 陽平, 町田 啓悟, 藤本 祥平, 蔵野 裕己, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (1), 28-37, 2014-04-30

    我々はオフィスの快適性と省エネルギーに寄与するため、知的照明システムを研究・開発している。更に、不必要な照明を消灯することで、高い消費電力削減効果を高めている。これまでは、在離席情報の取得にWebUIを用いていたが、実オフィスの検証実験より、数人のユーザが在離席情報を入力しておらず、本来の消費電力削減効果を発揮できていない現状もわかった。そこで、ICカードを用いて在離席情報を取得する知的照明シス…

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  • ノンテリトリアルオフィスにおける座席自動決定システムを用いた配席手法の提案

    三木 光範, 亀井 勇佑, 長谷川 翔太朗, 清水 祐希, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 55 (1), 72-78, 2014-04-30

    知的作業の増加に伴う業務内容の変化により、オフィスは知的生産性を向上させることが要求されている。そこで我々は座席と机を共有するノンテリトリアルオフィスと呼ばれるオフィス形態に関する研究を行っている。この形態では各執務者の個人席が存在しないため、執務者が使用する座席の判断が必要とされる。しかし、これまでの研究から執務者が自由に座席選択を行うと、座席の占有や様々な交流の機会の促進の阻害が生じることが…

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  • 知的照明システムの影響度推定に有効な稼働ログデータ抽出手法

    三木 光範, 池上 久典, 東 陽平, 榊原 佑樹, 藤本 祥平, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 54 (4), 259-267, 2014-01-31

    我々は執務者の快適性向上と省電力を両立する知的照明システムの研究・開発を行っている。個別の光環境を実現する知的照明システムは、その有効性が認められ、既に実オフィスに導入されている。目標照度を実現することによって、部屋に提供する平均照度が下がり、省電力を実現した。本研究では、知的照明システムが制御に用いる影響度を、知的照明システムの稼働ログデータから推定するために有効なログデータの抽出手法を提案す…

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  • 運動時における最適な光環境の検証

    三木 光範, 藤本 祥平, 池上 久典, 東 陽平, 間 博人 同志社大学理工学研究報告 54 (4), 268-272, 2014-01-31

    本研究では、運動時における最適な色温度と照度の検証を行う。トレーニングジムの光環境を想定して、エクササイズバイクを用いて検証実験を行う。シャープ製4原色フルカラーLED照明を用いて任意の照度および色温度の光環境に対して実験を行った。実験結果より、運動中に好まれる光環境は一般的なオフィスの光環境とは異なることを明らかにした。また運動中に好まれる色温度は人によりさまざまであることも確認した。

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  • 個人の感性モデルを推定する商品推薦システム

    宮地 正大, 田中 美里, 山本 詩子, 廣安 知之, 三木 光範, 横内 久猛 同志社大学理工学研究報告 54 (3), 202-210, 2013-10-31

    本論文では,個々のユーザの持つ感性モデルを対話型遺伝的アルゴリズムを用いて同定し,その情報を用いた推薦手法を提案する.提案手法では,コンテンツの持つ特徴的な単語をコンテンツパラメータとして抽出し,単語間の類似度に基づく距離を有したコンテンツパラメータネットワークを構築した.このコンテンツパラメータネットワークによって構築された設計変数空間上で,対話型遺伝的アルゴリズムによる探索を進めることで,ユ…

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  • 外光の推定を基に個別照度を実現する知的照明システム

    三木 光範, 吉井 拓郎, 池上 久典 同志社大学理工学研究報告 54 (1), 21-28, 2013-04-30

    個別照度環境を実現する照明システムを実際のオフィスに導入したところ,机上面に照度センサを置くことが容易ではない状況が存在した.本研究では机上面に照度センサを置かずに個別照度環境を実現する照明システムの新たな制御手法を提案する.照度センサをパーティションの上など容易に設置できる場所に設置し,外光照度を測定する.照明による照度シミュレーションと照度センサから得られた外光照度を基にユーザの指定した位置…

