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沼尾 和弥, 小山 康宏, 青沼 一岳 仙台市科学館研究報告 32 (0), 74-81, 2023
蒲生干潟の潟湖内及び七北田川河口(11地点)の表層水の塩分濃度を調査した。調査の結果,蒲生干潟内の塩分濃度は一様ではなく,同一の採水点でも年間を通して一定の塩分濃度を示さないこと,7月と10月の調査において潟湖全体の塩分濃度が低い値を示したこと,潟湖北部では,年間を通じて他の採水点より低い値で推移したこと,干潟内の年平均塩分濃度はこれまでの調査の中で最も低かったことが示された。
DOI
青沼 一岳, 小山 康宏, 沼尾 和弥 仙台市科学館研究報告 32 (0), 64-73, 2023
2011年東北地方太平洋沖地震に伴って発生した津波によって,七北田川河口に広がる蒲生干潟はその姿を大きく変えた。震災後3年間で大きく変動したのち安定した干潟内部の汀線は,その後もほぼ安定な状態を保っていた。今回の調査では,導流提通水部や河口にかけての防潮堤の工事が完了して2年が経過し,潟湖の形が安定していることが明らかになった。
斎藤,嘉則, 板垣,信哉 JACET全国大会要綱 30 212-215, 1991-08-23
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