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検索結果 1,189 件

  • ライソゾーム内シスチンを標的としたがん細胞のフェロト-シス感受性制御

    清野 涼 ファルマシア 60 (5), 448-448, 2024

    ...<p>アミノ酸の一種であるシステインは,細胞外では二量体であるシスチンとして存在し,シスチントランスポーターxCTにより取り込まれる.細胞内のシスチンは,システインに還元され抗酸化物質グルタチオン(GSH)の原料として細胞内レドックス制御に関与しており,多くのがん細胞ではシスチン取り込みを促進し細胞内GSHを高レベルに保つことで薬剤耐性を獲得している.この生存戦略に対抗するため,xCT阻害剤を用いてがん...

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  • ハライドペロブスカイト類縁体の分子多様性が生み出す光電子物性

    梅山 大樹 色材協会誌 96 (4), 147-151, 2023-04-20

    ...ペロブスカイト類似体では二つの金属ハライド八面体が辺共有した二量体が単位構造となっており,分子が占有できる空隙がペロブスカイト構造よりも拡張されている。 この結果,三次元無機格子中に複合化できる分子の自由度が向上し,無機格子が作るエネルギーバンド中に光学活性な分子軌道を導入することが可能となる。このような無機バンドと分子軌道の相互作用が興味深い光電子特性をもたらす。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 各種の媒体に分散したメチレンブルーとフェノサフラニンの酸化還元特性

    徳江, 詩帆, 渡辺, 陽介, 岩佐, 梨奈, 小井戸, 瑞樹, 齋藤, 美羽, 関, 寛太, 伊藤, 瑛浩, 山口, 祥平, 持田, 彰男, 橋本, 晃, 松井, 和則 研究報告 66 21-29, 2023-03

    ...酸素検知剤は,包装食品や医療品などの保存状態の脱酸素状態を目視できる材料である.本研究では,メチレンブルー(MB+)またはフェノサフラニン(PS+)を,ろ紙,Mg(OH)2粉末,およびポリビニルアルコール・Mg(OH)2複合体中に分散した試料を作製し,その酸化還元特性を分光学的に調べた.吸収スペクトルの結果から,MB+分子は二量体や三量体などの凝集体で存在していることを確認した.作製されたMB+の試料...

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  • 分子性電荷移動塩の超伝導ギャップの構造と対称性の熱力学的解析

    今城 周作, 中澤 康浩 日本物理学会誌 78 (2), 79-84, 2023-02-05

    ...</p><p>電子状態は分子配列によって類型化されており,有機分子が二量化した構造とそうでない構造に大別される.分子が二量体(ダイマー)として1価の状態となる場合,それを結晶格子の構造ユニット(サイト)と考えることができ,バンドは実効的に半充填となる.オンサイトクーロン斥力<i>U</i>が重要となる強い相関をもつ電子系であるためダイマー・モット系と呼ばれており,基底状態はモット反強磁性絶縁体となる...

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  • 水酸基末端チタン二量体構造の電子状態

    大古 善久, 長嶋 雲兵 Journal of Computer Chemistry, Japan 22 (1), 5-7, 2023

    ...準位の比較から,光触媒反応の酸化力と還元力に水素の位置が重要であることがわかった.チタン二量体モデルのみでは電子状態の記述に無理があり,周辺構造を含めた新しい表面モデルの構築が必要であることが示唆された....

    DOI Web Site 参考文献10件

  • ATP合成酵素から進化したマイコプラズマ滑走モーターの構造

    豊永 拓真, 宮田 真人 生物物理 63 (5), 270-272, 2023

    ...<p>魚病原菌であるマイコプラズマ・モービレの滑走運動は,ATP合成酵素から進化したと考えられるモーターによって駆動されている.私たちはその特殊なモーターを単離し,電子顕微鏡解析によってその三次元構造を明らかにした.その構造はATP合成酵素の二量体が鎖状に連なったような新奇なものであった.</p>...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • カドミウムによる内皮細胞毒性に対するインテグリン発現の関与

    市田 夏海, 佐山 健太郎, 原 崇人, 鍜冶 利幸, 山本 千夏, 藤江 智也 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-051S-, 2023

    ...インテグリン(ITGs)は,αおよびβサブユニットのヘテロ二量体からなる膜貫通型の細胞接着分子であると同時に,分化,増殖および細胞死にも関与する細胞内シグナルを制御する受容体でもあるが,カドミウムの内皮細胞毒性に対するITGsの関与は不明である。本研究は,ITGs発現変化のカドミウムによる内皮細胞毒性への関与とカドミウムがITGs発現に与える影響の解明を目的とした。...

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  • アンチセンス核酸を利用した新型コロナウイルス感染症の治療戦略

    林 淳祐 ファルマシア 58 (4), 357-357, 2022

    ...<br>RNase Lは,自然免疫系におけるRNA分解酵素であり,2́-5́結合テトラアデニル酸(4A<sub>2-5</sub>)などのリクルーター分子によって二量体となることで強いRNA分解活性を示す.近年,標的RNAの選択性を向上させるためにRNA結合性の低分子と4A<sub>2-5</sub>を結合させた分子が開発されているが,標的RNAを低分子で正確に認識することは難しい.これらの背景から...

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  • 分子シミュレーションによるR1123の熱物性予測

    三浦 武大, 今井 友暁, 奥村 哲也, 近藤 智恵子 熱物性 36 (3), 96-101, 2022

    ...<p>冷凍空調機器に封入されている冷媒には,地球温暖化係数が低いものへの転換が求められている.本研究では,その候補物質の1つR1123 (Trifluoroethene)を対象に,分子シミュレーションの課題を明らかにし,量子化学計算と室温付近の測定データを活かした低温域の物性予測精度向上のための方策について提案する.R1123の二量体間相互作用から修正すべきLennard-Jonesパラメータに見当...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 天然物をヒントに,魅力的な人工分子をつくる

    植田 浩史 ファルマシア 58 (3), 257_1-257_1, 2022

    今回のコラムは、自己紹介を兼ねて、私が専門とする天然物合成との出会いや学生当時はどのような信念のもと日々研究に励んでいたのか、また今現在どういった目標を目指して研究を行っているか(夢)について、簡単にまとめた。

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  • 潰瘍性大腸炎患者における抗インテグリン<i>αvβ</i>6自己抗体の同定

    平岡 佐規子 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (4), 1070-1070, 2022

    ...<p>【背景と目的】潰瘍性大腸炎(Ulcerative colitis:UC)は世界的に罹患者数が増加している炎症性腸疾患である.UCの病因には自己免疫異常の関与が示唆されているが,特異的な自己抗原や自己抗体は未だ明らかではない.UCは上皮バリア機能障害など大腸上皮障害を特徴としていることより,UC患者は大腸上皮細胞の接着分子に対する自己抗体を持っている可能性がある.インテグリンはヘテロ二量体細胞表面...

