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検索結果 240 件

  • 肘離断性骨軟骨炎に対する骨軟骨柱移植術後の主観的評価

    三田地 亮, 高原 政利, 佐藤 力, 宇野 智洋 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 251-255, 2023

    <B>【目的】</B>肘離断性骨軟骨炎に対して骨軟骨柱移植術(OATS)を行った術後1年以上の主観的評価を調査すること.<B>【対象と方法】</B>対象は64例であった.主観的評価としてHand20,PREE,DASHスポーツ,DASHスポーツの項目を投球に置き換えたDASHスローイング,KJOC …

    DOI 医中誌

  • 野球選手の上腕骨内側上顆裂離に対する保存治療成績

    佐藤 力, 高原 政利, 宇野 智洋, 三田地 亮, 原田 幹生 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (1), 7-11, 2022

    <p>上腕骨内側上顆裂離(裂離)のある野球選手44例(平均年齢11歳)の保存治療成績を調査した.全身コンディショニングを行い,投球休止は平均55日であった.経過観察期間は平均8ヵ月(最低3ヵ月)であった.肘痛の再発は14例であった.骨癒合は40例に得られ,そのうち29例では骨癒合後に裂離の再発はなく,11例で骨癒合後に裂離の再発がみられた.裂離が再発した11例のうち,9例では再癒合したが,2例で…

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  • 中学野球選手における肘痛,片脚立ち座り動作,および投球フォームとの関係

    三田地 亮, 高原 政利, 佐藤 力 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 164-168, 2022

    <p>目的:中学硬式野球選手52名における肘痛と片脚立ち座り動作,片脚立ち座り動作と投球フォームとの関係性について調査した.</p><p>方法:肘痛の有無を調査し,片脚立ち座り動作について軸脚とステップ脚の可否を評価した.投球動作についてthrowing planeを評価した.</p><p>結果:肘痛が8名にあった.片脚立ち座り動作は軸脚が可能:21名,不可:31名であり,ステップ脚が可能:16…

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  • 肘離断性骨軟骨炎に対する骨軟骨柱移植術の成績

    三田地 亮, 高原 政利, 佐藤 力 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 204-208, 2022

    【目的】当院における骨軟骨柱移植術の術後成績を調査し,スポーツ復帰後の疼痛を明らかにすること.【対象と方法】本術式を行った80例(全例男性,平均12.6歳)を対象とした.術前肘可動域の平均は屈曲131度,伸展-12度であった.握力の患健比は平均82.6%であった.後療法は術後2週間のギプス固定,3か月でスポーツ開始,6か月で復帰とした.経過観察期間は平均25.1か月であった.スポーツ復帰状況,肘…

    DOI 医中誌

  • 鉄鋼材料分析への二次イオン質量分析法の適用

    久保田 直義, 平儀野 雄斗, 佐藤 力樹 Journal of Surface Analysis 29 (1), 33-38, 2022

    近年の集束イオンビーム技術の向上と高感度・表面敏感である特徴を活かして,鉄鋼分野においても飛行時間型二次イオン質量分析法が積極的に利用されている.応用例として,他の分析手法では検出が難しい微量Bを添加した鋼を分析し,結晶粒界に沿ってBが分布している様子を捉えた結果や,摺動試験後の試験片表面で摺動部から摺動皮膜を検出した結果を中心に報告する.

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の保存治療成績

    三田地 亮, 高原 政利, 佐藤 力, 宇野 智洋 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (2), 99-103, 2021

    <p>肘離断性骨軟骨炎18例の保存治療成績を調査した.投球を平均7.4ヵ月で開始し,完全スポーツ復帰:10例,不完全復帰:5例,および未復帰:3例であった.平均18.8ヵ月のX線経過観察で完全癒合:8例,部分癒合:7例,および癒合なし:3例であった.成績は優:8例,良:2例,可:5例,および不可:3例であった.8ヵ月以内に小頭中央に骨化を認めた群の完全癒合率(87.5%)が有意に高く,成績が有意…

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  • 中学野球選手における疼痛,主観的評価,身体所見,および投球フォームとの関係

    三田地 亮, 高原 政利, 佐藤 力, 小野 秀俊, 宇野 智洋 日本肘関節学会雑誌 28 (2), 117-121, 2021

    目的:肘痛と主観的評価,身体所見,および投球動作の関連性を分析すること.<BR>対象と方法:中学野球選手52名を検診し,肘痛,自己評価式の肘痛スコア(痛みなし:0点~最悪の痛み:40点),投球フォーム自己評価(良:30点~不良:0点 ),身体所見,および投球動作を調査した.<BR>結果:肘痛は8名にあった.自己評価式の平均は肘痛スコア:4.1点,投球フォーム自己評価:22.2点であり,軸脚の蹴り…

    DOI 医中誌

  • 成長期の少年野球選手の上腕骨内側上顆裂離に対する保存治療成績

    佐藤 力, 高原 政利, 三田地 亮, 小野 秀俊, 宇野 智洋 日本肘関節学会雑誌 28 (2), 111-116, 2021

    上腕骨内側上顆裂離(裂離)のある野球選手100例(平均年齢11.5歳)の保存治療成績を調査した.リハビリテーションでは肩甲胸郭関節,体幹,下肢のコンディショニングを行い,自主トレーニング用パンフレットを配布し,自宅でも継続して行うよう指導した.投球休止は平均53日であった.経過観察期間は平均9.4か月(最低3か月)であった.肘痛の再発は35例にあった.骨癒合は89例に得られ,うち19例では裂離の…

    DOI 医中誌

  • 疼痛,身体所見,および投球動作の関係性

    三田地 亮, 高原 政利, 宇野 智洋, 佐藤 一木, 佐藤 力, 小野 秀俊 日本肘関節学会雑誌 27 (2), 282-287, 2020

    目的:疼痛,身体所見,および投球動作の関係性について調査すること.対象:硬式野球チームの中学生36名を検診した.方法:疼痛の有無,自己評価式の疼痛スコア,Disability of the Arm, Shoulder and Handのスポ ーツを投球に置き換えた投球困難度,投球の各要素を表した投球スコアを調査した …

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  • 当科における術前腸管処置・経口抗菌薬を使用した腹腔鏡下大腸切除の成績

    藤井 能嗣, 富沢 賢治, 戸田 重夫, 前田 祐介, 平松 康輔, 花岡 裕, 佐藤 力弥, 的場 周一郎, 黒柳 洋弥 日本外科感染症学会雑誌 16 (4), 204-208, 2019-08-31

    <p>大腸切除において術前機械的腸管処置(mechanical bowel preparation:MBP)に経口抗菌薬(oral antibiotics:OAB)を加えることでsurgical site infection (SSI)に予防効果があることが示唆されている。当科におけるOAMBP(OAB+MBP)の腹腔鏡大腸切除のSSIの現状について報告する。方法:2013年から2017年に当科…

