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検索結果 115 件

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  • 終夜照射における赤から遠赤色光領域の波長分布がストックの伸長成長および開花に及ぼす影響

    宮前 治加, 島 浩二, 西谷 年生, 山田 真, 石渡 正紀, 住友 克彦, 久松 完 園芸学研究 14 (4), 371-379, 2015

    ストックにおいて赤色(R:600~699 nm)光から遠赤色(FR:700~799 nm)光の領域における光質が生育・開花に及ぼす影響を調査した.実験1では‘雪波’および‘ホワイトアイアン’を供試し,R光およびFR光のLEDを用いた混合照射によってR光とFR光の割合(R/FR)を0.02~277として終夜照射した.両品種においてほとんどの光照射区で茎伸長および花成が促進され,‘雪波’ではFR光の…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献8件

  • イネ・フィトクロム遺伝子プロモーターの発現特性と機能相補性についての解析

    馬場(笠井) 晶子, 原 奈穂, 高野 誠 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0673-0673, 2011

    ...さらに、出穂期について解析を行ったところ、長日条件においては光形態形成と同様の結果であったが、短日条件下においては、<I>PHYB</I>プロモーター::<I>PHYA</I>も<I>phyA</I>変異を部分的に相補することができることが分かった。...

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  • ヒネツリガネゴケにおける進化的に保存された光応答転写因子群の解析

    山脇 沙織 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0426-0426, 2011

    ...今回はシロイヌナズナの光形態形成において重要な転写因子群に関して、ヒメツリガネゴケにおける進化的保存性に焦点を当てて解析した。シロイヌナズナにおいて光受容体(フィトクロムやクリプトクロム)の下流で働く光形態形成関連因子としてはHY5(bZIP型)、BBX(B-box-CCT型)、PIF(bHLH型)の各ファミリーに属する転写因子がよく解析されている。...

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  • 明期終了時における遠赤色光照射の光強度および照射時間がスプレーギクの茎伸長に及ぼす影響

    島 浩二, 宮前 治加, 川西 孝秀, 山田 真, 石渡 正紀, 住友 克彦, 久松 完 園芸学研究 10 (3), 401-406, 2011

    スプレーギク生産における栽培期間の短縮を図るため,明期終了時の遠赤色光照射(EOD-FR)における光強度および照射時間が茎伸長促進に及ぼす影響を‘セイプリンス’および‘レミダス’を用いて調査した.照射時間を1時間,光強度を0.07~0.19 W・m<sup>−2</sup>とした場合,光強度が弱くなるにつれて茎伸長量が劣る傾向にあり,‘レミダス’では0.07 …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • <I>PnCOP1</I>(<I>Pharbitis nil CONSTITUTIVE PHOTOMORPHOGENIC1</I>)はアサガオの短日性花成における促進因子である

    近藤 貴浩, 樋口 洋平, 小野 公代, 小野 道之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0322-0322, 2011

    ...我々はアサガオの子葉において花成誘導暗期特異的に発現する遺伝子を網羅的に探索する中で、シロイヌナズナ(<I>Arabidopsis thaliana</I>)において花成抑制及び光形態形成に関与する<I>CONSTITUTIVE PHOTOMORPHOGENIC1</I>(<I>COP1</I>)と高い相同性を示す遺伝子を単離し、<I>PnCOP1</I>と名付けた。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil2、bpg</I>の機能解析

    Bekh-Ochir Davaapurev, 嶋田 勢津子, 中澤 美紀, 市川 尚斉, 松井 南, 中野 明彦, 浅見 忠男, 中野 雄司 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0862-0862, 2011

    ...ブラシノステロイドは細胞伸長や分裂、光形態形成に関与している植物ホルモンである。我々はブラシノステロイド情報伝達機構の解明を目指し、暗所、ブラシノステロイド生合成阻害剤Brz存在下での胚軸徒長を指標として、アラビドプシスのアクティベーションタグラインから<I>bil2(Brz-insensitive-long hypocotyl 2)</I>を選抜した。...

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  • イネ・フィトクロム遺伝子プロモーターの発現特性と機能相補性についての解析

    馬場(笠井) 晶子, 高野 誠 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0651-0651, 2010

    ...その結果は、光形態形成においては、phyAプロモーターはphyBの機能を相補できるが、phyBプロモーターはphyAの機能を相補できないという興味深いものであった。現在、出穂期についても同様の解析を行っており、これについても報告する予定である。...

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  • ストリゴラクトンによる腋芽伸長抑制メカニズムの解析

    水口 皓介, 安野 奈緒子, ルオ ル, 亀岡 啓, 小林 薫, 梅原 三貴久, 花田 篤志, 上野 琴巳, 浅見 忠男, 山口 信次郎, 経塚 淳子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0100-0100, 2010

    ...植物ホルモンとしてのストリゴラクトンの作用は、腋芽の伸長抑制だけではなく、発芽、老化、光形態形成など多岐にわたると考えられるが、詳細の解明は今後の課題である。腋芽の伸長抑制作用についても、その作用の実体は分かっていない。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil5</I>、<I>bpg2</I>における葉緑体制御機構の解析

    中野 雄司, 山上 あゆみ, 小松 知之, 川出 洋, 夏目 雅裕, 中澤 美紀, 松井 南, Joanne Chory, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0085-0085, 2010

