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検索結果 597 件

  • シコタンタンポポ(キク科)の倍数性と核DNA量

    高野 昭人, 中野 美央, 船本 常男, 高橋 薫子, 山之内 裕子, 篠崎 淳一, 井上 政史, 森田 竜義 植物研究雑誌 98 (1), 19-28, 2023-02-20

    ...<p>多様な倍数性をもつシコタンタンポポ<i>Taraxacum shikotanense</i>( キク科)の各倍数体の出現頻度を検証する目的で,北海道の13地点で採集した292個体について,フローサイトメトリー (FCM) を用いて核DNA量 (2C) を測定した.染色体数で倍数性を確認した八倍体 (2n=64) 11個体(7地点で採集)のモノプロイドゲノムサイズ (1Cx) は1.14–1.22...

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  • 養殖サケ科魚類に対する新規遺伝的性判別 PCR 法の開発

    木南 竜平, 松山 創 水産増殖 70 (3), 251-260, 2022

    ...加えて,開発した手法は国内の養殖業において用いられているニジマス及びアマゴの偽雄や三倍体ニジマスの性判別にも応用可能であり,遺伝的性判別の結果が供試魚の機能的性や倍数性に依存しないことが示された。...

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  • スノキ属在来野生種ナガボナツハゼの<i>in vitro</i>シュートへのコルヒチンおよびオリザリン処理による倍加個体の作出とその特性

    八幡 昌紀, 勝見 樹, 香取 千文, 橋本 望, 古田 真子, 周藤 美希, 富永 晃好, 向井 啓雄, 安田 喜一, 國武 久登 園芸学研究 21 (1), 1-10, 2022

    ...を解析した結果,四倍体以外に,二倍体と四倍体および四倍体と八倍体の細胞を持つ倍数性キメラが得られた.コルヒチン処理における四倍体の誘導は,M3では9処理区中3処理区で,M15では1処理区のみであった.一方,オリザリン処理では,両系統ともコルヒチン処理より多くの処理区で四倍体が得られ,特に,0.005%・24時間処理を行った場合,最も高い四倍体の誘導率を示した(10.0%).なお,得られた四倍体は,葉...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • ヒロハテンナンショウ群とユモトマムシグサ群(サトイモ科テンナンショウ属)の倍数性

    笹村和幸, 邑田 仁, 大井・東馬哲雄 植物研究雑誌 96 (2), 67-73, 2021-04-20

    ...<p>テンナンショウ属<i>Arisaema</i>(サトイモ科) の葉緑体DNA系統解析において姉妹群となる2 つの単系統群,ヒロハテンナンショウ群<i>A. ovale </i>group とユモトマムシグサ群<i>A. nikoense </i>group について,それぞれの分布域から幅広く試料を収集し,染色体数を直接算定した二倍体の試料を基準とした相対ゲノムサイズ比較によって倍数性の推定を...

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  • 新潟市のセグロアシナガバチの初期コロニーにおけるオスの生産

    須貝, 将士, 長沼, 友里子, 渡邉, 可奈子, 工藤, 起来 新潟大学教育学部研究紀要 自然科学編 13 (2), 15-18, 2021-02

    ...セグロアシナガバチにおいても、新潟大学五十嵐キャンパスにおける研究により、初期オスの出現が報告されているものの、その倍数性については知られていない。本研究では、本個体群を6年間調査することにより、144コロニーにおいて、初期オスの出現頻度を観察したところ、2コロニー(1.39%)で合計6個体であった。これは、本研究の個体群が分断化しておらず、任意交配が行われていることを強く示唆する結果である。...

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  • 減数分裂時の交叉異常を呈する<i>repro57</i>(-/-)雌マウスにおける表現型解析

    竹下 百音, 園 菜々美, 田崎 秀尚, 国枝 哲夫, 大月 純子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-1-OR-1, 2021

    ...また,MII期卵の染色体スプレッドを作成し,抗セントロメア抗体を用いて各姉妹染色体の倍数性/異数性および二価染色体間の動原体の距離を調べた。【結果】IVF後の受精率,胚発生率ともに<i>repro57</i> (-/-)で有意な低下が見られた(p < 0.01)。...

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  • リン酸エステル化セルロースナノファイバーの遺伝毒性

    藤田 克英, 小原 佐和枝, 丸 順子, 遠藤 茂寿 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-30-, 2021

    ...<i>in vitro</i>染色体異常試験では、CNF処理群のいずれの処理法においても、染色体構造異常および倍数性をもつCHL/IU細胞の出現頻度は、陰性対照群と比較して統計学的に有意な増加は認められず、当該CNFは染色体異常を誘発しない(陰性)と判定した。...

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  • キウイフルーツ雄品種「さぬき花粉力」の育成と交配特性

    福田, 哲生, 水谷, 亮介, 浜野, 康平, 坂下, 亨, 山下, 泰生, 大谷, 衛, 片桐, 孝樹, 末澤, 克彦 香川県農業試験場研究報告 (71) 11-20, 2020-03

    ...4.倍数性の異なるキウイフルーツ品種との交配特性を調査した結果,慣行の「マツア」とほぼ同等の結実が得られ,雌品種の倍数性により果実重がやや増減するものの果実品質には大きな影響を与えないことから,経済栽培される一般的な品種・系統の受粉に適用可能と考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ニチニチソウ実生苗へのコルヒチン処理によって得られた周縁キメラの倍数性と葉形との関係

    山田 将弘, 落合 正樹, 山田 邦夫, 福井 博一 園芸学研究 19 (2), 115-120, 2020

    ...と葉形との関係を調査した.キメラを含む倍数化個体の獲得率はコルヒチン10 mM(DMSO 5%)の24時間処理が最も高かった.得られた倍数化個体の葉のL1~3の各層の倍数性と葉幅/葉長比との関係を調査した結果,L1とL3層の倍数性は葉幅/葉長比に関与していなかった.L2層が2xで構成されている葉に対して,4xで構成されている葉は丸みを帯びて葉幅/葉長比が有意に大きくなり,葉形の決定にはL2層の倍数性...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献12件

  • イネ育種における遺伝的多様性を拡大するための2,3のアプローチ

    山本 敏央, 古田 智敬, 小川 大輔, 米丸 淳一, 國吉 大地, 貴島 祐治 作物研究 65 (0), 83-87, 2020

    日本の水稲育種群の遺伝的背景の変遷をゲノムレベルで調査したところ,近交系品種同士の交雑に起因して遺伝的多様性が時代とともに減少していることが明らかになった.今後生まれるさまざまな育種ニーズに対応するためにも,また量的形質の選抜効率を高めるためにも,育種集団内には多様な遺伝変異を保つ必要がある.著者らは,現状の育種母本から期待できる遺伝変異を最大限に抽出するための試みとして8品種からなる多系交雑集…

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  • 晩生カンキツ新品種‘黄宝’の育成

    柳本, 裕子, 金好, 純子, 古田, 貴音, 塩田, 俊, 赤阪, 信二, 川崎, 陽一郎, 塩田, 勝紀, 蔵尾, 公紀, 松下, 修司, 長久, 逸, 金谷, 新作 広島県立総合技術研究所農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Hiroshima Prefectural Technology Research Institute Agricultural Technology Research Center (94) 1-10, 2019-08

    ...‘黄宝’は,1999年に広島県立総合技術研究所農業技術センターにおいて,コルヒチン処理によって作出した2x-4x-4x倍数性キメラ‘不知火’を二倍体‘大橘’に交配して育成したブンタン風味の交雑品種である。2010年3月4日付けで品種登録出願し,2013年2月26日に登録番号第22295号として品種登録された。‘黄宝’は,成熟期が5~6月の晩生種である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • マイヅルテンナンショウ(サトイモ科)で新しく見つかった十四倍体サイトタイプ

    早瀬裕也, 姫野諒太郎, 堀井雄治郎, 岩坪美兼 植物研究雑誌 94 (1), 9-14, 2019-02-20

    ...</p><p> 富山県と秋田県に自生するマイヅルテンナンショウ3産地15個体の染色体数および核型の観察を行ったところ,2n = 196 の染色体数が観察された.マイヅルテンナンショウは秋田県から鹿児島県までの本州,四国,九州に自生し,23府県で絶滅危惧植物に指定されていることから,種内倍数性の実体を解明するために,各地の個体群について,染色体数の調査が望まれる.</p>...

