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検索結果 615 件

  • イリジウム酸化物Ca<sub>5</sub>Ir<sub>3</sub>O<sub>12</sub>における電気トロイダル秩序

    花手 洋樹, 松平 和之 日本物理学会誌 78 (10), 599-604, 2023-10-05

    ...</p><p>これらの実験結果の積み重ねにより,Ca<sub>5</sub>Ir<sub>3</sub>O<sub>12</sub>が105 Kで示す非磁性の二次相転移が電気トロイダル双極子秩序であることが明らかになった.この秩序はIrO<sub>6</sub>八面体の原子スケールでの,1次元鎖の<i>c</i>軸方向の渦(電気分極の配向または回転自由度)の秩序と理解される.</p>...

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  • 混合材料の複素誘電率モデルとDebye型緩和及び構造の関連性

    横川 隆信, 青柳 貴洋 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (8), 471-477, 2023-08-01

    ...従来より,黒鉛含有発泡ポリスチロールの複素誘電率の数値モデル式が実験式として提案され,用いられてきた.しかし一方で,混合材料の複素誘電率を決定する具体的な要因は明らかにされていない.そのため,本研究では主に混合材料の構造に着目した上で,複素誘電率に影響を与える要素について考察した.具体的な手法として,まず実際の黒鉛含有ポリスチロールの製作過程を踏まえ,黒鉛を切頂点八面体セル状の薄い層として表現した構造...

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  • ハライドペロブスカイト類縁体の分子多様性が生み出す光電子物性

    梅山 大樹 色材協会誌 96 (4), 147-151, 2023-04-20

    ...有機・無機複合ペロブスカイトでは,二次元構造では無機シート間に幅広いサイズの脂肪族および芳香族分子を包摂できるのに対し,三次元構造では分子が占有できる立方八面体ケージのサイズが小さいため,用いることのできる分子が限られている。拡張三次元ペロブスカイト類似体は,三次元ペロブスカイトにおけるこのような分子多様性の制限を緩和する新しい構造モチーフである。...

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  • 高温高圧下中性子回折実験による鉄の水素化反応のその場観察

    鍵 裕之, 森 悠一郞, 高野 将大, 青木 勝敏, 柿澤 翔, 佐野 亜沙美, 舟越 賢一 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 132-, 2023

    ...地球の内核では鉄は六方最密充填(hcp)構造をとり、hcp構造の鉄には、6個の鉄原子に囲まれた八面体構造の空隙と4個の鉄原子に囲まれた四面体構造の空隙があり、水素原子はこれらの原子間サイト(interstitial sites)に入ると考えられる。...

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  • コオロギ養殖の産業化に向けた飼育空間の最適化

    オオニシ タクヤ 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 136-, 2023

    ...そこで、3Dプリンタを使用して、切頂八面体の空間充填構造フレームで構成された飼育モジュールを制作し、ヨーロッパイエコオロギを試験体として飼育観察実験を行ってきた。その結果、コオロギの好む空間と産業メリットの高い空間には違いがあることがわかった。よって今後の成長産業をささえるコオロギ飼育のモジュールのデザインはこの「コオロギの趣選性」と「産業メリット」のバランスが重要となってくる。...

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  • “ハイブリッドダイヤモンド”(天然+ CVD 合成) の宝石学的研究

    北脇 裕士, 江森 健太郎, 久永 美生, 山本 正博, 岡野 誠, 趙 政皓, Jayam Sonani, 原田 裕幸 宝石学会(日本)講演会要旨 45 (0), 16-16, 2023

    ...</p><p>見た目には無色の八面体のⅠa 型天然ダイヤモンド原石2個(1.570ct と 1.049ct)をセンターソーイングで分割し、 4 個の基板を作成した。これらの種面の方位はほぼ {100} であった。...

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  • 発光性六核銅 (I) 錯体の高圧粉末X線結晶構造解析

    小澤 芳樹, 久保 雅裕, 西山 愛美, 鳥海 幸四郎 SPring-8/SACLA利用研究成果集 10 (5), 422-425, 2022-10-31

    ...分子内部に八面体六核金属コアを有しフォトルミネッセンスを示す銅 (I) 六核金属錯体の高圧粉末X線構造解析を行った。加圧により Cu<sub>6</sub> 金属コアは分子の –3 軸方向にわずかに圧縮され、4 GPa において Cu···Cu 距離が常圧と比較して約 1% 短縮することが明らかになった。...

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  • 酸化鉄バンドを伴う堆積岩中での無機的なプロセスによる白色スポットの形成

    河原 弘和, 吉田 英一, 西本 昌司, 纐纈 佑衣, 勝田 長貴, 梅村 綾子 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 284-, 2022

    ...中心結晶の形状及び元素マッピングの結果から、結晶は、自形で立方体及び八面体となる黄鉄鉱がディッカイト、ゲーサイト及びヘマタイトに置き換わったシュードモルフであると推測した。また、スポットは鉄バンドの縁あるいはバンドの外の鉄が薄く沈澱した箇所でのみ認められ、バンド内の鉄の濃度が大きい箇所では認められなかった。...

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  • 2:1型層状ケイ酸塩の構造中の鉄による酸化還元反応: 環境中の電池としての役割

    高橋 嘉夫, 清水 優希, 河合 敬宏, 蓬田 匠, 竹田 早英桂, 板井 啓明, 田中 啓資, 孫 静, 福士 圭介, 田中 雅人 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 29-, 2022

    ...一方で、スメクタイトの八面体層構造中の鉄(Fe)は、Fe(II)とFe(III)の両方をとることができ、その価数変化により環境中の酸化還元反応に寄与することが知られている。またその価数変化は、幅広い酸化還元状態(Eh)に渡って変化すると共に、同じスメクタイトでも、モンモリロナイト、ノントロナイト、サポナイトなど、構成元素や鉄濃度が異なる場合に、カバーするEh範囲が異なるという特徴を持つ。...

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  • コオロギ養殖システムのデザイン開発

    オオニシ タクヤ 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 324-, 2022

    ...そこで、3Dプリンタを使用して、切頂八面体の空間充填構造フレームで構成された飼育モジュールを制作し、ヨーロッパイエコオロギを試験体として飼育観察実験を行った。この飼育モジュールにおいてコオロギのスムーズな斜め移動や安定した居住が観察された。...

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  • X線吸収端近傍構造と量子化学計算を用いた海底鉄マンガン酸化物中のバナジウムの同位体分別予測

    田中 雅人, 柏原 輝彦, 高橋 嘉夫 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 33-, 2022

    ...<p>本研究では、鉄・マンガン(水)酸化物に吸着させたV試料を標準物質として、海底マンガン酸化物のV K吸収端XANESスペクトルのプリエッジ解析により、海底マンガン酸化物中のVの四面体(Td)および八面体(Oh)吸着構造の割合(Oh/Td比)を推定した。さらに、量子化学計算で見積もられたTdおよびOh吸着構造に対する同位体分別の大きさを用いて、海底マンガン酸化物中のVの同位体分別を見積もった。...

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  • モノクロメーター搭載STEM-EELSによる局所電子状態分析

    治田 充貴, 倉田 博基 顕微鏡 56 (2), 73-80, 2021-08-30

    ...空間分解能での局所電子状態分析を可能にしている.STEM-EELS法の特徴を最大限に発揮させるためには,質の高いスペクトルを計測することが不可欠である.本稿では,スペクトル検出器(CCD)のダークノイズを効率的に除去することで,スペクトルのシグナル/ノイズ比を劇的に向上させる手法を紹介した後,内殻電子励起スペクトルの吸収端微細構造を用いた高温超伝導体の原子分解能ホールマッピングや遷移金属酸化物中の酸素八面体構造...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • ポリアモンドの辺々接着で折る多面体について

    西村, 保三, 大西 , 美穂 福井大学教育・人文社会系部門紀要 = Memoirs of the Faculty of Education, Humanities and Social Sciences University of Fukui 5 45-58, 2021-01-19

    ...本稿では6個以下の正三角形からなる全てのポリアモンドおよび正八面体の展開図になる11 種のポリアモンドについて,辺同士を接着する「辺々接着」で作られる凸多面体を分類する。...

    機関リポジトリ

  • 南西北海道,羊蹄火山北麓の尻別川沿いに露出する第四紀凝灰岩層のジルコンU–Pb年代

    上澤 真平, 伊藤 久敏, 中川 光弘 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 052-, 2021

    ...幅約25m,長さ約90mの範囲で露出している.非溶結であり,淡茶褐色の風化した十数センチ~数センチの軽石と砂サイズ未満の火山灰の基質からなり,ash tuff (Le Maitre, 2002)に分類される.露出している部分で観察する限りでは,石質岩片は少ない.本堆積物が含有する鉱物は,斜長石・直方輝石・不透明鉱物・石英であり,わずかに単斜輝石も含まれている.石英は,角の取れた他形のものや清澄な正八面体...

