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検索結果 45,131 件

  • UDLの理論に基づく小学校算数科における実践とその効果の検証

    大橋 均 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    ...その結果,児童はそれぞれの学習方法(一斉授業・一人学び・協同学習)の持つ良さを理解し,それらを選択することで,わかる,できるという実感を持ち始め,自らの学びの舵取りを試みる姿が示された。また,学習の理解を深めるために,同級生や教師に援助要請を出せる割合が高まることや,学力面では一時的に当該授業内の知識・技能に限り,その獲得を促す傾向等が示された。...

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  • 小学校における校内授業研究の実施方法の改善

    荒木 淳一, 寺嶋 浩介 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 1-8, 2024-05-11

    ...<p>小学校における「書く力」の育成を通して,校内授業研究の実施方法を改善し,その取り組みを評価した.まず「校内授業研究の流れ」を設計した.また,「児童の「書く力」を育成する教師の授業力」を設定した.それを基に,授業研究を進めた結果,「校内授業研究の流れ」により,授業研究を円滑に進めることができた.また,「児童の『書く力』を育成する教師の授業力」を明確にすることで,授業計画に有益な情報が得られた....

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  • 教師の視点から捉えた授業場面における児童による自己調整学習の様相の検討

    稲木 健太郎, 泰山 裕 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 9-16, 2024-05-11

    ...<p>本研究は,初等教育の授業場面において児童による自己調整学習がどのように行われているかを教師の視点から捉えることを目的とした.教師1名を対象として半構造化インタビューを行い,SCATを用いて分析した結果,主に学習方略の調整により具体的に行動として表出している学習活動を自己調整と捉えていることが示された.また,自己調整には,個人・他者・環境の要素が関係し,これらを複合的に捉える必要性が示された....

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  • 1人1台端末を活用した授業における児童の発話の事例研究

    久川 慶貴, 草本 明子, 高橋 純 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 31-36, 2024-05-11

    ...<p>1人1台端末を活用し,学習者による学習活動の自己決定が行われている授業における児童の発話から,学習活動の特徴を明らかにすることを目的とした.小学校6年生1名の直接の発話およびクラウドでの発話(クラウドでの文字入力)を分析した.結果,1)授業を通して他者との直接の対話を中心に学習活動が行われること,2)直接の発話とクラウドでの発話が繰り返されること,3)何について読み取るのか,どの場面やどの登場人物...

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  • 生成AIを用いたPBLシミュレーターの開発

    稲垣 忠, 平井 聡一郎, 佐藤 雄太 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 201-208, 2024-05-11

    ...<p>児童生徒に共通したゴール設定のもとで個別あるいはグループで探究に従事するプロジェクト型学習を対象に,生成AIと対話しながら授業構想を検討するシミュレーターを開発した.プロンプトとしてPBLをデザインするIDプロセスを組み込むことで対話的に順を追って授業設計ができるよう支援した.探究学習をテーマとした教員対象のワークショップにおいて本シミュレーターを試用する機会を設定した結果,授業アイデアを広げること...

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  • 自律性支援を志向する学級において児童が情報端末を活用した授業の板書事項の実態調査

    關原 結衣, 伊藤 真紀, 若月 陸央, 佐藤 和紀 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 17-22, 2024-05-11

    ...<p>本研究は自律性支援を志向する学級において,児童が情報端末を活用した授業の板書に書かれた内容事項の特徴を検討することを目的とした.Y町立A小学校14学級において,2024年2月の板書を対象に,板書事項を学習方法と学習内容の2項目で分析した後,KJ法を用いて作成した8項目で分析した.その結果,1)14学級中9学級において学習内容より学習方法に関する板書事項が多いこと,2)学習方法に分類された項目のうち...

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  • 日本語の意味的関連性を利用した小学生の英語語彙学習:教科書分析と教材開発に基づく実践研究

    佐藤 彩香, 田中 菜採 東北英語教育学会研究紀要 44 (0), 114-129, 2024-04-16

    ...この結果から,今回の実践のように短時間かつ継続的に学習を続けていくことで,児童が自ら意味的関連性を利用して思考しながら学習を進めることができるということが明らかになった。また,指導者はどのような意味的関連性を用いることがより効果的なのか,教材や指導法を選択していくことが可能になるということも,今回の研究を通して示された。</p>...

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  • 保育所に通う幼児における家庭の経済状況と食品群別摂取量の関連

    酒井 亜月, 由田 克士, 高橋 孝子, 岡部 哲子, 佐々木 ルリ子, 石田 裕美, 緒方 裕光, 原 光彦, 吉岡 有紀子, 野末 みほ, 坂本 達昭, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 220-230, 2024-04-15

    ...本研究では,児童福祉施設(以下保育所)に通う3~6歳の幼児を対象に,等価所得と食品群別摂取量および食事バランスガイドの指標との関連を明らかにし,より望ましい対策を講ずるための根拠を得ることを目的とした。...

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  • 精神科訪問看護における作業療法士の実践から期待できる作業療法士の役割

    辻 陽子, 橋本 弘子 保健医療学雑誌 15 (1), 32-42, 2024-04-01

    ...</p><p>【方法】対象は精神科訪問看護ステーションに常勤として5年以上従事しているOT 5名とした.インタビューは対面またはオンラインで実施し,インタビューガイドはモニタリング,服薬支援,就労支援,高齢者に対する支援,児童に対する支援とした.インタビュー内容はICレコーダーに録音し,逐語録を作成した.逐語録はOT2名によりKJ法で分類した....

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  • 心理即興劇プレイバックシアターを用いたいじめ防止授業─子どもたちが気づき,変わっていくために─

    宗像 佳代 小児の精神と神経 64 (1), 29-35, 2024-04-01

    ...第130回日本小児精神神経学会の教育セミナーにおいて,2011年から実施されているプレイバックシアターを用いた「演劇によるいじめ防止授業」を紹介した.本授業は劇団プレイバッカーズにより小学校4年生を中心に実施されている.所要時間は90分で,いじめに関する体験を思い出す時間,児童が語った実体験を即興劇で再現し学級全体で共有する時間,いじめを止める行動を練習する時間から構成されている.児童が友人の体験を...

