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検索結果 214 件

  • 内側股継手長下肢装具により歩行機能が改善した上位腰椎二分脊椎症の一例

    亀山 啓博, 北原 エリ子, 渡部 幸司, 池野 充, 田中 弘志, 渡邉 篤優, 藤原 俊之 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 38-38, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに,目的】</p> <p> 上位腰椎二分脊椎症患者に対する歩行練習は,骨の健康や身体活動の促進を目標としてReciprocating-Gait-Orthosis(RGO)や骨盤付き長下肢装具(HKAFO)等が適用され実践されてきた (Wilson,2020).成人高位対麻痺患者においては内側股継手装具 (MSH-KAFO) の有用性を示す報告があるが (鈴木,2005),小児患者...

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  • 清潔間欠導尿を要する二分脊椎患児における腎障害発生のリスク因子の検討

    西村 竜哉, 日比野 聡, 田中 一樹, 北形 綾一, 湯澤 壮太郎, 藤田 直也 日本小児腎臓病学会雑誌 35 (1), 19-26, 2022

    ...<p>二分脊椎では開放性で90%以上,潜在性で約40%に下部尿路機能障害を合併し,一部に腎障害を引き起こす.当センターで清潔間欠導尿を継続する二分脊椎症例のうち,<sup>99m</sup>Tc-dimercapto succinic acid(DMSA)腎シンチグラフィを行った例を対象として,逆流性腎障害分類のGroup 2以上を腎障害ありと定義し,腎障害発生と関連し得る患者背景や臨床的特徴を後方視的...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 両股関節脱臼を呈した二分脊椎児の一例

    戸澤 興治, 福永 拙, 岩崎 達也, 和田 晃房 整形外科と災害外科 70 (3), 410-412, 2021-09-25

    ...<p>二分脊椎症児の股関節脱臼について,その治療を選択する際には麻痺レベルは重要な項目の一つである.今回,両股関節脱臼を生じた一症例の治療を経験し,考察を加え報告する....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 遺伝子多型によるビタミンの不足と対策

    香川 靖雄 生化学 93 (1), 109-116, 2021-02-25

    ...遺伝子変異型多型保持者(MTHFR, FADS1等)では野生型多型に較べると不足が顕在化し発症リスクとなる.遺伝子対応医学は糖尿病等の多因子疾患では困難であるが,ビタミン補給は変異型多型の疾病予防に有効である.長期の無作為化対照試験は栄養では困難であるが,遺伝子多型が既知であれば,多型が無作為に生じるためメンデルランダム解析で観察研究の因果関係が求まる.特に葉酸は82か国で穀類への添加が義務づけられ,二分脊椎症...

    DOI Web Site 医中誌

  • 二分脊椎症児の自己導尿目的の教育入院

    松原 健太 九州理学療法士学術大会誌 2021 (0), 29-29, 2021

    ...<p>【目的】</p><p>二分脊椎症患者における清潔間欠導尿は症候性尿路感染の発生頻度を減少させることが できると言われている。また、社会生活の自立を促す上でも清潔間欠自己導尿(以下、CISC)の獲得は必要と思われる。二分脊椎症の本児は、今後の社会生活の中でCISC が必要と考えられていたが、泌尿器科主治医より自宅での訓練不足を指摘されていた。...

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  • 同一椎の対側進行期分離と二分脊椎を合併したL5早期分離症で保存的加療により全ての骨癒合が得られた一例

    吉野 宗一郎, 泊 真二, 伊藤 康正, 由布 竜矢, 安原 隆寛, 清水 大樹, 筒井 聡 整形外科と災害外科 68 (3), 598-600, 2019-09-25

    <p>L5早期分離の対側に進行期分離が存在しかつ同一椎の二分脊椎も有する症例に保存療法を行い,早期分離のみならず進行期分離と二分脊椎の骨癒合も得られた症例を経験したので報告する.症例は8歳男児.スポーツ:水泳,テニス.半月前から腰痛が出現し前医を受診,分離症が疑われ当科紹介となった.単純X線画像でL5分離とL5,S1の二分脊椎を,CTではL5右に進行期分離を認め,左には明らかな分離を認めなかった…

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  • 潜在性二分脊椎症の合併により両側難治性足趾潰瘍を伴うBuerger病の発見が遅れた1治験例

    林 祐次郎, 佐々木 茂, 高山 哲郎, 本間 信之, 河村 圭一郎, 赤田 徹弥 日本血管外科学会雑誌 28 (1), 47-51, 2019-01-28

    ...<p>今回われわれは,潜在性二分脊椎症の合併により,両側難治性足趾潰瘍を伴うBuerger病の発見が遅れた1例を経験した.症例は33歳男性,生後より潜在性二分脊椎症を指摘されていたが,経過観察されていた.30歳時,二分脊椎症が原因と思われる足趾潰瘍形成をみとめ,創部デブリートメント,脊髄係留解除術を施行し潰瘍は改善した.2年後,難治性足趾皮膚潰瘍の再発をみとめ,症状改善しないため当院紹介となった.重症下肢虚血...

    DOI 医中誌

  • 二分脊椎症児の清潔間欠的導尿に関する文献検討

    徳島 佐由美 日本小児看護学会誌 28 (0), 214-219, 2019

    ...文献検討の多くは、二分脊椎症児の個々の障がいに応じたCISC指導に関するものであり、また調査対象者は二分脊椎症の家族か本人であった。家族は我が子が就学する時期に支援体制について不安を抱き、二分脊椎症児本人は学童期にはCISCを確立させることができるが、親子関係がその後のCISC継続に影響を及ぼしていることが示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 胸髄レベル二分脊椎症患児の理学療法

    山口 ひかり, 岡 裕士, 東野 秀紀, 島 季美果, 沖野 隆之, 村上 仁志 理学療法学Supplement 46S1 (0), J-52_2-J-52_2, 2019

    ...<p>【はじめに】脊髄運動最下髄節胸椎レベル(以下、Thレベル)の二分脊椎症患者はSharrard分類においてⅠ群に分類され、移動手段は実用歩行困難であり車椅子が必要である。しかし小山らはすべての障害レベルで早期から立位練習を開始することが抗重力筋の強化と骨成長を促すという意味で非常に重要であると述べている。...

