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検索結果 875 件

  • 水平方向に振動するコーンプローブを用いた原位置繰返し載荷試験法に関する基礎的検討

    谷本 俊輔, 大坪 正英, 佐々木 哲也 地盤工学ジャーナル 18 (4), 331-348, 2023-12-01

    <p>本論文は,液状化判定のさらなる精度向上に資することを目的として,地中で水平方向に振動するコーンプローブを用いた原位置繰返し載荷試験法に関する検討を行ったものである。まず,本研究で製作した機器の概要を紹介するとともに,地中で振動するプローブの動的挙動を単純なモデルによって解釈することを試みた。また,振動式コーンによる振動操作と圧入装置による押込み・引抜き操作を組合せた様々な試験方法が考えられ…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 小笠原諸島父島の2河川におけるオガサワラカワニナの個体数変動とヌノメカワニナの侵入状況

    新行内, 博, 佐々木, 哲朗 小笠原研究年報 46 37-45, 2023-06-30

    小笠原の河川には在来種として固有種のオガサワラカワニナが生息している。近年、父島の河川には外来種であるヌノメカワニナが侵入していることが報告され、しだいにその侵入範囲を広げていることが確認されている。東京都立小笠原高校自然保護研究会ではこの現象について、長谷川と屏風谷の2河川について継続的に定点観測を実施した。長谷川では2017~2019年、屏風谷では2019~2022年に月に1度の定点調査を行…

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  • 免疫系分子が大脳皮質形成に果たす役割と精神疾患におけるその異常

    佐々木 哲也 DOHaD研究 11 (2), 126-134, 2023-03-31

    精神・神経系疾患の病態生理において免疫系が重要な役割を果たす知見が集まっている。ヘルパーT細胞サブセットであるTh17細胞による免疫反応は、自閉スペクトラム症(ASD)、統合失調症、うつ病などの精神疾患の病態生理に関与することが多くの臨床的研究から示されている。これらの疾患では中枢神経系の構造異常がみられるが、Th17細胞とIL-Aの寄与については不明のままである。Th17細胞はIL-6とTGF…

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  • どこで働くかではなく,どう働くか

    佐々木 哲哉 ファルマシア 59 (8), 768_1-768_1, 2023

    就職して半年で薬剤部から治験部門に異動を命じられたことで、学生時代に志したがん専門薬剤師から遠ざかることになる。しかし、その後に腫瘍内科の医師らと臨床研究の立案に関わったことで、さらに臨床研究を学びたいと考える原動力となった。現在は臨床現場から離れProject Managerとして勤務することになった。臨床現場からは離れたが、常に患者さんを意識して働きたい。大切なのはどこで働くかではなく、どう…

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  • ロープ断面内の位置を考慮したIWRC 6×Fi(29)の素線断線評価

    緒方 公俊, 山口 篤志, 山際 謙太, 佐々木 哲也 労働安全衛生研究 15 (2), 113-122, 2022-09-30

    <p>ワイヤロープ(以下,ロープ)は,クレーンやエレベータなどの機械構造物の主要部品の一つである.荷の巻上げ巻下げ時など,ロープは張力を受けながらシーブ上を往復動するため,曲げ負荷を繰り返し受ける.これにより,ロープを構成する素線が徐々に断線し,最終破断に至る.そのため,素線断線状態を考慮した保守,運用がロープの破断事故防止のために重要である.近年,クレーン用ロープの主流となっているIWRCロー…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 小笠原諸島父島におけるミズクラゲ属の1種Aurelia sp.のメデューサの出現状況と体サイズ

    坂本, さら沙, 石井, 晴人, 佐々木, 哲朗 小笠原研究年報 45 1-10, 2022-06-30

    小笠原諸島におけるAurelia sp.のメデューサの出現状況についての調査を行った。ミズクラゲは日本沿岸域に広く分布し、東京湾でも多く見られるが小笠原諸島に分布するAurelia sp.のメデューサの出現状況についてはほとんど明らかにされていない。本研究によりAurelia sp.は二見湾内の一部の海域にのみ出現することが示された。その時の個体数密度は最大で0.61個体 m−3 …

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  • オガサワラカワラヒワ共生社会ワーキンググループの課題抽出

