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検索結果 846,619 件

  • 台湾の地域自治単位「里」制度

    馬場 健彦 Journal of Group Dynamics 41 (0), 16-37, 2024-12-28

    ...こうしたメカニズムはボランティア従者に対する深い理解・高い評価と、政治的姿勢の表明をタブー視しない文化に裏打ちされている。</tt></p>...

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  • いじめの集団力学への序説

    八ッ塚 一郎 Journal of Group Dynamics 41 (0), 3-14, 2024-12-28

    ...いじめと呼ばれる現象では、当者間の力学も、集団内の布置もあまりに多様で互いに矛盾を来すほどであり、時間的プロセスまで加味すると態はおよそ複雑を極める。さらに唯一共通するはずの、被害者の苦痛という要素についても、それを訴え出ることができず、被害としての認識すら持てないケースまで存在するため、いじめの把握は原理的に極めて困難である。...

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  • 絵画教室と小学校における美術教育者の評価観の比較

    土屋 花琳 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 67-72, 2024-05-11

    ...<p>本研究では,美術教育に携わる教育者の評価に注目し,美術的・技術的・学術的な評価の観点を明らかにする.そこで,絵画教室講師と小学校教諭の2名にインタビューし,解釈的現象学的アプローチの方法に基づいて分析した.両者とも「社会」,とくに「生きる力」を意識しつつも,「学習」と「仕」の目的達成と技能獲得において相違が見られた.一方で,経験や意欲など共通する評価観も見られ,教育実践者の複雑な実態が明らかになった...

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  • クラウド環境における1人1台端末活用の促進要因の例分析

    草本 明子, 長縄 正芳, 水谷 年孝, 高橋 純 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 90-97, 2024-05-11

    <p>本研究は,中学校を対象とし,クラウド環境における1人1台端末活用の促進要因を検討することを目的とする.中学校の数学科教師および当時の管理職に,半構造化インタビューを用いて調査を行った.結果,1)「1人1台端末活用の促進」に影響を及ぼす要因として「環境要因」「信頼性要因」「個人的要因」の3つの要因が存在し,GIGAスクール構想前のICT活用促進要因と共通する要因とGIGAスクール構想後の新た…

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  • アイトラッキングシステムを活用した若手教師の一斉指導型授業における視線配布行動分析

    大島 崇行 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 109-112, 2024-05-11

    ...<p>本研究では,アイトラッキングカメラによる視点抽出により,一斉授業型の授業場面や学習者毎の若手教師の視点配布行動の実態を明らかにすることを目的とした.実践の結果,①学習場面により教師Aの注視対象が異なっていたことが明らかになった.また,②教師Aの学習者毎の視線配布には偏りがあり,意図的な視線配布をする一方,統制しきれていない恣意的な視線配布も行っていることが例的に明らかになった.</p>...

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  • 中学校英語科の定期考査におけるCBT導入の例調査

    中川 哲, 池田 伸吾, 辻 慎一郎, 堀田 龍也 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 209-214, 2024-05-11

    ...<p>本研究では,学習者用1人1台情報端末が整備された中学校での英語科定期考査において,CBT(Computer Based Test)の実施実態を探るべく,例調査を行った.調査分析では,PBT(Paper Based Test)で実施された定期考査とCBTで実施された定期考査との出題形式について比較を行い,テストを作成した教員へのインタビューを通じて,その背景と意図を明らかにした.本研究により,...

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  • 1人1台端末を活用した授業における児童の発話の例研究

    久川 慶貴, 草本 明子, 高橋 純 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 31-36, 2024-05-11

    <p>1人1台端末を活用し,学習者による学習活動の自己決定が行われている授業における児童の発話から,学習活動の特徴を明らかにすることを目的とした.小学校6年生1名の直接の発話およびクラウドでの発話(クラウドでの文字入力)を分析した.結果,1)授業を通して他者との直接の対話を中心に学習活動が行われること,2)直接の発話とクラウドでの発話が繰り返されること,3)何について読み取るのか,どの場面やどの…

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  • 新逆向き設計を指導する仮想授業ゲームの対話方略とテンプレート開発

    松田 稔樹 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 59-66, 2024-05-11

    ...<p>新逆向き設計では,高校の教科カリキュラムを改革するために,「SDGsをテーマにした総合的な探究の時間の活動設計⇒教科の探究活動設計⇒教科の通常授業の単元設計」をする.これを教職課程で指導するために,筆者は仮想授業ゲームを開発してきた.本稿では,その効果を高める対話方略を検討した上で,教科の探究活動の例データや単元指導計画の内容項目データを設定すれば,自動的に動作するゲーム盤テンプレートを開発...

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  • 授業研究における実の解釈の了解可能性を高めるためのベイズ推定の活用

    花里 真吾, 柴田 好章 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 118-125, 2024-05-11

    ...<p>教師および研究者の専門性が発揮され,その向上が期待される授業研究では,授業記録の解釈の妥当性を高めることが肝要である.しかし,研究は教師および研究者のコミュニティを基盤として行われ,コミュニティや文脈への依存度が高いため,それは容易ではない.こうした難題に対し,本研究では,ベイズ更新・ベイズ推定の見方・考え方を援用し,観測された実の背後に隠れている実の解釈の了解可能性を高める方法を検討する...

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  • 生成AIを用いたPBLシミュレーターの開発

    稲垣 忠, 平井 聡一郎, 佐藤 雄太 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 201-208, 2024-05-11

    ...<p>児童生徒に共通したゴール設定のもとで個別あるいはグループで探究に従するプロジェクト型学習を対象に,生成AIと対話しながら授業構想を検討するシミュレーターを開発した.プロンプトとしてPBLをデザインするIDプロセスを組み込むことで対話的に順を追って授業設計ができるよう支援した.探究学習をテーマとした教員対象のワークショップにおいて本シミュレーターを試用する機会を設定した結果,授業アイデアを広げること...

