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検索結果 524 件

  • 胆道損傷を回避し安全に胆嚢摘出術を施行し得た胆嚢管に合流する副肝管を有する胆嚢結石症例の検討

    坂東 正, 田中 晴祥, 五十嵐 隆通, 渋谷 和人, 吉岡 伊作, 藤井 努, 林 伸彦, 安田 一朗 胆道 38 (2), 171-178, 2024-05-31

    <p>胆嚢管に流入する型の副肝管は胆嚢摘出時に通常の胆嚢管切離を行うと胆道損傷をきたす.今回この型の副肝管併存胆石症3例に対して,種々の工夫を行い胆嚢摘出術を安全に施行したので報告する.症例1:B6胆管が胆嚢管に流入する症例で,術前にENBDチューブを留置し術中胆道造影を行い,胆嚢管離断が不可能であることを確認し,開腹移行の上胆嚢亜全摘術を行った.症例2:後区域枝胆管が胆嚢管に合流する症例で,胆…

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  • 病院における放射線防護教育の実態調査

    堀田 昇吾, 作田 裕美, 五十嵐 隆元, 岩永 秀幸, 市田 隆雄, 奥田 保男, 白石 順二, 上野 寿子, 太田 勝正, 草間 朋子 日本放射線技術学会雑誌 advpub (0), 2024

    <p>【目的】放射線業務従事者に対する放射線防護教育のあり方・やり方を検討するために病院における防護教育の実態に関する情報を収集する.【方法】全国の200床以上の精神科単科病院を除く1,883病院(全数)を対象にWebによるアンケート調査を実施した.【結果】回答が得られた186病院を分析対象とした.放射線業務従事者に対する定期的な防護教育は141病院(75.8%)において実施されていたが,防護教…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 外傷全身CT撮影における被ばく線量(CTDI<sub>vol</sub>とDLP)の国内実態調査2022

    宮安 孝行, 藤村 一郎, 小倉 圭史, 田代 雅実, 小野 勝範, 田中 善啓, 大保 勇, 赤木 憲明, 髙本 聖也, 五十嵐 隆元 日本臨床救急医学会雑誌 26 (6), 711-720, 2023-12-28

    <p><b>目的</b>:2017年に自身らが行った外傷全身CTの被ばく線量(CT装置に表示されるCTDI<sub>vol</sub>とDLP)の全国調査から5年が経ち,2020年には外傷全身CTについて医療被ばくの線量指標となる診断参考レベル「5,800 mGy・cm」が明記された。5年後の再調査を行い,公表後の外傷全身CTの被ばく線量の変化を明らかにすること。<b>方法</b>:全国の救命救…

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  • 病院における放射線防護・安全教育の実態と課題——KJ法を用いた分析から——

    作田 裕美, 堀田 昇吾, 上野 寿子, 新井 龍, 桜井 礼子, 太田 勝正, 草間 朋子, 五十嵐 隆元, 岩永 秀幸, 市田 隆雄, 奥田 保男, 白石 順二 日本放射線看護学会誌 11 (1), 3-12, 2023-06-30

    <p>本研究は、放射線業務従事者教育の実態調査を通して教育に関わる課題を明らかにし、課題解決につなげる方略を見いだすことを目的とする。200床以上で精神科診療のみの病院を除外した全国1,883の病院に対し、放射線業務従事者教育に関する実施上の課題、工夫、課題解決に向けての提案等に関する意見を自由記述で求め、KJ法を用いて分析した。抽出された現状と課題等は、【教育の重要性の認識】、【教育担当者とし…

    DOI 医中誌

  • マンモグラフィにおける医療放射線リスクコミュニケーション

    五十嵐 隆元 日本乳癌検診学会誌 32 (2), 179-182, 2023

    マンモグラフィにおける被ばくの評価には,従来から実効線量が用いられており「東京とニューヨークを飛行機で往復する間に受ける放射線量と同じ」というような説明がなされている。しかしながら放射線の影響は実効線量だけでなく単位時間当たりの線量(線量率)も関係することから,不適切ではないかと考えている。この従来のロジックでは各組織が受けた吸収線量を,臓器の感受性で加重した上で全身被ばくへ換算した実効線量を前…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • わが国の小児保健・成育医療の課題