    ...<br> 暗所Brz存在下発芽において、胚軸が矮化し子葉が開く、暗所光形態形成を示さない胚軸徒長形質<I>bil</I> (<I>Brz-insensitive-long hypocotyl</I>)変異体として、細矮性slender dwarf様の特徴的な矮性形質を示す半優性形質の<I>bil5</I>を単離した。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<i>bil3</i>の機能解析

    吉澤 江里子, 山上 あゆみ, 中澤 美紀, 松井 南, 作田 正明, 浅見 忠男, 中野 雄司 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0826-0826, 2010

    ...<br> 暗所Brz存在下において発芽した野生型<i>Arabidopsis</i>は暗所下でも胚軸が短化し子葉が開く、暗所光形態形成を示す。この条件においても胚軸が野生株に比べて1.5%伸長する変異体<i>bil3</i>を、アクティベーションタグラインから単離した。...

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  • ミヤコグサの光形態形成及び花成制御遺伝子群のゲノムワイド俯瞰と解析

    小野 奈津子, 石田 快, 山篠 貴史, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0515-0515, 2010

    ...ここでは、モデル植物としてゲノム情報の豊富なミヤコグサに関して光形態形成や花成制御に関与する遺伝子群のゲノムワイド俯瞰(インフォーマティクス)を行った。<br> 具体的には、光受容体、光形態形成転写因子、光周性花成制御因子、FLC花成抑制経路、低温応答花成経路、及び花形成ABCモデル関連因子などに関してゲノムワイド俯瞰を行ったのでその詳細な情報を提供する。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<i>bss1, bil6</i>の原因遺伝子の機能解析

    嶋田 勢津子, 小松 知之, 中澤 美紀, 松井 南, 川出 洋, 安部 浩, 夏目 雅裕, 浅見 忠男, 中野 雄司 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0087-0087, 2010

    ...細胞伸長や分裂、光形態形成、葉緑体制御などの生理活性を持つ植物ステロイドホルモンであるブラシノステロイド情報伝達機構の解明を目指し、暗所、ブラシノステロイド生合成阻害剤Brz存在下での胚軸徒長を指標として、アクチベーションタグラインより野生型の約半分の胚軸短化を示すBrz高感受性変異体<i>bss1</i>(<i>Brz-sensitive-short1</i>)を単離した。...

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  • 本葉扁平性を制御するフィトクロム生理機能の発見

    小塚 俊明, 長谷 あきら 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0343-0343, 2010

    ...葉は光合成遂行の主要器官であるため、葉の光形態形成は重要であり顕著である。本葉を構成する葉身は、平面的に広がった形態が特徴的であり、その本葉の扁平性は光の影響を大きく受ける。これまで、青色光により扁平性は促進され、この青色光応答はフォトトロピン制御であることが報告された。一方、赤色光下で生育した植物では葉が裏側方向へ強く丸まる傾向が見られる。...

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  • フィトクロムによる発現制御を受けるイネACCオキシダーゼ遺伝子<I>ACO1</I>の出穂期節間伸長における機能

    岩本 政雄, 馬場(笠井) 晶子, 清田 誠一郎, 原 奈穂, 高野 誠 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0340-0340, 2010

    ...フィトクロムは多岐にわたる光形態形成・光生理反応を担う主要な光受容体で、イネでは3つの遺伝子が存在する。フィトクロム3重変異体は野生型イネに比べて節間や葉身等の形態に著しい変化を示し、通常は節間伸長が抑制される幼苗期においても節間が伸長する。また、フィトクロム3重変異体はエチレン生合成関連遺伝子であるACCオキシダーゼ遺伝子<I>ACO1</I>の転写量が顕著に高いことがわかっている。...

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  • シロイヌナズナの光形態形成時における子葉でのクロロフィル合成に対する植物ホルモンの役割

    小林 康一, 深城 英弘, 増田 建 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0561-0561, 2009

    ...これらの結果は、光形態形成時のクロロフィル合成に関しても、オーキシンシグナルが抑制的に働くのに対し、サイトカイニンは促進的に作用することを示している。これらのホルモンは、光シグナルを介した胚軸の伸長抑制など、形態的な発達も制御していることが知られており、オーキシン/サイトカイニンシグナルは、光形態形成とクロロフィル合成の協調的な制御に関与していると考えられる。...

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  • 全寄生植物ヤセウツボのフィトクロム A はシロイヌナズナで機能するか?

    岡澤 敦司, 高木 一輝, 馬場 健史, 福崎 英一郎, 米山 弘一, 竹内 安智, 小林 昭雄 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0856-0856, 2009

    ...【背景・目的】植物の光受容体は光形態形成に関与しており,フィトクロム (phy) は赤色/遠赤色光受容体である.全寄生植物であるヤセウツボは光合成を行わず宿主から水と養分を獲得しているため,その光シグナル伝達系は光合成の制御に関する部分が変化し,その他の形態形成の制御に関する部分は保存されていると推測した.ヤセウツボ由来 phyA (OmphyA) では,他の光合成植物に見られない26ヶ所のアミノ酸...