    佐々木, 哲朗, 向, 哲嗣 小笠原研究 48 95-104, 2022-03

    2020年12月に開催した「オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ」は、IUCNが提唱するPHVAワークショッププロセスを採用した。母島はオガサワラカワラヒワが非繁殖期に餌場として利用する有人島であるが、母島における本種と地域住民との共生を議論テーマとした共生社会ワーキンググループでは、ワークショップ本大会前に参加者からアンケート方式で課題の抽出を行った。抽出された課題を整理したところ、…

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  • 2019年北硫黄島自然環境調査の成果

    佐々木, 哲朗, 川上, 和人, 宇佐見, 裕太 小笠原研究年報 (44) 79-88, 2021-06-30

    東京都は2019年6月に北硫黄島において総合的な自然環境調査を行った。その結果、維管束植物87種、大型土壌動物38種、昆虫類124種、陸生甲殻類8種、陸産貝類11種、爬虫類2種、鳥類14種、哺乳類2種が確認された。また、土壌調査やオガサワラオオコウモリの行動追跡など、新たな分野の把握が進んだ。本調査は、北硫黄島の自然環境の解明のみならず、2017年に調査が為された同じ火山列島に位置する南硫黄島の…

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  • オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ

    川口, 大朗, 鈴木, 創, 向, 哲嗣, 堀越, 和夫, 川上, 和人, 佐々木, 哲朗, 宮城, 雅司, 両角, 健太, 金子, 隆, 飴田, 洋祐 小笠原研究年報 (44) 55-78, 2021-06-30

    オガサワラカワラヒワは、主要な生息地を乾性低木林とする唯一の小笠原固有鳥類である。近年個体数が激減し、絶滅が危惧されているが保全計画が無かったことから、オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップを開催し、絶滅回避のためのアクションプランを策定した。優先順位の高いアクションプランとして、繁殖地でのドブネズミ対策、母島でのネコ対策、小笠原での飼育下繁殖の開始があげられた。また、オガサワラカワラヒ…

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  • 北硫黄島の外来ネズミ類調査

    AMEDA, Yosuke, KAWAKAMI, Kazuto, SASAKI, Tetsuro, HORIKOSHI, Sora, 飴田, 洋祐, 川上, 和人, 佐々木, 哲朗, 堀越, 宙 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 239-246, 2021-02

    北硫黄島では、これまでクマネズミおよびドブネズミの生息が確認されている。本調査では、北硫黄島におけるネズミ類の生息現況を明らかにするため、センサーカメラによる自動撮影調査、誘引罠による捕獲調査を行った。その結果、海岸部から山頂近くまで広く生息していることが確認され、製糖工場(標高190m)においては1個体のクマネズミが捕獲された。また、踏査ルート上ではクマネズミの生体、食痕および糞が多数観察され…

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  • 北硫黄島自然環境調査の概要

    SASAKI, Tetsuro, AMEDA, Yosuke, HORIKOSHI, Sora, AMANO, Kazuaki, MATSUMOTO, Shoji, YODOGAWA, Yuji, YAMADA, Tetsuya, SEKIGUCHI, Takumi, HIRAKAWA, Daisuke, KAWAKAMI, Kazuto, TAKAMINE, Haruo, USAMI, Yuta, GOTO, Masafumi, SUZUKI, Hajime, 佐々木, 哲朗, 飴田, 洋祐, 堀越, 宙, 天野, 和明, 松本, 省二, 淀川, 裕司, 山田, 鉄也, 関口, 匠, 平川, 大輔, 川上, 和人, 高嶺, 春夫, 宇佐美, 裕太, 後藤, 雅文, 鈴木, 創 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 1-39, 2021-02

    東京都は2019年6月に北硫黄島において総合的な自然環境調査を行った。本調査は、北硫黄島の自然環境の解明のみならず、2017年に調査が為された同じ火山列島に位置する南硫黄島の自然環境を再評価する上でも重要である。北硫黄島は周囲の有人島から遠く離れた無人島であること、湾が無いため泳いで上陸する必要があること、急峻な地形のため島上部の調査を行うには山岳技術を要することから、難易度の極めて高い調査フィ…

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  • 北硫黄島におけるオカヤドカリ類および陸生カニ類

    SASAKI, Tetsuro, AMEDA, Yosuke, HORIKOSHI, Sora, GOTO, Masafumi, 佐々木, 哲朗, 飴田, 洋祐, 堀越, 宙, 後藤, 雅文 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 147-167, 2021-02