    五十嵐 隆 日本周産期・新生児医学会雑誌 58 (4), 594-595, 2023

    <p> <b>はじめに</b></p><p> わが国では急速な少子化の進展,成育過程にある者およびその保護者,ならびに妊産婦を取り巻く環境やその需要の変化等により,小児保健・成育医療に様々な課題が生じている.</p>

    DOI 医中誌

  • わが国の小児股関節撮影における生殖腺防護の継続中止に関する報告

    竹井 泰孝, 江口 佳孝, 川浦 稚代, 鈴木 昇一, 廣瀬 悦子, 広藤 喜章, 本元 強, 宮嵜 治, 五十嵐 隆元, 島田 義也, 松原 孝祐 日本放射線技術学会雑誌 78 (12), 1495-1510, 2022-12-20

    <p>➢1900年代,放射線照射による不妊や発達異常の発生,放射線誘発突然変異が世代間で受け継がれることが動物実験で証明.</p> <p>➢1950年代の科学的知見には放射線誘発の遺伝性突然変異が含まれており,遺伝的影響の発症リスクを最小限にするため生殖腺防護具の使用がガイドラインなどで推奨.</p> …

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 地震時の宅地斜面における崩壊確率の算定

    須藤 敦史, 五十嵐 隆浩 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 79-, 2022

    <p>本研究は,宅地地盤における正確な被害確率算定</p><p>のために,阪神大震災における水道管の地震損傷データ ,</p><p>および 2011 年 3 月 11 日の東北地方太平洋沖地震,さらに</p><p>2018 年 9 月 6 日に発生した北海道胆振東部地震における宅</p><p>地被害の調査に基づいた考察および被害確率の試算を行っ</p><p>ている.</p>

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  • 医療放射線防護における最近の潮流

    五十嵐 隆元 日本放射線技術学会雑誌 78 (11), 1265-1272, 2022

    <p>近年の医療放射線防護分野は,激変の時代を迎えているようである.国際的な動向に加え,2011年3月の福島原発事故によって,国民の放射線および放射線影響に対する意識が高まってきたことも決して無縁ではないと考える.その結果として法令改正も相次ぐことになり,医療放射線安全管理や放射線業務従事者の管理について,大変厳密な管理が求められるようになってきている.本稿では,近年の放射線防護に関する動きの中…

    DOI Web Site PubMed 参考文献8件

  • 膵頭十二指腸切除術後Braun吻合の腸間膜間隙に発生した内ヘルニアの1例

    新木 健一郎, 五十嵐 隆通, 渡辺 亮, 久保 憲生, 播本 憲史, 調 憲 日本臨床外科学会雑誌 82 (3), 646-651, 2021

    <p>症例は74歳,男性.遠位胆管癌に対して亜全胃膵頭十二指腸切除(SSPPD)を施行.術後より嘔吐を認め,胃排出遅延と診断し経鼻胃管を挿入した.その後,CT・上部消化管内視鏡・胃管からのチューブ造影によりBraun吻合の輸出脚側の狭窄に伴う閉塞性イレウスと診断し,保存的治療で改善が得られずSSPPD術後37病日に再手術を行った.手術所見は,胃空腸吻合とBraun吻合の腸間膜間隙の背側から輸出脚…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 腹腔鏡下胆囊摘出術による肝門部胆管・右肝動脈の合併損傷に対して肝右葉切除を施行した1例

    奥山 隆之, 新木 健一郎, 山中 崇弘, 石井 範洋, 塚越 真梨子, 五十嵐 隆通, 渡辺 亮, 久保 憲生, 播本 憲史, 調 憲 日本外科系連合学会誌 45 (2), 134-139, 2020

    <p>【はじめに】腹腔鏡下胆囊摘出術(LC)における術中胆道損傷は約0.6%と報告され,近位胆管損傷や肝動脈損傷合併の場合は適切な処置を要する.今回われわれは,LC時の胆道損傷に対して肝右葉切除を要した症例を経験したので報告する.</p><p>【症例】66歳,男性.前医にて胆石性胆囊炎に対してLCを施行.術直後より胆汁漏を認め胆管を切断したことが判明,左葉B3より経皮経肝胆道ドレナージを施行した…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 外傷全身CT撮影における被ばく線量(CTDIvolとDLP)の国内実態調査