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  • 光形態形成のnegative regulator (COP10)の新規相互作用因子の解析

    井川 智子, 藤原 正幸, 深尾 陽一朗, Deng Xing Wang, 柳川 由紀 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0861-0861, 2009

    ...植物の光形態形成はCOP/DET/FUS (Constituitive photomorphogenesis/De-etiolated/Fusca)タンパク質によって負に制御されている。近年、COP/DET/FUSタンパク質が光形態形成を正に制御する転写因子の分解を促進することが明らかになった。...

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  • 青色光に対するイネの伸長抑制反応におけるジベレリンの関与

    廣瀬 文昭, 山口 信次郎, 神谷 勇治, 高野 誠 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0863-0863, 2009

    ...私たちは今までにイネのクリプトクロムが青色光下での初期の光形態形成と開花に関与していることを明らかにしてきた。昨年度の本大会で青色光に対する葉鞘・葉身の伸長抑制反応において活性型ジベレリンを不活性化する反応を触媒するGA2oxが関与していることを報告した。<br> 今回は変異体及び発現抑制系統を用いて、イネの3種類のクリプトクロムとジベレリンシグナルとの関係を調べた。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil5</I>におけるエピジェネティック変異と情報伝達下流の解析

    中野 雄司, 山上 あゆみ, 辻本 雅文, Joanne Chory, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0457-0457, 2009

    ...<br> 暗所Brz存在下発芽において、胚軸が矮化し子葉が開く、暗所光形態形成を示さない胚軸徒長形質<I>bil</I> (<I>Brz-insensitive-long hypocotyl</I>)変異体は、ブラシノステロイド情報伝達の活性型突然変異体であると考え、細矮性slender dwarf様の特徴的な矮性形質を示す半優性形質の<I>bil5</I>を単離した。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<i>bil2</i>, <i>bil5</i>サプレッサーの解析

    嶋田 勢津子, 中澤 美紀, 松井 南, 辻本 雅史, 浅見 忠男, 中野 雄司 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0460-0460, 2009

    ...ブラシノステロイドは、細胞伸長や分裂、光形態形成、葉緑体制御などの生理活性を持つ植物ステロイドホルモンである。我々はブラシノステロイド情報伝達機構の解明を目指し、暗所、ブラシノステロイド生合成阻害剤Brz存在下での胚軸徒長を指標として、アクチベーションタグラインから半優性の<i>bil2</i>を選抜した。...

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  • イネの初期の青色光形態形成反応におけるジベレリンの関与

    廣瀬 文昭, 清田 誠一郎, 山口 信次郎, 神谷 勇治, 高野 誠 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0839-0839, 2008

    ...私は今までに、イネのクリプトクロムが青色光下で初期の光形態形成(幼葉鞘、葉鞘、葉身の伸長抑制、葉身幅の拡大、葉の傾斜)と開花に関与していることを明らかにしてきた。しかし、イネのクリプトクロムのシグナル伝達経路について詳細は不明である。...

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  • イネフィトクロムの発現・存在様式の違いと機能分担との関連性

    馬場 晶子, 謝 先芝, 岡 義人, 高野 誠 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0838-0838, 2008

    ...クローン化したプロモーターにそれぞれのcDNAをつないでフィトクロム変異イネに戻し、形質転換後代の幼植物について光形態形成を観察した結果、phyA, phyB, phyCそれぞれについて機能の回復が認められ、単離したプロモーターは十分な機能を持つことが明らかとなった。...

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  • シロイヌナズナの成長初期段階の胚軸伸張制御における時計関連因子と赤色光情報伝達系との遺伝的関係

    伊藤 照悟, 中道 範人, 中村 祐子, 丹羽 悠介, 加藤 貴比古, 村上 正也, 北 雅規, 溝口 剛, 新沼 協, 山篠 貴史, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0615-0615, 2008

    ...得られた結果より、我々は概日時計機構の因子からどのように赤色光シグナル伝達系へと情報が伝達され、光形態形成に影響を与えているのかを考察する。また、近年報告された時計に制御された遺伝子PIF4,PIF5(PIL6)によって制御される、明暗周期条件下における胚軸伸張制御のモデルについても同時に考察する。...

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  • ウシグソヒトヨタケの光形態形成に必須の<I>dst2</I>遺伝子の分子遺伝学的解析

    倉谷 真規, 田中 可名子, 寺島 和寿, 村口 元, 中堀 清, 鎌田 堯 日本菌学会大会講演要旨集 52 (0), 73-73, 2008

    ...真正担子菌ウシグソヒトヨタケでは,子実体原基が子実体成熟過程に移行するためには青色光が必要であり,子実体原基を連続暗黒下で培養すると原基下部が徒長した“dark stipe”が形成される.これまでに我々は,適切な光条件下で培養しても“dark stipe”を形成する光形態形成突然変異体を複数株得て,それらの遺伝分析から光形態形成にかかわる二つの遺伝子<I>dst1</I>と<I>dst2</I>を同定...

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  • シロイヌナズナにおける時計関連遺伝子<I>TOC1</I>,<I>CCA1</I>,<I>LHY</I>の三重欠損変異株

    丹羽 悠介, 伊藤 照悟, 中道 範人, 溝口 剛, 新沼 協, 山篠 貴史, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0497-0497, 2008

    ...こうしたシロイヌナズナの時計基本機構は、光形態形成、光周性花成といった高次機能統御に重要であり、また広く高等植物に普遍的である。このような背景において、最も重要な遺伝的解析の一つと考えられる<I>cca1/lhy/toc1</I>三重欠損変異体の解析はまだ報告されていない。<br> 今回、我々は<I>cca1/lhy/toc1</I>三重欠損株を含む多重欠損変異株セットを作成した。...

