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検索結果 2,607 件

  • 光ピンセットによる3次元顕微操作技術と,体の左右軸決定における繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明

    加藤 孝信 顕微鏡 59 (1), 37-40, 2024-04-30

    ...<p>近年の技術の進歩により,光ピンセット,磁気ピンセットをはじめとした光学顕微鏡に組み合わせることが出来る非接触の顕微操作技術の開発が進んだ.本稿では,特に著者らによって開発された光ピンセットを利用した3次元顕微操作技術を解説する.さらにそうした技術を効果的に利用した研究の一例として,体の左右軸決定に関与する一次繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明を行った研究を紹介する.</p>...

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  • 先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS)による日本のライフサイエンスの推進

    真野 昌二, 丸山 めぐみ, 阿形 清和, 鍋倉 淳一 顕微鏡 59 (1), 2-3, 2024-04-30

    ...<p>先端バイオイメージング支援プラットフォーム(Advanced Bioimaging Support: ABiS)は,生理学研究所と基礎生物学研究所を中核機関とし,最先端機器を導入し運営している大学・研究機関とネットワークを構成し,最先端技術を提供することにより科研費課題を推進する事業である.最先端の光学顕微鏡,電子顕微鏡,磁気共鳴画像機器を用いた撮像と,高度な画像解析の支援を行っており,利用者...

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  • ABiSにおける光学顕微鏡支援活動

    藤森 俊彦 顕微鏡 59 (1), 4-7, 2024-04-30

    ...<p>生物学・生命科学研究の現場において光学顕微鏡は身近な存在である.近年の技術の進歩により,種々の先端的顕微鏡が開発・高性能・高機能化され,これまで不可能だったスケールでの観察を可能とし新しい発見につながっている.しかし,それぞれの用途に応じて先端的顕微鏡を選択し,その性能を十分に引き出すには高い技術が必要である.ABiSの光学顕微鏡支援では,全国の各地に配置された支援者が連携しながら利用者のニーズ...

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  • 層状物質の光学顕微鏡像におけるコントラストを増強するための基板

    服部 吉晃 応用物理 93 (4), 231-235, 2024-04-01

    ...<p>層状物質の研究を行うにあたり,基板上の極薄膜を光学顕微鏡で観察することは重要であり,これまで熱酸化膜付きシリコン基板の光学的干渉効果を利用して観察が行われてきた.本稿では光学顕微鏡像のコントラストを増強するための手法として,基板の光学特性に着目した可視化技術を紹介する.この手法により,従来は困難だったhBNの単層膜の可視化や信頼性の高い層数決定が行える他,厚い結晶の表面に存在する僅かな段差を明瞭...

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  • 腎生検の実際~腎臓の解剖、腎組織の採取と取り扱い

    矢吹 映 日本獣医腎泌尿器学会誌 15 (1), 4-9, 2024-02-29

    ...また、診断には一般的な光学顕微鏡検査だけでなく電子顕微鏡や蛍光抗体法が必要であり、採取した腎臓組織の取り扱いにも相応の知識と準備が必要である。本稿では、腎生検を安全に実施し、良質な組織を採取するための腎臓の解剖とサンプリング法、組織の取扱法について解説する。...

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  • PBF方式3Dプリンター用CNF強化PA6の特性について

    井上 亮太, 伊達 隆 紙パ技協誌 78 (3), 231-235, 2024

    ...このように,GBと比較してCNFが低添加量にもかかわらず大きな強度向上効果を示した理由について,光学顕微鏡,TEM観察による造形物の内部構造の違いやCNFと樹脂の相互作用から,そのメカニズムを類推した。<br>以上,我々はCNF5%/PA6をPBF式3Dプリンター用材料として大いに期待しており,本材料の実用化に向けた検討を更に進めていく。...

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  • 水/氷界面で水と分離する未知の水

    新家 寛正 日本物理学会誌 78 (11), 657-661, 2023-11-05

    ...</p><p>このような現状の中,著者らは,アンビル型高圧発生装置により水を減圧(加圧)することで融解(成長)する氷や高圧氷と水の界面において,母相の水とは分離した未知の液体が巨視的とも言えるスケールで生成することを古典的な光学顕微鏡その場観察により発見した.すると微視的な視野では想定されてこなかった,未知の水が介在する新しい水/氷界面現象が見えてきた.単成分系液体にもかかわらず水とは分離した別の水...

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  • 動画像シミュレータを介した強化学習による細胞追跡手法

    長村, 徹, 瀬尾, 茂人, 藤本, 健二, 繁田, 浩功, 松田, 秀雄 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 16 (2), 11-22, 2023-10-31

    ...近年の光学顕微鏡や蛍光タンパクの技術発展により,細胞を生かしたまま経時観察して動画像として記録可能となってきた.これらの動画像中から細胞動態を抽出し解析するためには細胞追跡が必要である.従来の細胞追跡では,主に教師あり深層学習に基づくtracking-by-detectionの手法が広く用いられる.しかし観測対象や撮影技術に依存して様々な性質を示す動画像に対して,個別に追跡アルゴリズムを調整することや...

    情報処理学会

  • ラット膵上皮細胞の配列

    芦澤 信雄 膵臓 38 (5), 303-317, 2023-10-31

    ...<p>ラット膵組織連続切片を光学顕微鏡と透過電子顕微鏡で観察し,膵上皮細胞の配列について検討した.介在部導管細胞列に1個から数個の大型の腺房細胞が分泌細管とともに内腔に達するまで差し込まれていて,それに連結する腺房細胞群は介在部導管基底面に向かい基底膜を介さずに接着し,介在部導管腔へと繋がる分泌細管を接着面に形成しながら導管周囲をとり囲んでいた.ほとんどのランゲルハンス島(ラ氏島)周囲基底膜は複数箇所...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 卓上顕微鏡に代わる病理組織学画像教育のためのスマートフォン撮影技術

    前河 裕一, 棚橋 伸行, 米田 操, 森下 芳孝 医学検査 72 (4), 614-618, 2023-10-25

    ...ヘマトキシリン-エオジン染色標本を,光学顕微鏡の接眼レンズにスマートフォンのカメラを置き,距離を変えて異なる条件で撮影し,これらの写真から臓器が識別できるかどうかを検討した。光学顕微鏡倍率×100(低倍率)では,スマートフォンのカメラ倍率×1.0~×5.0で手ブレのないピント合画像が得られた。...

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  • スパッタ薄膜による高硬度固体表面微細接触部の測定

    三島 淳志, 川口 尊久, 高山 善匡 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 526-527, 2023-08-31

    ...<p>本研究では,微細な接触部の検出方法として,固体表面に被覆したスパッタ薄膜が接触によって相手表面に移着することを利用することを提案している.微細な粗さのセラミックス球と滑らかなガラス平面の押し付け実験を行った後,ガラス表面の微細な接触部を光学顕微鏡やSPMを用いて測定を行った.その結果,サブミクロン以下の大きさの真実接触部について詳細に検出することができた.</p>...

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  • 定在波ピッチを利用したサブマイクロファイバの直径計測

    劉 羽莘, 門屋 祥太郎, 道畑 正岐, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 338-339, 2023-08-31

    ...光ファイバの近傍で走査型近接場光学顕微鏡(SNOM)プローブを軸方向に沿って走査することで定在波近接場光のピッチを測定した。光ファイバの固有方程式を利用し、ピッチから直径を求めることができた。</p>...

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  • Passive Near-Field Spectroscopic Analysis on Dielectrics

    Zhou Wentao, 佐久間 凉子, 林 冠廷, 梶原 優介 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 595-596, 2023-08-31

    <p>Dielectrics are widely used in nanoscale circuits in electrical and electronic industries. The nanoscale dynamics of dielectrics is fundamental to understanding nanoscale systems and devices. We …

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  • 超解像度ライブセルイメージングに資する高速走査型イオンコンダクタンス顕微鏡の発展

    本田 航大, 井田 大貴, 高橋 康史 顕微鏡 58 (2), 71-75, 2023-08-30

    ...<p>細胞表面の動態観察は,細胞遊走や浸潤,分化などの理解に重要であり,高い時空間分解能かつ細胞へのダメージの少ないライブセルイメージング技術を必要とする.生理環境下で試料形状を非接触で計測可能な走査型イオンコンダクタンス顕微鏡(SICM)は,これまでに光学顕微鏡では可視化できないナノスケールの細胞動態の観察技術として活用されてきた.近年,SICMによる動態観察の課題である時間分解能を向上させるため...

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  • マメ科アコウマイハギ連ホソミハギ属の花粉形態とその分類学的評価

    大橋 広好, 大橋 一晶, 葉 繽 植物研究雑誌 98 (4), 169-177, 2023-08-20

    ...<p>これまでに報告されていたホソミハギ属<i>Sohmaea</i>の花粉形態は光学顕微鏡による観察データであったため, 電子顕微鏡(SEM & TEM)によるデータを補充し,新たな記載,電子顕微鏡写真(Figs. 1–5),花粉データ(Table 1)をまとめた.その結果,分類学的に混同されていた<i>Sohmaea</i> <i>diffusa</i>と<i>S....

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  • クロマツ海岸林における真菌類菌糸の水平分布

    瀬川 あすか, 北上 雄大, 松田 陽介 中部森林研究 71 57-58, 2023-06-30

    ...三重県津市の海岸林の土壌に含まれる糸状菌の菌糸を抽出し,光学顕微鏡下で観察及び,菌糸長を測定した。その結果,各プロットにおいて黒系菌糸が優占し,その菌糸長は5.8-18.8cmであった。黒系菌糸は形態的特徴からC.geophilumと推定された。以上から,本種はクロマツ海岸林において広範に優占して分布していると考えられた。...

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  • テーブルトップ型顕微鏡画像提示システムを用いた顕微鏡観察場面の分析による有用性の評価

    森田 和行, 瀬戸崎 典夫, 森田 裕介 日本教育工学会論文誌 47 (2), 297-308, 2023-06-20

    ...気づき微生物を観察していく様子が明らかになった.また,協同作業に対する意識が低い児童は,光学顕微鏡を用いた授業よりMT スコープのほうが,気づきや意欲において有用であることが示唆された.そして,協同作業に対する意識が高い児童は,光学顕微鏡を用いた授業やMT スコープを用いた授業にかかわらず,協同作業に対する意識が低い児童と比較して,楽しみながら小さな生き物を観察していたことが明らかになった....

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  • 屋久島のスギ天然林における実生と成木の細根形態と菌根形成

    小島 直也, Yustikasari Linda, 北上 雄大, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 635-, 2023-05-30

    ...菌共生関係が変化する可能性がある.本研究では,長期間生育しているスギの細根形態やAM菌共生を解明するため,異なる樹齢の細根系の形態特性とAM菌の感染状況を調べた.屋久島のスギ天然林2調査地において,推定樹齢1000年以上の成木と実生それぞれ5本から細根系を含む土壌を採取した.細根系はスキャナーで読み込み,1次根から3次根の根長,直径,分岐比,分岐強度,比根長を測定し,一部は,AM菌の感染率を推定するため光学顕微鏡観察...