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  • ゴマリグナン酵素進化から学ぶ特化代謝観

    小埜 栄一郎, 村田 純, 堀川 学 ファルマシア 57 (8), 715-720, 2021

    ...ゴマ(シソ目ゴマ科ゴマ属 <i>Sesamum</i> spp.)は種子にフェニルプロパノイドの二量体のリグナンと呼ばれる植物特化代謝物を蓄積している。セサミンに代表されるリグナンは多様な生物活性を有しているものの、同じフェニルプロパノイドから生合成されるフラボノイド類に比べると医薬や食品分野では認知度は低い。...

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  • 高分解能LC-MSを用いたADRA反応液中のNAC/NAL付加体及びNAC酸化物の網羅的検出法の開発

    神谷 孝平, 三澤 靖, 杉原 守, 中島 めぐみ, 竹内 和也, 古川 賢 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-161E-, 2021

    ...</p><p>差分解析により、陽性化合物の反応液からは想定されるNAC/NAL付加体が、偽陽性化合物の反応液からは複数のNAC酸化物(NAC二量体、NAC-スルフィン酸及びNAC-スルフォン酸)が検出された。さらに、フラグメント解析の結果、NAC/NAL付加体は共通する特徴的なフラグメントパターンを示すことが確認された。...

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  • GABA<sub>B</sub>受容体を介する細胞シグナル機構:そのup-to-date

    上園 保仁, 須藤 結香 自律神経 58 (1), 147-151, 2021

    ...<p>GABA<sub>B</sub>受容体はGABA<sub>B1</sub>とGABA<sub>B2</sub>サブユニットで構成される二量体化受容体である.この受容体に結合する機能的蛋白は数多くあり,それらは創薬開発ターゲットのひとつとなっている.中枢性筋弛緩薬バクロフェンは脊髄のGABA<sub>B</sub>受容体に働き,痙縮症状等を軽減する.しかし脳血液関門を通りにくいため,脊髄内のみで...

    DOI 医中誌

  • MOPr-DOPrヘテロ二量体の疼痛制御における創薬標的としての可能性と意義

    藤田 和歌子 日本薬理学雑誌 156 (3), 134-138, 2021

    ...二量体を標的することが,副作用の少ない新規治療薬開発戦略の一つとして期待される.ところがその一方で,MOPr-DOPrヘテロ二量体は,副作用の一つであるモルヒネ鎮痛耐性形成に関与するとも報告されている.すなわち,モルヒネの反復投与によりこのヘテロ二量体が特定の脳領域で増加するが,このヘテロ二量体形成を阻害すると,モルヒネ鎮痛耐性形成は抑制される.メカニズム解析の結果,Gタンパク質共役型受容体運搬分子...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献56件

  • IL-19の抗炎症作用を活かした治療への応用

    小野 尚重, 東 泰孝 日本薬理学雑誌 156 (5), 288-291, 2021

    ...であり,さらに多くの細胞種からも産生される.産生する細胞が多岐に渡るため,IL-19の役割も多面的であるが,主な役割の一つとして,1型ヘルパーT細胞(Th1)を介する免疫応答およびTh2を介する免疫応答の両方に関与するユニークな働きを持つサイトカインである.この作用も免疫系細胞と非免疫系細胞の両方からIL-19が産生される事実と関連している.IL-19の受容体はIL-20受容体1および2から成るヘテロ二量体...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献14件

  • 肺高血圧症の血管リモデリングにおける増殖因子の役割

    山村 彩, Md Junayed Nayeem, 佐藤 元彦 日本薬理学雑誌 156 (3), 161-165, 2021

    ...sup>動態は,血管収縮物質や増殖因子などの刺激とそれらを受容する細胞膜上の受容体やイオンチャネルなどによって調節される.PAHに関連する増殖因子としては,上皮増殖因子(EGF),線維芽細胞増殖因子(FGF),インスリン様増殖因子(IGF),血管内皮細胞増殖因子(VEGF),血小板由来増殖因子(PDGF)などが知られている.これらの増殖因子が,特異的なチロシンキナーゼ型受容体に結合すると,受容体の二量体化...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献27件

  • パーキンソン病での神経保護標的としてのアストロサイトの抗酸化分子

    浅沼 幹人, 宮崎 育子 日本薬理学雑誌 156 (1), 14-20, 2021

    ...<p>近年,アストロサイトの機能不全がいくつかの神経疾患における神経細胞の脆弱性に関与していることが報告されている.グルタチオン(GSH)は中枢神経系で最も豊富な内在性抗酸化分子であり,その基質であるシステインは容易に酸化二量体シスチンになる.神経細胞はシスチンの輸送システムをもたないため,神経細胞のGSH合成は,周囲にあるアストロサイトでのシスチン/グルタミン酸交換トランスポーター(xCT)を介した...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献67件

  • 2.紫外線発がんのメカニズム

    国定 充 日本皮膚科学会雑誌 130 (9), 2035-2041, 2020-08-20

    ...<p>紫外線による皮膚発がんは他のがん腫と同様,がん遺伝子およびがん抑制遺伝子の変異により生じる.その起点となる現象としては紫外線が細胞のDNAに吸収されることによって生じるピリミジンダイマーという変異を高率に起こす二量体形成であり,これは紫外線による特有の変異のパターンを起こす.この二量体を修復(ヌクレオチド除去修復)できない遺伝性疾患が色素性乾皮症である.その他紫外線によって生じる活性酸素,そして...

    DOI Web Site 医中誌

  • 環状ペプチドで標的細胞へターゲティングする

    玉村 啓和, 小早川 拓也, 辻 耕平 Drug Delivery System 35 (3), 170-180, 2020-07-25

    ...また、CXCR4、EGFRのそれぞれに対する2価型結合リガンドを創製し、受容体の二量体を捉えることに成功している。これらの環状ペプチドを薬物送達分子として応用して他の薬剤とのコンジュゲート分子を合成し、この環状ペプチドの標的選択的な認識により他の薬剤を目的の細胞内へ送達できることを見出した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献35件

  • 量子スピン液体相近傍での磁気モーメントの分子内分裂

    藤山 茂樹, 加藤 礼三 日本物理学会誌 75 (7), 433-438, 2020-07-05

    ...<sub>2</sub><sup>-</sup>を形成しており,これが1つの<i>S </i>=1/ 2電子スピンをホストする[Pd(dmit)<sub>2 </sub>]<sub>2</sub>二量体を形成する.二量体どうしのスピン間相互作用は(近似的に)二等辺三角形ネットワークを形成し,二等辺と対辺の比に依存した多彩な磁性相を作り出す.磁性層間の相互作用は小さいため,本系は良好な二次元<i>S...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 〈Original Paper〉タンパク質会合状態に対する圧力効果の検討

    冨山, 涼介, 櫻井, 一正 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (25) 1-10, 2020-03-31

    ...今回我々は、βラクトグロプリン(βLG) の二量体会合系とαシヌクレイン(αSN) のアミロイド線維という異なる種類のタンパク質会合体の解離会合への圧力の影響をNMRを用いて調べた。これらに圧力印加したところ、αSNのアミロイド線維の解離は観測されたものの、βLGダイマーの解離会合平衡には影響が見られなかった。...