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  • 被覆処理がチャ新芽におよぼす影響の解析

    丹羽 康夫, 西川 博, 齋藤 武範, 小澤 一央, 久留戸 涼子, 関 亮太朗, 森安 裕二, 谷 幸則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0301-0301, 2008

    ...植物にとって光は、光形態形成や光合成のために必須である。シロイヌナズナを例にとると、弱光条件下では徒長した胚軸や子葉の淡緑色化を引き起こす。一方、チャの新芽の場合、例えば被覆処理により光量を制限することにより葉色の緑化がみられる。この現象は昔から経験的に知られており、 玉露やてん茶などいわゆる商品価値の高いお茶は、被覆栽培されたチャ葉から生産されている。...

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  • イネのアレンオキシド合成酵素遺伝子1(<I>OsAOS1</I>)の機能解析

    芳賀 健, 清田 誠一郎, 軸丸 祐介, 神谷 勇治, 高野 誠, 飯野 盛利 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0364-0364, 2008

    ...フィトクロムによる光形態形成(幼葉鞘の光成長阻害反応)が抑えられたイネ<I>cpm1</I>突然変異体(Biswas et al. 2003)の原因遺伝子は、ジャスモン酸(JA)の生合成に働くアレンオキシド合成酵素(AOS)の遺伝子(<I>OsAOS1</I>)であることを第47回年会で報告した。...

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  • ブラシノステロイド応答におけるイネ3量体Gタンパク質αサブユニットの機能解析

    隠岐 勝幸, 稲葉 規子, 北川 佳名子, 藤岡 昭三, 北野 英巳, 藤澤 由紀子, 加藤 久晴, 岩崎 行玄 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0365-0365, 2008

    ...また、<I>d1</I>変異体は、矮性、直立葉、短粒、第二節間の伸長阻害、暗所下における光形態形成など、BR関連変異体に共通の表現型を示した。<br> BRは、受容体キナーゼBRI1により受容され、BZR1等の細胞内因子へとその情報が伝達された結果、BR関連遺伝子群の転写フィードバック制御を引き起こすとされる。BRI1変異体(<I>d61</I>)においては、この応答が観察されない。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil5</I>の変異原因遺伝子と変異様式の解析

    中野 雄司, 山上 あゆみ, 辻本 雅文, 吉田 茂男, Joanne Chory, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0436-0436, 2008

    ...<br> 暗所Brz存在下の暗所発芽において、胚軸が矮化し子葉が開く、暗所光形態形成を示さない胚軸徒長形質<I>bil</I> (<I>Brz-insensitive-long hypocotyl</I>)変異体は、ブラシノステロイド情報伝達の活性型突然変異体であると期待し、Fast Neutron変異種子から半優性形質の<I>bil5</I>を単離した。...

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  • ケミカルジェネティクスを用いたシロイヌナズナ種子発芽のメカニズムの解析

    土屋 雄一朗, 神谷 勇治, 南原 英司, Cutler Sean, McCourt Peter 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 040-040, 2007

    ...hy1突然変異株は光形態形成に欠損を生じた突然変異株として知られる一方で、プラスチドレトログレードシグナルに欠損を生じたgenome uncoupled2としても分離されており、E化合物とABA、GAおよびプラスチドレトログレードシグナルとの関連を議論する。...

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  • 光形態形成のnegative regulator (COP10)の新規相互作用因子の探索

    井川 智子, 藤原 正幸, 深尾 陽一朗, Deng Xing Wang, 柳川 由紀 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 800-800, 2007

    ...植物の光形態形成はCOP/DET/FUS (Constituitive/De-etiolated/Fusca)タンパク質によって負に制御されている。近年、COP/DET/FUSタンパク質が光形態形成を正に制御する転写因子の分解を促進することが明らかになった。そこで、本研究ではCOP/DET/FUSタンパク質の一つであるCOP10を介したタンパク質分解制御機構の解明を目指している。...

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  • 青色光はリチャードミズワラビ配偶体の雄性化を促進する

    蒲池 浩之, 岩沢 おりえ, Hickok Leslie G., 中山 雅章, 井上 弘 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 547-547, 2007

    ...また,光形態形成に関する突然変異体を用いた実験から,クリプトクロムおよびフィトクロムがこれらの青色光と赤色光の作用にそれぞれ関与することが示唆された。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil5</I>の変異原因遺伝子の探索と機能解析

    中野 雄司, 山上 あゆみ, 辻本 雅文, 吉田 茂男, Chory Joanne, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 410-410, 2007

    ...<br> 暗所Brz存在下において発芽した野生型Arabidopsisは暗所下ながら胚軸が矮化し子葉が開く、暗所光形態形成を示す。この条件下において光形態形成を示さない胚軸徒長形質<I>bil</I> (<I>Brz-insensitive-long hypocotyl</I>)変異体は、ブラシノステロイド情報伝達の活性型突然変異体であると予測される。...