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  • チオ-ジメチルアルシン酸処理細胞における染色体数の長期的変化

    北 加代子, 立川 純平, 福島 伊久美, 本間 太郎, 鈴木 俊英 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-136-, 2019

    ...以上の結果から、thio-DMAで処理したV79は細胞質分裂に失敗し、倍数性を引き起こす可能性が示唆された。さらに、通常培地に置き換えることで細胞質分裂に失敗した細胞の生存を可能にし、特に42本前後の染色体数を持つ細胞は、比較的長く生存し続けることが判明した。</p>...

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  • 日本産モクレイシ(ニシキギ科)の染色体数

    福田知子, 山田孝幸, 牧 雅之 植物研究雑誌 93 (3), 208-210, 2018-06-20

    ...(ニシキギ科)の染色体数を調べた.観察した染色体数は2n = 74であった.染色体が小型で動原体も不明瞭なため,核型分析ができず,倍数性は不明である.ニシキギ科モクレイシ属の染色体数としては初めての報告となる.既に報告されたニシキギ科の他属の種とは染色体数が異なっていた.</p>...

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  • 新潟県におけるツバキ属遺伝資源の花形質および遺伝的特性の評価

    小濱 宏基, 阿部 晴恵, 上野 真義, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 272-, 2018-05-28

    ...また,倍数性が疑われる個体もいくつか存在した。一重咲きの個体には,核DNAがヤブツバキ型の個体が多く,花形質もヤブツバキに近いことが明らかとなった。発表では,新潟県森林研究所のツバキの結果も交えて議論する。</p>...

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  • ゼブラフィッシュにおけるキンギョ由来ミトコンドリア移植によるヘテロプラスミーの誘起

    遠藤 充, 山羽 悦郎, 藤本 貴史 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), AW1-4-AW1-4, 2018

    ...<p>【目的】魚類では異種間交雑や倍数性操作により<u>核ゲノム構成を人為的に制御</u>し,不妊個体が作出されてきた。一方,哺乳類ではミトコンドリアヘテロプラスミーの顕在化による雄性不妊が報告されている。魚類では<u>ヘテロプラスミーと生殖特性の関係</u>についての知見が少なく,細胞質に起因する妊性の変化を解明できれば,新たな不妊化技術となる可能性がある。...

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  • カンキツ種子に残存する胚乳の倍数性に基づく胚および配偶子の倍数性推定

    柳本 裕子, 金好 純子, 山﨑 安津, 北島 宣 園芸学研究 17 (3), 293-302, 2018

    ...一体化し,種子の成熟とともに二倍性を示していた外種皮,内種皮の倍数性検出ができなくなった.一方で,三倍性を示す胚乳は,10月下旬以降でも倍数性が検出されたため,成熟種子の内種皮とされていた組織の倍数性は胚乳の倍数性と一致した.従来,内種皮と考えられていた組織は,内種皮と胚乳が一体化した組織であり,この組織の倍数性を測定することで,胚を傷つけることなく胚およびその配偶子の倍数性を推定できることが明らかとなった...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献8件

  • 日本産ハナイカダ(ハナイカダ科)における染色体倍数性と葉緑体DNA の種内多型

    大井・東馬哲雄, 一瀬克久, 渡邉・東馬加奈, 池田 博, 邑田 仁 植物研究雑誌 92 (6), 321-329, 2017-12-20

    ...<p> 日本産ハナイカダ<i>Helwingia japonica </i>の種内多型を把握するために,台湾を含めた分布域を通して,染色体倍数性と葉緑体DNA の種内多型を調べた.染色体倍数性は,フローサイトメータを用いて相対ゲノムサイズの比較により推定し,二倍体,四倍体,六倍体が区別できた.葉緑体DNA <i>psbA-trnH </i>領域の塩基配列多型からは,22種類のハプロタイプが区別できた...

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  • 倍数性生物における近交最大回避交配

    野村, 哲郎, 高橋, 純一 京都産業大学先端科学技術研究所所報 16 13-19, 2017-07

    ...近交最大回避交配(maximum avoidance of inbreeding: MAI)の半倍数性生物への拡張を考えた。雌数がフィボナッチ数の半倍数性生物の集団では、1サイクルの実施で近親交配を最大に回避する交配様式群としてMAIが設定できる。しかし、その繰り返しは全世代にわたるMAIにはならないことを示した。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • セイヨウナシ大果変異系統の果実特性と大果の原因解析

    五十鈴川, 寛司 山形県農業特別研究報告 = Special bulletin of Agricultural Research in Yamagata Prefecture (4) 1-25, 2017-03

    ...LaF-B)の少なくとも2タイプに分けられ,すべて倍数性の周縁キメラと考えられる。そのうち,G. LaF-Aについては,花成制御遺伝子(CiFT)を導入した早期開花個体を利用した遺伝解析により,大果形質の特徴である花柄の倍数性が遺伝しないことを確認した。奇形果の発生が比較的少ないG. LaF-A,G. LaF-B,G....

    日本農学文献記事索引

  • 中国横断山脈高山帯固有植物 9 種の核型

    W.-G. Sun, Y.-Z. Zhang, D.-L. Peng, Y.-H. Zhang, J.-W. Zhang, Z.-M. Li 植物研究雑誌 91 (4), 242-249, 2016-08-20

    ...<i>Senecio</i><i> </i><i>muliensis </i>と <i>Soroseris hookeriana </i>が四倍体であったことを除くと,全てが二倍体であった.中国横断山脈高山帯の厳しい環境への,これらの植物の適応という観点からは,倍数性は重要な役割を果たしていないらしい.</p>...

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  • 四倍性コムギのライムギに対する交雑親和性

    佐久間 俊, 木庭 卓人 農業生産技術管理学会誌 22 (4), 105-110, 2016-03-15

    ...パンコムギ(Triticum aestivum L.)とライムギ(Secale cereale L.)を交雑して作った最初の新作物である.属間交雑を行う際に問題となるのが交雑親和性であり,パンコムギとライムギとの交雑親和性は主に優性遺伝子Skr(Kr1)に支配されている.劣性遺伝子skr(kr1)を持つ系統は交雑親和性が高く,比較的容易にライコムギを作ることができる.ライムギとの交雑親和性はコムギの倍数性進化...

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  • 紡錘糸形成阻害剤処理によるコルチカム科属間雑種の染色体倍加

    山川 美樹, 岸本 智成, 佐藤 武, 齋藤 友花, 天野 淳二, 大谷 真広, 中野 優 新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University (68) 25-30, 2016-02

    ...伸長したシュートの葉組織を用いてフローサイトメトリー分析を行ったところ、40mg L-1 APM処理区で四倍体(4x)のシュートが、また、10または20mg L-1 APMおよび5または10mg L-1 ORY試験区で倍数性キメラ(2x+4x)のシュートが確認された。これらの四倍体および倍数性キメラのシュートは、二倍体のシュートと比較して、節間が短縮したコンパクトな草姿を示した。...

    日本農学文献記事索引

  • 外来性タンポポ種群(Taraxacum officinale agg.) ―学名から考える侵入・定着・交雑―

    芝池 博幸 草と緑 8 (0), 64-72, 2016

    ...agg.はセイヨウタンポポが倍数性や無融合生殖によって、形態的に識別が困難な種の複合体(species aggregate)であることを意味している。学名を見ているだけでも、セイヨウタンポポが興味深い特性を持っていることがうかがえる。本稿では、日本列島におけるセイヨウタンポポの侵入・定着・交雑の過程を理解するために、タンポポ属植物の分類や生活史、生殖様式等について解説する。...