    機関リポジトリ Web Site

  • ヒト脱ユビキチン化酵素タンパク質アレイの開発とその応用例

    高橋 宏隆, 山中 聡士, 徳永 文稔, 澤崎 達也 生化学 92 (1), 64-74, 2020-02-25

    ...活性化などのユビキチン化修飾を介した細胞応答を負に制御する重要な因子として注目されている.また,DUBの高発現や異常な活性化が,がんや神経疾患などを誘導することが明らかとなっており,創薬ターゲットとしても注目されている.我々はコムギ無細胞系を用いてヒトのDUBの約8割を網羅する83種類の組換えタンパク質を合成し,DUBタンパク質アレイを作製した.このDUBタンパク質アレイについて,8種類の重合様式の二量体...

    DOI Web Site 医中誌

  • 有機スズの転写因子活性低下を介したシグナルトキシコロジー

    古武 弥一郎 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), W6-3-, 2020

    ...NRF-1はストレス応答転写因子Nrf2とは無関係の、503個のアミノ酸からなるホモ二量体として作用する転写因子であり、ミトコンドリア呼吸鎖構成タンパク質をコードする遺伝子群など広範な遺伝子の発現調節を担うと考えられている。そのため、NRF-1阻害が有機スズ毒性のカギをにぎると想定されるものの、NRF-1の詳細な機能は明らかにされていない。...

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  • 全電子収量軟X線吸収分光による一本鎖DNAの放射線損傷解析

    𠮷田 一輝, 松尾 直人, 住友 弘二, 部家 彰, 山名 一成, 原田 哲男, 渡邊 健夫 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 87-, 2020

    ...得られたスペクトルから,DNAの塩基部分にピリミジン二量体の形成や,チミンに含まれるメチル基の脱離の可能性が示唆された。</p>...

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  • Persistentラジカル平衡を利用したVitisin AとDの全合成

    長尾 一哲 ファルマシア 56 (12), 1130-1130, 2020

    ...Resveratrolおよびその多量体は抗炎症作用,免疫調節,細胞毒性をはじめとして様々な生理活性を有する天然物である.多量体は,Resveratrolもしくは二量体であるε-Viniferinから生じるフェノキシラジカルを経由して生合成される(図1A).しかしながら,このフェノキシラジカルは複数の反応点を有しているため,生合成を模倣した合成戦略は困難であった....

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  • 核内受容体間のコミュニケーションによるSULT1E1遺伝子発現誘導機構

    進藤 佐和子 ファルマシア 56 (11), 1046-1046, 2020

    ...核内受容体は,ホモ/ヘテロ二量体を形成することで様々な遺伝子の発現誘導に関与している.なかには,核内受容体同士が巨大な複合体を形成する可能性も示唆されているが,詳細は不明である.一方,エストロゲン硫酸転移酵素(SULT1E1)は,エストロゲンや内分泌かく乱物質を基質とし,硫酸化することで不活性化させる硫酸転移酵素の一種である.SULT1E1遺伝子の発現誘導には,核内受容体である常在性アンドロスタン受容体...

    DOI 医中誌

  • カルシウム依存的相互作用因子から探るpenta-EF-handファミリーの機能

    牧 正敏, 高原 照直, 柴田 秀樹 生化学 91 (2), 191-209, 2019-04-25

    ...典型的カルパイン分子中に見いだされたpenta-EF-hand(PEF)ドメインは,EF-handを連続して五つ持ち,C末端のEF5どうしが一対になって二量体を形成する.PEFファミリーには,sorcinやALG-2のように触媒ドメインを持たないメンバーが存在し,さまざまなタンパク質と相互作用してその機能を発揮する.動物細胞においてALG-2二量体はカルシウム依存性分子アダプターとして働き,異なる分子...

    DOI Web Site 医中誌

  • うま味受容体細胞外リガンド結合ドメインのX線結晶構造解析

    細谷 麻以子, 山下 敦子 SPring-8/SACLA利用研究成果集 7 (1), 37-39, 2019-01-25

    ...T1r1/T1r3ヘテロ二量体は、味覚受容において、アミノ酸などを感知するうま味受容体として機能する。T1r1/T1r3受容体の主要な味物質結合部位であるリガンド結合ドメインについて、組換え発現・精製・結晶化を行い、得られた結晶のX線回折実験を行った。その結果、結晶から確認された回折は、異方性が高く、構造決定に十分な分解能の回折強度データを得ることができなかった。...

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  • 酸化ストレス関連疾患における酸化型・還元型アルブミンモニタリングと臨床的有用性

    渡邊 博志, 今福 匡司, 丸山 徹 日本プロテオーム学会誌 4 (1), 9-17, 2019

    ...<p>近年,ヒト血清アルブミン(HSA)の酸化,糖化,部分欠損,二量体化及びカルバミル化などの翻訳後修飾が,酸化ストレス関連病態の進展と関連することが報告されてきた.我々は,ESI-TOFMSを用いてHSAの翻訳後修飾体を定量し,各種病態との関連について検討した.その結果,肝疾患や腎疾患患者においては,HSAに唯一チオール基が遊離型として存在するCys34に対して,1分子のシステイン(Cys)が付加...

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  • シアル酸蛍光ナノプローブを用いた胃プロトンポンプのネガティブフィードバック機構の可視化

    藤井 拓人, 清水 貴浩, 久代 京一郎, 竹島 浩, 高井 まどか, 酒井 秀紀 日本薬理学雑誌 153 (6), 261-266, 2019

    ...プロトンポンプ(H<sup>+</sup>,K<sup>+</sup>-ATPase)は,胃酸(HCl)のプロトン(H<sup>+</sup>)分泌を担っており,逆流性食道炎や胃潰瘍など酸関連疾患の重要な創薬標的である.H<sup>+</sup>,K<sup>+</sup>-ATPaseは触媒鎖でイオン輸送機能を持つαサブユニット(αHK)と糖タンパク質で補助サブユニットのβサブユニット(βHK)のヘテロ二量体...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献18件

  • IgA抗体によるインフルエンザウイルス感染防御

    鈴木 忠樹, 長谷川 秀樹 ウイルス 69 (2), 153-160, 2019

    ...生体内において最も産生量の多い抗体であるIgA抗体はインフルエンザのように粘膜組織を標的とした感染症に対する生体防御の最前線防御因子として機能している.経鼻ワクチンにより粘膜免疫の中核をなすIgA抗体を自在に制御することができれば,有効性の高いインフルエンザワクチンの開発に繋がることが期待できる.最近の我々の研究により,呼吸器粘膜に存在する二量体よりも大きな四量体などの多量体分泌型IgA(SIgA)...

