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検索結果 71 件

  • 1 / 1

  • 八ッ場ダムと洪水調節

    梶原健嗣 水資源・環境研究 36 (1), 11-16, 2023

    ...平成30年7月豪雨時、野村ダム、鹿野川ダムで異常洪水時防災操作を余儀なくされた原因が洪水調節計画の変更だったことを踏まえれば、八ッ場ダムの新洪水調節計画にもそうした危険性が潜んでいないか、検証される必要がある。...

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  • 諫早湾における政治と司法 : 司法政治学による公共事業の分析

    田畑 琢己, Tabata Takuki 公共政策志林 10 60-74, 2022-03-24

    ...公共事業は裁判でも多く争われているが,近年,政治と司法の交点となった代表的な公共事業は,諫早湾と八ッ場ダムであろう。諫早湾と八ッ場ダムの裁判では,多くの論点で争われたが,それぞれ事業と漁業被害との因果関係と事業による治水効果が争点となった。本稿では,現在まで長期間にわたって裁判が継続している諫早湾干拓事業について分析・検討した。...

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  • 墓の移転による死者の個性に対する意識の変化と親族組織の変化

    渡邉 直登 日本民俗学 309 (0), 33-64, 2022-02-28

    ...<p> 本稿は、八ッ場ダム建設計画によって水没地域となった、群馬県吾妻郡長野原町川原湯を調査地とし、墓の移転に伴う先祖代々墓の普及と墓に対する意識の変化による個々の死者の個性に対する意識の変化について分析し、それが親族組織の関係の認識をどのように変化させたかを論じることを目的としたものである。...

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  • 巡航RCD工法を用いた通年施工による重力式コンクリートダムの建設─八ッ場ダム本体建設工事─

    山口 浩, 平塚 毅, 木村 雅臣 コンクリート工学 60 (12), 1080-1085, 2022

    ...<p>群馬県吾妻郡に位置する八ッ場ダムは2020年に竣工し,その運用を開始している。八ッ場ダムは全国でも施工例の少ない巡航RCD工法により建設が進められ,放流管設備などの構造物が多く含まれる構造においても施工効率を大幅に向上させる可能性を示した。また,ELCM工法を組み合わせ,寒中養生を徹底することで冬期においても打込みを行い,通年で施工を継続している。...

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  • ダム建設に伴う墓地移転による同族関係の変化

    渡邉 直登 日本民俗学 303 (0), 1-31, 2020-08-31

    ...<p> 本稿は、八ッ場ダム建設計画によって水没地域となった、群馬県吾妻郡長野原町川原湯を調査地とし、移転による墓地空間の変化と墓の物質的変化について整理し、これによって墓を媒介としたマケの関係がどのように変化したかを明らかにすることを目的としたものである。そして、この課題を明らかにするために、本稿では墓参という行動に着目して分析を行った。...

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  • 令和元年東日本台風における利根川上流域のダム群による治水効果の検討

    小山 直紀, 及川 雄真, 山田 正 土木学会論文集B1(水工学) 76 (1), 233-242, 2020

    ...の約60%を占めており,最大で約0.6mの水位低減効果があったことがわかった.また,八ッ場ダムは令和元年10月1日から試験湛水中であったため,貯水池に余裕があり,洪水の約100%をダム貯水池で貯めこんだが,規則通りの洪水調節を行った場合においても,ほとんど同様の治水効果が得られることがわかった....

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  • 利根川の利水問題

    伊藤 達也 経済地理学年報 64 (2), 93-101, 2018-06-30

    ...<p><BR>    本稿では利根川の利水問題について検討を行った.第1に,利根川水利用の現況を明らかにし,今後,水需要増加が想定されないことを確認した.第2に利根川河川水利システムの抱える問題点を,特に栗橋地点の流量管理問題に焦点を当てて検討した.第3に国土交通省による八ッ場ダム利水計画の検討手続きの欠点を明らかにした.国土交通省は異常渇水対策を検討すべきところ,通常時の水源確保策の検討にとどめており...

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  • iBeaconを利用した現場見学者のための工事概要案内システムの開発

    内田 理絵, 川野邊 慧, 岡本 修, 藤原 泰明, 高田 知典, 宇野 昌利, 宮瀬 文裕, 米山 文雄, 藤枝 達也 土木学会論文集F3(土木情報学) 72 (2), II_65-II_72, 2016

    建設工事では,地域住民とのコミュニケーションを図り,工事への理解と協力を得て工事を進めることが重要である.近年のダムカードに代表されるインフラ施設の理解への取り組みは,その関心の高さから効果が期待されており,工事への理解と協力を得るための積極的な「見せる工事」への要求は高まりつつある.場所毎に異なる多種多様な工種が混在しながら,時々刻々と進捗する工事現場に合わせて工事情報を提供することは,工事へ…

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  • 行政災害 -八ッ場ダム検証に見る国交省河川部門の不正報告(Ⅳ)

    竹本 弘幸 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100343-, 2016

    ...<br><br><b>Ⅰ はじめに </b>八ッ場ダム建設関連で2015年6月26-27日に実施された土地収用委員会の公聴会は,公共の利益に資する場合に限り,国民の私権を法に基づき一方的に制限出来る土地収用法適用の妥当性を判断するために開かれたものである.本発表では,著しい土砂災害リスクの指摘があるにも拘らず,ダムを造るためだけに流域自治体を巻き込み,杜撰な対策と偽りの報告を繰り返してきた起業者側の...