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  • 十代における市販薬乱用・依存~自傷と自殺のあいだ

    松本 俊彦 小児の精神と神経 64 (1), 21-28, 2024-04-01

    ...厚生労働省令和元年版自殺対策白書によれば,年代別の自殺死亡率は,他の年代では2009年以降確実に自殺死亡率が減少傾向を示しているのに対し,十代に限っては横ばいもしくは微増で推移している.特に児童生徒に限定すると事態はいっそう深刻であり,自殺者総数が減少し続けるなか,一貫して増加傾向を示している.厚生労働省「自殺の統計・地域における自殺の基礎資料」によれば,2020年に自殺した小・中・高校生は前年比約...

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  • 新型コロナウィルス感染症パンデミックが教育に与える社会心理学的影響

    ナイト, ジェームズ 文化学園大学紀要 55 77-86, 2024-03-31

    ...パンデミックは非合法で違法な児童労働産業に何百万人の若者を陥れた。多くの生徒たちの将来収入に大打撃を与え、低収入と決して逃れられない貧困の連鎖に陥らせた。時間を持て余した他の生徒たちは即座に、未熟な経済に飲み込まれるであろうし、失われた収入を、必要ないかなる方法によってでも置き換えようとする産業界で、安価で使い捨ての労働力として利用されるであろう。...

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  • 国語科授業における教師の発話の特徴分析-学年固定の方法に着目して-

    大山摩希子 関西福祉大学研究紀要 27 37-46, 2024-03-31

    ...「受容」は「感情需要」として授業運営の一端を担う発話であること(岸・野嶋,2006)を含むと,何等かの指示発話の際には,特に低学年の児童へのケアの意図が,このカテゴリー構造から推察できる.また,低学年のクラスターは高学年に比べてかなり距離が長かったことから,それぞれの発話がそれぞれの意図に基づき,明確に分けて使われていることが分かった....

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  • 小学校高学年におけるレジリエンス向上の試み ―小学校高学年向けプログラムの効果検証―

    立元, 真, 髙橋, 智子, 中島, 寛, 加藤, 博之, 東迫, 健一 宮崎大学教育学部紀要 102 152-161, 2024-03-31

    ...小学校の6 年生3 学級の児童を対象とし,レジリエンスを向上させることを意図した問題解決思考法を中心とした教育的介入プログラムを実践した。  被験者全体でみると,児童たちは,「合理的・向問題解決」および「問題解決総合」の得点が増加し,社会的問題解決の能力が高まった。また,「レジリエンス総合」,「解決志向性」,「俯瞰力」,「援助要請」のレジリエンス・スキルの向上が認められた。  ...

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  • 架け橋プログラムへの教育実践方法学からのアプローチ

    小野間正巳 関西福祉大学研究紀要 27 63-73, 2024-03-31

    ...幼稚園から小学校への進学にあたり,その間の幼児と児童の間で生じる小1ギャップが問題となって久しい.幼児教育と小学校教育の接続の問題は,戦前の旧制度下から戦後の教育改革を経て現在に至るまで続いている.幼児期と小学校をつなぐ(連携,接続)架け橋が必要であるのか.その必要性や改革の理念は何なのか.小学校に入学してどのような問題が生じているのか.共通認識はされているのか.遊び中心の幼児教育を科学的に分析した...

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  • 新型コロナウイルス感染症流行下における 児童生徒の体力変化に関する生態学的研究

    吉岡  哲 関西福祉大学研究紀要 27 75-79, 2024-03-31

    ...A 市が公表した児童および生徒の平均体位・体力状況を用いて生態学的研究を行い,COVID-19 流行期である令和元年度から3 年度までの2 年間の体重および体力の変化率とCOVID-19 流行前の期間のそれらの変化率を検討し,COVID-19 流行期における児童の体力の変化の一資料を提示することを目的とし た.令和元年度に6 歳から12 歳として公表された集団のデータとその2 年後である令和3 年度...

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  • 通常学級において学習に困難さを抱える児童の内発的動機づけ—交流活動と授業展開の明確化の効果—

    岡田, 涼 香川大学教育学部研究報告 10 7-12, 2024-03-31

    ...本研究では、小学生を対象に、通常学級において学習に困難さを抱える児童の内発的動機づけに対して、交流活動と授業展開の明確化がどのように関連するかを検討した。その結果、学習に困難さを抱える児童において、交流活動は内発的動機づけと関連しなかった。授業展開の明確化は、学習に対する困難さの有無にかかわらず、内発的動機づけと関連していた。学習に困難さを抱える児童の内発的動機づけに対する支援について論じた。...

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  • 児童における集団宿泊活動への参加を通じた変化とアクティビティおよび楽しみの評価

    山田 文 日本特別活動学会紀要 32 (0), 45-53, 2024-03-31

    ...<p>本研究では児童が集団宿泊活動に参加する数日間の体験をより具体的に理解することを目指し、思い出に残っているアクティビティと楽しみの程度が、児童の活動を通した変化とどのように関連するかを検討した。都内の小学6年生を対象に集団宿泊活動の実施前、実施後に質問紙調査を行った。その結果、参加による変化によって、変化なし群、自然体験のみ向上群、向上群、低下群の4群に分けられた。...

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  • 特別支援学校の学校健診での予防活動の取り組み ~5年間介入による健診内容の報告~

    年神 翼, 下畠 千恵, 小山 尚宏, 地原 千鶴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 103-103, 2024-03-31

    ...また特別支援学校では障害の重度・重複化・多様化が進んでおり児童生徒の自立した社会参加には外部の専門家や関係機関との密接な連携を図った指導内容・方法が必要であるとされている。小児理学療法の終了目安は歩行獲得や就学が多い。当院でも就学を機に理学療法終了となることも多い。しかし、終了後に成長期を迎え脊柱側弯等運動器疾患が出現し理学療法を再開することも少なくない。...