    DOI Web Site 参考文献35件

  • 酸化チタンナノ粒子表面に吸着したメルブロミン色素分子の自己会合構造解析

    安達 健太, 津留 のど佳 分析化学 67 (12), 719-726, 2018-12-05

    ...Merb分子は,静電的相互作用を主な駆動力として正電荷を持つTiO<sub>2</sub>コロイド表面に対して平ら(flat-on)に吸着したのち,会合体を形成した.励起子分裂モデルに基づく詳細なスペクトル解析の結果,TiO<sub>2</sub>コロイド表面に形成したMerb会合体は,遷移双極子がMerb分子の長軸方向に対して互いに斜めに開いている特異な立体配列で自己組織化した<i>J</i>タイプ二量体...

    DOI Web Site Web Site 参考文献29件

  • 「分子動画」で見る分子性導体の光誘起ダイナミクス

    石川 忠彦, 腰原 伸也, 羽田 真毅 日本物理学会誌 73 (12), 864-869, 2018-12-05

    ...結晶構造となっている.二量体内電子遷移を光励起することにより,二量体の構造変化と電荷分離相崩壊の過程,さらにはその回復の過程を「分子動画」により,直接眼で見ることが可能になった.この手法の活用で,スペクトル測定だけでは理解不能であった構造変化ダイナミクスの観測が可能となり,分子変形,格子変形,電子構造変化の間の密接な関連性を,なるべく先入観がない形で,比較し議論することができるようになった.このような...

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  • TORC1シグナル伝達経路を介した細胞の栄養応答機構

    福田, 智行 新潟医学会雑誌 132 (3), 77-82, 2018-03

    ...TORC1の活性は厳密に制御されており,その機構は様々な生物種をモデルに研究されている.近年,二量体でリソソーム膜上に局在する低分子量GTPaseのRagが,TORC1経路の上流でアミノ酸シグナルを統合する鍵分子であることが明らかになり,細胞がアミノ酸を感知してTORC1を活性化させる機構の理解が飛躍的に進んでいる....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • DFTB法のナノ・バイオ分子動力学への応用

    菅野 学, 花崎 浩太, 山崎 馨, Niehaus Thomas A., 河野 裕彦 アンサンブル 20 (1), 24-32, 2018-01-31

    ...できる密度汎関数強束縛(Density-functional-based tight-binding; DFTB)法とその動力学法を概説する.C<sub>60 </sub>の近赤外励起や解離,結晶性分子ジャイロスコープの回転子ダイナミクスなどへの応用例を紹介し,DFTB動力学法が大規模ナノ・バイオ系のフェムトからナノ秒の反応動力学まで適用できる動力学法であることを示す.DNAの紫外線損傷で現れるチミン二量体...

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  • フクギ(Garcinia subelliptica)由来フクゲチンおよびキサントンの抗酸化活性と抗菌活性

    小林, 弘司, 山内, 良子, 南, 育子, 鍛冶屋, 明子, 長藤, 信哉, 石川, 洋哉 日本食品保蔵科学会誌 44 (1), 3-8, 2018-01

    ...特にナリンゲンとルテオリンのフラボノイド二量体であるフクゲチンは最も高い抗酸化活性を示し,その活性は既知の抗酸化物質と同等の力価値であった。フクゲチンを構成するルテオリン構造が,DPPH法とABTS法において高い活性値に寄与し,ナリンゲンとルテオリンの構造の相加効果がORAC法における高い抗酸化能に寄与していることが示唆された。また,フクゲチンはグラム陽性菌に対して抗菌活性を示した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • シトクロム<i>c</i>の多量体形成に関する理論的研究

    根木 秀佳, 吉田 紀生, 廣田 俊, 東 雅大 Journal of Computer Chemistry, Japan 17 (1), 8-13, 2018

    ...に関わる反応において電子を伝達する役割を担うヘムタンパク質である.シトクロム<i>c</i>は,互いのC末端ヘリックスを交換するドメインスワッピングにより多量体を形成し,電子伝達の機能を失うことが知られているが,多量体形成のメカニズムは未だはっきりしていない.この多量体形成メカニズムの解明を目指して,我々は分子動力学シミュレーションと液体の積分方程式理論を用いてシトクロム<i>c</i>の単量体と二量体...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 核呼吸因子-1発現減少による網羅的な遺伝子発現変動

    齋木 崇史, 石田 慶士, 太田 茂, 古武 弥一郎 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-83-, 2018

    ...NRF-1は、ホモ二量体化して働くユビキタスな転写因子であり、GluR2以外の遺伝子のプロモーター上にもその結合サイトが存在することが推定されているものの、その生理機能に関してはほとんど明らかになっていない。本研究ではNRF-1の詳細な機能を解明し、NRF-1発現量を変動させた際の毒性影響を明らかにすることを目的とした。...

    DOI

  • オートファジーの制御異常による心不全発症機構の解明

    前嶋 康浩 日本薬理学雑誌 151 (3), 100-105, 2018

    ...オートファジーを阻害してタンパク質の品質管理システム機構を負に制御する機能があることを発見した.ストレスにより活性化されたMst1は心筋細胞においてオートファゴソームの形成を抑制し,p62の集積とアグリソームの蓄積を促進することや,Mst1はBeclin1のBH3ドメインにあるThr<sup>108</sup>をリン酸化し,Beclin1とBcl-2またはBcl-xLとの結合を強化してBeclin1のホモ二量体...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 歯質アパタイトの脱灰で生成されるMDPカルシウム塩の分子種の同定

    藤田 (中島) 光, 岩井 啓寿, 熱田 亙, 内山 敏一, 和田 香織, 西山 典宏, 平山 聡司 日本歯科保存学雑誌 61 (2), 113-124, 2018

    ...</p><p> 結論 : エナメル質および象牙質によって生成されたMDPカルシウム塩の分子種は, MDP単量体モノマー, MDP二量体のモノカルシウム塩, MDP単量体およびMDP二量体のジカルシウム塩の4種類であった.</p>...

    DOI 医中誌

  • アラニンの圧力誘起オリゴマー化における光学選択性

    石山 遼, 鍵 裕之, 藤本 千賀子, 三村 耕一, 森井 尚之, 奈良 雅之 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 3-, 2018

    ...二量体のL-アラニル-L-アラニンにラセミ混合物のアラニンを室温高圧下で付加したところ、D体がより多く付加するという結果が得られた。</p>...