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  • 海水を味方につけて機能を上げる日焼け止め

    中谷 明弘 Colloid & Interface Communications 49 (2), 36-39, 2024-05-10

    ...</p><p>本稿ではピッカリングエマルション技術を日焼け止め製剤に応用し、従来の日焼け止めの課題であった海水環境での耐久性を向上させるだけでなく、逆に利用して機能を向上させるような日焼け止めの開発に成功した例<sup>[1][2]</sup>を紹介する。</p>...

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  • 討論会のこれから

    飯村 兼一 Colloid & Interface Communications 49 (2), 1-2, 2024-05-10

    ...オンライン参加はもともとはコロナ対策として導入した訳ですが、ご家庭あるいは仕上の都合などで現地参加が叶わない方がオンラインに切り替えて参加されておりました。...

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  • 不注意に起因する労働災害の特徴

    和崎 夏子, 高橋 明子 労働安全衛生研究 advpub (0), 2024-05-09

    ...<p>不注意は人間の特性として避けられないが,些細な不注意であっても大きな故につながることがある.本研究では,不注意に起因する労働災害の特徴を明らかにすることを目的とした.労働者死傷病報告に基づく労働災害に関する情報を公開する『職場のあんぜんサイト』のデータベースより,平成29年のデータ31,496件を対象に,不注意に起因すると考えられる個別例を抽出し,業種,故の型,年齢,不注意が生じた状況,...

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  • 粉体塗料用静電塗装ガンからの異常放電による着火危険性に関する実験的研究

    崔 光石, 遠藤 雄大, 鈴木 勇祐, 栁田 建三, 白松 憲一郎 労働安全衛生研究 advpub (0), 2024-05-09

    ...放電電荷量は70nC(絶対値)以下となり,この条件では着火しなかった.一方で,より大きな設定値(-120μA,-130μA,-140μA)の場合には,放電電荷量は1,500nC(絶対値)以上となり着火した.この電荷量は,EN 50050-2の定める着火リスク管理値200nC(絶対値)を大きく超えている.以上のように,異常放電の放電電荷量とガス着火・爆発実験結果との間に明確な相関関係が確認されたことから,前...

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  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    ...この課題に対し、様々な分野の専門家が集まり、①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか、②気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者は、効果的な適応策の実現に向けた強力な情報提供の主体である民間業者、気候変動に係るリテラシーや合意形成に深く関わってきたマスメディアや環境NGO/NPOと今後どう共創・協働していくべきかについて、議論した。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 宇宙法とは何か?

    佐藤 雅彦 日本航空宇宙学会誌 72 (5), 156-162, 2024-05-05

    ...についてである.2005年に本誌において,青木節子慶應義塾大学法科大学院教授と共著で同じ題目で宇宙法の解説を試みた.18年前と比べると,民間企業の躍進をはじめ宇宙活動の質・量ともに変化は著しく,種々のリスクも顕在化している.必然的にルール形成に対するニーズも高まっており,国内外で宇宙法規範の形成が活発化している.国や大学,専門機関や民間企業の様々な宇宙関連業や研究開発に日常的に取り組まれている多くの...

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  • 多周波PDOA測位に適したチャネル状態識別法

    原 嘉孝 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (5), 320-332, 2024-05-01

    ...本論文では,多周波PDOA測位に適したチャネル状態識別法を提案する.多周波PDOA測位の精度はチャネル状態に大きく依存するため,高精度測位を行えるチャネル状態か否かを前に識別し,高精度測位を行えると識別された状態で測位を行うことが望ましい.提案法では,無線局間での電波の到来時間差に含まれるキャリア周波数の周期の数の推定値が正しい可能性が高い場合に,高精度測位を行えるチャネル状態として識別する.特性評価...

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  • ライフサイエンスに貢献する3D細胞製品

    前川 敏彦 日本薬理学雑誌 159 (3), 144-149, 2024-05-01

    ...として社会実装することを目指して開発を進めており,いくつかの開発候補品はヒト臨床試験の段階に来ている.一方,この三次元細胞積層技術は,人体に近い環境で細胞を培養する技術に拡張でき,さまざまな分野の新製品の生体への効果を評価する新たな方法論として期待されている.そこで我々は,「機能性細胞デバイス(FCD)」と名付けたヒト臓器の機能の一部を体外で再現する小型デバイスを医薬品,食品や化粧品の開発者に提供する業...

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  • 筋感覚的な運動イメージ時の脳波に関する研究

    張 倬豪, Li Pengcheng, Connelly Akima, Rangpong Phurin, 八木 透 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (5), 461-462, 2024-05-01

    <p>Many studies have reported inconsistent results and features even when imagining the same movement using kinesthetic motor imagery (KMI). This inconsistency may be attributed to how individuals …

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  • ARDS診療ガイドライン2021一般の方向け解説の作成に関する委員会報告

    一般社団法人日本集中治療医学会/一般社団法人日本呼吸器学会/一般社団法人日本呼吸療法医学会ARDS診療ガイドライン2021作成委員会 日本集中治療医学会雑誌 31 (3), 219-225, 2024-05-01

    ...Guideline International Networkの実践的なガイダンスを参照しながら,平易な文章とイラストを用いてARDSの病態の総論,診療ガイドライン2021の推奨項などを4つの項目に分けて解説した。また,療養中に患者や家族が必要とする可能性のある情報について,7項目からなるコラムを作成した。...

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  • 序文

    山田 久陽, 吉川 公平 日本薬理学雑誌 159 (3), 137-137, 2024-05-01

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  • 特集:「TP&Dフォーラム2023」の編集にあたって

    青野 正太 情報の科学と技術 74 (5), 159-159, 2024-05-01

    ...</p><p>読者の皆様におかれましては,本特集記を通して整理技術・情報管理の動向を学ぶ一助にしていただければ幸いです。最後に,本特集の発行にあたりご尽力いただいたTP&Dフォーラム2023実行委員長である伊藤民雄様に御礼申し上げます。...