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  • 完全内臓逆位に合併した直腸癌に対し腹腔鏡下低位前方切除を施行した1例

    佐藤 力弥, 北薗 正樹, 末永 豊邦, 三田 多恵, 大山 智宏, 上村 真弓 日本大腸肛門病学会雑誌 69 (5), 260-265, 2016

    症例は48歳,男性.幼少期より完全内臓逆位を指摘されていた.検診で便潜血反応陽性となり大腸内視鏡検査を施行,直腸Rb,後壁,20mm,0-IIa+IIc病変を認め,生検にてwell differentiated adenocarcinomaと診断された.超音波内視鏡検査ではSM軽度浸潤癌を疑う所見であり内視鏡的粘膜下層剥離術を施行したが,病理組織学的所見はSM高度浸潤癌であった.精査にてリンパ節…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献1件

  • 横行結腸切除後の便塊による機能的端々吻合部穿孔の1例

    豊崎 良一, 上村 真弓, 大山 智宏, 三田 多恵, 佐藤 力弥, 北薗 正樹 日本臨床外科学会雑誌 76 (12), 3029-3033, 2015

    症例は,81歳,男性.2013年4月に脾弯曲部寄りの横行結腸癌に対して,腹腔鏡補助下横行結腸切除術を行った.再建は,横行結腸と下行結腸での機能的端々吻合を行った.術後は,酸化マグネシウムを服用していたが,排便はほぼ毎日あり,便秘との認識は家族を含めてなかった.2014年10月に腹痛,嘔吐を主訴に受診した.造影CT検査にて,腹腔内にfree …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献1件

  • 緑地の生物多様性を評価する一手法について

    趙 賢一, 佐藤 力, 森野 敏彰, 織戸 明子, 番場 和徳, 山野 秀規, 加藤 貴子, 山本 紀久 日本緑化工学会誌 41 (1), 259-262, 2015

    生物多様性に関する社会的な関心が高まる中,公園や大規模開発地などの緑地を対象に,生物多様性の保全や創出を行う場面が多くなり,その質的な評価を行うことが益々必要となってきている。本報告では,対象としている緑地の生物多様性の現状や整備後の状況などを評価する一つの方法として,多地点の緑地の動植物相データをもとに指標生物を用いて評価を行う手法を提示し,それを用いた事例紹介を通じて手法の有効性を検討した。

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 積雪寒冷地北海道における造園植栽材料の選定指針に関する試み―国営滝野すずらん丘陵公園を事例として―

    趙 賢一, 大場 達之, 高橋 健二, 山本 紀久, 佐藤 力, 森野 敏彰 日本緑化工学会誌 40 (1), 167-170, 2014

    積雪寒冷地北海道において,北海道らしい「緑」を効果的に演出していくための造園植栽材料の選定指針の策定を試みた。良好な生育が見込まれ,かつ修景機能を効果的に発揮することができる造園植栽材料を選定するために,自然・植栽分布や植栽実績などの情報から植栽可能な対象種を整理し,それらを土着性,本来的な生育地の植生タイプや土壌立地,見どころなどに着目して造園植栽材料を分類し,シートに整理し選定の指針とした。

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  • 当科における卵巣腫瘍茎捻転66例の検討

    川嶋 篤, 和田 真一郎, 小泉 明希, 山本 雅恵, 簑輪 郁, 鈴木 幸雄, 渡邉 貴之, 竹中 裕, 中島 亜矢子, 福士 義将, 藤野 敬史, 佐藤 力, 篠原 敏也 日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 29 (1), 264-270, 2013

    <B>Objectives:</B> We evaluated the accuracy of using enhanced computed tomography (CT) findings in the diagnosis of ovarian torsion and using preoperative levels of C-reactive protein (CRP) as a …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • 腸間膜膿瘍を合併したS状結腸憩室炎の1例

    佐藤 力弥, 川村 統勇, 川村 武, 佐々木 邦明, 細野 知宏 日本大腸肛門病学会雑誌 66 (1), 19-23, 2013

    A 51-year-old man visited our hospital with left lower abdominal pain. Computed tomography (CT) demonstrated inflammatory findings around the sigmoid colon, and diverticulitis was clinically …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 二相流エジェクタを用いた無電源無放出ECCSに関する基礎的研究

    佐藤 力, 中川 勝文 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 383-383, 2012

    福島第一原発事故では,原子炉の停止は成功したが,想定外の地震及び津波により全交流電源が喪失したため炉心の「冷却」と「閉じ込め」に失敗した.無電源下での軽水炉の安全を確保する方法として自己高圧注水エジェクタを用いた自力無放出冷却系を提案し,これまでに理論的な根拠を示してきた.本研究では水蒸気の超音速二相流エジェクタで得られる昇圧特性を実験的に明らかにする.低圧条件で作動できる超音速二相流エジェクタ…

    DOI

  • 切除不能進行癌に対する消化管バイパス手術の検討

    佐藤 力弥, 川村 武, 佐々木 邦明, 野口 忠昭, 細野 知宏 日本臨床外科学会雑誌 73 (7), 1616-1621, 2012

    Purpose : Gastrointestinal bypass surgery is widely practiced as a palliative treatment for malignant bowel obstruction, but few studies evaluating the effectiveness have been reported. The purpose …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献12件

  • 腸重積をきたした横行結腸巨大脂肪腫の1例

    佐藤 力弥, 川村 武, 佐々木 邦明, 野口 忠昭, 細野 知宏, 池上 雅博 日本臨床外科学会雑誌 73 (3), 613-617, 2012

    大腸脂肪腫は比較的稀な疾患だが,内視鏡検査の普及に伴い報告例が増えている.今回われわれは腸重積をきたした横行結腸巨大脂肪腫に対し外科的切除を施行した1例を経験した.症例は73歳,女性.間欠的な左下腹部痛を主訴に受診した.下部消化管内視鏡検査では下行結腸にびらんを伴う粘膜下腫瘍を認め,基部が口側腸管を引き込んでおり深部への挿入はできず.腹部CTでは脂肪濃度の腫瘤が描出され,横行結腸脂肪腫が下行結腸…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献28件

  • 下行結腸化膿性肉芽腫の1手術症例

    細野 知宏, 川村 武, 村上 慶四郎, 佐藤 力弥, 野口 忠昭, 佐々木 邦明, 川村 統勇, 池上 雅博 日本消化器外科学会雑誌 44 (8), 1039-1046, 2011

    The patient was a 53-year-old man who was referred to our hospital with complaint of bloody feces. Colonoscopic study revealed an easy-bleeding subpedunculated protruding tumor of about 15 mm in …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 福島市の落葉果樹に生息するハダニ類及びカブリダニ類

    佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 2010 (61), 239-242, 2010

    <p>福島市内のリンゴ,モモ,ナシについて,ハダニ類やカブリダニ類の発生状況を調査した.ハダニ類の優占種は,リンゴではリンゴハダニ,モモではクワオオハダニ,ナシではリンゴハダニとクワオオハダニであり,1995 年~2000 年頃の優占種ナミハダニと入れ替わっていた.カブリダニ類の優占種もケナガカブリダニからフツウカブリダニとミヤコカブリダニに入れ替わっていた.</p>