    宮安 孝行, 藤村 一郎, 鈴木 淳平, 小倉 圭史, 田代 雅実, 田中 善啓, 大保 勇, 赤木 憲明, 五十嵐 隆元, 坂下 惠治 日本臨床救急医学会雑誌 22 (5), 715-722, 2019-10-31

    <p><b>目的</b>:外傷全身CTを施行された症例の被ばく線量(CTDIvolとDLP)の全国調査を行い,国内の外傷全身CTの被ばく線量の現状を明らかにすること。<b>方法</b>:全国の救命救急センター284施設を対象とした。日本救急撮影技師認定機構が運用しているメーリングリストを用いて調査フォームを送付し,回答を得た。このうち標準的体形と考えられる体重50〜60kg群について被ばく線量の…

    DOI Web Site 医中誌

  • わが国の診断参考レベルの概要

    五十嵐 隆元 保健物理 54 (1), 13-18, 2019-04-18

    <p>Radiation protection of patients in medicine is based on two major radiation protection principles, that is justification and optimisation. For medical exposures, the International Commission on …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 予備せん断システムを適用した既設橋の耐震補強効果

    宇野 裕惠, 広瀬 剛, 内藤 伸幸, 五十嵐 隆之, 川神 雅秀 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 75 (4), I_357-I_372, 2019

    <p> 予備せん断システムとは,中小規模橋梁の両橋台に設置したゴム支承を,常時状態で橋台の背面方向に予備せん断させて耐震性の向上を図る構造である.既設橋台は前面方向にL1地震動で設計されており,背面方向には橋台背面土の水平抵抗が期待できる.解析は橋脚が固定支持,両橋台が可動支持の鋼2径間連続非合成鈑桁橋を対象とした.検討の結果,ゴム支承はLRBによる免震設計が,RBより効果があった.L2地震動に…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 集学的治療で救命し得た,肝膿瘍による門脈血栓症の1例

    山中 崇弘, 新木 健一郎, 石井 範洋, 塚越 真梨子, 五十嵐 隆通, 渡辺 亮, 久保 憲生, 播本 憲史, 渋谷 圭, 大嶋 清宏, 桑野 博行, 調 憲 日本腹部救急医学会雑誌 38 (7), 1189-1193, 2018-11-30

    <p>肝膿瘍による門脈血栓症を,集学的治療で救命し得た貴重な1例を経験したので報告する。【症例】68歳男性。主訴は発熱。精査で肝膿瘍,敗血症の診断で経皮経肝膿瘍穿刺および抗菌薬治療を開始した。その後,播種性血管内凝固症候群(DIC)を発症し,抗凝固療法を行ったが,第2病日に門脈血栓症を発症した。抗凝固療法の継続で肝機能は改善傾向となったが,第11病日に仮性肝動脈瘤による胆管消化管出血を認め,コイ…

    DOI 医中誌

  • 侵襲性クレブシエラ感染症の1救命例

    山中 崇弘, 新木 健一郎, 石井 範洋, 塚越 真梨子, 五十嵐 隆通, 渡辺 亮, 久保 憲生, 大嶋 清宏, 桑野 博行, 調 憲 日本腹部救急医学会雑誌 37 (6), 931-934, 2017

    <p>【はじめに】侵襲性クレブシエラ感染症は,Klebsiella pneumoniaeを原因菌とし,肝膿瘍から眼内炎や中枢神経感染症などの転移性感染巣を引き起こす。当科での1例を報告する。【症例】73歳男性。主訴は腰痛,視力低下。精査の結果,肝膿瘍,眼内炎,敗血症の診断で抗菌薬治療を開始,第3病日に肝ドレナージを施行した。培養からKlebsiella …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 出産・成育医療の課題と展望

    五十嵐 隆 医療と社会 27 (1), 123-134, 2017

    <p>わが国の周産期や小児の保健・医療は世界的にも優れている。しかしながら,安心して子どもを出産し,子育てをする上で必要な国や自治体からの支援が他の先進諸国に比べ遅れている。さらに,若年成人の所得減少が近年になって著しくなり,経済的不安や将来への不安が強い。晩婚化が進み,子どもを生み育てることへの躊躇が見られる。その結果,低出生体重児の出生が増加しており,成人の生活習慣病や発達障害などの疾患が増…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • エージェントに基づくネットワークデータ分析支援基盤