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  • P2-28 Blennolide C と gonytolide C の不斉全合成

    安達 栞菜, 長谷川 将, 片川 和明, 西尾 卓哉, 熊本 卓哉 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 655-659-, 2018

    ...の二次代謝産物として単離されている.また,その生合成関連化合物である -ラクトンを含むクロマノン類として,単量体 (+)-gonytolide C (4) はその二量体で自然免疫促進活性をもつ (+)-gonytolide A (5) とともに Gonytrichum sp....

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  • フクギ(<i>Garcinia subelliptica</i>)由来フクゲチンおよびキサントンの抗酸化活性と抗菌活性

    小林 弘司, 山内 良子, 南 育子, 鍛冶屋 明子, 長藤 信哉, 石川 洋哉 日本食品保蔵科学会誌 44 (1), 3-8, 2018

    ...特にナリンゲンとルテオリンのフラボノイド二量体であるフクゲチンは最も高い抗酸化活性を示し,その活性は既知の抗酸化物質と同等の力価値であった。フクゲチンを構成するルテオリン構造が,DPPH法とABTS法において高い活性値に寄与し,ナリンゲンとルテオリンの構造の相加効果がORAC法における高い抗酸化能に寄与していることが示唆された。また,フクゲチンはグラム陽性菌に対して抗菌活性を示した。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • <論文・報告>Dynamic Covalent Properties of Triarylamine Derivatives Having a Radical

    Hira, Shota, Inoue, Yuki, Sakamaki, Daisuke, Seki, Shuhei ELCAS Journal 2 116-116, 2017-03

    ...不対電子を持つトリフェニルアミン誘導体(1a・)は,動的共有結合と呼ばれる弱い共有結合によって単量体と二量体(1a2)との間で平衡にある.1a・ は不対電子を有することから常磁性体であり,また可視領域の強い吸収帯により鮮やかな色を呈する.そして溶液の温度を変化させると光学特性及び磁気的性質が連続的に変化する.本研究では,1a・ への置換基導入が結合- 解離平衡に及ぼす影響を調べるため,1a・ に2...

    HANDLE

  • 紙の中に分散したメチレンブルーの分光学的特性およびその酸素検知剤への応用

    持田 彰男, 新田 竜午, 橋本 晃, 松井 和則 色材協会誌 90 (3), 97-101, 2017

    ...中性水溶液の場合,紙中のメチレンブルーのスペクトルは乾燥時間とともに単量体の強度が二量体の強度に比べて相対的に強くなった。セルロース細孔に拡散したメチレンブルーが,乾燥していく過程で吸着して分散が進んだものと考えられる。塩基性水溶液は,水酸化物イオンの効果で脱メチル化反応が進み,約1時間でアズールCへ変化するが,紙に含浸すると反応は遅くなり,約1月後にアズールCへ変化した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • メチル水銀毒性の増強に関わる転写因子tmRT1と結合する蛋白質の探索とその役割

    陳 奕安, 大崎 勝弘, 外山 喬士, 黄 基旭, 永沼 章 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-141-, 2017

    ...XRCC6はXRCC5とヘテロ二量体を形成してDNA二本鎖切断の修復に関与することが知られている。そこで、tmRT1のN末端にMycタグを融合したMyc-tmRT1およびXRCC6のN末端にDDKタグを融合したXRCC6-DDKを発現するプラスミドを共に導入したHEK293細胞から得られた抽出物をDDK抗体を用いて免疫沈降したところ、両蛋白質間の結合が確認された。...

    DOI

  • オートファジータンパク質群の動的相互作用と分子集合形態の解析

    山本 林 電気泳動 61 (2), 58-60, 2017

    ...されることを見出した.興味深いことに,Atg13は2つのAtg17結合部位を持っているものの,これらは同一のAtg17二量体と相互作用するのではなく,異なる2つのAtg17二量体を橋渡しするように相互作用することが明らかとなった.この橋渡しが連続して起こることでAtg1複合体が自己高次集積していくものと考えられる.上記の結果を合わせ,オートファゴソーム形成初期過程の分子機構について紹介したい....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • スピン液体候補物質Ba<sub>3</sub>MRu<sub>2</sub>O<sub>9</sub>の磁性

    寺崎 一郎, 谷田貝 亮, 五十嵐 太一, 田辺 賢士, 谷口 博基, 安井 幸夫, 松下 琢, 和田 信雄 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1070-1070, 2017

    ...<p>Ba_3_MRu_2_O_9_はRuO_6_八面体が面共有したRu二量体を基本構造とする化合物である。我々はM=Znでスピン液体の特徴を示す磁化率と比熱を観測した。一方、M=Coでは反強磁性、M=Caではスピンギャップ相が得られる。我々はCoとZn、ZnとCa、およびCoとCaの固溶体を作成し、その磁化率と比熱を詳しく調べた。そこから得られる物理描像について報告する。</p>...

    DOI

  • Mo二量体を持つルチル型Li<sub>x</sub>MoO<sub>2</sub>の構造相転移と物性

    山田 悠人, 田村 慎也, 片山 尚幸, 澤 博 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2207-2207, 2017

    ...<p>ルチル化合物MoO_2_では、Moにd2電子のすみ分けが生じており、局在電子による二量体化と遍歴電子による電気伝導性が両立している。Liのインターカレーションに伴い、母体のMonoclinic相からOrthorhombic相へ、再びMonoclinic相へという逐次構造相転移を起こす。...

    DOI

  • 低速多価イオンと希ガス二量体の衝突における 多重電離立体力学 V

    山口 知子, 市村 淳 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 725-725, 2017

    <p>希ガス2量体と低速イオンの衝突における多重電離過程を議論する。多価イオンが2つの希ガス原子のどちら側を通過したのか区別できるよう、従来のモデルを改良する。それに基づき、どちらの側から電子が移行するのかを計算し、多重電離の立体力学を詳細に調べる。</p>

    DOI

  • 炎症応答を制御する新たなユビキチン・シグナル

    大竹 史明, 田中 啓二 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S11-3-, 2017

    ...NF-κBは二量体型の転写因子であり、IL-1βやTNFα等の炎症性サイトカインの他、LPS等の細菌由来化合物、酸化ストレス、化学物質や照射によるDNA損傷、など種々の細胞外刺激によって活性化する。活性化したNF-κBは標的遺伝子の発現誘導により炎症反応を惹起し、急性・慢性炎症や細胞増殖・生存を制御する他、様々な毒性発現にも関与する。...

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  • 内因性親電子シグナル経路と活性イオウ分子のクロストークと環境毒性学

    居原 秀 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S10-4-, 2017

    ...活性イオウ分子は、強力な抗酸化能、親電子シグナル制御活性を有するので、効率よくROSの親電子性は消去することによって毒性を軽減し、メチル水銀などの親電子性毒物とイオウ付加反応や二量体形成することで、毒物の親電子性を減弱させ解毒している。...