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  • 照度分布の定式化によるリアルタイム外光照度分布推定手法

    三木 光範, 池上 久典, 吉井 拓郎, 東 陽平 同志社大学理工学研究報告 54 (1), 29-35, 2013-04-30

    オフィスビルにおける照明の消費エネルギーはオフィスビル全体の25 %を占めており,オフィスにおける照明の消費エネルギー削減が急務となっている.これを受けて近年では,昼光をよく取り入れたオフィスビルの提案や昼光変化に対応する照明制御システムの開発が盛んに行われている.そこで,本稿では昼光利用・昼光考慮において重要となる外光照度分布を高精度で推定する手法を提案する.室内の外光照度分布を定式化し,少数…

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  • 大規模オフィス環境における分散制御照明システムの制御に関する検討

    吉田健太, 三木光範, 平野裕也 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 705-706, 2013-03-06

    本実験では大規模なオフィス(1フロア)で個別照度を実現する分散制御照明システム(知的照明システム)を稼働することを想定し,その動作検証を行う.知的照明システムは実オフィスの一部分に導入し,その動作と有効性を確認している.今後は大規模なオフィスでの実証実験を予定している.そこで,大規模環境での実証実験の前にシミュレーションによって大規模環境における知的照明システムの動作を検証した.シミュレーション…

    情報処理学会

  • ラジコンヘリコプターを用いた大規模オフィスにおける机上面の照度分布の計測

    西山大貴, 三木光範, 下村浩史, 長谷川翔太朗 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 707-708, 2013-03-06

    本研究は大規模オフィスの机上面の照度分布の計測方法について提案を行なう.我々は,照度センサを積載したラジコンヘリコプターを用いることで机上面の照度分布を計測することを可能にした.実験では,3m×3m×2mの空間に対して,ワイヤレスの照度センサを積載したラジコンヘリコプターを飛行させて,机上面の照度分布を計測した.ラジコンヘリコプターの3次元座標を取得するために,2台のカメラの動画データのフレーム…

    情報処理学会

  • ノンテリトリアルオフィスにおける執務者交流可変型配席方法の提案

    長谷川翔太朗, 三木光範 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 701-702, 2013-03-06

    我々はノンテリトリアルオフィスにおいて座席選択を任意とした場合に発生する問題の解決策として,ユーザの座席における希望,利用履歴および乱数を用いて座席を決定する方法を用いた.これにより利用者の座席の選好および利用者間の交流の活性化が両立できることを確認した.我々はさらに,上記に加え配席ポリシーを基に座席を決定する配席方法を提案する.利用者間の水平的,または垂直的な関係の強化や協調作業における作業効…

    情報処理学会

  • 知的照明システムのクラウド化に関する研究:データ通信プロトコルの検証

    平野裕也, 三木光範, 吉田健太 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 709-710, 2013-03-06

    本研究では,クラウドサービスを用いて知的照明システムを構築した.知的照明システムをクラウド化することにより,システムの運用費・人件費を削減することが可能になる.知的照明シス テムをクラウド化すると,データ通信にインターネットを介することによる通信遅延時間が発生する.そこで TCPおよびUDP,2 つの通信プロトコルを用いて通信遅延時間の検証実験を行い.最 …

    情報処理学会

  • フルカラーLED照明による目標の照度および色度の実現方法

    十場嵩, 三木光範, 藤本祥平 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 337-338, 2013-03-06

    本研究では,フルカラーLED照明を用いて目標の照度および色度を実現する手法を提案し,その手法を基にシステムを構築し検証実験を行った.本手法では,色度シミュレータを作成し,照明点灯時のセンサ位置における照度および色度を予測する.システムではそのシミュレータの予測値を基に目標の照度および色度を実現する照明の点灯パターンを算出し照明を点灯する.シミュレータには,ニューラルネットワークの単純パーセプトロ…