    山田, 良介, 谷村, 優介, 笹井, 一人, 髙橋, 秋典, 北形, 元, 五十嵐, 隆治, 木下, 哲男 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 73-74, 2016-03-10

    近年、日々生成される膨大なデータを効果的に利用することで、高度なシステム・機能を実現しようという試みが多く行われている。しかしながら、それらの方式は限定されたシステム・機能へ向けたものが多く、既存システムへ組み込むことが難しく、また非専門家が容易に扱えるものではない。そこで本研究では、これまで我々が手がけてきたエージェントに基づく知識型ネットワーク管理支援基盤に、高度なデータ分析に基づく管理支援…

    情報処理学会

  • 情報セキュリティーポリシーを考慮したネットワークトラフィック統計データ提供システムに関する検討

    髙橋, 秋典, 高橋, 俊彦, 五十嵐, 隆治, 上田, 浩, 岩谷, 幸雄, 木下, 哲男 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 451-452, 2015-03-17

    ネットワークトラフィックデータをパケットレベルで解析することは,ネットワーク管理・運用やセキュリティー研究において重要である.教育研究機関等で計測されたパケットデータを利用する場合,情報セキュリティーポリシーの関係で管理者権限を有しない学生に直接利用させることが難しい場合がある.その対処法として,管理者がデータ利用者の要望に応じて統計データへの変換を行わなければならず,作業効率が悪いという問題点…

    情報処理学会

  • 経横隔膜裂孔的に急速に胸腔内にまで進展した後腹膜原発骨外性骨肉腫の1切除例

    生方 泰成, 須納瀬 豊, 平井 圭太郎, 吉成 大介, 小川 博臣, 高橋 憲史, 高橋 研吾, 五十嵐 隆通, 福田 利夫, 竹吉 泉 日本消化器外科学会雑誌 48 (4), 357-364, 2015

    症例は28歳の女性で,上腹部膨隆で近医を受診した.臍部から左上腹部に有痛性の硬い腫瘤を触知し,上腹部の圧迫感を伴っていた.CTでは左上腹部に径25 cm大の巨大な腫瘍で膵脾を背側に,胃を内側に圧排していた.また,横隔膜裂孔から左胸腔内に進展し,左肺下葉に無気肺を生じていた.巨大腹腔内腫瘍として手術を予定したが,待機期間に胸腔内の腫瘍が更に進展して,胸腔が腫瘍と胸水に満たされた状態となった.後腹膜…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 当研究チームで作成した,装具判定シートの有用性の検討

    小峰 隆弘, 鈴木 勝年, 丸山 英樹, 大塚 香菜, 五十嵐 隆 理学療法 - 臨床・研究・教育 22 (1), 48-52, 2015

    【目的】我々がこれまで開発してきた,フローチャート式の装具判定シートの有用性を検証することである。【方法】脳血管障害患者を対象に,Gait Judge(以下,GJ)を用いて10 m歩行を実施し,装具判定シートの底屈制動に該当するものを底屈制動群,それ以外に該当したものをその他群とし,この2群間で<i>χ</i><sup>2</sup>検定を行なった。有意水準は5%とした。【結果】底屈制動群で有意…

    DOI Web Site 医中誌

  • R/S Poxレッグライン特性

    高橋, 秋典, 五十嵐, 隆治, 上田, 浩, 岩谷, 幸雄, 木下, 哲男 情報処理学会論文誌 54 (6), 1761-1770, 2013-06-15

    本論文では,トラフィック時系列に現れる非定常的特徴を定量化するR/S Poxレッグライン特性,ならびにこの特性を用いた周期的時系列に対する周期推定法を提案する.本特性は,R/S解析法によるR/S Pox Diagramにおいて,時系列の周期性を表す特徴点を境に折れ曲がるプロット形状を明確に示すものである.この特徴点を定量化し周期を推定できれば,周期的特徴を持つ長期的ポートスキャンなどの低レート攻…

    情報処理学会

  • R/S Pox レッグライン特性を用いたトラフィック状態判別法に関する研究

    加賀谷享諒, 高橋秋典, 五十嵐隆治, 上田浩, 岩谷幸雄, 木下哲男 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 537-538, 2013-03-06