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 魚骨の十二指腸下行部穿通に対して内視鏡的摘除術で加療し得た1例

    佐々木 邦明, 佐藤 力弥, 細野 知宏, 野口 忠昭, 島村 隆浩, 川村 武, 川村 統勇 日本消化器内視鏡学会雑誌 52 (8), 1881-1887, 2010

    症例は79歳,女性.胃潰瘍治療中,右季肋部痛が出現し入院.上部消化管内視鏡検査にて十二指腸下行部に魚骨と考えられる異物を認め,腹部CT検査で膵頭部やや背側への脱出を認めた.限局性炎症と考え保存的治療を行う方針とし内視鏡下に36mm長の魚骨を摘出した.術後厳重に経過観察したところ症状の増悪なく軽快した.比較的稀な魚骨の十二指腸穿通に対し内視鏡的除去後,保存的に治癒し得た症例を経験した.

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献20件

  • 上行結腸癌術後,FDG‐PETにて集積を認めた右上腕神経鞘腫の1例

    佐々木 邦明, 川村 武, 佐藤 力弥, 細野 知宏, 島村 隆浩, 川村 統勇 日本臨床外科学会雑誌 71 (4), 1084-1087, 2010

    症例は87歳,女性.腹痛にて上行結腸癌による腸閉塞と診断し,結腸右半切除術が施行された.最終診断SSN0H0P0M0,stage IIで経過観察されていた.術後1年目の胸部CT検査にて肺転移を疑う単発性肺病変を認め,他臓器転移検索目的で施行したFDG-PETで右上腕にもFDG高集積腫瘤を認めた.右上腕部腫瘤は転移性腫瘍が否定できず摘出生検を施行したところ,病理検査にて神経鞘腫の診断となった.大腸…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献13件

  • 大腸内視鏡検査による後腹膜血腫を契機に発症した遅発性大腸穿孔の1例

    島村 隆浩, 佐藤 力弥, 野口 忠昭, 佐々木 邦明, 河野 洋一, 川村 武, 川村 統勇, 池上 雅博 日本消化器内視鏡学会雑誌 51 (12), 3092-3097, 2009

    症例は57歳の女性.大腸内視鏡検査後から右腹部の膨満感が持続していた.検査後17日目に右腹部の腹膜刺激症状と腹腔内遊離ガス像を認めたので,消化管穿孔を疑い手術を施行した.肝彎曲近傍の後腹膜に血腫を認め,血腫より口側の上行結腸が著明に拡張し穿孔しており,右半結腸切除+回腸人工肛門造設術を施行した.本症例は後腹膜血腫が契機と考えるが,大腸内視鏡検査後は遅発性大腸穿孔も考慮し,慎重な経過観察が重要であ…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献19件

  • 結節形成により絞扼性イレウスを生じたMeckel憩室の1例

    野口 忠昭, 川村 統勇, 川村 武, 松田 寿夫, 島村 隆浩, 佐々木 邦明, 佐藤 力弥 日本消化器外科学会雑誌 42 (5), 557-560, 2009

    患者は手術既往のない72歳の女性で,腹痛を主訴に近医を受診したが,2日間の保存的加療で軽快しないため当院紹介された.イレウスの診断で入院となったが症状は増悪した.翌日,絞扼性イレウスの診断で手術を施行したところ,茎の長いMeckel憩室が結節を形成して回腸を絞扼していた.Meckel憩室には癒着や索状物はみられなかった.憩室および絞扼回腸を切除,端端吻合で再建を行い,術後経過は良好であった.Me…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献16件

  • 希土類ピロケイ酸塩の溶融凝固挙動

    佐藤 力, 樋口 幹雄, 高橋 順一, 川村 宗範, 金子 純一 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009F (0), 1K19-1K19, 2009

    Gd2Si2O7:Ce(GPS:Ce)は優れた特性を示す新奇シンチレーター材料である。GPSは分解溶融するためにSiO2をセルフフラックスとするTSSG(Top-Seeded Solution Growth)法以外での単結晶育成が困難で、その際厳密な包晶組成の決定が必須となる。Ceの添加は希土類の平均イオン半径を変化させるので、希土類イオン半径がピロケイ酸塩の溶融凝固挙動に及ぼす影響を調べること…

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  • 肝動注用カテーテルの十二指腸下行脚逸脱の1例

    島村 隆浩, 佐藤 力弥, 野口 忠昭, 佐々木 邦明, 趙 成済 日本消化器病学会雑誌 106 (3), 383-388, 2009

    患者は44歳男性.盲腸癌術後6カ月で多発肝転移をきたしたため,肝動注療法と全身化学療法を施行した.肝動注施行後38週目頃より上背部の鈍痛が出現し,肝動注用カテーテル造影にて十二指腸下行脚へのカテーテル逸脱が確認されたが,カテーテル除去術は施行せず保存的治療で軽快した.大腸癌術後多発肝転移に対して肝動注療法は有効な手段であるが,特有の合併症が存在し時に重篤な経過をとるため注意が必要である.<br>

    DOI 医中誌 参考文献15件

  • スマトラのMonocerotesa属(シャクガ科,エダシャク亜科)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 58 (3), 371-378, 2007

    Holloway (1994)は,ボルネオからMonocerotesa属4種を記録し,そのうちminutaの分布域に疑問符を付してSumatraを加えているが,同島からこれまで確実な本欄の記録はなかった.本報では,故Dr E. W. Diehl (Sumatra)とMr M. Sommerer (Munich)の採集品を中心に,筆者自身が1985年に採集した標本も加えて検討し,1新種を含む6種を…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 2新種を含むインドネシアのEctropis属(シャクガ科,エダシャク亜科)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 58 (2), 205-214, 2007

    Ectropis属は広汎な分布域を持つ大属で,世界のシャクガのカタログ(Parsons et al., 1999)には,およそ100棟が登載されている.しかし複式種E. crepuscularia ([Denis & Schiffermuller])フトフタオビエダシャクとその近縁種とは明らかに異質な種もかなり含まれており,分類学的な再検討が必要である.私は,これまでに日本,台湾,フィリピンのE…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • スマトラのDiplurodes属(シャクガ科,エダシャク亜科)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 57 (2), 92-104, 2006

    Holloway (1994)は,ボルネオの種を基にDiplurodes属とその近縁属について検討し,それぞれの属を特徴づける形質を明らかにした.その際に筆者が同定依頼のために送付したスマトラ産の標本も調べられ,一部は分布記録として引用されたが,いくつかの種は未同定のまま筆者にその後の研究が委ねられた.その後,スマトラ在住のDr E. W. …

