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検索結果 177 件

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  • (エントリー)Discovery of extremely REY-rich mud in the South Pacific Ocean

    タンパ マーシェルエマニュエル, 安川 和孝, 大田 隼一郎, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 103-, 2023

    <p>Rare-earth elements & yttrium (“REY”) play a crucial role in the development of high-tech electronics and energy-efficient appliances. However, the global supply of REY resources faces potential …

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  • (エントリー)南鳥島EEZにおけるマンガンノジュールの化学層序に基づく成長史の解読

    武居 史也, 中村 謙太郎, 町田 嗣樹, 安川 和孝, 大田 隼一郎, 藤永 公一郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 108-, 2023

    <p>CoやNiは、リチウムイオン電池などに使用され、今後も世界的に需要が増加すると考えられる重要な資源である。しかし、これらの鉱物資源は生産国の政情不安や資源ナショナリズム等の問題が指摘されており、新しい供給源の開発が求められている[1]。海底鉱物資源の1つであるマンガンノジュールは、CoやNiなどの重要な金属を高濃度で含んでいるため、こうした有用元素の新たな供給源として期待されている[2]。…

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  • (エントリー)Re-Os年代測定法に基づく兵庫県明延鉱床における鉱化時期の検討

    小笠原 光基, 大田 隼一郎, 石田 美月, 中村 謙太郎, 安川 和孝, 藤永 公一郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 112-, 2023

    <p>兵庫県の但馬地域に存在する明延鉱床は多金属鉱脈型鉱床として知られ、かつては錫をはじめ、銅、鉛、亜鉛を対象に採掘されていた。これらの他にも、脱炭素社会を実現するうえで重要なタングステンやビスマス、インジウムなど多様なレアメタルを含む鉱物を産出した、日本でも有数の金属鉱山である。このように多様な金属が濃集する鉱床の成因を制約するうえで、鉱床の形成年代は非常に重要な条件となる。年代情報を明らかに…

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  • 深層学習に基づく画像検出システムを用いた南鳥島レアアース泥の化学層序ユニットのイクチオリス年代決定

    北澤 尭大, 見邨 和英, 安川 和孝, 大田 隼一郎, 藤永 公一郎, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 363-, 2023

    <p>2011年にKato et al. [1] は太平洋広域にレアアースを高濃度で含む「レアアース泥」を発見し,新たなレアアース資源となりうることを報告した.さらに,Takaya et al. [2] により,南鳥島周辺の日本の排他的経済水域南部に位置する約2,500 km<sup>2</sup>の海域に世界年間需要の数百倍ものレアアースが胚胎していると見積もられ,その開発に向けた期待が高まっ…

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  • 多変量解析および同位体分析に基づく北西太平洋レアアース泥の高次元化学層序とその起源

    安川 和孝, 田中 えりか, 宮崎 隆, Vaglarov Bogdan, 常 青, 中村 謙太郎, 大田 隼一郎, 藤永 公一郎, 岩森 光, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 364-, 2023

    <p>南鳥島周辺のレアアース泥を含む深海堆積物 (遠洋性粘土) 層は,その全岩化学組成の特徴に基づき,5つのユニットとそれらに挟在する3つのレアアース濃集層に区分されてきた [1].この化学層序によって,外見上均質な遠洋性粘土であるレアアース泥の各層がコア間で対比可能となり,これによってレアアース濃集層の空間的連続性や大規模な堆積層削剥の存在が明らかとなった …

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  • 現世海洋における黒色泥のレアメタル資源としての利用可能性の検討

    矢野 萌生, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 105-, 2023

    <p>酸素に乏しい還元的な海洋環境においては,有機物の分解や底生生物の活動が減少するため,有機炭素含有量が高く葉理が発達した「黒色頁岩」と呼ばれる堆積物が形成される.黒色頁岩には,酸化還元鋭敏元素(redox sensitive elements)と呼ばれ,海水の酸化還元状態の変化に応じて溶解または析出・沈殿する元素のうち,還元的な条件下で安定的に固相として沈殿するバナジウム [V],クロム …

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  • (エントリー)海洋-堆積物間のNd質量収支ボックスモデルに基づくレアアース泥生成の支配因子の長期変動の検討

    松波 亮佑, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 102-, 2023

    <p>レアアースに富む深海堆積物である「レアアース泥」は,新規レアアース資源として開発が期待されている [1].これまでの研究において,レアアース泥の品位や分布にはバリエーションが認められており,こうしたバリエーションを生じさせている因子を理解することは,今後の開発に向けた有望海域を推定する上で重要な手掛かりとなると考えられる.こうしたレアアース泥の組成バリエーションは,堆積速度や魚類の生産性と…

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  • X線CTを用いた南鳥島マンガンノジュールの核の研究:その起源に関する示唆

    寺内 大貴, 下村 遼, 町田 嗣樹, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 107-, 2023

    <p>深海底に存在する化学堆積岩であるマンガンノジュールは,将来のバッテリーメタル資源として注目されている海底鉱物資源の一つである [1].マンガンノジュールを資源として開発するには,その分布域を把握することが必要である.マンガンノジュールは内部に硬質な物質からなる核を持ち,その周囲に鉄マンガン酸化物が沈積することで形成される …

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  • 太平洋の遠洋性粘土に見られる地球化学的バリエーションとそのグローバル物質循環における重要性

    見邨 和英, 中村 謙太郎, 安川 和孝, 町田 嗣樹, 大田 隼一郎, 藤永 公一郎, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 55-, 2022

    <p>海溝で沈み込む海底堆積物は,大陸地殻やマントルの化学組成に大きな影響を与えることが知られている.近年,陸から遠く離れた大水深の環境で堆積する遠洋性粘土の化学組成に大きなバリエーションがあることが明らかになりつつある.しかし,従来の沈み込み帯の研究では,遠洋性粘土は他の堆積物種と比べて重要視されてこなかった.講演者らは、伊豆・小笠原海溝沈み込み帯に位置するODP Site 1149 …

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  • 化学層序から読み解く南鳥島レアアース泥の堆積層欠落イベント:いつ、どこで、何が起こったか?