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  • 九倍体カキから出現した八倍体わい性枝変わりの特性

    薬師寺 博, 山﨑 安津, 小林 省藏, 金好 純子, 東 暁史, 杉浦 裕義, 佐藤 明彦 The Horticulture Journal 85 (3), 209-216, 2016

    ...‘平核無’は奇数倍数体の九倍体(2n = 135 = 9x)のため無核品種であるが,‘八秋’は数個の小さな完全種子を産した.そこで,本研究では‘平核無’と‘八秋’の栄養器官の形質,果実品質および倍数性を調査した....

    DOI Web Site Web Site 参考文献23件

  • マウス胎子の倍数性変化がインプリント遺伝子発現とDMRメチル化状態に及ぼす影響

    山崎 渉, 天野 朋子, 唄 花子, 高橋 昌志, 川原 学 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), OR1-27-OR1-27, 2016

    ...植物ではゲノム多倍体化によりDNAメチル化レベルが変化するが,哺乳類ゲノムでは倍数性とDNAメチル化レベルの関係は不明である。そこで,本研究では,マウス四倍体および三倍体胎子について,インプリント遺伝子のDMRメチル化レベルと発現レベルを解析した。【方法】マウス四倍体胚は二細胞期胚における電気融合法により作出した。三倍体胚は前核期卵の核移植により作出した。...

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  • 北海道内に自生するマタタビ属 3 種の分布,倍数性,果実特性評価

    朝倉 一星, 星野 洋一郎 The Horticulture Journal 85 (2), 105-114, 2016

    ...した.サルナシとミヤママタタビは個体数が多く,分布域もほぼ重なっていたが,マタタビはやや個体数が少なく,主に低地の落葉樹林に分布していた.フローサイトメトリーによる解析の結果,道内で採取したミヤママタタビおよびマタタビの倍数性は全て二倍体,サルナシは全て四倍体で,種内での倍数性変異は見られなかった.果実形態は,サルナシで円~楕円形,ミヤママタタビで楕円~長楕円形,マタタビで長楕円形と変異が見られた....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献28件

  • 種子へのコルヒチン処理による <i>Limonium bellidifolium</i> の染色体倍加

    森 志郎, 山根 拓也, 八幡 昌紀, 篠田 浩一, 村田 奈芳 The Horticulture Journal 85 (4), 366-371, 2016

    ...キメラ(2x + 4x)であった.すべての 4 倍体と倍数性キメラ個体の気孔密度は 2 倍体と比較して低い値であった.4 倍体の気孔長は 2 倍体より 1.1~1.5 倍長かった.開花期の形態的特徴として 4 倍体は 2 倍体と比較して葉が広く,厚い傾向があり,小花の花冠は有意に大きかった....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献1件 参考文献30件

  • D cryo-plate 法によるキク茎頂の超低温保存

    農業生産技術管理学会誌 23 (1), 1-7, 2016

    ...23oC,15 分),LS 処理(LS液:23 oC,30 分),風乾処理(風速0.6m/sec:23 oC,90 分間)および急速冷却196 oC)により超低温保存する.再生育は,昇温処理(1.0 M ショ糖含有1/2MS 培地:23 oC)をおこなった後,ビーズに包埋された植物体のまま固形培地に置床する.上記の方法により,キク園芸品種で96.7% の生存率が得られた.また, 二倍体から十倍体まで倍数性...

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  • 交配後の笑気ガス処理による四倍体シンテッポウユリの作出

    佐藤, 孝夫 秋田県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Akita Agricultural Experiment Station (55) 60-65, 2015-03

    ...花きでは、さらに新たな形質が求められており、倍数性育種の利用が今後ますます進んでいくと思われる。ユリの倍数性育種には、これまでにコルヒチン処理が主に用いられてきた。しかしながら、コルヒチンは変異原作用をもつため、キメラ個体の出現などの問題点がある。本試験では、コルヒチン処理に代わる染色体倍加法として笑気ガス処理による四倍体の作出方法について検討した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • カーネーションを中心とした花きにおけるゲノム解析研究の現状

    八木 雅史 The Horticulture Journal 84 (1), 3-13, 2015

    ...ゲノム解析,マーカー育種という言葉が誕生して久しい昨今であるが,遺伝的に雑ぱくで,高次倍数性を含む花きにおいては,ゲノム関連研究はその他の園芸品目に比べても遅れていた.ところが近年の次世代型シーケンサーの誕生により,その環境が変わりつつある.主要な花きにおいては,網羅的な発現遺伝子情報の収集が行われ,カーネーションでは全ゲノムシーケンスが行われた.本総説では,カーネーションにおける,SSR マーカー...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献87件

  • ラパマイシンを用いた実用酵母株のフローサイトメーターによる倍数性の推定

    三木 健夫, 村松 昇, 添川 一寛, 猪狩 信次, 林 幹雄 日本醸造協会誌 110 (2), 105-109, 2015

    ...本研究では,実用酵母株の倍数性推定にFCMを用いた方法について検討した。結果,1)本実験で供試した実用酵母株は,対数増殖期においてG1期に留まる細胞数が少なく,FCMを用いた倍数性の推定は困難であった。2)ラパマイシン処理により,各酵母株はG1期に同期する様になり,非処理の場合に比べてFCMによる倍数性の推定が容易かつ明確になった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献7件

  • シークヮーサー‘仲本シードレス’の無核要因の解明

    棚原, 尚哉, 目取眞, 要 沖縄県農業研究センター研究報告 = Bulletin of the Okinawa Prefectural Agricultural Research Center (8) 30-34, 2014-03

    ...シークヮーサー‘仲本シードレス’における無核性の要因を解明するため,倍数性,花粉稔性,花粉発芽率を調査した。更に,沖縄県を代表するカンキツの品種および系統間で受粉を行い,種子形成と結実の有無を調査した。‘仲本シードレス’は,フローサイトメーターにより解析した結果,大宜味系統と同じ倍数性を示した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • レモン自然交雑実生における三倍体の出現と新品種‘イエローベル’の育成

    金好, 純子, 古田, 貴音, 塩田, 俊, 赤阪, 信二, 柳本, 裕子, 栗久, 宏昭 園芸学研究 13 (1), 19-26, 2014-01

    レモン3品種の自然交雑種子を播種し,1果実当たりの三倍体の出現数は,0.36~0.70個体/果であった。発芽した実生における三倍体出現率は,重量が大粒種子の1/3未満1/5以上の小粒種子では46.6~59.6%,1/5未満の極小粒種子では37.5~47.6%で高いことから,レモンでは二倍体どうしの交配においては,小粒の種子を選抜すれば,効率よく三倍体が得られることが明らかになった。 …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • マウス4倍体胚性幹細胞の樹立と解析

    今井 啓之, 加納 聖, 藤井 渉, 日下部 健, 木曾 康郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), AW-6-AW-6, 2014

    ...【考察】マウス胚性幹細胞は,倍数性の変動にもかかわらず多分化能の維持が認められたが,胚葉への分化指向性は倍数性の変動による影響を受ける可能性が示唆された。...