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  • イチョウの二次木部における通水様式

    工藤 佳世, 内海 泰弘, 永井 智, 高田 克彦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 155-, 2023-05-30

    ...外側2年輪を解繊し、光学顕微鏡下で二次木部細胞の形態を観察したところ、有縁壁孔を全く持たない細胞が全体の16%存在した。これらの結果から、イチョウ二次木部には有縁壁孔を持たず、通水に寄与しない細胞が存在し、イチョウの二次木部細胞は機能分化している可能性が高いと考えられる。</p>...

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  • 超解像顕微鏡の原理

    岡田 康志 化学と教育 71 (5), 188-191, 2023-05-20

    ...<p>光学顕微鏡の分解能は,光の波動としての性質(回折)による物理的な限界がある。このため,可視光の波長の半分程度の200 nmより小さな構造を観察することはできない。近年,蛍光分子の性質を巧みに利用することで,この限界を超えた観察を実現する超解像蛍光顕微鏡法が開発され,2014年のノーベル化学賞を受賞した。</p>...

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  • 組織透明化技術と3Dイメージングによる膵神経内分泌腫瘍へのアプローチ

    池田 恵理子, 福嶋 敬宜 膵臓 38 (1), 44-50, 2023-02-28

    ...を行うことにより,光学顕微鏡で組織内部の観察を可能とする技術である.この技術を用いることで,組織全体を3次元で観察することが可能となり,将来的には組織を薄切することなく病態の評価ができるようになる可能性もある.ここでは,組織透明化技術を概説するとともに,我々が取り組んでいる膵神経内分泌腫瘍への応用研究について紹介する....

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 細胞解析に特化したバイオチップの開発および評価に関する研究

    佐渡 真登, 稲田 シュンコ 生体医工学 Annual61 (Abstract), 194_2-194_2, 2023

    ...バイオチップシステムは蛍光染色した細胞を注入するスライドとLED光源、光学顕微鏡から成る(サイズ:78×100×108mm)。染色した細胞に励起光を照射すると蛍光が得られ、これに開発した細胞数カウントプログラムで画像処理を行い、アポトーシス(細胞死)・ネクローシス(壊死)の個数を得る。...

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  • (エントリー)北海道むかわ町の蝦夷層群函淵層産絶滅ソテツ類化石のバイオマーカー分析による分子化石の探索

    固本 悠杜, 中村 英人, 沢田 健 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 170-, 2023

    ...また、ソテツ類、ベネチテス類、イチョウ類の花粉形態が類似し、光学顕微鏡での判別が困難な場合が多いこと (Hill, 1990)等の問題がある。本研究では、地質学的記録からソテツ類を含む古植生情報を解読するための有機地球化学的手法の開発に向けて、絶滅ソテツ類の化学分類学的特徴を明らかにすることを目的に、蝦夷層群函淵層産絶滅ソテツ類化石のバイオマーカー分析を行った。...

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  • 変形中のナノキャビティ形成をきっかけとする km スケールの延性破壊

    イヨ トーマス, 重松 紀生, ウォリス サイモン, 住田 達哉, 張 春傑, 氏家 恒太郎, 香取 拓馬, 宮川 歩夢 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 18-, 2023

    ...本研究は中央構造線(MTL)上盤側の領家花崗岩マイロナイトを対象とした.これらのマイロナイトの変形は不均質であり,過去に地殻構成岩石の脆性-延性性遷移直下の変形を被ったと考えられている.破壊やキャビティの構造の解析には,光学顕微鏡や走査型電子顕微鏡(SEM)を用いた.この際,電子後方散乱回折法(EBSD)により求めた石英の再結晶分率を,歪相当量として用いた.さらに,延性破壊による構造の空間的広がりを...

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  • 非線形光学顕微鏡による生細胞イメージング

    塗谷 睦生 生物物理 63 (1), 33-37, 2023

    ...<p>蛍光分子の2光子励起に代表される非線形光学現象には,それ以外にも様々な種類がある.これらは生細胞イメージングに適した特長を共有しつつ,それぞれ独自の情報を観測者に与える.近年の技術発展により応用性が拡大する種々の非線形光学顕微鏡の活用により,生細胞の可視化解析に新たな展開がもたらされると期待される.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 蒸しカボチャの組織構造

    佐藤 靖子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 136-, 2023

    ...薄切試料は,過ヨウ素酸シッフ液(PAS)を用いて染色し,光学顕微鏡および簡易偏光装置により観察した。</p><p> 【結果】加熱したカボチャの表皮部位にデンプンの存在は確認できなかった。内部には糊化したデンプンが存在した。表皮を上にしたカボチャの内部には,糊化した多くのデンプンが存在して,崩壊したものは少なかった。...

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  • 簡易模擬血液の調製

    大前 菜緒, 菊川 久夫, 大島 浩 生体医工学 Annual61 (Abstract), 246_1-246_1, 2023

    ...なお、模擬血液中に存在するマイクロバブルは、光学顕微鏡により粒径の計測・観察を行った。【結果および考察】マイクロバブル水-グリセリン溶液では人の血液に近い粘性係数を示し、時間の経過に伴い粘性係数は若干増加傾向を示した。また、ずり速度を変化させた場合にも同様な傾向を示し、非ニュートン流体的性質が認められた。...

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  • ダム貯水池におけるカビ臭発生抑制のための微生物叢解析と対策の検討

    對馬 育夫, 末永 敦士, 山下 洋正 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    ...<p> 国内においてカビ臭発生が問題になっているダム貯水池において,カビ臭発生抑制のための知見獲得のため,次世代シーケンサーを用いた16S rRNA遺伝子及び18S rRNA遺伝子を対象とした微生物叢の把握を年間を通じて行った.その結果,光学顕微鏡を用いた検鏡と比べ,はるかに多くの微生物種を検出することができ,ダム貯水池内に生育するより詳細な微生物叢を把握することができた.また,従来の光学顕微鏡では...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • プリニー式噴火および大規模火砕流噴出に伴う降下テフラの火山ガラスの形状解析

    長橋 良隆, 里口 保文, 中川 和重 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 254-, 2023

    ...測定結果が得られたco-ignimbrite ashの18試料の火山ガラスのアスペクト比は,平均2.5(2.0〜3.2)であり,主にプリニー式噴火によると考えられる44試料の火山ガラスのアスペクト比は,平均1.8(1.6〜2.3)である.光学顕微鏡による火山ガラスの形状比(偏平型,中間型,多孔質型)とアスペクト比とを比較すると,偏平型火山ガラスの含有量とアスペクト比には正の相関があり,多孔質型火山ガラス...

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  • (エントリー)カルサイト合成実験における初生包有物の形成過程

    山内 彩華, 坂口 有人 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 258-, 2023

    ...上記の2つのプロセスにおいて撹拌の有無を変更し,各温度段階にてクエンチを行い,結晶の状態を光学顕微鏡および走査型顕微鏡で観察した. 【結果と考察】   2段階徐冷により合成された結晶に初生包有物が含まれることを確認した. 2段階徐冷によって形成された結晶の粒径は1段階徐冷のものより大きく,初生包有物は2段階目の徐冷によってオーバーグロースした層中に形成されていた....

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  • セマンティックセグメンテーションを利用した砂岩薄片試料の画像解析の効率化

    松井 良一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 89-, 2023

    ...ホストとなる石英粒子と連続した光学方位を持つオーバーグロースは、光学顕微鏡下での識別は困難であり、有効な指標としてカソードルミネッセンス(CL)が用いられる。明暗様々な輝度を呈する砕屑性石英に比べて、オーバーグロースは概して単調かつ低輝度であることで、粒子と石英セメントの輪郭がトレース可能となる。...

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  • PartⅡ.顕微解剖学教室の教育と研究,社会的活動について

    秋元 義弘 杏林医学会雑誌 54 (3), 163-170, 2023

    ...光学顕微鏡並びに電子顕微鏡を用いて組織,細胞レベルで深く観察し,構造と機能とが密接に関係していることを研究し,医学部および医学研究科における教育を行っている。本稿では,杏林大学医学部顕微解剖学教室の教育,研究への取り組み,社会的活動について紹介する。...

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  • 相分離するCO<sub>2 </sub>濃縮オルガネラとしての緑藻ピレノイドの理解

    山野 隆志 PLANT MORPHOLOGY 35 (1), 3-8, 2023

    ...<p>ピレノイドは,藻類やツノゴケの葉緑体に存在する小器官であり,光学顕微鏡でも明確に観察することができる.ピレノイドは,CO<sub>2 </sub>固定酵素RubisCOが集積することで形作られ,水圏における効率的なCO<sub>2 </sub>固定反応において中心的な役割を担う.ピレノイド形成の分子メカニズムやCO<sub>2 </sub>濃縮機構との関連については,モデル緑藻クラミドモナスを...

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  • トルコギキョウ斑点病の特異的プライマーを用いたPCR法による検出と育苗期における伝染源の解明

    成山 秀樹, 菊原 賢次 福岡県農林業総合試験場研究報告 9 (0), 8-13, 2023

    ...また,生産資材表面の付着物をセロハンテープにより回収し,光学顕微鏡で観察し,分生胞子の付着状況とその発芽率について調査した。その結果,セルトレイ,エキスパンドメタル,エアコンに分生胞子の付着を認め,発芽能力を有する分生胞子も認めた。以上のことから,トルコギキョウ斑点病は種子およびセルトレイ等の育苗施設の資材を介して伝染することが示唆された。...

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  • [招待講演]人工知能を用いた「砂つぶ」自動鑑定システム

    板木 拓也, 宮川 歩夢, 松本 恵子, 下司 信夫 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 207-, 2023

    ...バーチャル・スライドスキャナ(以降、スライドスキャナ)は、スライドガラス標本の光学顕微鏡画像をデジタルデータ(バーチャルスライド)として取得・管理する、特に医療分野で広がりつつある技術である。産総研では、スライドスキャナの地質試料への応用技術を検討するため、2022年に浜松ホトニクス社製スライドスキャナNanoZoomer-SQ、2023年には同じくNanoZoomer-S360を導入した。...

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  • 植物の組織・細胞における内部微細構造の三次元解析:連続切片-光学顕微鏡法によるイネ葉身での例

    大井 崇生 PLANT MORPHOLOGY 35 (1), 59-67, 2023

    ...<p>対象物を連続した断面像として撮影し,画像解析ソフト上で積み重ねて立体像を得る三次元再構築法により,植物 形態学は新しい局面に入っている.昨今の3D解析としては大型の高性能装置を利用したものが注目されているが,ミクロトームと汎用の顕微鏡で可能な連続切片-光学顕微鏡法は広く普及し得ると期待される.本稿では,イネ(<i>Oryza sativa</i> L.)の葉組織の細胞間隙と葉肉細胞,そして葉緑体...