    中村 謙太郎 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 57-, 2022

    <p>遠洋域の広い範囲に堆積していることが知られる遠洋性粘土は、グローバルな海洋環境変動を読み解くのに有効なツールとして期待される.しかしながら,遠洋性粘土は一般的に記載的な特徴に乏しい堆積物であり,記載のみで細かく層序を区分することが難しいという問題があった.そこで,発表者らの研究グループでは,化学組成の特徴から層序を区分する「化学層序」の手法を,レアアース泥を含む南鳥島の深海堆積物に適用した…

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  • 深海堆積物のグローバル地球化学データ構造の統計解析

    平子 雅啓, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 158-, 2022

    <p>レアアース (Rare-earth elements and yttrium, REY) は,特異な磁気的・光学的性質を有するため,様々なハイテク製品に不可欠であり,その消費量は年々増加している.しかしながら,陸上で採掘される既存のREY資源については,供給リスクや採掘時の環境への悪影響が世界的な問題となっている …

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  • 独立成分分析に基づく低温熱水活動の推移

    浅見 慶志朗, 町田 嗣樹, 平野 直人, 中村 謙太郎, 安川 和孝, 小木曽 哲, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 156-, 2022

    <p>海底火山活動に伴う熱水活動の中でも,熱水の温度が300℃を越える高温熱水活動は資源的価値の高い硫化物鉱床を伴うため,多くの研究がなされている [1].一方,高温熱水活動域の周辺や小規模火山では低温(<150℃)の熱水から鉄マンガン (Fe-Mn) 酸化物が析出する低温熱水活動が確認されているが,活動プロセスや高温熱水活動との関係など未解明な部分は多い.しかし,海底熱水活動の熱水循環システム…

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  • 深層学習に基づく画像検出システムを用いた南鳥島レアアース泥のイクチオリス層序年代決定

    北澤 尭大, 見邨 和英, 安川 和孝, 大田 隼一郎, 藤永 公一郎, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 155-, 2022

    <p>2011年に加藤ら [1] は,レアアースを豊富に含む深海堆積物「レアアース泥」が太平洋に広く分布しており,新たなレアアース資源となりうることを報告した.さらに2013年には,南鳥島周辺の日本の排他的経済水域内において,総レアアース濃度が5,000 ppm を超える極めて高品位なレアアース泥を発見し [2, …

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  • Sr同位体比および化学組成に基づく南鳥島周辺海域深海堆積物の起源成分の変化とそれをもたらした環境要因の検討

    田中 えりか, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 大田 隼一郎, 宮崎 隆, Bogdan Stefanov Vaglarov, 町田 嗣樹, 飯島 耕一, 藤永 公一郎, 岩森 光, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 56-, 2022

    <p>北西太平洋の遠洋性粘土は,白亜紀最後期以降の中央太平洋から現在の海域に関する堆積環境記録を有している.特に,南鳥島周辺海域の遠洋性粘土は,全岩化学組成分析によって,レアアース元素濃集層が少なくとも3層存在すること,それに加えて5つの特徴的な化学組成を持つユニット (化学層序ユニット) に分けられることが確認されている.一般に,深海堆積物は様々な起源成分から構成され,各起源成分が特徴的な化学…

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  • 南鳥島マンガンノジュールのOs同位体層序年代決定とμXRF元素マッピングによる成長ハイエイタスの実態解明

    青柳 颯汰, 大田 隼一郎, 矢野 萌生, 見邨 和英, 浅見 慶志朗, 野崎 達生, 中村 謙太郎, 安川 和孝, 町田 嗣樹, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 163-, 2022

    <p>マンガンノジュールは,マンガンや鉄の酸化物・水酸化物を主成分とする化学堆積岩であり,マンガンと鉄のほかに,コバルト,ニッケル,銅,希土類元素等の希少金属元素が高濃度で含まれていることから,将来の資源として開発が期待されている [1].2010年には,南鳥島沖の日本の排他的経済水域 (EEZ) 内でも,マンガンノジュールの大規模な密集域が発見された …

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  • ダブラフェニブ・トラメチニブ併用療法中に横紋筋融解症を来した悪性黒色腫の3例

    北村 昇矢, 面髙 俊和, 鈴木 里香, 高沢 裕子, 中村 謙太, 木庭 幸子, 奥山 隆平 Skin Cancer 37 (1), 16-21, 2022

    <p>横紋筋融解症は,BRAF/MEK阻害薬併用療法において注意すべき副作用の1つである。BRAF/MEK阻害薬を併用して悪性黒色腫を治療中に,横紋筋融解症を生じた症例を私たちは3例経験した。投与した薬剤は3例ともダブラフェニブ・トラメチニブで,2例は進行期治療,1例は術後補助療法として用いた。発症時の年齢は75歳,79歳,82歳で,全例男性であった。治療開始から発症までの期間は14日,25日,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 新潟県佐渡鉱床における金鉱化作用の鉱物学的および地球化学的研究

    澤嵜 友彦, 石田 美月, 大田 隼一郎, 中村 謙太郎, 安川 和孝, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 153-, 2022

    <p>日本に存在する鉱山の多くは,既に操業を終えて閉山している.しかしながら,2016年頃からJapan Gold Corp. やIrving Resources Inc. などの海外資本が日本国内での金鉱床探査に本格的に乗り出しており,日本の金鉱床に対する注目度が再び高まっている.</p><p> …

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  • 南鳥島EEZで採取された3層のレアアース濃集層を含む深海堆積物コア試料における鉱物組成および粒度の深度方向変化

    小田 裕太, 大田 隼一郎, 安川 和孝, 藤永 公一郎, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 160-, 2022

    <p>レアアースは,強力な永久磁石や蛍光体などの原料として,様々なハイテク・低炭素技術に不可欠の元素群である.2011年に加藤ほか [1] は,このレアアースに富む堆積物「レアアース泥」が太平洋の深海底に広く分布しており,有望なレアアースの新資源となり得ることを報告した.さらに,南鳥島周辺の日本の排他的経済水域 (EEZ) 内において総レアアース濃度が5,000 ppm …

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  • プチスポット火山による海洋地殻に対する熱水変質の影響