    北硫黄島において、オカヤドカリ類および陸生カニ類の分布調査を行い、オカヤドカリ科2属7種、イワガニ科1属1種を記録した。このうち、オオナキオカヤドカリは火山列島初記録、カクレイワガニは北硫黄島初記録であった。北硫黄島で確認されたオカヤドカリ科2属7種は過去に小笠原諸島から記録された全種を網羅しており、種多様性が高かった。カクレイワガニは、同じ火山列島に属する南硫黄島においては、海岸から標高916…

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  • COVID-19パンデミック下における筑波大学の解剖学講義・実習の取り組み

    佐々木 哲也, 矢部 一徳, 瀬谷 祐一, 首藤 文洋, 武井 陽介 形態・機能 19 (2), 33-36, 2021

    <p>2020年度はCOVID-19拡大の影響を受け、筑波大学では例年5月中旬から開講する系統解剖学実習をどのように行うのか早急に検討が必要となった。医学類の学生にとって、解剖学実習は人体の構造を学ぶとともに、大学生から医学生に意識が変革される重要な機会である。本学における医学教育カリキュラムにおける肉眼解剖学実習の重要性を鑑み、例年に極力近い形での実習の実施を試みた。本稿では、筑波大学における…

    DOI 医中誌

  • コロナ禍における解剖生理学オンライン講義の取り組み

    佐々木 哲也, 野村 由美, 木名瀬 久美子, 伊藤 浩美, 堤 朝子 形態・機能 19 (2), 37-40, 2021

    <p>2020年はコロナウイルス感染症拡大の影響を受け、多くの教育機関で感染症対策、カリキュラムの見直しが求められた。白十字看護専門学校では例年4月から開講する講義・臨地実習をどのように行うのか検討と対策が必要となった。看護学生にとって解剖生理学は、入学してすぐに人体の機能と構造を包括的に学ぶ重要な科目である。感染対策と教育効果を鑑みて学外講師による遠隔ライブ配信方式を採用した。本稿では、同校に…

    DOI 医中誌

  • 小笠原諸島父島における外来ネコ対策後のアカガシラカラスバトの個体数増加

    堀越 和夫, 鈴木 創, 佐々木 哲朗, 川上 和人 日本鳥学会誌 69 (1), 3-18, 2020-04-23

    <p>小笠原諸島の絶滅危惧種アカガシラカラスバト<i>Columba janthina nitens</i>の個体数は非常に少なく,その個体群の存続には侵略的外来種であるネコの捕食圧が大きく影響していると考えられていた.このため,諸島内の最大の有人島である父島では,2010年から島内全域でネコの捕獲が行われ,2013年頃にはその個体数が当初の10分の1以下になったと考えられている.また,集落域で…

    DOI Web Site Web Site 参考文献17件

  • ASDリスク遺伝子産物ミオシンIdの樹状突起スパイン局在機構

    佐々木 哲也, 武井 陽介 日本生物学的精神医学会誌 31 (2), 93-97, 2020

    ミオシンはアクチンと結合する分子モーターである。ミオシンIdは自閉スペクトラム症のリスク遺伝子であり,神経細胞での局在や機能は不明である。培養神経細胞にEGFP融合ミオシンIdを発現させたところ,樹状突起スパインに集積が認められ,この局在にはTH1ドメインが重要であることが判明した。本研究結果は,自閉スペクトラム症発現・病態における本分子の役割を理解する最初の手がかりを与えると考えられる。

    DOI 医中誌

  • 小笠原諸島聟島列島におけるノヤギ排除後の海鳥営巣数の急激な増加

    鈴木 創, 堀越 和夫, 佐々木 哲朗, 川上 和人 日本鳥学会誌 68 (2), 273-287, 2019-10-25

    <p>小笠原諸島聟島列島は1881年から1944年まで人が住み,放牧や農地などの開発が行われた.聟島,媒島,嫁島は開発以前には森林が広く存在したが,野生化したノヤギが増加し,食害と踏圧等により森林の草地化や裸地化,土壌流失が著しく進んだ.これら3島では1999–2003年にかけノヤギの根絶が達成された.また,3島には外来種のクマネズミも生息していたが,聟島でのみ2010年に駆除が実施された.本研…