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 感染対策地域ネットワークに関するアンケート調査

    國島 広之, 平 真理子, 野津 田志保, 金澤 悦子, 佐藤 力ク子, 八田 益充, 位田 剣, 阿部 裕子, 金光 敬二, 賀来 満夫 環境感染 20 (2), 119-123, 2005

    宮城県における感染対策地域ネットワークに関する調査を行い, その結果を解析した. 集計結果では58.5%の施設が院内感染に関する情報は十分ではないと回答し, 61.5%の医療施設が市中感染症について, 68.9%の医療施設が感染対策について, 相談・コンサルテーション体制の構築を希望していた. また, 81.5%の医療施設で院内感染対策に関する意識の向上が見られるものの, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献6件 参考文献6件

  • タイ国産Boarmiini(シャクガ科エダシャク亜科)の記録(第4報)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 56 (1), 63-72, 2005

    筆者(1991,1995,1996)は,これまでに大阪府立大学(1981,1983,1985,1987)と国立科学博物館(1983,1987)が実施したタイ国鱗翅類調査によって得られた資料をもとに,シャクガ科エダシャク亜科Boarmiini族に属する種を記録してきた.本報では,Ophthalmitis,Ramobia,Abaciscus,Calcyopa,Diplurodes,Ectropidi…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • ヒマラヤ産Ctenognophos属(シャクガ科エダシャク亜科)の2新種

    佐藤 力夫 蝶と蛾 54 (4), 241-247, 2003

    Ctenognophos eolaria(Guenee)(属のタイプ種)に近縁の2種を新種として記載するとともに,C.paerlita(Butler)をNepalから初めて記録した.また,同定確認のために調査した5種のタイプ標本を図示した.C.fuscobrunnea Sato Warren(1896)によって,Catascia eolaria …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 東京都玉川上水の水路法面崩落と樹木管理に関する研究

    佐藤 力, 大塚 生美, 趙 賢一, 小泉 武栄 環境情報科学論文集 ceis17 (0), 13-16, 2003

    都市における身近で連続した緑の生育基盤であり、貴重な歴史的土木遺産でもある玉川上水の素堀りの水路法面は、崩落が進み、水路としての機能や文化財としての価値が低下することが懸念されていた。本研究は、この法面崩落の基本的要因が「霜柱」、「降水」、「風」、「日照」、「地形」であるということと、法面や平坦部に生育する樹木が崩落の進行を早めるという作用が起きていることを解明した。これにより、水路法面を今後維…

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  • 複合交信撹乱剤を利用したリンゴ主要害虫の防除

    岡崎 一博, 荒川 昭弘, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 2001 (52), 230-233, 2001

    リンゴ用複合交信撹乱剤 (10aあたり200本, 目通りの高さ) を5月中旬に処理することで, キンモンホソガに使用する殺虫剤を大幅に削減できることが示唆された。しかし, 本種に対する交信撹乱は第1世代成虫期からとなるため, 交信撹乱効果は処理前に発生する第1世代幼虫密度に影響されることが明らかになった。そのため, 第1世代幼虫の枝あたりマイン数が多い場合には, …

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  • 複合交信撹乱剤を利用したリンゴ主要害虫の防除

    岡崎 一博, 荒川 昭弘, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 2000 (51), 254-255, 2000

    1995~1997年に, 福島市の交信撹乱処理園から採集したリンゴコカクモンハマキ幼虫を個体飼育して, 幼虫に寄生する天敵を調査した。その結果, ハマキムシ類の有力な天敵として知られるコマユバチ科の寄生蜂<I>Apanteles</I> sp.と<I>Bracon adoxophyesi</I>が確認された。1995年の寄生蜂による幼虫の死亡率は低かったが, 1996年は非常に高く, …

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  • シリコンの表面マイグレーションを利用した大面積SON (Silicon on Nothin9) の形成

    水島 一郎, 佐藤 力, 綱島 祥隆 応用物理 69 (10), 1187-1191, 2000

    SON (Silicon on Nothing) 構造を実現する技術として,厚さは1μm以下でありながらミリメートルサイズの広さを有する平板状の臣大空洞 (ESS: EmPty Spacein Sillcon) を,シリコン基板内部に形成する技術を開発した.この構造は,サブミクロンサイズの闘孔径のトレンチをシリコン基板上に形成したのち,水素などの還元性雰囲気中にて熱処理し,シリコン原子を表面マイ…

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  • 研究 妊娠中に完全房室ブロックが出現した修正大血管転位症の1例

    廣上 貢, 田中 繁道, 松田 勝浩, 塙 なぎさ, 向 博也, 高田 珠, 美田 晃章, 武田 宏一郎, 濱田 勇, 佐藤 力 心臓 32 (1), 39-44, 2000

    症例は31歳,女性.主訴は労作時息切れと徐脈.生後1カ月時に修正大血管転位症の診断を受け,4歳で心室中隔欠損閉鎖術を施行された.以後順調に発育し無症状で経過した.平成9年9月2日妊娠8週時にII度房室ブロックを指摘されたが,妊娠継続可能と判断された.妊娠6カ月頃より労作時息切れが出現し,心電図では高度房室ブロックとなっていた.<BR>しかし,その後も失神発作や心不全症状はなく妊娠を継続し,帰省出…

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  • 複合交信攪乱剤を利用したリンゴ主要害虫の防除

    岡崎 一博, 荒川 昭弘, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 2000 (51), 251-253, 2000

    リンゴを加害する複数の鱗翅目害虫を同時防除できる複合交信掩乱剤を利用し, 対象害虫に対する殺虫剤への依存度を低減する試みの一つとして, 1995年から1997年にかけて, ハマキムシ類に対する効率的な防除体系を検討した。その結果, 複合交信撹乱剤を10aあたり150枚 (本) 処理で実施した1995年の防除効果は不十分であり, 殺虫剤の削減は困難であると判断された。しかし, …

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  • 複合交信撹乱剤を利用したリンゴ主要害虫の防除

    岡崎 一博, 荒川 昭弘, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 2000 (51), 248-250, 2000

    1995~1997年に, リンゴコカクモンハマキに対するリンゴ用複合交信撹乱剤の防除効果を明らかにするため, 処女雌トラップやモニタートラップへの誘引阻害効果を検討した。その結果, 交信概乱処理園に設置したモニタートラップに雄の定位行動が観察され, また, 幼虫密度と誘殺量との間に正の相関が認められた。複合交信撹乱剤を10aあたり200本処理するとトラップへの一定の誘引阻害効果が認められるものの…

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  • 新属YazakiaとSulawesi産4新種(エダシャク亜科)の記載

    佐藤 力夫 蝶と蛾 50 (1), 41-47, 1999

    最近,矢崎克己氏から託された後翅の内縁付近に顕著な毛束をもつエダシャク2種は,明らかに新属新種であった.一方,既に私の手元にあった別の未記載の2種も,毛束を欠くが後翅内縁付近に多くの毛が密生しており,♂交尾器の形態が等質的であることから,同属として扱うべきものと考えた.いずれもSulawesiに固有の種と思われる.新属.Yazakia Sato.模式種:Yazakia pilosaria …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • フィリピン産Diplurodes属(シャクガ科エダシャク亜科)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 50 (4), 267-280, 1999