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  • シロイヌナズナの光形態形成を制御するBR生合成遺伝子の動態

    Ayano Madoka, Asami Tadao, Fujioka Syouzou, Yoshida Shigeo, Shimada Yukihisa 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 726-726, 2007

    It has reported that the Brassinosteroids (BRs) function as a positive regulator of photomorphogenesis unexpectedly. To understand true functions of BRs, we analyzed expression levels of BR-related …

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  • シロイヌナズナの時計関連PRRファミリー因子の機能解析

    河村 正和, 松鹿 昭則, 山篠 貴史, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 687-687, 2007

    ...そこでまず、これらに関して概日リズム・光形態形成・花成制御などの時計関連表現型に関する比較解析を行った。また、phyBなど他の遺伝子型を組み合わせた遺伝学的機能解析を行った。加えて、PRR5やPRR7に関してはその構造の一部だけを恒常的に発現する形質転換植物体を作成することで、PRR因子の構造と機能の相関を解析した。...

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  • LIF1(LKP2 interacting factor 1)の機能

    柿窪 善浩, 高瀬 智敬, 清末 知宏 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 680-680, 2007

    ...このLKP2の過剰発現体を用いた解析の結果から、LKP2はユビキチン-プロテアソーム系を介したタンパク質分解機構において、概日リズム、光形態形成および花成時期の制御に関わり得ると考えられている。我々はLKP2の機能解析を進める一方で、LKP2の相互作用因子にも注目している。...

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  • イネ培養細胞の防御応答におけるジャスモン酸の関与

    清水 崇史, 岡田 敦, 軸丸 裕介, 中条 哲也, 芳賀 健, 飯野 盛利, 長村 吉晃, 渋谷 直人, 瀬戸 秀春, 岡田 憲典, 野尻 秀昭, 山根 久和 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 505-505, 2007

    ...そこで、本研究では、ジャスモン酸欠損変異株と考えられる、イネ光形態形成変異体<I>cpm2</I>由来の培養細胞を用い、エリシター誘導性の防御応答について正常型イネと比較することで、ジャスモン酸とエリシター誘導性の防御応答の関係についてさらに詳細な知見を得ることを試みた。<I>cpm2</I>と正常型イネにおけるエリシター応答性遺伝子をマイクロアレイ解析により比較検討した。...

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  • イネフィトクロムB分子のシグナル伝達機構の解析

    山内 雪香, 松下 智直, 岡 義人, 長谷 あきら, 井澤 毅 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 239-239, 2007

    ...その結果、赤色光下での光形態形成および第1葉の緑化においては、OsPhyB-N651はphyB欠損を部分的に相補したが、OsPhyB-N450はほとんど相補しなかった。青色光下でのラミナジョイント反応は、AtPhyB-N450, -N651は相補せず、OsPhyBN450は野生型レベルまで相補、OsPhyB-N651は野生型よりも強い形質(スーパーフィトクロム様活性)を示した。...

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  • COP9シグナロソームとSAP130の相互作用解析

    安喜 史織, 岡 穆宏, 柘植 知彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 045-045, 2006

    ...COP9シグナロソーム(CSN)は、タンパク質分解系を介して植物の光形態形成を抑制する核内タンパク質複合体であるが、その機能はさらに多岐にわたると考えられている。動物CSN1サブユニットのN末部位(CSN1N)はJNK1/SAPK情報伝達経路においてJNK1の転写を抑制する。この抑制機能は阻害剤などを用いた実験の結果、タンパク質分解系を介さないことが強く示唆された。...

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  • クロロフィル生合成におけるシロイヌナズナ概日時計の役割

    加藤 貴比古, 山篠 貴史, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 169-169, 2006

    ...これらの結果を基に、光形態形成における光情報伝達と概日時計機構との関連性に関して、PILファミリーbHLH転写因子群の役割を中心に考察する。...

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  • 苔類ゼニゴケにおけるフィトクロムと光形態形成の解析

    片岡 秀夫, 村本 拓也, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 722-722, 2006

    ...本研究では下等植物におけるフィトクロムの機能、性質について知見を得ることを目的とし、苔類ゼニゴケ(<I>Marchantia polymorpha</I>)を用いてフィトクロムと光形態形成の解析を行った。ゼニゴケは地球上に存在する生物の中でも最初に陸上に上がった生物であると考えられ、生活環の大半が半数体であることおよび非常に単純な体制を持つことからモデル植物として優れている。...

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  • イネの形態形成反応におけるクリプトクロムの機能解析

    廣瀬 文昭, 島田 浩章, 高野 誠 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 730-730, 2006

    ...今回はイネの光形態形成反応におけるクリプトクロムの機能解析の結果を報告する。イネのクリプトクロムの生理機能を調べるために、<i>OsCRY1a</i>, <i>OsCRY1b</i>, <i>OsCRY2</i>それぞれの遺伝子を過剰発現させた形質転換イネを作製した。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<i>bil4</i>, <i> bil3</i>の解析

    山上 あゆみ, 中野 雄司, 中澤 美紀, 松井 南, 作田 正明, 篠崎 一雄, 辻本 雅文, 吉田 茂男, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 412-412, 2006

    ...ブラシノステロイド(BR)は細胞の伸長、光形態形成に関与している植物ホルモンである。我々はBR情報伝達機構の解明を目指し、現在までにBR生合成阻害剤Brz存在下での胚軸の伸長を選抜条件にして、<i> bil1 </i> (<i> Brz-insensitive-long hypocotyl 1</i>)を選抜してきている。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil5</I>, <I>bpg1</I>の機能解析

    中野 雄司, 山上 あゆみ, 小林 正智, 関 原明, 作田 正明, 篠崎 一雄, 辻本 雅文, 吉田 茂男, Chory Joanne, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 411-411, 2006

    ...<br>[結果]暗所Brz存在下において発芽した野生型Arabidopsisは暗所下ながら胚軸が矮化し子葉が開く、暗所光形態形成を示す。この条件下において光形態形成を示さない胚軸徒長形質<I>bil</I> (<I>Brz-insensitive-long hypocotyl</I>). 変異体は、ブラシノステロイド情報伝達の活性型突然変異体であると予測される。...