    ネットワークトラフィック時系列の周期的特徴を表現できるR/S Pox レッグライン特性を用いて,長期的ポートスキャンのトラフィック状態を判別する手法を検討した.具体的には,観測時系列から導出されるR/S Pox レッグライン特性の特徴量を4つのカテゴリ(攻撃なし,攻撃開始,攻撃中,攻撃終了)に学習した階層型ニューラルネットワークを用いて行った.実トラフィックで観測された長期的ポートスキャントラフ…

    情報処理学会

  • R/S Pox レッグライン特性を用いたトラフィック状態判別法に関する研究

    加賀谷享諒, 高橋秋典, 五十嵐隆治, 上田浩, 岩谷幸雄, 木下哲男 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 537-538, 2013-03-06

    ネットワークトラフィック時系列の周期的特徴を表現できるR/S Pox レッグライン特性を用いて,長期的ポートスキャンのトラフィック状態を判別する手法を検討した.具体的には,観測時系列から導出されるR/S Pox レッグライン特性の特徴量を4つのカテゴリ(攻撃なし,攻撃開始,攻撃中,攻撃終了)に学習した階層型ニューラルネットワークを用いて行った.実トラフィックで観測された長期的ポートスキャントラフ…

    情報処理学会

  • 腫瘍径10 mmかつ単発で発見された肝類上皮血管内皮腫の1切除例

    清水 尚, 小川 哲史, 田中 俊行, 五十嵐 隆通, 榎田 泰明, 富澤 直樹, 安東 立正, 坂元 一葉, 伊藤 秀明, 竹吉 泉 日本消化器外科学会雑誌 46 (4), 253-259, 2013

    症例は64歳の女性で,2008年9月,進行胃癌の診断で,幽門側胃切除,D2郭清術が施行された.病理学的進行度はStage IIIAであった.術後,S-1内服を開始したが,薬疹の出現によりUFT/PSK併用に変更し,1年間内服した.2009年9月,肝S8に造影CT平衡相で低吸収域を示す腫瘍を認め,2010年9月のCTでは約10 …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • 群馬大学臓器病態外科学教室における完全腹腔鏡下脾臓温存尾側膵切除術

    竹吉 泉, 須納瀬 豊, 平井 圭太郎, 吉成 大介, 小川 博臣, 塚越 浩志, 高橋 憲史, 山崎 穂高, 高橋 研吾, 五十嵐 隆通, 田中 和美, 六反田 奈和, 長岡 りん, 時庭 英彰 北関東医学 63 (4), 339-343, 2013

    <B>【背景と目的】</B> 群馬大学大学院医学系研究科臓器病態外科学教室では, 悪性度が低い尾側膵の腫瘍に対しては, 脾臓温存尾側膵切除 (SPDP) を行ってきた. 用手補助腹腔鏡下 (HALS) SPDPを経て完全腹腔鏡下 (PL) SPDPに移行して6症例行ったので, 手術手技と成績について報告する. <B>【対象と方法】</B> 対象は膵体尾部に発生した低悪性度の膵腫瘍である. …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献6件

  • RFA, TACE治療後に腹膜播種を来たした肝細胞癌の1例

    五十嵐 隆通, 須納瀬 豊, 平井 圭太郎, 高橋 研吾, 田中 和美, 高橋 憲史, 山崎 穂高, 塚越 浩志, 小川 博臣, 吉成 大介, 竹吉 泉 北関東医学 63 (3), 267-272, 2013

    症例は74歳男性. C型肝硬変の診断で近医に定期通院中であった. 2006年1月および5月, 肝S3およびS6の肝細胞癌の画像診断で, transcatheter arterial chemoembolizationおよびradiofrequency ablation (RFA) を受けたが, その後通院しなかった. 2007年8月, 腹部膨満と食欲不振を主訴に近医受診, CT精査で右側腹部, …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献1件

  • GIST再発症例の検討

    竹吉 泉, 小川 博臣, 五十嵐 隆通, 塚越 浩志, 平井 圭太郎, 高橋 憲史, 山崎 穂高, 田中 和美, 高橋 研吾, 吉成 大介, 須納瀬 豊, 岩崎 茂, 荒井 剛 北関東医学 63 (3), 217-222, 2013