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  • 脳性麻痺を呈する子どもの抑うつ傾向の調査―多施設共同研究

    浅野 大喜, 武田 真樹, 阿部 広和, 儀間 裕貴, 信迫 悟志 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 125-125, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法】</p> <p> 対象は,6~18歳の脳性麻痺児51名 (以下,CP群,平均年齢 12.5±3.9歳,GMFCSレベルI:20名, II:11名, III:8名, IV: 12名)と定型発達児36名 (以下,TD群,平均年齢12.3±3.4歳) であった.評価は,対象児本人にバールソン児童用抑うつ尺度 (以下,DSRS),対象児の母親に子どもの強さと困難さアンケート...

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  • 幼児の行動特性と運動能力との関係

    成田 亜希 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 144-144, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p>小学校の通常学級では7.7%の児童が学習または行動面で著しい困難を示すと報告されており、文科省より指導方法が示され特別支援教育体制の整備がなされてきた。そのような中、大西ら (2018、2019、2020)の研究において、小学生高学年児の協調運動とバランス能力の関係や、児童の行動特性と新体力測定との関連性が明らかにされている。...

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  • 定型発達児における追視や注視を行うゲーム施行中の眼球運動

    高橋 恵里, 楠本 泰士, 仲村 佳奈子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 146-146, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法】</p> <p>5歳以上の定型発達幼児・児童を対象とした。協力の得られた幼稚園、幼児・児童が集まるイベントにおいて参加者を募集した。弱視を有する児、眼球運動に影響を及ぼす可能性のある眼科疾患を有する児は対象から除外した。幼児 (6歳以下 )、低学年 (7,8歳)、中学年以上 (9歳以上)の3群に分けて分析を行った。...

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  • Goal Attainment Scalingを用いた脳室内出血後水頭症児への座位活動と移動支援の取り組み

    菊次 幸平 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 169-169, 2024-03-31

    ...P-AFOの用途を、座位や歩行などの運動に合わせてアウトソールの有無で使い分けながら当施設での理学療法と自宅、児童発達支援事業所等の生活場面で継続的に使用した。 </p> <p>【結果および経過】</p> <p>3歳6か月には座位保持装置上で介助下での食事が可能となり、1時間持続的に座位を保持することができるようになった。...

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  • 早期に治療を開始した学童期の抗NMDA受容体脳炎患者への理学療法介入:症例報告

    石原 怜奈, 根岸 悠理, 彦田 直, 小柴 輝晃, 藤田 雅子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 97-97, 2024-03-31

    ....ICU退室後は動作能力に応じて段階的に運動療法を実施した.ICU入室後は鎮静剤増量の影響でGCS3点,ICU退室時の発症25日目は GCS10点,mRS5,BI0点.発症34日目にGCS15点,mRS4,BI45点に 改善.発症45日目に無杖歩行自立しmRS3,発症59日目に mRS2,BI100点となり身体的な問題は概ね改善.その後,発症68日目にmRS1となった.なお,発症94日目に評価した児童向...

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  • 地域との連携・協働による課題解決学習の推進

    下嶋 健児 学校改善研究紀要 6 (0), 105-120, 2024-03-31

    ...飛騨市では、少子高齢化に伴って児童生徒が多様な人と関わる機会や体験が減少している。さらに、教職員数の減少や異動サイクルの早さによって、学校と地域の連携・協働による地域資源を活用した特色ある教育活動の継承や発展が難しくなっている。...

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  • 愛着の問題のある子どもと発達障がいとの鑑別の検討

    稲垣 卓司, 藤川 雅人, 山口 穂菜美, 原 広治 学校教育実践研究 7 17-24, 2024-03-31

    ...の鑑別に困ることがある。支援者が見極めて適切な言葉かけや関わりをすることが重要である。本研究は、鑑別点を明らかにして子育てや支援に役立つように現状を検討することである。(方法) 児童養護施設のスタッフ6名に半構造化面接をおこない質的研究をおこない、カテゴリー、サブカテゴリ―化をした。(結果) 陳述記録は280あり、上位のカテゴリーとしては『愛着の問題による言動と発達障がいによる言動の特徴』、『両者の...

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  • COVID-19 期間中における小学生の身体活動量と精神的健康の関係

    満石 寿, 青木 好子, 山田 陽介, 渡邊 裕也 京都先端科学大学健康医療学部紀要 9 3-13, 2024-03-31

    ...調査対象者は,京都市内の小学校に在籍する児童32 名で,調査は週末を含む3 週間行った.身体活動量[歩数(SC),睡眠時間を含む在床時間(ST),軽強度の身体活動(LPA),中・高強度の身体活動(MVPA)]は3 軸加速度計を用いて2 週間記録した. ストレスを評価するために唾液から得られたストレスホルモン(コルチゾール)を分析し,就寝1 時間前に自宅で被験者自身が採取した....

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  • ランドセル症候群の児童の歩行と走行の特徴  ― 福島子どもコホート調査 ―

    楠本 泰士, 髙橋 恵里, 浅尾 章彦, 遠藤 康裕, 小俣 純一, 横塚 美恵子, 矢吹 省司, 神先 秀人 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 100-100, 2024-03-31

    ...BSの児童の心 身機能や荷物の有無による歩行、走行の特徴が明らかになれば、小学生への予防的関りが可能となる。 そこで本研究では、福島市内の小学生のBSの児童の足部機能と荷物の有無による歩行、走行の特徴を明らかにすることを目的とした。 </p> <p>【方法】</p> <p> 本研究は横断研究とし、福島市内の全小中学校の児童、生徒に募集チラシを配布し、対象者を募集した。...

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  • 視覚関連の症状がある児童に対するアイトラッカーを用いたデジリハアプリでの介入効果

    吉野 ゆい, 楠本 泰士, 仲村 佳奈子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 60-60, 2024-03-31

    ...</p> <p>【結果および経過】</p> <p> 介入前のVSPCLの総得点は平均58.7点であり、全ての児童がカットオフ値を越えていた。介入後は37.7点に低下し、日常生活での視覚関連の症状が軽減した。最も総得点が改善した児童は55点から29点に変化した。また、介入後の読み書き関連の視活動と注視関連の症状が、カットオフ値未満に改善した児童がいた。...

