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検索結果 1,738 件

  • 燃料消費の部分負荷特性を考慮した2台の冷凍機の最適運用

    秋澤 淳 日本冷凍空調学会論文集 advpub (0), 2024

    ...条件,両方が共存する条件を明らかにした.さらに,部分負荷特性を二次関数で表したときのパラメータ空間において,それぞれの冷凍機が優位となる範囲を導いた.理論解に基づき,圧縮冷凍機と吸収冷凍機の部分負荷特性の事例を用い,優位となる条件の数値例を示した....

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  • 重い電子系化合物 CeRhIn<sub>5</sub> のコンプトン散乱二次元再構成実験による電子構造の研究

    小泉 昭久, 片山 大地, Jatmika Jumaeda, 海老原 孝雄, 筒井 智嗣, 辻 成希 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (4), 234-237, 2023-08-31

    ...低温での測定を行うため、コンプトン散乱実験では初めての使用となる試料用冷凍機を用いたが、試料を低温に保つために挿入されているシュラウドと試料との距離が近かったために、シュラウドからのバックグラウンド散乱が非常に大きく、運動量密度の再構成解析に耐えられるプロファイル・データを導出することができなかった。...

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  • イッテルビウム化合物を用いた1K以下の極低温生成のための磁気冷凍材料の開発

    志村 恭通, 常盤 欣文 日本物理学会誌 78 (8), 461-466, 2023-08-05

    ...KBaYb(BO<sub>3</sub>)<sub>2</sub>および,重い電子状態形成を利用した(Yb, Sc)Co<sub>2</sub> Zn<sub>20</sub>,YbCu<sub>4</sub>Niである.前者は磁気冷凍による最低到達温度が0.02 Kと非常に低く,後者は金属であるため,1 K以下で問題となる熱伝導率の急減がない.我々はさらに,これらの大型試料を合成し,それを市販の冷凍機...

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  • 量子コンピューター 日本の初号機が稼働

    古田 彩 日経サイエンス 53 (6), 8-13, 2023-06

    ...白いドラム缶のような冷凍機の中には,絶対零度(-273℃)近くに冷やされた量子コンピューターチップが入っており,量子の重ね合わせを利用した並行計算を実行する。...

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  • 冷凍機油添加剤によるエアコンのディーゼル爆発の抑制

    伊藤 誠, 斎藤 静雄, 党 超鋲, 飛原 英治, 設楽 裕治 日本冷凍空調学会論文集 40 (1), 19-, 2023-03-31

    ...<p><tt>エアコンの移設や廃棄の際,室外機へ冷媒をポンプダウンする際の誤操作により,圧縮機の破裂事故が発生する場合がある.ポンプダウン時のディーゼル燃焼の様子を,冷媒圧縮機を模型エンジンで模擬し実験により調べた.冷凍機油中に反応抑制剤を添加することによる燃焼抑制に及ぼす影響を調べた.冷凍機油としてポリオールエステル油</tt>(POE)<tt>を使用し,添加剤としてアミン系酸化防止剤,エポキシ系安定化剤...

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  • 低消費電力(2 kWクラス)4 K-GM冷凍機の能力特性

    増山 新二, 神谷 宏治, 沼澤 健則 低温工学 58 (2), 69-73, 2023-03-20

    <p>From the COP (Coefficient of Performance) equation, there are two ways to improve the cooling efficiency of cryocoolers: (1) increasing the cooling capacity, and (2) decreasing the electrical input …

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  • 空調設備の効率・運用改善技術

    二宮 仁, 三好 滋, 安井 尚志, 松下 洋, 山根 克之, 田中 博己, 藤下 祐司 マツダ技報 40 (0), 116-122, 2023

    ...オフィスビルや工場の空調に使用される冷凍機や冷却塔などの設備が能力低下する課題に対し,単一の設備内で洗浄薬品を循環させる局所洗浄技術を導入することで,低コストかつ容易にエネルギー「効率」を改善させた。更に,温度設定などの季節変動を考慮して空調設備の運転方法を工夫することで,「運用」の改善を実現した。...