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  • 肢体不自由児の車いす歩・走行時の頭部運動と視線

    齋藤 健治, 松浦 孝明 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇 6 (2), 11-20, 2018-03-31

    痙直型脳性まひによる肢体不自由児(CP)一名の車いす歩・走行時の頭部運動と視線を,上肢運動と眼球運動に問題がない二分脊椎による肢体不自由児(SB)一名を比較対象として調べた。頭部運動は三軸まわりの角速度を計測できるモーションセンサを用いて,視線はゴーグル型のアイマークレコーダーを用いて計測した。二人の実験参加者には,車いす歩行,車いす走行,ゴール地点に置いた視標を見ながらの走行,2.5 …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • <b>二分脊椎症児の認知機能の特性と算数学習における困難さの検討 </b>

    古山 貴仁, 川間 健之介 障害科学研究 42 (1), 163-172, 2018-03-31

    ...<p>二分脊椎症は、先天的に脊椎骨が形成不全となって起こる神経管閉鎖障害の1つであり、脳と脊髄の機能不全により神経学的認知特性を伴う。教科学習においても、これらの認知特性が要因となり、学習上の困難を呈すると思われるが、二分脊椎症児の学習の困難さに焦点を当てた研究は少ない。本研究では、二分脊椎症児12名を対象に、認知特性が算数学習に及ぼす影響について検討を行った。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 二分脊椎症児の父親の地域生活に対する思い

    古城 恵子, 小嶋 章吾, 福丸 由佳 家族心理学研究 31 (2), 119-131, 2018-01-31

    <p>  To obtain information to support fathers of children with disabilities, a modified grounded theory approach (M-GTA) was used to analyze “the process by which fathers of children with spina …

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  • 脊髄髄膜瘤を有する二分脊椎症患者の静脈内鎮静法下歯科治療時に体位への配慮を行った1症例

    道満 朝美, 山下 智章, 池上 真里佳, 杉村 智行, 三島 信之, 秋山 茂久 日本障害者歯科学会雑誌 38 (2), 162-166, 2017

    ...<p>二分脊椎症は,胎生期に生じた神経管の先天的閉鎖不全により起こる脊椎形成不全で,顕性と潜在性がある.脊髄髄膜瘤は,顕性の二分脊椎症で,髄膜と神経組織の脱出により形成された腫瘤のため,仰臥位では褥瘡を発症しやすい.今回われわれは,小児頭大の脊髄髄膜瘤を有する患者に対し,静脈内鎮静法下に歯科治療を行う際に,褥瘡予防のため体位に配慮した症例を経験したので報告する.患者は33歳,男性.日常生活は座位または...

    DOI 医中誌

  • 04生−10−口−11 肢体不自由児の衝動性眼球運動と滑動性眼球運動の特徴と指さし運動の影響

    齋藤 健治, 松浦 孝明 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 131_2-131_2, 2017

    ...被験者は、知的障害をともなわない脳性麻痺による痙直型肢体不自由児6名、二分脊椎症(脊椎疾患)による肢体不自由児1名であった。眼球運動計測は、①3s間隔で、左右30cm間隔をジャンプする円形視標を追視する衝動性眼球運動テスト、②直径27cmの円周を50deg/sで移動する視標を追視する滑動性眼球運動テスト、等で行った。...

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  • 6カ月ごとの全身麻酔下排尿管理時に歯周治療を実施した二分脊椎症患者の一例

    永井 悠介, 松本 重清 日本障害者歯科学会雑誌 37 (1), 28-34, 2016

    ...二分脊椎症は,母体内においてなんらかの理由で胎児の脊椎骨が形成不全となって起こる先天性神経管閉鎖障害の一つである.症状は症例によりさまざまで,膀胱および直腸障害による排泄障害,水頭症などがみられる.<br>今回,当院にて6カ月ごとに全身麻酔下での排尿管理を必要とする二分脊椎症患者に対して,全身麻酔下での処置の際に歯周治療を実施した症例について報告する....

    DOI 医中誌

  • 簡易式坐圧再分配補助用具を使用した坐骨部褥瘡症例の術後管理

    田中 健太郎, 赤松 順, 井上 正隆, 川渕 正敬, 前田 秀博, 國澤 雅裕 理学療法学Supplement 2015 (0), 0838-, 2016

    ...【はじめに】脊髄損傷や二分脊椎症等の患者は車椅子にて日常生活を過すため,坐骨部に褥瘡を生じることが多い。褥瘡に対する外科的治療は筋皮弁等にて坐骨を覆い包む再建術が主流である。しかし術後の再発率は他部位と比較して高く,術後管理に難渋する疾患でもある。...

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  • 重症下肢虚血の二分脊椎症患者が大切断を回避し歩行を再獲得した症例

    上口 茂徳, 大平 吉夫, 大塚 未来子, 古川 雅英 日本義肢装具学会誌 30 (4), 232-235, 2014

    ...大切断となる患者の多くは感染や虚血が切断原因となっていることが多い.虚血による大切断の場合,切断前からADL低下を生じており,義足が適合しても歩行を獲得できるかは別問題である.また,大切断は生命予後に影響するハイリスク因子であり,切断後の生存率は不良である.そのため複数の診療科で集学的に治療を行い,大切断を回避し,歩ける下肢救済が近年目指すべき医療として注目されている.本症例は,重症下肢虚血を伴った二分脊椎症患者...