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  • 神奈川県立特別支援学校の自立活動医事相談事業における外部専門家の役割と課題 ~自立活動担当者との連携~

    原 正樹, 今井 真紀, 鳥巣 直子, 神保 美喜, 中澤 充昭, 小玉 美津子, 本杉 直子, 田尻 晴美, 武田 知仁, 小泉 亜紀 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 65-65, 2024-03-31

    ...質問内容は(1)基本属性、(2)医事相談の実施状況に関すること(活用状況、必要性、対象児童生徒の選び方、介入範囲)、(3)外部専門家に関すること(活用するにあたり重要点、効果、求めること、役立つ点、課題)であった。調査結果は全体集計及び医事相談の経験年数(5年未満と5年以上)と職種(学校専門職とCo、教員)のそれぞれで比較を行った。...

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  • 居宅訪問型児童発達支援から通所の療育へ移行することができた13トリソミー児の報告

    松本 慎平, 毛利 雅英 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 71-71, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p> <p>今回、13トリソミー児に対して居宅訪問型児童発達支援を利用し関わる機会を得た。本疾患は10,000~20,000出生に対して1人程度の割合で発生し、1年生存率が約10%である。合併症も多く、本症例は啼泣時に憤怒痙攣がみられ、数 10秒間呼吸停止を繰り返すため外出することが難しく、居宅訪問型児童発達支援で関わることとなる。...

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  • 居宅訪問型児童発達支援事業開始後4年間の経過と課題報告 難病や脳腫瘍の子どもの地域移行と理学療法実践

    田中 あゆみ, 荒田 幸子, 野村 公子, 馬場 郁子, 小山 栄子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 92-92, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 2018年に新設された医療的支援にとどまらず総合的な社会的支援への移行も視野に入れ、著しく外出困難な子どもに対して居宅を訪問し、児童発達を提供する居宅訪問型児童発達支援事業 (以下事業と略す)が5年目を迎える。京都府で初めて認可された当センターの個別支援計画にとり入れた理学療法実施例について述べこの制度の課題も提示する。...

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  • 施設分離型小中一貫校における教員の協働に向けた基盤づくり

    石野 博 学校改善研究紀要 6 (0), 121-133, 2024-03-31

    ...2回(3日間)の授業交流会を実施した結果、教員の同僚性向上が見られ、次年度以降も合同教科部会を継続し、協働して児童生徒の指導に向かう機運が生まれた。今後は、小中連携と学力向上の関係を明確にすることによって、さらなる意欲化につながることが期待される。...

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  • 八雲町の学童保育所に通う児童の子どもロコモ実態調査

    山川 健太, 池田 陽斗, 佐藤 陽人 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 193-193, 2024-03-31

    ...当院の小児外来リハビリテーションにおいて,基本動作を用いた子どもロコモチェック法を実施した結果,子どもロコモの疑いに該当する症例が散見された.八雲町の学童保育所に通う児童を対象とした対面による調査を行い,八雲町の児童の運動器機能不全の有無,運動器機能の状態について明らかにすることを目的とした....

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  • ボーリングコア試料を用いた地層の学習

    高橋 唯, 植木 岳雪 理科教育学研究 64 (3), 265-274, 2024-03-31

    ...そのため,本研究ではまずボーリングコア(オールコア試料+部分ペネ試料)という着眼点で学校の中で学校地下の地層を観察する手法を試み,街中の学校に通う児童にもその生活圏にある学校の土地の成り立ちを学ぶことができる授業法を提供する。さらに本研究では,その効果を検証するためボーリング試料をオールコア試料(コア試料)と部分ペネ試料(ペネ試料)に分けて授業法を実践した。...

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  • 小学校児童に対する発音の指導の可能性

    阿部 聡生 実践英語音声学 5 (0), 39-57, 2024-03-31

    ...本報告は,小学生児童を対象にしたフォニックスを用いた発音指導の効果と児童の印象をアンケートと自由記述を用いて調査したものである。その結果,生徒がフォニックスを用いた発音の練習を楽しみ,価値があると感じていることが明らかになった。...

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  • 人工呼吸器を装着した小児の小学校入学支援

    大場 蕗子, 小篠 史郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 105-105, 2024-03-31

    ...また、様々な児童生徒の入学に備え、更なる体制整備が必要である。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>本報告について、保護者へ説明し同意を得た。</p>...

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  • 思春期児童の発達障害の有無における姿勢制御の比較 -動的,静的条件を用いて-

    前重 壮寿, 植田 健稔, 下地 千織, 白井 若奈, 伊藤 詩奈, 伊藤 香織, 室下 明子, 森川 敦子, 飯田 忠行 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 108-108, 2024-03-31

    ...そこで,本研究では,思春期児童の発達障害の有無における姿勢制御について,姿勢分類,理想的姿勢の入力 (イメージ,理解)・出力 (再現),身体測定値と静的・動的 (聴覚・ジャンプ動作)条件で測定した重心動揺解析値をもとに姿勢制御の特徴を明らかにした。...

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  • 10か月児の乳幼児健康診査調査票を用いたひとり歩き獲得の予測

    重島 晃史, 岩崎 史明, 片山 訓博, 山﨑 裕司, 大倉 三洋, 嶋田 進, 篠田 かおり, 吉村 知佐子, 岡林 輝 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 150-150, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p> <p> 10か月児の乳幼児健康診査 (以下、健診)では所定の調査票を用いており、医師や保健師などと多職種で情報が共有できる。調査票にある発達検査項目を運動発達の予測に活用できれば、多職種で連携して発達を支援することが可能になると考える。また、10か月児は運動発達の個人差が大きくなる時期でもあり、発達遅延が疑われれば育児不安に陥る可能性が高くなる。そのため…

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  • デジタルツールの導入が放課後等デイサービスにおける支援の質に与える影響

    仲村 佳奈子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 59-59, 2024-03-31

    ...一方で、児童分野の経験が少ない職員が多く在籍するという課題も指摘されており、理学療法士等の専門職が配置される際に、いかに専門的知識を伝達していくかということが重要な視点となる。本調査では、デジタルツールの導入が、障害児通所支援施設の支援の質向上という観点において、どのような影響を及ぼし得るか検証することを目的とした。...