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  • ポンプ・プローブ超解像顕微法――蛍光,誘導放出,光熱多モードの実現

    小林 孝嘉 日本物理学会誌 77 (12), 811-816, 2022-12-05

    ...</p><p>光学顕微鏡の歴史は300年以上前にさかのぼる.17世紀後半にオランダでアントニー=レーウエンフック(Antonie van Leeuwenhoek)は自身の発明した単眼式顕微鏡を用いて,植物などから自然発生していると考えられていた微生物が卵から発生していることを発見し,さらに微生物にも生死があることを確認した.しかしながらこのような構造の詳細を光学顕微鏡で見ることは,その解像度の制限により...

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  • 筋線維横断面における近似形状の定量解析と筋線維横断面積との関係

    永野 克人 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 114-114, 2022-12-01

    ...</p><p>【方法】</p><p>Wistar雄性ラット11週齢(体重338.5±6.8 g)計5匹のヒラメ筋を試料とした.筋試料は,ドライアイスアセトンで冷却したイソペンタン内で急速凍結し,クライオスタット(Leica社)にて10 μm厚で薄切し,その切片をHematoxylin Eosin染色した.光学顕微鏡にて筋組織画像を取り込み,各筋の筋線維100本ずつ計500本についての角数および筋線維横断面積...

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  • <解説・資料>欧米に散逸した神像群をめぐる 木材解剖学×美術史学の国際的な学際研究

    田鶴, 寿弥子 生存圏研究 18 56-60, 2022-10-14

    ...かつて出雲地方の某神社からアメリカ、イギリス、カナダなど世界中の様々な美術館や博物館へと散逸したとされる日本の神像彫刻群について、国際的な学際研究の一環として光学顕微鏡や放射光X線マイクロCTによる樹種調査を適用した結果、モクレン属(ホオノキか)が多用されていることを明らかとした。さらに複数について放射性炭素年代測定を適用した結果、製作時期を10-12世紀に絞り込むことができた。...

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  • 超解像光学顕微鏡で細胞を見る

    加藤 薫 顕微鏡 57 (2), 76-81, 2022-08-30

    ...<p>光学顕微鏡は,マイクロメーターレベルのものを,主な観察対象とする光学器械である.光学顕微鏡の分解能は,『光の波長』と『対物レンズの開口数』で決まり,200 nm程度が限界で,それを越えることは不可能とされてきた.しかし,光とレンズに,別の要素(特殊な照明方法や,画像処理や,蛍光色素の性質等)を加えると,光学顕微鏡の分解能の限界を超えられるとわかり,2000年代後半には,様々な超解像光学顕微鏡が...

    DOI Web Site 医中誌

  • 軟X線写真法による広葉樹12種の樹皮組織の観察

    渋井 宏美, 佐野 雄三 木材学会誌 68 (3), 107-116, 2022-07-25

    ...光学顕微鏡観察では,同一の樹皮組織内に複数の形態タイプのCa結晶が存在する場合でも,厚壁組織にはもっぱら菱形結晶が随伴することが明らかであった。菱形結晶は,他のタイプのCa結晶とは機能が異なり,厚壁組織の力学的な機能を補強する役割をもつことが示唆される。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • ロイコトリエン B<sub>4</sub> 受容体の結晶化

    堀 哲哉, 横山 茂之 SPring-8/SACLA利用研究成果集 10 (3), 286-289, 2022-06-30

    ...結果的に高分解能の反射を与える結晶析出は実現できなかったが、光学顕微鏡下での結晶の厚みの向上や複屈折がより大きくなることが必ずしも分解能向上や異方性改良につながるわけでは無いことが明らかになった。...

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  • イチョウにおける形成層活動および二次木部形成の季節性

    工藤 佳世, 高田 克彦 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 413-, 2022-05-30

    ...秋田市に生育するイチョウ成木を対象に、胸高部における形成層活動および二次木部形成を光学顕微鏡レベルで観察し、葉のフェノロジーのモニタリング結果と同一時系列内で比較した。</p><p> 4月上~中旬の芽の伸長とほぼ同時期に形成層細胞の分裂が認められた。4月下旬~5月中旬の開芽・開葉の時点では、分化中の当年木部細胞は認められず、形成層活動再開から1ヶ月以上後に二次木部細胞の拡大が認められた。...

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  • 「福島3号」「S3HK7」におけるスギ雄性不稔性の発現過程

    釣崎 恵里子, 渡部 大寛, 平山 聡子, 岩井 淳治, 伊藤 由紀子, 五十嵐 正徳, 行田 正晃, 芝田 晋介, 大橋 瑠子, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 383-, 2022-05-30

    ...これらの雄花を用いてパラフィン切片法で標本を作製し、光学顕微鏡で観察した。また、小胞子の異常が認められた時期の雄花を用いて、走査型電子顕微鏡で花粉の形態や表面の様子を観察した。</p>...

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  • 北海道内でのエゾサルノコシカケによるカラマツ幹腐朽被害

    山口 岳広 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 648-, 2022-05-30

    ...そこで,北海道内の主に高齢カラマツ人工林を対象に腐朽菌子実体を探索・採取し光学顕微鏡による形態観察と,菌糸を分離してrDNA ITS領域の塩基配列解析を行なった。また高齢カラマツ伐採林分で伐根面の白色孔状腐朽を探索し腐朽菌の分離を試みた。</p><p> 道内のカラマツ6本から子実体を採取し,2箇所のカラマツ伐根から本菌による白色孔状腐朽材を得た。...

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  • ハウチワカエデの紅葉に伴う離層の形成過程

    矢崎 健一, 張 春花, 安部 久, 北尾 光俊 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 429-, 2022-05-30

    ...測定葉の葉腋を含む小片を固定・包埋し、維管束帯を含む縦断面切片を光学顕微鏡で観察した。その結果、2020年の札幌では9月初旬から紅葉が始まり、NSCの一時的な増加がみられた。ほぼ同時期に葉柄の皮層組織の崩壊が観察されたものの、観察期間を通じて維管束帯の構造変化はみられなかった。...

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  • アカマツ根冠由来の細胞外トラップ(RETs)によるバクテリアの捕捉

    白川 誠, 松下 範久, 福田 健二 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 629-, 2022-05-30

    ...本研究では、外生菌根性樹木においてRETsが根圏に生息するバクテリアに及ぼす影響について明らかにすることを目的として、無菌的に発芽させたアカマツと、野外のアカマツ根圏および周辺土壌から単離した4属6株のバクテリアを用いた二員培養を行い、光学顕微鏡および走査型電子顕微鏡(SEM)下でRETsに対する各バクテリア株の応答を観察した。...

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  • Bioactive Glass配合根管充塡シーラーの生体内における起炎性と表面組成変化

    加藤 昭人, 宮治 裕史, 吉野 友都, 金本 佑生実, 浜本 朝子, 西田 絵利香, 菅谷 勉, 田中 佐織 日本歯科保存学雑誌 65 (2), 145-153, 2022-04-30

    ...</p><p> 材料と方法:ラット背部皮下にBG,ES,NC,NCNの硬化体を埋植し,術後10日および35日に試料と周囲組織を取り出した.CD68(マクロファージのマーカー)免疫染色を行い,術後10,35日の発現強度を測定した.また光学顕微鏡で硬化体周囲の皮下組織を観察し,炎症性細胞浸潤の程度をスコア化して比較を行った.さらに,術後35日のシーラー硬化体と皮下組織の境界部を,走査型電子顕微鏡およびエネルギー...

    DOI 医中誌

  • 深層学習を用いた繊維の外観形状による分類

    岡本 和哉, 倉本 幹也, 本田 元志, 廣澤 覚, 佐藤 哲也, 北口 紗織 繊維製品消費科学 63 (4), 242-249, 2022-04-25

    ...<p>光学顕微鏡による繊維の観察は繊維鑑別に用いられる一手法であり,繊維の外観的な形状に基づいて繊維を鑑別する.通常の繊維鑑別では繊維の化学構造に基づき適した手法を用いて鑑別を行うが,本研究では繊維鑑別への深層学習の活用を目指して,光学顕微鏡画像の外観形状に基づく繊維分類手法の開発を試みた.異なる外観形状を持った繊維を対物レンズが20 倍と40 倍で拡大撮影した画像を適した形式へ加工し,事前学習済みの...

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  • 尾瀬の赤褐色雪をつくるアカシボ粒子の顕微鏡観察

    藤原 英史, 福原 晴夫, 大高 明史, 小島 久弥, 福井 学, 野原 精一 低温科学 80 145-154, 2022-03-31

    ...融雪期の尾瀬において積雪が赤褐色に呈することが観察され,これはアカシボと呼ばれている.アカシボの実体を捉えるため,尾瀬ヶ原で採集後,現地ですみやかにアカシボ粒子の内容物を光学顕微鏡で観察し,アカシボの形成過程を調べた.また過去に尾瀬沼,および青森県の多雪地域で採集された赤褐色雪についても,尾瀬ヶ原との比較観察を行った.その結果,多雪地帯の融雪時に現れる,酸化鉄の赤褐色雪の原因として,アカシボ粒子の中心...

    DOI HANDLE Web Site

  • スパースモデリングを用いた析出物画像からのメタル温度推定

    遠藤 瑛泰, 澤田 浩太, 永田 賢二, 吉川 英樹, 庄野 逸 日本神経回路学会誌 29 (1), 15-23, 2022-03-05

    ...<p>本研究では,金属温度予測を目的として,金属の光学顕微鏡画像からスパースモデリングを用いて温度を推定する枠組みを提案している.具体的には,光学顕微鏡から得られる析出物領域に対して面積や円周,円形度などの38種類の画像統計的なパラメータを算出する.算出されたパラメータを入力,クリープ破断試験で一般的に用いられているLarson-Millerパラメータ(LMP)を目的変数として,Bolassoと呼ばれる...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 近接場ミュラー偏光顕微鏡の開発

    大久保 進也 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 180-181, 2022-03-02

    ...<p>近接場光学顕微鏡は,ナノ領域における物性の光学的評価に欠かせない重要なツールとして幅広く用いられている.これまでに,試料の複屈折分布をイメージングに成功している.しかしながら,偏光特性には複屈折以外にも複吸収や偏光解消など様々なものがあり,これらを光の回折限界を超えた分解能での同時取得が必要となる.そこで本研究では近接場ミュラー偏光顕微鏡を開発し,ナノ領域における偏光特性のイメージングを行った...

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  • 積層造形Alloy718の楕円振動鏡面切削加工による介在物および空孔の三次元計測

    河崎 隼作, 山下 典理男, 水野 昌安, 森田 晋也, 横田 秀夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 461-462, 2022-03-02

    ...<p>難削材であるNi基超合金Alloy718の積層造形中の介在物や空孔等の内部欠陥を三次元計測するために,単結晶ダイヤモンド工具を楕円振動させる超精密切削法を開発し,表面粗さRa 7.8 nmの鏡面加工を達成した.被加工面を光学顕微鏡で逐次撮影し,内部欠陥の分布と三次元形状を得ることが出来た.さらに電子顕微鏡によるエネルギー分散型X線分析観察を組み合わせることで酸化物系介在物と空孔の存在を確認した...