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  • ラティス構造体の格子構造が衝撃吸収特性に及ぼす影響

    石川 裕真, 平山 明宏, 中井 賢治, 日下 正広, 木村 真晃, 海津 浩一 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 2603-, 2021

    ...<p>BCC,FCC,オクテットトラス,切頂八面体,菱形十二面体の5種類のラティス構造体について衝撃圧潰解析を行い,衝撃吸収部材として適した構造を検討した.さらに,単位格子の大きさや支柱の太さを変化させた際の衝撃吸収特性に与える影響を調べることで,圧潰中の荷重変動が少なく,大きなエネルギー吸収量を持つ構造を検討した.</p>...

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  • 経路積分法で探る金属中の水素の拡散メカニズム

    君塚 肇, 尾方 成信, 志賀 基之 日本物理学会誌 75 (8), 484-490, 2020-08-05

    ...</p><p>パラジウム中の格子間サイトに固溶する水素はエネルギー的に四面体サイトよりも八面体サイトの方を好むが,1%程度の格子膨張を与えると水素原子の安定位置が四面体サイトに遷移する.我々の解析では,これによって量子効果の影響が潜在化し,水素拡散が抑制されなくなることを見出した.このような量子ゆらぎと格子ひずみの協調によって発現する高速な格子拡散モードは,水素透過特性に対して弾性ひずみを工学的に利用...

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  • 高温高圧中性子回折からみた鉄水素化物の生成にニッケルが与える影響

    市東 力, 鍵 裕之, 柿澤 翔, 飯塚 理子, 森 悠一郎, 青木 勝敏, 齋藤 寛之, 阿部 淳, 佐野 亜沙美, 服部 高典 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 137-, 2020

    ...本実験での結果からFe<sub>0.9</sub>Ni<sub>0.1</sub>に固溶した水素は八面体サイトのみを占有することが明らかになった。また、単位水素当たりの鉄-ニッケル合金の膨張率を求めると、純鉄の膨張率に比べて有意に大きいという結果を得た。これは、鉄-ニッケル合金に水素が固溶すると、純鉄に水素が固溶するよりも密度減少の効果が大きいことを示唆している。</p>...

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  • 常磁性物質CaRuO<sub>3</sub>における局所歪みがもたらす強磁性クラスターの直接観測

    山本 貴史, 戸田 康介, 寺崎 一郎 SPring-8/SACLA利用研究成果集 7 (2), 212-215, 2019-08-29

    ...XAFS スペクトルの形状および温度・磁場依存性から、強磁性相関の発現に関連した RuO<sub>6 </sub>八面体の持つ結晶場の対称性の変化はないと示唆される。強磁性状態にある 2 K において XMCD スペクトルが観測されたが、信号強度が非常に弱く、磁気構造解析に耐えうる実験データを得るには至らなかった。...

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  • 3Dハニカム人工足場材料の骨伝導能に関する研究

    田中 隆斗, 新谷 一博, 川原 範夫, 兼氏 歩, 川口 真史 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 382-383, 2019-03-01

    ...<p>整形外科領域において,病変部分を切除し,人工骨により補填が必要な治療では,早期固定性が必要な場合が多い.本研究では,3Dハニカム(切頂八面体構造)からなる足場材料に生体親和性の高いa-C:H膜を被膜することで,その骨伝導性と長期埋植後の変化について検討した結果を考察する.</p>...

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  • 原子分解能STEMによる酸化物へテロ界面における酸素変位の直接観察

    麻生 亮太郎 顕微鏡 54 (1), 14-18, 2019

    ...<p>遷移金属酸化物を構成要素とするヘテロ構造は,完全結晶には見られない特異な機能を発現することから大きな注目を集めている.ペロブスカイト構造酸化物ABO<sub>3</sub>薄膜においては,金属原子を中心とする酸素八面体構造がマクロな機能特性を決定づけるため,機能発現メカニズムを理解するにはこの酸素八面体構造の詳細な解析が必要となる.しかし,八面体を構成する酸素原子は弱い電子散乱能のため,直接観察...

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  • 非溶媒中での撹拌操作にともなうカリミョウバン結晶の摩耗微結晶生成量と母結晶摩滅量の定量化法の検討

    三角 隆太, 宮内 翔大, 加藤 小夏, 朝比奈 英里, 仁志 和彦, 上ノ山 周 化学工学論文集 44 (3), 147-152, 2018-05-20

    ...<p>撹拌槽型晶析装置では,母結晶が撹拌羽根に衝突することにより母結晶の角が削れ,大量の摩耗微結晶が生成される.本研究では,カリミョウバンの単結晶をモデル結晶として,シリコーンオイル中で撹拌した際に生成される摩耗微結晶の個数と粒径分布を,SEM画像にもとづいて定量化する手法について検討した.あわせて,母結晶の角が削られた程度を,正八面体形状のカリミョウバン母結晶の稜の長さの経時変化にもとづいて算出し...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 高温超伝導ルネサンス―ノンドープ超伝導体の発見と新しい電子相図

    内藤 方夫, 山本 秀樹 日本物理学会誌 73 (4), 204-213, 2018-04-05

    ...</p><p>さらに2009–2010年になると,電子相関を顕わに扱える動的平均場理論(DMFT)と,第一原理計算の局所密度近似(LDA)を組み合わせた計算手法により,銅に酸素が八面体六配位したT構造と,同じく平面四配位したT′構造の「配位の差による電子構造の違い」を予測できるようになった.Rutgers大のグループは,T-La<sub>2-<i>x</i></sub>Sr<sub><i>x</i>...

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  • 中学校数学科における空間的思考の指導のための教材開発

    村田 翔吾 日本科学教育学会年会論文集 42 (0), 487-488, 2018

    ...本稿では,中学校数学科において空間的思考を指導するために,中学校段階を対象とした切頂八面体の求積に関する教材を開発した。開発した教材には,対象とする空間図形を他の図形の一部として 観る思考の育成に寄与し得ること,数学と理科を関連づけた指導の可能性をもつことを指摘した。...

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  • 合成guyanaiteの<i>P-V-T</i>状態方程式

    市東 力, 岡本 啓太郎, 佐藤 勇輝, 渡邉 隆二, 大橋 智典, 渕崎 員弘, 栗林 貴弘, 鈴木 昭夫 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 84-, 2018

    ...δ-AlOOHに代表される変形ルチル型M<sup>3+</sup>OOHの構造は,M<sup>3+</sup>O<sub>6</sub>八面体とO-H...O水素結合からなる.変形ルチル型M<sup>3+</sup>OOHの特徴的な圧縮特性変化として,体積弾性率の増加と<i>a</i>/<i>c</i>,<i>b</i>/<i>c</i>軸率の変化を伴うstiffeningという現象が観測されている...

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  • 鉱物への吸着に伴う同位体分別:モリブデン類似元素

    田中 雅人, 有賀 大輔, 柏原 輝彦, 高橋 嘉夫 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 40-, 2018

    ...<p>モリブデン(Mo)は、鉄マンガン酸化物への吸着に伴って大きな同位体分別を起こすが、その原因はマンガン酸化物への吸着に伴って四面体(Td)から歪んだ八面体(Oh)へ構造変化するためであることが、X線吸収微細構造(XAFS)法の解析から示唆されている (Kashiwabara et al., 2011; Wasylenki et al., 2011)。配位数はイオン半径と相関している。...

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  • 高次構造Mo-Fe複合酸化物の合成とメタノール酸化活性

    石川 理史, 下田 光佑, 熊木 政浩, 上田 渉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 50-, 2018

    ...この物質は金属酸素八面体の配列により構成される棒状結晶であり、五員環ユニットと金属酸素八面体の配列によって6員環や7員環を含む複雑な組織を形成していた。メタノール選択酸化反応を行ったところ、HDS-MoFeOは工業的に用いられるモデルMo-Fe系複合酸化物触媒よりもはるかに高い酸化触媒活性を示した。...

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  • 硫化鉄ナノ粒子から黄鉄鉱への結晶構造変化

    佐野 喜成, 興野 純, 髙木 壮大 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 64-, 2018

    ...粒子は,硫黄との反応で大部分が黄鉄鉱へ変化し,グレイガイトも僅かに生成した.またその際,Feの価数が2価のまま安定であることがXANES解析により示された.EXAFSの解析からは,マッキナワイトナノ粒子がFeS<sub>4</sub>四面体から成り,結晶内部に構造的な乱れを伴うことが示唆された.硫黄との反応で黄鉄鉱へ変化する際には,FeS<sub>4</sub>四面体がFeS<sub>6</sub>八面体...