    DOI 医中誌

  • 短下肢装具の背屈制動開始角度の違いが二分脊椎・脳性麻痺の歩容に与える影響

    糸数 昌史 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101414-48101414, 2013

    ...そこで、本研究では二分脊椎症と脳性麻痺を対象に、WGSの異なる背屈制動開始角度の設定による背屈制動の効果の違いを三次元動作分析装置により評価し、有効な背屈制動角度の設定を明らかにするために検討を行った。【方法】 対象者は下肢に運動麻痺を呈し、立脚期に膝屈曲傾向を示す患者10名(二分脊椎症5名、脳性麻痺5名)とした。...

    DOI 医中誌

  • 二分脊椎症児に対する電気刺激と運動療法の併用治療効果

    西川 秀一郎, 東野 秀紀, 岡 裕士, 渡辺 文, 齊藤 祐貴, 山口 早紀, 福井 直樹, 村上 仁志(MD) 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100721-48100721, 2013

    ...は有効なリハビリテーションとして期待されている.現に,Glinskyらは筋力トレーニングに電気刺激を併用することで,筋力増強効果を高める可能性があると報告している.また,小児脊髄損傷患者にESを実施した研究では,大腿四頭筋トルクの有意な増加を認めている(Karmel,1992).しかし,二分脊椎症患児に対し,電気刺激と筋力トレーニングを併用させた筋力増強効果の報告は散見される程度であり,本研究は二分脊椎症児...

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  • 継続的治療を受けなかった二分脊椎症の3例

    横西, 哲広, 藤川, 敦, 田中, 克幸, 佐藤, 博信, 所, 和彦, 高倉, 朋和, 小川, 毅彦 泌尿器科紀要 58 (1), 31-34, 2012-01

    We encountered three patients with dysuria who had undergone spinal surgery for spina bifida during infancy. The patients presented with mental disability and dysbasia. Difficulty in urination, …

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 小学校低学年通常学級に所属する肢体不自由児と健常児の歩行速度の比較

    岩下 文治, 東 周平, 近藤 直樹, 相良 美和子, 岩瀬 峰子, 池田 美里, 相良 研 理学療法学Supplement 2011 (0), Ba0960-Ba0960, 2012

    ...【結果】 診断の内訳は、脳性麻痺9例、他の脳原性疾患2例、二分脊椎症2例およびデュシェンヌ型筋ジストロフィー症1例であった。移動手段の内訳は、独歩8名、杖歩行3名および歩行器歩行3名であった。両群間において身長に統計学的有意差は認められなかった。...

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  • 仙髄レベル二分脊椎症児の長下肢装具の必要性について

    西川 秀一郎, 東野 秀紀, 岡 裕士, 渡辺 文, 齊藤 祐貴, 村上 仁志 理学療法学Supplement 2011 (0), Bb1172-Bb1172, 2012

    ...【理学療法学研究としての意義】 二分脊椎症の装具療法に関しては、確立された指標はないが、Sレベルにおいて歩行様式を検討した結果、KAFO着用の有用性を示すことができ二分脊椎症の装具処方の目安になるのではないかと考えられる。...

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  • 発達障害児への在宅訪問事業への取り組み

    立山 順一 理学療法学Supplement 2011 (0), Ed1468-Ed1468, 2012

    ...それぞれの割合については、脳性麻痺:24%、ダウン症:38%,二分脊椎症:5%、進行性筋ジストロフィー症:2%、その他の発達障害:31%であった。また、訪問目的(重複)としては、発達評価:76%、療育指導:94%、障害受容へのサポート:35%、環境整備:40%、その他:45%であった。...

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  • 二分脊椎症と特定不能の広汎性発達障害を伴う児童の排尿訓練 : 課題分析に基づく指導事例(実践研究)

    伊藤 久志, 谷 晋二 行動療法研究 37 (2), 105-115, 2011-05-31

    ...本研究は、導尿スキルの習得が困難であった特定不能の広汎性発達障害を合併する二分脊椎症の男児 に対して導尿スキル訓練を実施した事例の報告である。介入を進めるにあたって、まず課題分析を実施 し、導尿スキル訓練時には課題分析表の提示、所要時間のフィードバック、強化価の高い強化子の設定 をすることを母親に提案し、それに基づき母親が導尿スキル訓練を実施した。...

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  • 二分脊椎症の活動予想について

    西川 秀一郎, 東野 秀紀, 岡 裕士, 渡辺 文, 齊藤 祐貴, 山本 雅也, 村上 白士 理学療法学Supplement 2010 (0), BbPI2147-BbPI2147, 2011

    ...【目的】<BR>二分脊椎症にとって実用歩行の獲得は、健常者と共に社会生活を営むうえで必要かつ重要であると考えている。<BR>二分脊椎の活動予想にSharrardの分類が一般的に多く用いられているが、当院では昭和48年から700例以上の二分脊椎症症例に対し独自の理学療法、装具療法を施行し、Sharrardの分類に挙げられる活動予想以上の移動能力の獲得を可能としてきた。...

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  • ロボットスーツHybrid Assistive Limb(HAL)福祉用を装着しての理学療法の取り組み

    毛井 敦, 加藤 一俊, 柏原 健作, 中原 佑太郎, 松崎 哲治 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 194-194, 2011

    ...2)二分脊椎症による両下肢麻痺20歳代女性 日常生活は車いすを使用しているが、屋内では両長下肢装具を使用して歩行は可能である。3)脊髄小脳変性症による両下肢麻痺30歳代男性日常生活は車いすを使用しているが、つたい歩きは可能である。なお、倫理的な配慮として対象者には研究の趣旨および説明を十分に行い同意を得た上で実施した。...