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  • イネ幼植物体の種子根生育におけるフィトクロムの作用

    清水 久代, 七夕 高也, 謝 先芝, 稲垣 言要, 高野 誠, 篠村 知子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 727-727, 2006

    ...フィトクロム分子種の根の光形態形成における役割分担様式の特徴を考察する。<br>本研究は、農水省プロジェクトIP1006の委託を受けて実施した。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil3</I>,<I>bil4</I>の解析

    山上 あゆみ, 中野 雄司, 中澤 美紀, 松井 南, 作田 正明, 篠崎 一雄, 吉田 茂男, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 766-766, 2005

    ...また、光形態形成や葉緑体制御などの植物特有の生長機構調節においても重要な役割を担っていることが明らかにされつつある。我々はブラシノステロイド情報伝達機構の解明を目指し、現在までに暗所におけるブラシノステロイド生合成阻害剤Brz存在下での胚軸の伸長を選抜条件としてEMS変異から<I>bil1</I>、Fast Neutron変異から<I>bil5</I>を選抜してきている。...

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  • ブラシノステロイド生合成阻害剤Brzを用いた化学遺伝学(ケミカルジェネティクス)

    中野 雄司, 山上 あゆみ, 宮城 志野, Yin Yanhai, 中澤 美紀, 松井 南, 関 原明, 小林 正智, 作田 正明, 藤岡 昭三, 篠崎 一雄, 吉田 茂男, Chory Joanne, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), S58-S58, 2005

    ...<br> 実施法としては、Brz存在下で暗所発芽した野生型植物は、暗所にも関わらず光形態形成を示すという条件下を利用し、これに反してBrz暗所下胚軸が徒長する変異体<I>bil</I>(<I>Brz-insensitive-long hypocotyl</I>)を選抜して来ている。...

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  • イネ フィトクロムB PAS1ドメインの構造生物学的研究

    小林 俊達, 三島 正規, 田畑 亮, 赤木 香予, 酒井 伸也, 加藤 悦子, 高野 誠, 山崎 俊正, 児嶋 長次郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 569-569, 2005

    ...細胞質に存在する不活性型のフィトクロムは、赤色光の吸収による活性型への構造変化を生じた後に核内へ移行し、転写因子を含めた様々なタンパク質との相互作用によって発芽から花成といった種々の光形態形成を制御する事が明らかとなっている。<br>フィトクロムは大きく二つのドメインに分けられる(N-及びC-末端ドメイン)。...

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  • LEDを光源とするカイワレ蕎麦栽培

    小嶋 政信, 清水 聡子, 池川 茂樹, 益田 耕作, 早川 忠良 照明学会 全国大会講演論文集 38 (0), 164-164, 2005

    ...光波長分布、光強度、明暗期等の光質変化は、植物の生長や光形態形成に重要な影響を及ぼすことが見出されており、その機構解明に関する研究が大変活発におこなわれている。近年赤色、緑色に続いて青色発光ダイオード(LED)が発明され、LEDを用いて光の3原色を供給することが可能になった。...

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  • 光シグナルによる葉柄特異的な伸長制御機構の解析 -<I>ROT3</I>と<I>DOC1</I>の相互作用-

    小塚 俊明, 堀口 吾朗, Kim Gyung-Tae, 塚谷 裕一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 738-738, 2005

    ...葉は光合成を遂行する主要器官であるため、機能・形態の異なる葉身と葉柄間において、それぞれ異なる光形態形成が行われることが重要である。我々は、葉身・葉柄の光形態形成において、各器官に内在的な特異的因子と光受容体シグナルとの相互作用による制御の可能性を示してきた。そこで今回、葉柄特異的に強い成長阻害を示す <I>rot3</I> と <I>doc1/tir3</I> の解析を行ったので報告する。...

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  • イネ・フィトクロムC末端ドメインの立体構造と分子機能

    児嶋 長次郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), S08-S08, 2005

    ...フィトクロムは2量体として細胞質に存在し、赤色光の吸収による活性型への構造変化とともに核内へ移行し、転写因子を含めた様々なタンパク質との相互作用によって発芽から花成といった種々の光形態形成を制御する。...

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  • 黄色植物多核細胞フシナシミドロで見つかった新奇青色光受容体

    片岡 博尚, 高橋 文雄, 山形 大輔, 笠原 賢洋, 和田 正三 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 251-251, 2005

    ...黄色植物(Stramenopile)に属する多核細胞フシナシミドロ(<i>Vaucheria</i>)は青色光(BL)の強度に依存して正,または負の光屈性を示す.また,細胞基部にBLが照射されると,照射領域の中央に新たに成長点が誘導形成される.前者は数分で起こるが,後者は 1-2時間以上のBL照射を必要とする光形態形成反応で,BL照射域への葉緑体集合,引き続く核と原形質の集合,および,集合核による新規...