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  • パブリック・コメントの意義と今後

    徳永 麟太郎 学生法政論集 9 53-66, 2015-03-25

    ...はじめに 第1章 パブリック・コメント概説 第1節 沿革 第2節 パブリック・コメント概要 第2章 実施例 第1節 八ッ場ダム建設の事例 第2節 岩手県「第3次ツキノワグマ保護管理計画案」の事例 第3節 「放射性物質汚染対処特措法施行規則の一部を改正する省令」の事例 第3章 制度検討 第1節 福岡県行政手続条例10条の協議会制度 第2節 1981年モデル州行政手続法 第3節 パブリック・コメント制度再考...

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  • 論文不正と災害の実像

    竹本 弘幸 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 87-, 2014

    ...<u>八ッ場ダム問題</u>では,有識者会議座長と河川官僚により建設に不都合な資料を意図的に排除し,座長権限でうやむやにし続けた実態を傍聴した.その事例は「洪水が山を登り,隣接する低地帯で氾濫が起きていない【ねつ造氾濫図】を日本学術会議土木建築部門の委員長や群馬大委員が追認」パブコメでは,埼玉県主導でダム推進の「同一印刷文によるやらせコメント」が5千通を越え,報道を受けても関係者の処分は行われていない...

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  • 行政災害-八ッ場ダム検証に見る国交省河川部門の不正報告(Ⅲ)

    竹本 弘幸 日本地理学会発表要旨集 2013a (0), 100126-, 2013

    ...㎢/年に対して716.6㎥/㎢/年と実績は3倍もの開きが認められた.一方,流域面積が同ダムの33倍ある八ッ場ダムの計画比堆砂量は,土砂供給量が少ない草津側支流2つの砂防ダムの堆砂量を吾妻川全体の基準とし,最大の土砂供給源:浅間側のデータ・過去の噴火実績を全て排除するなどして245㎥/㎢/年と試算するなど不正な試算を行っていた....

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  • 地域社会の再生に向けての課題と方法

    萩原 優騎 現代社会学理論研究 7 (0), 3-15, 2013

    ...<br> 八ッ場ダム問題は、地域の多元性の在り方を考えるための事例となる。この地域では、長年の対立を通じて、住民の人間関係は悪化の一途を辿り、人々は疲弊した。その末にダムを受け入れたにもかかわらず、最近になってダム建設の中止が宣言された。それに対して、地元からは多くの反発の声が上がった。ここには、環境保護という理念と、地域の個別的事情が対立するという困難が見られる。...

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  • 調査 伝わらなかった被災地支援:八ツ場ダムや新幹線に「反対」多数

    日経コンストラクション = Nikkei construction (540) 48-51, 2012-03-26

    建設業界に対する根強い不信感と同調するように、公共事業に対する一般の人の見方は厳しい。 50ページまでの囲み内のグラフは、いったんは凍結されたものの再開が決まった公共事業や、東日本大震災後に事業化の方針が決まった公共事業について、一般の回答者と建設業界の回答者に賛否を尋ねた結果だ。

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  • 特集 政治に振り回される土木:八ツ場ダム 2年以上中断で事業費55億円増

    日経コンストラクション = Nikkei construction (538) 42-44, 2012-02-27

    ...八ツ場ダムの建設中止は民主党政権の目玉政策だった。政権交代の直後に中止を言明したものの、再検証を経て当初の方針を覆し、事業継続を決めた。政府の姿勢は一貫せず、大臣が代わるたびに方針が揺らいでいった。 八ツ場ダムの建設中止は2009年の政権交代を象徴する民主党の政策だ。しかし、所管する国土交通省の大臣が代わるにつれて、その方針がぶれた。...

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  • 「行政災害」―八ッ場ダム検証に見る国交省河川部門の不正報告について

    竹本 弘幸 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100287-, 2012

    ...<br><b>Ⅴ 八ッ場ダムは,砂防機能を低下させ災害を誘発するダム</b>国交省によれば,八ッ場ダムは砂防機能まで持つとされている.しかし,OkDAが脆いため,地すべりと崩壊に伴いダム湖の埋積は急速に進むと考えられる.これは,下流域にとっても大規模土石流の準備層を蓄えるだけでなく,火山噴火が起これば,その被害はさらに拡大するものと考えられる....