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  • クラッチでの歩行を獲得した二分脊椎症胸髄レベルの一症例

    西川 秀一郎, 東野  秀紀, 岡 裕士, 渡辺 文, 齊藤  祐貴, 村上 白士(DM) 近畿理学療法学術大会 2011 (0), 77-77, 2011

    ...【目的】 近年水頭症に対する脳圧減圧手術の技術の進歩により、二分脊椎症児に合併する水頭症においても知的発達、上肢機能の保全が十分に図られるようになった。そのため二分脊椎症児の将来的な社会生活での自立を考えた場合に、自立歩行の獲得・維持がその重要な要素となってきている。...

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  • 二分脊椎症者の「他者との差異を繕う」行動に至るプロセス

    小池 秀子 日本小児看護学会誌 20 (3), 74-81, 2011

    ...結果、対象者らは【二分脊椎症であること】により、日常生活の中で【だれとも異なる自己】であることを認識し、【普通の生活への願望】を抱き、【他者との差異を繕う】ことを重視した健康管理行動によって【自尊心の維持】をしていた。以上のことから、二分脊椎症の女性は、病識の欠如期間が長く、不要な身体的苦痛や心理的負担を経験する。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 膝関節屈曲制限のあるL3レベルの二分脊椎症児の理学療法について

    岡 裕士, 村上 白士(MD), 東野 秀紀, 西川 秀一郎, 渡辺 文, 齋藤 祐貴 近畿理学療法学術大会 2010 (0), 52-52, 2010

    ...【目的】 二分脊椎症は、両下肢の麻痺、ならびに知覚麻痺、脊髄髄膜瘤、水頭症、膀胱直腸障害を主症状とする先天性脊髄疾患である。当院では、学齢期までに歩行能力の確立とADLの自立をリハビリテーションの大きな目標としている。...

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  • 二分脊椎者の歩行分析

    糸数 昌史, 山本 澄子 理学療法学Supplement 2009 (0), A4P2030-A4P2030, 2010

    ...<BR>【理学療法学研究としての意義】本研究は歩行可能な二分脊椎症患者への歩容が短下肢装具の足継手の機能によって変化しうることを示すことができ、二分脊椎症患者への理学療法の新たな展開につながると思われる。...

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  • 足部潰瘍患者の歩行ーPhaseに着目した足圧動画解析

    大塚 未来子, 澁谷 博美, 山口 篤史 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 140-140, 2010

    ...<BR>【症例紹介】<BR>20代、男性、身長156cm、体重41kg、診断名:右第5趾化膿性骨髄炎に伴う難治性潰瘍、基礎疾患:先天性二分脊椎症、現病歴:2年程前より歩きすぎたことで右第5趾中足骨部に胼胝形成し、形成外科受診。デブリードマン及び皮弁形成術施行し、一旦治癒するも、創悪化を繰り返し、現在に至る。...

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  • 足部変形に対し装具療法が奏効した二分脊椎症の一症例

    西川 秀一郎, 村上 白士(MD), 東野 秀紀, 岡 裕士, 渡辺 文, 齋藤 祐貴 近畿理学療法学術大会 2010 (0), 53-53, 2010

    ...【理学療法学研究としての意義】 足部変形により歩行の制限が生じた二分脊椎症に対し、装具療法により歩行が可能となることを示すことができ、二分脊椎症への理学療法の新たな展開につながると思われる。...

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  • 胎児期の低栄養と成人病(生活習慣病)の発症

    福岡 秀興 栄養学雑誌 68 (1), 3-7, 2010

    ...二分脊椎症の多発傾向に見るごとく葉酸の不足した妊婦が多い事も想像され,胎児の遺伝子発現系の望ましくない変化が生じている可能性がある。妊婦栄養を今こそ見直す必要がある。妊娠前の栄養,妊娠中の栄養管理,授乳期の母乳哺育指導等が重要であり,疾病・健康・寿命がこの時期の栄養環境で決る事が理解され,次世代の健康を確保する重要な考え方として広まる事が期待される。<br>(オンラインのみ掲載)...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献30件

  • 潜在性二分脊椎の診断と治療

    栗原 淳, 四條 克倫, 西本 博 脳と発達 41 (3), 191-196, 2009

    ... 潜在性二分脊椎症には脊髄脂肪腫や先天性皮膚洞など様々な病態が存在するため, その治療指針に関しては病態別に検討をする必要がある. また, これらの疾患には仙尾部の皮膚異常 (skin stigmata) を高率に伴うため, 早期診断にはskin stigmataに十分注意をする必要がある....

    DOI 医中誌 参考文献20件

  • 葉酸は神経管閉鎖障害の発生リスクを低減する : 妊婦の認知率・葉酸摂取率(2006年)

    近藤, 厚生, 下須賀, 洋一, 小口, 秀紀, 柴田, 金光, 倉内, 修, 市子, 哲, 井上, 裕美, 多田, 克彦, 山田, 満尚, 可世木, 成明, 成田, 収, 草西, 洋, 山田, 新尚, 山本, 真一, 大浦, 訓章, 竹村, 昌彦, 渡辺, 孝紀, 石原, 理, 竹田, 明宏, 渡邊, 潤一郎, 脇田, 勝次, 伊藤, 邦彦, 加藤, 千豊, 古山, 将康, 太田, 俊治, 二宮, 敬宇, 松澤, 克治, 藤島, 淑子, 石田, 昭太郎, 岡井, いくよ, 早川, ちさ, 後藤, 亨 泌尿器科紀要 54 (8), 537-542, 2008-08

    ...1251通のアンケート調査を分析した結果, 1)葉酸サプリメントが二分脊椎症を防止することを認識していたのは35%で, 高学歴群と高年齢群はそれぞれの対照群と比較してより多くがこの情報を承知していた。2)情報の入手源はマスメディアまたはインターネットと回答しており, 医療職からとの回答は13%であった。...