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  • 新規高圧Srゲルマン酸塩SrGe<sub>2</sub>O<sub>5</sub>の結晶構造

    中塚 晃彦, 杉山 和正, 大川 真紀雄, 大高 理, 藤原 惠子, 吉朝 朗 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 73-, 2018

    ...決定された結晶構造は、12配位立方八面体席に位置するSrを伴い、[001]に沿って積層したGe-酸素フレームワーク層から成っている。そのフレームワーク層は、GeO<sub>6</sub>八面体間およびGeO<sub>6</sub>八面体-GeO<sub>4</sub>四面体間で頂点結合することによって形成されている。...

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  • PDF解析によるhydromagnesite, Mg<sub>5</sub>(CO<sub>3</sub>)<sub>4</sub>(OH)<sub>2</sub>・4H<sub>2</sub>O の熱分解過程の評価

    山本 弦一郎, 興野 純, 米田 安宏, 佐野 喜成 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 77-, 2018

    ...について明らかにするためにX線全散乱測定を行った.PDF解析の結果,1 A付近のピークはC-O結合を示しており,温度の増加に伴い減少していく様子を示していた.一方,2 A付近のピークはMg-O結合を示しているが,温度の変化によってMg-O結合距離にほとんど変化はみられなかった.この結果は,Hydromagnesite が熱分解で非晶質化した後ペリクレースに変化する過程では,MgO<sub>6</sub>八面体...

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  • 岡山県北房産Mg に富むnakauriite の結晶構造の検討

    錦郡 雄基, 門馬 綱一, 宮脇 律郎, 小林 祥一, 岸 成具 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 68-, 2018

    ...格子定数は中宇利産とよく一致している.単結晶X線回折データの精度が低く、格子定数は確定できていないが,候補として例えばa=9.591, b=72.87, c=6.189 A, 直方晶系のC格子が得られた.この格子定数を用いて取得した回折強度データに対して,charge flipping法を用いて構造の導出を試みた.その結果、nakauriiteは(010)面と平行に配列したMgO<sub>6</sub>八面体...

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  • 銀塩写真感光材料を用いた金微粒子の調製(9)基板ハロゲン化銀粒子の影響

    久下 謙一, 安達 考洋, 富松秀崇 日本写真学会誌 81 (1), 41-47, 2018

    ...観察などの手法を用いて,基板のハロゲン化銀の影響を調べた.定着後現像の結果は,現像液にアスコルビン酸を加えたときの現像速度の増大はアスコルビン酸によるAu(I)イオンの直接還元によることを示した.高濃度のアスコルビン酸存在下でのハロゲン化銀粒子上では細かい突起のあるウニ状の金微粒子を生じ,アスコルビン酸によるハロゲン化銀の還元で生じたフィラメント状銀の関与が示唆された.アスコルビン酸による速度増大は八面体粒子...

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  • Alに富む含水bridgmaniteの高圧中性子回折

    柿澤 翔, 井上 徹, 栗林 貴弘, 服部 高典, 佐野 亜沙美 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 95-, 2018

    ...SiO<sub>6</sub>八面体の平均結合距離は、Mg端成分(Sugahara et al., 2006)に比べ有意に大きく、MgO<sub>8</sub>十二面体の平均結合距離は誤差内で一致していた。また、両者とも高圧下でも関係性は変化しなかった。...

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  • 尿沈渣アトラス:III 異型細胞類―上皮性悪性細胞類,非上皮性悪性細胞類―

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 116-122, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 尿沈渣アトラス:V 微生物類・寄生虫類

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 142-147, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • スピン液体候補物質Ba<sub>3</sub>MRu<sub>2</sub>O<sub>9</sub>の磁性

    寺崎 一郎, 谷田貝 亮, 五十嵐 太一, 田辺 賢士, 谷口 博基, 安井 幸夫, 松下 琢, 和田 信雄 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1070-1070, 2017

    ...<p>Ba_3_MRu_2_O_9_はRuO_6_八面体が面共有したRu二量体を基本構造とする化合物である。我々はM=Znでスピン液体の特徴を示す磁化率と比熱を観測した。一方、M=Coでは反強磁性、M=Caではスピンギャップ相が得られる。我々はCoとZn、ZnとCa、およびCoとCaの固溶体を作成し、その磁化率と比熱を詳しく調べた。そこから得られる物理描像について報告する。</p>...

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  • Andalusite構造を持つ(Al<sub>x</sub>Fe<sub>2-x</sub>)GeO<sub>5</sub>における磁性の研究

    高田 早紀, 太田 寛人, 香取 浩子 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1166-1166, 2017

    ...<p>Andalusiteは空間群がPnnmの斜方晶系の物質で、c軸方向に辺共有で連なる(Al,Fe)O_6_八面体の鎖が、(Al,Fe)O_5_両三角錐及びGeO_4_四面体によって繋がれている。Andalusite構造を持つAl_0.58_Fe_1.42_GeO_5_は約34Kでスピングラスになると報告があるが、詳細解明のためには、この系における比較物質が必要である。...

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  • スピネル型酸化物MnV<sub>2</sub>O<sub>4</sub>における軌道秩序相の電子密度分布の直接観測

    村越 洋介, 佐藤 直毅, 坂倉 輝俊, 木村 宏之, 佐賀山 基, 岸本 俊二, 松浦 慧介, 有馬 孝尚 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2247-2247, 2017

    ...この軌道秩序モデルは未解明であるが、VO_6_八面体の111方向への歪の考慮が近年重要視されている。この歪と軌道秩序との関連を調べるべく、高エネルギー加速器研究機構のPhoton Factoryにて電子密度分布の直接観測を行った。</p>...

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  • 擬1次元Cu-O鎖をもつ新規ペロブスカイトPrCuO<sub>3</sub>に対するLa置換効果および圧力効果

    伊藤 雅春, 高橋 英史, 藤岡 淳, 酒井 英明, 佐賀山 基, 山崎 裕一, 草野 圭弘, 横山 優一, 田久保 耕, 平田 靖透, 和達 大樹, 寺倉 千恵子, 越智 正之, 酒井 志朗, 有田 亮太郎, 十倉 好紀, 石渡 晋太郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2201-2201, 2017

    ...<p>2016年春季大会で、新規ペロブスカイトPrCuO_3_の高圧合成に成功したこと、また粉末X線構造解析から、この物質はGdFeO_3_と同形であるにもかかわらず、CuO_6_八面体が平面四配位とみなせるほど大きく歪んでおり、擬1次元鎖構造をもつことを報告した。...

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  • Sr<sub>2</sub>RuO<sub>4</sub>表面においてRuO<sub>6</sub>八面体の回転が引き起こす強相関効果:LDA+DMFTによる解析

    越智 正之, 酒井 志朗, 近藤 猛, 有田 亮太郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1934-1934, 2017

    ...本研究では、特に表面でRuO_6_八面体の回転が生じていることに注目し、その回転が電子状態に与える影響をLDA+DMFTを用いて解析した。回転はxz/yz軌道の状態密度には大きな影響を及ぼさないものの、xy軌道のバンド幅を縮め、電子相関効果を強める。実験でみられる表面での有効質量の増強、さらにガンマ点におけるサテライトピークの発達が計算でも再現された。</p>...

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  • フラストレート系反強磁性体Mn<sub>3</sub>GaNの磁気熱量効果に対する元素置換効果

    杉浦 拓人, 岡本 佳比古, 竹中 康司, 山本 晃生, 藤田 麻哉 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2330-2330, 2017

    ...<p>Mn_6_N八面体の幾何学的フラストレーションに由来する三角型反強磁性転移に際して巨大な磁気体積効果を示すことで知られるMn_3_GaNは、同時に大きな磁気熱量効果を示す。この物質は、MnをFeで置換する、またはN欠損をさせることによって広い範囲で転移温度を変えられることが知られており、磁気冷凍機能の観点から興味が持たれる。本講演では、Fe置換や窒素欠損が磁気熱量効果に与える効果を検証する。...

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  • 塩酸処理によるラッセル鉱の構造変化

    酒井 柚佳, 奥寺 浩樹, 荒砂 茜, 武田 博明 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2017 (0), 87-, 2017

    ...この構造を塩酸処理前後で比較すると、塩酸処理により積層方向へ格子が縮小し, 積層方向に対するWO<sub>6</sub>八面体の傾きと積層方向に垂直なWの変位が緩和されていた. 赤外吸収スペクトルは, WO<sub>6</sub>八面体内部で対角酸素距離を維持しつつ結合O-W-Oが直線に近づくことを示唆しており, X線構造解析で得られたWの変位の緩和と調和的である....