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  • 神奈川県立特別支援学校における医療的ケアの現状と理学療法士の役割

    川野 神奈, 島田 蕗 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 64-64, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 児童生徒に関わる医療的ケアや支援は主として担任が行っている。PTの担当する講座や日々の関わりは、担任の児童生徒への理解を深め、支援方法を具体的に示すことで、担任を支え、児童生徒の教育機会を確保し、充実した学校生活を送るための一役を担っていると考える。...

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  • コロナ禍における小学児童の柔軟性の変化について

    三浦 智玄, 松下 和徳 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 346-346, 2024-03-31

    ...今回、小学児童に対し令和2年度から実施している柔軟性チェックテストの結果を整理し、得られた知見について考察する。 </p><p>【方法】</p><p> 対象は、熊本市R小学校の令和2・3・4年度の5年生(90名・92 名・81名)である。...

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  • 重度肢体不自由児が就学する普通小学校におけるリフト導入の効果

    川﨑 浩子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 421-421, 2024-03-31

    ...教員は、授業以外に児童の自立活動や生活の様々な介助を行う。特に、児童を抱え上げての移乗は、腰に大きな負担が生じ、腰痛が多発する一因となっている。今回、重度肢体不自由児が通う普通小学校から、「児童の介助が困難になっている」という相談を受け、リフト導入によって問題が解決した事例を経験したため報告する。...

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  • 高齢男性を地域活動へ促すための工夫と課題-ステークホルダーへの質的調査-

    池田 晋平, 芳賀 博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 90-90, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法】</p> <p> 研究参加者は,東京都大田区の日常生活圏域Aの地域包括支援 センター,社会福祉協議会および民生委員児童委員協議会,シニアクラブBおよびC町会の関係者5名であった.フォーカス・グループ・インタビューを実施し,1)高齢男性に地域活動へ参加してもらうための取り組み・工夫していること,2)課題と感じていることを自由に語ってもらった.質的記述的研究にて,逐語録から読み取...

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  • 問いの設定場面における「変数を見いだす力」の育成方法の開発

    森川 大地, 中村 大輝 理科教育学研究 64 (3), 329-339, 2024-03-31

    ...小学校第3学年の児童74名を対象とした半年間の介入を行った結果,実験群では変数を見いだす力の得点が有意に向上し,介入の効果が認められた。質的分析の結果からは,変数を見いだすための明示的な手立てと児童の躓きに応じた支援を提供し,原因と結果を分離した形で変数を表現させたことが実験群の能力の相対的な高さに貢献していたことが示唆された。</p>...

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  • 批判的思考力育成のための小学校理科の授業開発

    山中 真悟, 古石 卓也, 中山 貴司, 木下 博義 理科教育学研究 64 (3), 341-352, 2024-03-31

    ...この目的を達成するため,批判的思考を促す題材としてのコンデンサーの接続課題を考案するとともに児童の批判的思考を促すためのワークシートを位置づけた授業を開発した。開発した授業の効果を検証するため,小学校第6学年「電気の利用」の単元で授業実践を行った。...

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  • 児童の課題発見を促す AI を用いた学習プログラムの開発に関する実践的研究

    阿部 功, 石井 幸司, 石塚 諭 臨床教科教育学会誌 23 (2), 1-12, 2024-03-31

    ...その結果,AIの情報を活用し,児童と教師,教師や仲 間との相互作用を引き出すことで,児童の課題発見に効果があることが明らかになった。 さらに,AIの分析は教師の発問を補ったり,仲間との関わりを深めたり,動きの変化に 気付かせたりすることも示唆された。...

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  • オンラインビデオ通話での運動介入により運動の苦手さがある児童の運動目標の達成された事例

    堂面 勝哉, 後藤 颯人, 宇田 紗彩, 橋本 咲子, 楠本 泰士 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 113-113, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p> 令和4年の文部科学省の調査で、小・中学校の普通級に在籍する児童のうち8.8%が学習面又は行動面で著しい困難を抱えていることが示された。学習や行動面の障害のある児童の中には協調運動の課題が併存することが多いことも指摘されており、運動の困難さにより日常生活や学校での活動への参加に支障をきたすことから運動面の支援の必要性が示唆される。...

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  • 放課後等デイサービスでの多職種連携における理学療法士の役割について

    長谷川 大和, 中村 愛 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 67-67, 2024-03-31

    ...</p> <p>【対象児童】</p> <p> 2店舗あり、一日の預かり上限は10名。全登録児童は、約50名。 </p> <p>【対象スタッフ】</p> <p> 看護師7名、児童指導員4名 </p> <p>【結果】</p> <p> スタッフからの相談は28件、理学療法士からのアドバイスは 21件であった。...

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  • 小学生の科学的な問題解決の過程における「結果」と「考察」に関する理解

    桃原 研也, 内ノ倉 真吾 理科教育学研究 64 (3), 313-327, 2024-03-31

    ...第三に,観察・実験活動における観察行為や測定行為との関連から,「結果」と「考察」を区別しようとする児童がいる一方で,特徴的な文末表現という言語的な側面から,「結果」と「考察」を区別しようとする児童も見られた。また,関連の科学的な知識を保持している場合,行為的な側面からではなく,内容的な側面から,客観的な事実として認識されうる可能性も示唆された。...

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  • 集団を志向する「特別の教科 道徳」の授業開発と実践 -小学校第5学年における「森の絵」を題材にして-

    井上 快, 粟田 貴光 甲南大学教職教育センター年報・研究報告書 2023年度 1-10, 2024-03-31

    ...検討の結果、児童が集団を志向する道徳科の授業の可能性が示唆された。授業の開発は、教師と研究者が協同で行った。3度のWeb会議では、教材の問題点をあぶり出し、内容項目との関連について検討した。加えて、児童の発達等も配慮し、彼らが集団へと視野を広げられるような授業案を作成した。上記の授業案を実践することで、児童たちには「自分のため」から「集団のため」に自分の役割を果たそうとする意識の変容が見られた。...