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 当センターにおける二分脊椎外来の取り組みと今後の課題

    近藤 直樹, 相良 研, 松尾 圭介 理学療法学Supplement 2007 (0), C1432-C1432, 2008

    ...<BR> その他,患者・家族との連携については,通常の外来受診時での情報交換と併せて,日本二分脊椎症協会北九州支部(親の会)と連携し,医療講演の開催や親の会主催の行事に参加することで意見交換のできる環境づくりにも取り組んでいる....

    DOI 医中誌

  • 成長期に急激な足関節の変形の増悪を呈した二分脊椎症児に対する装具の考案とその効果

    荒巻 ひとみ, 鶴崎 俊哉, 有薗 秋徳, 安東 大輔, 松山 裕 理学療法学Supplement 2007 (0), E0726-E0726, 2008

    ...【はじめに】<BR> 二分脊椎症児の足部の変形は筋力不均衡や痙性などによって生じ,支持基底面を狭くし,充分な荷重を困難にする.これにより立位・歩行時のバランス不良,代償運動の増加等を招き,さらに変形が増悪するという悪循環を引き起こす.また,患児の成長に伴い急激に悪化することがある.本報告は,足部のアライメントに着目してオリジナルの短下肢装具(以下,AFO)を考案し,その効果について検討した....

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  • V-Pシャントを有する二分脊椎患者に対する消化管利用膀胱拡大術の周術期管理

    鈴木 万里, 松野 大輔, 白柳 慶之, 山崎 雄一郎 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 44 (4), 585-589, 2008

    【目的】二分脊椎患者に対する消化管利用膀胱拡大術は広く行われている.しかし脳室-腹腔シャント(V-Pシャント)を有する患者では,重篤な合併症としてV-Pシャント感染がある.消化管や尿路を開放する手術ではその予防が重要となるが,周術期管理は施設によって異なっている.今回われわれは自験例について,V-Pシャント感染率と周術期管理を検討したので報告する.【方法】対象は2005年1月から2007年3月に…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 葉酸摂取は神経管閉鎖障害のリスクを減少させる

    近藤 厚生, 上平 修, 松浦 治, 小澤 秀夫, 小嶺 信一郎, 龍 覚 日本泌尿器科学会雑誌 99 (5), 638-644, 2008

    ...<br>結論: 二分脊椎症の出生率が増加傾向を示すのは, 先進諸国のうち日本だけである. 二分脊椎症の発生リスクを減少させるため, 泌尿器科医は葉酸の果たす重要性を若い女性・妊婦へ伝達することが望まれる....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献30件

  • 当院における二分脊椎患者の年代別移動能力について

    東野 秀紀 理学療法学Supplement 2007 (0), B0252-B0252, 2008

    ...【目的】<BR>二分脊椎症の歩行を予測する上で、Hofferの歩行能力の分類やSharrardの分類が参考されることが多い。当院では昭和48年に開院して以来運動麻痺レベル別の理学療法を行ってきた。最も歩行能力の高い学童期では、L5レベル以下では長下肢装具を装用し杖を使用することなく実用的な自立歩行が確立される。...

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  • 自己導尿法の獲得に向けての試み

    宮川 真理, 原 寛道 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 31-31, 2008

    ...診断名は二分脊椎症、水頭症。両下肢、左上肢にマヒ。左前腕回内制限あり。両側のピンチ力は弱く、巧緻性は低い。移動手段は車椅子自立、椅子等への移乗自立、平行棒内歩行軽介助。内向的な性格。排泄は、間欠的自己導尿法である。履くオムツを併用している。<BR> 【排泄の状況】<BR> 中学時代に床や台上での自己導尿法を獲得した。自宅と学校での排泄は同法で実施できている。...

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  • 先天奇形を持つ子どもの親の出産および子どもに対する反応に関する記述研究 <原著>

    深谷, 久子, 横尾, 京子, 中込, さと子, 村上, 真理, 藤本, 紗央里 日本新生児看護学会誌 13 (2), 2-16, 2007-03

    ...対象は口唇口蓋裂グループが4名, 先天性四肢障害グループが7名, 二分脊椎症グループが6名, ダウン症候群グループが4名であった. 本研究におけるデータは, 逐語録として作成したインタビュー内容と母親らが描いた図とし, グループ別に, 探索的内容分析を行い, さらに4グループの親の反応の共通性と相違性を分析し, 先天奇形の特性を包括した親の反応について検討した....

    機関リポジトリ Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 二分脊椎症者の装具の種類別歩行分析の試み

    信太 奈美, 山田 拓実, 清宮 清美, 坂田 清, 秋田 善行, 小川 雄司 理学療法学Supplement 2006 (0), E0453-E0453, 2007

    ...【目的】装具を使用して歩行を行っている二分脊椎症者は、学齢期を過ぎると生活環境の変化や活動範囲の拡大等に対応して装具を再検討することが多い。二分脊椎症者は、(1)下肢変形や体重増加(2)下肢の感覚障害における傷のリスク(3)装具の破損や耐久性の欠如等を考慮して装具を作成する必要があるものの、装具歩行の歩容に関する客観的なデータが少ないのが現状である。...

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  • 二分脊椎症児における足部変形と身体発育に関する調査

    安藤 芙未, 武田 知樹, 北泊 治美, 東野 秀紀, 大西 悦子, 魚谷 友子, 青野 賞子, 大野 智之 理学療法学Supplement 2006 (0), B0756-B0756, 2007

    ...【目的】<BR> 二分脊椎症児は,胎生期における神経管の癒合不全に起因した疾病であり,下肢運動麻痺,感覚障害,膀胱直腸障害,下肢変形等を来す.これら二分脊椎症児の生活指導においては,身長に見合った体重を維持していくことが必要である.下肢運動麻痺により筋収縮及び骨への荷重が不足することから低身長を示し,活動量が少ないことから過体重を示す傾向にある.過体重は,歩行能力に影響する因子としてあげられており...