    DOI

  • クロマメノキとラビットアイブルーベリーT100との節間交雑から得られたF<sub>1</sub>系統の評価

    執行 みさと, 森田 恭代, 西村 謙一, 井上 諭司, 國武 久登, 小松 春喜 園芸学研究 13 (4), 323-333, 2014

    ...それに対し,花粉親とした場合には,8交配組合せから3交配組合せでのみ着果したが,完全種子は全く得られなかった.このようにクロマメノキとRB品種間では一側交雑不和合性が認められ,クロマメノキを種子親とした場合にのみ種子が得られることが明らかとなった.これらの種子は,層積後播種することで発芽した.これらの中から,クロマメノキとT100との交雑から得られた12個体の交雑実生(KT系統)について,雑種性,倍数性...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献21件

  • レモン自然交雑実生における三倍体の出現と新品種‘イエローベル’の育成

    金好 純子, 古田 貴音, 塩田 俊, 赤阪 信二, 柳本 裕子, 栗久 宏昭 園芸学研究 13 (1), 19-26, 2014

    レモン3品種の自然交雑種子を播種し,1果実当たりの三倍体の出現数は,0.36~0.70個体/果であった.発芽した実生における三倍体出現率は,重量が大粒種子の1/3未満1/5以上の小粒種子では46.6~59.6%,1/5未満の極小粒種子では37.5~47.6%で高いことから,レモンでは二倍体どうしの交配においては,小粒の種子を選抜すれば,効率よく三倍体が得られることが明らかになった.自然交雑実生か…

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献5件

  • ハチ類の育種へのBLUP法による選抜の導入

    野村, 哲郎, 高橋, 純一, 竹内, 剛 京都産業大学先端科学技術研究所所報 12 45-57, 2013-07

    ...しかしながら、ハチ類においては遺伝ならびに繁殖上の2つの特性、すなわち半倍数性の性決定様式および一妻多夫制の繁殖様式によって、BLUP選抜の適用が他の家畜に比べて立ち遅れている。本研究では、ハチ類に固有の遺伝ならびに繁殖上の特性を考慮に入れて、ハチ類の育種におけるBLUP法の計算アルゴリズムを開発した。さらに、BLUP選抜のハチ類の育種への適用例を、仮想的なミツバチ集団を用いて示した。...

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  • 無核性完全甘ガキ品種‘福岡K1号’の育成ならびにジベレリン散布と摘蕾による結実安定効果

    千々和 浩幸, 朝隈 英昭, 石坂 晃 園芸学研究 12 (3), 263-267, 2013

    六倍体完全甘ガキ品種の‘富有’と‘太秋’との交雑で生じた不完全種子から,九倍体無核性完全甘ガキ品種‘福岡K1号’(商標名:秋王)を育成した.‘福岡K1号’の成熟期は‘太秋’とほぼ同時期で,10月中旬~11月上旬であった.果重は平均365 gで‘富有’より大きく,‘太秋’と同程度であった.果実糖度は平均19.6°で果肉硬度は柔らかく,肉質は粗で食味は良好であった.単為結果性および偽単為結果性ともに…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献4件

  • 滋賀県湖東地域に現存するヨシ小集団の生育状況

    辻本 典顯, 荒木 希和子, 近江戸 伸子, 長谷川 博 保全生態学研究 18 (2), 203-212, 2013

    ...本研究では、滋賀県湖東地域に現存する5つのヨシ小集団および京都府深泥池の小集団について、生育地の外観、発芽個体の倍数性、結実率およびSSRマーカーを用いてジェネット数を調査し、各集団の繁殖状況を明らかにした。その結果、複数のジェネットが存在している集団と、単一のジェネットのみが存在する集団が見つかり、前者では結実率が高かった。...

    DOI Web Site

  • 九倍体系統の花粉を用いた受粉がカキ'富有'の結実ならびに果実品質に及ぼす影響

    千々和, 浩幸, 谷川, 宏行, 朝隈, 英昭, 石坂, 晃, 田尾, 龍太郎 園芸学研究 11 (4), 485-489, 2012-10

    六倍体カキ品種'富有'を無核化することを目的に,九倍体系統の花粉を用いた受粉が,結実と果実品質へ及ぼす影響を調査した。九倍体系統の花粉には発芽能力が認められた。九倍体系統の花粉を受粉した果実の結実率は,六倍体品種'禅寺丸'の花粉を受粉した場合に比べて低かったが,花粉遮断したものより高かった。九倍体系統の花粉を受粉して形成された種子の成長は,満開44日後に当たる6月下旬頃までは正常に成長したが,そ…

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  • 培養物へのオリザリン処理による日本原産センノウ属植物の染色体倍加

    中野 優, 田崎 大夢, 野中 隆宏, 韓 東生, 神戸 敏成 新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University 64 (2), 101-105, 2012-03

    ...また、ORY処理した節切片由来の小植物体についてフローサイトメトリー分析を行ったところ、センジュガンピ、オグラセンノウおよびフシグロセンノウの小植物体のそれぞれ15.7、15.1および7.8%が四倍体(4x)または倍数性キメラ(2x+4x)であった。染色体倍加は、根端細胞の染色体観察によっても確認された。...

    日本農学文献記事索引

  • 第2卵割抑制によるウシ体外受精由来4倍体胚の作製と体外発生能の検討

    大越 勝広, 池田 光美, 古澤 軌, 徳永 智之 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1071-, 2012

    ...染色体数により倍数性を調べた結果,6時間処理では82%が2倍体で,18%が4倍体だった。12時間処理では2倍体が14%,4倍体が50%であった。胚盤胞への発生率と倍数性から,2.5μg/mlで12時間処理を基本として,サイトカラシンD濃度の検討を行った結果,0~12.5μg/ml処理により85~100%の卵子が分裂を再開し,19~65%が胚盤胞へ発生した。...

    DOI

  • オリザリンおよびコルヒチン処理によるスノキ属植物における倍数体の作出

    津田 浩利, 小島 祥子, 鉄村 琢哉, 小松 春喜, 國武 久登 園芸学研究 11 (2), 205-212, 2012

    ...我が国に自生するスノキ属植物とブルーベリー栽培品種において,多芽体由来シュートを用いた染色体倍加を検討した.オリザリンとコルヒチンを様々な濃度や時間でシュートに処理し,その後5 mg・L<sup>−1</sup> zeatinを添加したMW培地で培養した.培養したシュートの腋芽から新たに発生したシュートの倍数性を解析した.染色体倍加個体の誘導率は有糸分裂阻害物質の種類,処理濃度,処理時間および供試した...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献21件

  • 試験管内コルヒチン処理によるカキの十二倍体作出とその生育特性

    千々和, 浩幸, 桑原, 実, 平川, 信之, 白石, 美樹夫, 藤島, 宏之 園芸学研究 10 (3), 309-314, 2011-07

    カキの十二倍体を作出するため,六倍体完全甘ガキ間の交雑実生の染色体倍加を行った。試験管内で交雑実生の茎頂部に,コルヒチンを0.03~0.05%の濃度で12~24時間処理することで,効率的に染色体倍加ができた。コルヒチンで染色体倍加した十二倍体個体は,樹勢の弱いものが多かったが,一部には生育が比較的良好なものもあった。これらは,交雑親と比較して気孔密度が低く,孔辺細胞が大きかった。十二倍体個体は六…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • コルヒチン処理による倍数体デルフィニウムの作出

    岡本, 充智 愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告 (3) 47-53, 2011-03

    ...二倍体のシネンシス系デルフィニウム(Delphinium spp.)と四倍体のエラータム系デルフィニウム(Delphinium elatum group)の雑種を育成するために,シネンシス系デルフィニウムにコルヒチン処理を行った.コルヒチン処理後に生存した48個体の倍数性を孔辺細胞長およびフローサイトメトリー法によるDNA量の相対値から求めた.その結果,二倍体が29個体,四倍体が13個体,四倍体以上...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アスパラガス新品種「はるむらさきエフ」の育成

    仁井, 智己, 園田, 高広, 金山, 貴明, 林, 有子, 佐久間, 秀明 福島県農業総合センター研究報告 = Bulletin of the Fukushima Agricultural Technology Centre (3) 1-13, 2011-03

    ...(1)本品種は雌雄混合で、倍数性が四倍体のF1品種である。(2)'はるむらさきエフ'の立茎時の生育は、グリーンアスパラガスの'MW500W'、'UC157'と比較して、草丈が高く第一側枝の発生位置も高い。茎数は、紫アスパラガス'Purple Passion'より多く、'MW500W'より少ない。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 半数体ブンタンの果実形質

    八幡, 昌紀, 國武, 久登, 安田, 喜一, 藪谷, 勤, 山下, 研介, 小松, 春喜 宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University 57 57-61, 2011-02