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  • DFT法による塩化鉄(III)錯体の鉄-配位子間相互作用の解析

    陳 奕廷, 陳 皇州, 福田 光完 Journal of Computer Chemistry, Japan 16 (1), 1-16, 2017

    ...<p>八面体構造から四面体構造まで塩素数に応じて構造が変化する塩化鉄(III)錯体に対してDFT法を用いて理論計算を行った.使用した汎関数はBHandHLYP,wB97XD,CAM-B3LYP,LC-wPBEの4種である.基底関数には6-311+G(d,p)あるいは6-311+G(3df,2pd)を用い,PCM法による水媒体中で計算を行った.4種の汎関数を用いたDFT法は概ね錯体構造をよく再現した....

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  • 尿沈渣アトラス:I 非上皮細胞類 ―血球類,その他―

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 86-94, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 尿沈渣アトラス:IV 円柱類

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 123-141, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 尿沈渣アトラス:VII その他

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 154-164, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 尿沈渣アトラス:VI 塩類・結晶類―塩類,通常結晶類,異常結晶類,薬物結晶類―

    (一社)日本臨床衛生検査技師会 尿沈渣特集号編集部会 医学検査 66 (J-STAGE-1), 147-154, 2017

    ...たとえばシュウ酸カルシウム結晶では正八面体型とビスケット型,コマ型などが存在し,尿細管上皮細胞に至っては基本型,特殊型と細胞形態のバリエーションが多岐にわたる。このように尿沈渣検査では成分を正しく鑑別するための知識と技術が必要である。...

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  • 結晶面と形状に依存したPd微粒子の強磁性起源

    佐藤 龍, 平出 智之, 今井 宏明, 佐藤 徹哉 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1008-1008, 2017

    ...本研究で作製した立方体、面取り八面体、二十面体構造の三種の異なるPdナノ構造体について強磁性が観測され、講演ではその強磁性起源について表面、内部歪みの影響を考慮して議論を行う。</p>...

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  • Ce<sub>3</sub>Pd<sub>4</sub>の純良単結晶育成と圧力効果

    高橋 耕平, 広瀬 雄介, Thamizhavel A., 摂待 力生 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2143-2143, 2017

    ...Pu_3_Pd_4_型構造はPuサイトの原子が八面体を形成する特徴的な構造を持ち、同様の構造を持つYb_3_Pt_4_ではT_N_=2.4K以下で八面体内のYbの磁気モーメントがキャンセルしあい、波数ベクトルが0の反強磁性が報告されている。本研究では、Ce_3_Pd_4_における磁気構造や磁気揺らぎの量子臨界現象を探索するために単結晶育成を行った。...

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  • Alに富むSuperhydrous phase Bの単結晶構造解析

    柿澤 翔, 井上 徹, 栗林 貴弘 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2017 (0), 93-, 2017

    ...結晶構造を精密化した結果、Si八面体の平均結合距離は、Mg-SuBと比べ有意に大きい。また、理想的なAlO<sub>6</sub>八面体の平均結合距離に近く、SiO<sub>6</sub>八面体はほとんどAlに置換されていることが示唆される。...

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  • ケイ酸塩鉱物中のSiとAlのX線光電子分光分析

    瀬山 春彦 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2017 (0), 79-, 2017

    ...さらに、Al 2p結合エネルギーとAl KL<sub>23</sub>L<sub>23</sub>オージェ運動エネルギーの和(Al オージェパラメータ)は、正八面体六配位Alの方が正四面体四配位Alより大きな値となった。以上の結果から、Si、Alの光電子、オージェ電子スペクトルの化学シフトは、ケイ酸塩鉱物の結晶構造と密接に関連していることが分かる。...

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  • 広帯域誘電損失測定法を用いたAgI微結晶のイオン伝導度の研究

    山下 清司, 高田 俊二, 久下 謙一 日本写真学会誌 80 (4), 318-324, 2017

    ...<p>高周波数領域の測定限界をラジオ波領域である2 GHzまで広げた誘電損失測定系を開発し,沃化銀微粒子のイオン伝導度を初めて詳細に評価した.銀塩写真感光材料の熱現像システムにおいて,沃化銀微粒子は熱現像時に定着できることが見出されたことから,高感度化へむけてその物性が注目された.十四面体沃化銀微粒子の誘電損失応答は,臭化銀八面体粒子同様に2つのピーク成分を含んでいた.粒子のイオン伝導度を反映した低周波数側...

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  • 二次元磁性体La<sub>5</sub>Mo<sub>4</sub>O<sub>16</sub>単結晶の緩和現象とドーピング効果

    長谷川 貴俊, 水野 雄介, 小西 孝彦, 勝藤 拓郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2290-2290, 2016

    ...<p>La_5_Mo_4_O_16_はMoO_6_八面体がab面上に正方格子を組んでいる。面間は非磁性クラスターのMo_2_O_10_でのみ繋がっており、スピンを持つ面同士が十分離れているため、2次元磁性体としてみなすことができる。融解塩電解法とFloating Zone法(以下FZ法)で作製単結晶の作製に成功しており、強磁場から零磁場に戻した時の磁化の緩和や、磁気抵抗において振る舞いが異なる。...

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  • Bi<sub>4</sub>V<sub>2</sub>O<sub>11-δ</sub> のNMRによる研究

    瀧本 涼介, 川崎 祐, 岸本 豊, 中村 浩一, 上田 寛 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1939-1939, 2016

    ...Bi4V2O10.6(A相)では、VO6八面体がVO4四面体で架橋された構造を持ち、V4+(spin-1/2)が1次元鎖を形成している。一方、Bi3.6V2O10(γ相)では、酸素欠損を持つVO6八面体が頂点共有による2次元格子を形成していて、V4+はランダムに分布する。これらの物質について、その磁性をNMRにより調べているので、その結果について報告する。</p>...

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  • 新規強磁性マンガン酸化物AMg<sub>4</sub>Mn<sub>6</sub>O<sub>15</sub>(A=K, Rb, Cs)の構造と磁性

    田中 雄大, 佐藤 博彦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1004-1004, 2016

    ...Mnのネットワークは切頂八面体構造を形成しており、その中心にA 原子、切頂八面体の六角形の中心にMgが配置している。磁化率の温度依存性から、いずれも約165K以下で強磁性転移を示すことが確認された。キュリー定数や飽和磁化の値はいずれもMn^3+^とMn^4+^に期待される値の中間であり、混合原子価状態を示唆している。</p>...

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  • 新規一次元磁性体Mg<sub>3</sub>MnO<sub>6</sub>H<sub>x</sub>の構造と磁性

    加賀 聖守, 佐藤 博彦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1005-1005, 2016

    ...構造解析の結果、この物質はMnO_6_ 八面体が稜共有した一次元鎖を含むことが分かった。鎖内のMn-Mn原子間距離2.95 Å に対して最近接鎖間のMn-Mn原子間距離は5.18 Åであることから、低次元的な磁性が期待される。磁化測定の結果については当日発表する。</p>...

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  • マイカ構造を有する新規化合物KFe<sub>3</sub>Ge<sub>4</sub>O<sub>12</sub>の構造と磁性

    千代田 彩果, 小野 慎介, 佐藤 博彦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 845-845, 2016

    ...この構造では陵共有したFeO_6_八面体によって形成された三角格子層がGeO_4_四面体とK^+^イオンによって隔てられており、マイカ(雲母)と類似している。Fe同士の面内と面間の最近接距離はそれぞれ3.18 Å、10.6 Åであり、二次元的な磁性が期待され、さらに最近接相互作用が反強磁性的であった場合、幾何学的フラストレーションが期待される。</p>...

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  • Kyanite構造を持つM<sub>2</sub>GeO<sub>5</sub>(M=Cr, V)における磁性の研究

    高田 早紀, 太田 寛人, 香取 浩子 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 762-762, 2016

    ...この構造は、辺共有したMO_6_八面体による折れ曲がった層がTO_4_四面体によって隔てられてた層状構造と見ることができ、低次元磁性が期待される。我々はMがCr, V、TがGeであるKyanite:M_2_GeO_5_を合成し、磁化測定を行った。測定の結果、Cr_2_GeO_5_は擬2次元的な反強磁性体であることが分かった。...

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  • Boehmiteとlepidocrociteの結晶構造の再検討

    石井 優佑, 小松 一生, 鍵 裕之, 町田 真一, 佐野 亜沙美, 服部 高典 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2016 (0), 86-, 2016

    ...構造を見ると格子体積に違いがあるにもかかわらず、Al,Feを中心とする八面体の大きさが異なるだけで、層の間のO-Oの距離はほぼ同じでHがある層の間は同じ大きさを示している。...

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  • 福岡県長垂産リシオフォライトの産状及び微細構造観察

    白勢 洋平, 上原 誠一郎 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2016 (0), 41-, 2016

    ...TEM/STEM観察の結果,STEM-HAADF像よりMnO<sub>6</sub>八面体シートと(Al,Li)(OH)<sub>6</sub>八面体シートが交互に積層した構造を確認できた。また,HRTEM像では[110]方向への1.47 Åと,その三倍の4.40 Åの周期があり,(Al,Li)(OH)<sub>6</sub>八面体シート内での秩序配列が生じていると考えられる。...