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  • 奇形腫と二分脊椎症を伴ったpseudo-human tailの1例

    岩崎 稔, 遠藤 ゆかり, 中居 美雪, 笠原 誓子, 古田 昭寛, 今井 剛, 福田 俊一, 小林 久人, 雑賀 興慶 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 43 (2), 155-160, 2007

    ...MRIでは,軟部腫瘤像に尾骨成分を認めず,脊椎骨との交通性も指摘されなかった.さらに3D-CTで二分脊椎症の合併を認めたが椎骨前面での腫瘤像等は認めず,術中所見でも腫瘤と脊椎骨とに交通性を認めなかったため,腫瘤摘出術のみを施行した.病理組織学的に成熱型奇形腫と診断され,最終的に奇形腫と二分脊椎症に伴ったpseudo-human tailと考えられた.Human tailにはtrueとpseudoがあり...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 605 電動車いすのコントロールアシスト法

    百生 登, 大島 徹 Dynamics & Design Conference 2006 (0), _605-1_-_605-6_, 2006

    ...により,最適レギュレータによる状態フィードバック制御を行う.体幹の振れ角の測定は操作者の負担となるため,本研究ではカルマンフィルタによる推定値をフィードバックすることとした.なお,旋回方向成分は従来の電動車いすと同様速度制御(PI制御)を行う.被験者は成人男女5名,内3名(A,B,C)は車いす使用者であり,2名(D,E)は健常者である.車いす使用者の障害については,それぞれ外傷性脊椎損傷,脳性麻痺,二分脊椎症...

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  • 二分脊椎症児の移動方法についての調査

    大野 智之, 指宿 立, 北泊 治美, 東野 秀樹, 大西 悦子, 魚谷 友子, 柳瀬 純子, 西川 秀一郎 理学療法学Supplement 2005 (0), E1145-E1145, 2006

    ...【目的】二分脊椎症児は学童期の学校生活において,歩行能力と身辺処理能力が支障となり,設備および介護の面で整っている養護学校へ就学することが多いとされている.歩行能力は,学校という集団生活の中で多くの移動を要することとなる.また身辺処理能力では,膀胱直腸障害による排尿・排便管理の問題が発生する.今回,歩行能力に対し学童期の就学場面での移動における問題点を把握し,就学する二分脊椎症児の指標とすることを目的...

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  • 憤怒発作を伴う二分脊椎症児のリハビリテーションの経験

    清水 朋枝, 石川 公久, 深谷 大輔, 江口 清 理学療法学Supplement 2004 (0), B0267-B0267, 2005

    ...【はじめに】重症新生児室に出生直後から入院している二分脊椎症の女児に対し、約2年10ヶ月間継続してリハビリテーションを行なっている。今回、憤怒発作とリハ経過に着目し報告する。<BR>【症例紹介】2000.10.17生まれ、4歳1ヶ月の女児。診断名は、脊髄髄膜瘤術後、キアリ奇形、水頭症。V-Pシャント術、気管切開術等約10数回の手術歴あり。...

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  • 潰よう性大腸炎患者に生じた巨大なPeristomal Pyoderma Gangrenosumの1例

    石上 剛史, 辻上 幸司, 多田羅 潔, 佐伯 圭介 西日本皮膚科 67 (6), 563-565, 2005

    ...6歳時,二分脊椎症に伴う腸閉塞のため一時的下行結腸ストーマ造設術をうけた。2000年10月に潰瘍性大腸炎を発症し,2004年5月よりストーマ周囲に有痛性の潰瘍が出現し急速に拡大した。ストーマ周囲に15×25cmの境界明瞭な潰瘍を認め,潰瘍辺縁に軽度浸潤を触れる紅斑がみられた。臨床像および潰瘍性大腸炎に罹患していることよりperistomal PGと診断した。...

    DOI 被引用文献1件 参考文献8件

  • 二分脊椎症と葉酸

    近藤 厚生, 木村 恭祐, 磯部 安朗, 上平 修, 松浦 治, 後藤 百万, 岡井 いくよ 日本泌尿器科学会雑誌 94 (5), 551-559, 2003

    (目的) 神経管閉鎖障害に罹患する胎児の発生リスクは, 母親が妊娠前に葉酸を摂取すると低減できる. 研究目的は, 女性が食事から摂取する葉酸について検討し, 葉酸血清濃度を測定することである.<br>(対象と方法) 対象者は一般女性, 二分脊椎患者の母親, 妊婦, 二分脊椎患者, 看護学生の5群からなる222名の女性. 食事から摂取した葉酸量は, …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献4件 参考文献18件

  • 二分脊椎児の外反扁平足に対するトータルコンタクトAFOの作製と検証

    北原 エリ子, 佐藤 広美, 新保 松雄, 屋田 修, 秋田 善行, 後藤 直生 理学療法学Supplement 2002 (0), 376-376, 2003

    ...今回、外反扁平が著明な二分脊椎症例に対して足部にトータルコンタクトしたAFO(以下tc-AFO)を考案・作製し、良好な使用結果が得られたので報告する。【症例紹介】4歳0ヶ月 男児。脊髄脂肪腫根治術后のL3レベルの不全麻痺。MMTは両側股関節屈曲3 伸展1 外転2、膝関節屈曲伸展3、足関節底背屈0。歩行は、遊脚相でのdrop foot、立脚相でのtoe-outした外反扁平、左反張膝を呈していた。...

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  • 間欠導尿にて排尿管理されている二分脊椎症患者の検討

    小原 健司, 米山 健志, 水澤 隆樹, 筒井 寿基, 若月 秀光, 新井 啓, 小瀬川 悦子, 鈴木 一也, 高橋 公太 日本泌尿器科学会雑誌 94 (7), 664-670, 2003

    ...(目的) CICにより排尿管理を受けている二分脊椎症患者をCIC導入時の上部尿路障害の有無に注目し経過を検討した.<br>(対象と方法) 対象は二分脊椎症患者34例 (男性15例, 女性19例) である. CIC導入時に上部尿路の拡張を認めた症例は18例であり, その中で10例 (A群) は初診時にすでに認められ, 8例 (B群) は経過観察中に出現しCIC導入となった....