    Diplurodes属は,インドから記載されたvestita Warrenを模式種とし,インド・マレー地域を中心に多くの種が記載されたが,かなり異質な種も含まれていた.近年Holloway(1993)によって,主としてボルネオの種を基にした再検討がおこなわれ,本属が明確に規定されるとともに,除外された種は他の既存の属へ移され,さらにChrysoblephara,Satoblephara,Nigr…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 新属Marobiaとスマトラ・フィリピン産2新種の記載

    佐藤 力夫 蝶と蛾 49 (3), 213-218, 1998

    Deinotrichia dentigerata Warrenは,近年Hypomecis属に置かれてきたが(Sato,1988;Holloway,1993),Hollowayは同属とは交尾器の形態がかなり異質であることを指摘し,新属の必要性を示唆した.このたび,スマトラ産の"dentigerata"に2種混じっていることが明らかになり,さらにフィリピン諸島のネグロス,レイテ,ミンダナオから近縁の…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • プログレッシブスキャンCCD用信号処理システムの開発

    服部 雄一郎, 上田 理, 川原 範弘, 信岡 幸助, 寺澤 見, 稗田 輝夫, 佐藤 力 映像情報メディア学会技術報告 22.42 (0), 19-24, 1998

    We have developed a digital video camera containing a progressive-scan CCD which has 360k pixels. In this system, we can choose between a field motion picture mode(60fields/sec) and a frame motion …

    DOI 参考文献5件

  • 1新種と2新亜種を含むフィリピン産Cleora属(シャクガ科エダシャク亜科)の追加記録

    佐藤 力夫 蝶と蛾 48 (3), 125-132, 1997

    筆者は前報(Sato,1989)で,フィリピン諸島から1新種を含む21種のCleoraを記録した.その後ハワイのBishop Museumから大量の標本が供給され,私自身も多くの標本を入手することができた.その結果,1新種を見いだすとともに,前報の段階では標本が少ないため分離することを控えた2亜種を多くの標本に基づいて記載した.また,筆者が前報で新種として記載したC.inopinataを,C.d…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • リンゴに寄生するリンゴクビレアブラムシの発生生態の解明と防除法確立

    佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1997 (48), 187-188, 1997

    リンゴクビレアブラムシ卵生雌虫は, 葉では11月上旬から出現し始め, 11月中一下旬にピークに達し, 12月上旬まで見られた。新梢基部の産卵部位では, 11月中旬から観察され, 11月下旬をピークに, 12月中旬まで見られた。産卵の開始時期およびピーク時期は, それぞれ11月中旬および11月中旬~12月上旬であり, 卵生雌虫の発生時期とよく一致した。

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  • 福島県における主要殺虫剤および殺ダニ剤に対するケナガカブリダニ地域個体群の感受性

    佐々木 正剛, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1997 (48), 192-195, 1997

    福島県県北地方の福島果試 (福島市飯坂町平野), 保原町太田, 梁川町東大枝および福島市飯坂町中野の果樹園で採集したケナガカブリダニ雌成虫の主要薬剤 (殺虫剤欺殺ダニ剤2) に対する感受性を検討した。その結果, ケナガカブリダニに対する影響が小さかった薬剤は酸化フェンブタスズ水和剤, クロルフルアズロン乳剤, フルフェノクスロン乳剤, ニテンピラム水溶剤, …

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  • 系統的後腹膜リンパ節郭清に基づく卵巣癌における骨盤および傍大動脈リンパ節転移の検討

    津村,宣彦, 櫻木,範明, 晴山,仁志, 野村,英司, 大河内,俊洋, 山本,律, 武田,直毅, 西谷,雅史, 平畠,功二, 藤野,敬史, 大久保,仁, 佐藤,力, 牧野田,知, 川口,勲, 藤本,征一郎 日本産科婦人科學會雜誌 48 (7), 508-514, 1996-07-01

    骨盤リンパ節 (PLN) および傍大動脈リンパ節 (腹大動脈節: PAN) を含む系統的後腹膜リンパ節郭清 (RPLND) を行った原発性上皮性卵巣癌137例の手術治療について後腹膜リンパ節 (後腹膜LN) の部位別転移頻度を求めた。137例のうち, 97例は化学療法施行前の初回手術時に, 40例は化学療法施行後の二次的手術 (secondary cytoreductive surgery) …

    NDLデジタルコレクション 医中誌 参考文献15件

  • 単眼画像を用いた3次元物体の位置決定

    佐久間 聡, 宮下 照夫, 佐藤 力 計測自動制御学会論文集 32 (5), 611-619, 1996

    This paper proposes the method of the pose determination of the 3-D polyhedral object from a single perspective image based on the known 3-D prototype model. For the pose determination from the 2-D …

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  • ミンダナオ島産Boarmiini(エダシャク亜科)7新種の記載

    佐藤 力夫 蝶と蛾 47 (1), 1-9, 1996

    フィリピンのミンダナオ島から得られた標本を調べ,次の7新種を記載した.いずれもシャクガ科エダシャク亜科Boarmiini族の仲間であり,現時点で同島からのみ発見されている.Chorodna mindanensis Satoマレーからスンダランドにかけて広く分布するC.complicataria(Walker)に近縁だが,やや小型で,後翅の外縁がより強く屈曲し,前翅の横脈紋がやや大きい.Ectro…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 福島県浜通り地方におけるハスモンヨトウの定着

    岡崎 一博, 大谷 裕行, 中村 淳, 佐藤 力郎, 芦立 正雄 北日本病害虫研究会報 1996 (47), 129-133, 1996

    福島県ではこれまで見られなかったハスモンヨトウによる大きな被害が, 1991年8月以降, 施設園芸地帯で認められるようになった。そこで, 1992年から1995年にかけて浜通り地方での本種の発生実態を調査した。その結果, いわき市のイチゴ施設内で越冬していることが確認された。また, 当初発生の少なかった浜通り北部の園芸地帯でも, 年々被害が増加する傾向が見られた。さらに, 1995年には, …

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  • 福島県におけるカキクダアザミウマの防除適期

    佐々木 正剛, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1996 (47), 134-136, 1996

    福島県におけるカキクダアザミウマの殺虫剤による防除適期は, 展葉期 (平年5月10日頃), 落花直後 (6月20日頃), 第1世代成虫の発生盛期 (7月10日頃および7月20日頃) の4回と考えられた。展葉期の防除により, 越冬世代成虫による被害葉の発生が抑えられた。また落花直後の防除により, 主に第1世代幼虫による果実被害が軽減され, さらに7月10日頃および7月20日頃の2回の防除により, …

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  • タイ国産Boarmiini(シャクガ科エダシャク亜科)の記録(第3報)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 47 (4), 223-236, 1996