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  • 光形態形成のnegative regulatorの1つであるCOP10複合体(CDD complex)の精製と機能解析

    柳川 由紀, Sullivan James A., 小松 節子, Gusmaroli Giuliana, 鈴木 玄樹, Yin Jianning, 石橋 豊隆, 西條 雄介, Rubio Vicente, 木村 成介, Wang Jian, Deng Xing Wang 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 871-871, 2005

    ...このことから、CDD complexはユビキチン化促進因子として機能することで、光形態形成のpositive regulatorsのユビキチン・プロテアソーム依存的分解を制御していると示唆された。...

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  • 環境情報とかたち作りとを結ぶCOP9シグナロソームの新規制御メカニズムの解析

    柘植 知彦, 堂前 直, Wei Ning, 岡 穆宏 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 870-870, 2005

    ...COP9シグナロソーム(CSN)は、植物の光形態形成を抑制する核内タンパク質複合体である。シロイヌナズナの<I>csn</I>変異体が暗所で明所形態を示すため、CSNは光とかたち作りとをつなぐ重要な制御因子と考えられる。これまでにCSNが、ユビキチン・プロテアソーム系のタンパク分解調節を介して、光や植物ホルモンなどの情報伝達経路を制御し、器官形成やストレス応答に不可欠であることが明らかになった。...

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  • 光形態形成抑制因子COP1の機能と核局在

    寺島 真理, 望月 久美, 津本 裕子, 松井 南, Deng X-W, 山本 直樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 576-576, 2005

    ...シロイヌナズナの光形態形成抑制因子COP1は、暗所では核に分布し、核内の転写因子等のタンパク質との相互作用を介して光形態形成を抑制する。一方、明所では細胞質に移行し、COP1による抑制が外れると考えられている。本研究では、COP1の機能発現の分子機構を明らかにするために、GFP-COP1を用いてCOP1機能と細胞内分布特性について検討を行った。...

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  • クロロフィル生合成制御におけるシロイヌナズナ概日時計関連因子の役割

    加藤 貴比古, 藤森 徹, 山篠 貴史, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 445-445, 2005

    ...黄化植物からの緑化過程は光形態形成の一環として制御されている。特にクロロフィル合成過程には光依存的に酸化ストレスを生じる中間体が含まれるので、その合成は巧妙に制御されているはずである。さもなければ光形態形成時に致死的な傷害が生じかねない。しかしそのような観点からのクロロフィル合成制御の分子機構はあまり理解されていない。...

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  • レーザー植物工場の現状と今後の展望

    山中 正宣, 西田 嘉夫 応用物理 73 (8), 1068-1075, 2004-08-10

    ...<p>1994年に,レーザーを用いた植物工場として,「レーザー植物工場」が提案されて以降,主に10年間の「レーザー植物工場」実現に向けた技術開発を紹介する.その基礎技術として,発光ダイオード(LED)と半導体レーザー(レーザーダイオードともいわれ,LDと略する)を用いた植物栽培技術の進展について述べる.植物の成長には,光合成反応と光形態形成がかかわっている.特に,発光波長とその構成比,光強度,パルス...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献77件

  • イネの形態とブラシノステロイド

    上口, 美弥子, 松岡, 信, 洪, 治 Journal of pesticide science 29 (3), 184-188, 2004-08

    ...イネのブラシノステロイド関連変異体において観察された、非常にユニークな形態的特徴(直立葉、矮性、茎の特定の節間の短縮、暗黒化での光形態形成など)について紹介する。また、これらの形質の育種上の有用性についても論じる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 緑色光に誘導される光屈性の遺伝学的解析

    間山 智子, 酒井 達也, 岡田 清孝 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 791-791, 2004

    ...一方、光形態形成等に関与する青色光受容体クリプトクロム1(cry1)は、青色光だけではなく緑色光を吸収する。そのため、光屈性における緑色光受容体の候補として本研究に用いた。<I>phot1</I>突然変異体は緑色光、青色光共に光屈性を示さなかったが、<I>phot2</I>、<I>cry1</I>および<I>cry2</I>は野生型と同じ光屈性を示した。...

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  • 緑色防蛾灯によるホウレンソウへの光影響検証

    山田 真, 阪口 敏彦, 渡辺 一, 遠藤 正樹 照明学会 全国大会講演論文集 37 (0), 140-140, 2004

    ...<br> 本研究では、植物の光形態形成に影響を及ぼす赤色光の波長成分を少なくした緑色防蛾灯を用いて、フィールド試験にて、ホウレンソウの花成抑制とヤガ類の防除性能の検証を行った。<br> その結果、緑色防蛾灯は黄色防蛾灯と比較しても、その防除効果に大きな差はなく、緑色防蛾灯が十分に防除資材として使用できることが示された。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil2<I/>,<I>bpg1<I/>の機能解析

    神田 聡美, 中野 雄司, 小林 正智, 関 原明, 作田 正明, 篠崎 一雄, 吉田 茂男, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 739-739, 2004