    DOI PubMed 医中誌 参考文献10件

  • 二分脊椎患者の尿路結石

    近藤 厚生, 後藤 百万, 磯部 安朗, 木村 恭祐, 上平 修, 松浦 治 日本泌尿器科学会雑誌 94 (1), 15-19, 2003

    ...(目的) 二分脊椎症患者における尿路結石の発生頻度と治療法を検討すること.<br>(患者と方法) 過去27年間に303名の二分脊椎症患者を治療し, その内50名には膀胱拡大術を実施した. カルテと患者ファイルを参照して, 尿路結石の発生頻度と治療法を検討した....

    DOI PubMed 医中誌 参考文献16件

  • 学童期の二分脊椎症児の母親の養育態度と健康管理への関わりについて

    堀 妙子, 奈良間 美保, 山内 尚子 日本小児看護学会誌 11 (1), 1-7, 2002

    ...学童期二分脊椎症児の母親の養育態度と健康管理への関わりの特徴、養育態度と健康管理への関わりとの関連性を明らかにすることを目的として調査を行った。外来通院中又は患者会に参加している学童期の二分脊椎症児の母親53名に質問紙調査を行った。その結果以下のことが明らかになった。1)患児の母親の養育態度「受容的・子ども中心的関わり」及び「統制的関わり」の下位尺度得点は学齢にともない減少する傾向が認められた。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献9件

  • 二分脊椎症例の膀胱尿管逆流に対する単独療法としての Cohen 法の長期成績に関する検討

    百瀬 均, 鳥本 一匡, 岸野 辰樹, 小野 隆征, 上甲 政徳 日本泌尿器科学会雑誌 92 (4), 493-497, 2001

    ...(目的) 二分脊椎症例に合併する膀胱尿管逆流症 (VUR) に対する, Cohen 法による尿管膀胱新吻合術単独治療の長期成績について検討した.<br>(対象と方法) 対象は1984年から1989年の間に, VURに対して Cohen 法のみで治療が行われた二分脊椎症例のうち, 5年間以上経過観察が行われた27例 (男性11例, 女性16例, 手術時平均年齢13.4歳) である....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 二分脊椎症例における膀胱尿管逆流症に対する経尿道的コラーゲン注入療法

    平山 暁秀, 柏井 浩希, 小野 隆征, 河田 陽一, 平田 直也, 山本 雅司, 山田 薫, 百瀬 均, 塩見 努 日本泌尿器科学会雑誌 90 (9), 784-789, 1999

    ...<br>(結語) 二分脊椎症例のVURに対するコラーゲンによる内視鏡的逆流防止術は, 簡便で患者に対する侵襲も少なく, 短期成績では十分な効果が得られたが, 再発の問題もあり, 長期成績を十分に検討した上で, 二分脊椎症例のVURに対する治療における本治療法の位置付けを考えていくことが重要であると思われた....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献21件

  • S状結腸利用膀胱拡大術後に於ける膀胱粘膜の組織学的検討

    岩下 公江, 山高 篤行, 森岡 新, 小林 弘幸, 岡崎 任晴, 宮野 武 順天堂医学 44 (4), 415-422, 1999

    緒言: 近年, 膀胱拡大術後の中期・長期経過観察例に於いて, 形成膀胱からの悪性腫瘍発生の報告が増加してきている. 対象・方法: 今回著者らは自験膀胱拡大術後症例 (n=100: 手術時年齢平均10.6歳) に対し, 術後定期的に施行した膀胱粘膜生検検体をもとに, 異形成や悪性化の有無に注目し, 形成膀胱粘膜の組織学的検討を行ったので報告する. 結果: 膀胱粘膜の扁平上皮化生を5例に, …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 二分脊椎症の膀胱尿管逆流と尿失禁

    辻 克和, 斉藤 政彦, 近藤 厚生, 成島 雅博, 小谷 俊一 日本泌尿器科学会雑誌 89 (1), 43-49, 1998

    ...二分脊椎症患者の逆流, 尿失禁の改善に保存的治療が無効なら逆流防止術と膀胱拡大術とスリング手術を含む手術療法を積極的に施行することの重要性が示唆された....

    DOI PubMed 医中誌 参考文献20件

  • 二分脊椎症例の尿路管理における手圧排尿と腹圧排尿の臨床的意義に関する比較検討

    百瀬, 均, 柏井, 浩希, 河田, 陽一, 平山, 暁秀, 平田, 直也, 山田, 薫, 山本, 雅司, 平尾, 佳彦 泌尿器科紀要 43 (11), 771-775, 1997-11

    手圧排尿を施行した1群56例と, 腹圧排尿を施行した2群22例に大別した.尿管理開始年齢は1群で0~31, 平均2.1歳, 2群で0~20, 平均4.5歳であった.1群の17例及び2群の13例は平均でそれぞれ14.6及び13.7年追跡した.1群の3例及び2群の1例は膀胱変形の進行を示した.2群の1例で膀胱尿管逆流が新しく現れた.2群の3例で水腎症, 3例で水尿管, 1例で膀胱変形, …

    HANDLE 医中誌

  • 妊娠・分娩を経験した二分脊椎5症例についての考察

    山本 雅司, 山田 薫, 平田 直也, 河田 陽一, 平山 暁秀, 柏井 浩希, 百瀬 均, 塩見 努, 末盛 毅, 夏目 修, 平尾 佳彦 日本泌尿器科学会雑誌 88 (12), 1005-1012, 1997

    ...本論文では, 妊娠・分娩を経験した二分脊椎症例について報告する.<br>(方法) 当院にて経過観察中に二分脊椎症例のうち妊娠・分娩を経験した5例を対象とした. 初回妊娠時の平均年齢は27.6歳 (26~32歳) であり, 5例においてのべ6回の分娩を経験した. 妊娠前に4例が泌尿器科にて手術を受けており, うち1例は膀胱拡大術が施行されていた....