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  • J-TECが挑戦する再生医療の産業化

    井家 益和 日本薬理学雑誌 159 (3), 138-143, 2024-05-01

    ...薬承認を取得したが,その当時,再生医療製品がこの2品目しかなかったことから,わが国の再生医療の産業化の遅れが指摘された.2014年に再生医療を推進する法整備の一環として旧薬法が薬機法に改正され,再生医療等製品の分類が新設されたたことによって国内の製品開発が加速した.われわれは,2020年に自家培養角膜上皮ネピック,2021年に自家培養口腔粘膜上皮オキュラルの角膜上皮幹細胞疲弊症を適応対象とした薬承認...

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  • プラズマモニターを用いたプラズマクリーナーにおける予知保全

    白水 博, 丹正 淳文, 翁 振雄, 田村 好司, 峯 孝太郎, 小川 正太郎, 勝山 ちひろ エレクトロニクス実装学会誌 27 (3), 249-258, 2024-05-01

    <p>半導体製造のパッケージング工程において,ワイヤーボンディングの接合性向上,モールド封止樹脂の密着性改善などの目的で,プラズマクリーナーが使用されている。プラズマクリーナーでは,前半工程のプラズマ処理と比較して,不揮発性反応生成物がチャンバー内に多く付着し,加工対象物に悪影響を与える。予防保全の観点からは,チャンバー内の汚れ具合に合わせたメンテナンスが有効だが,その汚れ度が正確に分からないた…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 終末期にある患者の食べたい気持ちを支えるチームアプローチ

    河田 照絵 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 154-158, 2024-04-30

    <p>人にとって食べることは生きることであり,その意味は多岐にわたる.慢性呼吸器疾患患者のみならず,加齢や慢性疾患に伴う嚥下機能の低下によって誤嚥リスクは高まり,高齢者の肺炎の多くは誤嚥に関連した肺炎である.誤嚥性肺炎を繰り返し,嚥下能力の回復が見込めない終末期にある患者に対し,できる限り口から食べ続けていくことを願う一方で,口から食べることをやめれば肺炎を繰り返すことを防げると判断し,本人,家…

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  • 教職志望の学生への一次救命処置に関する講義方法と課題

    関 由起子, 桐淵 博 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 93-101, 2024-04-30

    ...<b>結論</b>:学校での故の実態と例を理解することにより,子どものいのちを守ることが教員の使命との認識が高まり,救命活動への自信が高まることが明らかとなった。 </p>...

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  • 歯根形態異常および歯根吸収を呈する根尖膿瘍に対して意図的再植を行った1症例

    堅田 千裕, 岡本 基岐, 栗木 菜々子, 泉井 陽菜, 井上 愛弓, 藤原 茉優, 木ノ本 喜史, 林 美加子 日本歯科保存学雑誌 67 (2), 117-125, 2024-04-30

    ...</p><p> 全身的既往歴:特記項なし.</p><p> 現病歴:約3年前に,近医で上顎右側第二小臼歯のう蝕治療を行った.翌年,同歯に自発痛を覚えたため,近医を受診した.冷刺激に対して歯髄反応があり,咬合調整により症状が治まったため経過観察となった.8カ月後,再び自発痛を自覚したため,近医を受診.デンタルエックス線検査の結果,歯髄形態の異常が原因と考えられたため,当院受診となった....

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  • 軽度慢性閉塞性肺疾患患者への栄養食指導の介入による摂取栄養量と身体組成の変化

    大嶋 佑紀, 松嶋 真哉, 相川 駿, 小林 孝至, 駒瀬 裕子, 粒来 崇博, 吉田 美紀, 清水 朋子 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 232-238, 2024-04-30

    ...<p>【緒言】COPD患者への栄養食指導(以下,栄養指導)は,個別化した食療法の提案が可能で外来患者に適応しやすい反面,効果を検証した報告は少なく,特に病期が軽度な患者への介入効果は明らかでない.今回病期I~II期の安定期外来COPD患者へ栄養指導を実施し,効果を検討した....

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  • Lynch症候群の人々が置かれている状況に対する認識に関する質的研究

    上田 真由美, 青木 美紀子, 島袋 林秀 遺伝性腫瘍 23 (4), 140-145, 2024-04-30

    ...分析の結果,1)生涯にわたりがんを発症する可能性への覚悟と不安,2)子どものリスク認知と自律適応に対する責任と擁護,3)他者への歩みよりと協働,4)LSとともに歩む自己の確立の4テーマと,対応する7カテゴリおよび20サブカテゴリが抽出された.LSの人々は自身の置かれている状況に対し,遺伝とがんの両方を背負い続けることの覚悟と折り合いという認識だけではなく,LSとともに歩む自分を肯定的に捉え,家族や仕,...

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  • タバコの健康被害をどのように伝えるか?

    森田 純二 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 130-132, 2024-04-30

    ...<p>半世紀前の日本ではタバコはどこででも吸うが出来,男性の喫煙率は80%を超えていた.受動喫煙の害が明らかとなり禁煙支援活動も活発化し病院や学校での分煙や敷地内禁煙が進んだ.2006年4月からは「ニコチン依存症管理料」が算定され,喫煙習慣が依存症と診断され治療することが開始された.その結果男性の喫煙率は85%から最近では30%を切り,男女全体では20%を切った.しかしタバコ産業は近年新たに電子タバコ...

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  • 当院における慢性閉塞性肺疾患患者の筋肉量低下関連因子の検討

    野田 直孝, 出水 みいる, 若松 謙太郎, 川崎 雅之 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 225-231, 2024-04-30

    ...</p><p>【方法】当院に通院したCOPD患者の総筋肉量を登録時,6ヶ月後,12ヶ月後に体成分分析装置を用いて測定し,血液検査(アルブミン,中性脂肪,総コレステロール,クレアチンキナーゼ),COPD Assessment Test(CAT),Baseline Dyspnea Index(BDI),TDI(Transition Dyspnea Index),%1秒量,食摂取量を評価した....

