永田,真一, 舩越,俊一, 上埜,高志, 林,富, 松岡,洋夫
小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録
42
(4),
809-816,
2005-12-25
PTSDは,何らかの出来事の後に持続的な精神的・神経生理的症状を呈する症候群である.近年,闘病体験による子どもの心理社会的問題をPTSDとして捉えた研究が増えており,特に小児がんの分野で盛んである.そのなかで母親の重要性や,主観的因子の関わり,家族間の相互関係などの特徴がわかってきた.国内ではPTSD関連症状の発現率が高く,より多くの子どもの疾患に伴うPTSDの実態を調査することは急務である.
NDLデジタルコレクション
医中誌
被引用文献2件
参考文献35件