    DOI PubMed 医中誌 参考文献22件

  • 膀胱拡大術後に出産した二分脊椎症例の1例

    山崎 雄一郎, 家後 理枝, 東間 紘, 小野寺 潤子, 中林 正雄 日本泌尿器科学会雑誌 88 (6), 632-635, 1997

    ...潜在性二分脊椎症にともなう神経因性膀胱に対し回腸による膀胱拡大術を施行し術後1年で妊娠した. 妊娠中の総腎機能は安定していたが難治性の尿路感染の対応に苦慮した. 妊娠中期より上部尿路閉塞の進行が生じ妊娠25週で腎盂炎を併発した. 上部尿路のドレナージを目的としてdouble-J型の尿管ステントを留置したが, 長期的に効果が不十分であり感染を遷延させた....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 10年以上経過観察が可能であった二分脊椎228症例における尿路の形態的変化についての考察

    山本 雅司, 柏井 浩希, 田中 洋造, 平山 暁秀, 平田 直也, 山田 薫, 百瀬 均, 夏目 修, 末盛 毅, 塩見 努, 平尾 佳彦, 岡島 英五郎 日本泌尿器科学会雑誌 88 (9), 820-825, 1997

    ...(目的) 長期経過観察が可能であった二分脊椎症例における尿路の形態的変化につき検討した.<br>(方法) 対象は10年以上経過観察が可能であった二分脊椎症例228例 (男97例, 女131例) で, 平均年齢は18.7歳 (10~51歳), 経過観察期間は10~27年 (平均13.4年) であった....

    DOI PubMed 医中誌 参考文献15件

  • 膀胱筋層切開による膀胱拡大術が有効であった神経因性膀胱の1例

    薄井 昭博, 井上 勝己, 中本 貴久, 嘉手納 一志, 碓井 亞 日本泌尿器科学会雑誌 87 (4), 802-805, 1996

    ...二分脊椎症にともなう神経因性膀胱に対し, 約10年前より間欠自己導尿を施行していたが尿失禁は消失せず, 合併する左VURによる急性腎盂腎炎を繰り返していた. 膀胱機能検査では最大膀胱容量200mlで60cmH<sub>2</sub>Oと低コンプライアンス膀胱の所見で, また左VURは10cmH<sub>2</sub>Oの低圧で認められた. 以上の所見より膀胱筋層切開術による膀胱拡張術を施行した....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 二分脊椎症における性機能の検討

    平山, 暁秀, 山田, 薫, 田中, 洋造, 平田, 直也, 山本, 雅司, 末盛, 毅, 百瀬, 均, 塩見, 努, 大園, 誠一郎, 平尾, 佳彦 泌尿器科紀要 41 (12), 985-989, 1995-12

    ...当科において平成5年7月より1年間の泌尿器科評価を行った18歳以上の二分脊椎症患者においてアンケートで性機能の評価を行った. 1)異性に対する興味, 性に対する興味, 性欲は男性で, 95%, 95%, 100%であり, 女性で83%, 75%, 75%であった. 2)男性において, 勃起は視聴覚刺激によるものが95%, 触覚刺激によるものは86%であり, 勃起高度に満足しているものは73%, 射精...

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  • 二分脊椎症児に対するS状結腸利用膀胱拡大術40例の検討

    森岡 新, 宮野 武, 下村 洋, 関 聖史, 大城 清彦 順天堂医学 40 (2), 210-220, 1994

    二分脊椎の神経因性膀胱による低容量・低コンプライアンス膀胱に加え, 膀胱尿管逆流現象 (VUR) 合併症例や尿失禁を主訴とする小児症例に対し, S状結腸利用膀胱拡大術を40例に施行し, 比較的良好な結果を得たので文献的考察を加え報告した. 神経因性膀胱の原疾患は, 脊髄髄膜瘤術後40例で, 手術時年齢3-15歳 (平均10歳4カ月), 性別は男性23例女性17例であった. …

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  • 二分脊椎症例における膀胱尿管逆流防止術に関する考察

    百瀬, 均, 夏目, 修, 岡島, 英五郎, 吉井, 將人, 平田, 直也, 山本, 雅司, 末盛, 毅, 山田, 薫, 塩見, 努, 安川, 元信 泌尿器科紀要 39 (8), 705-710, 1993-08

    二分脊椎患者32例に於いて, VUR(膀胱尿管逆流現象)を有する50尿管に対して逆流防止術を行った。1例を除き全例にCohen法の尿管膀胱新吻合術, 1例に両側Politano-Leadbetter法を行った。平均追跡期間42.5ヵ月に, 尿管の92.0%, 症例の87.5%で成功した。これらの成績は最近の文献のそれ等に匹敵した。3例ではVURが再発した。一側再植え込みを行った別の1例では対側尿…

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  • 間歇的導尿法にて尿路管理中の二分脊椎症例の検討

    山本, 雅司, 安川, 元信, 吉井, 将人, 高橋, 省二, 夏目, 修, 百瀬, 均, 末盛, 毅, 山田, 薫, 塩見, 努 泌尿器科紀要 37 (2), 117-121, 1991-02

    CICへの主な変更理由は, VUR (48/113例)および残尿(36/113例)によるものであった.対象症例の56.6%が低活動性利尿筋・活動性括約筋群に属する症例であり, 下肢麻痺についてはSharrard分類のGroup 1~3が29例, Group 4~6が84例であった.CICにより水腎・水尿管は37/71例に, VURは36/63例に, 尿路感染症は39/55例に, …

    HANDLE 医中誌 被引用文献3件

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