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  • 吸着式冷凍機の試作と性能検討

    関谷 弘志, 三浦 瑠伊, 小林 拓海 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2023.29 (0), 17H25-, 2023

    <p>In recent years, awareness of SDGs and environmental problems has increased throughout the world, and reducing greenhouse gas emissions and improving the penetration of renewable energy have been …

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  • 熱音響現象を利用した円筒管内複合音波の選択的増幅

    経田 僚昭, 多田 幸生, 飯田 祐也 日本冷凍空調学会論文集 39 (4), 249-, 2022-12-31

    ...温度勾配が形成された微細流路を有する蓄熱体(スタック)を設置することで,振動の持つ音響エネルギーを熱音響現象で増幅できる.本研究では,外部から入力された音波に対して,任意の周波数成分のみを熱音響効果で増幅し,同時に増幅対象外の周波数成分はスタックによる粘性散逸で減衰することを示した.この効果を多周波数の複合音波である実騒音が入力された場合に適用できることを実験的に検証し,騒音と排熱で駆動する熱音響冷凍機...

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  • サイクロン分離・蒸発器を用いた超低温CO<sub>2</sub>冷凍システムの特性調査

    山口 博司, 石川 雄將, 山崎 晴彦, 神村 岳, 服部 一裕, NEKSÅ Petter 日本冷凍空調学会論文集 39 (2), 117-, 2022-06-30

    ...に貯蓄することを目的として,サイクロン分離器と蒸発器を組み合わせた新しい蒸発器を導入する.サイクロン分離・蒸発器を用いた冷凍機の特性調査を行った結果,</tt>-67<tt>℃の低温と</tt>COP<sub>system </sub><tt>が </tt>1.2 <tt>と低温域において極めて高い効率を達成し,水平蒸発器を使用したシステムと比べ性能が大きく向上されることが見込まれる....

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  • 700 kW規模の帯水層蓄熱システムによる工場空調システムの省エネ革新

    崔 林日, 坂井 正頌, 山口 徹, 上田 憲治 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 101 (3), 281-285, 2022-05-20

    <p>本取り組みは,未利用エネルギーである700 kW規模の地中熱を活用した帯水層蓄熱システム(大気への熱放出低減,通年地中への熱収支ゼロとし地球環境に配慮,地盤沈下回避,水資源の保全)を当社工場の冷暖房システムに導入し,冬期暖房時の冷排熱を夏期冷房に利用し,夏期冷房時の温排熱を冬期暖房に利用することで季節をわたる熱の循環利用で,大幅な省エネを達成した事例である。実績として年間一次エネルギー消費…

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  • 量子コンピュータ極低温実装技術の現状と課題

    猪股 邦宏, 門 恒男 電気学会論文誌. A 142 (5), 190-196, 2022-05-01

    <p>Installing semi-rigid coaxial cables and microwave components in a dilution refrigerator is essential to readout and control superconducting quantum processors. Here we discuss passive and active …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 溶液輸送・貯蔵を組み込んだ吸収冷凍機によるごみ焼却排熱の 熱輸送・利用のモデル分析

    秋澤 淳 日本冷凍空調学会論文集 39 (1), 51-, 2022-03-31

    ...<p>本研究では,ごみ焼却排熱を離れた需要地まで輸送して利用する技術として,溶液輸送型吸収冷凍機(STA)に着目した.アンモニア吸収冷凍機の発生器・凝縮器を排熱源側に,蒸発器・吸収器を需要側に設置し,その間をアンモニア冷媒液・アンモニア水溶液を輸送することによって熱輸送を実現する.また,溶液をタンクに貯めることで蓄熱機能も実現する.この技術と従来技術を考慮したエネルギーモデルを作成し,システムコスト...

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  • 希薄臭化リチウム水溶液を用いた1-3℃中低温発生吸収冷凍機の開発

    藤居 達郎, 宮内 稔, 内田 修一郎 日本冷凍空調学会論文集 39 (1), 43-, 2022-03-31

    ...<p>排熱の有効利用を目的として,作動媒体を水-臭化リチウム系,蒸発器内を希薄臭化リチウム水溶液として1~3℃程度の低温を発生する中低温発生型吸収冷凍機を開発した.本論文ではその実用化段階として,製品規模の試作機を製作し,冷水出口温度を約1~3℃としてサイクルの性能および動作を検証した.その結果,加熱用温水温度90℃,冷却水温度28℃において成績係数(COP)は0.71~0.73程度であり,冷媒の凍結...