    浅見 慶志朗, 町田 嗣樹, 平野 直人, 小木曽 哲, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 63-, 2022

    <p>プチスポット火山は海洋プレートの屈曲部で活動する直径数km以下の火山である.プチスポット火山は世界中で発見されており,特に海洋プレートの沈み込みに伴う凹凸(アウターライズ及びその手前)で多く見つかっている.そのため,個々の火山は小さくとも全体では全球的な影響を与えうる存在である.プチスポット火山が活動する海域の多くは従来型の火山活動(海嶺,ホットスポット,島弧)が存在しないため,プチスポッ…

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  • 多変量統計解析を用いた深海堆積物中の生物源アパタイトにおけるレアアース濃集過程の検討

    安川 和孝, 大田 隼一郎, 浜田 盛久, 常 青, 中村 仁美, 芦田 果奈, 高谷 雄太郎, 中村 謙太郎, 岩森 光, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 99-, 2022

    <p>レアアースに富む深海堆積物 (レアアース泥) の中で最も主要なレアアースのホスト鉱物相は,魚類の歯や骨片を構成する生物源アパタイトである.本研究では,南鳥島周辺のレアアース泥を含むピストンコア試料から取り出した多数の生物源アパタイト粒子について,EPMAとLA-ICP-MSによる局所化学組成分析を実施した.得られた685分析点×35元素の化学組成データセットに対し,独立成分分析による多変量…

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  • X線CTと化学特徴マップを用いたマンガンノジュールの成長履歴解析

    町田 嗣樹, 中村 謙太郎 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 161-, 2022

    <p>Fe–Mn酸化物は、層厚数cmに達するのに数千万年かけて“ゆっくり”成長するため、組成の濃淡が100 µmオーダーで存在する。このようなFe–Mn酸化物内部の層構造と組成変動を正確に把握するためには、成長方向に直行する断面に記録された微細な組成変動を分析・解析する必要がある。近年、微細組成変動を明らかにするための強力なツールとして微小領域蛍光X線分析装置(µXRF)が注目され、Fe–Mn酸…

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  • 横浪アンバーから復元した前期白亜紀の海水Os同位体組成

    藤永 公一郎, 矢野 萌生, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 大田 隼一郎, 桑原 佑典, 中山 健, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 164-, 2022

    <p>Re-Os放射壊変系は<sup>187</sup>Reがβ-壊変によって<sup>187</sup>Osになることを利用した系列であり,Osに比べてReが液相に分配されやすいため,年代効果によりOs同位体比 (<sup>187</sup>Os/<sup>188</sup>Os) は広い変動幅を持つ.そのため,大陸地殻フラックス …

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  • µXRFによる南鳥島EEZマンガンノジュールの核の元素マッピング

    矢崎 誠, 中村 謙太郎, 町田 嗣樹, 安川 和孝, 藤永 公一郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 162-, 2022

    <p>マンガンノジュールは、マンガンクラスト、海底熱水鉱床、レアアース泥と並ぶ、主要な海底鉱物資源の1つであり、Cu, Ni, Coなど産業的に価値のある金属が豊富に含まれていることから、これらの金属の新たな供給源として注目されている [1,2]。最近、南鳥島周辺の日本の排他的経済水域 (EEZ) …

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  • 飛び市街化区域を構成する郊外住宅団地の変遷と問題点に関する研究

    中村 謙太郎, 丸岡 陽, 松川 寿也, 中出 文平 都市計画論文集 56 (3), 1421-1428, 2021-10-25

    <p>本研究では、飛び市街化区域を構成する郊外住宅団地を対象とし、小規模住宅団地と大規模住宅団地の団地形成当初から現在までの変遷を比較し、現在抱える問題点や今後の郊外住宅団地としての適切な在り方について提言することを目的とする。郊外住宅団地に対し、人口、世帯、小学校児童数、商業や医療などの生活環境、公共交通を再現し、現在抱える問題点や今後の団地整備についてヒアリングで把握した。結果、大規模団地で…

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  • 南鳥島マンガンノジュールの核の地球化学的特徴

    中村 謙太郎, 寺内 大貴, 下村 遼, 町田 嗣樹, 安川 和孝, 藤永 公一郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 181-, 2021

    <p>世界の海洋底には,マンガンノジュール (ferromanganese nodules, Fe-Mn nodules) と呼ばれる,主にマンガン (Mn) と鉄 (Fe) の酸化物から成る化学堆積岩が分布していることが知られている.このマンガンノジュールには,コバルト (Co) やニッケル (Ni),銅 (Cu) …

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  • 日本列島付加体中のレアアース泥:安芸アンバー鉱床から復元した中期白亜紀の海水Os同位体組成

    藤永 公一郎, 中村 謙太郎, 大田 隼一郎, 矢野 萌生, 桑原 佑典, 安川 和孝, 高谷 雄太郎, 中山 健, 野崎 達生, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 179-, 2021

    <p>2011年,講演者らの研究グループは,我が国の最先端産業に必要不可欠なレアアース (Rare-earth elements and yttrium, REY) を豊富に含有する海底堆積物「レアアース泥 (総レアアース濃度: ΣREY = 400 ppm以上)」を太平洋で発見した [1].次いで2012年には日本の排他的経済水域 (EEZ) …

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  • 南鳥島レアアース泥に含まれるマイクロマンガンノジュールの地球化学的特徴とレアメタル資源ポテンシャル

    安川 和孝, 木野 聡志, 浅見 慶志朗, 田中 えりか, 見邨 和英, 大田 隼一郎, 藤永 公一郎, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 180-, 2021

    <p>南鳥島周辺の日本の排他的経済水域 (EEZ) には極めて高品位なレアアース泥が分布しており [1],特に有望なEEZ南部の海域 (約2,500 km<sup>2</sup> × 海底面下10 mまで) には,世界の年間需要の数百倍に達するレアアースが胚胎されている [2].他方,レアアース泥はレアアースのみならず,Co, Ni, Moなどのレアメタルも比較的高濃度で含むことが知られている …

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  • 南鳥島マンガンノジュールのOs同位体比に基づく高解像度年代決定