    情報処理学会

  • ストループテスト時における脳血流変化と課題成績の関係性の検討

    福原 理宏, 三木 光範, 横内 久猛, 廣安 知之 同志社大学理工学研究報告 53 (4), 185-190, 2013-01-31

    本稿では、ストループテストによって生じる認知的葛藤が脳血流に及ぼす影響を、fNIRSを用いた多点計測によって検討を行なった.ストループテストでは、言語処理に関わるブローカ野を含んだ左半球下前頭回付近の脳活動が活性化するとされている.そのことから、この部位における脳血流変化の計測は多数行われている.しかし,fNIRSを用いた他の部位を含めた検討や、反応時間と脳血流の関連については十分に検討されてい…

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  • 知的照明システムにおける執務者の視野内輝度分布を考慮した照明制御手法

    三木 光範, 池上 久典, 江見 明彦, 東 陽平, 榊原 佑樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1D32-1D32, 2013

    <p>著者らは,執務者に個別の机上面照度を提供する知的照明システムの提案と実オフィスへの導入を行なってきた.一方,執務者の目が感じる光環境要因として輝度も重要であり,執務環境の輝度を考慮した照明制御を行うことで,更に作業快適性を向上できると考えられる.特にPC作業時には,画面輝度と周囲の輝度の比に選好する輝度比があることがわかった.そこで,執務者の視野内の輝度比を考慮した制御手法を提案する.</…

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  • タスクアンビエント照明における机上面均斉度を改善するアンビエント照明個別制御シミュレーション

    三木 光範, 村上 和有基, 榊原 佑樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1D45-1D45, 2013

    <p>本研究では,タスクライトを用いた机上面の均斉度を改善する照明システムを提案する.タスクライトを用いた様々な照明方式をシミュレーションし,比較検証を行った.机上面均斉度は,机上面の照度分布から算出し,その値が悪化しないように制約条件を設けた照明制御を行うことで,均斉度改善を行う.この結果より,提案手法を用いることでタスクライトを用いた机上面でも均斉度の改善が実現できることを確認した.</p>

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  • ノンテリトリアルオフィスにおける在離席管理に対するスマートフォンの応用手法

    三木 光範, 長光 翔一, 長谷川 翔太朗, 西山 大貴 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 2G15-2G15, 2013

    <p>ノンテリトリアルオフィスにおいて在席管理が重要であると考えられており,我々はICカードを用いた在離席管理システムを構築した.在離席の状態はユーザインタフェースで確認できるが,実際は執務者が退席しているにも関わらず,退席処理を行わなかった場合に,システム上では在席状態を保持する.スマートフォンのWi-Fi機能と無線LANとを利用した在席判断システムと併用することで,リアルタイムでの在席判断を…

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  • 数理計画法を用いて個別照度を実現する照明制御アルゴリズム

    吉田 健太, 三木 光範, 善 裕樹, 村上 和有基 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 4K11-4K11, 2013

    <p>我々は外光のない状況において個別照度を実現する照明の最適制御を提案した.この手法は照明が照度センサに及ぼす影響度合いを数値化し,数理計画法を用いることで,個別照度を実現する照明の光度を決定する.本論文は外光の照度を推定することで外光のある状況においても数理計画法を用いることで,個別制御を実現する.実験の結果,外光のある状況においても目標照度に収束し,外光の変化に適応することを確認した.</…

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  • 分散制御照明システムにおける照明光度とセンサ照度に関する影響度のログデータを用いた推定

    三木 光範, 榊原 佑樹, 善 裕樹, 吉田 健太, 池上 久典 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1D34-1D34, 2013