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  • [M(ABC)<sub>6</sub>]錯体の配座解析

    﨑山 博史, 安孫子 誉晃, 伊藤 美咲, 脇 克志, 了爾, 御厨 正博 Journal of Computer Chemistry, Japan 15 (6), 213-214, 2016

    <p>Enumeration of the conformers and conformational analysis were successfully conducted for an octahedral [M(ABC)<sub>6</sub>] complex. In this report the methods and results were …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 軌道秩序を示すスピネル型酸化物MnV<sub>2</sub>O<sub>4</sub>の価電子密度直接観測

    村越 洋介, 佐藤 直毅, 坂倉 輝俊, 木村 宏之, 佐賀山 基, 岸本 俊二, 松浦 慧介, 有馬 孝尚 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1940-1940, 2016

    ...特に、近年の研究では、VO_6_八面体の111方向への三方晶歪の影響が指摘されてきたが、今のところ直接的な根拠は明らかではない。本研究では、この三方晶歪と軌道秩序との関連を調べるために、高エネルギー加速器研究機構のPhoton Factoryにて電子密度分布の直接観測を行った。</p>...

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  • 熱電酸化物Ca<sub>3-x</sub>Sr<sub>x</sub>Co<sub>4</sub>O<sub>9</sub>単結晶における輸送特性

    齊藤 賢吾, 岡崎 竜二 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1952-1952, 2016

    ...<p>Ca_3_Co_4_O_9_は、CoO_6_八面体が二次元三角格子を形成している伝導層とCaO・CoOが岩塩構造を形成している非伝導層からなる遷移金属酸化物である。本物質は高い熱起電力と低い電気抵抗率という特徴的な物性を示しており、これまで、多結晶体を中心として多くの元素置換効果が調べられてきた。今回我々はCaサイトをSrで置換した単結晶試料を育成し輸送係数測定を行った。...

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  • 新規コバルト酸化物Co<sub>2</sub>MoO<sub>6</sub>の構造と磁性

    脇本 聖美, 佐藤 博彦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 772-772, 2016

    ...単結晶X線回折の結果、この物質はCoO_6_八面体が稜共有している密な三角格子層、CoO_6_八面体どうしが直接結合していない疎な三角格子層、二つのCoO_6_八面体の層をつなぐMoO_4_四面体の層から形成されていることが判明した。磁化率の温度依存性から、T_C_=約13 Kで鋭いカスプを伴う強磁性転移が起きていることが確認された。</p>...

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  • ダイアスポアの熱膨張に伴う結晶構造変化

    杉浦 晃希, 永井 隆哉, 有馬 寛, 杉山 和正 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2016 (0), 89-, 2016

    ...その結晶構造の骨格は、酸素原子の六方最密充填構造であり、八面体位置の半分をAlが占めている。AlO<sub>6</sub>八面体の4つの稜は、隣接するAlO<sub>6</sub>八面体と稜共有し、<i>c</i>軸方向に連なった二重鎖を形成しており、この二重鎖は<i>b-</i>映進面で関係つけられた隣接する二重鎖と頂点共有で結びついている。...

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  • ペロブスカイト型Co酸化物のスピンクロスオーバー現象 : その歴史と現状(交流)

    浅井 吉蔵, 小林 義彦, 佐藤 桂輔 日本物理学会誌 70 (1), 6-13, 2015-01-05

    ...はこの現象を起す物質群の1つとして注目されてきた.LaCoO_3はその代表的物質として1950年代より多くの研究が行われているが,スピン状態についての議論が変遷し,現時点においても統一的理解にいたっていない.本稿では,LaCoO_3の物性を概観し,何がこの物質のスピン状態及び転移の統一的理解を困難にしているのかを述べたい.LaCoO_3では,Co^<3+>に6個の酸素がほぼ立方対称に配位したCoO_6八面体...

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  • サポナイトナノ粒子の破壊メカニズムに関する研究

    沼田 和臣, 佐藤 公法, 藤本 光一郎, 藤原 一彦 RADIOISOTOPES 63 (8), 389-397, 2014

    ...サポナイトナノ粒子の破壊は,ナノシートそのものが垂直に細断されるプロセスに加えて,ナノシートの構成要素である八面体の粉砕に起因する剪断剝離的プロセスが同時進行して引き起こされることがわかった。上記プロセスにより,ナノ粒子既存の空隙は減少するが,微細化して無秩序に配向したナノシートが準安定な空隙を生成することが確認された。...

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  • 和歌山県大勝コバルト鉱床産Bi-Te-Se-S系鉱物

    大西 政之, 下林 典正, 小林 祥一, 大堀 晋司 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 61-, 2014

    ...大勝鉱山のコバルト鉱床から産出する鉱物を検討している過程において,Bi-Te-Se-S系鉱物を見出した.本鉱床においてBi-Te-Se-S系鉱物は,頁岩を切る緑泥石,アルカリ長石を伴う石英脈に含まれる輝コバルト鉱 (直径0.3 mm内外の八面体結晶) 中に,80 μm以下の離溶組織をなして産出する.EPMA (WDS) によって測定した分析値から,総原子数=7として計算した実験式は (Bi<sub>...

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  • Phase Eの粉末中性子回折(2)

    富岡 尚敬, 奥地 拓生, Purevjav Narangoo 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 77-, 2014

    ...得られた中性子回折パターンのリートベルト解析により、phaseEの結晶構造中では、OD結合がc軸から傾斜していることが明らかになり、MgO<sub>6</sub>八面体からなるシート間に水素結合が存在する可能性が示唆された。現在、phaseEの格子定数とOD結合の傾斜角との関係の解析を進めている。...

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  • 窒化酸化物ペロブスカイトのPDF解析

    隼瀬 幸浩, 掘露 伊保龍, 猪口 真志, 檜貝 信一 SPring-8/SACLA利用研究成果集 1 (3), 94-97, 2013-12-10

    ...ペロブスカイト型酸化物の一つであるチタン酸バリウムストロンチウムの酸素部を窒素置換した窒化酸化物ペロブスカイトは印加電圧に対する誘電率の変化が非常に大きい、誘電損失が低いといった、誘電体材料として優れた特性を有するが、これは窒素置換によるTiO<sub>6</sub>八面体の歪みが原因と考えられる。...

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  • 選択酸化触媒としての結晶性Mo–V複合酸化物

    上田 渉 Journal of the Japan Petroleum Institute 56 (3), 122-132, 2013

    ...ネットワーク構造形成の際,エタンなどの小分子を取り込むことのできる七員環のチャネル構造の形成とともに,ネットワーク構造内に酸素八面体クラスターを配備した複雑構造となることが,高い触媒活性発現の根本である。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献122件

  • 高圧下でのスピネル構造におけるヤーン・テーラー効果

    興野 純, 中本 有紀, 坂田 雅文 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 95-, 2013

    ...高圧単結晶XRD測定を実施した.実験の結果,圧力が4.6 GPaのところで体積変化曲線に明らかな不連続性が確認され,立方晶系から正方晶系への相転移が示唆された.Birch-Murnaghan状態方程式から求めた体積弾性率は,K<sub>0</sub> = 178 (3) GPaであった.これは,磁鉄鉱やウルボスピネル,クロマイトスピネルの体積弾性率よりもわずかに小さい値であった.キュプロスピネルの八面体席...

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  • X線光電子分光法によるケイ酸塩鉱物中のアルミニウムの状態分析

    瀬山 春彦 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 110-, 2013

    ...Al 2p結合エネルギー値とAl KL<sub>23</sub>L<sub>23</sub>オージェ運動エネルギー値の和(Al オージェパラメータ)は、正八面体六配位Alの方が正四面体四配位Alより大きく、オージェ過程における周囲の酸化物イオンの負電荷から受ける緩和効果の違いを反映していた。...

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  • 福岡県糸島市御床産“ベタフォ石―パイロクロア石”の再検討

    上原 誠一郎, 延寿 里美, 岩野 庄市朗 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 55-, 2013

    ...福岡県糸島市御床のペグマタイトから産する漆黒色八面体結晶は岡本(1941)によりベタフォ石と報告された。その後のX線分析法によりパイロクロアに訂正された(岡本,1944;長島・長島,1960)。九州大学の岡本標本にはこの結晶の大きなものは残っておらず,演者の一人 岩野が1985年頃に長珪石堀場跡から採集した2試料を用いて再検討をおこなった。...

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  • フラックス法によるルビーの合成と副産物

    上野 禎一, 原田 圭輔, 田浦 靖子, 長澤 五十六 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 114-, 2013

    ...主成分のAl<sub>2</sub>O<sub>3</sub>とフラックス成分のPbとが反応し、平板状六角形のPbAl<sub>12</sub>O<sub>19</sub>結晶と八面体のPbAl<sub>2</sub>O<sub>4</sub>結晶(スピネル構造)も又得られた。これらの生成物の結晶学的データを報告する。...