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  • 免疫関連有害象の早期診断のため尿糖自己測定が有用であったニボルマブによる1型糖尿病の1例

    川名部 新, 中川 朋子, 内山 修太朗, 中村 祐太, 月山 秀一, 横田 健一, 曽根 正勝 糖尿病 67 (4), 173-180, 2024-04-30

    ...<p>症例は71歳女性.68歳時食道癌術後再発あり,ニボルマブ投与を開始した.初回投与時より,免疫関連有害象(immune related adverse events:irAE)による糖尿病発見目的に尿糖自己測定を指導した.22クール投与後より尿糖陽性が持続し,全身倦怠感を自覚し受診した.随時血糖352 mg/dL,HbA1c 6.6 %,随時血中CPR 0.7 ng/mL,尿ケトン±,アシドーシス...

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  • おかやまマラソンにおける医療救護体制と救命活動

    角南 和治, 津島 義正, 石井 史子, 木下 公久, 羽井佐 実, 氏平 徹, 髙田 良江, 堀 純也, 西岡 良子, 氏家 良人 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 86-92, 2024-04-30

    ...AED班は待機班(沿道に0.5〜1km間隔),自転車班,フィニッシュエリア班に分け,NPO救命おかやま(日頃から心肺蘇生講習会に携わる医療従者,救急救命士などで構成)に医療系学生などが救護サポーターで加わり,約200名余りで編成した。前日の救命講習会を受講した者はメディカルランナーとして協力を依頼した。全7回の大会で99,795名(男性81.3%)が出走し,男性4名が心停止となった。...

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  • 間質性肺炎におけるアドバンス・ケア・プランニングの重要性

    猪飼 やす子 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 105-110, 2024-04-30

    ...</p><p>急性増悪により間質性肺炎療養者の命にかかわる時,前に意思表示の機会がなければ,医療に価値観を反映させることの保障ができず,その判断は家族に委ねられる.意思決定は,欧米では本人の自律が主流であるが,わが国では療養者と家族,医療者との関係性の中で意思決定を行う自律(relational autonomy)が一般的である.価値観を医療に反映させることは自律の原則への支援であり,ACPは重要...

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  • 一般病棟へ肺炎で入院した患者に対する多職種連携の効果検証

    萩森 康孝, 沖田 将斗, 石丸 悠花, 箭代 理沙 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 191-198, 2024-04-30

    ...<p>【目的】本研究の目的は,肺炎で一般病棟に入院した症例に対して,多職種連携を行いやすい環境を作るための取り組みを行い,実施前後の比較をして,その効果を検証するである....

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  • 挿管人工呼吸器管理された重症COVID-19患者における腹臥位療法の効果と有害象の解析

    森 輝樹, 石原 敦司, 佐々木 優依, 細川 貴弘, 増田 篤紀, 吉眞 孝, 都竹 晃文 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 212-217, 2024-04-30

    ...</p><p>【結果】腹臥位実施前と実施8時間後のP/F ratioの最高値との比較で158.3±46.4から291.0±88.8へと有意差(P<0.01)をもって増加し,実施前と終了4時間後の比較でも272.7±76.7へと有意差(P<0.01)をもって増加した.腹臥位に直接的に関わる有害象の発生は認めなかったが,集中治療を行う中で腹臥位に関連する可能性のある,気胸や口腔内在菌菌血症などの有害象...

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  • 先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS)による日本のライフサイエンスの推進

    真野 昌二, 丸山 めぐみ, 阿形 清和, 鍋倉 淳一 顕微鏡 59 (1), 2-3, 2024-04-30

    ...<p>先端バイオイメージング支援プラットフォーム(Advanced Bioimaging Support: ABiS)は,生理学研究所と基礎生物学研究所を中核機関とし,最先端機器を導入し運営している大学・研究機関とネットワークを構成し,最先端技術を提供することにより科研費課題を推進する業である.最先端の光学顕微鏡,電子顕微鏡,磁気共鳴画像機器を用いた撮像と,高度な画像解析の支援を行っており,利用者...

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  • 沖縄県におけるスポーツツーリズム推進の現状と課題

    稲葉, 慎太郎 天理大学学報 75 (3), 17-28, 2024-04-29

    ...また学術的な観点からは,沖縄のスポーツツーリズム推進についてスポーツイベントが活用されている例が多くの研究対象とされていた。県外からの参加者を受け入れるにあたって,大会満足度が満たされていること,参加者間や地元住民との交流経験を通じて地域愛着を形成すること,多様な参加プログラムが用意されていることが必要であると報告されている。...

    機関リポジトリ

  • 骨盤静脈疾患の診断と治療 —SVP分類は是か非か—

    久米 博子, 小泉 伸也, 櫻澤 健一, 本間 香織, 加賀山 知子, 岸野 充浩, 岩井 武尚 静脈学 35 (1), 59-65, 2024-04-27

    ...症候群,ナットクラッカー症候群など,骨盤内の静脈うっ滞により起こるさまざまな症候群の総称である.これらの症候群は特定の症状に着目した病名で,各診療科でそれぞれに治療がなされてきたため,骨盤静脈疾患は系統的な治療や研究が行われていなかった.一般には経産婦で骨盤内に静脈拡張を認めても,無症状の場合が多い.しかし,静脈のうっ滞する部位によりさまざまな症状を呈することもあり,画一的な治療方針が立てられないのも実...

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  • パワー・ダイナミクスと組織ルーチンの遂行的側面

    菊地 宏樹 赤門マネジメント・レビュー 23 (2), 57-68, 2024-04-25

    ...これにあたり上司が部下の1年の働きぶりを評価する業績評価面談が例として用いられている。三つの業績評価面談を例として、その録画を行い、それに基づいて会話分析が実施されている。分析の結果、ルーチンの遂行にあたり、上司と部下のパワー関係により直示的側面からの逸脱が発生するか否かが変わってくる点が明らかとなった。...