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  • 伊能図と料紙

    地主 智彦 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 205-, 2022

    ...一紙の法量及び厚さの計測、簀目・糸目の見え方、簀目の太さ(本数/1寸)、糸目の平均長の計測、肉眼と透過光下における100倍光学顕微鏡による原料、塡料、斑、繊維束、樹皮片、非繊維物質の観察、である。...

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  • 加圧蒸解法パルプ化によるみつまた紙の物性

    武藤 直一 紙パ技協誌 76 (4), 381-387, 2022

    ...シート中の柔細胞を光学顕微鏡及び電子顕微鏡で観察した結果,シートの色相の変化は,柔細胞自体の量よりも柔細胞内に含まれる色素成分量が大きく影響することが分かった。また,ゼロスパン及びショートスパン引張試験の結果から,水酸化ナトリウム添加率が増加するにつれて,シートの繊維本体強度が高くなり維間結合強度が低下することが分かった。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • 大豆タンパク質を利用した代替肉製品と肉製品の食味の違いについての比較検討

    米澤 加代, 辻井 良政 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 89-, 2022

    ...凍結切片を作製し無染色、でんぷん染色およびタンパク質染色を行い光学顕微鏡にて観察した。さらに走査電子顕微鏡にて微細構造の観察を行った。</p><p>【結果・考察】官能評価では代替肉製品を硬いと感じた人の割合が多く、物性測定の結果と一致した。凍結切片の観察結果から代替肉製品にはデンプンの存在量が少なくデンプンの分布の仕方に違いが見られ、この違いが食感や硬さの違いに影響していると考えられた。...

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  • 光 - 電子相関顕微鏡法とアレイトモグラフィー法を組み合わせて蛍光を放つオルガネラを電顕で捉える

    武田 - 神谷 紀子, 後藤 友美, 佐藤 繭子, 豊岡 公徳 PLANT MORPHOLOGY 34 (1), 15-23, 2022

    ...<p>光 - 電子相関顕微鏡法 (CLEM) は, 同一試料・同一箇所を光学顕微鏡(光顕)と電子顕微鏡(電顕)を用いて観察し, 両顕微鏡により得られた像の相関を得る解析法である. 試料調製に様々な工夫を施すことにより, 蛍光標識した細胞内小器官(オルガネラ)の蛍光像を光顕で撮像し, その同一撮影箇所を走査電顕または透過電顕で観察することにより,精細な微細構造の取得が可能となる....

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 高速超解像顕微鏡法の開発

    宮代 大輔 PLANT MORPHOLOGY 34 (1), 25-27, 2022

    ...<p>ライブセルイメージングは細胞内で起こる様々な現象を分子レベルで観察するための有力な方法であるが,光学顕微鏡の空間分解能の点で制約があるためナノスケールの微細構造を観察するには大きな困難が伴う.これを克服するために,これまでいくつかの超解像光学顕微鏡法が開発されてきたが,それらを用いても高速な現象を顕微鏡像として時間軸を含めた3 次元空間の中で捉えるまでには至っていない.本研究では高速と超解像を...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 南インドKulappara産のミグマタイトに認められる多相包有物の微細組織観察

    田口 知樹, Madhusoodhan Satish-Kumar, 三宅 亮 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 41-, 2022

    ...スピネルは光学顕微鏡下で暗緑色であり、石英と接して出現する。なお優白質部の縁では、粗粒な黒雲母も観察される。ザクロ石中の包有物としては、今回着目する多相包有物に加え、CO<sub>2</sub>に富む流体包有物やナノ花崗岩様包有物(斜長石+アパタイト+イルメナイト+白雲母)が存在する。多相包有物は100 µm以下の不定形を呈し、クラックを伴わない。...

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  • シロチョウ真珠の結晶構造とその見え方についての考察

    佐藤 昌弘, 矢﨑 純子 宝石学会(日本)講演会要旨 44 (0), 4-4, 2022

    ...試料真珠の断面を光学顕微鏡、電子顕微鏡で観察したが、境界部に違いを見つけることはできなかった。</p><p>また、シロチョウガイ貝殻にも同様の現象を生じた箇所はあり、表面は波打ったように見えるが、拡大すると成長模様の境界が存在していた。</p><p>真珠層自体が半透明であることから結晶の成長方向の違いがこの現象の要因の一つではないかと推定した。</p><p>このような現象は、シロチョウ真珠に多い。...

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  • オパールの白濁原因について

    高橋 泰, 山中 淳二, 有元 圭介, 安保 拓真 宝石学会(日本)講演会要旨 44 (0), 15-15, 2022

    ...マッピング部位を事前に観察した光学顕微鏡写真を図 1 に示す。</p><p>マッピングにおいては、可視光観察像の白濁部分に対応していたのはC a とKの濃度分布であった。</p>...

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  • キショウブにおける精細胞観察法と花粉保存法の確立

    近藤 悠司, 山田 貴之, 谷 友和 生物教育 63 (2), 97-103, 2022

    ...と花粉管伸長の観察が行われることが多い.この観察学習を発展させ,花粉管内を移動する雄原細胞や精細胞を,生徒が直接観察できるようにすれば,被子植物の花粉が果たす役割について,一層の実感を伴った理解が図れると期待される.その際の観察教材として,アヤメ科キショウブ(<i>Iris pseudacorus</i> L.)が有望である.キショウブの雄原細胞は有色であるため,花粉管内を移動する様子を染色せずに光学顕微鏡...

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  • 生体計測応用を指向した近接場光学顕微鏡の新技術

    馬越 貴之 生物物理 62 (2), 128-130, 2022

    ...<p>近接場光学顕微鏡は,微小な近接場光を用いて,超解像イメージングを行う超解像顕微鏡法の一種である.ラマン分光法など,様々な光計測法を超解像化できるのが特長である.本稿では,特にバイオイメージング応用の視点から,近接場光学顕微鏡の最新技術について紹介する.</p>...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • モンゴル西部地域に分布するBayan Gol層 (カンブリア系下部) から産出する微小ストロマトライトの形態と分布様式

    足立 奈津子, 江﨑 洋一, 劉 建波, 渡部 真人, ALTANSHAGAI Gundsambuu, ENKHBAATAR Batkhuyag, DORJNAMJAA Dorj 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 192-, 2022

    ...スロンボライトは野外で,暗灰色を示し,石灰質微生物類 (<i>Epiphyton</i>, <i>Renalcis</i>) を豊富に含む小規模ドーム状構造 (直径数十 cmから約1 m) を形成する.スロンボライト間には,石灰質微生物類や微小骨格生物群の破片,緑泥石などからなる堆積物が堆積する.一方,微小ストロマトライトは,赤褐色を示し,スロンボライト内や間に二次的に形成された隠棲環境に発達する.光学顕微鏡下...

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  • マイナスイオンの正常とAkita糖尿病マウスの皮膚創傷治癒への効果

    間脇 彩奈, Arya Iswara, 向井 加奈恵, 中島 由加里, 中谷 壽男 形態・機能 20 (2), 69-75, 2022

    ...さらに、実験1では光学顕微鏡における創の性状を観察した。結果、実験1・実験2の両群とも同じような治癒過程を辿り、創面積の縮小において両群間に有意差は見られなかった。実験1においては創作製後10日目までに、実験2においては13日目までに創面積は創作製時の約20%に縮小し、実験1の組織学的所見において、血管新生や膠原線維の発達に両群間で明確な差は見られなかった。...

    DOI 医中誌

  • 伊能図の地図仕立てを検証する

    平井 松午 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 96-, 2022

    ...2 伊能図調査  伊能図を所蔵する徳島大学附属図書館,伊能忠敬記念館,国立歴史民俗博物館,早稲田大学図書館,長崎歴史文化博物館,松浦史料博物館,京都大学附属図書館,国立国会図書館,宮城県図書館,ゼンリンミュージアム,山口県文書館で実施した共同調査では,原本の実見とあわせて,LEDライトを用いた針穴の確認(一部,600~800ppi高精細画像の作成),100倍光学顕微鏡・デジタルマイクロメーターを用いた...

    DOI

  • ポテトサラダにおける撹拌条件の違いによる食感及び味の変化と嗜好性への影響

    吉岡 希, 田村 佳子, 古川 陽美, 上地 利征 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 111-, 2022

    ...</p><p>【方法】試験1:撹拌条件を変えて芋のつぶれ具合を調製したモデルポテトサラダ3種について、ソース部分をヨウ素染色した後、光学顕微鏡を用いてデンプンの流出度合いを観察した。また同サンプルについて、事前に抽出したポテトサラダのおいしさを表す評価用語2項目を用いて、9名により、5段階評点法による官能評価を実施した。...

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  • 溶接凝固現象の高倍率その場観察システムの開発

    有馬 健是, 楊少偉, 篠崎 賢二, 崔正原, 山本 元道 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 200-201, 2022

    ...本研究では,光学顕微鏡と高速度カメラ,およびレーザ熱源を組み合わせた溶接凝固現象の高倍率その場観察システムの開発を行っている.本報では,開発したシステムの概要および本システムを用いた溶接凝固現象の観察結果について報告する....

    DOI

  • 新規な病態計測法:組織の伸展応答パターンにおける機械学習の活用

    田上 幸歩, 鷹取 慧, 水谷 健一, 剣持 貴弘, 鶴山 竜昭, 池川 雅哉, 吉川 研一 日本シミュレーション学会論文誌 14 (2), 133-137, 2022

    ...<p>病理診断は,患者への適切な治療方針決定にかかわる重要な診断技術である.標準的な手法では,病理医が光学顕微鏡を用いてミクロレベルで病態組織を観察し,形態的特徴から診断を行っている.このような手法では,組織切片の顕微鏡観察において定量的な指標に基づいた診断を行うことは困難であり,病理医の経験によって診断が異なるといった問題点があげられる.そこで,本研究では,病態の進行度した組織切片の物理的特性に着目...

    DOI

  • [論文] 錦絵の緑・紫の混色表現における青色色材の変遷について

    大和, あすか 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 230 179-213, 2021-12-25

    ...調査には,光学顕微鏡による通常光と紫外線蛍光観察,蛍光エックス線分析法,可視光反射スペクトル分析法を用いた。結果,文政十二年(1829)の錦絵の青色箇所では,従来用いられていた天然染料の藍から,海外で製造された安価な合成顔料であるベロ(プルシアンブルー)が使われ始めることを確認した。...