    ...また光形態形成や葉緑体制御などの植物特有の生長機構調節においても重要な役割を担っていることが明らかにされつつある。我々は、ブラシノステロイド生合成阻害剤Brz存在下での下胚軸の伸長を選抜条件としてEMS変異から<I>bil1<I/>、Fast Nuetron変異から<I>bil5<I/>を選抜してきている。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil</I>の機能解析

    中野 雄司, 佐藤 友美, Yin Yanhai, 木内 玲子, 藤岡 昭三, 吉田 茂男, Chory Joanne, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 339-339, 2004

    ...<br>Brz存在下で発芽した野生株は、暗所にも関わらず光形態形成を示す。これに反してBrz暗所下胚軸が徒長する変異体<I>bil</I>(<I>Brz-insensitive-long hypocotyl</I>)を選抜して来ている。...

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  • ホウライシダ前葉体で発現する遺伝子の解析

    山内 大輔, 須藤 慶太, 鐘ヶ江 弘美, 堀口 達矢, 松岡 健, 福田 裕穂, 和田 正三 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 698-698, 2004

    ...これまでに細胞生物学及び分子生物学の手法による光形態形成に関する研究がホウライシダを用いて行われてきた。そこで、これらの知見を活かしたシダのモデル植物としてホウライシダを位置づけるために、その前葉体で発現している遺伝子配列 (EST) を解析した。<br> 白色光下で培養したホウライシダ前葉体から調製したRNAよりcDNAを合成し、これを均一化した。...

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  • 多重変異体比較法による、青色光受容体、cry1、cry2、phot1、phot2の機能解析

    大岸 麻紀, 佐治 健介, 岡田 清孝, 酒井 達也 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 233-233, 2004

    ...その結果、cryptochromeが新規の青色光に依存したランダムな胚軸の屈曲を制御していること、phototropinが子葉展開という光形態形成に関与していることが明らかになった。マイクロアレイ解析では、青色光応答遺伝子の発現制御において、cry1、cry2は独立に主要な役割を果たしているが、phot1、phot2は補佐的にしか機能していないことが明らかになった。...

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  • シロイヌナズナ<I>cop1-6</I> 突然変異体における花成誘導機構の解析

    中川 繭, 米田 好文 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 173-173, 2004

    ...<br> <I>cop1</I> は暗黒下で光形態形成する突然変異体として単離され、その弱いアリルである<I>cop1-6</I> 突然変異体は花成において日長非感受性を示し、長日、短日条件共に花成が促進する。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<I>bil</I>(<I>brz-insensitive-long hypocotyl</I>)の機能解析

    中野 雄司, Wang Zhiyong, Mora-Garcia Santiago, 神田 聡美, 鈴木 建之, 永田 典子, 作田 正明, 内藤 忠雄, 藤岡 昭三, 吉田 茂男, Chory Joanne, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 183-183, 2003

    ...ブラシノステロイド生合成阻害剤Brz培地上で暗所発芽した植物体は、暗所ながら光形態形成や葉緑体遺伝子の発現が認められる。この暗所Brz条件下におけるBrz耐性を指標にアラビドプシス突然変異体bilのスクリーニングを行っている。...

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  • イネフィトクロム欠損変異体<I>se5</I>を用いた花芽形成・光形態形成における赤色光・青色光の作用の解析

    勝又 政和, 岡野 陽平, 井澤 毅 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 549-549, 2003

    ...このことは、短日植物イネの花芽形成における赤色光・近赤外光シグナルの重要性を示しているが、イネの花芽形成・光形態形成における青色光の作用はほとんど解析されていない。そこで、我々は優れた単色特性を持つ半導体発光素子を用いて、青色光・赤色光に対する<I>se5</I>の光形態形成、花芽形成応答、出葉頻度について解析した。...

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  • シロイヌナズナ<I>ZIM</I>遺伝子過剰発現体における胚軸および葉柄の伸長表現型の解析

    四方 雅仁, 松田 優子, 安藤 候平, 竹村 美保, 横田 明穗, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 336-336, 2003

    ...以上のことから、ZIMはブラシノステロイドを介した光形態形成の制御に働くと考えられる。現在、<I>ZIM</I>過剰発現体による表現型がどのような遺伝子の発現によるものかを、マイクロアレイを用いて調べている。...

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  • シロイヌナズナ時計関連因子APRR5の機能解析

    佐藤 江里子, 中道 範人, 山篠 貴史, 加藤 友彦, 佐藤 修生, 田畑 哲之, 水野 猛 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 40-40, 2003

    ...これらの結果と欠損株を用いての解析結果をもとに、APRR5がシロイヌナズナの時計機構・開花・光形態形成に与える影響について、他のAPRR1/TOC1ファミリーの働きとの関連も含めて考察する。...

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  • シロイヌナズナCOP1の細胞内分布特性と機能発現

    望月 久美, Deng Xing-Wang, 山本 直樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 226-226, 2003

    ...シロイヌナズナの光形態形成抑制因子COP1は、暗所では核に分布し、核内の転写因子等のタンパク質との相互作用を介して光形態形成を抑制する。一方、明所では細胞質に移行し、COP1による抑制が外れると考えられている。本研究ではCOP1の細胞内分布と機能発現の相関を明らかにすることを目的として以下の実験を行った。...

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