    本報では,大阪府立大学(1981,1983,1985,1987)と国立科学博物館(1987)が実施したタイ国鱗翅類調査によって得られた資料に基づいて,シャクガ科エダシャク亜科Boarmiini族に属する種を記録した.筆者は,既に第1報でHypomecis,Cleora,Alcisの3属を,第2報では従来Medasina属として扱われていた種を中心に12属を取り上げた.今回は新たに19属を対象とす…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 福島県におけるオウトウショウジョウバエの発生生態

    佐々木 正剛, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1995 (46), 164-166, 1995

    ショウジョウバエ類が寄生していると思われるオウトウの果実を採取し, そこから羽化するショウジョウバエ類の種と数とを調査した。羽化した種類は, オウトウショウジョウバェ (<I>Drosophila suzukii</I> Matsumura), キイロショウジヨウバエ (<I>Dmsophilamlanogaster</I> Meigen), カオジロショウジョウパェ …

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  • リンゴに寄生するリンゴクビレアブラムシの発生生態の解明と防除法確立

    佐藤 力郎, 佐々木 正剛, 阿部 喜充, 岡部 陽子 北日本病害虫研究会報 1995 (46), 175-177, 1995

    リンゴクビレアブラムシの越冬卵の密度はリンゴの品種間で異なり, ふじで高く, さんさやレッドキングで低かった。調査枝の方位では東側が西側よりも高く, また, 調査枝の高さでは地上1.5~3.0mの位置で高かった。福島県の県北地方の8ほ場から得られた卵の平均密度と平均こみあい度の関係から, 本種の卵が集中分布をすることを明らかにし, その関係を利用した二段抽出法 (第一次抽出単位は樹, …

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  • リンゴに寄生するリンゴクビレアブラムシの発生生態の解明と防除法確立

    阿部 喜充, 岡部 陽子, 佐藤 力郎, 佐々木 正剛 北日本病害虫研究会報 1995 (46), 173-174, 1995

    福島県の県北地方のりんご園で, 1990年からリンゴクビレアブラムシの発生が開花期から落花後20日にかけて見られるようになり, 以降同時期に多発が続いている。この原因を明らかにし, 防除対策を確立するたあに, アブラムシの越冬卵の種類および密度, 卵のふ化時期および開花期に見られるアブラムシの種類と密度を調査した。その結果, 越冬卵のほとんどがリンゴクビレアブラムシであり, …

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  • タイ国産Boarmiini(シャクガ科エダシャク亜科)の記録(第2報)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 46 (4), 209-227, 1995

    本報は,大阪府立大学(1981,1983,1985,1987)と国立科学博物館(1987)が実施したタイ国鱗翅類調査によって得られた資料に基づく,シャクガ科エダシャク亜科Boarmiini族に属する種の記録で,1991年の報文に次ぐ第2報にあたる.前報では,3大属Hypomecis,Cleora,Alcisの34種を記録したが,本報では従来Medasina属として扱われた種を中心に新たに12属を…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • スラウェシ産エダシャク亜科の2新属と8新種の記載

    佐藤 力夫 蝶と蛾 46 (1), 33-43, 1995

    インドネシアのスラウェシ島から得られた標本に基づいて,シャクガ科エダシャク亜科の2新属と8新種を記載した.いずれもBoarmiiniに所属するもので,現時点で他の地域からは発見されていない.新属:Cryptomedasina,Diplublephara.新種:Amblychia atropunctata,Catoria sulawesensis,Cryptomedasina …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 福島県におけるオウトウショウジョウバエの発生生態

    佐々木 正剛, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1995 (46), 170-172, 1995

    福島県におけるオウトウショウジョウバエの生活環は, 次のように考えられた。本種は成虫態で越冬し, 越冬成虫は5月中旬頃にソメイヨシノなどのサクラの実に寄生する。その後, オウトウ園に飛来し, 6月上旬頃から7月中旬頃までオウトウ果実に寄生する。オウトウ以外にはクワ, ナワシロイチゴ, イヌザクラ, ブルーベリー, …

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  • 福島県におけるオウトウショウジョウバエの発生生態

    佐々木 正剛, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1995 (46), 167-169, 1995

    オウトウショウジョウバエ成虫を落葉または稲わらを敷き詰めた容器に入れ, 百葉箱中と軒下に置いて越冬させた。その結果, 成虫態で越冬できることが明らかになった。この越冬成虫を供試し, 百葉箱中での累代飼育により, 1994年において本種の発生回数は年8回と考えられた。また, 10~32℃ の各温度段階における発育試験により卵-幼虫, 蛹および成虫までの有効積算温度は, それぞれ96, …

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  • リンゴに寄生するリンゴクビレアブラムシの発生生態の解明と防除法確立

    佐藤 力郎, 佐々木 正剛 北日本病害虫研究会報 1995 (46), 178-179, 1995

    リンゴクビレアブラムシの卵および幼虫に対する数種殺虫剤の防除効果を検討したところ, 休眠期の機械油乳剤95の散布および発芽1週間後の機械油97乳剤の散布では, 実用的な防除効果は得られなかった。展葉初期のクロルピリボス水和剤の散布では一応の殺虫効果は認められたが, その防除効果は不十分であった。展葉初期のNAC水和剤の散布および展葉初期にクロルピリホス水和剤にバミドチオン液剤を加用して散布した場…

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  • 子宮頚癌における傍大動脈リンパ節転移の臨床病理学的検討

    佐藤,力 日本産科婦人科學會雜誌 46 (12), 1343-1350, 1994-12-01

    1982年6月より1990年3月までの間に北海道大学医学部産婦人科において広汎性子宮全摘出術を施行した初回治療の子宮頚癌303例について傍大動脈リンパ節転移と臨床進行期, 組織型, 子宮傍結合織浸潤, 骨盤リンパ節転移および予後との関連を検討した. 傍大動脈リンパ節転移は303例中16例(5.3%)に, 骨盤リンパ節転移は78例(25.7%)に認められた. …

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献1件

  • 福島県におけるナミハダニの薬剤感受性の実態

    佐々木 正剛, 佐藤 力郎, 阿部 憲義 北日本病害虫研究会報 1994 (45), 198-201, 1994

    1991年から1994年にかけて, 福島県果樹試験場内で採集したナミハダニ雌成虫に対する主要殺ダニ剤の感受性の年次変化を調べた。その結果, フェンピロキシメート (5%水和剤) の五C50値は, 1991年の4ppmから1993年の1641脚と約40倍に増加し, 同様にピリダベン (20%水和剤) のLC50値は, 221脚から1138ppmと約50倍に増加し, …

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  • 福島県におけるナミハダニの薬剤感受性の実態

    佐々木 正剛, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1994 (45), 202-204, 1994

    県内33地点から採集したナミハダニ個体群について主要殺ダニ剤に対する感受性を検討した。その結果, フェンピロキシメート (5%水和剤) およびピリダベン (20%水和剤) の殺成虫力は, 採集した地域によって感受性が異なる傾向が認められた。また, フェンピロキシメートに対する感受性が低下している個体群では, ピリダベンでも感受性が低下している傾向が認められ, 有意な相関が得られた …