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  • 当院でのSolution/Kシステムを介した外部委託検査結果の迅速化および見える化の取り組み

    上野 嘉彦, 石田 秀和, 岡 有希, 石田 真理子, 米玉利 準, 加藤 一郎, 藤原 琢也, 菊地 良介 医学検査 73 (2), 366-372, 2024-04-25

    <p>検体検査項目は多岐にわたりすべての項目を院内で対応することは不可能である。外部委託臨床検査会社による検査(外注検査)は,医療施設が任意に外部委託臨床検査会社と契約し,院外へ検体検査をはじめ臨床検査を外部委託する検査である。多岐にわたる臨床検査項目に対応できるメリットがある一方,検査結果報告までの日数や進捗確認方法にデメリットがある。2020年に株式会社エスアールエルは検査結果の自動取得,至…

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  • 空き家のリノベーションの過程及びその後の利活用がソーシャル・キャピタル形成に与える影響

    官 尋, 新 雄太, 矢吹 剣一, 後藤 智香子, 吉村 有司, 小泉 秀樹 都市計画論文集 59 (1), 27-35, 2024-04-25

    <p>空き家増加が進む中で、その利活用によるコミュニティ再生が必要とされている。一方で、コミュニティ希薄化や崩壊の裏には、ソーシャル・キャピタル(SC)の減少が深く関わり、豊かなコミュニティ形成にはSCの醸成が重要とされる。空き家の利活用によるコミュニティ再生につなげるためには、その利活用がSC形成に与える影響を明らかにする必要があると考え、本研究では①影響を与える要素は何か、②どのようにSC形…

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  • 当院における脳波検査の緊急報告について

    津藤 有子, 若杉 志穂, 杉山 嘉史, 海老名 俊明, 廣瀬 春香 医学検査 73 (2), 205-214, 2024-04-25

    ...我々はISO 15189(国際標準化機構 臨床検査室―品質と能力に関する特定要求項)の認定取得を機に神経学的予後への影響を考慮した緊急報告値(波形)を定めた。2015年4月~2022年3月までの緊急報告例を調査した結果,143件の緊急報告があった。緊急報告の割合は,外来患者が多く含まれる検査室実施に比して病棟実施が高かった。...

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  • ISO 15189の要求項に適応した機材管理システムの構築と評価

    三宅 雅之, 飯尾 耕治, 池田 亮, 東影 明人, 大塚 文男 医学検査 73 (2), 316-322, 2024-04-25

    ...また,独自に開発したシステムであるためバグ修正や機能追加が容易であり,要求項を満たし,かつ今の検査室にとって適切なシステムを維持しやすいと考えられた。</p>...

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  • 自発的なまちづくり活動の担い手の動機・展開過程に見出される担い手同士の関係

    助川 達也, 中島 直人, 窪田 亜矢 都市計画論文集 59 (1), 1-7, 2024-04-25

    ...さらに、必ずしもはっきりした意志に基づくわけではない、当者たちにとっても即座には認識しづらい担い手同士の間接的な関係が、担い手の活動の動機・展開過程に影響を及ぼすことが明らかとなった。これは、既存のキーパーソン論が、顕在化した働きや意志を持った役割について述べていることとは違い、本研究の新たな知見である。</p>...

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  • 駐車場の地域ルールの運用実態と課題に関する研究

    宇於﨑 勝也, 泉山 塁威 都市計画論文集 59 (1), 36-42, 2024-04-25

    ...その結果、地域ルールを運用するうえで生じている、「駐車施設の供給が過剰」な状態という課題に着目して、今後の地域ルール策定において3点の考慮項を明らかにしている。特に隔地駐車の受け入れに関する今後の方向性を示唆している。</p>...

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  • 社会情勢の変化がもたらした食料品の買い物不便の問題の実態把握とその改善策に関する一考察

    関口 達也, 林 直樹, 寺田 悠希, 杉野 弘明 都市計画論文集 59 (1), 118-129, 2024-04-25

    ...19の感染リスクと食品価格の高騰が共存する社会状況にある.その様な社会の中で,人々の食料品の買い物環境も大きく変容している.そこで本研究では,東京都の複数市町村を対象としたアンケート調査の結果に基づき,コロナ禍以前(2019年期)と2023年1月(2023年期)の時点間での買い物行動・意識の比較を主とする定量的分析を行う.特に,2023年期における人々の「買い物不便」の意識構造,その様な不便を抱えるの...

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  • コンパクトシティの効果に関する国内研究レビュー

    鄒 孟龍, 大畑 友紀, 氏原 岳人 都市計画論文集 59 (1), 52-61, 2024-04-25

    ...,コンパクトシティが挙げられるようになって久しい.これまで,コンパクトシティの効果に関する研究は多数蓄積されており,環境面,経済面,社会面といった様々な視点からの効果検証がなされている.本研究では,コンパクトシティの効果に関する日本国内の既存研究を網羅的に整理するとともに,研究内容の変遷及び政策の効果等を分野ごとに整理した.また,コンパクトシティ政策の実施にあたり起こり得る問題も整理し,配慮すべき項...

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  • コメント2

    日比 絵里子, 田口 真樹子 農業経営研究 62 (1), 46-47, 2024-04-25

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  • 臨床検査検体の溶血率モニタリングの有用性と溶血率減少のための取り組みとその効果

    赤羽 あゆみ, 市村 直也, 東田 修二 医学検査 73 (2), 380-385, 2024-04-25

    ...真空採血管の容量に対する採血量の変更による溶血率の低下例では,採血管容量に対して半量以上採血することで溶血率が半減した。さらに,採血管の容器容量を小さいものに変更することでさらに溶血率が減少した。これらの例から検査試料の溶血率モニタリングが検査前工程の異常を早期発見することに役立つことを示した。</p>...