    <B>【背景と目的】</B> 原発GISTに対する治療の第一選択は外科切除であるが, 再発症例に対する積極的治療がGISTの治療成績向上に繋がる. 2008年にGIST診療ガイドラインが示されてから, 再発症例に対する治療の原則はイマチニブの投与である. 教室の再発GIST症例を臨床病理学的に検討し治療法について検討した. <B>【結 果】</B> 男性3例女性4例の7例で, …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献10件

  • 胃癌Virchow転移症例に対する化学療法後の胃切除術

    竹吉 泉, 平井 圭太郎, 宮前 洋平, 小川 博臣, 塚越 浩志, 高橋 憲史, 田中 和美, 高橋 研吾, 五十嵐 隆通, 吉成 大介, 須納瀬 豊 北関東医学 63 (2), 119-124, 2013

    <B>【背景と目的】</B> Virchow転移がある胃癌に対し化学療法を行い, 画像上Virchow転移が消失した症例に対し原発巣を切除しているが, この切除症例について手術の妥当性を検討した. <B>【対象および方法】</B> 2005~2012年に, Virchow転移がある胃癌で化学療法後原発巣を切除した4例を対象として, 臨床病理学的に検討した. <B>【結 果】</B> …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献5件

  • 小腸重積症で緊急手術を行った小腸Inflammatory fibroid polypの一例

    高橋 研吾, 五十嵐 隆通, 宮前 洋平, 田中 和美, 高橋 憲史, 平井 圭太郎, 塚越 浩志, 小川 博臣, 吉成 大介, 須納瀬 豊, 竹吉 泉 北関東医学 63 (3), 261-265, 2013

    Inflammatory fibroid polyp (IFP) は非上皮性腫瘍様病変で胃に多く小腸には比較的まれな疾患である. 今回成人腸重積症を合併した粘膜下腫瘍の小腸IFPの一例を経験したので報告する. 症例は41歳, 女性. 主訴は腹痛. 2011年9月頃より腹痛が出現し, 近医受診を繰り返していた. 下剤処方などを受け, 経過観察されていたが, 2012年1月初旬に腹痛が再度出現し, …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 被引用文献1件 参考文献1件

  • X線診断時に患者が受ける線量の調査研究(2011)による線量評価

    浅田 恭生, 鈴木 昇一, 小林 謙一, 加藤 英幸, 五十嵐 隆元, 塚本 篤子, 坂本 肇 日本放射線技術学会雑誌 69 (4), 371-379, 2013

    We report here the results of a dose evaluation based on information obtained in a 2011 questionnaire as compared with an investigation made in 2007. Briefly, in general radiography, the dose used …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献5件 参考文献17件

  • Live 3Dエコーを用いた心房中隔裂開術

    小野 博, 香取 竜生, 永峯 宏樹, 豊田 彰史, 清水 信隆, 中村 嘉宏, 五十嵐 隆 心臓 44 (1), 22-25, 2012

    卵円孔が血行動態の維持に不可欠な疾患で, その卵円孔が狭小化した症例に対し, 透視室でバルーン心房中隔裂開術(balloon atrioseptostomy; BAS)が行われてきた. 今回, そのBASを2次元(2 dimension; 2D)に加え, 3次元(3 dimension; 3D)も併用しエコーガイド下で行った. エコーガイド下で行う利点は, 小児集中治療室(pediatric …

    DOI 医中誌

  • 膵癌,肝細胞癌を併存した十二指腸カルチノイドの1切除例

    五十嵐 隆通, 富澤 直樹, 小川 哲史, 伊藤 秀明, 須納瀬 豊, 竹吉 泉 日本臨床外科学会雑誌 73 (2), 353-357, 2012

    十二指腸カルチノイドに膵癌,肝細胞癌の同時性2重複癌が併存した1例を経験したので報告する.78歳男性,平成19年6月,十二指腸カルチノイドの診断で当院に紹介され,十二指腸下行脚乳頭部対側に直径1.2cmのカルチノイドを認めた.精査でリンパ節転移,遠隔転移を認めず,十二指腸部分切除予定で手術を施行した.術中,膵鈎部に弾性硬の腫瘤を触れ,カルチノイドのリンパ節転移と診断,さらに肝S4表面に直径1cm…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献27件

  • 当院における急性虫垂炎治療の変遷と評価

    五十嵐 隆通, 安東 立正, 富澤 直樹, 荻野 美里, 榎田 泰明, 濱野 郁美, 清水 尚, 荒川 和久, 田中 俊行, 小川 哲史, 須納瀬 豊, 竹吉 泉 日本腹部救急医学会雑誌 32 (4), 751-755, 2012