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  • E2857X変異を有した劣性栄養障害型表皮水疱症の1例

    坂本 佳子, 工藤 恭子, 石井 文人, 中野 創, 古江 増隆 日本皮膚科学会雑誌 127 (4), 607-614, 2017

    ...病理組織学的所見ではHE染色で表皮下水疱がみられた.電子顕微鏡検査所見では係留線維が全体に低形成であった.遺伝子検査では,COL7A1のエクソン5にc.553C>T(p.R185X),エクソン116にc.8569G>T(p.E2857X)の変異が検出された.以上から劣性栄養障害型表皮水疱症と診断した.自験例では両アレルで終始コドン変異がみられたが,臨床症状は重症ではなかった.これはVII型コラーゲンが二量体...

    DOI Web Site 医中誌

  • 希釈三次元ハイゼンベルグ反強磁性体RbMn<sub>x</sub>Mg<sub>1-x</sub>F<sub>3</sub>の磁性

    横山 太紀, 浅野 貴行, 稲垣 祐次, 岩佐 和晃, 伊藤 晋一, 菊池 彦光 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1165-1165, 2017

    ...Mn2+を非磁性イオンであるMg2+で極端に希釈したRbMnxMg1-xF3(x=0.03,0.15)におけるパルス磁場を用いた磁化測定(T=1.7K, H<40T)が報告されており、単量体や反強磁性二量体では説明することができない階段状の磁化過程が観測されている。この起源を明らかにすることを目的とし、広範な濃度領域での磁気希釈効果の実験的研究を開始した。...

    DOI

  • 活性イオウ分子による細胞毒性の調節機構

    居原 秀 日本薬理学雑誌 147 (5), 290-293, 2016

    ...基を親電子修飾することにより,親電子シグナルを活性化させ,細胞毒性が惹起される機構も報告されている.最近の研究で,このような親電子性物質に起因した細胞毒性が,活性イオウ分子により調節されていることが明らかになってきている.活性イオウ分子は,高い求核性を持つので,効率よくROSの親電子性は消去することによってROS毒性を軽減する.また,活性イオウ分子は,メチル水銀などの親電子性毒物とイオウ付加反応,二量体形成反応...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献16件

  • メチル水銀によるアストロサイト神経栄養因子の発現亢進とその神経保護作用

    石原 康宏, 竹本 拓矢, 山﨑 岳 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), O-14-, 2016

    ...さらに、アストロサイトは、NGF、BDNFの二量体を細胞外に放出した。メチル水銀に暴露したアストロサイトの培養液(conditioned medium: CM)は、メチル水銀刺激からニューロンを保護したが、NGF、BDNFの中和抗体やNGF、BDNFの受容体アンタゴニストにより保護効果は消失した。...

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  • 活性イオウによる心筋ミトコンドリア品質管理制御

    西田 基宏 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S13-1-, 2016

    ...しかし、心筋梗塞4週間後の心臓では、Drp1のGTP結合活性が完全に低下しているにもかかわらず、ミトコンドリア分裂が有意に増加しており、この過程には内因性活性イオウの枯渇に伴うDrp1の酸化的二量体形成が関与することを明らかにした。...

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  • 低速多価イオンと希ガス二量体の衝突における多重電離立体力学IV

    山口 知子, 市村 淳 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 467-467, 2016

    ...<p>希ガス二量体は、共有結合分子と異なり、電子はどちらかのサイトに局在している。この効果を考慮した低速多価イオンと希ガス二量体における多電子移行の物理モデルを開発した。このモデルでは、準分子を形成している電子が、衝突の途中において標的内の原子イオンコアの部分的遮蔽を考慮したものである。...

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  • ヒトリシズカ (Chloranthus japonicus) より単離したC25テルペノイドの構造

    金 尚永, 長嶋 紘紗子, 田中 直伸, 高石 喜久, 柏田 良樹, 小林 淳一, 高上馬 希重 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster12-, 2016

    ...</p><p>植物由来の特異な化学構造や生物活性を有する新規天然物の探索研究の一環として、我々はこれまでにC. spicatus根部より10種のlindenane型セスキテルペン二量体を報告している<sup>6-8)</sup>。今回、ヒトリシズカ (C. japonicus) に興味を持ち、成分探索を行った。...

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  • 光学活性二量体液晶を用いた配向制御

    山口 翔太, 那谷 雅則, 氏家 誠司 日本液晶学会討論会講演予稿集 2016 (0), PA28-, 2016

    <p>A novel liquid-crystalline dimer with an asymmetric structure was synthesized. Furthermore, aliquid-crystalline polymer was obtained by using the liquid-crystalline dimer. The liquid-crystalline …

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  • ネマチック液晶中におけるコロイド二量体の電気泳動

    西岡 自晶, 髙橋 允, 佐々木 裕司, 折原 宏 日本液晶学会討論会講演予稿集 2016 (0), PA50-, 2016

    <p>Colloidal dynamics in nematic liquid crystals is growing attention in recent years. Here we study the behavior of colloidal dimers which are induced by electric fields. Depending on the initial …

    DOI

  • サブユニット特異的なI型インターフェロン(IFN)受容体発現抑制によるIFN-τシグナル関連遺伝子発現への影響

    白水 貴大, 鈴木 惇文, 岩野 弘暉, 小木曽 貴季, 金 星佑, 唄 花子, 川原 学, 木村 康二, 高橋 昌志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), P-14-P-14, 2016

    ...<p>【目的】着床前のウシ子宮では,胚より分泌されるインターフェロンタウ(IFN-τ)が,IFNAR1(R1)とIFNAR2(R2)の二量体で構成されるI型IFN受容体を介したJAK/STAT経路によってIFN誘導性遺伝子(ISGs)の発現を誘導する。しかし,ウシ子宮におけるIFN-τシグナルの受容体サブユニット依存的なISGs発現調節機構は不明である。...

    DOI

  • X線顕微鏡(cSTXM)を用いたアラニンの圧力誘起重合反応の顕微分光分析

    高橋 修也, 鍵 裕之, 篠崎 彩子, 菅 大暉, 坂田 昂平, 高橋 嘉夫, 野口 高明, 武市 泰男 日本地球化学会年会要旨集 63 (0), 32-, 2016

    ...<p>近年、室温高圧条件でアミノ酸の一種であるアラニンから、二量体(アラニルアラニン)をはじめとするアラニンの重合体が生成することが報告された。しかしながら、圧力誘起重合反応のメカニズムや生成物の空間分布は明らかになっていない。...

    DOI

  • 体液類似環境におけるアパタイト結合性ペプチド樹状オリゴマーによるミネラリゼーション

    橋詰 峰雄, 小野上 綾乃, 飯島 一智, 松原 輝彦, 内田 祐樹, 佐藤 智典 高分子論文集 73 (1), 55-61, 2016

    ...結合性ペプチドHABP (CMLPHHGAC)の誘導体とその樹状オリゴマーを設計・合成し,それらの体液類似環境下におけるミネラリゼーション能を評価した.HABPの配列からジスルフィド結合部位を除いたHABP-Cと名付けたペプチド(MLPHHGA)は擬似体液中においてHABPと同様にリン酸カルシウム(CaP)の析出を誘起し,テープ状の形態をもったペプチド-CaPハイブリッドが得られた.HABP-Cの樹状二量体...