    青柳 颯汰, 大田 隼一郎, 浅見 慶志朗, 中村 謙太郎, 安川 和孝, 野崎 達生, 町田 嗣樹, 木村 純一, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 182-, 2021

    <p>マンガンノジュールは,マンガンと鉄の酸化物および酸化水酸化物を主成分とする,主に深海底で形成される化学堆積岩である.マンガンノジュール中には,マンガン・鉄の他に,コバルト,ニッケル,銅,希土類元素等の希少金属元素が高濃度で含まれており [1],海底鉱物資源として開発が期待されている.</p><p> …

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  • 深層学習によるイクチオリス微化石自動検出技術の検討:レアアース泥の堆積年代制約に向けて

    見邨 和英, 三鍋 秀悟, 中村 謙太郎, 大田 隼一郎, 安川 和孝, 藤永 公一郎, 高尾 和宏, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 177-, 2021

    <p>2011年,レアアースを高濃度で含む深海堆積物「レアアース泥」が新しい海底鉱物資源となりうることが報告された [1].続く調査により,日本の排他的経済水域内である南鳥島周辺海域において,総レアアース濃度が5,000 ppmを超える非常に高品位な堆積物層が確認され,レアアース泥の実開発に向けた機運が高まっている [2, …

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  • Sr-Nd-Pb同位体比から制約する北海道豊羽鉱床の多金属鉱化作用

    石田 美月, 稗田 裕樹, 荒木 修平, 藤永 公一郎, 清水 徹, 谷水 雅治, 中村 仁美, 岩森 光, 町田 嗣樹, 米田 成一, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 338-, 2021

    <p>産業上重要な金属元素の中には、鉛、亜鉛などのベースメタルの鉱石の副産物 (by-product) として産するものがある(たとえば、インジウム、カドミウム、テルルなど)。副産物の元素は、すべてのベースメタルの鉱床に濃集しているわけではなく、資源量の評価や効率的な探査が難しいことが知られている。したがって、これらの副産物元素が、なぜ、どのような場合に鉱床に濃集するかのメカニズムの解明が、重要…

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  • 南鳥島レアアース泥に含まれるマイクロマンガンノジュールの地球化学的特徴:超高濃度レアアース泥の生成機構に対する示唆

    安川 和孝, 木野 聡志, 大田 隼一郎, 浅見 慶志朗, 田中 えりか, 見邨 和英, 藤永 公一郎, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 40-, 2021

    <p>超高濃度レアアース泥を含む南鳥島周辺の深海堆積物からマイクロマンガンノジュールを分離回収し,ICP-MSを用いて化学組成分析を行った.得られた化学組成データのk-meansクラスター分析により,これらのマイクロノジュールは異なる地球化学的特徴を持つ5つのグループに分類された.各コアにおけるマイクロノジュールの特徴の深度方向変化に注目すると,超高濃度レアアース泥の下部では強い続成起源のマイク…

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  • 当科における進行期悪性黒色腫に対する術後補助療法のまとめ

    中村 謙太, 芦田 敦子, 木庭 幸子, 奥山 隆平 Skin Cancer 36 (3), 212-217, 2021

    <p>進行期悪性黒色腫の術後再発予防のため,術後補助療法が保険適応となった。単一施設での術後補助療法の詳細な解析は,治療選択で有用な情報となる。</p><p>BRAF変異陰性の12例は抗PD-1抗体での術後補助療法を行い,3例が完遂でき,完遂後1年で1例が再発した。また,12例中9例は投与中に再発あり,再発時期の平均は治療開始5ヵ月後であった。BRAF変異陽性の7例のうち,3例は抗PD-1抗体に…

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  • 骨破壊と脳転移を来した頭部原発隆起性皮膚線維肉腫の1例

    鈴木 里香, 白井 拓史, 佐野 佑, 中村 謙太, 三宅 知美, 木庭 幸子, 松本 和彦, 奥山 隆平 Skin Cancer 35 (2), 41-46, 2020

    <p>86歳,男性。82歳時に前医で頭部の皮膚腫瘤を全切除生検され,隆起性皮膚線維肉腫と診断され,3 cmマージンで拡大切除を受けた。原発拡大切除から2年後に潰瘍が生じ,3年半後には潰瘍の辺縁に紅色隆起性病変が出現した。CTで病変部の頭蓋骨に破壊像がみられ,頭部MRIでは多発脳転移が認められた。腫瘤部の生検で,真皮~皮下に異型の強い紡錘形~類円形の細胞の密な増殖像があり,CD34陰性,Ki-6…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 熱水性金鉱床試料の多元素同時分析:ICP-MSによる全岩および局所化学組成分析手法の検討

    石田 美月, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 藤永 公一郎, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 81-, 2019

    <p>誘導結合プラズマ質量分析 (ICP-MS) は,試料中の数十種類の微量元素濃度を,簡便に同時分析可能な手法として広く普及している.本研究では,国内外に分布する熱水性金鉱床の形成過程を,金を含む多元素の情報に基づき解明することを最終目標として,ICP-MSによる金鉱床試料の全岩および局所化学組成分析手法の検討を行った.</p>

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  • 第3選択としてダカルバジンを投与した悪性黒色腫3症例の臨床効果

    中村 謙太, 芦田 敦子, 中村 麗那, 木庭 幸子, 奥山 隆平 Skin Cancer 33 (3), 196-200, 2019

    <p>BRAF変異陰性の切除不能メラノーマの治療として,免疫チェックポイント阻害薬の抗PD-1/PD-L1抗体や抗CTLA-4抗体が選択されるが,それぞれの奏効率は30%と10%程度であり,過剰な自己免疫による副作用で治療継続が困難になる症例もある。今回,私たちは,そのような症例で,第三選択としてダカルバジンを使用したメラノーマの3症例を報告する。治療効果は,部分奏功1例,不変1例,進行1例であ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • レアアース泥に関する最新研究成果

    加藤 泰浩, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 藤永 公一郎, 大田 隼一郎, 町田 嗣樹, 高谷 雄太郎, 田中 えりか, 見邨 和英, 野崎 達生, 飯島 耕一 日本地質学会学術大会講演要旨 2019 (0), 331-, 2019

    <p></p>

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  • 南鳥島レアアース泥のスカンジウム資源ポテンシャル

    安川 和孝, 大田 隼一郎, 見邨 和英, 田中 えりか, 高谷 雄太郎, 臼井 洋一, 藤永 公一郎, 町田 嗣樹, 野崎 達生, 飯島 耕一, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2018 (0), 361-, 2018

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • 日本列島付加体に遠洋性粘土型レアアース泥は存在するか?