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  • 斜方晶Pnma角閃石のOH伸縮振動バンド微細構造の 圧力依存性

    石田 清隆, 森脇 太郎, 池本 夕佳, 篠田 圭司 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 112-, 2013

    ...斜方晶<i>Pnma</i>角閃石類には、A-チェインとよりゆがんだB-チェインの2種類の(Si,Al)-O四面体複鎖があり、それらにサンドイッチされた八面体(M1M1M3)-Oに配位するO(3)HはB-チェイン側の方がO(7)に近く、従って結合距離や角度がことなるため、赤外OH伸縮振動バンドは約5 cm<sup>-1</sup>程度低波数側に分裂してペアで観測される(Ishida and Hawthorne...

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  • マリ産低対称化ガーネットの鉱物学的特徴

    中村 友梨江, 栗林 貴弘, 長瀬 敏郎 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 91-, 2012

    ...含有量がわずかに多く,Al含有量は少ない.赤外吸収スペクトルは構造中のOH<sup>-1</sup>基の量が3つ領域で異なることを示した.{110}成長分域の単結晶X線回折実験では,空間群<i>Ia3d</i>の消滅則を破る反射(<i>0kl</i>:<i>k</i>,<i>l </i>= 2n+1)が観測され,その対称性は空間群I-1であると推定した.空間群<i>I-1</i>での構造精密化の結果,八面体...

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  • ヒッグス場の特異解について(IV)

    北澤 一善 理論応用力学講演会 講演論文集 61 (0), 225-225, 2012

    ...-H0の断面円に内接する)切頂八面体(tr-O)であったからである。それ故、f.m.- H0の流れに対する抗力(その断面積に比例する)がヒッグスメカニズムによる獲得質量に対応することから、この質量過剰値を減ずることが出来る。...

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  • ルミネッセンス像による天然及び合成ダイヤモンドの鑑別

    久永 美生, 北脇 裕士, 山本 正博 宝石学会(日本)講演会要旨 34 (0), 12-, 2012

    ...<br> 天然ダイヤモンドの結晶のモルフォロジーの基本は、PBC(Periodic Bond Chain)解析法で導き出されるように、{111}で囲まれた八面体で、条線模様としての{110}を伴うが、{100}は結晶面上に現れない。...

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  • イオン伝導体(Nd,Li)TiO 3 における微細構造の成長過程

    市瀬 貴啓, 大野 正雄, 小山 司, 森 茂生, 戸川 欣彦 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 142-142, 2012

    ...その一つとして、Nd<SUB>2/3-x</SUB>Li <SUB>3x</SUB>TiO<SUB>3</SUB> は スピノーダル分解を用いた化学的相分離によるナノサイズのダイ ヤモンド型ドメイン構造や酸素八面体の回転に起因するチェスボ ード(CB)型ドメイン構造などのナノスケールでの特徴的な幾何学 的パターンを形成する。...

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  • 層状Li-Nb酸窒化物における超伝導

    本橋 輝樹, 伊藤 正彦, 分島 亮, 鱒渕 友治, 吉川 信一 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 20-20, 2012

    ...構造解析の結果、本物質は八面体層と三角プリズム層が相互積層した結晶構造をもち、八面体サイトにはLiとNbが共存し、三角プリズムサイトはほぼNbのみが占有することが明らかになった。本物質は金属的伝導性を示し、約3 Kから電気抵抗率が急激に低下した。さらに、この温度以下で大きな反磁化が観測され、超伝導転移を示唆した。...

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  • Bi<SUB>1-x</SUB><I>Ln</I><SUB>x</SUB>NiO<SUB>3</SUB> の負の熱膨張現象

    東 正樹, 岡 研吾, 坂口 智可, 鈴木 一正, 高橋 雅英 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 536-536, 2012

    ...このとき、Niの価数増大に伴ってペロブスカイト構造の骨格となっているNO<SUB>6</SUB>八面体のNi-O結合が収縮するため、約3%も体積が縮む。ビスマスを一部ランタノイドイオンで置換すると、(Bi,Ln)<SUP>3+</SUP>Ni<SUP>3+</SUP>O<SUB>3</SUB>の高温高圧相が安定化されるため、温度誘起の相転移に伴う巨大な負の熱膨張が常圧で観測される。...

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  • 構造規制Ptナノ微粒子溶解のリアルタイム高速AFM観測: 電位走査に対する安定性の表面構造依存性

    山田 雄太, 亀山 雅由, 中村 将志, 星 永宏 表面科学学術講演会要旨集 32 (0), 243-, 2012

    ...酸性下において電位サイクルによる立方体,立方八面体および正四面体型Ptナノ微粒子の溶解を高速AFM観測した。電位走査範囲の上限を1.6 V<sub>RHE</sub>に固定し,下限を0.05~0.7 V<sub>RHE</sub>の間で変化させ溶解速度の違いを調べた。溶解が見られる下限電位は立方八面体<正四面体≒立方体であった。溶解時の溶解速度は正四面体<立方八面体<立方体であった。...

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  • オキソ水酸化鉄鉱物へのウラニル吸着の比較

    新井田 佳吾, 斉藤 拓巳, 田中 知 日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 168-, 2012

    ...フェリハイドライト(Fh)は,結晶化度の低い2-line Fh (2L-Fh)と高い6-line Fh (6L-Fh)が存在し,鉄の四面体と八面体が混在する結晶構造を持つ.既往研究で,比較的高いUO22+濃度では,UO22+が鉄の八面体に吸着している報告があるが,低濃度条件での報告例はない.低濃度では,鉄の四面体も吸着サイトとして寄与する可能性が考えられる.両Fhと鉄の四面体構造を持たないゲーサイト...

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  • 三軸圧縮および三軸伸張条件における来待砂岩の強度・変形特性

    高橋 直樹, 高橋 学, 竹村 貴人, 藤井 幸泰, 朴 赫 応用地質 53 (3), 121-128, 2012

    ...三軸伸張試験を実施し,強度・変形特性について検討した.両三軸試験には直径50 mm,高さ100 mmの円柱供試体を供した.また,三軸伸張試験では,擬似ドッグボーン(ダンベル型)状の供試体も用いた.両試験結果から,破壊挙動は三軸圧縮試験よりも三軸伸張試験のほうが脆性的であること,ならびに変形特性の詳細が明らかとなった.また,破壊挙動に対する中間主応力σ<sub>2</sub>の影響についても考察した.さらに,八面体...

    DOI 被引用文献2件 参考文献2件

  • 小型ポップアップ多面体遊具の色及び形に対する幼児の嗜好

    織田 芳人 芸術工学会誌 61 (0), 33-38, 2012

    ...そこで、本論文では、配色をビビッドトーンとライトトーンの2種類、及び、折り畳み状態の形を正四面体、正六面体、正八面体A、正八面体Bの4種類とする小型デザイン検討モデル(以下、小型モデルと呼ぶ)を制作した。幼児55名を被験者として、上記の小型モデル8個から2日間で計4個ずつを選択してもらい、小型ポップアップ多面体遊具の色及び形に対する幼児の嗜好を検討した。  ...

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  • 強誘電体ぺロブスカイトの常誘電-強誘電機構の解明

    仲谷 友孝, 平床 竜矢, 奥部 真樹, 武田 隆史, 吉朝 朗 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 80-, 2012

    ...TiO6八面体と金属Rで構成されており、 TiO<sub>6</sub> 八面体は金属Rとの相互作用により容易に歪み、対称性の低い斜方晶や正方晶に相転移する Ti原子が局所的に歪む(オフセンター)ことで分極し、強誘電性を持つものもある。この時の歪みのモデルには二つの歪みのモデルがあり、ひとつはオフセンターによる歪みと、もうひとつが 格子振動による歪みである。...

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  • 新規AサイトオーダーペロブスカイトMnCu3B4O12(B=Ti,V)の合成、構造、物性

    秋月 康秀, 藤田 晃司, 田中 勝久, 山田 幾也, 西山 宣正, 入舩 徹男 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 335-335, 2012

    ...AサイトオーダーペロブスカイトAA’3B4O12は、ABO3のAサイトの3/4をヤーン・テラー歪みの大きい原子が占め、A’O4平面とチルトしたBO6八面体によって立方晶ペロブスカイト構造を形成する。A’サイトはヤーン・テラー効果の大きい3d遷移金属が占めるため磁性や電気伝導性において興味深い物性を示すものがある。...