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  • 当院における早朝病棟採血への取り組み

    横山 颯大, 加藤 洋平, 関根 綾子, 岡 有希, 石田 秀和, 深尾 亜由美, 大倉 宏之, 菊地 良介 医学検査 73 (2), 386-393, 2024-04-25

    ...それに伴い,当院においても医師をはじめ,医療従者の働き方改革が本格化している。当院で診療科および看護部に対して,検査部に期待するタスク・シフト/シェアの要望調査を実施した結果,早朝病棟採血が高い要望として挙げられた。そこで,検査部は早朝病棟採血を実施した。全病棟を対象とすることは現実的ではないため,最も採血件数が多い病棟をトライアル病棟として半年間,臨床検査技師2名を派遣することとした。...

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  • 時間貸しを対象とした駐車場の適正配置と容量設定のための設計手法の提案と熊本市都心部への適用

    溝上 章志, 古賀 逸人, 劉 強 都市計画論文集 59 (1), 17-26, 2024-04-25

    ...<p>本研究では,まず,熊本市中心市街地の時間貸し駐車場の配置,容量,料金を調査し,空間的な特徴を明らかにする.次に,利用実態調査データを用いた駐車場選択行動モデルを推定し,選択に影響を与える要因を明らかにする.さらに,駐車場選択行動モデルを内生化した駐車シミュレーションモデルを構築し,駐車需要を予測しながら駐車場の利用者と業者それぞれの目的を最適化するような駐車場配置/容量の最適設計モデルを提案...

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  • 長講演

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 343-343, 2024-04-23

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  • 急性精巣上体炎の臨床像の後方視的検討

    増田 吉朗, 小幡 聡, 近藤 琢也, 福田 篤久, 川久保 尚徳, 栁 佑典, 永田 公二, 宮田 潤子, 松浦 俊治, 田尻 達郎 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 147-152, 2024-04-20

    ...</p><p>【結果】発症時年齢は1か月~14歳(中央値8歳),患側は右側36例,左側40例,両側1例,発症から受診までの時間は中央値8時間(IQR,5~14.5時間)であった.症状は,陰囊痛75例(97%),陰囊の腫脹44例(57%),発赤28例(36%),腹痛8例(10%),発熱5例(7%)であった.治療後の経過観察は,再診し経過観察をした症例が65例(84%)で,有再診のみが12例(16%)...

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  • IT企業の女性管理職が少ない構造要因とマネジメント課題の分析

    平田 貞代 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 103-119, 2024-04-20

    ...その結果、家労働や家計をやりくりする女性にとって管理職業務は時間・費用対効果が低く見える、昇格し続けることと非管理職のまま計画的に時間外手当を得ることを算段する、といった構造要因を導出した。さらに、企業労働と家労働とのバランスの最適化により生産量と生産性を高まるためのマネジメントを提示した。...

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  • 「SDGs未来都市」へのP2Mの適用に関する考察

    大和田 順子 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 19-35, 2024-04-20

    ...その過程でロジックモデルやプラットフォームマネジメントなど、P2Mの理論と技法が国の補助業において主流化していることを考察した。...

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  • 旭川医科大学皮膚科でエリテマトーデスに対してヒドロキシクロロキンを導入した30症例のまとめ

    野﨑 尋意, 岸部 麻里, 菅野 恭子, 井川 哲子, 本間 大, 中馬 真幸, 田崎 嘉一, 山本 明美 日本皮膚科学会雑誌 134 (4), 733-741, 2024-04-20

    ...<p>旭川医科大学皮膚科でヒドロキシクロロキンを導入した皮膚エリテマトーデス(CLE)および全身性エリテマトーデス(SLE)30例(CLE:18例,SLE:18例,重複あり)について,有効性・安全性を評価した.年齢は19~80歳(中央値48),男性4例,女性26例だった.CLASI活動性スコア,SLEDAIは有意に低下し,プレドニゾロン(PSL)を併用している症例の60%がPSLを減量できた.有害象...

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  • 外傷性精巣破裂の1小児例

    松島 正, 宮國 憲昭, 川谷 慶太, 杉原 哲郎, 梶 沙友里, 内田 豪気, 大橋 伸介, 黒部 仁, 大木 隆生 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 195-200, 2024-04-20

    ...当院紹介となった.超音波検査にて精巣を横断する低エコー域と不均一な低エコー域を認め,右精巣破裂及び陰囊内血腫と考えられた.また,ドプラ超音波検査にて右精巣内の血流低下を認めた.以上より外傷による精巣破裂と診断し,受傷後約9時間後に緊急手術を施行した.精巣白膜が断裂し,破裂した精巣実質が露出していたが,精巣は温存可能と判断し白膜修復術を施行した.外傷性精巣破裂の主要な原因はスポーツやバイクを主とする交通故...

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  • 持続可能な地域づくりにおけるP2M

    李 洸昊, 永井 祐二, 中野 健太郎 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 68-83, 2024-04-20

    ...本例から、自然資源を活用した地域づくりのプログラム構築のマネジメントを検証する。...

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  • P2Mを用いた看護基礎教育における指導法開発

    岡本 華枝, 徳永 基与子, 鈴木 克明, 小笠原 秀人 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 193-211, 2024-04-20

    ...統合実習を効果的に取り組むための実習前演習(前指導)や実習後の効果的な振り返り(後指導)は各教育機関ならびに各担当看護教員の裁量に委ねられている場合が多い。この問題を解決するために、P2Mの統合マネジメントを活用して前・後指導で活用するシミュレーション方法を開発し、実践・評価した。...

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  • 中年期以降の慢性心不全患者のセルフマネジメントにおける困難

    山本 裕子, 岩脇 陽子, 室田 昌子, 木下 涼子 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_119-1_129, 2024-04-20

    ...中高年期の慢性心不全患者のセルフマネジメントにおける困難は,【心不全について判断ができない】【自己管理の効果を実感できない】【自己管理を生活に織り込めない】【自分なりに心不全に向き合っている】【辛い思いのまま生活に喜びや楽しみがない】【仕の調整ができない】【社会的リソースが活用できない】【心不全の自分に価値が持てない】【心機能の低下により失ったものが多い】の9つのカテゴリが抽出された。...