    機関リポジトリ

  • 過冷却保存がカット西洋ナシの品質保持にもたらす効果

    大須賀 玲, 小出 章二, 安倍 侑野, 折笠 貴寛, 上村 松生 日本食品科学工学会誌 68 (12), 455-463, 2021-12-15

    ...<p>本研究では,カット西洋ナシを供試材料として-5℃で3日間の過冷却保存を適用し,保存後の試料組織の特性および理化学的特性について1℃で氷温保存した試料と比較した.はじめに試料組織の特性について,電気インピーダンス測定による細胞膜閉鎖性,光学顕微鏡観察による細胞構造,およびTTC還元法による細胞活性の観点から評価した.その結果,カット西洋ナシ試料は過冷却保存後も明確なCole-Coleプロットの円弧...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献1件 参考文献29件

  • ホノルル美術館所蔵日本の神像における樹種識別調査事例

    田鶴 寿弥子, メルツ メヒテル SPring-8/SACLA利用研究成果集 9 (6), 430-433, 2021-10-29

    ...日本の神像3体から採取された非常に小さな試料に、SPring-8 の BL20XU でのシンクロトロン放射光X線トモグラフィー及び光学顕微鏡を適用して樹種識別調査を行った。その結果2体に <i>Chamaecyparis obtusa</i> が、1体に <i>Torreya nucifera</i> が使用されていることが判明した。...

    DOI HANDLE

  • 画像×AI技術の実務活用化に向けたAI開発のポイントとボトルネック

    中尾 悠基 谷本学校 毒性質問箱 2021 (23), 63-67, 2021-09-16

    ...<p> 研究開発現場では光学顕微鏡を用いて多岐にわたる画像データを取得し、目的に応じたデータ分析、データ解析手法が求められる。画像データに対してはImageJをはじめとするデジタル画像処理技術が用いられるが、技術の進歩に伴い従来の演繹的アプローチでは目的を達成することが困難な事案が多数存在する。...

    DOI

  • 生物試料の三次元計測のためのライトフィールド顕微鏡の開発

    臼杵 深, 關根 惟敏, 三浦 憲二郎, 前岡 遥花, 執行 航希, 杉 拓磨 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 592-593, 2021-09-08

    <p>マイクロレンズアレイによる光線角度分解と逆光線追跡に基づいたシングルショット三次元計測が可能なライトフィールド(LF)顕微鏡は,共焦点顕微鏡に代表されるスキャン型に対して時間分解能の面で大きなアドバンテージを有するが,マイクロレンズピッチで規定される空間分解能が低いため生物用としては実用化が難しい.本研究では,独自のアクティブ画素ずらしによりLF顕微鏡を高分解能化し,生物試料の蛍光観察を行…

    DOI

  • 熱励起エバネッセント波の近接場分光イメージング

    佐久間 涼子, 林 冠廷, 金 鮮美, 木村 文信, 梶原 優介 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 614-615, 2021-09-08

    <p>物質表面近傍には,電子運動や格子振動に起因する熱励起エバネッセント波が強く局在している.この熱励起エバネッセント波のスペクトル情報を検出することで,物質固有のミクロなダイナミクスの解明が可能になる.我々は,外部光源を用いない回折格子型分光系のパッシブ型THz近接場分光顕微鏡を開発し,熱励起エバネッセント波の検出を可能にした.本報では,サブミクロンスケールのパッシブ近接場分光結果を報告する.…

    DOI

  • こんにゃく精粉におけるグルコマンナン粒子表面の付着物

    釘宮 正往, 大野 婦美子 日本食品科学工学会誌 68 (8), 360-367, 2021-08-15

    ...<p>試料として用いた広島県産のこんにゃく精粉におけるGM粒子表面の付着物の由来を明らかにすることを目的に本研究を行った.こんにゃく精粉を適当な濃度のエタノール水溶液に浸漬した後,メチレンブルーで染色して,光学顕微鏡で観察した.用いたエタノール水溶液中では精粉粒子はある程度抑制された状態で膨潤していた.このような膨潤抑制下で,ほとんどの膨潤粒子でその表面の一部にMBによる染色物が様々な形態・存在状態...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献14件

  • スギ地上部の異なる器官に分布する線虫の群集構造と菌糸量の推定

    鈴木 康平, 北上 雄大, 松田 陽介 日本森林学会誌 103 (4), 253-258, 2021-08-01

    ...各試料から線虫をベルマン法により分離し,光学顕微鏡下で形態にもとづき同定した後,口部形態により細菌食,真菌食,植物食,肉食,雑食性に類別した。さらに各器官および林床リターに分布する糸状菌量を光学顕微鏡下で直接計測した。その結果,全ての器官および林床リターにおいて真菌食性線虫が70%以上と優占した。生葉と枯死葉の線虫機能群は,樹皮や林床リター由来のものに対して有意な入れ子構造を示した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献33件

  • ヒト成人声帯粘膜の組織幹細胞の異種性と階層性

    佐藤 公則, 千年 俊一, 佐藤 文彦, 佐藤 公宣, 栗田 卓, 小野 剛治, 梅野 博仁 喉頭 33 (01), 26-30, 2021-06-01

    ...</p><p>病変がない成人の声帯4例である.方法としてヒト声帯黄斑部の細胞を電子顕微鏡下に,あるいは免疫組織化学を用いて光学顕微鏡下に観察した.</p><p>in vivoにおいても光顕下・電顕下に敷石様の多角形細胞,細胞質に脂肪を保持した星細胞様の細胞,線維芽細胞様の紡錘形細胞が黄斑内に混在しており,生体内の黄斑内の細胞に異種性を認めた....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献23件

  • 伊吹山の異なる標高に生息する土壌線虫群集の形態学的およびDNAメタ解析

    北上 雄大, 小長谷 啓介, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 610-, 2021-05-24

    ...生土30 gから分離された線虫は光学顕微鏡観察により属群に類別した。Ion Torrent PGMを用いて18Sの部分領域を対象に線虫の網羅解析を行った。得られた配列は97%で操作的分類群に分け、PR2データベースを参照し代表配列を属群に類別した。2部ネットワークを用いて両手法で検出された属群の連関を調べた。...

    DOI

  • 新たなスギ雄性不稔遺伝子の探索

    釣崎 恵里子, 平山 聡子, 岩井 淳治, 渡部 大寛, 伊藤 由紀子, 五十嵐 正徳, 大橋 瑠子, 大谷内 健二, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 384-, 2021-05-24

    ...染色はヘマトキシリン・エオジンで行い、光学顕微鏡を用いて観察した。発表では、正常個体、新大3号(<i>ms1/ms1</i>)、新大1号(<i>ms2/ms2</i>)、新大5号(<i>ms3/ms3</i>)、新大8号(<i>ms4/ms4</i>)との違いを考察する。</p>...

    DOI

  • アカマツ根圏における細胞外トラップ(RETs)の可視化

    白川 誠, 松下 範久, 福田 健二 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 608-, 2021-05-24

    ...無菌的に発芽させたアカマツ初生根(根長0.5–2.0 cm)を対象に、RETsの主な構成要素である境界(様)細胞、粘性滲出物(ムシゲル)、細胞外DNA(exDNA)を実体・光学顕微鏡下で観察した。根端部を滅菌水、クリスタルバイオレット溶液、またはインディアインクに浸したところ、根冠から速やかに境界(様)細胞の脱落とムシゲルの放出が起きることが確認された。...

    DOI

  • ウイルス細胞生物学と顕微鏡法

    山内 洋平 顕微鏡 56 (1), 23-30, 2021-04-30

    ...文字通り乗っ取られウイルス複製工場と化す.ウイルスは自己のみでは増殖することはできず,代謝や移動を宿主側に依存している.そのため細胞の裏表を理解し尽くしており,自由自在に操ることを得意とする.実際,分子生物学の重要な発見はウイルスまたはウイルスと宿主とのせめぎ合いから創出されたものが多い.ノーベル賞を受賞した逆転写酵素やCRISPR/Casなどが良い例である.ウイルスはその均一さと電子密度の高さから光学顕微鏡...

    DOI Web Site 医中誌

  • 紙の自律構造形成メカニズムにおけるインク浸透の観察と評価

    森脇, 航, 重宗, 宏毅 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 257-258, 2021-03-04

    ...観察は光学顕微鏡の撮影により確認し、解析はLucas-washburn式とFickの法則の組み合わせによって行った。結果、滴下量に対するインク濃度分布の定量的な関係を得ることに成功した。折れ曲がり角度との関連を調査し、小型かつ緻密な構造を簡易的に形成する手法の開発へと繋げる。...

    情報処理学会

  • Co-33Cr-5Mo-0.3N 合金の電気化学インピーダンス法による耐食性評価

    真中 智世, 児玉 春奈, 堤 祐介, 塙 隆夫 日本歯科理工学会誌 40 (1), 75-84, 2021-01-25

    ...<p>従来のCo-Cr-Mo合金よりも高濃度のCrとNを含有するCo-Cr-Mo合金の歯科材料としての耐食性を,電気化学インピーダンス法およびアノード分極法によって乳酸含有NaCl水溶液中で評価し,従来の市販Co-Cr-Mo合金と比較した.また,アノード分極後の表面を光学顕微鏡によって観察した.本研究で測定したCo-Cr-Mo合金の中では,72 hまでの評価ではCo-33Cr-5Mo-0.3N合金の...

    DOI Web Site 医中誌

  • 重要文化財裏千家住宅保存修理工事における部材の樹種識別調査

    田鶴 寿弥子, 杉山 淳司 木材学会誌 67 (1), 20-32, 2021-01-25

    ...本研究では,裏千家を代表する茶室でもある京都府京都市に位置する重要文化財裏千家住宅保存修理工事において,63試料について光学顕微鏡および放射光X線µCTによる樹種識別調査を行った。その結果16種類もの木材が使用されていたことが判明した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 小豆の餡粒子とにおいが食味に及ぼす影響

    野村 知未, 古谷 規行 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 37-, 2021

    ...小豆を煮熟後,練り時間の異なる餡を調製し,それらの餡粒子およびデンプン等を含めた粒子の大きさを光学顕微鏡および粒度分布測定機にて測定した。餡へ副材料を添加した際のにおいの変化は,におい識別装置(FF-2020,SHIMADZU)を用いて測定し,データを付属のソフトウェアにて絶対値表現解析で評価した。また,調製した餡のテクスチャーおよびにおいについて官能評価も行った。...

    DOI

  • シミュレーション波形を用いたiPS細胞由来心筋細胞の自発磁場検出

    山口 武志, 足立 善昭, 谷田 任司, 岡 佳伸, 吉田 隆司, 高橋 謙治, 田中 雅樹 生体医工学 Annual59 (Abstract), 509-509, 2021

    ...その結果、光学顕微鏡で観察された拍動や電極によって計測された細胞外電位と周期性が一致する磁場シグナルの検出に成功し、この手法の有効性が示された。</p>...

    DOI

  • 磁気力制御による新生血管閉塞療法に関する基礎的研究

    得丸 裕伍, 桐村 誠, 秋山 庸子, 真鍋 勇一朗, 佐藤 文信 生体医工学 Annual59 (Abstract), 334-334, 2021

    ...マイクロ流路チップに磁場を印加した状態で分散液を30分間流入させ,光学顕微鏡で流路閉塞の様子を観察し,閉塞した流路数から閉塞率を評価した....