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  • 希薄臭化リチウム水溶液を用いた1-3℃中低温発生吸収冷凍機の開発

    藤居 達郎, 宮内 稔, 内田 修一郎 日本冷凍空調学会論文集 39 (1), 35-, 2022-03-31

    ...<p>水-臭化リチウム系の作動媒体を用いた吸収冷凍機では,出力温度を低温化するために蒸発器内の冷媒に臭化リチウムを混合して希薄溶液とし,凍結温度を0 ℃以下とする方法が用いられている.本研究では,この方法を一般的な温水焚一重効用吸収冷凍機に適用し,1~3 ℃程度の低温を発生する中低温吸収冷凍機の開発を目的とする.本論文ではその基本段階として,希薄溶液の特性を考慮したサイクルシミュレーションおよびデューリング...

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  • ZEB化された公共研究施設の性能検証 第9報 運転改善によるエネルギー性能向上策の評価とウォームピットの効果検証

    井島 拓也, 奥宮 正哉, 田中 英紀, 鵜飼 真貴子, 横山 大毅, 岩村 卓嗣, 大木 泰祐, 信藤 邦太, 鈴木 遼平, 村上 正吾 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 165-168, 2022

    <p>本報では、空調熱源システムの冷房運転におけるエネルギー性能向上を目的に、2021年度に実施した①低負荷モードの活用、②熱原水温度レベルの低下、③熱原水流量の削減の3つの運転改善の施策内容とその結果について報告する。 また、2020年から稼働を開始した既存残置利用のウオームビット内の環境測定の結果と導入効果について合わせて報告する。</p>

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  • 低温再生型吸着材を用いた吸着式冷凍機の開発

    小金井 真, 山下 哲生, 樋山 恭助, 近藤 武士, 加藤 信介 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (292), 1-8, 2021-07-05

    ...そのため吸着式冷凍機で作られた冷水を空調用熱交換器や温度成層型蓄熱槽に直接送ることが困難で,これらの手前にバッファータンクを設置しなければならず,設備増設,スペース増大がその普及の阻害要因となっている。一般の圧縮式冷凍機は膨張弁による冷媒流量制御や圧縮機の回転数制御でその出力を制御しているが,吸着式冷凍機ではこのような機器内部での制御法が確立されていない。...

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  • 冷媒溶解と発熱を考慮した圧縮機の軸受特性に関する研究

    佐々木 辰也, 佐々木 信也 日本冷凍空調学会論文集 38 (1), 1-, 2021-03-31

    ...<p><tt>空調冷熱用圧縮機では運転範囲の上限拡大が求められている.上限拡大によって圧縮機の回転軸を支持するすべり軸受で荷重もしくは回転数が増加する.一方,冷凍機油には冷媒が溶解しており,温度と圧力条件によって冷媒溶解度と溶解粘度が変化する.また,冷媒溶解度の変化に伴って熱が発生する.高負荷,高回転数領域では摩擦熱や冷媒溶解による粘度変化の影響が無視できず軸受特性が変化すると考える.筆者らはこれまでに...

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  • 電動式熱源機の長期運用実態に基づく経年変化に関する研究

    高橋 信博, 百田 真史, 射場本 忠彦, 井上 隆, 熊谷 雅彦, 高瀬 幸造, 佐々木 泰河 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (286), 11-20, 2021-01-05

    <p>本研究では、多くの長期運用下における熱源機の実際のCOP と、長期BEMS データを重回帰分析して得られる予測COP を比較することで、熱源機の劣化状態を定量的に評価するための指標として、COP 変化率の提案を行った。またCOP 変化率を用いて対象熱源機の効率推移の分析および、機器内部の洗浄などのメンテナンス記録との照合による分析を行った。その結果、メーカ推奨と同等の保全環境下にある熱源機…

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  • 脳磁計における冷凍機由来ノイズ除去のためのモバイルリファレンスセンサ

    小山 大介, 河合 淳, 河端 美樹, 足立 善昭 生体医工学 Annual59 (Abstract), 447-447, 2021

    ...SQUIDで同時記録したデータとのコヒーレンスを導出した結果、振動計は冷凍機上に置いた場合、FGMは冷凍機横に置いた場合に最も高い値を示した。振動計及びFGMで構成するモバイルリファレンスセンサによって冷凍機由来のノイズを低減できる可能性を明らかにした。</p>...