    ...‘晩白柚’の実生から得られた半数体ブンタン(Citrus maxima(Burm.)Merr.)の果実における様々な組織の倍数性解析と形態調査を行った。半数体の果実における様々な器官、組織の倍数性をフローサイトメーターで解析した結果、半数体の砂じょう、じょうのう、アルベドおよびフラベドともに相対蛍光強度が‘晩白柚’と比較して半数性を示し、この半数体は半数性を維持していることが明らかとなった。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 試験管内コルヒチン処理によるカキの十二倍体作出とその生育特性

    千々和 浩幸, 桒原 実, 平川 信之, 白石 美樹夫, 藤島 宏之 園芸学研究 10 (3), 309-314, 2011

    カキの十二倍体を作出するため,六倍体完全甘ガキ間の交雑実生の染色体倍加を行った.試験管内で交雑実生の茎頂部に,コルヒチンを0.03~0.05%の濃度で12~24時間処理することで,効率的に染色体倍加ができた.コルヒチンで染色体倍加した十二倍体個体は,樹勢の弱いものが多かったが,一部には生育が比較的良好なものもあった.これらは,交雑親と比較して気孔密度が低く,孔辺細胞が大きかった.十二倍体個体は六…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • 大気中二酸化窒素の植物バイタリゼーション作用による細胞拡大機構の解析

    高橋 美佐, 坂本 敦, 塚谷 裕一, 森川 弘道 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0266-0266, 2011

    ...第8葉を採取してフローサイトメトリーで倍数性レベルを調査した。その結果、+NO<SUB>2</SUB>植物と-NO<SUB>2</SUB>植物との間に倍数性レベルに差がなかった。故に、NO<SUB>2</SUB>バイタリゼーションによる細胞拡大は、核内倍加に因るものではないと結論された。...

    DOI

  • 選別Y精子を用いた体外受精由来第1卵割期ウシ胚における染色体分析

    吉澤 緑, 福井 えみ子, 松本 浩道, 湊 芳明, 宮村 元晴, 土屋 秀樹, 濱野 晴三 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1099-1099, 2011

    ...染色体分析が可能であったものにおける正常2倍体胚の出現率はY群では61.6%(45/73),対照群では70.3%(52/74)であり,倍数性異常胚の出現率はY群ではn,3n,4n,5nがそれぞれ13.7%,16.4%,4.1%,4.1%,対照群では16.2%,6.8%,6.8%,0%であり,両群間に有意差は認められなかった。...

    DOI

  • 新規に移入されたセイヨウタンポポ個体群の動態と2倍体個体の検出

    小川 潔, 山谷 慈子, 石倉 航, 芝池 博幸, 保谷 彰彦, 大右 恵, 森田 竜義 保全生態学研究 16 (1), 33-44, 2011

    ...東京湾岸地域の造成地に1998年に人工的に播種されて成立したセイヨウタンポポ個体群を対象として、外部形態、生育密度の増減、実生の死亡・生残状況、倍数性構成を観察・測定し、移入されたばかりのセイヨウタンポタンポポ個体群の特徴を明らかにした。本個体群は、人工土壌の上で高密度の個体群を形成したが、2006年現在、個体密度が減少しつつある。...

    DOI Web Site 参考文献34件

  • ニンポウキンカン珠心胚へのコルヒチン処理によって得た倍数体の特性とそれらの三倍体育種への利用

    糠谷 綱希, 太田 知宏, 安田 喜一, 八幡 昌紀, 國武 久登, 小松 春喜, 新居 直祐, 向井 啓雄, 原田 久, 高木 敏彦 園芸学研究 10 (1), 1-8, 2011

    ...ニンポウキンカン種子へのコルヒチン処理から得た四倍体6系統(No.5,No.6,No.8,No.12,No.18およびNo.19)の倍数性と発生起源の確認,樹体および果実の特性調査を行うとともに,二倍体との交雑による三倍体の作出を試みた.これら6系統は,CMA染色による核型分析により,すべて珠心胚由来であることが推察された.倍数性解析を行ったところ,No.8は二倍体と四倍体の倍数性キメラであり,その...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献25件

  • シロイヌナズナColumbia系統の倍数化に伴う代謝産物プロファイルの変化

    塚谷 裕一, 澤田 有司, 石川 直子, 平井 優美 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0052-0052, 2011

    ...ゲノムの倍数性の増加は、しばしば細胞体積の増大を伴うだけでなく、代謝産物蓄積量の変化をももたらすことが、経験的に知られている。しかしその理由は全く不明である。そこで本研究では、モデル植物のシロイヌナズナを4倍体にしたときの代謝産物プロファイルの変化を解析し、その原因として考えられることを追求することとした。...

    DOI

  • ジネンジョ新品種「ちばとろ」の育成とその特性

    鈴木, 健司, 小原, 麻里, 長谷川, 理成, 岩佐, 博邦 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (2) 41-48, 2010-03

    千葉県の産地に適する,早生で,粘りが強く,短形で肥大が良く,上物率の高いジネンジョ新品種「ちばとろ」を育成した。品種の特性は以下のとおりである。1.倍加処理系統から選抜した雄株の同質四倍体品種であり,県内栽培早生系統「在来1」に比べて花序は短く花径が大きい。2.「在来1」に比べ,草勢が弱く,分枝が少ない。3.芋は長さ65cm程度,重さ700g程度の紡錘形で,上物率が高い。早晩性は「在来1」と同程…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 非2重鎖切断型損傷による遺伝的不安定性の誘発

    漆原 あゆみ, 児玉 靖司, 横谷 明徳 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2010 (0), 151-151, 2010

    ...また、レシピエントのマウス細胞の染色体については倍数性、及び二動原体染色体を主とする染色体型異常の誘発頻度を調べた。<BR>  その結果、未照射の21番染色体移入マウス細胞がほぼ2倍体であったのに対して、4000kJ/m<SUP>2</SUP> のUVAを照射したヒト21番染色体移入マウス細胞では、4倍体、あるいは8倍体といった多倍数体化が見られた。...

    DOI 医中誌

  • DNA 二重鎖切断によるエンドサイクル誘導とB型サイクリン依存性キナーゼの発現制御機構の解析

    中嶋 香織, 安達 澄子, 梅田 正明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0564-0564, 2010

    ...そこで、CDKB2の発現抑制がエンドサイクルを誘導するかどうかを明らかにするために、シロイヌナズナ培養細胞を用いてCDKB1またはCDKB2のノックダウン系統を作成し、DNAの倍数性解析を進めている。また、CDKB2のタンパク質分解を制御する上流の制御因子についても解析しているので合わせて報告する。...

    DOI

  • DNA二本鎖切断に応答したCDKB2の分解制御とエンドサイクル移行の生理的意義の解析

    関谷 有紗, 安達 澄子, Breuer Christian, 杉本 慶子, 奥島 葉子, 梅田 正明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0565-0565, 2010

    ...<br> またDNAの倍数性レベルに異常を示す変異体を用いてDNA損傷感受性試験を行った。それらの結果からDNAの倍数性とDNA損傷に対する耐性の関連性を明らかにし、エンドサイクルへ移行する生理的意義を考察したい。...

    DOI

  • シロイヌナズナの紫外線耐性遺伝子の解析

    長谷, 純宏 Gamma field symposia (46) 63-69, 2009-01

    ...トライコームの分枝数はトライコーム細胞の倍数性と相関があることが知られている。uvi4変異体の倍数性について調査したところ、野生型よりも核内倍加が進むという特徴が見出された。また、4倍体のシロイヌナズナは2倍体のシロイヌナズナに比べて紫外線に強いことが確かめられた。これらの結果から、倍数性が植物の紫外線防御機構の因子として重要であることが示された。...