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  • 新規チタン酸水素化物(2): (Ca, Sr, Ba)TiO<SUB>3-<I>x</I></SUB>H<SUB><I>x</I></SUB>

    坂口 辰徳, 矢島 健, 小林 洋治, 大倉 仁寿, 竹入 史隆, 光岡 新悟, 大久保 博史, 山本 隆文, ジェームス ヘスター, マキシム アンディーフ, 大山 研司, 陰山 洋 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 331-331, 2012

    ...これらに関して、八面体の傾き、水素化物イオンのアニオンサイト分布、水素放出温度などに関して調べた。...

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  • 低温固相還元法を用いた還元型チタン酸化物ナノ粒子の合成

    辻本  吉廣, 冨中 悟史, 松下 能孝, 山浦 一成 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 369-369, 2012

    ...合成の手順として,ルチル構造をもつTiO2ナノ粒子(20-30m)を駆動体として用い,これとCaH2を350度で数日間反応させることにより,還元相Ti2O3が得られる.特筆すべき点は,出発物質と生成物質の構造がそれぞれ正方晶と菱面体構造をもつ,つまり,TiO6八面体の骨組みが反応中に大きく変化しているにも関わらず,ナノ構造・形態が維持されていることである.その反応機構の詳細を調べるためにex-situ...

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  • PbTiO3,BaTiO3,SrTiO3ぺロブスカイトの相転移とXANESプレエッジの温度変化

    仲谷 友孝, 平床 竜矢, 奥部 真樹, 武田 隆史, 村井 啓一郎, 吉朝 朗 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 192-192, 2011

    ...TiO6八面体と金属Rで構成されており、 TiO6 八面体は金属Rとの相互作用により容易に歪み、対称性の低い斜方晶や正方晶に相転移する Ti原子が局所的に歪む(オフセンター)ことで分極し、強誘電性を持つものもある。この時の歪みのモデルには二つの歪みのモデルがあり、ひとつはオフセンターによる歪みと、もうひとつが 格子振動による歪みである。...

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  • 京都府和束町石寺地域の石英脈中のタングステン鉱物: anthoinite,mpororoite および Fe-free hydrokenoelsmoreite

    下林 典正, 大西 政之, 鶴田 憲次 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 149-149, 2011

    ...mpororoiteの混合物が確認された.これらはいずれも日本からの産出報告がなく,今回が初めての報告である.この混合物は石英脈中で多角形の輪郭をしたまま含まれており,内部に残留scheeliteも見られることから,scheeliteの自形結晶が分解した仮像と考えられる.内部には残留scheelite以外に,無色~薄黄色透明のガラス光沢をした微結晶体が共存したものも存在する.この微結晶は一辺10-50 μmの正八面体...

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  • ヒッグス場の特異解について(III’)

    北澤 一善 理論応用力学講演会 講演論文集 60 (0), 267-267, 2011

    ...一方、ヒッグス・ボソンは最終的に切頂八面体(tr-O)の擬スカラー・メゾン(スピン0)集合体に形態変化することを示す。この(重い)アクシオンの存在は「強い力のCP不変性問題(=極小θの自然性)」を解決させるので、観測による確認が大いに期待される。又、上記2過程においてそれぞれ予測される超伝導状態について議論する。...

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  • パルスレーザーアブレーション成膜を用いた雲母薄膜の作製

    中曽根 祐太, 山内 涼輔, 中井 裕和, 舟窪 浩, 宮宅 ゆみ子, 土嶺 信男, 小林 晋, 佐野 善史, 吉本 護 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 447-447, 2011

    ...また、ラマン分光測定より、八面体シートを形成する陽イオンの並進運動、四面体シートを形成するSi-Ob-Siボンドの振動、Si-Onbの伸縮モード、OHの伸縮モードをそれぞれ確認した。以上から、黒雲母薄膜の合成に成功していると考えられる。...

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  • フラックスコーティング法によるスピネル型Li-Mn-O系結晶層の作製

    稲垣 光, 手嶋 勝弥, 湯葢 邦夫, 穂積 正人, 坂口 琢哉, 小浜 恵一, 宍戸 統悦, 大石 修治 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 126-126, 2011

    ...生成した結晶は八面体を基本形状とし,そのサイズは,溶質濃度および保持温度に依存した。スピネル型Li-Mn-O系結晶は,良好な電池特性を示した。...

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  • 新奇層状鉄酸フッ化物の合成・構造・物性

    辻本 吉廣, 松下 能孝, 山浦 一成, 室町 英治, 樹神 克明, 井川 直樹 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 35-35, 2011

    ...本講演では,同様の低温フッ素化反応を用いることによって,Ruddlessden-Popper型層状ペロフスカイトSr3Fe2O6Fの合成に成功し,構造および磁気特性を調べたので,それらの結果について報告する.構造解析はシンクロトロン,及び中性子回折のデータを用いて行った.また,SQUID磁束計によって磁化率の温度依存を調べた.Sr3Fe2O6Fの構造は正方晶のI4/mmmで表され,フッ素は鉄中心の八面体...

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  • スピネル型マンガン酸リチウム結晶の塩化物フラックス育成

    稲垣 光, 手嶋 勝弥, 湯葢 邦夫, 穂積 正人, 小浜 恵一, 宍戸 統悦, 大石 修治 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 199-199, 2011

    ...生成した結晶は八面体を基本形状とし,その結晶サイズは,溶質濃度および保持温度に依存した。...

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  • 位置選択的対アニオンの交換による八面体型Pd(II)カプセル錯体の内部空間の機能化

    近藤 弘隆, 平岡 秀一 ホスト・ゲスト化学シンポジウム講演要旨集 2011 (0), 78-78, 2011

    ...溶液中において、八面体型Pd(II)カプセルに二種類の異なる成分が存在することを見出した。これらの違いはPd(II)カプセル内部に位置する対アニオンの数に由来することが明らかとなった。また、カプセルに異なる対アニオンを加えると、カプセル外部からPdイオンに接近した後、カプセル内部に位置する対アニオンと選択的に交換することが明らかとなった。...

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  • 岡山県大佐山産緑レン石のMoessbauer分光法による解析

    川瀬 雅也, 山川 純次, 大嶋 珠世子, 黒葛 真行, 森本 正太郎, 斎藤 直 RADIOISOTOPES 60 (11), 461-465, 2011

    ...この結果は,八面体サイト中の鉄の占有サイトがM3及び詳細の不明なM3'の2種類あることを示唆している。また,鉄がM1サイトに分配されていないことから,本研究で用いた試料を含む岩帯の生成温度は200℃程度であると推定された。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • クロム鉄鉱の四面体席を占有する2価鉄によるヤーン・テーラー効果の圧力依存性

    興野 純, Gramsch Stephen, 山中 高光, 生田 大穣, Ahart Muhtar, Mysen Bjørn, Mao Ho-kwang, Hemley Russell 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 188-188, 2011

    ...圧力上昇に伴い、八面体における角度歪み量は連続的に減するすが、四面体におけるそれは相転移の後に劇的に増加した。圧力の上昇により四面体席の二価鉄のヤーン・テラー効果が活性となって、四面体の対称性の低下が引き起こされたと考えられる。...

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  • 千葉石後の石英仮晶の内部組織

    門馬 綱一, 長瀬 敏郎, 栗林 貴弘, 重岡 昌子 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 143-143, 2011

    ...千葉石は千葉県南房総市荒川から発見された新鉱物であり、自形結晶は八面体、または双晶により六角厚板状を呈す。未変質の結晶は無色透明であるが、多くの個体は外形を残したまま、白濁した石英の仮晶へと変化している。偏光顕微鏡下では、結晶外形と平行に幅数十μm~数百μm程度の縞模様が残っており、特徴的な組織を示す。白濁した千葉石の仮晶と共生して、もう一種類、半透明立方体を呈する石英の結晶が産出する。...

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  • 新規Te酸化物の単結晶合成と結晶構造

    渡邉 勝則, 井本 英夫, 単 躍進, 手塚 慶太郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 121-121, 2011

    ...Teの多くは結晶構造で6価の八面体配位で存在するが、4価の四面体で存在することも報告されている。本研究ではこの4価のTeを含む新規酸化物の合成を目指して実験を行ったところ、アルカリ金属(Rb)、遷移金属(Ta)を用いることで空間群Pbcm (No.57)に属する斜方晶系(a = 3.99, b = 15.13, c = 17.75 Å)の結晶を得ることができた。...

    DOI

  • (Bi,Na)TiO<SUB>3</SUB>-Na(Nb,Ta)O<SUB>3</SUB>系強誘電体の強誘電特性と結晶構造

    藤代 直樹, 北村 尚斗, 井手本 康 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 468-468, 2011

    ...中性子回折からは、NN, NNTでは八面体の歪が増加し、NTでは八面体の歪が減少する傾向が見られた。MEMによる電子密度分布解析より、NNではBNTと同様にTiO6八面体のそれぞれのTi-O結合の共有結合性に異方性が見られ変化が見られなかったが、NTでは共有結合性の強さが等方的になった。これによりNTでは八面体の歪が減少することで、強誘電特性に変化が見られたと考えられる。...