    当院では2005年以前,急性虫垂炎は保存治療を原則としていたが,2006年に腹腔鏡下虫垂切除術を導入後,カタル性虫垂炎,腫瘤形成性虫垂炎以外は積極的に手術を行う方針に転換した。1997年から2010年9月までの急性虫垂炎症例1,290例を対象とし,保存治療完遂群,保存治療から手術への移行群,および来院時手術群の成績を検討した。また,開腹手術と腹腔鏡下手術の成績を比較検討した。平均在院日数は,保存…

    DOI

  • 日本人の乳房厚に対応する線量評価法の検討

    大塚 智子, 鈴木 昇一, 小椋 美紀, 五十嵐 隆元 日本放射線技術学会雑誌 67 (5), 483-489, 2011

    Accuracy control of mammography equipment involves more than just equipment management; the proportions of the mammary glands used to obtain appropriate images is also important, as is control of …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献19件

  • 乳幼児喘息の疫学調査のための質問票の妥当性に関する検討

    岡部 美恵, 足立 雄一, 板澤 寿子, 中林 玄一, 淵澤 竜也, 五十嵐 隆夫, 村上 巧啓, 尾上 洋一, 高尾 幹, 足立 陽子, 宮脇 利男, 大矢 幸弘, 小田嶋 博, 赤澤 晃 日本小児アレルギー学会誌 24 (5), 705-712, 2010

    6歳以上の喘息児に関する疫学調査は,世界共通の質問票(ISAAC)を用いて広く行われているが,乳幼児を対象とした質問票の妥当性に関するエビデンスは少ない.そこで,新たに本邦ガイドライン(JPGL)に準じて作成した質問票の妥当性を検討した.7つの医療施設を受診した5歳以下の児の保護者に『ISAAC基準の質問票』ならびに『JPGL基準の質問票』への回答を依頼し,その回答と医師の判断を0~2歳児と3~…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献21件

  • 最近当科で経験した1歳以上の神経芽腫stage 4の10例

    青木,良則, 康,勝好, 滝田,順子, 堀江,豪, 関,正史, 古屋,彩夏, 井田,孔明, 五十嵐,隆 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 46 (2), 184-189, 2009-05-30

    最近当院で経験した神経芽腫Stage 4の10例の検討では,化学療法に対する反応性により予後が分かれることが判明した.化学療法3コース後に腫瘍マーカーが正常化した5例は,全例が再発なく寛解を維持している.一方,腫瘍マーカーが正常化しなかった4例は,3例が再発し,1例は同種移植を含めた2回移植を施行され寛解を維持している.初期治療に対する反応が不良なハイリスク例に対しては新たな治療戦略が必要である.

    NDLデジタルコレクション 医中誌 参考文献10件

  • Bartter症候群とGitelman症候群に対する利尿剤負荷試験の有用性についての検討

    神田 杏子, 野津 寛大, 橋村 裕也, 貝藤 裕史, 亀井 宏一, 中西 浩一, 吉川 徳茂, 関根 孝司, 五十嵐 隆, 小松 博史, 宮下 律子, 飯島 一誠, 松尾 雅文 日本小児腎臓病学会雑誌 22 (1), 24-28, 2009

    Bartter症候群 (BS) とGitelman症候群 (GS) は,低K血症,高レニン・アルドステロン血症を特徴とする遺伝性尿細管疾患である。近年,原因部位・遺伝子が特定され,BSは1型から4型まで分類可能となったが,原因遺伝子を特定できる施設は限られており臨床症状や検査所見で分類しているのが現状である。しかし,BS3型はGSと臨床症状や検査所見が類似する患者が存在するため,それのみでは診断…

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 溶血性尿毒症症候群に併発した急性壊死性脳症

    柳澤 敦広, 乾 健彦, 生井 良幸, 高梨 潤一, 藤井 克則, 水口 雅, 関根 孝司, 五十嵐 隆 日本小児腎臓病学会雑誌 22 (2), 161-165, 2009