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  • 第5学年 算数科「円と正多角形」の導入指導の一考察

    新城 喬之 琉球大学教職センター紀要 (6) 67-78, 2024-03-31

    ...第2時では,30名中20名の児童が図形の構成要素に着目したり,図形の定義や性質を活用し,自力で「正八角形」を作成したりするなど図形領域における資質・能力が高まった児童の姿が見られた。一方,図形の「どこ」に着目したらいいのか,また定義や性質の「何」を活用したらいいのかわからず,困惑する児童の姿も見られた。...

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  • 津波被害が想定される三重県A市内の保育所を対象とした避難計画と災害対策に関する実態調査

    千葉 奈央, 石井 美恵子, 内海 清乃 日本災害医学会雑誌 29 (1), 46-53, 2024-03-30

    ...【結果】津波浸水想定区域内には18か所の保育所が所在し、5施設(入園児童691人)で津波避難計画はなかった。また、保育上必要なものは備蓄されていたが、通信機器などの危機管理に関する備蓄が不足していた。さらに、保育業務継続または再開の計画は18施設(60.7%)で策定されていなかった。【考察】これらのことから、保育所の津波避難計画や業務継続計画が十分ではないことが確認された。...

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  • スクールカウンセラーによる小学校担任教員への支援効果

    土井 裕貴, 稲月 聡子 教育心理学研究 72 (1), 57-68, 2024-03-30

    ...<p> 本研究は,スクールカウンセラーが特別支援教育の実践において,小学校1年生の担任へコンサルテーションの一部として実施した,児童のWISC-IVの結果の協働的フィードバックを通した支援のプロセスを明らかにするとともに,担任教員への支援効果について探索的に検討することを目的とした。担任へ協働的フィードバックを実施した後,半構造化インタビューを行い,その結果をSCATで分析した。...

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  • いじめ被害と規範的攻撃信念との関連

    舒 悦, 鈴木 修斗, 太田 正義, 加藤 弘通 教育心理学研究 72 (1), 40-56, 2024-03-30

    ...小中学生3,980名を対象に質問紙調査を行った結果,関係性や身体・言語的ないじめ被害は,報復攻撃信念と関連があること,暴力や暴言など直接的ないじめを受けた児童生徒は,荒れている学級に所属している場合に,一般攻撃信念を高く示すことが明らかとなった。以上の結果をふまえて,深刻ないじめ被害者のリベンジ抑制の観点から実践的示唆について議論した。</p>...

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  • 中華人民共和国の随班就読における個別化教育計画の導入と効果的な活用方策

    胡 珏穎, 吉利 宗久 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 87-101, 2024-03-29

    ...これらの課題の改善のためには,随班就読に関する詳細で実質的な法律上の規定を整備し,障害のある児童生徒を受け入れた後の対応の仕組みを明確にする必要がある。また,個別化教育計画の認知度及び作成率を高め,作成に当たっての連携が重要になる。とくに,計画の作成にとどまらず,その活用法が重要であり,計画の有効性を評価する仕組みづくりが不可欠である。...

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  • 児童を対象とした強み介入の予備的検討 ―強みへの気付きを促す学級活動の授業を通して―

    伊住 継行, 戸田 朱音, 大倉 尚志 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 1-15, 2024-03-29

    ...さらに,強みへの注目が向上した児童と向上しなかった児童の学習の感想を計量テキスト分析で検証した。その結果,群ごとに有意な記述の偏りは確認されなかった。全体として,児童の多くはポジティブな感情に関する主観的経験について記述していた。最後に,課題として介入で実施する授業と研究デザインを取り上げ,今後の展望について議論した。...

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  • 幼児のダウン症・知的障害への理解を援助する絵本教材

    浅野 泰昌, 山口(西岡) 由稀, 瀬戸山 悠, 馬場 訓子 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 357-371, 2024-03-29

    ...また,障害に関する絵本は,描写されるエピソードや使用される言葉や漢字表記等から児童期以降の子どもを想定したものが多いと考えられ,幼児期からの障害理解教育の有用性を踏まえ,幼児を対象とした絵本の増加が求められる。...

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  • 明治期の少年矯正施設における舞踏遊戯の導入とその意義

    新見公立大学紀要 第44巻 (1), 117-122, 2024-03-25

    ...明治期に存在した川越児童保護学校では男子の懲治人を対象に教育的処遇がなされ、その一環として舞踏遊戯が実践されていたことは周知のとおりである。本研究は同時期の学校教育におけるダンスの実践と比較しつつ川越児童保護学校の舞踏遊戯の意義を検討した。舞踏遊戯は「共同一致の精神」など道徳面での効果に加え、子どもが好み、職員と子ども、さらには職員同士の「調和」にも成果が見られた。...

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  • 看護教育におけるヤングケアラーの教材の有効性に関する検討

    新見公立大学紀要 第44巻 (1), 97-103, 2024-03-25

    ...また、児童生徒への支援では、《学校・地域の支援体制づくり》や《負担を減らすためのサービス利用》、《必要な学習支援》、《精神的負担の軽減》のカテゴリが抽出された。看護学生は、地域に視点を 持ち、幅広い連携先やできることを考えていた。今後は、明らかになった傾向を、看護学生にとどまらず、福祉や教育分野の学生の現状も把握し、比較検討していくことが必要である。...