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • 霊長類前頭前皮質に局在したSLIT1の発現と生後発達変化

    佐々木 哲也, 小松 勇介, 山森 哲雄 日本生物学的精神医学会誌 30 (2), 81-85, 2019

    前頭前皮質は,計画・注意・意思決定などの認知機能に重要な役割を果たし,精神疾患ではその変調が生じる。我々は旧世界ザルの領野間で発現量が顕著に異なる遺伝子の探索を行った。軸索誘導因子<i>SLIT1</i>の発現を成体マカクザル大脳皮質組織上で<i>in situ</i> hybridizationを用いて解析した結果,<i>SLIT1</i>が前頭前皮質の3〜4層に強く発現していることを見いだし…

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  • 北川における漏水の変遷と地形及び堤防構造等の関係

    石原 雅規, 上田 秀一, 安部 知之, 品川 俊介, 笹岡 信吾, 富澤 彰仁, 佐々木 亨, 杉山 詠一, 佐々木 哲也 河川技術論文集 25 (0), 517-522, 2019

    <p>The river embankment of Kita River in Miyazaki Prefecture has been experienced some floods in recent years. Many sand boils due to underseepage were observed repeatedly at around 13km from the …

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  • NMDA型グルタミン酸受容体の細胞内輸送と統合失調症

    武井 陽介, 當銘 幸貴, 佐々木 哲也 日本生物学的精神医学会誌 30 (3), 101-104, 2019

    神経伝達が効率よく行われるためには,神経伝達物質受容体やシナプス関連分子がシナプス後部・前部に輸送され集積されることが必要である。キネシンスーパーファミリータンパク(Kinesin superfamily protein:KIFs)のひとつKIF17は微小管をレールにしてNMDA型グルタミン酸受容体サブユニット2B(NR2B)をシナプスへ輸送する。KIF17による輸送はマウスの記憶・学習・神経可…

    DOI Web Site 医中誌

  • 南硫黄島の大型土壌動物(予報)

    Kishimoto, Toshio, Sasaki, Tetsuro, Wada, Shin-ichiro, 岸本, 年郎, 佐々木, 哲朗, 和田, 慎一郎 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 295-304, 2018-07

    2017年6月に実施された南硫黄島の学術調査隊において、初の本格的な土壌動物調査を行なった。ハンドソーティング法とツルグレン法を用いた調査を行い、これまでに5綱15目25科57種が確認されているが、このうちの多くの分類群の分類学的検討はこれからである。今回の調査で初めて発見されたものも多く、目レベルではカニムシ目やナガミミズ目の発見があった。種レベルでは、甲虫目コケムシ亜科の一種は属レベルで新発…

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  • 南硫黄島の潮間帯貝類

    Sasaki, Tetsuro, Yamada, Tetsuya, Mukai, Akitsugu, Horikoshi, Sora, Ameda, Yosuke, Sekiguchi, Takumi, 佐々木, 哲朗, 山田, 鉄也, 向, 顕嗣, 堀越, 宙, 飴田, 洋祐, 関口, 匠 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 341-352, 2018-07

    南硫黄島の潮間帯から19種の貝類を確認した。記録種のうち、ハマシイノミガイおよびナギサノシタタリの2種は同島からの初記録種であった。10年前の調査と比較して、潮間帯貝類相に大きな変化は見られなかった。

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  • 南硫黄島自然環境調査の概略

    Suzuki, Hajime, Amano, Kazuaki, Shumiya, Takeharu, Kawakami, Kazuto, Horikoshi, Kazuo, Kaneko, Takashi, Sasaki, Tetsuro, Kaga, Yoshie, Horikoshi, Sora, Takamine, Haruo, Yamada, Tetsuya, Kachi, Naoki, Koizumi, Keisuke, Nakano, Hideto, 鈴木, 創, 天野, 和明, 朱宮, 丈晴, 川上, 和人, 堀越, 和夫, 金子, 隆, 佐々木, 哲朗, 加賀, 芳恵, 堀越, 宙, 高嶺, 春夫, 山田, 鉄也, 可知, 直毅, 小泉, 恵祐, 中野, 秀人 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 1-65, 2018-07