    日本農学文献記事索引

  • ポットカーネーションの花における花持ち性,エチレン生成量,エチレン感受性の品種間差異

    小野崎 隆, 八木 雅史, 棚瀬 幸司 園芸学研究 8 (4), 399-405, 2009

    ...品種で生じる花弁のインローリング,萎凋を示さずに,花弁の縁から褐変する症状で観賞価値を失った.花持ち性と老化時のエチレン生成量,自己触媒的エチレン生成量との間には有意な負の相関関係が認められた.また,エチレン感受性についても二倍体品種で大きな品種間差異のあることが明らかになったが,エチレン感受性と花持ち日数との間に有意な相関は認められず,エチレン低感受性品種の花持ち性が優れる傾向はみられなかった.倍数性...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献19件

  • イネにおけるCDKB2の発現抑制はendomitosisを誘導する

    遠藤 真咲, 中山 繁樹, 梅田 正明, 土岐 精一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0130-0130, 2009

    ...一方、イネにおいては、胚乳以外、高次倍数性を示す細胞は確認されず、核相が変化する変異体も見出されていないことから、細胞周期制御因子やDNA損傷処理が細胞周期に及ぼす影響について未知な部分が多い。そこで我々は、G2/M期の移行に関わる植物特異的CDKであるCDKB2の発現をRNAi法により抑制したイネカルス(OsCDKB2RNAi)を作製し、細胞周期に与える影響について解析を行った。...

    DOI

  • 倍数性の異なるブタ雌核単為発生初期胚の発生能の比較

    千本 正一郎, 吉岡 耕治, 淵本 大一郎, 岩元 正樹, 鈴木 俊一, 大西 彰 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 113-113, 2009

    ...本研究では、これら倍数性の異なる1n、2n、4nの雌核単為発生胚の初期発生能を比較した。【方法】ブタ卵巣から吸引・採取した卵母細胞を修正NCSU37中で成熟させた。成熟培養35時間後、卵母細胞を5μg/mL cytochalasin B (CB)添加NCSU37で6~7時間培養した後、CB無添加NCSU37に移して成熟51時間後まで培養した。...

    DOI

  • 低温処理したドジョウ非除核未受精卵への体細胞核移植

    田中 大介, 太田 博巳, 上野 紘一 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1026-1026, 2009

    ...倍数性とゲノムの由来の両方が判別できた個体のうち、2倍体1個体はドナーのみのゲノムに由来し、4倍体2個体はいずれもドナーとレシピエント両方のゲノムに由来していた。...

    DOI

  • ニホンスモモ‘貴陽’における生殖器官の特徴と倍数性

    大林 沙泳子, 八幡 昌紀, 仲條 誉志幸, 藤井 明子, 向井 啓雄, 原田 久, 高木 敏彦 園芸学研究 8 (4), 407-412, 2009

    ...花粉管伸長には両品種に差がなかった.一方,‘貴陽’の花粉は‘太陽’よりも大きさにばらつきがみられた.花粉稔性は,‘太陽’の染色率と発芽率がそれぞれ91.6%と47.6%であったのに対し,‘貴陽’のそれらは70.4%と3.2%であり,‘太陽’と比較して著しく低かった.さらに,‘貴陽’では種子の大きさにもばらつきが認められ,完全種子の出現率(71.3%)は‘太陽’(93.0%)より低かった.最後に,‘貴陽’の倍数性...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献12件

  • 沖縄県内で収集したローズグラスの系統解析

    幸喜, 香織, 蝦名, 真澄, 稲福, 政史, 秋山, 征夫, 与古田, 稔 試験研究報告 (45) 99-106, 2008-08

    ...4.四倍体の倍数性を示した国頭村安田,石垣市白保および石垣市川平は系統樹でも四倍体Cd選抜と同じ群に分類された。以上の結果から,沖縄収集系統は供試品種とは異なる遺伝的特性をもち,沖縄の気候風土による自然選抜によって,永続性や耐干性など沖縄に適応するための遺伝的形質を獲得しており,有効な育種母材である可能性が示唆された。...

    日本農学文献記事索引

  • 奇数倍数体イチゴの染色体倍加処理と得られた系統の主特性

    佐々木, 麻衣, 竹内, 隆 静岡県農林技術研究所研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Research Institute of Agriculture and Forestry (1) 11-19, 2008-03

    ...2.コルヒチン処理後の倍数性の確認では完全な倍加個体だと考えられた個体でも、ランナー更新により増殖した個体の中にはキメラ個体が存在した。このことから、ランナー更新後にも再度倍数性や生育の確認をする必要がある。3.低稔性の奇数倍数体を倍加することにより、花粉や果実稔性が向上した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ニンポウキンカン‘勇紅’の倍数性周縁キメラの証明とその形態的特性

    安田 喜一, 國武 久登, 中川 匠子, 黒木 宏憲, 八幡 昌紀, 平田 力也, 吉倉 幸博, 川上 郁夫, 杉本 安寛 園芸学研究 7 (2), 165-171, 2008

    ...‘勇紅’の倍数性を調査した結果,18本と36本の染色体を有しており,二倍体と四倍体の倍数性細胞キメラであることが確認された.また,フローサイトメーターによる解析と形態的特性から,‘勇紅’は組織起源層の第I層が二倍体,第II層と第III層が四倍体である倍数性周縁キメラであることが推察された....

    DOI 機関リポジトリ NDLデジタルコレクション ほか4件 被引用文献4件 参考文献42件

  • オオムギ染色体導入コムギのオミクス研究

    荻原 保成 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), S0053-S0053, 2008

    ...コムギは、その交雑親和性が高い性質により、倍数性で進化してきたことを特徴とする。倍数体は単なるゲノムの加算ではなく、高次の制御機構がはたらいている。制御システムには、ジェネティックなものとエピジェネティックなものがある。例えば、小麦粉の加工適性に関わる貯蔵タンパク質の成分が倍数体になることによって質的・量的に劇的に変化する。一言でいえば2倍体コムギの粉でパンは焼けない。...

    DOI

  • 中国におけるドジョウ倍数体の分布に関する研究

    李 雅娟, 印 傑, 王 嘉博, 袁 旭, 魏 傑, 孫 効文, 荒井 克俊 日本水産学会誌 74 (2), 177-182, 2008

    ...本研究では,染色体観察および DNA 量フローサイトメトリーにより検出した三倍体および四倍体と二倍体間で赤血球核径が異なることが分ったことから,赤血球測定を含め,中国 29 地点から得た合計 762 個体の倍数性判定を行った。その結果,6 地点で三倍体が 3.3~6.7% の頻度で,また,4 地点で四倍体が 3.3~16.7% の頻度で出現することが判明した。<br>...

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件 被引用文献4件 参考文献32件

  • 細胞の不死化とがん化における三倍体細胞の関与

    吉居 華子, 清田 恭平, 大津山 彰, 法村 俊之, 渡邉 喜美子, 渡邉 正己 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 30-30, 2007

    ...造腫瘍性の獲得と<I>p53</I>機能、倍数性の違い、染色体安定性維持機構がどのように関与するのか考察する。...

    DOI

  • 植物特異的CDK活性化キナーゼCDKF;1の機能解析

    高塚 大知, 梅田(原) 千景, 内宮 博文, 梅田 正明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 277-277, 2007

    ...一方地上部においては、地上部全体が矮小化すること、葉の細胞数が減少し個々の細胞が小さくなること、倍数性が低下していたことから、地上部でも細胞分裂が抑制され、葉の細胞伸長も阻害されていると考えられる。これらの結果から、cdkf;1変異体では分裂サイクルおよびエンドサイクルへの突入が阻害されているという可能性が考えられる。...