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  • 精神障害者の病の意味に関する文献検討

    栗原 淳子, 中林 誠 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_149-1_156, 2024-04-20

    ...また,日本語と英語で書かれた原著論文,例報告,症例での質的研究に限定した。著作権に配慮し,内容を時系列に沿って統合した。結果:選定された5文献を対象とした。...

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  • 教職課程履修大学生が想起する「総合的な学習の時間」−中学時代の学習経験から教職課程における指導法を考える−

    栗山, 靖弘, 山本, 一生, 浜田, 幸史, Kuriyama, Yasuhiro, Yamamoto, Issei, Hamada, Koji 鹿屋体育大学学術研究紀要 62 1-12, 2024-04-16

    ...まず,自由記述の回答からは,「総合」として学生が覚えている項には限界があることが指摘できる.特に「総合」を修学旅行についての前学習や調べ学習と混同しており,特別活動との違いを認識できていない例が目立った.この点を学校における教育課程の編成の実態という視点から考察した.その結果,「総合」と「特別活動」が教育課程上も重なりを持ちつつ運用されていること,そして,生徒の学習経験という側面に加えて,教職課程...

    機関リポジトリ

  • ハードル走の実技と知識の学習を関連させたアクティブ・ラーニングによる授業の成果

    財津, 藍, 日髙, 正博, 佐々, 敬政, 後藤, 幸弘 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 10 (2), No.5-, 2024-04-16

    本研究は,ハードル走において,実技と体育理論を中心とした知識を関連させたアクティブ・ラーニングによる授業(AL 群)と,効率的に学習指導が展開できる教師主導型一斉指導による授業(NL 群)とを比較し,種々の面から学習成果を比較検討しようとした。その結果,50mH 走のタイムと速度維持率,及びハードリング技術(踏切距離,着地後1 …

    機関リポジトリ HANDLE

  • 片手のみの指揮による音楽表現の限界と可能性

    浦, 雄一 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 10 (2), No.1-, 2024-04-16

    本研究は、指揮者が片手のみを使用して指揮を行う際の問題点を明らかにし、その限界と可能性を探ることを目的とする。まず、1 人の指揮者がタイプの異なる2 つのグループ(吹奏楽団)を右手のみで指揮する実験を行った後、奏者に対し、片手による指揮の分かりやすさ(分かりにくさ)についてアンケートを実施した。次に、各グループの回答者を、実験後の反応によってそれぞれ3 …

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  • タスク活動と明示的文法指導を取り入れたCLIL志向の授業実践—公立中学校の例—

    木下 葵, 鈴木 渉 東北英語教育学会研究紀要 44 (0), 25-34, 2024-04-16

    <p>本研究の目的は,中学校の外国語(英語)科において,タスク活動と明示的文法指導を取り入れたCLIL志向の教育実践が,中学生の内容理解および言語(文法)学習に与える影響を検証することである。木下・斉藤・鈴木(2024)は中学校におけるCLIL志向の授業を実施し,文法の明示的指導を組み込んだ教授法の効果を検討したが,十分な文法理解に至らなかった。その問題点として,文法練習の時間不足,ターゲット文…

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  • デジタルバンクにおけるデータマート構築に関する実践:みんなの銀行を例として

    神辺, 圭一, 江里口, 剛喜 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP) 5 (2), 20-34, 2024-04-15

    本稿は,日本初のデジタルバンク「みんなの銀行」におけるデータ分析基盤について,主にデータウェアハウス(DWH)の観点から記したものである.DWHに連携された様々なデータは,前処理を経て「データマート」と呼ばれる用途別のテーブルに格納される.筆者らは,データ分析に携わるデータサイエンティストの立場から用途の異なるデータマートを効率的に構築するための手法を考案し,実践した.また,構築したデータマート…

    情報処理学会

  • メタバース:もうすぐ手の届く次世代技術を麻酔・疼痛管理へ―MoT(Metaverse of Things)と生成系AIの融合がもたらすものとは?―

    小林 透, 田中 祐大, 原田 拓実, 石下 里奈, 戸川 大樹, 深江 一輝, 荒井 研一, 今井 哲郎, 鮎瀬 卓郎 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 65-71, 2024-04-15

    ...<p> <b>【要旨】</b> 昨今,「メタバース」と「生成AI」が注目を集めている.著者らはこれまで「メタバース」が仮想空間ではなく,現実空間の問題解決のキーテクノロジーになるのではないかと考え研究を進めてきた.そこで本稿では,著者らのこれまでの「メタバース」を活用したソリューション開発例を紹介する.特に,現実空間の「もの」をメタバース化することで,新たな付加価値を創出する「MoT(Metaverse...

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  • 回避性パーソナリティ障害を持つ入院患者に対する作業機能障害に焦点を当てた実践の効果

    中村 麻幸, 川口 敬之, 勝山 基史 作業療法 43 (2), 272-279, 2024-04-15

    ...<p>社会的相互作用を極端に抑制することを特徴とする回避性パーソナリティ障害を有する例に対して,作業機能障害の種類と評価を用いた面接に基づく作業療法介入を実施した.介入の有効性を単一例実験研究デザインに基づき,作業療法参加回数および語りの変化,行動の変化を実施前後で調査した.その結果,作業療法参加回数は有意に増加および維持された.また日々の活動に意味を感じられる語りの変化が見られ,日中生活において...

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  • 安全対策の経済的評価 (2)

    牧野 良次 安全工学 63 (2), 73-81, 2024-04-15

    ...しかしながら業場が自らそのような評価を実施するための方法や支援 ツールは未だ整備されていない . そこで中央労働災害防止協会は 2020 年度から 3 年計画で , 企業が自社 の労働災害防止対策の経済的評価を前にかつ簡便に実施できるよう支援する方法論・ツール等の整備及 びその普及を行うことを目的とした調査研究業を立ち上げた . 本稿はその最終結果について報告するも のである .</p>...