    DOI Web Site Web Site 参考文献28件

  • 無保護α-ピラノースを用いるSN2型グリコシル化

    上田 善弘, 竹内 裕紀, 藤森 悠介, 永石 優, 古田 巧, 川端 猛夫 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Oral6-, 2016

    ...<sup>4</sup>また、ジカルボン酸のダブルグリコシル化を鍵とする二量体エラジタンニンcoriariin Aの短工程全合成への展開を昨年度の本討論会にて報告した (Scheme 1)。<sup>5</sup>本研究では無保護糖を用いるβ選択的グリコシル化の更なる展開を視野に、立体選択性発現機構の解析を行った。...

    DOI

  • 紅茶ポリフェノール生成におけるピロガロール型カテキンの酸化的二量化機構

    松尾 洋介, 奥田 慶太, 森川 仁美, 齋藤 義紀, 田中 隆 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster20-, 2016

    ...Epigallocatechin-3-O-gallate (2) の酵素酸化反応</p><p>【ピロガロール型カテキンの酸化反応初期に生成する不安定二量体】</p><p>Epigallocatechin-3-O-gallate (2) をポリフェノールオキシダーゼで10分間処理後、生成物を分離・精製した結果、3–6とともに新規二量体7が得られた。...

    DOI

  • 生合成を模倣した(+)-Haplophytineの全合成

    佐藤 均, 小島 健一, 植田 浩史, 徳山 英利 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Oral1-, 2016

    ...<p>【背景】 (+)-Haplophytine (1) は、古代中南米において、駆虫薬として用いられていたキョウチクトウ科の植物Haplophyton cimicidumの葉から単離された二量体型インドールアルカロイドである<sup>1</sup>。...

    DOI

  • 希薄水溶液中のScの溶媒抽出に関する研究

    芝田 隼次, 森山 佳, 植薄 祐介, 村山 憲弘 化学工学論文集 41 (6), 362-367, 2015

    ...<br>VA10にTBPを添加すると,Sc<sup>3+</sup>の抽出されるpHが高pH側にシフトし,低濃度のH<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>にてSc<sup>3+</sup>を剥離することができた.VA10に添加したTBPはSc<sup>3+</sup>の抽出反応を抑制し,剥離反応を促進することがわかった.有機相のFT-IRスペクトルより,二量体として存在していたVA10...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • <i>Aquamicrobium</i> sp. SK-2 株由来 Biphenyl 分解酵素 BphC の精製と分解特性

    菅原 豪人, 小山 大貴, 澤田 研, 張 傛喆, 菊池 慎太郎 土木学会論文集G(環境) 71 (7), III_413-III_419, 2015

    ...この酵素の分子量は65kDaで二量体であった. 諸特性の検討を行った結果, 幅広い温度領域において活性を保持し, その最適温度は30°Cであった. 最適pHの検討に関しては, 中性からアルカリ性領域において高い活性を保持し, その最適pHは8.0であった....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 参考文献10件

  • 地球深部における芳香族炭化水素の化学進化

    篠崎 彩子, 三村 耕一, 井上 徹, 小松 一生, 後藤 弘匡, 鍵 裕之 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 270-, 2015

    ...大容量高圧発生装置および、回収試料の詳細なGC/MS分析によりベンゼン、ナフタレンの一部が重合し、多様な二量体が生成することが明らかになった。...

    DOI

  • ポリスチレン熱分解生成物スチレン二量体およびスチレントリマーと無水マレイン酸とのラジカル交互共重合

    木村 貴裕, 橋本 保, 漆﨑 美智遠, 阪口 壽一, 澤口 孝志, 佐々木 大輔 高分子論文集 72 (4), 155-164, 2015

    ...ポリスチレンの熱分解で生じるスチレン二量体(2,4-ジフェニル-1-ブテン;STD)およびスチレントリマー(2,4,6-トリフェニル-1-ヘキセン;STT)と無水マレイン酸(MAn)のラジカル共重合をさまざまな条件下で検討した.STDとMAnのラジカル共重合においては,最高で分子量約30,000のポリ(STD-<i>co</i>-MAn)が生成した.STTとMAnのラジカル共重合においては,最高で分子量約...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • ラエビガチンAとEの合成

    廣兼 司, 山田 英俊 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP26-, 2015

    ...また、類縁の二量体エラジタンニンであるラエビガチンE <sup>3)</sup>(2)も合成したので報告する。</p><p>図1.ラエビガチンAとEの構造</p><p>合成計画</p><p> 1と2は共に、中国の薬用植物Rosa laevigata MICHX.(Rosaceae)の果実から奥田らが単離、構造決定した化合物である<sup>2,3)</sup>。...

    DOI

  • 紅茶色素テアフラビン類の酸化機構

    松尾 洋介, 大渡 遼介, 草野 リエ, 齋藤 義紀, 田中 隆 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP33-, 2015

    ...紅茶は生茶葉を揉捻して製造されるが、その過程でカテキン類が酵素酸化を受けてテアフラビン類やテアシネンシン類などのさまざまな紅茶特有のカテキン二量体が生成する<sup>1)</sup>。テアフラビン類 (1–4) はベンゾトロポロン環を持つ赤橙色の紅茶色素であり、カテコール型カテキンとピロガロール型カテキンの酸化的縮合によって生成する<sup>2)</sup>。...

    DOI

  • イソシアネート二量体の熱解離を利用した新規熱加工型粘着剤

    朝田 和孝, 深野 兼司, 山下 啓司, 中西 英二 Journal of The Adhesion Society of Japan 51 (2), 49-57, 2015

    <p>我々はホットメルト粘着剤の欠点の解消のために,凝集力成分の物理的変化を利用せず,化学結合の解離に基づく新しい機構による無溶剤熱加工型粘着剤の提案を行ってきた。今回の報告では,シート化の工程適応性確認のために,加熱時の流動性をラボプラストミルにより評価するとともに,押出機を用いて粘着シートの作成実験を行った。加熱時の流動性は,加工前材料中の熱解離基の量に依存するとともに,加工時に添加するポリ…

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 転写因子MTF-1によるメタロチオネイン遺伝子の重金属依存的な転写制御機構

    大塚 文徳, 下山 多映, 長田 洋一, 鈴木 薫, 小泉 信滋 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), W2-1-, 2015

    ...またMTF-1の重金属依存的な核移行、リン酸化やSUMO化等の翻訳後修飾、あるいは二量体や重合体の形成といった報告もあるが、その意義は明確ではなく、重金属応答に関与するタンパク領域についても全長にわたって様々な領域の報告があり、結果の一致をみないというのが現状である。その中で、MTF-1のZnフィンガードメインが重金属応答性を考える上で最も重要であると思われる。...