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  • 自閉スペクトラム症の感覚認知障害

    高橋 秀俊 神経心理学 40 (1), 73-80, 2024-03-25

    <p>自閉スペクトラム症(Autism spectrum disorder:ASD)の感覚認知障害に対する注目が近年高まっている.ASDの感覚認知障害は,ASDで問題となる様々な併存症状や行動にも影響することが知られている.本稿では,ASDの感覚認知障害,特にコミュニケーションに大きく影響する聴覚認知の特徴を中心に,どのように理解し支援につなげるかについて,これまでの国内外の研究成果を踏まえて私…

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  • 近代学校衛生と保養思想 : 休養から鍛錬への軌跡

    瀧澤 利行 障害史研究 5 35-54, 2024-03-22

    ...こうした近代日本の学校衛生活動の一環としての保養活動は、主として軽度の健康障害をもった児童生徒を短時間で通常教育に復帰させることを目標としたもので、身心の休養に重点をおきつつも、衛生訓練を必須の活動として内包しており、児童生徒の生活を規範化する側面を有していた。これが「遅れてきた社会国家」の方策としての日本の学校における保養活動が有する一つの特徴であった。...

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  • 小学校生活科の昆虫学習を促進するカード教材の開発と実践に関する考察

    月僧 秀弥, 森本 ひより, 番匠 拓也 富山大学教育学部紀要 = Memoirs of the School of Education University of Toyama 2 (2), 23-28, 2024-03-22

    ...児童の中には昆虫がすごく好きという子もいるが,学年が上がるに従い昆虫を苦手とする児童が増えていく。昆虫が苦手な児童にとって本物の虫と同様に写真やイラストの虫も苦手と感じる子もいるようである。苦手な児童がいることが考えられることから,ゲームの要素を取り入れ,昆虫を苦手とする児童も楽しみながら学習を進める方法を試みた。...

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  • 協同学習に対する自律的な動機づけに働きかける教師の信念及びそれに規定された指導行動に関する事例研究

    寺岡 幸作, 赤坂 真二 日本学級経営学会誌 6 (0), 47-57, 2024-03-21

    ...教師へのインタビューや授業での教師の発話を分析した結果,協同学習に対する児童の自律的な動機づけに働きかける教師は,「受容的態度・児童同士をつなげる」「児童の声を聴き,つなげる」「児童の意見を中心に据える」等の信念を中心にもち,児童の意見を授業の中心に据え,その意見をつなげたり意見交流の場を設けたり児童の意見を価値づけたりする等,協同学習における心理的欲求を充足するような指導行動を行い,協同学習に対する...

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  • 教科等横断的な対人技能指導が,児童の自己有用感にもたらす影響について

    佐藤 百華, 水流 卓哉, 寺岡 幸作, 永井 寿樹, 金澤 美友菜, 小野 絵美, 赤坂 真二 日本学級経営学会誌 6 (0), 21-30, 2024-03-21

    ...本研究は,SSTを核とした教科等横断的な対人技能指導が,児童の自己有用感にどのような影響をもたらすかについて明らかにすることを目的とした。具体的には,学級活動の時間にSSTを実施することによって,社会的スキルや対人技能を体得できるようにし,培ったスキルを,協同学習の場面においても一貫・継続して活用できるようにした。その結果,児童が認知する自己有用感に有意な正の変容が認められた。...

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  • 熟練教師の授業認知過程に関する事例研究

    改発 智也, 浅田 匡 日本学級経営学会誌 6 (0), 1-12, 2024-03-21

    ...学級経営の充実を図るにあたって,児童や学級集団,指導状況を的確に理解することが重要である。本研究の目的は,小学校教師が学級経営を中心とした多様な観点から授業をどのように認知しているのか明らかにすることである。3年生を担任する初任教師の算数の授業が360度カメラによって記録され,授業映像を視聴した退職校長2名によって学級経営の観点を中心とした自由な語りが得られた。...

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  • 自治的集団に関する研究動向と今後の展望に関する一考察

    水流 卓哉, 赤坂 真二 日本学級経営学会誌 6 (0), 31-45, 2024-03-21

    ...今後の課題として,①自治的集団における研究方法は,学級満足度尺度を中心とした量的研究が中心であるため,学級内の自治的能力に絞って測定することのできる尺度を作成すること,②発達段階や学級の実態に応じた自治的集団の在り方を模索し,他校種における実証的研究の積み重ねが必要であること,③自治的集団において,教師とは別の認識枠組みで学級を見つめている児童の学級集団に対する認知面に目を向けていくこと,の3点が求...

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  • 日本語指導が必要な児童を対象とする学習支援教材「いみあわせかあど」の開発

    福島 貴子, 今井 亜湖 日本教育工学会論文誌 47 (4), 619-627, 2024-03-20

    ...「いみあわせかあど」は,授業で教師がよく使用する語彙のうち,日本語指導が必要な児童が聞き取るのが難しい語彙を習得させることを目的としたカードゲーム型教材である.開発した「いみあわせかあど」を日本語指導が必要な児童67名に2週間使用してもらい,児童及び担当教師を対象とした評価を実施した.語彙の理解を確認するテストでは,事前テストと事後テストの平均に有意差は見られなかったものの,興味・意欲,使いやすさに...

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  • 単元内自由進度学習におけるクラウドの活用が学力層ごとの基礎知識定着に与える影響

    石原 浩一, 泰山 裕 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 9-12, 2024-03-20

    ...<p>本研究の目的は,単元内自由進度学習において懸念される学力低下が,クラウドの活用によって緩和・解消されるかを明らかにすることである.公立小学校第4学年の児童を対象に,理科においてクラウドを活用した単元内自由進度学習の授業実践を行った.単元末テストの結果を実験群と統制群で比較した結果,全体及び低位層において有意な差は認められなかった.また,クラウドによる他者参照と学力の関係を検討した結果,非参照群...

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  • クラウドを基盤とした協働学習における児童の情報収集の特徴

    村上 唯斗, 当麻 由惟, 高橋 純 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 193-196, 2024-03-20

    ...<p>本研究では,調整的にCBCL に取り組む児童1名の情報収集の特徴を明らかにした.結果,学習活動の決定権が児童にある分節では,児童は教科書の情報を基盤として,単語の意味等を検索して調べたり,他者のJamboard を参照したりして情報収集していた.学習活動の決定権が教師にある分節では,LMS を活用して学習課題や過程の例示を確認したり,Chat を活用して一斉の学習形態における他者の考えを確認したりして...