    <p>分散制御照明システムを実オフィスに導入した.実オフィスでは,照明の劣化やパーティションの設置等による執務環境の変化があるため,照明光度が机上面照度に及ぼす影響度は変化する.そこで,稼働ログデータを用いて数理計画法により影響度を推定する手法を提案する.本手法は,実オフィスで実測が困難な影響度を稼働ログデータから高精度で推定する.実測照度と推定照度の平均誤差を算出し,有用性を確認した.</p>

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  • リアルタイムfMRIによる対話型最適化システムの検討

    田中 美里, 山本 詩子, 三木 光範, 廣安 知之 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 3H3OS05b4-3H3OS05b4, 2013

    <p>本研究ではfMRI (functional Magnetic Resonance Imaging)を用い,人間の脳機能情報から嗜好や感性の情報を抽出し,対話型最適化に応用することを検討している.本稿では,複数の対象問題に対する被験者の賦活と選択行動の関係性を検証し,fMRIを用いた対話型最適化システムの要件に関して検証を行う. </p>

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  • 大規模空間の机上面照度分布計測におけるラジコンヘリコプターの応用

    三木 光範, 西山 大貴, 長光 翔一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1D44-1D44, 2013

    <p>本研究は大規模オフィスの机上面の照度分布の計測方法について提案を行う.照度センサを積載したラジコンヘリコプターを用いることで机上面の照度分布を推定することを可能にした.ラジコンヘリコプターの3次元座標を取得するために,2台のカメラから取得された画像上の2次元座標にDLT法を用いた.提案手法によって,什器が設置してある大規模空間の照度分布が計測可能になり,照明の環境改善にも活かせるようになっ…

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  • オフィスにおける在離席検出に対するカメラ画像の利用

    三木 光範, 奥西 亮賀, 長谷川 翔太朗 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1D46-1D46, 2013

    <p>本研究では,カメラ画像を利用した在離席検出システムを提案する.提案システムと圧力感知型着座センサとの精度比較実験を行い,提案システムの精度検証を行った.精度比較実験では,1台のネットワークカメラで4席について在離席検出を行ったが,実環境では雑音が多く,高精度で検出することは困難であった.そのため,カメラ画像解析のみだけではなく,他の手法と組み合わせることが必要であることがわかった.</p>

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  • 知的照明システムにおける光度・色温度連動型照明の効果

    三木 光範, 本谷 陽, 長野 正嗣 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1D33-1D33, 2013

    <p>著者らは,執務者に合わせて個別の光環境を提供する知的照明システムの研究を行なっている.色温度に関しては,色彩照度センサを用いることで実現できる.しかし,色彩照度センサが高価であるため,実オフィスでは照度センサのみを用いて制御を行い、色温度は照明ごとに手動で設定を行なっている.本研究では,色彩照度センサを用いず,光度と色温度を連動させることで,執務者ごとに個別の照度および色温度環境を実現する…

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  • 個別照度を提供する分散制御照明システムにおける照度センサの移動に適応する消灯メカニズム

    三木 光範, 東 陽平, 小野 景子, 吉井 拓郎 同志社大学理工学研究報告 53 (2), 92-98, 2012-07-31

    オフィスワーカに個別の明るさを提供する知的照明システムにおいて,照度センサの移動に伴った消費電力量削減のための消灯制御を提案する.本システムでは,照明の光度とセンサの照度における回帰分析から影響度を把握しているため,センサの移動の観点から照明を消灯できない.そのため,照度センサの移動検知を設け消灯している照明を点灯させる.これにより,センサの位置に応じて不要な照明を消灯し省エネルギー性を示した.