    DOI

  • シミュレーション波形を用いたiPS細胞由来心筋細胞の自発磁場検出

    山口 武志, 足立 善昭, 谷田 任司, 岡 佳伸, 吉田 隆司, 高橋 謙治, 田中 雅樹 生体医工学 Annual59 (Proc), 788-790, 2021

    ...その結果、光学顕微鏡で観察された拍動や電極によって計測された細胞外電位と周期性が一致する磁場シグナルの検出に成功し、この手法の有効性が示された。</p>...

    DOI

  • 母岩の性質が断層帯の強度と幅に与える影響

    福田 百世, 大橋 聖和 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 279-, 2021

    ...その後、実験によって形成された模擬断層ガウジ中の組織を光学顕微鏡とSEMで観察し、変形の程度により非変形帯、弱変形帯、変形帯、変形集中帯の4つに区分した。...

    DOI

  • 茨城県北浦湖底堆積物中の珪藻殻の破片化率・両殻共存率による堆積過程

    組坂 健人, 岡﨑 裕典, 山口 直文 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 327-, 2021

    ...</p><p> 北浦において2014年8月から9月に重力式採泥器により採取した計22地点の表層堆積物を使用した.各堆積物試料は,有機物分解後に,懸濁液をカバーガラス上に滴下し自然乾燥した後,マウントメディアで封入しプレパラートを作製した.プレパラートを光学顕微鏡(倍率1000倍)で観察し,種ないし属を同定した上で各試料につき300殻の珪藻殻を計数し,出現頻度,破片化率,両殻共存率を算出した.このとき...

    DOI

  • カナダ・ラブラドル地域から産出した初期太古代堆積岩中のグラファイトの炭素同位体比分析の予察的結果

    伊規須 素子, 田中 健太郎, 高畑 直人, 小宮 剛, 佐野 有司, 高井 研 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 331-, 2021

    ...本発表では、光学顕微鏡観察と顕微ラマン分光分析の結果から初生的な炭質物、すなわちグラファイトと判断した粒子に対し、二次イオン質量分析計(NanoSIMS)による炭素同位体比(δ<sup>13</sup>C)分析を行った予察的結果を報告する。 </p><p>上述の堆積岩29試料の光学顕微鏡観察を行い、グラファイトを鉱物に包有されるもの・鉱物粒間に存在するものの2つに分類した。...

    DOI

  • シクロデキストリンを用いた結晶の多形転移ならびに晶癖の制御

    平山 文俊 ファルマシア 57 (6), 490-494, 2021

    ...<br>一方,同一多形(固体内の分子配列やコンフォメーションが同じ)であっても,結晶の外観(針状結晶,板状結晶など)が異なる現象を晶癖(crystal habit)が異なるという.晶癖が異なると,溶解速度をはじめ,流動性,ぬれ性,付着性,打錠性などの物理化学的性質が変化することが知られている.そのため,日本薬局方には物理化学的試験法の粉体粒度測定法として,光学顕微鏡法(第1法),ふるい分け法(第2法...

    DOI 医中誌

  • 脳動脈瘤モデルのシミュレーション後にexoscope単独で脳動脈瘤クリッピングを行った1例

    天神 博志, 森田 明夫, 岡野 仁夫 Japanese Journal of Neurosurgery 30 (6), 469-472, 2021

    ...そこで熟練した脳神経外科医であっても光学顕微鏡手術と外視鏡手術の差を学ぶことが必要となっている. 中大脳動脈瘤のクリッピングを外視鏡で行ったが, 臨床使用前にモデル動脈瘤を用いて外視鏡手術のシミュレーションを行った. シミュレーションにより患者およびモニターの位置決め, 光量, カメラの動きなどの特性が掴めた. シミュレーションは新技術の導入に有用であった.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • ステイン除去および沈着防止に最適な鎖長の無機ポリリン酸による脱灰抑制効果

    田中 智久, 寺島 実華子, 池谷 侑紀, 川添 祐美, 柴 肇一, 真鍋 厚史 日本歯科保存学雑誌 64 (2), 107-115, 2021

    ...乾燥後脱灰部分の断面深さを, 光学顕微鏡により観察した.</p><p> 結果 : polyP9.7は, 着色の除去および沈着防止の両方に高い効果を示した. 歯磨剤に一般的に使用される3つのリン酸塩残基が重合したトリポリリン酸塩と重合度60のpolyPでは, polyP9.7前後の分子量のpolyPと比較して着色の除去および沈着防止効果の両方が低いことがわかった....

    DOI 医中誌

  • 各種根管洗浄方法の比較・検討 各種根管洗浄液との併用効果

    矢口, 剛士 奥羽大学歯学誌 47巻 (4号), 149-, 2020-12-31

    ...シリンジ、超音波、レーザーを使用して、蒸留水(DW)、次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)とEDTAを洗浄液として根管内を洗浄し、デブリスとスミヤー層の残存状態を光学顕微鏡と走査電子顕微鏡を用いてスコア化し、デブリスとスミヤー層の除去効果を比較検討した。ヒト抜去歯のなかから手用リーマーで解剖学的根尖孔まで穿通可能な45本を選択して使用した。...

    機関リポジトリ 機関リポジトリ 医中誌

  • コマユバチの繭と繭糸の構造

    佐々木 壯磨, 赤井 弘 International Journal of Wild Silkmoth and Silk 22 (0), 67-70, 2020-12-31

    ...<p>コマユバチの作る小形の繭と繭糸の構造を光学顕微鏡と走査電子顕微鏡(SEM)で観察した。コマユバチの繭糸は,カイコと同様に 2 本の繭糸が接着し,1 対の繭糸を構成している。繭糸の断面はほぼ円形で,中心部のフィブロインをセリシン層が包む構造である。コマユバチの繭糸 1 本の断面は直径の平均値で 3.8 μm で,カイコの 12 μm の 1/3 以下であった。...

    DOI

  • 立命館大学びわこ・くさつキャンパス内に保全された鉱質土壌湿原の珪藻植生

    大塚 泰介, 北野 大輔 Diatom 36 (0), 1-12, 2020-12-25

    ...出現した計30属108種の珪藻(うち9種は種レベルで未同定)全てを,光学顕微鏡写真付きのチェックリストとして示した。出現種数が最も多かった属は<i>Pinnularia</i>で20種,次いで<i>Eunotia</i>が12種であった。珪藻の属の組成は琵琶湖集水域の泥炭湿地のそれとよく似ていたが,種組成はかなり異なっていた。...

    DOI Web Site

  • コマユバチの繭と繭糸の構造

    佐々木, 壯磨, 赤井, 弘 International journal of wild silkmoth & silk 22 67-70, 2020-12

    ...コマユバチの作る小形の繭と繭糸の構造を光学顕微鏡と走査電子顕微鏡(SEM)で観察した。コマユバチの繭糸は,カイコと同様に2本の繭糸が接着し,1対の繭糸を構成している。繭糸の断面はほぼ円形で,中心部のフィブロインをセリシン層が包む構造である。コマユバチの繭糸1本の断面は直径の平均値で3.8μmで,カイコの12μmの1/3以下であった。...

    日本農学文献記事索引

  • 分光画像による病理標本の解析技術

    石川 雅浩, 篠田 一馬, 小林 直樹 Medical Imaging Technology 38 (4), 176-184, 2020-09-25

    ...<p>Whole slide imaging(WSI)をはじめとする仮想顕微鏡技術の多くは,red-green-blue(RGB)カメラにより画像化されている.しかし,光学顕微鏡で観察するよりも波長方向・空間方向の情報が大きく失われていることが病理診断において懸念されてきた.これに対して,ハイパースペクトル画像(HSI)やマルチスペクトル画像(MSI)などの分光画像は,より詳細な波長方向の解析が可能...

    DOI 医中誌

  • 極低温ミクロトームイメージングシステムとX線CTによるアイスクリームの内部構造計測

    都 甲洙, 佐瀬 勘紀, 小林 りか, 佐藤 眞直, 裵 英煥, 前田 竜郎, 上野 茂昭, 荒木 徹也 日本食品工学会誌 21 (3), 113-121, 2020-09-15

    ...<p>アイスクリームの内部構造は,主に気泡,氷結晶,乳製品で構成され,これらは,アイクリームの最終品質に大きな影響与える.アイスクリームの内部構造計測は,光学顕微鏡,電子顕微鏡,X線CTなどがあるが,これらの計測には,凍結置換法,凍結固定法,凍結乾燥法などによる試料の前処理が必要で,とくに,電子顕微鏡,X線CT計測には,前処理として試料の凍結乾燥が行われる.このため,アイスクリーム内の氷結晶が昇華し...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献18件

  • サブオルガネラレベルの構造と機能をつなぐ光電子相関顕微鏡法のワークフロー

    太田 啓介 顕微鏡 55 (2), 83-89, 2020-08-30

    ...<p>光-電子相関顕微鏡法(CLEM)は,光学顕微鏡と電子顕微鏡で同じ試料の同じ場所を観察し,両者の分解能のギャップを橋渡しする技術で,細胞内のサブオルガネラレベルの解析を要求される細胞生物学において重要な研究ツールになり得る技術である.CLEMには目的により様々な手法があり,また近年,走査型電子顕微鏡を用いたCLEM法が発達し状況が大きく変化している.本稿はCLEMの全体のワークフローを振り返り,...

    DOI Web Site 医中誌

  • 外科的切除を行った <i>Fonsecaea monophora</i> による黒色分芽菌症の 1 例

    谷口 知与, 辻 学, 竹井 賢二郎, 高原 正和, 安澤 数史, 松田 哲男, 古江 増隆 西日本皮膚科 82 (4), 289-293, 2020-08-01

    ...光学顕微鏡レベルでは連続するシンポジオ型分生子を形成していた。分子生物学的手法を用いて,分離菌を <i>Fonsecaea monophora</i> と同定した。以上より,本症例を <i>Fonsecaea monophora</i> による黒色分芽菌症と診断した。高齢で,併存疾患に対して多剤内服中であったため,抗真菌薬の長期投与は行わない方針とした。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • ナノ光学顕微鏡

    早澤 紀彦 色材協会誌 93 (7), 219-225, 2020-07-20

    ...光の回折限界を超えた高い空間分解能で物質の色を観ることは,光学顕微鏡の分野における夢の一つであり,TERSでは,プラズモンと呼ばれる金属中での電子の集団振動を利用することで生じる近接場光を用い実現している。具体的には,光の波長よりも十分に微小な金属構造体(直径20~30 nm程度)に,光照射をすることでプラズモンを励起する。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • NEWS & TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2020 (7), 2-7, 2020-07-15

    ...<p>【研究成果】運動を点数や音楽で表現するウェブアプリ 正しい姿勢とリズムで美しく奏でよう</p><p>【募集】若手研究者の意欲と研究時間を最大化 イノベーションの芽を最長10年支援</p><p>【研究成果】常温常圧で炭素二原子分子の合成に成功 明らかになった四重結合性とナノカーボンの起源</p><p>【研究成果】光を熱に変えて細胞形態と分子分布を同時に観察 蛍光標識不要な光学顕微鏡を開発</p>...