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  • AI による画像認識機能の体験を組み込んだ水産業に関する授業の開発と評価

    三井 一希, 藤森 啓太, 戸田 真志 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 57-60, 2024-03-20

    ...<p>小学生を対象に,AI(Artificial Intelligence)による画像認識機能の体験を組み込んだ水産業に関する授業を開発し,授業実践を通じた評価を行った.質問紙やインタビュー調査の結果から,開発した授業は児童や教師に概ね好意的に受け止められること,児童が水産業への興味や関心を高めたりすることに寄与する可能性が示された.また,自分にとって身近な問題として児童が学習に取り組める可能性が示唆...

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  • 総合的な学習の時間で育む社会情動的スキルに関する研究

    林原 慎, 松永 航 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 13-16, 2024-03-20

    ...<p>本研究では,「総合学習における社会情動的スキル」がどのような構造になっているのかを明らかにした.また,「総合学習における社会情動的スキル」が高い児童はどのようなことができるようになったと感じているのかについて,その傾向を明らかにした.小学校4年生から6年生の計695人から得られた回答に対して,因子分析を行った結果,「協調性」,「開かれた心」,「表現への積極性」,「粘り強さ」,「感情制御」の5因子...

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  • 1人1台の情報端末を活用した授業におけるティーム・ティーチングが担任教員の教授知識に与える影響

    滝沢 雄太郎, 佐藤 和紀 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 109-112, 2024-03-20

    ...授業において,校内の情報教育係の推進教員と担任教員とのティーム・ティーチングにより,ICT に関する教授知識の習得を目指した研修を行った.そして,担任教員のICT に関する教授知識に与える影響とその要因を検討することを目的として質問紙調査,授業記録,半構造化インタビューを実施した.その結果,ティーム・ティーチングが担任の教授知識に影響を与えていた.その要因として,担任が支援者の立場で推進教員の指導や児童...

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  • 保健室への来室情報の記録システムの開発と来室情報の活用可能性

    日下 大輔, 板垣 翔大, 川田 拓, 大沼 久美子, 遠藤 伸子, 久保田 美穂, 松﨑 美枝, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 137-140, 2024-03-20

    ...<p>本研究では,児童生徒が入力可能な保健室への来室情報の記録システムを開発した.本システムの主な機能は,来室者が主訴に応じてその詳細や程度などを入力・蓄積する機能と,蓄積された情報を養護教諭が一覧できる機能である.本システムの評価の結果,養護教諭の職務の効率化への期待や,蓄積された来室記録から指導上の参考になる情報が得られる可能性が示唆された.</p>...

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  • 児童期における愛着の測定:Child Attachment Interviewの妥当性の検討

    向井 隆代, 小山 直子, 石井 礼花, 德田 若奈, 森 千夏 発達心理学研究 35 (1), 39-52, 2024-03-20

    ...母分類,父分類のそれぞれで,安定型の児童は不安定型の児童に比べて対応するKSS得点が高く,CAIによる愛着分類の妥当性が確認された。CAI尺度得点は,KSSと予想された相関を示し,気質とは相関がみられなかったことから,CAI尺度の妥当性も確認された。しかし,母分類で安定型の児童は不安定型の児童に比べ,WISC「単語」の得点が有意に高く,語彙力とCAIの関連についてはさらに検討が必要である。...

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  • Web から信頼できる情報を収集するための批判的思考の技能を児童が獲得できるようにする手立ての検討

    手塚 和佳奈, 佐藤 和紀, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 93-96, 2024-03-20

    ...<p>Web から信頼できる情報を収集するための批判的思考の技能を児童が獲得できるようにする手立てを検討することを目的に,小学校第5学年1学級を対象に批判的思考の技能を学ぶテキストを活用した実践を1ヶ月間実施した.その結果,Web からの情報収集について基礎的な指導を受けている学級においては,①教科等の学習の文脈で児童がWeb から情報を収集する際に,自分の必要とするタイミングでテキストを参照でき,...

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  • へき地診療所における小中学生を対象とした医療体験実施の報告

    田島 幸治, 増山 洋平, 玉置 佑麻, 内川 宗大, 蒸野 寿紀 日本プライマリ・ケア連合学会誌 47 (1), 17-21, 2024-03-20

    ...<p>当診療所は,熊野川流域に位置する山間部のへき地診療所である.常勤医の定年退職により2020年より自治医科大学卒業生等の派遣先となった.地域に根ざした診療所でありたい,また児童・生徒が職業を決める時の参考になればとの思いから,学校医を兼任している地元小中学生を対象とした医療体験を企画した.血圧測定・聴診,超音波検査,遠隔医療支援,採血,縫合を体験し,事後アンケートでは医療への関心が高まったと窺えた...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • WJSAAC第I~V相試験で見えてきた日本小児アレルギーの過去と今

    西間 三馨 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 58-64, 2024-03-20

    ...<p>WJSAAC(West Japan Studies of Asthma and Allergies in Childhood)は1982年の第I相試験の西日本11県の小学児童5万5千人から,2022年の第V相3万人まで10年ごとに同一手法・同一地区・同一小学校1~6年生で行われてきた.現在,解析中であるがその概略は,気管支喘息(BA)の有症率は第III相の6.5%をピークに減少に転じ第V相が最...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 情報端末を活用した授業における机間指導中の教師による学習の自律性の支援に関する発話の特徴

    八木澤 史子, 遠藤 みなみ, 佐藤 和紀, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 25-28, 2024-03-20

    ...<p>情報端末を活用した授業における机間指導中の学習の自律性に関する教師の発話を分析した.2名の教師の発話を学習の自律性の支援の観点から分類した結果,いずれの教師の発話も90%以上が学習の自律性の支援に関する内容で,その内容は,児童の行動の意図を尋ねる「意図」,児童の活動にヒントを与える「ヒント」など9種類のカテゴリに分類された.また,教師の発話の約20%が情報端末の活用に関連する内容だった.一方,...

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