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  • ダム計画の中止・推進をめぐる地域事情(<特集>水資源・環境政策と地域社会)

    伊藤 達也 経済地理学年報 57 (1), 21-38, 2011

    ...場ダム計画では関係都県がダム計画推進の立場を崩していない.木曽川水系連絡導水路計画では関係自治体が対立している.関係自治体の対応差は政府・自治体河川官僚がダム・河口堰策に代わる政策を有していないことによる.国交省に政策として耐えられるレベルのダム・河口堰代替策の作成を義務づけることが必要である.ダム・河口堰問題の中で取り残されてきた上流山村地域に対しては,計画中止を巡って焦点化されている地域への迅速...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 八ッ場ダム建設のため蛇行地形に偽装された上湯原の巨大地すべり

    竹本 弘幸 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 179-179, 2011

    ..._I_ はじめに 八ッ場ダム建設に伴う川原湯代替地:上湯原地区は,川原湯温泉再生の要として重要な移転先である.この地区の地形は,やや開析を受けた円弧状の急崖と前縁に広い堆積面を有する緩斜面である(図1).中村(2001)によれば,吾妻渓谷で貴重な土地ながら土砂崩れと落石が頻発することから,畑地利用が出来ず雑木林になっているという.この地を所有する豊田氏らの証言でも,過去に何度か土砂災害を体験・目撃しているとのことである...

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  • 流域概念の多義性と水問題

    伊藤 達也 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 18-18, 2010

    ...利根川水系の八ッ場ダムを例に見ると、ダム建設を推進しようとする地方自治体と反対派市民をめぐる対立図式は何も変わっていない。変化したのは最大の推進団体であった国交省が政権交代に伴って判断を停止したことである。木曽川水系の木曽川水系連絡導水路計画では関係自治体の一つである名古屋市市長が反対に転じたが、愛知県等他自治体は建設推進の立場を崩しておらず、やはりこう着状態に陥ったままである。...

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  • 日経BPビズボードが提供する雑誌記事データベース用RSS

    大村 拓也 日経コンストラクション = Nikkei construction (486) 6-11, 2009-12-25

    ...建設中止で2009年を象徴するプロジェクトとなった群馬県の八ツ場ダム。関連事業として、主桁に複合トラスを採用した世界初のエクストラドーズド橋の架設が進んでいる。施工日数の短縮と軽量化を図った構造で、技術面での注目度は高い。...

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  • NEWS 時事:新政権のダム事業見直しが波及:本体工事の入札の実施か中止か各県の判断揺れる

    日経コンストラクション = Nikkei construction (481) 21-22, 2009-10-09

    ...八ツ場ダムや川辺川ダムの中止などをマニフェスト(政権公約)に掲げた民主党政権の誕生を受けて、国直轄のダム事業だけでなく、県が事業主体となるダム事業にも様々な影響が広がっている。 兵庫県は9月10日、9月下旬に予定していた与布土ダムの堤体建設工事の入札を、当分は延期すると発表した。10年度に国庫の補助を得られるかどうかの見通しが立たないことを理由に挙げている。...

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  • NEWS 時事:民主党政権誕生で公共事業削減へ:八ツ場ダム本体工事の入札は延期

    日経コンストラクション = Nikkei construction (479) 12-, 2009-09-11

    8月30日の衆院選で民主党が圧勝し、同党を中心とする政権の誕生が確実となった。民主党はマニフェスト(政権公約)で、無駄や不要不急な事業を排除して、4年間に公共事業費を1.3兆円削減することをうたっている。建設業界にも大きな影響が出そうだ。 民主党は480議席のうち、絶対安定多数の269議席を大幅に超える308議席を獲得して第一党に躍進した。

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  • 荒川の河川改修に伴う堤外地集落の移転

    磯谷 有紀 日本地理学会発表要旨集 2007s (0), 60-60, 2007

    ...<BR> 近年、八ツ場ダム建設に伴う集落移転事業が注目されているが、昭和初期に荒川中流域で行われた大規模な河川改修によって移転を余儀なくされた住民がいたことや、現在でも堤外地に集落が残されていることはあまり知られていない。...

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  • 希少水生生物の保護に配慮した排水路整備

    角田 勝祐紀, 新井 昭次 農業農村工学会誌 75 (9), 840-841,a3, 2007

    群馬県南部に位置する藤岡南部地区では, 経営体育成事業により水田地帯約100haの区画整理を実施している。事業実施中に, 地区一帯にわたって群馬県では絶滅したと思われていた県指定絶滅危惧種 (ヤリタナゴ・マツカサガイ等) が確認されたため, この保護のための生息環境に配慮した排水路設計・施工を, 地域住民や保護団体とともに実施した事例の報告と, 保護対策を地元住民と共同で行ったことにより, …

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  • 長野原めがね橋の環境デザイン(Environmental Design)

    長谷 高史 デザイン学研究作品集 9 (1), 26-29, 2004

    ...本作品『長野原めがね橋の環境デザイン』は、国土交通省関東地方整備局八ツ場ダム工事事務所が昭和25年より群馬県長野原町に計画、工事中の八ツ場ダムの周辺環境整備事業として、ダム本体建設後にできるダム湖を横断する5つの橋梁の内の一橋として計画されたものである。今回の環境デザイン作品は、この橋梁の基本設計以後にデザインの重要性から八ツ場ダム環境デザイン検討委員会の要請を受けて、検討実施したものである。...

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