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  • コージェネレーション設備を有する事務所ビルへの一重効用ダブルリフト吸収冷凍機の導入

    藤居 達郎, 内田 修一郎 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.2 (0), 21-24, 2021

    ...<p>コージェネレーション設備を有する既存の事務所ビルに2017年に製品化された一重効用ダブルリフト吸収冷凍機を導入した。このビルでは既設の温水焚吸収冷凍機が更新時期を迎え,これに合わせて当該機を導入したものである。導入にあたっては冷却水温度上昇時等の事前検討により導入効果を確認した。...

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  • 脳磁計における冷凍機由来ノイズ除去のためのモバイルリファレンスセンサ

    小山 大介, 河合 淳, 河端 美樹, 足立 善昭 生体医工学 Annual59 (Proc), 729-731, 2021

    ...SQUIDで同時記録したデータとのコヒーレンスを導出した結果、振動計は冷凍機上に置いた場合、FGMは冷凍機横に置いた場合に最も高い値を示した。振動計及びFGMで構成するモバイルリファレンスセンサによって冷凍機由来のノイズを低減できる可能性を明らかにした。</p>...

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  • 冷凍機用電動往復振動型圧縮機の挙動解析

    田口 雅也, 丸山 真一, 木村 幸浩, 田邉 景門 Dynamics & Design Conference 2021 (0), 119-, 2021

    <p>In this study, analysis is conducted on behavior of an electromagnetic reciprocating vibratory swing compressor. The governing equations of the swing compressor are derived in terms of motions of …

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  • 超伝導回路を用いた量子計算機の研究を理解するための基礎知識

    山本 剛 日本物理学会誌 75 (10), 610-618, 2020-10-05

    ...非線形インダクタであるジョセフソン接合とキャパシタの単純な並列共振回路である.インダクタが非線形であるために,通常のLC共振器と異なり,離散準位のエネルギー間隔が一定でなくなる.それらの離散準位のうち最低二準位を量子ビットとして用いるのである.量子ビットの典型的なエネルギー準位間隔は,周波数に換算して5 GHz,温度に換算して~240 mKである.従って,熱揺らぎの影響を十分小さくするために,希釈冷凍機...

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  • ケミカル式冷凍機における蒸発器性能向上に関する検討

    小林 英資, 廣瀬 裕二, 小倉 裕直 日本冷凍空調学会論文集 37 (3), 233-, 2020-09-30

    ...<p><tt>廃熱等を駆動エネルギー源とした未利用熱駆動ケミカル系ヒートポンプを用いることで,ほぼその熱エネルギーのみでケミカル式冷凍機が駆動可能となる.本報では,水溶液成分および物質移動に着目した蒸発器性能向上を目的として実験的および理論的検討を行った結果,以下のことが明らかとなった.蒸発水溶液として</tt>EG 30 wt% - NaCl 10 wt%<tt>水溶液を用いることにより,</tt...

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  • マヨラナ束縛状態を示唆するゼロエネルギー状態の観測

    町田 理, 花栗 哲郎 日本物理学会誌 75 (9), 570-575, 2020-09-05

    ...</p><p>この問題を解決するために,本研究では,自明な束縛状態とマヨラナゼロモードとのエネルギー差が100~200 μeVと比較的大きいトポロジカル超伝導体候補Fe(Se, Te)の渦糸芯に着目し,極めて高いエネルギー分解能(~20 μeV)を有する超低温希釈冷凍機STMを用いて実験を行った.その結果,マヨラナゼロモードを示唆するゼロエネルギー束縛状態(Zero energy Vortex Bound...

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  • 故障因果ベイズネットによる冷凍機の故障モード推定

    内田 貴之, 森岡 智陽, 河野 敏明, 蛭田 智昭 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 21-22, 2020-08-20

    ...冷凍機を用いて手法を評価した結果、重要部品かつ識別が難しい故障モード8種類を推定でき、その有効性を確認した。</p>...

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  • シリコン量子ビットの高温動作

    大野 圭司, 森 貴洋, 森山 悟士 日本物理学会誌 75 (8), 472-477, 2020-08-05

    ...動作温度に着目し,制御性や量子ビット間結合といった上記の課題はひとまず置いておき,動作温度の向上を最優先課題として取り組んだ.もし室温で動作するシリコン量子ビットが実現すれば,既存のシリコン技術で安価に大量生産することが可能となり,従来型シリコンエレクトロニクスと融合した新たな応用も期待できよう.また,室温とはいかないまでも,従来よりもずっと高温で動作する量子ビットが得られれば,その評価は小型・安価な冷凍機...