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  • Amraica recursaria (Walker)とその近似種に関する再検討と2新種の記載

    佐藤 力夫 蝶と蛾 44 (2), 68-74, 1993

    Amraica属は,雄の触角が単櫛歯状である点で特徴づけられる.筆者は,先に日本の種について検討し, recursariaと同種とされていたウスイロオオエダシャクを独立種と認め,亜種superans (Butler)を種に昇格させた.同時に, superansの南西諸島亜種として扱われてきたasahinai …

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  • 電子供与性アゾール触媒による電子受容性エステルの加水分解-非古典的Michaelis-Menten機構-

    武石 誠, 矢萩 和弘, 奥山 光作, 益山 嘉通, 佐藤 力哉 日本化学会誌(化学と工業化学) 1992 (11), 1356-1362, 1992-11-10

    1-naphthyl3,5-dinitrobenzoateの加水分解において,1,2,3-ベンゾトリアゾールがpH7~10の領域で反応を健進するがapH12以上では反応を抑制した。この高pH領域での反応抑制は,1,2,3-ベンゾトリアゾールの脱プロトンにより生じた電子供与性のアニオン種がこの電子受容性エステルと負電荷をもつ電荷移動錯体を形成するために,水酸化物イオンの攻撃が静電反発を受けて,加水…

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • 子宮体癌の組織学的予後判定因子についての検討

    西谷,雅史, 櫻木,範明, 田中,俊誠, 大河内,俊洋, 武田,直毅, 佐川,正, 津村,宣彦, 平畠,功二, 佐藤,力, 藤本,征一郎 日本産科婦人科學會雜誌 44 (4), 453-460, 1992-04-01

    過去10年間に北海道大学産婦人科において手術治療を行った子宮体癌113例について, 核異型度 (G1, G2, G3), 脈管侵襲 (軽度, 高度), 組織分化度 (G1, G2, G3), ならびに組織型 (adenocarcinoma又はadenoacanthomaのA群と, それ以外のB群) の予後判定因子としての有用性について検討を行い以下の結果を得た。1) …

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献1件

  • 2新種の記載を含むフィリピンのEctropis属(鱗翅目,シャクガ科)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 43 (2), 129-137, 1992

    本報では,フィリピンから次の4種のEctropisを記録した. E. bhurmitra (Walker)本種といくつかの近縁種のタイプ標本を比較検討することにより,シノニム関係を明らかにした.ルソン,パラワン,ミンドロ,ミンダナオから得られている.インド・マレー地域からニューギニアに至るまで広く分布しているが,ボルネオの標本は確認していない.台湾から記載されたE. brevifasciata …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 交信攪乱法によるコナガの防除

    岡崎 一博, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1992 (43), 139-140, 1992

    コナガの交信攪乱法による防除効果を, 1989年から1990年にかけて処理面積を変えて検討した。<BR>交信攪乱処理の面積が0.5haの場合, モニタートラップへの誘引阻害効果は顕著で, 処理面積が3haあるいは4haの場合と同程度に高い誘引阻害率 (92%以上) が得られた。しかし, 次世代の幼虫および蛹の寄生密度は対照区とほぼ同じで, …

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  • インゲンマメ圃場におけるハダニ類の季節的発生推移

    佐藤 力郎, 大沢 守一, 佐藤 利朗 北日本病害虫研究会報 1992 (43), 129-130, 1992

    インゲンマメに寄生するハダニ類の種類とそれらの天敵であるカブリダニ類の種類を明らかにし, それらの季節的発生推移を調べた。調査したすべての圃場でナミハダニとカンザワハダニの発生が認められた。ナミハダニの寄生密度は7月中旬までは低く, 7月下旬から8月上旬にかけて高まり, 9月上旬に密度が最も高くなる場合が多かった。いずれの圃場でもナミハダニの寄生密度はカンザワハダニよりも著しく高く, …

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  • 福島県におけるメッシュ気候図を利用したイネミズゾウムシ水田侵入盛期の推定

    伊藤 博樹, 大沢 守一, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1992 (43), 98-99, 1992

    福島県メッシュ気候図を利用して推定されるイネミズゾウムシの地域別の水田侵入盛期と調査地点における実際の発生推移とを比較した。平均こみあい度と平均密度の比は, 三春町では有効積算温度 (発育ゼロ点を13.8℃とする) の達成率が70%以降, 常葉町と都路村では達成率が80%以降に1に近い値となった。武田・永田 (2) によると, この時期が侵入盛期と考えられることから, …

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  • 餌植物がワタアブラムシの殺虫剤感受性に及ぼす影響

    菅原 パウロ, 佐藤 利朗, 佐藤 力郎, 大沢 守一 北日本病害虫研究会報 1991 (42), 124-125, 1991

    During the annual life cycle, the cotton aphid parasitizes more than one host plant in Fukushima Prefecture. Starting from <I>Veronica persica</I>, cotton aphids migrate to potato, then to cucumber …

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  • 福島県におけるワタアブラムシの不完全生活環の推定

    佐藤 利朗, 佐藤 力郎, 大沢 守一, 菅原 パウロ 北日本病害虫研究会報 1991 (42), 121-123, 1991

    福島県におけるワタアブラムシの不完全生活環の推定を行った。圃場での密度調査の結果, オオイヌノフグリでの有翅型成虫の飛出時期とジャガイモでの有翅型成虫の飛出時期, およびジャガイモでの有翅型成虫の飛出時期とウリ科作物での飛来時期が一致した。また, 室内で寄主転換試験を行った結果, 供試虫はオオイヌノフグリからナス科作物に寄主転換したがウリ科作物へは寄主転換せず, また, ナス科作物, …

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  • 福島県におけるメッシュ気候図を利用したイネミズゾウムシ水田侵入盛期の推定

    佐藤 力郎, 大沢 守一, 荒川 市郎 北日本病害虫研究会報 1991 (42), 80-82, 1991

    福島県のメッシュ気候図を利用してイネミズゾウムシの水田侵入盛期を把握できるようにするために, 日別の最高・最低気温から有効積算温度と温量到達時点の夕方の気温を求め, 観測値と比較した。三角法によると, 標高の高い地点および海沿いの地点では有効積算温度が観測値よりも10~20%高く推定されたが, 平坦地では比較的よく一致した。清野らの方法で夕方の気温を推定したところ, …

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  • キュウリ圃場へのワタアブラムシ有翅成虫飛来数の時期的消長の推定