    藤永 公一郎, 中村 謙太郎, 安川 和孝, 髙谷 雄太郎, 町田 嗣樹, 矢野 萌生, 下村 遼, 見邨 和英, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2018 (0), 354-, 2018

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • 南鳥島レアアース泥研究の最新成果

    加藤 泰浩, 高谷 雄太郎, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 藤永 公一郎, 大田 隼一郎, 町田 嗣樹, 田中 えりか, 見邨 和英, 飯島 耕一, 野崎 達生, 木村 純一, 岩森 光 日本地質学会学術大会講演要旨 2018 (0), 362-, 2018

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • 南北太平洋のレアアース泥の起源:全岩化学組成及び同位体比に基づく示唆

    田中 えりか, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 宮崎 隆, Vaglarov Bodgan, 大田 隼一郎, 藤永 公一郎, 岩森 光, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2018 (0), 360-, 2018

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • 後方散乱強度により海底資源の広域分布を可視化する方法

    町田 嗣樹, 佐藤 太一, 安川 和孝, 中村 謙太郎, 野崎 達生, 飯島 耕一, 加藤 泰浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2018 (0), 356-, 2018

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • ワンウェイ型カーシェアリングシステムの導入可能性と最適ステーション配置

    中村 謙太, 溝上 章志, 橋本 淳也 土木学会論文集D3(土木計画学) 73 (3), 135-147, 2017

    再配車を行わないワンウェイ型カーシェアリングは欧米をはじめとした世界のカーシェリングサービスの主流になりつつある.本研究では,ワンウェイ型の中でもステーションベースとフリーフローティングのサービス運用シミュレーションモデルの構築を行う.また,我が国への導入可能性がより高いステーションベースのシェアリングサービスの運用効率を高めるための最適なステーション配置問題について検討した.これらを熊本都市圏…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 普及過程を考慮したカーシェアリングシステムの運用シミュレーション分析

    古澤 悠吾, 溝上 章志, 中村 謙太 土木学会論文集D3(土木計画学) 73 (5), I_1003-I_1012, 2017

    欧米を中心として,海外では新たな交通サービスとしてのカーシェアリング事業もその利用者も年々増加しているが,利用車両に対する車庫証明の必要性などの法規上の課題に加えて,駐車場所の獲得やシステム構築の難しさなどの理由から,国内ではワンウェイ型ステーションタイプのカーシェアリングは未だに普及していない.本研究では,著者らが開発したカーシェアリングシステムの運用シミュレーションモデルをその普及過程の記述…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献1件

  • 独立成分分析を用いた前期始新世「超温暖化」イベントを記録するインド洋深海堆積物の地球化学データ解析

    安川 和孝, 中村 謙太郎, 藤永 公一郎, 池原 実, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 3-, 2017

    <p>暁新世末から前期始新世にかけて繰り返し発生した短期的地球温暖化イベント (hyperthermals) について,インド洋における記録はほとんど報告されていない.本研究では,インド洋のODPコアを用いて,複数かつ高時間解像度のhyperthermalsの地球化学データを取得した.さらに,それらの多元素組成データセットを独立成分分析を用いて統計的に解析した.その結果,hyperthermal…

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  • 沖縄トラフ南部の熱水活動 (予報)

    熊谷 英憲, 中村 謙太郎, 北田 数也, 宮崎 淳一, 川口 慎介, 金子 純二, 高橋 亜夕, 松井 洋平, 眞壁 明子, 渋谷 岳造, 高井 研 日本火山学会講演予稿集 2017 (0), 79-79, 2017

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  • P2-39 BRAF変異を有する悪性黒色腫における免疫応答と予後解析

    中村 謙太, 芦田 敦子, 木庭 幸子, 宇原 久, 奥山 隆平 日本臨床免疫学会会誌 39 (4), 423a-423a, 2016

    <p>  2000年から2014年の15年間に当科を受診した,原発巣がBRAF変異陽性の悪性黒色腫(stage II,III)30症例を対象として解析した.症例の初診時平均年齢は57.6歳(19~87歳),中央値は60歳で,男性14例,女性16例で,男女比はほぼ同等であった.腫瘍切除検体の免疫染色(CD8,GranzymeB)を行い,NanoZoomerで画像を取り込み,腫瘍部の10視野をランダ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 南鳥島EEZ東方に分布するマンガンノジュールの化学組成の特徴

    町田 嗣樹, 藤永 公一郎, 石井 輝秋, 中村 謙太郎, 平野 直人, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 97-, 2015

    南鳥島の東約300 kmの排他的経済水域内に位置する小海山(比高約400 m、直径約5000 m)において、広大なマンガンノジュール密集域が発見された。マンガンノジュールの化学組成、および内部の層構造の特徴は、いずれも周辺海域および西太平洋に分布するマンガンクラストのそれらの特徴に類似する。つまり、南鳥島沖のノジュールは成長過程を通じて海水由来の鉄-マンガン酸化(水酸化)物の沈着によって形成され…

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  • インド洋深海堆積物の地球化学:インド洋におけるレアアース泥の分布に対する示唆

    安川 和孝, 中村 謙太郎, 藤永 公一郎, 町田 嗣樹, 大田 隼一郎, 高谷 雄太郎, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 13-, 2015

    講演者らは,インド洋の広域をカバーする合計1,663試料の深海堆積物の全岩化学分析を実施した.その結果,インド洋レアアース泥の全岩化学組成には生物起源リン酸カルシウムと海水起源マンガン酸化物の影響が強く反映されていることが明らかとなった.これは,インド洋におけるレアアース泥の生成を支配する重要な因子が「堆積速度の遅さ」であることを示唆している.このことを踏まえると,インド洋でレアアース泥が海底面…