    2017年6月、東京都、首都大学東京および日本放送協会(NHK)は連携し、南硫黄島において自然環境調査を実施した。南硫黄島は、自然環境の厳しさから人が定住した記録がなく原生の自然が保たれている。自然環境保全法で立ち入りが禁止され、文化財保護法で島自体が天然記念物として手厚く守られている。山頂部を含む上陸調査が行われたのは10年ぶり、史上4回目となった。前回調査(2007年)では、地形・地質及び植…

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  • 南硫黄島沿岸のイシサンゴ類生育地点における海水温

    Sasaki, Tetsuro, Yamada, Tetsuya, Mukai, Akitsugu, Horikoshi, Sora, Ameda, Yosuke, Sekiguchi, Takumi, 佐々木, 哲朗, 山田, 鉄也, 向, 顕嗣, 堀越, 宙, 飴田, 洋祐, 関口, 匠 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 331-340, 2018-07

    2016年6月から2017年6月にかけて、私たちは南硫黄島沖のサンゴの生息地点において、ロガーを利用して海水温を計測した。南硫黄島と小笠原群島の夏季の月の平均水温を比較すると、南硫黄島が小笠原群島よりも最大で3.3℃高かった。2016年の小笠原群島の高水温のピークは8月から10月であったのに対して、南硫黄島では7月が最も高かった。南硫黄島の海水温は小笠原群島とは異なる傾向がある事が示唆された。

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  • 南硫黄島調査における外来生物の拡散防止対策

    Kaga, Yoshie, Sasaki, Tetsuro, 加賀, 芳恵, 佐々木, 哲朗 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 67-90, 2018-07

    2007年に実施された南硫黄島自然環境調査では小笠原諸島において外来生物の拡散防止を目的とした本格的な検疫が初めて行われた。今回の調査での検疫作業は2007年の方法をベースとしたが、当時無かったクリーンルームや燻蒸室等を備えた常設の検疫施設である小笠原世界遺産センターを活用した。物資は手配できるものは新品を用意し、再利用物資については凍結処理、高温処理、エタノール洗浄、海水洗浄等の処置を行い、全…

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  • 南硫黄島の陸生大型甲殻類、特にその垂直分布について

    Sasaki, Tetsuro, Yamada, Tetsuya, Mukai, Akitsugu, Horikoshi, Sora, Ameda, Yosuke, Sekiguchi, Takumi, 佐々木, 哲朗, 山田, 鉄也, 向, 顕嗣, 堀越, 宙, 飴田, 洋祐, 関口, 匠 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 305-314, 2018-07

    南硫黄島において等脚目フナムシ科フナムシ属、十脚目オカヤドカリ科およびイワガニ科カクレイワガニ属に属する陸生大型甲殻類の垂直分布を調べた。確認された6種の分布範囲は種によって異なり、フナムシ属の1種、アカカクレイワガニ、オオカクレイワガニおよびサキシマオカヤドカリは飛沫帯に、ムラサキオカヤドカリは飛沫帯から標高80m程度の海岸林に、カクレイワガニは飛沫帯から標高900mに達する山頂まで分布する事…

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  • 発生期のミツバチ脳における初期応答遺伝子Egrの発現解析

    宇賀, 神篤, 佐々木, 哲彦, 小野, 正人 玉川大学農学部研究教育紀要 (2) 5-8, 2018-03-08

    Zinc finger型転写因子をコードする初期応答遺伝子Egrについて、発生期のミツバチ脳を対象とした発現解析を実施した。蛹の初期から中期にかけて、一次視覚中枢である視葉においてEgrの発現上昇が観察された。脊椎動物では、発生期にEgr相同遺伝子が網膜形成に働くことが知られており、視覚系の発生への寄与に関して進化的保存性が示唆された。

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  • 臨床研究におけるモニタリング手法に関する事例報告

    竹ノ下 祥子, 龍 家圭, 山崎 太義, 肥田 典子, 三邉 武彦, 外谷 衣都子, 佐々木 哲哉, 内倉 健, 小林 真一, 内田 直樹 昭和学士会雑誌 78 (6), 717-725, 2018

    人を対象とした侵襲介入を伴う臨床研究において,モニタリングが必須となったが,その手法は定着していないのが現状である.われわれは,麻酔科で実施された臨床研究のモニタリングの機会を得て,研究計画書作成段階から研究責任者とモニタリング計画について協議し,効率よいモニタリングが実施出来たので,その1例を報告する.モニタリングは科学性の担保のみならず,倫理性,安全性の担保も重要であることを踏まえ,リスクや…