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  • 指定された照明環境を実現するLED照明システム

    谷口 由佳, 三木 光範, 小野 景子 同志社大学理工学研究報告 53 (1), 13-19, 2012-04-30

    近年、オフィス環境に注目が集まっており、光環境の改善は知的生産性の向上につながることが報告されている。また、光環境を変えることで人の生体リズムを整えることができると報告されている。我々はワーカーごとに個別に照度および色温度を提供するシステムを構築し、オフィスにおいて好まれる照度および色温度に関する実験を行ってきた。しかし、現在オフィスで一般的に使用されている蛍光灯は色温度の可変範囲に制限があり、…

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  • 照明器具に搭載可能な制御装置を用いた分散制御型知的照明システムの構築

    笠原 佳浩, 三木 光範, 小野 景子, 吉井 拓郎 同志社大学理工学研究報告 53 (1), 36-41, 2012-04-30

    著者らは,オフィス環境を対象とした照明制御システムである,知的照明システムを提案している.現在,知的照明システムは,実オフィスにて実証実験が行われている.知的照明システムは各照明器具に制御装置を搭載する分散制御型システムとして研究が行われてきた.しかし,実証実験では1台のPCですべての照明を制御する集中制御型システムが用いられている.これは,照明器具に搭載可能な制御装置の開発コストが大きかったた…

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  • 実オフィスに導入した知的照明システムにおける動作状況の可視化システム

    今宮 久夫, 三木 光範, 小野 景子, 笠原 佳浩 同志社大学理工学研究報告 53 (1), 20-28, 2012-04-30

    実オフィスに導入した知的照明システムにおける動作状況の可視化システムの構築を行った.知的照明システムは,オフィスワーカが要求する照度を提供することで消費電力の削減を実現する.実証実験では,トラブルが生じることがあった.知的照明システムでは分散最適制御をしているため,動作状況の確認が必要である.本研究では,詳細な動作状況の確認ができる可視化システムを構築した.この可視化システムを用いることで,照度…

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  • 知的照明システムにおける個別照度の実現範囲可視化システム

    伊藤 博高, 三木 光範, 小野 景子, 笠原 佳浩 同志社大学理工学研究報告 53 (1), 29-35, 2012-04-30

    我々は知的照明システムという個別照度を提供する照明制御システムを提案している.知的照明システムは各ユーザが要求する照度を実現するように照明の制御を行っている.しかしながら,近接するユーザ同士の目標照度が極端に異なる場合,多くのユーザの目標照度を満たすことが物理的に困難になる場合もある.そのため,実現可能な照度をユーザが判断できることが望ましい.本研究では,推定した実現可能な照度の範囲の可視化を行…

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  • 離席時の消灯を実現する知的照明システム

    米本 洋幸, 三木 光範, 廣安 知之, 小野 景子 同志社大学理工学研究報告 53 (1), 1-6, 2012-04-30

    知的照明システムにおけるユーザの離席時の不必要な照明の消灯および,在席時の再点灯を実現する手法を提案する.従来,知的照明システムは制御に必要なパラメータを学習するために,照明は常に点灯を行うことが必要不可欠であった.しかし,照度センサが固定である環境では,各照明が影響を与える照度センサを事前に記憶することで,消灯ならびに再点灯を行う.本手法の検証実験を行い,さらに高い省エネルギー性を実現できるこ…

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  • 実測照度分布を基にした知的照明システムにおける照度収束の評価

    笠原 佳浩, 三木 光範, 小野 景子, 今宮 久夫 同志社大学理工学研究報告 53 (1), 7-12, 2012-04-30

    オフィスにおける照度評価に関する研究は広く行われている.しかし,多数の照度センサを用いた計測は困難であることから,現在までオフィスにおける照度の分布が実測された例はほとんど無い.そこで,我々は160台以上の照度センサから得られた照度データをリアルタイムに照度分布として可視化するシステムを構築した.一方,我々は,ワーカの執務内容や好みにより異なる照度を提供することができる知的照明システムを提案した…

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  • 個別照度を実現する分散制御照明システムにおける有線および無線照度センサ位置の推定と学習

    吉田健太, 三木光範, 吉見真聡, 笠原佳浩 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 305-306, 2012-03-06