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  • 鹿児島県桜島袴腰海岸おけるカヤノミカニモリの生活史

    吉本, 健, 冨山, 清升 Nature of Kagoshima 46 311-316, 2020-05-31

    ...雌雄の比率を調査するための生殖腺観察は2011 年5 月から2011 年12 月の期間で行い,各月の採取した固体の中から,20 個体の生殖腺を光学顕微鏡で調査した.この調査の結果,2011年6 月から2011 年9 月の間で精子を観察できた.また,精子が見られない時期では卵子が多く見られた.また,繁殖期におけるメスとオスの殻長平均値の差を調査するために,独立変数を雌雄,従属変数を殻長とし,t 検定を...

    HANDLE Web Site Web Site

  • 緯度系列がスギ人工林に生息する土壌線虫の群集構造に及ぼす影響

    北上 雄大, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 212-, 2020-05-25

    ...生土100 gから分離された線虫は光学顕微鏡観察により属・科レベルまで同定した。さらに口部の特性にもとづき5つの機能群(細菌食、真菌食、植食、肉食、雑食)に類別した。全調査区から45分類群が類別され、各区における線虫密度は平均129頭~780頭/乾土100 gであった。線虫の群集構造は調査区間で有意に異なり、緯度によって有意に特徴付けられた。...

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  • スギ林の地上部に生息する線虫の群集構造

    鈴木 康平, 北上 雄大, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 638-, 2020-05-25

    ...生葉、枯死葉、リターを各10 g、樹皮20 gを用いて線虫をベルマン法により分離し、光学顕微鏡下で観察した。線虫を属レベルまでで同定した後、口部形態により細菌食性、真菌食性、雑食性、植物食性、捕食性に類別した。線虫頭数はリター、樹皮、枯死葉、生葉の順で多く検出された。樹皮において真菌食性のAphelenchoididae(84~89%)が最優占した。...

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  • クロマツの接ぎ木接合部における維管束形成層の再生過程の組織観察

    中島 剛, 黒田 慶子 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 782-, 2020-05-25

    ...切片は脱パラフィンの後にサフラニン、ファストグリーンによる二重染色を行い、接ぎ木後の経過を光学顕微鏡下で観察した。その結果、接ぎ木接合部横断面の癒合の進行および維管束組織の連続性に関して知見を得た。</p>...

    DOI

  • プラットフォームスイッチングが近接埋入インプラント間の骨に与える影響について

    安田 久理人, 牧草 一人, 江原 大輔, 戸田 伊紀 日本口腔インプラント学会誌 33 (1), 45-51, 2020-03-31

    ...インプラント間距離を短くしたとき,プラットフォームスイッチングがインプラント間の骨に与える影響を明らかにすることを目的とした.カニクイザルを用い,下顎臼歯部に近接して連続する2本のインプラント体を近遠心的距離1.5 mmとして埋入し,一方は非プラットフォームスイッチングに,他方はプラットフォームスイッチングになるよう,テンポラリーアバットメントを装着した.8週後のインプラント間周囲組織を走査電子顕微鏡と光学顕微鏡...

    DOI 医中誌

  • レーザ窒化処理による金属系生体材料の表面改質

    雜喉 慧, 高嶋 みなみ, 江面 篤志, 片平 和俊, 小茂鳥 潤 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 415-416, 2020-03-01

    ...<p>金属系生体材料の耐摩耗性を向上させる手法として窒化処理がある.本研究ではガス窒化やプラズマ窒化と比較し,局所的かつ短時間で行えるレーザ窒化処理に注目した.そこで,人工股関節や機械の摺動部品に使用されるTi合金やSUS316に対して,デフォーカスや走査速度を変化させ,レーザ窒化処理を実施した.光学顕微鏡による断面観察およびX線回折(XRD)による被処理面の化合物の同定を行い,レーザ窒化処理条件が...

    DOI

  • Noonan Syndrome-like Disorder with Loose Anagen Hair の 1 例

    工藤 恭子, 岡田 純一郎, 佐竹 真緒, 楠田 剛, 古江 増隆 西日本皮膚科 82 (1), 28-31, 2020-02-01

    ...光学顕微鏡による毛根の観察にて,loose anagen hair(LAH)に特徴的所見である,毛球が毛幹に対して鋭角にねじれる所見「マウステール変形」を確認した。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • ニッケル基600合金レーザー溶接金属の組織形態に及ぼすCr炭化物添加の影響

    村山 信二, 西川 聡, 久保 貴寛, 桑嶋 孝幸 溶接学会全国大会講演概要 2020f (0), 76-77, 2020

    ...Ni基600合金溶接金属について,核生成粒子の可能性があるCr炭化物(Cr₃C₂)粉を用いて溶融池の急熱・急冷が実現できるレーザー溶接を適用し,結晶粒微細化を試みた.その結果,Cr₃C₂濃度が増加するのに伴い結晶粒は微細化し,さらに結晶方位分布をランダムにすることができた.そして,光学顕微鏡観察から等軸晶主体の組織になっており,Cr₃C₂濃度の増加で等軸晶の形成が促進されることが示唆された....

    DOI

  • 聴器毒性評価におけるモルモット鼓室内投与法の検討

    吉川 哲也, 三島 稔, 西 英樹, 田浦 光美, 内村 美恵, 永岡 隆晴, 角﨑 英志 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-152-, 2020

    ...手法であり,耳鳴りや突発性難聴の治療薬の臨床適用経路として用いられている.動物の鼓室内投与はこれまで頭蓋骨に穴を開け直接鼓室内にカテーテルを留置する方法が用いられてきたが,より簡便な方法として,今回我々は12~13週齢の雄性Slc:Hartleyモルモットを用いて外耳道より鼓膜穿孔して鼓室内投与を行った.聴器に対するその影響を調べるため,機能評価として聴性脳幹反応(ABR)検査,組織学的評価として光学顕微鏡検査...

    DOI

  • ナノ粒子を活用した近赤外膜電位センサーによる神経活動の可視化

    高橋 光規 ファルマシア 56 (11), 1043-1043, 2020

    ...脳神経系は,神経細胞の膜電位変化に伴って神経伝達物質をやりとりし,情報処理を達成している.近年,膜電位を光学顕微鏡で可視化するセンサーを用いることで,こうした神経細胞の膜電位を低侵襲・ハイスループットで測定できるようになった.しかし,膜電位センサーの多くは,励起光として波長500nm以下の可視光を必要とする.こうした短波長光は,生体組織内での散乱や自家蛍光によるSN比の低下,光毒性といった問題を引き...

    DOI 医中誌

  • 連続切片SEM法により広がる植物オルガネラの世界

    永田 典子 PLANT MORPHOLOGY 32 (1), 11-17, 2020

    ...<p>走査電子顕微鏡(走査電顕 scanning electron microscope: SEM)は,細く絞った電子線で試料表面を走査させることで生じる反射電子や弾き出された二次電子などを検出し, 像を得る電子顕微鏡である.これまで医学・生物学分野においてSEMは, 光学顕微鏡(光顕)の分解能では捉えられない表面微細構造の観察に用いられてきたが,その利用は主に試料の表面解析に限定されていた.近年,...

    DOI Web Site Web Site 参考文献13件

  • ウシの体外発育胚と体内発育胚の定量的形態解析

    増田 康充, 長谷部 涼, 黒見 靖, 岸田 光, 菱沼 貢, 大林 徹也, 西村 亮 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-109-P-109, 2020

    ...この低受胎の一要因として,ウシ体外胚は体内胚と比較して光学顕微鏡下で黒く観察され,良質胚の選別が難しいことが挙げられる。我々はこれまでに光干渉断層撮像(OCT)システム(SCREENホールディングス製)を用いて,ウシ体外胚の内部構造を含む形態を 3 次元画像として構築し,胚の構造を多項目で定量化するイメージングシステムを報告するとともに,撮像した胚を移植して受胎例を得た。...

    DOI

  • 異種材接合界面の高度分析

    伊藤 孝憲, 山田 大景, 宗田 星, 穐場 亨, 今井 英人, 熊本 隆, 松本 隆 溶接学会全国大会講演概要 2020s (0), 40-41, 2020

    ...摩擦攪拌点溶接(FSSW)、スポット溶接によって接合したFe、Alの界面を光学顕微鏡、SEM、EPMA、TEM、マイクロビッカース、ナノインデンター、X線回折、中性子回折を実施し、界面の組成、集合組織、配向性等を評価し、強度との関係を議論する。...

    DOI

  • iPS評価技術に向けた散乱光計測の応用展開

    渡邉 朋信, 藤田 英明, 金城 純一 日本薬理学雑誌 155 (5), 312-318, 2020

    ...<p>人工多能性幹細胞(iPS細胞)から,様々な人工細胞や人工組織が作られるようになり,iPS細胞を用いた再生医療にますます期待が高まっており,iPS細胞の品質評価・管理の規格化は急務である.その中で,機械学習などの人工知能(AI)技術を用いることで,光学顕微鏡画像から,iPS細胞およびiPS細胞由来の体細胞の品質を短時間に低コストで評価する方法に注目が集まっている.光学顕微鏡の主役である「光」は,...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献15件

  • 走査電子顕微鏡を用いた生命現象の新しい捉え方

    豊岡 公徳, 若崎 眞由美, 武田(神谷) 紀子, 佐藤 繭子 PLANT MORPHOLOGY 32 (1), 3-9, 2020

    ...<p>走査電子顕微鏡(走査電顕 scanning electron microscope: SEM)は,細く絞った電子線で試料表面を走査させることで生じる反射電子や弾き出された二次電子などを検出し, 像を得る電子顕微鏡である.これまで医学・生物学分野においてSEMは, 光学顕微鏡(光顕)の分解能では捉えられない表面微細構造の観察に用いられてきたが,その利用は主に試料の表面解析に限定されていた.近年,...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 微細構造レベルの比較形態解析と分子データに基づく緑藻クロロモナス系統群の種分類学的研究

    松﨑 令 PLANT MORPHOLOGY 32 (1), 91-97, 2020

    ...<i>Chloromonas reticulata </i>およびその類似種を用いた研究では,光学顕微鏡下では栄養細胞のよく似た種であっても,葉緑体中のピレノイドや眼点の微細構造でそれらを種レベルで区別できることを報告した.一方,クロロモナス系統群内の氷雪藻グループに位置する種では,接合子の形態情報が種レベルの分類形質として重要視されていたが,培養株を用いて接合子の形成 (有性生殖)を実験的に誘導することは...

    DOI Web Site Web Site 参考文献27件

  • 単一蛍光分子追跡による潤滑油界面の分子運動計測

    手老 龍吾, 平山 朋子, 天野 健一, 大西 洋 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 190-, 2020

    ...脂質二重膜の単一蛍光分子追跡では、水溶性蛍光分子を二重膜に取り込ませて、その膜内拡散を光学顕微鏡で追跡する。潤滑油界面に析出した添加剤層を同様に計測すれば添加剤分子の運動性を評価できるはずである。全反射照明が可能な蛍光顕微鏡を用いてヘキサデカンのみ、およびこれにパルミチン酸を添加したモデル潤滑油に蛍光分子を痕跡量加えて測定した結果を報告する。</p>...