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  • 地震動特性と地盤特性を考慮した地中せん断応力の低減係数<i>r<sub>d</sub></i>の評価方法の検討

    地蔵 智樹, 谷本 俊輔, 佐々木 哲也 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 73 (4), I_537-I_550, 2017

    本研究は,<i>F<sub>L</sub></i>に基づく簡易液状化判定法における地震時せん断応力比<i>L</i>について,地震動特性および表層地盤の非線形性に基づく増幅特性の影響を加味する方法を検討したものである.<br> 本報では,著者らが提案した,地表地震記録から地中せん断応力を評価する手法の適用範囲の拡大を図るため,強震記録から地中せん断応力を直接的に推定する際にポイントとなる表層地盤…

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  • 2次元動的有効応力解析による河川堤防の地震時沈下量の再現性向上策に関する考察

    梶尾 辰史, 谷本 俊輔, 片岡 正次郎, 佐々木 哲也 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 73 (4), I_932-I_948, 2017

    河川堤防の耐震性能照査において動的有効応力解析の活用が期待されているが,パラメータ設定が複雑であり,地質調査結果と要素試験シミュレーション結果の整合性などが解析結果に大きく影響し,技術的課題も多いため,実務において安定的に適用可能な手法として確立されていない.そこで本研究では2011年東北地方太平洋沖地震で被災した鳴瀬川0.8km付近(右岸)の中下震動観測所及び吉田川16.1km付近(右岸)の山…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • テイラーメイド方式心臓サポートネットの着装圧シミュレーション

    小林 卓哉, 三原 康子, 福田 ゆか, 佐々木 敏哉, 佐々木 哲哉, 秋田 利明 シンポジウム: スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス講演論文集 2017 (0), C-20-, 2017

    <p>The number of congestive heart failure (CHF) death has increased by 35 percent in the past quarter century. Heart failure is usually characterized as reduced contraction of heart muscle and …

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  • 地震動特性と地盤の非線形応答特性を考慮した地中せん断応力の評価方法

    川口 剛, 谷本 俊輔, 佐々木 哲也 日本地震工学会論文集 16 (1), 1_106-1_125, 2016

    <i>F<sub>L</sub></i>に基づく簡易液状化判定法で用いられる地震時せん断応力比の低減係数<i>r<sub>d</sub></i>は、深さのみの関数として与えられている。しかし、地震時の地中せん断応力は、地震動特性や地盤の応答特性に依存することが知られており、大規模地震動に対する適用性は十分に明らかにされていない。また、大規模地震動を想定した場合、従来のような数値解析によるアプロー…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 微生物代謝を利用した砂改良土の三軸試験方法の提案

    塚本 将康, 稲垣 由紀子, 佐々木 哲也, 小田 和広 地盤工学ジャーナル 11 (4), 365-375, 2016

    微生物代謝を利用し,炭酸カルシウムを析出させることによって地盤改良を行う新たな技術が提案されている。この技術によって改良された土の力学特性は,微生物・栄養塩等の添加条件および土の種類・密度に依存することが明らかにされている。それらの影響を系統的に明らかにするためには,改良効果を適切にコントロールでき,再現性の高い力学試験方法の確立が必要である。本研究では,微生物代謝による改良土の三軸試験方法を提…

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  • 動的遠心模型実験による河川特殊堤の耐震対策工の作用力モデルに関する考察

    梶尾 辰史, 谷本 俊輔, 片岡 正次郎, 松本 幸司, 佐々木 哲也, 庄司 学 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (4), I_790-I_809, 2016

    南海トラフ巨大地震・首都直下地震の発生が懸念されている中,河川堤防と併せて,都心部に多く存在する河川の特殊堤についても耐震対策が検討されている.しかし,河川特殊堤の地震時挙動等についてはこれまで十分に研究が進められていない.本研究では特殊堤の効果的な耐震対策工法の検討や現行設計手法の適用性を検証するために動的遠心模型実験を実施した.この実験計測値を基に地盤改良による耐震対策工への作用荷重の設計値…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 小笠原諸島兄島および父島の軟体動物相の現況