    我々は個別照度を実現する知的照明システムを提案している.知的照明システムは照明が照度センサに及ぼす影響度を用いることで効率的に制御を行っている.知的照明システムにおいて,固定席に設置する有線接続の照度センサは移動しないため,事前に計測した影響度を用いることができる.一方,机配置の変更に柔軟に対応可能な無線接続の照度センサは移動するため逐次的に影響度を学習する必要がある.このように,照度センサの接…

    情報処理学会

  • ストリーム型遺伝的アルゴリズムの提案とGPUを用いた実装

    楠堂航, 吉見真聡, 三木光範, 廣安知之 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 453-454, 2012-03-06

    近年,汎用計算に用いられるようになったメニーコアプロセッサの多くは,隣接するコア間のみが接続されたアーキテクチャである.このようなハードウェアを用いて効率の良い計算を実現するためにはデータが一方向に転送されるアルゴリズムが望ましい.その一例として,一方向に解が転送されるデータストリーム型の遺伝的アルゴリズム(StreamGeneticAlgorithm:StreamGA)を提案し,その効果を議論…

    情報処理学会

  • 個別照度を実現する分散制御照明システムにおける照度センサ位置の検出精度の評価

    笠原佳浩, 三木光範, 吉見真聡, 伊藤博高 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 307-308, 2012-03-06

    我々は,個別照度を実現する知的照明システムを提案している.知的照明システムは,システムの構成として,1台の制御装置ですべての照明器具を制御する集中制御型システム,および各照明器具に搭載された制御装置がそれぞれの照明器具を制御する分散制御型システムの双方を用いることができる.また,知的照明システムでは,導入・運用を容易にするため,照明器具と照度センサの位置情報を用いずに影響度を学習することで効率的…

    情報処理学会

  • 分散制御照明システムにおける照度センサ位置の数理計画法を用いた推定

    宮崎昇幸, 三木光範, 吉見真聡, 善裕樹 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 481-482, 2012-03-06

    筆者らが先に提案した個別照度を実現する分散制御照明システムでは,照明と照度センサの位置関係を点灯光度と照度の関係から推定し,照明環境を数理モデル化する.しかし,現在用いている動的な位置推定手法では照明台数や照度センサ数の増加に伴い精度が悪化する.本稿では,外光などの外的影響の無い照明環境に限定し,システムの稼動により取得した照明の点灯光度とセンサの照度の履歴から数理計画法を用いて静的に位置推定を…

    情報処理学会

  • 個別照度を実現する分散制御照明システムにおける実現可能照度の可視化

    伊藤博高, 三木光範, 吉見真聡, 今宮久夫 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 483-484, 2012-03-06

    我々が開発を行っている知的照明システムでは,各ユーザが要求する目標の照度を実現するように制御を行っている.しかしながら,近接するユーザ同士の目標照度が一定値以上異なる場合,すべてのユーザの目標照度を満たすことが物理的に困難な状況も生じる.その際,ユーザには明るすぎる,あるいは暗すぎる照度環境となる場合がある.そのため,実現可能な目標照度をユーザが判断できることが望ましい.そこで本研究では,目標照…

    情報処理学会

  • 異なる照明の色温度環境下において創造的思考課題を行う際の携帯型NIRSによる脳活動の計測

    鷲見祐加子, 三木光範, 吉見真聡 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 39-40, 2012-03-06

    オフィスワーカーの知的生産性および快適性の向上は従来から求められている.また,光環境を改善することにより,知的生産性の向上を図ることができるという報告があるが,NIRSを用いた検討は行われていない.そのため本研究では,3000 K,5000 K,および17000Kの3つの光環境において創造的課題を行った際の,NIRSによる脳活動の測定を行う.創造的課題に関しては,人の創造的思考には発散的思考,お…

    情報処理学会

  • 実オフィスに導入した照明の分散最適制御システムにおけるトラブル検出のための遠隔監視システムの構築

    今宮久夫, 三木光範, 吉見真聡, 笠原佳浩 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 675-676, 2012-03-06