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  • P4-019 がんワクチン後の予後を予測する血液バイオマーカーの同定とその制御

    藤田 知信, 野路 しのぶ, 南雲 春菜, 早川 妙香, 西尾 浩, 杉山 重里, 坪田 欣也, 中村 謙太, 岡本 正人, 桜井 敏晴, 松枝 智子, 伊東 恭悟, 竹之内 寛子, 硲 彰一, 岡 正朗, 谷口 智憲, 河上 裕 日本臨床免疫学会会誌 38 (4), 338a-338a, 2015

    最近,がん免疫療法の治療効果が示されたが,効かない症例も多く,治療前や早期に治療効果を予測して,適切な患者選択など個別化治療を可能にするバイオマーカーの同定,それを制御する方法の開発が期待されている.本研究では,ビーズアレイ法を用いたがんワクチン投与前の血液サイトカインやケモカインを網羅的に測定し,腫瘍抗原特異的免疫誘導効果とがんワクチン後生存との相関を検討した.大腸癌の化学療法併用ペプチドワク…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ワンウェイ型MEVシェアリングシステムの導入可能性に関するシミュレーション分析

    溝上 章志, 中村 謙太, 橋本 淳也 土木学会論文集D3(土木計画学) 71 (5), I_805-I_816, 2015

    近年,環境負荷低減意識の高まりからカーシェアリングサービスの普及が進みつつある.乗り捨てが可能なワンウェイ型のシェアリングサービスでは,利便性が高い反面,需要の偏りによる車両の偏在が問題となっている.本研究では,再配車を行わないワンウェイ型シェアリングシステムの導入可能性をトリップの置き換えモデルの構築,運用シミュレーション分析によって検討する.そのために,熊本市内におけるMEVによるシェアリン…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献5件

  • マルチビーム音響測深機を用いた海底熱水噴出孔の探査:中部沖縄トラフを例として

    中村 謙太郎, 川口 慎介, 北田 数也, 熊谷 英憲, 高井 研, 沖野 郷子 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 3-, 2015

    近年,海底熱水噴出孔の周辺に溜まった硫化鉱物が,Cu, Pb, Znなどのベースメタルや,In, Ga, Geなどのレアメタル,さらにはAu, Agなどの貴金属の資源としても注目されるようになっている (Schrope, 2007).このような地球化学的,生物学的,さらには鉱床学的な興味から,海底熱水噴出孔の研究はますますその重要性を増している.一方で,水深1km以上の深海底に存在する熱水噴出孔…

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  • 沖縄トラフにおける海底熱水研究・調査

    熊谷 英憲, 及川 光弘, 南 宏樹, 中村 謙太郎, 川口 慎介, 北田 数也, 宮崎 淳一, 高井 研 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 2-, 2015

    海底熱水活動はその発見以来、広く科学研究の関心を集めてきただけでなく、近年は、熱水噴出孔周辺の硫化鉱物が金属資源として注目されるようになってきた。現在、少なくとも3タイプの調査研究が行われている:1)鉱物資源調査、2)大陸棚調査、3)学術研究調査。本講演では、これら3種の調査・研究を中心に、沖縄トラフにおける海底熱水研究の現状を概観する。

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  • 信州大学における悪性黒色腫245例(2000~2009年)の臨床統計

    中村 謙太, 皆川 茜, 芦田 敦子, 古賀 弘志, 木庭 幸子, 奥山 隆平, 宇原 久 日本皮膚科学会雑誌 125 (8), 1587-1592, 2015

    2000年から2009年に信州大学を受診した245症例の悪性黒色腫を解析した.疾患特異的5年生存率は,0期100%,I期98%,II期82%,III期59%,IV期18%だった.51例が初回根治術後に転移を起こし,初回転移臓器種の比率(該当臓器転移の症例数/全転移症例数)は,肺55%,皮膚・皮下35%, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 南鳥島EEZで発見されたレアアース泥の地球化学的特徴

    藤永 公一郎, 加藤 泰浩, 中村 謙太郎, 鈴木 勝彦, 髙谷 雄太郎, 町田 嗣樹, 安川 和孝, 大田 隼一郎, 荒木 修平, 劉 漢捷, 宇佐美 諒, 牧 亮太, 原口 悟, 飯島 耕一, 町山 英章, 野崎 達生, 西尾 嘉朗, 臼井 洋一, 山崎 俊嗣 日本地質学会学術大会講演要旨 2014 (0), 365-, 2014

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  • 深海底熱水活動域に存在する酸化鉄被膜地帯での微生物調査

    牧田 寛子, 布浦 拓郎, 平井 美穂, 高木 善弘, 菊池 早希子, 光延 聖, 土岐 知弘, 山中 寿朗, 宮崎 淳一, 中村 謙太郎, 高橋 嘉夫, 高井 研 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 40-, 2014

    近年、世界各地の深海底において、酸化鉄で覆われた海底面が確認されている。それらは、海底の岩石(玄武岩)や地殻内に含まれる鉄を直接的あるいは間接的に利用する微生物の生理・生態を理解する上で最適な研究フィールドであると考えられている。鉄利用微生物は海底や海洋地殻の規模を踏まえると圧倒的な存在量を誇り、光の届かない栄養の乏しい環境での生態系を支える重要な一次生産者であると予想される。このような考えから…

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  • 独立成分分析を用いた深海底堆積物の地球化学データ解析

    安川 和孝, 中村 謙太郎, 藤永 公一郎, 大田 隼一郎, 高谷 雄太郎, 町田 嗣樹, 岩森 光, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 248-, 2014

    講演者らは,深海底堆積物の包括的な地球化学組成データセットに対し,比較的新しい統計解析手法である独立成分分析を適用して解析を実施した.独立成分分析では,主成分分析や因子分析とは異なり,データ構造の非正規性に着目してデータが内包する特徴的な成分やプロセスの情報を抽出するため,堆積物が持つ真に独立な地球化学的情報の分離が可能になると期待される.本発表ではこの解析結果に基づき,抽出された独立成分が持つ…