    DOI

  • ブルガリア前期青銅器時代におけるテル型集落の土器胎土に関する学際的研究

    千本 真生, 柴田 徹, 金成 太郎 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 202-, 2020

    ...<p>本研究では、ヨーロッパ南東部のブルガリアに位置するテル型集落から得られた土器の胎土の特徴を、光学顕微鏡とXRFで調べて土器素材の産地について検討した。分析対象はデャドヴォ、エゼロ、ソコル、ノヴァ・ザゴラ遺跡の計185点の土器片である。分析の結果、四遺跡の土器胎土を五つの類型に大別した。...

    DOI

  • 大腿神経損傷はラット変形性関節症モデルにおける軟骨破壊に影響しない

    渡邊 晶規, 小島 聖, 細 正博 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇 8 (1), 1-8, 2019-10-31

    ...各群ともに術後4週間の通常飼育を行った後,膝関節前額面を光学顕微鏡下にて観察した。偽OA群では軟骨組織の損傷を認めず,OA群とOA+FN群では,半月板先端周囲の限局した範囲において,軟骨基質の染色性の低下,軟骨表層の不整,Fibrillationを認めた。両群間に著明な差は認められなかった。神経の切断による筋力低下は短期的には関節破壊を助長しない可能性が示された。...

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  • 広葉樹材の200 ℃飽和水蒸気熱処理によるセルロースの構造変化

    栗林 朋子, 小川 悠, 松本 雄二, 西山 義春 木材学会誌 65 (4), 212-217, 2019-10-25

    ...光学顕微鏡観察でハリギリ,エノキ試料は,あて材の特徴を示したが,他18試料は正常材であった。水熱処理後は全ての試料で1 1 0と1 <span style="text-decoration: overline;">1</span> 0の回折が接近し,多くの場合で擬直方晶への変化がみられ,X線結晶サイズ(2 0 0)は著しく増大した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • ビョウタケ目ビョウタケ科の日本新産種ダイセンニカワブドウタケ(新称)について

    長澤, 栄史, 米澤, 朋子, 中桐, 昭 財団法人日本きのこセンター菌蕈研究所研究報告 = Reports of the Tottori Mycological Institute (49) 1-4, 2019-09

    ...外観的には落葉広葉樹の落枝や倒木上に,ゼラチン質な紫褐色~鈍赤紫色の,複雑に入り組んだ脳みそ様塊状の子実体(子嚢果)を形成すること,また,顕微鏡的には比較的小形な(大山産標本ではほぼ7-9×3.5-4μm),楕円形,単細胞,無色の子嚢胞子を持つが,その表面に縦に走る繊細な筋状の模様(光学顕微鏡下では見逃され易いが,走査電子顕微鏡下では低い背びれ状~筋状の隆起として観察される)が有ることを著しい特徴とする...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • スパッタ薄膜を用いた微細接触部の検出に関する研究

    塩野谷 凱紀, 川口 尊久, 高山 善匡 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 155-156, 2019-08-20

    ...<p>本研究では,微細な接触部の検出方法として,固体表面に被覆したスパッタ薄膜が接触によって相手表面に移着することを利用することを提案している.微細な粗さの鋼球と滑らかなガラス平面の押し付け実験を行った後,ガラス表面の微細な接触部を光学顕微鏡やSPMを用いて測定を行った.その結果,サブミクロン以下の大きさの真実接触部について詳細に検出することができた.</p>...

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  • 収束電子線を用いた超解像イメージング

    居波 渉, 川田 善正 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 402-403, 2019-08-20

    ...極薄蛍光体薄膜に電子線を照射し生成したナノ光スポットを用いて、超解像光学顕微鏡ができることを示した。また、電界効果による電子線励起電流の変化からイオン濃度分布を可視化する高空間分解能な化学センサーを開発している。このように収束性の高い電子線を応用することでこれまでの限界を超えた顕微鏡を開発できる。</p>...

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  • 電子デバイス評価のための電子顕微鏡複合化原子間力顕微鏡システムの開発

    潤間 威史, 佐藤 宣夫, 山本 秀和, 中澤 謙太, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 408-409, 2019-08-20

    ...<p>我々は電子デバイスを評価する原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope: AFM)の開発に取り組んでいる.微細構造を有するデバイスの特定箇所を評価する上でカンチレバー探針の位置決めは重要である.しかしながら,一般的なAFMの光学顕微鏡による観察では精度の高い位置決めは困難である.そこで本研究では電子顕微鏡により高精度に探針の位置決めを可能にしたAFMを開発した.本装置はケルビンプローブ...

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  • はんぺんの物性に及ぼす卵白,山芋と添加物の影響

    黒沼 有里, 下村 道子 日本調理科学会誌 52 (3), 169-175, 2019-06-05

    ...そこで,卵白,山芋,増粘多糖類がはんぺんの食味,硬さなどにどう影響しているのか,味覚検査,物性測定,光学顕微鏡観察を行って調べた。はんぺんの製造にはサメの鮮肉を用い,一般的なはんぺん製造の材料から卵白,山芋あるいは増粘多糖類を除いたオミッションテストを行ってその作用を検討した。...

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  • 鹿児島県桜島袴腰海岸におけるゴマフニナの生活史 : 精子と卵子の形成季節と性比の検討

    山角, 公彦, 冨山, 清升, 吉本, 健 Nature of Kagoshima 45 183-188, 2019-05-31

    ...鹿児島県桜島袴腰海岸において,ゴマフニナの生活史を明らかにすることを目的とした. 2010 年12 月~ 2011 年12 月まで,毎月大潮時に鹿児島県桜島袴腰海岸の潮間帯で50 cm × 50 cmのコドラートを用いて,3 か所でサンプルを採取し,ノギスを用いて殻長を測った.持ち帰ったサンプルは,冷凍保存しておき,2011 年5 月~ 2011 年12 月の各サンプルの中から,ランダムに20 個体を選び,光学顕微鏡...

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  • DNA配列と光学顕微鏡とを用いた空中花粉中のヒノキ科花粉の種組成

    伊藤 愛, 加藤 敬介, 片畑 伸一郎, 安藤 正規, 向井 譲 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 286-, 2019-05-27

    ...先行研究では周辺植物による繁殖干渉の影響を評価するため、光学顕微鏡によるカウントと花粉一粒からのDNA解析により空中花粉中のサワラ花粉の割合を求めたが、解析できる花粉数が限られていたという問題点が挙げられている(蘇 2016)。そこで本研究では、空中花粉中のサワラ花粉の割合を推定することを目的として、光学顕微鏡による観察と採取した空中花粉の全DNAを用いたNGS解析を実施した。 ...

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  • マツ属における接ぎ木接合部の組織観察

    中島 剛 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 615-, 2019-05-27

    ...切片は脱パラフィンの後にサフラニン、ファストグリーンによる二重染色を行い光学顕微鏡下で観察を行った。本発表では、接ぎ木接合部の縦断面と横断面の組織学的特性を観察した結果について報告する。</p>...

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  • クスノキの乾燥耐性と水分通導回復に関する機能解剖学的研究

    山田 佳乃, 原 千夏, 野口 結子, 石井 弘明, 黒田 慶子 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 297-, 2019-05-27

    ...色素液吸入量の測定とともに、排水した道管とその周辺組織への水分吸入の過程を光学顕微鏡観察により追跡し、どの細胞が排水した道管への再注水に寄与しているのかを、可視化して確認した。その結果、軸方向柔細胞および放射柔細胞の細胞壁と内容物、道管の壁孔と細胞壁の染色を確認した。道管が排水して水柱が途切れた場合には、軸方向柔細胞および放射柔細胞を介した道管内腔への水の移動があるものと推測された。</p>...

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  • コンパクトMRIを用いた樹幹内水分布の非破壊的観察手法の多樹種への適用

    小笠 真由美, 平川 雅文, 市原 優, 矢崎 健一, 飛田 博順, 福田 健二 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 605-, 2019-05-27

    ...また同部位の木口面切片の光学顕微鏡画像から樹皮、形成層、木部、髄等の構成比といった解剖学的特性を測定した。 その結果、全ての樹種において、MRIで樹幹内水分布に基づいて樹皮、形成層帯、木部および髄が明瞭に区分でき、MRIで樹幹内水分布の可視化が可能であることがわかった。...

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  • 落葉広葉樹環孔材における孔圏道管の形成過程

    工藤 佳世, 内海 泰弘, 黒田 克史, 山岸 祐介, 半 智史, 鍋嶋 絵里, 細尾 佳宏, 安江 恒, 高田 克彦, 船田 良 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 125-, 2019-05-27

    ...コナラの成木を用いて、地上高別に孔圏道管の形成過程を光学顕微鏡を用いて解析し、葉のフェノロジーと比較した。その結果、開芽前に、すでに樹幹全体で孔圏道管の形成が開始していた。開芽時には、せん孔が形成された孔圏道管が樹幹の上部では認められたが、同一樹幹の中部および下部では認められなかった。...

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  • 走査型イオン伝導顕微鏡を用いたラベルフリーでの帯電分布可視化による生体組織の観察

    桂 悠一郎, 白澤 樹, 水谷 祐輔, 牛木 辰男, 中澤 謙太, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 560-561, 2019-03-01

    ...<p>現在,生体細胞や組織切片などの標本に関して核や細胞質における部位は色素染色し,光学顕微鏡で可視化する手法が広く用いられている.しかしながら,色素染色は毒性の影響や光学顕微鏡の分解能の制限などがある.本研究では、走査型イオン伝導顕微鏡を用いて生体組織の部位についてその帯電分布を直接可視化することで観察する手法を提案する.本手法は光学顕微鏡よりも高分解能で色素染色なし(ラベルフリー)で観察可能である...

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  • ディープラーニングによるBlind-SIM再構成処理

    小野 拓也, 久米 大将, 道畑 正岐, 高増 潔, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 908-909, 2019-03-01

    ...<p>構造化照明顕微鏡は従来の光学顕微鏡の約2倍の解像度を持ち、主に生体イメージングに使用されている。近年になって開発されたBlind-SIMは事前の照明に関する知識を必要とせず観察系の回折に起因する歪みに対して高いロバスト性を誇るが、その再構成アルゴリズムは膨大な計算量コストや解の不定性などの欠点から実用への適用は困難であった。...

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  • ウシ脂肪滴除去卵における可視光タイムラプスシステムを用いた前核の動的解析

    鈴木 亮祐, 小林 淳一, 杉村 智史 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR1-25-OR1-25, 2019

    ...<p>【目的】ウシ受精卵は卵細胞質内に脂肪滴を多く含んでおり,光学顕微鏡下での前核の観察は困難とされている。そこで我々は,ウシ体外受精(IVF)卵に対して卵細胞質内の脂肪滴除去を施行し,タイムラプスシステムを用いて培養を行い,前核の観察を試みた。また,得られた動画をもとに2前核胚の前核を動的に観察し,胚発生との関係性を解析した。...

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