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  • スマートフォン内蔵マイクを用いた歩道路面状況推定における汎用性の向上に向けた改善

    金澤 玲実, 石田 繁巳, 白石 陽 情報処理学会論文誌 65 (4), 842-852, 2024-04-15

    ...湿潤や凍結といった不安定な路面状況によって,歩行者の転倒・転落故が発生する.このような故を防止するためには,路面状況を前に把握することが重要である.本研究では,路面状況によって歩行音が異なることに着目し,スマートフォンの内蔵マイクを用いた音響センシングによって路面状況を推定する手法を提案する.本稿では,複数人の歩行音を収集し,歩行動作の個人差に頑健な推定手法を検討および評価する.評価実験の結果...

    DOI 情報処理学会

  • 特集:内視鏡医療労働における作業関連筋骨格系障害と人間工学

    榎原 毅 人間工学 60 (2), 71-74, 2024-04-15

    <p>作業関連筋骨格系障害(WMSDs, work-related musculoskeletal disorders)は,様々な職業において発生する.本リサーチ・イシューは医療労働,とりわけ内視鏡医療労働に焦点を当てる.内視鏡医療労働に関するWMSDsの動向ならびに人間工学対策やガイドラインの整備状況を俯瞰し,人間工学が取り組むべき3つのリサーチ・イシューとしてまとめた:1)内視鏡医療労働に関…

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  • 生活行為向上マネジメントを用いた訪問支援を利用した統合失調症圏・気分障害圏の人々の生活行為と時間使用の変化

    真下 いずみ, 干飯 純子, 四本 かやの, 橋本 健志 作業療法 43 (2), 213-221, 2024-04-15

    <p>本研究の目的は,対象者の希望する生活行為の遂行を支援する『生活行為向上マネジメントを用いた訪問支援』利用者の生活行為と時間使用の変化を調査することである.地域在住の統合失調症圏(F2)・気分障害圏(F3)(ICD-10)の診断を有する25人に作業質問紙を実施した.介入前は1日の約50%が『睡眠』と『動画視聴』に使用された.4ヵ月間の介入後には主観評価による『価値の低い生活行為』の遂行時間が…

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  • ソフトウェアエンジニアリングにおけるジェンダーに対する日本の取り組み:系統的文献レビュー

    鷲崎 弘宜, 小林 浩, 宮﨑 仁, 布村 佑奈, 槇原 絵里奈, ニウシャ ローズ, 新谷 勝利, 崔 恩瀞, 野田 夏子 情報処理学会論文誌 65 (4), 808-819, 2024-04-15

    ...Review: SLR)を通じて,ソフトウェアエンジニアリングにおけるジェンダーの日本の研究動向を明らかとした.具体的には,1987年から2023年までの21件の文献を特定した.特に2015年から発表件数が増えており,社会的認知の高まりを受けて研究が活発化しつつあることを特定した.主要なトピックの分類としては,プログラミング教育におけるジェンダーの扱いが多く,ほかにはソフトウェアエンジニアリングの組織や仕,...

    DOI 情報処理学会

  • 特集:人間工学アプローチの認知度向上に向けた方策に関する論考

    青木 洋貴 人間工学 60 (2), 60-65, 2024-04-15

    <p>人間工学アプローチの認知度向上を研究活動を通して実現していく方策について論じる.ターゲットとして企業を想定し,魅力ある研究とするために,多様な適用領域への展開と産学連携の有効性について考察する.特に方法論の開発を研究トピックとすることの有効性について焦点を当て論じる.同時にこれらの方策実施に当たって考慮すべき点についても論じる.</p>

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  • ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成に向けた公約の現状と課題

    渡部 明人, 齋藤 英子 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 203-208, 2024-04-15

    ...本稿では,筆頭著者がUHC2030として取り組んできたUHC達成に向けた各国の現状と課題を特定するための公約の進捗レビュー業を,日本の公衆衛生専門家に広く紹介するための総括として作成し,とくにその中から自発的国家レビューに関する本業の調査結果を抜粋して解説した。...

    DOI PubMed

  • コロナ禍中に於ける「小児アザのオンライン診療」の実際

    西堀 公治 日本レーザー医学会誌 45 (1), 17-23, 2024-04-15

    ...<p>オンライン診療(旧遠隔診療)は遠隔医療のうちの一つで,2018年に厚生労働省がオンライン診療指針を策定して以来,段階的に利活用の整備が進んできた.新型コロナウイルス感染症の拡大により本邦で緊急態宣言が発令され従来の診療体制が崩れ,医療サービスの提供法が変化した一つが「オンライン診療」であった.我々は小児アザの診療に於いて早期に診断し治療するスタイルを取る当院での取り組み及び症例を検討したので...

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  • ぺた語義:大学独自文章生成AI導入の必要性と課題

    塙 雅典, 坂田 信裕, 岡村 康弘, 森澤 正之 情報処理 65 (5), 252-256, 2024-04-15

    ...機能特化した文章生成AIサービスの構築例として,「特定授業の振り返り支援AI」のPoC構築例が紹介される.最後に,このAIにより60%以上の学生が振り返り量を増やし,振り返り文を質的にも向上させたことが述べられている....

    DOI 情報処理学会

  • 特集:安全人間工学の新展開

    狩川 大輔 人間工学 60 (2), 66-70, 2024-04-15

    <p>航空・プラント・医療のような現代の複雑システムは,機械などの技術システムのみならず,その運用に携わる多数の人や組織などの社会システムとの密接な関わりのもとで運用されており,社会技術システムと呼ばれる.それゆえ,これらのシステムの一層の安全性向上のために,人間工学が担う役割は大きい.本稿では,近年提唱されたSafety-IIやレジリエンスエンジニアリングが主張する新たな安全の見方から得られる…

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