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  • 南鳥島レアアース泥研究の最前線

    加藤 泰浩, 藤永 公一郎, 中村 謙太郎, 鈴木 勝彦, 柏原 輝彦, 町田 嗣樹, 原口 悟, 安川 和孝, 大田 隼一郎, 渡辺 大輝, 飯島 耕一, 町山 栄章, 西尾 嘉朗, 野崎 達生, 岩森 光, KR13-02 乗船者一同 日本地質学会学術大会講演要旨 2013 (0), 145-, 2013

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  • W8-4  がん微小環境における抑制性免疫細胞の誘導とその制御

    谷口 智憲, 中村 謙太, 杉山 重里, 西尾 浩, 川村 直, 里見 良輔, 河上 裕 日本臨床免疫学会会誌 36 (5), 358-358, 2013

     がん微小環境では,がん細胞の産生する免疫抑制因子により,MDSC (myeloid-derived suppressor cell),tumor-associated macrophage (TAM),制御性樹状細胞(regulatory DC),制御性T細胞(Treg)などの,免疫抑制細胞が誘導され腫瘍免疫回避の重要な原因となっている.がん免疫療法の改善のためには,この腫瘍免疫回避機構の克服…

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  • KR13-02調査航海で得られた南鳥島周辺における高濃度レアアース泥の空間分布と化学的特徴

    鈴木 勝彦, 加藤 泰浩, 飯島 耕一, 中村 謙太郎, 藤永 公一郎, 西尾 嘉朗, 町山 栄章, 町田 嗣樹, 原口 悟, 安川 和孝, 大田 隼一郎, 野崎 達生, KR13-02 乗船者一同 日本地球化学会年会要旨集 60 (0), 210-, 2013

    発表者らは,2013年1月21日から31日に,JAMSTECの深海調査研究船「かいれい」によるKR13-02調査航海 (首席:飯島耕一) を行い,サブボトムプロファイラーを用いて海底下浅部の構造を調査すると共に,ピストンコアラー(最大採泥管長20m)を用いて7本の堆積物コア試料を採取した。本発表では,得られた結果について詳細に説明し,レアアース泥の生成プロセスについて議論を行いたい。

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  • コマチアイトの熱水変質実験による水素発生過程の解明

    吉崎 もと子, 渋谷 岳造, 鈴木 勝彦, 清水 健二, 中村 謙太郎, 大森 聡一, 高井 研, 丸山 茂徳 日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 228-, 2012

    300℃、50MPaの条件下でコマチアイトと海水との反応実験を行うことで、初期地球のコマチアイト熱水系における水素発生量とその反応過程を検証した。実験装置は閉鎖系のバッチ型実験システムを用いた。付属のサンプリングチューブから定期的に溶液試料の採取を行い、溶存ガス・元素の測定を行った。実験終了後に固体試料を取り出し、XRD分析と磁気ヒステリシス測定を行った。発生した水素濃度は、実験開始300時間程…

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  • コマチアイトの熱水変質実験による水素発生過程の解明

    吉崎 もと子, 渋谷 岳造, 鈴木 勝彦, 清水 健二, 中村 謙太郎, 大森 聡一, 高井 研, 丸山 茂徳 日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 58-58, 2011

    様々な分野の研究から、初期地球の熱水系にはメタン生成菌のような水素をエネルギー源とする化学合成独立栄養細菌を一次生産者に持つ生態系が繁栄しており、水素は生命誕生・進化の重要な鍵であったと考えられる。本研究では、初期地球熱水系では当時の表層にあったとされるAl枯渇型コマチアイトが水素発生を担っていたと考え、熱水実験を通して初期地球のコマチアイト熱水系における水素発生量とその反応過程を検証した。その…

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  • 太古代の海底熱水変質作用が示唆する当時の大気-海洋環境

    中村 謙太郎, 高井 研, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 14-14, 2010

    太古代海底玄武岩の炭酸塩化作用をもたらす変質条件を地球化学モデルによって検証した。その結果、(1)炭酸塩化作用は、CO2濃度が現在のおよそ10倍以上になると顕著になること、(2)炭酸塩化作用は、低温・高水岩石比条件ほど起こりやすく、高温・低水岩石比条件では起こらないこと、(3) CO2濃度の上昇、温度低下、水岩石比の上昇に伴って、Caの分配先は(a)珪酸塩鉱物 → (b)珪酸塩+炭酸塩鉱物 → …

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  • 中央インド洋海嶺で第3,第4の熱水活動域を発見

    川口 慎介, 中村 謙太郎, 高井 研, 野口 拓郎, 折橋 裕二, 佐野 有司, 玉木 賢策 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 162-162, 2010

    中央インド洋海嶺南緯18-20度域において、二つの熱水活動域を新規に発見したので報告する。南緯19度のSolitaire熱水域は,海嶺拡大軸谷西側に位置し,10種を超える豊富な生物種によって特徴付けられる。南緯18度のDodo熱水域は,大規模なトランスフォーム断層の南側に隣接するセグメントに存在し,海嶺拡大軸中央部の大規模玄武岩溶岩流跡上に位置する。講演では,KaireiおよびEdmondの両熱…

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  • フラックスフリーフュージョン法による花崗岩の酸分解

    清水 健二, 常 青, 中村 謙太郎 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 26-26, 2010

    高温電気炉を用いて岩石粉末のみを完全溶融し、均質なガラスにし、そのガラスを従来のHF+HClO4を用いた酸分解し、四重極ICP-MSで微量元素組成を分析した。本手法をGSJとUSGSの標準岩石粉末に応用した結果、Pb, Tlなどの一部の揮発性元素を除き、推奨値や公表値と非常によく一致した。本手法を用いると多量の花崗岩(~0.5g)を迅速かつ完全に分解(溶液化)できる。

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  • 地球表層炭素循環モデリングに基づく暁新世/始新世境界温暖化極大の発生原因の再検討

    安川 和孝, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 地質学雑誌 116 (8), 418-436, 2010