    DOI

  • 亜鉛動態におけるメタロチオネインの役割

    神戸 大朋 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), W2-2-, 2015

    ...また、3重欠損株におけるZnT5-ZnT6ヘテロ二量体とZnT7ホモ二量体の機能は正常であった。これらの結果は、MTを中心とした細胞質内亜鉛動態制御が、ZnT5-ZnT6やZnT7二量体を介したTNAPの活性化に機能することを示しており、MTによる細胞質の亜鉛代謝の厳密な制御が、分泌経路の亜鉛代謝にも重要な役割を果たすことを示している。...

    DOI

  • アラニンの室温における圧力誘起ペプチド化

    藤本 千賀子, 篠崎 彩子, 三村 耕一, 西田 民人, 後藤 弘匡, 小松 一生, 鍵 裕之 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 137-, 2015

    ...その結果、二量体がすべての圧力で、三量体は9 GPa、11 GPaで検出された。本研究により、従来では重合反応が起こらないとされていた室温条件で、アラニンの圧力誘起重合反応が起こることが明らかになった。本研究の結果は、氷惑星内部でのアミノ酸の化学進化の可能性を示唆している。...

    DOI

  • 木材構成成分の酸性条件下での化学反応におけるカウンターアニオンの役割

    横山 朝哉 木材学会誌 61 (3), 217-225, 2015

    ...塩酸,硫酸,および臭化水素酸のカウンターアニオンが,二量体非フェノール性<i>β</i>-<i>O</i>-4型リグニンモデル化合物(J)と糖モデル化合物メチルグルコシド(S)の酸性条件下での反応においてどのように挙動するのかについて,詳しく検討した。既往の知見通り,(J)の<i>β</i>-<i>O</i>-4結合は,臭化水素酸の系で最速で,そして,硫酸の系で最遅で開裂することが,確認された。...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 沖縄産Plakortis属海綿から単離した新規オキシリピンの構造

    田中 直伸, 浅井 美貴, 草間 大志, 石黒 悠一朗, 久保田 高明, 小林 淳一 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP7-, 2015

    ...最近では、Plakortis属海綿 (SS-11) よりピペリジンアルカロイドplakoridine Cや二量体構造を有するオキシリピンuntenolide Aならびにmanzamenone L–Nを単離している<sup>2)</sup>。...

    DOI

  • 『ケモカインと幹細胞』 CXCL12-CXCR4 軸を介した幹細胞誘引の調節因子

    原 孝彦, 種子島 幸祐 日本薬理学雑誌 144 (1), 4-7, 2014

    ...示唆している.CXCL14 はCXCL12 と並んで,魚からヒトまでアミノ酸配列が高度に保存されているケモカインである.CXCL14 は,発生や形態形成に重要な役割を果たすCXCL12-CXCR4 軸の強さを微調整する分子として,non-signaling 受容体CXCR7 と共にゲノム内に保存されてきたものと推察される.興味深いことに,CXCL12-CXCR4 軸の抑制は,CXCL14 のC末端二量体...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献22件

  • ペルツズマブ(パージェタ<sup>®</sup> 点滴静注420 mg/14 mL)の薬理学的特性および臨床開発の経緯

    明歩谷 博, 牛山 尚美, 市瀬 亮太, 高須賀 剛 日本薬理学雑誌 143 (2), 95-102, 2014

    ...(以下,Genentech社)により創製された遺伝子組換えヒト化モノクローナル抗体,ペルツズマブ(遺伝子組換え)を有効成分とする点滴静注用製剤である.ペルツズマブはヒト上皮増殖因子受容体2型タンパク質(HER2:human epidermal growth factor receptor type 2)の細胞外領域で二量体形成に関与するドメインIIに結合することにより,HER2-HER3等の二量体形成...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献21件

  • ラマン分光法によるオリゴ糖の重量平均分子量の算出

    渡部 孝祐, 沼田 靖, 田中 裕之 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 247-, 2014

    ...本研究では、その場測定が可能なラマン分光法に着目し、グルコースとその二量体であるマルトースの糖2成分系混合溶液の重量平均分子量の算出を試みた。 グルコースとマルトースのラマンスペクトルにおいて重合度の増加に伴い、特定のラマンピークの強度が増加していた。そこでラマン強度比と重量平均分子量が比例関係にあると仮定し、関係式を作成した。...

    DOI

  • ウシ卵管機能制御の候補因子activin Aとその関連因子の発現

    山本 ゆき, 小林 芳彦, 吉本 弓華, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), OR2-20-OR2-20, 2014

    ...【目的】 Activin (ACV) AはinhibinβA鎖 (INHBA) の二量体からなる糖ペプチドであり,局所調節因子として卵胞発育や着床に関与する。生体外におけるACVAのウシ初期胚発育促進作用が報告されていることから,卵管内においてもACVAが初期胚発育やその他卵管機能調節に重要な役割を担っていることが推察される。...

    DOI

  • 高圧下におけるベンゼンの安定性と重合反応

    篠崎 彩子, 三村 耕一, 鍵 裕之, 小松 一生, 野口 直樹, 後藤 弘匡 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 99-, 2014

    ...13 GPa以上ではベンゼンが残っている一方で二量体やナフタレン、ビフェニル、ターフェニルが見つかった。本研究の結果からベンゼンの圧力誘起の重合反応が明らかになった。...

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  • アミロイドβ二量体の水中での安定配座探索:レプリカ交換MD及び<i>ab initio</i>フラグメントMO計算

    岡本 晃澄, 石村 大海, 矢野 篤志, 野村 和哉, 栗田 典之 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2014 (0), O09-O09, 2014

    ...さらに、フラグメントMO計算の結果から、一方の Aβ単量体のLys16ともう一方の単量体のN末端に含まれる負荷電アミノ酸間の静電引力相互作用が、二量体の安定化に重要で あることを明らかにした。また、それらのアミノ酸間には複数の水分子が存在しており、Aβの周囲に存在する水和水が Aβ二量体の安定化に寄与していることが、今回の分子シミュレーションにより明らかになった。...

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  • 沖縄産Agelas属海綿から単離した新規ブロモピロールアルカロイドの構造

    草間 大志, 田中 直伸, 柏田 良樹, 小林 淳一 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral40-, 2014

    ...これらの結果から、1をブロモピロールアルカロイド二量体と推定した。</p><p>Agelamadin A (1) の<sup>1</sup>H-<sup>1</sup>H COSY、HMBC、およびROESYスペクトルを詳細に解析し、agelastatin様の四環性ユニット (N-1-C-15) と直鎖状ユニット (N-1’-C-15’) の存在を推定した (Figure 1A)。...

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