    著者らが開発を行っている照明の分散最適制御システム(知的照明システム)では,各照明が異なる光度で点灯し,各オフィスワーカに目標照度を提供する.知的照明システムは現在,実オフィスに導入し実証実験を行っている.この実証実験において,システム制御用PCのハングアップ,照度センサが正しい照度情報を取得できないトラブルなどが生じることがあった.このような場合,知的照明システムの制御が困難となる.そこで,実…

    情報処理学会

  • 異なる照明の色温度環境下において創造的思考課題を行う際の携帯型NIRSによる脳活動の計測

    鷲見祐加子, 三木光範, 吉見真聡 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 39-40, 2012-03-06

    オフィスワーカーの知的生産性および快適性の向上は従来から求められている.また,光環境を改善することにより,知的生産性の向上を図ることができるという報告があるが,NIRSを用いた検討は行われていない.そのため本研究では,3000 K,5000 K,および17000Kの3つの光環境において創造的課題を行った際の,NIRSによる脳活動の測定を行う.創造的課題に関しては,人の創造的思考には発散的思考,お…

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  • 個別照度を実現する分散制御照明システムにおける有線および無線照度センサ位置の推定と学習

    吉田健太, 三木光範, 吉見真聡, 笠原佳浩 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 305-306, 2012-03-06

    我々は個別照度を実現する知的照明システムを提案している.知的照明システムは照明が照度センサに及ぼす影響度を用いることで効率的に制御を行っている.知的照明システムにおいて,固定席に設置する有線接続の照度センサは移動しないため,事前に計測した影響度を用いることができる.一方,机配置の変更に柔軟に対応可能な無線接続の照度センサは移動するため逐次的に影響度を学習する必要がある.このように,照度センサの接…

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  • ストリーム型遺伝的アルゴリズムの提案とGPUを用いた実装

    楠堂航, 吉見真聡, 三木光範, 廣安知之 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 453-454, 2012-03-06

    近年,汎用計算に用いられるようになったメニーコアプロセッサの多くは,隣接するコア間のみが接続されたアーキテクチャである.このようなハードウェアを用いて効率の良い計算を実現するためにはデータが一方向に転送されるアルゴリズムが望ましい.その一例として,一方向に解が転送されるデータストリーム型の遺伝的アルゴリズム(StreamGeneticAlgorithm:StreamGA)を提案し,その効果を議論…

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  • 実オフィスに導入した照明の分散最適制御システムにおけるトラブル検出のための遠隔監視システムの構築

    今宮久夫, 三木光範, 吉見真聡, 笠原佳浩 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 675-676, 2012-03-06

    著者らが開発を行っている照明の分散最適制御システム(知的照明システム)では,各照明が異なる光度で点灯し,各オフィスワーカに目標照度を提供する.知的照明システムは現在,実オフィスに導入し実証実験を行っている.この実証実験において,システム制御用PCのハングアップ,照度センサが正しい照度情報を取得できないトラブルなどが生じることがあった.このような場合,知的照明システムの制御が困難となる.そこで,実…

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  • 個別照度を実現する分散制御照明システムにおける実現可能照度の可視化

    伊藤博高, 三木光範, 吉見真聡, 今宮久夫 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 483-484, 2012-03-06

    我々が開発を行っている知的照明システムでは,各ユーザが要求する目標の照度を実現するように制御を行っている.しかしながら,近接するユーザ同士の目標照度が一定値以上異なる場合,すべてのユーザの目標照度を満たすことが物理的に困難な状況も生じる.その際,ユーザには明るすぎる,あるいは暗すぎる照度環境となる場合がある.そのため,実現可能な目標照度をユーザが判断できることが望ましい.そこで本研究では,目標照…

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  • 個別照度を実現する分散制御照明システムにおける照度センサ位置の検出精度の評価

    笠原佳浩, 三木光範, 吉見真聡, 伊藤博高 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 307-308, 2012-03-06