    約55 Maに生じた暁新世/始新世境界温暖化極大(PETM)では,炭素同位体比負異常(CIE)を伴う4℃以上の全球的温暖化が生じた.これは<sup>12</sup>Cに富む温室効果ガスの放出を示唆しているが,その起源は現在も特定されていない.本稿ではこの問題を,シンプルな炭素循環モデリングにより再検討した.PETMのトリガーとしては,同時期に北大西洋で起こった大規模火成活動が最も妥当と考えられる…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献113件

  • 玄武岩を利用したCO<sub>2</sub>の地中隔離 -実験的アプローチによるCO<sub>2</sub>の固定効率の推計-

    高谷 雄太郎, 中村 謙太郎, 加藤 泰浩 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 15-15, 2010

    CO<sub>2</sub>帯水層貯留の貯留サイトとして,地中の玄武岩層に注目が集まっている.玄武岩は反応性が高く,またCaやMg,Feといった,炭酸塩鉱物を形成しやすいアルカリ土類元素に富んだ組成を持つことから,CO<sub>2</sub>貯留の長期安全性を規定する地化学トラッピングが速やかに進行すると期待されるためだ.本研究では,玄武岩層内におけるCO<sub>2</sub>地化学トラッピン…

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  • 熱水の相分離が海底熱水生態系に及ぼす影響

    中村 謙太郎, 高井 研 日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 7-7, 2009

    海底熱水の化学組成を決める最も主要なプロセスは,岩石と海水との反応である.例えば,一般的な中央海嶺の熱水系は玄武岩にホストされており,その熱水組成は玄武岩-海水反応に支配されている.これに対して,低速度拡大海嶺などに認められる超マフィック岩にホストされる熱水系においては,蛇紋石化作用に伴って発生する水素によって,一般的な中央海嶺熱水に比べて一桁以上高い水素濃度を持った熱水が噴出している.一方,熱…

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  • 300℃、500気圧におけるコマチアイトの熱水変質実験

    吉崎 もと子, 鈴木 勝彦, 澁谷 岳造, 清水 健二, 中村 謙太郎, 大森 聡一, 高井 研, 丸山 茂徳 日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 121-121, 2009

    深海熱水系は地球上における生命の誕生・進化の場として注目されてきた。初期地球における最も原始的な微生物生態系はメタン生成菌を一次生産者にもつ生態系だと考えられており、それらは水素の酸化から代謝エネルギーを得る。ゆえに、水素は初期地球における熱水系において重要な鍵である。本研究では、この水素発生源をコマチアイトの熱水反応だと考え、実験により反応にともなう水素の発生を評価した。出発物質にはバーバート…

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  • 南西インド洋海嶺34°Eから40°Eの3つのセグメントから得られた玄武岩の地球化学

    佐藤 暢, 中村 謙太郎, 町田 嗣樹, 淡路 俊作, 加藤 泰浩, 熊谷 英憲 日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 4-4, 2009

    中央海嶺での拡大様式や海嶺の構造は、拡大速度とメルト供給のバランスで決まっており、メルト供給量はマントルソースの温度や組成を反映していると考えられる。従って、拡大速度がほぼ等しい中央海嶺での拡大様式・海嶺の構造は、マントルソースの温度・組成条件の違いの結果であると推測される。このことを検証する目的で南西インド洋海嶺の東経34°から40°の海域で岩石採取を行った。採取された玄武岩の微量元素組成に基…

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  • 蛇紋岩化反応にともなう水素発生に関する熱水実験システム

    吉崎 もと子, 鈴木 勝彦, 中村 謙太郎, 山口 耕生, 渋谷 岳造, 山本 伸次, 大森 聡一, 高井 研, 丸山 茂徳 日本地球化学会年会要旨集 55 (0), 160-160, 2008

    近年、インド洋中央海嶺の海洋底熱水活動域(Kairei フィールド)にて水素を主なエネルギー源とする独立栄養微生物生態系の存在が発見された微生物生態系の存在様式と生息環境は、地質学的研究から予想される太古代の海洋底及び海底熱水活動と整合し、かつ生物系統学や進化生化学の見地から推測される極めて原始的な微生物系統ならびに代謝様式にも合致することから、この微生物生態系とそれを支える熱水活動が、原始地球…

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  • 中央海嶺玄武岩 (MORB) および関連するはんれい岩やかんらん岩のヘリウム同位体

    熊谷 英憲, 阿部 なつ江, 佐藤 佳子, 森下 知晃, 下司 信夫, 中村 謙太郎, 根尾 夏紀 日本地球化学会年会要旨集 55 (0), 79-79, 2008

    地球化学的基準としてしばしば用いられる中央海嶺玄武岩(MORB)内部の不均質の起源を検討するため、海嶺軸の急冷玄武岩ガラスに加えて、近傍の断裂帯等で産する海洋底かんらん岩や海洋コアコンプレックスのはんれい岩についてヘリウム同位体分析を行った。南西インド洋海嶺東経10度付近の顕著な同位体異常のみられる海域を含め、海嶺軸の玄武岩ガラスとかんらん岩、はんれい岩試料の<SUP>3</SUP>He/<SU…

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  • ダム下流域で見られた黒色化礫の原因―微量分析を用いた事例報告―

    池田 智子, 中村 謙太郎, 藤永 公一郎 地盤工学ジャーナル 2 (3), 107-112, 2007

    山口県西方の山間部におけるある河川流域において,ダムより下流域にのみ河床が黒色化する箇所が認められる。当箇所の礫は,金属光沢を有する非常に薄い黒色の被膜に覆われていた。このような現象の原因を解明するため,黒色礫・河川水・ダム湖水について微量分析およびpH・酸化還元電位(Eh)・溶存酸素量(DO)等の水質測定を行った。その結果,黒色化した礫表層部ではマンガン(Mn)の含有量が非常に高く,河川水から…

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  • 西太平洋海山(上田リッジ)の変質火山岩の化学組成

    淡路 俊作, 中村 謙太郎, 森口 恵美, 加藤 泰浩, 石井 輝秋 資源地質 54 (2), 125-138, 2004

    Mineralogical and geochemical features of low-temperature hydrothermally altered pillow basalts dredged from the western Pacific seamount (Uyeda Ridge) are documented. The altered basalts consist …

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