    DOI

  • カラタチ珠心胚へのコルヒチン処理が四倍体植物誘導に及ぼす影響

    桑原, 実, 草野, 成夫 福岡県農業総合試験場研究報告 (25) 95-98, 2006-03

    カンキツの主要台木であるカラタチの四倍体を効率的に育成するため、未熟種子からの珠心胚獲得法や珠心胚に対するコルヒチン処理条件について検討した。カラタチ幼果内の未熟種子を麦芽抽出物500mg/Lを添加したM培地を用いて25℃で培養すると、肥大した珠心胚が種皮を突き破り出現した。珠心胚の出現数は満開3ヶ月後の7月に採取した未熟種子が最も多く、1種子当たり10.8個であった。発生した胚は大きさ2mm未…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 四倍体ニラにおける単為発生性の遺伝様式

    中澤 佳子, 生井 潔, 小島 昭夫, 小林 俊一, 田﨑 公久, 天谷 正行 育種学研究 8 (3), 89-98, 2006

    ...<i>A. tuberosum</i> 2n=32)の交雑集団において,胚珠観察法を用いて単為発生を調査した結果,10個体の非単為発生個体を選抜することができた.フローサイトメーターによる倍数性調査を行ったところ,全個体が四倍体であった.9個体の非単為発生個体については,交雑を確認するためにアポミクシス品種と交雑検定を行った.この結果,1個体(00-03-14)を除いて100%の交雑率を示した....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献30件

  • バッテリーと塗料工場における無機鉛曝露 : ヒトの精子の形態と機能に対する影響

    エヌ ・ ハナ, エイ ・ アール ・ チャウドハリー Journal of UOEH 28 (2), 157-171, 2006

    ...精子の蛋白と核酸濃度の低下を伴う乏精液症と精子DNAの高倍数性の割合から, 職業性の鉛曝露によって, 精子細胞の産生が低下する事が示唆される. 精子の活動性の低下, 高濃度のマロンディアルデヒドと精子細胞表面の障害を示唆する精液アスコルビン酸レベルの変化を伴う低浸透圧下での膨化した精子の割合の増加は鉛曝露による膜脂質の過酸化の上昇と非酵素的抗酸化防御の低下によるものと考えられる....

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 遺伝子修飾の変化を伴うイネ発芽制御遺伝子の発現

    鷲尾 健司, 森川 正章 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 492-492, 2006

    ...全体的な修飾の比率は、各々の組織の核型の違いと相関があり、胚乳を起源とする糊粉層の持つ倍数性が、この組織での高いGA応答性に何らかの形で寄与する可能性が示された。...

    DOI

  • ナショナルバイオリソースプロジェクト「コムギ」 ―複雑系ゲノム解析のモデル植物―

    荻原 保成 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), S085-S085, 2006

    ...しかし、DNAランドマーカーの充実、ESTクローンの蓄積、オリゴDNAマイクロアレイの作成、高分子DNA断片によるゲノムライブラリーの構築(6倍体であるパンコムギと祖先4倍体、2倍体の各ライブラリーが整備されている)により、植物に特徴的な倍数性を解析するモデル植物として期待されている。...

    DOI

  • UV-Bに超耐性を示す<I>uvi4</I>変異体の解析と遺伝子の単離

    長谷 純宏, Trung Khuat Huu, 松永 司, 田中 淳 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 746-746, 2006

    ...これらの結果から、<I>UVI4</I>は核内倍加サイクルの進行を負に制御する因子であり、<I>UVI4</I>遺伝子の変異により倍数性が上昇することが、<I>uvi4</I>変異体のUV-Bに対する超耐性の原因であることが示唆された。...

    DOI

  • ガルシニアエキスのin vitro染色体異常試験およびin vivo小核試験

    大野 弘美, 田村 英之, 山下 康弘, 田村 幸一, 岩倉 啓子 食品衛生学雑誌 47 (2), 80-84, 2006

    ...タイプのガルシニアエキスについて,新生チャイニーズハムスター肺由来細胞(CHL/IU)を用いる染色体異常試験により<i>in vitro</i> における染色体異常誘発性を,マウス骨髄細胞を用いる小核試験により<i>in vivo</i> における染色体異常誘発性を検討した.染色体異常試験では,短時間処理法の-S9処理および+S9処理ならびに連続処理法の24時間処理において,染色体の構造異常および倍数性異常...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献16件

  • ナショナルバイオリソースプロジェクト「コムギ」 ―複雑系ゲノム解析のモデル植物―

    遠藤 隆, 那須田 周平, 河原 太八, 安井 康夫, 笹隈 哲夫, 笹沼 恒男, 辻本 壽, 田中 裕之, 持田 恵一, 川浦 香奈子, 荻原 保成 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 915-915, 2006

    ...しかし、DNAランドマーカーの充実、ESTクローンの蓄積、オリゴDNAマイクロアレイの作成、高分子DNA断片によるゲノムライブラリーの構築(6倍体であるパンコムギと祖先4倍体、2倍体の各ライブラリーが整備されている)により、植物に特徴的な倍数性を解析するモデル植物として期待されている。...

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  • 植物サイクリンA2によるendoreduplicationの終了制御

    今井 久美子, 大橋 洋平, 柘植 知彦, 吉積 毅, 松井 南, 岡 穆宏, 青山 卓史 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), S050-S050, 2006

    ...Endoreduplicationは有糸分裂をせずにDNAの複製を繰り返して細胞のploidy(倍数性)が上昇する細胞周期で、特に植物では様々な組織の発生・分化に関わっており、例えばシロイヌナズナでは成熟ロゼット葉を構成する細胞のほぼ8割で起きている。...

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  • 既存添加物43品目の遺伝毒性試験

    林 真, 田中 憲穂 食品衛生学雑誌 46 (5), 177-184, 2005

    ...誘発された染色体異常の内容としては、(A)構造異常と倍数性細胞の両方を誘発したものが3検体(2種のクチナシとβ一グルコシダーゼ)、(B)構造異常のみを誘発したものが4検体(酵素分解カンゾウ、クチナシ黄色素(サンプルC)、フィターゼ、2種のβ一グルコシダーゼ(Aspergillus nigerとricoderma sp.)、(C)倍数性細胞のみを誘発したものが1検体(トウガラシ水性抽出物)であった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献41件

  • アオキ(<I>Aucuba japonica</I> Thunb.)の遺伝的解析を通してみた緑化植物の流通の現状

    矢野 初美, 小沼 明弘, 芝池 博幸, 井手 任 環境情報科学論文集 ceis19 (0), 291-296, 2005

    ...そこで本研究では、日本有数の緑化樹木生産地である九州地方で生産されている常緑広葉低木種アオキの起源を倍数性・葉緑体DNA多型解析により把握した。その結果、九州地方で生産に用いられるアオキの74%は九州地方以外に起源を持つことが明らかになった。...

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  • 寄主の活性による寄生蜂の性比調節

    中村 智, 徳永 幸彦 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 613-613, 2005

    ...寄生蜂の性決定様式は半数倍数性であり、雌は雄との交尾によって受け取った精子を腹部にある貯精嚢にためておくことができる。そのため、寄生蜂の雌は産卵時に貯精嚢にためてある精子を卵に受精させるかどうかで性比を調節することができる。また、寄主の体重とその寄主から出てきた寄生蜂の体重との間には正の相関が見られる。...

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  • タンポポの種形成と生態的分化

    芝池 博幸 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 13-13, 2005

    ...セイヨウタンポポは明治初期に日本に持ち込まれ,人里や採草地,都市的環境を中心に分布を広げた帰化植物である.近年,これまでセイヨウタンポポとして同定されてきた分類群には,セイヨウタンポポ(3倍体で無融合生殖をおこなう)と日本産タンポポ(2倍体で有性生殖をおこなう)の雑種が多数含まれていることが明らかにされた.雑種性タンポポは倍数性や核型の特徴から,さらに3つのグループ(4倍体雑種や3倍体雑種など)に大別...

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  • ニンポウキンカンにおける同質四倍体の選抜とその特性

    河瀬 憲次, 八幡 昌紀, 中川 匠子, 原口 加奈, 國武 久登 園芸学研究 4 (2), 141-146, 2005

    ...この実生の倍数性を調査した結果, 36本の染色体を有しており, 四倍体であることが明らかとなった. また, RAPD分析により, この四倍体はニンポウキンカンの珠心胚由来であることが推察された. この四倍体の形態について調査したところ, 二倍体と比べ, 葉は丸くて厚く, 気孔, 花および花粉は大きくなっており, 四倍体特有の形態を示した....