    佐藤 力郎, 佐藤 利朗, 芦立 正雄, 大沢 守一 北日本病害虫研究会報 1990 (41), 127-128, 1990

    キュウリに寄生するワタアブラムシ有翅成虫の葉当たり密度の推移を調べ, キュウリほ場への飛来数を推定した。有翅成虫の飛来は波状的と考えられ, 6月上旬から7月下旬の2ヵ月間に4回のピークが認められた。キュウリの株当りの葉数の季節的推移から, 有翅成虫の飛来は7月上旬がピークで, 5,000頭/10a/日と推定された。隣接したキャベツほ場に設置された黄色水盤トラップでの有翅成虫の捕獲ピークは6月下旬…

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  • 子宮頚癌における旁大動脈リンパ節転移について

    櫻木,範明, 佐藤,力, 田中,俊誠, 掘川,泉, 西谷,雅史, 大久保,仁, 平畠,功二, 大河内,俊洋, 岩川,良樹, 藤本,征一郎 日本産科婦人科學會雜誌 42 (1), 60-66, 1990-01-01

    1982年6月から1988年3月までの間に北海道大学産婦人科において広汎性子宮全摘術を施行した246例の子宮頚癌症例について旁大動脈リンパ節転移と組織型, 臨床進行期および生存率との関連を検討した. 旁大動脈リンパ節(PAN)転移は246例中13例(5ャ3%)に認められた. 臨床進行期との関連をみるとI期で1.0%(1/102), II期で4.9%(5/102), …

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献2件

  • フィリピン産Menophra属の1新種

    佐藤 力夫 蝶と蛾 38 (1), 17-19, 1987

    エダシャク亜科のMenophra属には,旧北区とインド・マレー地域から多くの種が知られているが,これまでフィリピン諸島からは未知であった.本報では,ルソン島から1新種を記載した.雄交尾器にcoremataが発達している点で,インドのM.retractaria(MOORE)や日本のM.senilis(BUTLER)ウスクモエダシャクなどの種群とは異質である.CoremataはサラワクのM.deli…

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  • ウスリーと韓国北部産Jankowskia属の1新種

    佐藤 力夫 蝶と蛾 36 (4), 177-179, 1986

    筆者(1980)は先にJakowskia属の再検討をおこない,日本と台湾の各1新種を含む4種を記載したが,このほどJ.VIIDALEPP氏のご厚意によりさらに1新種を見出すことができたので,Jankowskia viidaleppi SATOと命名し記載した,本種は雄交尾器のtegumen背方に1対の突起を欠くこと,雌交尾器のductus …

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  • リンゴのハダニ類に対するボルドー液使用前の水酸化トリシクロヘキシルスズ剤の防除効果

    佐藤 力郎, 阿部 憲義, 高倉 和男 北日本病害虫研究会報 1986 (37), 160-161, 1986

    6月中旬にわずかでもハダニ類の発生が見られた園地では, ボルドー液の使用前に水酸化トリシクロヘキシルスズ剤を使用することによって7月下旬の発生密度が対照園よりも少なくなり, その差が盛夏期の発生密度の差となることが明かとなった。しかし, 8月中旬以降には両区とも発生密度が急激に増加しており, 長期間の密度抑制効果は認められなかった。

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  • 卵巣原発のカルチノイドの2例

    水無瀬 昂, 堀江 孝子, 佐藤 力 日本臨床細胞学会雑誌 25 (6), 1109-1112, 1986

    Two rare cases of ovarial carcinoid were examined histologically, cytologically and electron microscopically. Both patients had an abdominal mass without any symptom of carcinoid, mucinous …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 台湾産のEctropis属(鱗翅目,シャクガ科)

    佐藤 力夫 蝶と蛾 37 (2), 73-83, 1986

    インド・マレーや旧北区のいわゆるHypomecis-complexの中には,雄の触角が微毛状であるという理由で,便宜的にEctropis属に置かれている種がかなり含まれており,交尾器形態,脈相,幼生期の形態などにもとづく再検討が必要である.私は先にEctropisの使用を模式種であるE.crepuscularia([DENIS et …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 子宮頚部腺癌における細胞診偽陰性例の再検討

    沓沢,武, 山田,良隆, 石崎,善昭, 佐藤,力, 金子,正博, 守谷,修而, 一戸,喜兵衛 日本産科婦人科學會雜誌 36 (12), 2598-2604, 1984-12-01

    子宮頚部腺癌は子宮頚癌中約5%と発生頻度は低いが,screeningに際し重大な見落しの多い点が問題視されてきた.本研究は確定診断に至るまでに長期遅延をみた頚部腺癌患者における細胞診歴を再検査し,その原因の探求を目的とした.われわれが過去6年間に取り扱った頚部腺癌(混合型癌を除く)51例のうち,診断・治療前の6ヵ月~5年間にわたる再三の細胞診に拘らず,長い間確定診断に至らなかった診断遅延患者14…

    NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献4件

  • 円孔や円形介在物を持つ任意形状有限体の解析と周期介在物群への応用

    石田 誠, 佐藤 力尾 日本機械学会論文集A編 50 (457), 1619-1627, 1984

    円孔や円形介在物をもつ任意形状の有限弾性体の外周の境界条件が任意の荷重,変位あるいはそれらの組合せで指定された場合の解析である.解析には,介在物境界の条件を厳密に満足させ,外周の条件を合力と変位に基づく境界分割法によって精度良く充足させた.数値例として,有孔長方形板の集中荷重問題,応力形および変位形の引張り問題,および長方形領域の境界条件を工夫して解析された種々の円孔群や介在物群の結果を与えた.

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • エダシャク亜科5種の染色体

    斎藤 和夫 蝶と蛾 35 (1), 42-44, 1984

    ...しえたので,観察結果の大要を報告する.飼育した雄の精巣をパラフィン法(PFA-3液固定,8μ,ハイデンハインの鉄ヘマトキシリン染色),または押しつぶし法(固定染色:乳酸酢酸オルセイン)によってつくった標本によって精母細胞の染色体を観察した.パラフィン法処理の4種(クロマダラエダシャク,マツオオエダシャク,フトフタオビエダシャクおよびオオトビスジエダシャク)の採集,飼育,精巣の固定および全5種の同定には佐藤力夫氏...

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  • クワエダシャクに関する分類学的知見

    佐藤 力夫 蝶と蛾 35 (3), 138-144, 1984

    Menophra atrilineata(BUTLER)クワエダシャクは,桑の害虫としてよく知られている.WARREN(1894)は,雌触角が両櫛歯状であることに着目してこの種を模式種として,属Phthonandriaを創設した.WEHRLI(1941)は,中国からemarioidesとその変種epistygnaをPhthonandriaとして記載し,さらに台湾のcuneilineariaも同属…

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  • シャクガ科3種のシノニミックノート

    佐藤 力夫 蝶と蛾 33 (3-4), 145-148, 1983

    中国・朝鮮から記載されたシャクガについて,タイプ標本を検討することによって,シノニム関係を明らかにした.Boarmia ornataria yangtseina WEHRLI,1943(中国)は,Calicha nooraria (BREMER,1864)の劣級同物異名である.Boarmia subdisplicens BRYK,1949(朝鮮)は,Deileptenia ribeata …

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