大西 康, 矢島 義昭, 林 千恵, 佐藤 真広, 青木 千花, 高橋 信孝, 宮崎 敦史, 枝 幸基, 大平 誠一, 及川 秀樹
日本消化器病学会雑誌
98
(9),
1089-1094,
2001
右副腎転移および右門脈1次分枝に門脈腫瘍栓をともなう進行肝細胞癌に対して,リザーバー動注low dose FP療法を施行したところ,原発巣および転移巣の著明な縮小をみた.AFPとPIVKA IIは正常化し,完全寛解が得られた.8カ月後の肝内再発にはepirubicinを用いたLipiodol-TAEが著効し,20カ月経過した現在も寛解中である.本療法が副腎転移およびVp3症例に対する治療戦略の1…
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PubMed
医中誌
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