    ササキ, テツロウ, タチカワ, ヒロユキ, ムカイ, アキツグ, クリハラ, タツロウ, Sasaki, Tetsuro, Tachikawa, Hiroyuki, Mukai, Akitsugu, Kurihara, Tatsuro, 佐々木, 哲朗, 立川, 浩之, 向, 哲嗣, 栗原, 達郎 小笠原研究 = Ogasawara research 41 41-73, 2015-08

    小笠原諸島海域の保全管理に資するため、兄島と父島の浅海域、海岸域および河川下流域において軟体動物相の現況調査を実施した。調査では5綱22目78科153属247種の軟体動物が記録された。記録種のうち40種は小笠原諸島からの初記録であった。

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  • 小笠原諸島兄島および父島の海産魚類相

    ササキ, テツロウ, セノウ, ヒロシ, ヤマダ, テツヤ, ウチノ, ケイドウ, Sasaki, Tetsuro, Senou, Hiroshi, Yamada, Tetsuya, Uchino, Keido, 佐々木, 哲朗, 瀬能, 宏, 山田, 鉄也, 内野, 啓道 小笠原研究 = Ogasawara research 41 13-39, 2015-08

    小笠原諸島海域の保全管理に資するため、兄島および父島浅海域において魚類相調査を実施した。調査では15目59科169属321種の魚類が記録された。記録種のうち8種は小笠原諸島の初記録であった。内湾性種の多くは二見湾内の調査地点において記録され、同湾の特異性と保全上の重要性が浮き彫りとなった。

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  • 動的遠心模型実験による河川特殊堤の耐震対策の検討

    梶尾 辰史, 片岡 正次郎, 松本 幸司, 谷本 俊輔, 佐々木 哲也, 金子 正洋 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (4), I_697-I_712, 2015

    南海トラフ巨大地震・首都直下地震の発生が懸念されている中,河川堤防と併せて,都心部に多く存在する河川の特殊堤についても耐震対策が検討されている.しかし,その特殊堤の地震時の詳細な挙動等についてはこれまで十分に研究が進められていない.本文では,特殊堤の効果的な耐震対策工法の検討や現行設計手法の適用性を検証するために,動的遠心模型実験を実施した.この実験にて取得した計測値を分析した結果,地盤改良によ…

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  • 地震履歴が砂の液状化強度およびコーン貫入抵抗に及ぼす影響に関する動的遠心模型実験

    脇中 康太, 谷本 俊輔, 石原 雅規, 佐々木 哲也 日本地震工学会論文集 15 (6), 6_44-6_59, 2015

    東北地方太平洋沖地震では、若齢の人工造成地盤に液状化被害が多く発生した。これは、堆積・造成年代の異なる地盤における液状化強度の「年代効果」が影響を及ぼした結果であると考えられている。砂の年代効果に関する具体的な作用としては様々なものが考えられるが、本研究では地震履歴に着目した動的遠心模型実験を行った。数多くの地震履歴を与えたケースと地震履歴を与えていないケースの過剰間隙水圧等の変化を分析・比較す…

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  • 鉛直アレー記録に基づく埋立地盤の液状化発生深度の評価

    谷本 俊輔, 川口 剛, 佐々木 哲也 日本地震工学会論文集 15 (7), 7_157-7_172, 2015

    東北地方太平洋沖地震を受けた東京湾沿岸域では、地表に現れた噴砂等の変状の平面分布から、埋立てによる人工造成地盤に顕著な液状化が生じたことが明らかとなっている。しかし、本震直後の強い余震による液状化の発生も確認されていることもあり、深さ方向のどの範囲がどの時点で液状化したのかが明らかとなっていない。そこで、本研究では、今後の液状化判定法の改善に資するための質の高い検証材料を得ることを目的とし、東京…

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  • 廃ガラスリサイクル粗粒材料の埋設管埋戻し材としての利用に関する基礎的研究

    三上 大道, 佐々木 哲也, 石原 雅規, 古関 潤一, 佐藤 剛司, LEE Jina 地盤工学ジャーナル 10 (1), 127-140, 2015

    本研究では,使用済みガラス瓶を破砕し,リサイクルした粗粒材料を埋設管埋戻し材として利用することを目的としている。埋設管埋戻し材は,(1)地震時の埋設管の浮き上がりを抑制し,(2)地震による大きな残留沈下が生じず,(3)交通荷重によっても大きな残留沈下が生じない性能を有する必要がある。本研究では,(1)地震時埋設管浮き上がり抑制に関しては,遠心模型実験と透水試験にて検証した。その結果,締固め度を9…