    腸管出血性大腸菌 (enterohemorrhagic <i>E. coli</i>: EHEC) 感染症を契機に発症した溶血性尿毒症症候群 (hemolytic uremic syndrome: HUS) の重篤な合併症として,脳症がある。脳症の臨床像・病態生理は複雑である。今回われわれが経験したHUSに合併した脳症は,急性壊死性脳症 (acute necrotizing …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献28件

  • 長時間トラフィックに含まれるトレンドの効果(セキュリティ(2),トラヒック,経路制御)

    五十嵐, 隆治, 入江, 若菜, 高橋, 秋典, 正木, 忠良, 佐々木, 芳宏, 上田, 浩, 奈須野, 裕, 岩谷, 幸雄, 木下, 哲男, Igarashi, Ryuji, I-rie, Wakana, Takahashi, Akinori, Masaki, Tadayoshi, Sasaki, Yoshihiro, Ueda, Hiroshi, Nasuno, Yutaka, Iwaya, Yukio, Kinoshita, Tetsuo 情報処理学会研究報告. IOT, [インターネットと運用技術] 2008 (72), 47-51, 2008-07-17

    本研究では1週間以上の長時間に渡り観測したLANトラフィック時系列からLow-PassフィルタリングによりDiurnal Variation(日間変化)に基づくトレンドを抽出し,このトレンドを除去した後のランダム成分に関し,自己相似性の観点から検討してみた.この結果,トレンド除去後の時系列にも自己相似性が認められるという結果を得た.

    機関リポジトリ HANDLE Web Site 参考文献16件

  • 臨床的にDent病としてフォローされていたLowe症候群の1男児例

    今井 雄一郎, 原田 佳明, 高屋 淳二, 金子 一成, 関根 孝司, 五十嵐 隆 日本小児腎臓病学会雑誌 21 (2), 195-198, 2008

    無症候性尿細管性蛋白尿の経過観察中に,当初はみられなかったLowe症候群の症状である低身長,精神運動発達遅延,白内障を呈した3歳男児例を経験した。<br> 遺伝子解析では,Dent病の主な責任遺伝子であるCLCN5遺伝子には異常を認めず,Lowe症候群の責任遺伝子であるOCRL1遺伝子にナンセンス変異を認め,Lowe症候群と診断した。<br> …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献18件

  • 糸球体charge barrier機能の再検討

    齋藤 宏, 高橋 昌里, 土屋 達行, 長田 道夫, 楊 国昌, 根東 義明, 松山 健, 関根 孝司, 五十嵐 隆 日本小児腎臓病学会雑誌 21 (1), 55-59, 2008

    近年,ネフローゼ症候群における蛋白尿の主因はスリット膜障害にあると考えられているが,その中でcharge barrier機能障害による尿蛋白出現という仮説は放置された状態である。今回われわれは,charge selectivity index (CSI)<sup>1)</sup>を用いてPodocyte病35名,慢性糸球体腎炎72名,Dent病8名のCSIを測定しcharge …

    DOI 医中誌 参考文献16件

  • 胎児期のACEI/ARB暴露による胎児腎症の臨床と病態生理

    関根 孝司, 五十嵐 隆 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 8-8, 2008

    ヒト胎児期(特に妊娠後期)に母体にアンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)あるいはアンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)が投与されると、胎児が子宮内発育不全を呈し、出生後に腎不全を発症することがあることが知られている。この病態はACEI/ARB fetopahtyと呼ばれ、同様の腎毒性は実験動物でも証明されている。ACEIおよびARBともに最終的にはレニン・アンギオテンシン・アルドステロン…

    DOI

  • Dent病7症例の臨床像と遺伝学的背景との関連についての検討

    貝藤 裕史, 野津 寛大, 神田 杏子, 田中 亮二郎, 吉矢 邦彦, 濱平 陽史, 関根 孝司, 五十嵐 隆, 松尾 雅文 日本小児腎臓病学会雑誌 20 (2), 101-104, 2007

    6家系7症例のDent病についてその原因遺伝子である<i>CLCN5</i>および<i>OCRL1</i>の解析を行い,臨床像と遺伝学的背景との関連について検討を行った。3家系3症例に<i>CLCN5</i>の異常を,3家系4症例に<i>OCRL1</i>の異常を認めた。<i>CLCN5</i>に異常を認めた症例のうち2例に腎石灰化を,1例に腎結石を,1例に高カルシウム尿症を認めた。1例は軽度の…

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

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