    我々は,個別照度を実現する知的照明システムを提案している.知的照明システムは,システムの構成として,1台の制御装置ですべての照明器具を制御する集中制御型システム,および各照明器具に搭載された制御装置がそれぞれの照明器具を制御する分散制御型システムの双方を用いることができる.また,知的照明システムでは,導入・運用を容易にするため,照明器具と照度センサの位置情報を用いずに影響度を学習することで効率的…

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  • 分散制御照明システムにおける照度センサ位置の数理計画法を用いた推定

    宮崎昇幸, 三木光範, 吉見真聡, 善裕樹 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 481-482, 2012-03-06

    筆者らが先に提案した個別照度を実現する分散制御照明システムでは,照明と照度センサの位置関係を点灯光度と照度の関係から推定し,照明環境を数理モデル化する.しかし,現在用いている動的な位置推定手法では照明台数や照度センサ数の増加に伴い精度が悪化する.本稿では,外光などの外的影響の無い照明環境に限定し,システムの稼動により取得した照明の点灯光度とセンサの照度の履歴から数理計画法を用いて静的に位置推定を…

    情報処理学会

  • Smith Waterman法を利用した fNIRS データの類似部分抽出システムの提案と評価

    西井 琢真, 廣安 知之, 吉見 真聡, 三木 光範, 横内 久猛 同志社大学理工学研究報告 52 (4), 267-275, 2012-01-31

    fNIRS(functional Near-Infrared Spectroscopy)は,実験時に大量の時系列データを発生させ,複数の実験結果を比較する際に,解析者がデータのどこに着目すればよいのかがわからないという問題がある.この問題に対して複数の時系列データの中から特徴的な部分を提示するシステムがあれば,解析者の負担を軽減することが期待できる.本論文では,fNIRSにおけるデータ解析システ…

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  • 外光のない状況下において個別照度環境を実現する照明制御システムの消灯制御

    三木 光範, 吉井 拓郎, 吉見 真聡, 笠原 佳浩 同志社大学理工学研究報告 52 (4), 231-236, 2012-01-31

    我々の研究している知的照明システムでは,外光のない環境下において進化的アルゴリズムを用いる必要はない.そこで,照度シミュレーションを用いて個別照度環境を実現する照明制御アルゴリズムを提案する.照度シミュレーションに基づく最適化を行い,各照明の光度に反映させることで,目標照度を瞬時に満たすことが可能である.しかし,このシステムに蛍光灯が用いられる場合,不安定な光度が存在する.そこで,本提案手法では…

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  • 照度・色温度可変型照明システムの構築と執務における最適な照度および色温度

    谷口 由佳, 三木 光範, 吉見 真聡 同志社大学理工学研究報告 52 (4), 237-243, 2012-01-31

    近年オフィス環境への関心が高まり,光環境の改善は知的生産性の向上に繋がることが報告されている.本研究では,各個人が要求した照度および色温度を実現するシステムを構築し,被験者の選好照度および選好色温度を明らかにする実験を行う.実験の結果より各個人が好む光環境は多様であり,体調や時間帯によっても異なることがわかった.個人が執務に最適と判断する光環境を提供することで,創造的業務がはかどると考えられる.

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  • 創造的業務における最適な照度および色温度

    三木 光範, 谷口 由佳, 吉見 真聡 照明学会誌 96 (8A), 437-441, 2012

    Improving the lighting environment in offices leads higher levels of intellectual productivity. We constructed a system that provides the individual illuminance and color temperature preferred by …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • 分散GPGPUフレームワーク『ParaRuby』の開発と評価

    吉見 真聡, 中村 涼, 三木 光範, 廣安 知之 コンピュータ ソフトウェア 29 (4), 4_244-4_250, 2012

    Graphic Processing Unit (GPU), which was entirely used for image processing, has been widely applied to general computation called GPGPU. Even several developing environments are already provided, …

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