    DOI 機関リポジトリ NDLデジタルコレクション ほか4件 被引用文献5件 参考文献30件

  • 紫外線耐性シロイヌナズナ変異体<I>uvi4</I>の解析

    長谷 純宏, Huu Trung Khuat, 田中 淳 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 548-548, 2005

    ...我々は、<I>uvi4</I>変異体の葉では、野生型に比べて核内倍加サイクルが1回多く進むことを見いだし、倍数性レベルの上昇が耐性の原因である可能性が示唆された。<I>uvi4</I>遺伝子は第2染色体下部にマップされ、現在、遺伝子の単離を進めている。...

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  • 植物分子集団遺伝学ーコムギ、シロイヌナズナ、イネ

    宮下 直彦 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 31-31, 2005

    ...コムギについては、パンコムギのBゲノム提供親に関する倍数性進化を解明するために行った細胞質オルガネラ(葉緑体とミトコンドリア)DNA変異のRFLPおよびSSCP解析の結果を、シロイヌナズナについては、アルコール脱水素酵素遺伝子(Adh)などの核遺伝子領域の塩基配列多型と、ゲノム上に遍在するマイクロサテライト多型やAFLP多型について、イネについては、重複して存在する2つのアルコール脱水素酵素遺伝子や...

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  • 有性生殖と種形成の生態学:これまでとこれから

    矢原 徹一 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 12-12, 2005

    ...しかし、有性型が短期的に無性型を完全に駆逐できない条件は多数ある(有性型と無性型のニッチ分化・倍数性のコスト、など)。このような条件の下では、環境が変化したときに、有性型のほうが適応進化・種形成の速度が速いという長期的な効果が、有性型を有利にする可能性がある。...

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  • いつも血縁者を好むわけでない:社会性昆虫における条件依存的な利他行動

    熊野 了州 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 108-108, 2005

    ...半倍数性性決定遺伝システムを持つ膜翅目昆虫ではメス間で高い血縁度が期待されることから、利他行動の進化において血縁度が重要な役割を果していると考えられてきた。しかし、近年社会性昆虫の研究により養育行動は必ずしも近い血縁者に向けられるわけではないということが明らかになっており、利他行動の可塑性に関する研究が増えつつある。...

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  • ヒルムシロ属における異形葉形成と環境ストレス応答

    飯田 聡子 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 49-49, 2005

    ...生育型可塑性を持ち,沈水葉・浮葉をつける沈水シュートと渇水時に陸生シュートを伸長させ,気中葉を形成)<br>汽水型(淡水_-_汽水,生育型可塑性がなく,沈水シュートに沈水葉のみを形成)<br>生態的特性には多数の形態形成やストレス応答の遺伝子群が関与する可能性が高く,これら4タイプが独立・並行して分化したとは考え難い.しかし日本産ヒルムシロ属の葉緑体分子系統樹では4タイプは単系統群を形成せず,沈水葉の形態と倍数性...

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  • テンサイ多胚花粉親系統の分枝発生様式と開花習性の関係

    高橋, 宙之, 田中, 征勝, 大潟, 直樹, 田口, 和憲, 岡崎, 和之, 中司, 啓二 てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association (45) 33-40, 2004-05

    ...本研究では、倍数性の異なる多胚花粉親系統の分枝発生様式および開花習性を明らかにするとともに、抽苔茎主茎部の早期摘芯処理が、不定芽側枝発生数、各分枝の開花および飛散花粉におよぼす効果を検討した。...

    日本農学文献記事索引

  • 高齢および若齢マウスより得られた卵子の体外受精後の染色体分析

    吉沢 香織, 吉澤 緑, 佐々木 志野 日本哺乳動物卵子学会誌 21 (4), 192-199, 2004

    ...異常卵出現率が顕著に高かった.第1卵割期の染色体分析では,12-ICR区では他の区に比べ受精率が有意(p<0.05)に低く,また同一系統区内の高齢区では分裂中期像を示す胚の率が低かった.一方,多倍性胚の出現率は,12-BALB区では他の区に比べて有意(p<0.05)に高かった.しかし,第2卵割期の分析では,高齢区で3倍体の出現率が高い傾向があったが,12-BALBと3-ICR区間において2細胞期胚の倍数性...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献29件

  • レトロトランスポゾンを利用したサツマイモ加工品の原料品種判定

    大江 夏子, 田原 誠, 山下 裕樹, 丸谷 優, 蔵之内 利和 育種学研究 6 (4), 169-177, 2004

    ...イオン交換樹脂カラムを用いて抽出することができたが,加工による断片化が進んでいた.断片化した蒸切干しイモのDNAを鋳型にしたPCRにおいても,明瞭な結果が得られ,原料品種の識別が可能であった.染色体の特定部位におけるレトロトランスポゾン挿入の品種間多型をPCRにより判定し品種識別を行う方法は,DNAが断片化した加工品の分析に適する,再現性が高く操作が容易,マーカー数の確保が容易などの利点があり,高次倍数性...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献35件

  • 準高冷地におけるイタリアンライグラスの多回刈り適性

    兀下 大輔, 春日 重光, 五十嵐 弘昭, 野宮 桂, 酒井 芳夫, 小川 淳, 橋本 めぐみ 北陸作物学会報 39 (0), 72-74, 2004

    市販のイタリアンライグラス(Lolium muliforum Lam.)10品種を用い, 準高冷地(標高740m)における多回刈り適性を検討した.多回刈りは標準品種ワセアオバの草丈25cmを目安として刈取りを行い, 少回刈り(慣行法)は標準品種の出穂を目安として刈取りを行った.いずれの品種も少回刈りの総乾物収量は多回刈りの総乾物収量より高く, …

    DOI Web Site

  • 四倍性ナカガワノギクと八倍性ナカガワノギクの交配親和性と後代の特徴

    深井 誠一, 上ヶ市 洋子, 野崎 香樹 園芸学研究 3 (4), 345-348, 2004

    ...四倍性ナカガワノギクと八倍性ナカガワノギクを用いて正逆交配を行い,得られた後代の形質と倍数性を調査した.四倍性系統同士は交配親和性であるが,八倍性系統同士では実生が得られなかった.さらに倍数性の異なる交配では交配親和性が低いことが明かとなった.得られた後代の倍数性は,ほぼ両親の中間であったが,非還元性の配偶子由来と推定される染色体数の増加も見られた.得られた六倍性系統は旺盛に生育し,一部の組み合せの...

    DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 参考文献27件

  • 寄主の活性に着目した寄生蜂の性比調節に関する研究

    中村 智, 徳永 幸彦 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 210-210, 2004

    ...寄生蜂の性決定様式は半数倍数性であり、雌は腹部に精子をためておくことができる貯精嚢をもっている。そのため、寄生蜂の雌は貯精嚢にためてある精子を卵に受精させるかどうかで性比を調節することができる。また、寄主の体重とその寄主から出てきた寄生蜂の体重との間には正の相関が見られる。...

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  • フキ栽培種における2倍体の検索と花穂収穫用交雑実生の作出

    小泉 丈晴, 池田 洋, 工藤 暢宏 園芸学研究 3 (3), 261-265, 2004

    ...1.フローサイトメトリーによる相対的核DNA量の測定から栽培フキの倍数性を推定すると,群馬県在来‘水ブキ’(雌株),‘八ツ頭’,‘系統4’は2倍体,徳島県在来‘水ブキ’,‘吉備路’は3倍体であると考えられた.<br> 2.群馬県在来‘水ブキ’,‘八ツ頭’および‘系統4’の花粉稔性は高く,群馬県在来‘水ブキ’の種子発芽率についても比較的高かった....

    DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献3件 参考文献14件

  • オガサワラグワのつぎ木

    板鼻 直栄, 近藤 禎二, 谷口 亨 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P4056-P4056, 2004

    ...また、温室で育成しているオガワラグワの接ぎ木個体の実生家系について倍数性を調査した。実生家系37個体は全て四倍体であり、温室で接ぎ木個体を栽培することにより、外来花粉の影響を受けることなくオガサワラグワの種子を生産できると考えられた。...

    DOI

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