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  • 粒子法による河川堤防の進行性すべり破壊に関する解析的検討

    森 啓年, 福原 直樹, 服部 敦, 桑野 玲子, 曽我 健一, 齋藤 由紀子, 佐々木 哲也 地盤工学ジャーナル 9 (4), 687-696, 2014

    本研究では,河川堤防が決壊に至る進行的に発生するすべりに着目し,その発生に関係する要因の解析的検討を試みた。具体的には,変形の進行形態が再現できる粒子法の一種であるSPH法を用いて,進行性のすべりが観測された大型模型実験を対象に再現解析を実施した。再現解析では,飽和領域の間隙水圧と不飽和領域のマトリックサクションを取扱い可能な土水連成方法を提案し,変形強度特性の影響を考慮できるモールクーロンモデ…

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  • 河川の特殊堤の地震被害に関する事例分析と動的遠心模型実験

    梶尾 辰史, 片岡 正次郎, 金子 正洋, 谷本 俊輔, 佐々木 哲也 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 70 (4), I_718-I_733, 2014

    特殊堤の地震被害のメカニズムを明らかにするために,特殊堤の地震による被災事例を収集し,その被災原因の分析を行い,その結果を基に動的遠心模型実験を実施することで被災メカニズムを整理した.被災事例整理の結果から,被災原因が液状化であると想定でき,液状化層厚2m程度を越えると被害が顕著になることが分かった.この結果を基にモデルケースを決め,模型実験を実施したところ,地震時の液状化による被災メカニズムが…

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  • 堤体の液状化に及ぼす堤体密度の影響

    荒木 裕行, 谷本 俊輔, 石原 雅規, 佐々木 哲也 河川技術論文集 20 (0), 497-502, 2014

    <p>The river levees located on non-liquefiable foundation layer were damaged by the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake because liquefaction occurred at the saturated zone inside the …

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  • 補強土壁の動的遠心模型実験を対象とした補強領域内におけるひずみの定量化と分析

    荒木 裕行, 石原 雅規, 梶取 真一, 佐々木 哲也 ジオシンセティックス論文集 29 (0), 127-134, 2014

    補強土壁の性能を評価する上で壁面の地震時残留水平変位は重要な照査項目と考えられ,補強土壁の水平変位の評価手法の確立が求められる.本研究では,ジオテキスタイルを用いた補強土壁の動的遠心模型実験を対象に,壁面の地震時残留変位と関係する補強領域内の変形に着目し,画像解析を用いて補強領域で生じるひずみを定量化した.その結果,補強領域の変形はせん断ひずみが卓越しており,せん断ひずみから求めた水平変位は実測…

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  • 静索用炭素繊維複合材料ケーブルの繰返し軸荷重試験

    山際 謙太, 大山 裕太, 佐々木 哲也, 本田 尚, 山口 篤志, 辻 裕一 日本機械学会論文集A編 79 (802), 745-748, 2013

    Carbon Fiber Composite Cable (CFCC) is used for reinforcement member of bridges owing to its corrosion resistance. In these days, the applicability of CFCC for pendant ropes of cranes, whose name is …

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  • PS17 炭素繊維複合材料ケーブルの繰返し軸荷重試験

    大山 裕太, 山際 謙太, 佐々木 哲也, 本田 尚, 山口 篤志, 辻 裕一 M&M材料力学カンファレンス 2013 (0), _PS17-1_-_PS17-3_, 2013

    In this study, the relationship of between the each percentages of maximum load to breaking load and number of cycles in Carbon Fiber reinforced plastic (CFRP) are obtained by cyclic axial load …

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  • 堤体の液状化(技術手帳)

    佐々木 哲也, 石原 雅規, 谷本 俊輔 地盤工学会誌 = Geotechnical engineering magazine : 土と基礎 / 地盤工学会会誌編集委員会 編 61 (1), 46-47,図巻頭1p, 2013-01

    コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 学術機関 > 学協会

    NDLデジタルコレクション Web Site 参考文献7件

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