    DOI

  • 中性子回折によるストロンチウムタンタレート光触媒のBa置換に伴う歪み

    藤森 宏高, 森田 健介, 岡西 計典, 高橋 宣博, 大山 研司, 八島 正知 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 143-143, 2011

    ...そこで本研究では中性子回折のリートベルト解析により、Ba添加に伴うSr<SUB>2</SUB>Ta<SUB>2</SUB>O<SUB>7</SUB>の構造変化をTaO<SUB>6</SUB>八面体に着目し明らかにしたので、これについて報告する。Ba添加に伴う歪み効果と触媒活性を関連付けて議論する予定である。...

    DOI

  • FeSr<SUB>2</SUB>YCu<SUB>2</SUB>O<SUB>6+δ</SUB>系における欠陥・超伝導・磁性

    茂筑 高士, 畑 慶明, 星川 晃範, 岩瀬 謙二, Dyah Sulistyanintyas, 小黒 英俊, 石垣 徹, 土屋 佳則, 安岡 宏, 平田 和人 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 606-606, 2011

    ...したがって、酸化処理により酸素が優先的にFeのまわりを占有して、FeO<SUB>6</SUB>八面体の短距離のネットワークが形成され、磁気秩序が発現すると予想される。...

    DOI

  • 液相法によるSrTiO<sub>3</sub>: Eu<sup>3+</sup>の単相合成及び発光特性の評価

    荒川 智則, 藤代 史, 橋本 拓也 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 544-544, 2011

    ...我々はEu<sup>3+</sup>をCuLaO<sub>2</sub>のLaO<sub>6</sub>八面体サイトに置換し、通常PL強度が弱い<sup>5</sup>D<sub>0</sub>−<sup>7</sup>F<sub>0,1</sub>遷移が顕著になる蛍光材料の合成に成功している。...

    DOI

  • キラル八面体型金属錯体のCDの起源の新展開

    秋津 貴城, 山崎 敦央 Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry 55 78-79, 2010

    Time-dependent density functional theory has been successfully applied to analyze circular dichroism spectra of Δ- or Λ- octahedral metal complexes with bidentate ligands containing both s- and …

    DOI 参考文献5件

  • フラックス法によるスピネルの合成

    上野 禎一, 川原 沙織 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 112-112, 2010

    主成分としてMgO, Al2O3, 着色剤としてCr2O3, フラックスとしてPbO, PbF2を用い、スピネルの単結晶および多結晶の合成に成功した。 Cr2O3の量により、着色の程度を制御でき、最高加熱温度、加熱時間、昇温率、降温率、主成分とフラックスの量比により、結晶の大きさを制御できることが判明した。

    DOI

  • ヒッグス場の特異解について(III)

    北澤 一善 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 110-110, 2010

    ...かくして標準模型ヒッグス・ボソンの相転移は、結晶化前の近傍同粒子から「融解熱」を付与され、tr-O(切頂八面体)構造の状態に転移することで終結する。...

    DOI

  • 天然粘土試料中スメクタイト成分の<SUP>27</SUP>Al-固体NMRによる構造解析(第2報)

    佐藤 悌治, 長井 雄希, 田中 正範, 黒? 英昭 粘土科学討論会講演要旨集 54 (0), P04-P04, 2010

    発表者らは、前報までに、天然粘土試料中の主成分スメクタイトについて、その層電荷を-0.33と仮定して、<SUP>27</SUP>Al-固体NMRスペクトルからモンモリロナイト-バイデライト系固溶体としての構造組成解析を試みた。今回は、新たに4種を加えた10種の試料について、層電荷を-0.33に固定せず、その変動域を-0.30~-0.40または-0.20~-0.50と仮定したときの固溶体構造組成式…

    DOI

  • 八面体シート中にZnを配位した層状ケイ酸塩鉱物の光触媒活性

    山田 裕久, 森本 和也, 田村 堅志, パスクワ チェロ 粘土科学討論会講演要旨集 54 (0), P10-P10, 2010

    ...層状ケイ酸塩鉱物(ヘクトライト、サポナイト、バーミキュライト、フロゴパイト)とZnOとの組み合わせに注目し、水溶液中での不安定性というZnOの欠点を補うとともに、有用元素Znの使用量を削減できる新しい光触媒材料の創製を目指し、基本構造内に形成される八面体シート内の金属元素をZnで置換した材料に注目した。特に水溶液中での光触媒活性の発現を、色素ローダミンBの脱色・分解反応を用いて検討した。...

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  • 有機修飾セリサイトのステージング挙動

    田村 堅志, 八田 珠郎, 道上 勇一, 森本 和也, 山田 裕久 粘土科学討論会講演要旨集 54 (0), A08-A08, 2010

    ...最近、我々は脱水酸基化(dyhydroxylation)した2八面体型層状珪酸塩をアルキルアンモニウム溶液で処理することによってゲスト分子が1層おきに挿入(ステージング構造を形成)することを見出した。本研究では脱水酸基化した天然セリサイトのステージング挙動について報告する。...

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  • (Nb/Ta) 相互固溶酸化チタンナノシートの合成と交互吸着法による多層膜の作製

    池田 達哉, 赤塚 公章, 海老名 保男, 長田 実, 佐々木 高義 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 2P037-2P037, 2010

    ...本研究では、膜厚5〜15 nmの極薄膜領域において120以上の高い比誘電率を有する酸化チタンナノシート (Ti<SUB>0.87</SUB>O<SUB>2</SUB>) と構造の類似した酸化ニオブ系およびタンタル系ナノシートに注目し、高い誘電分極特性を示すことで知られるNbO<SUB>6</SUB>/TaO<SUB>6</SUB>八面体ブロックを内包したTiNb<SUB>1-<I>x</I></SUB...

    DOI

  • 立方晶希土類酸化物均一板状粒子の合成

    殷 しゅう, 南館 正宙, 西本 健治, 田中 巧, 渡部  敬二郎, 粂井 貴行, 佐藤 次雄 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 1L34-1L34, 2010

    ...酸化セリウムは立方晶蛍石型結晶構造を有し、立方体や八面体粒子になりやすく板状粒子の合成は困難であった。本研究は環境にやさしいソフト溶液プロセスによる酸化セリウム等の立方晶希土類酸化物の均一板状粒子を合成するとともに、これらの板状粒子のサイズ制御を行い、板状形態に由来する新しい光学・化学的機能について検討し、粒子の新規物理化学特性の探索を行った。...

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  • MAリサイクルのための燃料挙動評価に関する共通基盤技術開発

    芹澤 弘幸, 芳賀 芳典, 白数 訓子, 中島 邦久, 荒井 康夫 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010f (0), 573-573, 2010

    ...観察された負結晶は、基本的に{111}及び{100}面群にかこまれた切頂八面体及び立方八面体であったが、その形状が、多結晶試料であるかまたは単結晶試料であるかによって変化し、又、取扱温度によっても異なることが判明した。UO<SUB>2</SUB>中でのヘリウムの拡散挙動及び溶解挙動に基づき、形成された負結晶の形状が、析出したヘリウム圧力に依存して変化するものと考え、定性的に考察した。...

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  • ポートランダイトCa(OH)<sub>2</sub>の水素自己拡散の微視的機構

    野口 直樹, 篠田 圭司 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 286-286, 2010

    ...ポートランダイト Ca(OH)2は層状水酸化鉱物で、その結晶構造は[CaO6]八面体層と蜂の巣格子状にOH基が配列したプロトン層が交互の積み重なることによって構成される。このような単純な構造のために、ポートランダイトは水素の自己拡散の微視的機構を明らかにするうえで適切なターゲットであるといえる。...

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  • 脱水酸基化後の緑泥石の層間構造について

    梅染 卓也, 小暮 敏博 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 103-103, 2010

    ...しかしこの結果はclinochloreに関するものであり、Feを多く含む緑泥石や2八面体型のsudoiteなどでは明らかではない。そこで本研究ではHRTEM法と粉末X線回折の底面反射のフーリエ合成により、clinochlore以外の緑泥石の脱水酸基化後の層間構造を明らかにすることを試みた。...

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  • BaTiO3,SrTiO3,TiO2のTi K端XAFSスペクトルの温度依存比較

    平床 竜矢, 仲谷 友孝, 奥部 真樹, 中塚 晃彦, 村井 啓一郎, 吉朝 明 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 136-136, 2010

    ...ペロブスカイトの構造相転移はTio6八面体の回転や歪みによって引き起こされる。SrTiO3は菱面体晶-正方晶-立方晶 BaTiO3は三方晶-斜方晶-正方晶-立方晶。プレエッジのピークは5個識別でき、それぞれのプレエッジのピークで温度変化に伴い、X線吸収係数に大きな変化が見られた。...

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