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  • 寒冷地を想定したホウレンソウ寒締め植物工場のエネルギー供給と経済性

    菊池 直紀, 菅結 実花, 小原 伸哉 空気調和・衛生工学会 論文集 45 (280), 1-11, 2020-07-05

    ...提案植物工場では,SOFCコジェネによる電力及び熱供給と,吸収式冷凍機及び換気扇による冷熱供給を導入して,通年の工場内の温度をおよそ 7℃に保持するよう運用する。設備費用に加えて,空調及び LED 照明に要する消費エネルギーコストから,システムを寒冷地に導入する際の費用回収年数を明らかにした。...

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  • 蓄熱による高効率熱源システムに関する研究

    佐藤 文秋, 北村 邦彦, 柳原 隆司, 鈴木 厚志, 山本 弦, 小澤 浩, 百田 真史 空気調和・衛生工学会 論文集 45 (280), 13-23, 2020-07-05

    <p>CO2 排出削減の緊急性が年毎に増し新たな省エネルギーシステムが強く望まれている。本研究は負荷に併せずに運転できる蓄熱の特性と一定の条件で高効率となるインバータ機器等の特性を利用し、蓄熱時にエネルギー消費が少なくなる方法を多面的に検討し、組み合わせて高効率熱源システムを構築する提案と効果解析を行うものである。学会基準負荷に基づくケーススタディで提案する複数の熱源システムの年間1次エネルギー…

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  • 未利用排熱および再生可能熱エネルギーの高度有効利用に関する研究

    秋澤 淳 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 99 (3), 194-200, 2020-05-20

    ...60 〜70℃の温度は既存の太陽集熱器で得られるので,吸着冷凍機やデシカント空調と組み合わせれば冷房空調の低炭素化を図ることに寄与する。 脱炭素化のためには大きな社会変革が求められる。熱駆動ヒートポンプ技術は排熱利用や太陽熱利用を全面化することに貢献が期待される。</p>...

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  • 設備の異常を検出する省電力型ガスセンサの開発

    村田 尚義, 岡村 誠 電気学会誌 140 (5), 293-294, 2020-05-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>国内の設備は老朽化が進んでおり,モータなどの回転機では潤滑油劣化による効率低下や,冷媒を使った冷凍機では冷媒の漏洩により冷却効率の低下につながる。</p><p>これら設備の異常は,これまで人の五感(音・振動・においなど)による点検を実施してきており,常時監視する</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 相溶油を適用したHFC / HFO 混合冷媒のトライボロジー特性

    佐々木 辰也, 井戸 慎一郎, 小山 修平, 佐々木 信也 日本冷凍空調学会論文集 37 (1), 59-, 2020-03-31

    ...<p><tt> 空調冷熱機器に適用する冷媒の地球温暖化係数削減に向けて,従来の</tt>HFC <tt>冷媒に</tt>HFO <tt>冷媒を混合した新たな低</tt>GWP <tt>冷媒が複数提案されている.低</tt>GWP <tt>冷媒を空調冷熱機器に適用する上で圧縮機しゅう動部の信頼性確保が課題の</tt>1 <tt>つである.しゅう動部は冷媒,冷凍機油,さらには冷凍機油に含まれる極圧添加剤...

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  • 冷やす冷凍機技術(高周波空洞および磁石)

    仲井 浩孝, 槙田 康博 加速器 16 (4), 271-277, 2020-01-31

    <p>The refrigerator technology is indispensable for superconducting accelerators. The primary function of the refrigerator is to keep the low temperature environment for the superconducting devices …

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  • 蓄熱による高効率熱源システムに関する研究 (第1報)高効率に蓄熱を行う方法の基本的な技術手法

    百田 真史, 柳原 隆司, 鈴木 厚志, 小澤 浩, 佐藤 文秋, 河路 友也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 141-144, 2020

    ...<p>本研究では、現在広く普及しているINV冷凍機やINV制御のポンプ・ファンなどで構築される熱源システムを対象とし、INV制御の機器が最高効率点に達する運転条件を蓄熱の活用により安定的に作り出し、さらにエネルギー面でトレードオフが生じる機器間のバランスを取ることで、熱源システム全体のエネルギー消費の最小化を図ることを目的とする。...

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  • 蓄熱による高効率熱源システムに関する研究 (第3報)蓄熱時の熱源補機の高効率化の検討

    鈴木 厚志, 柳原 隆司, 佐藤 文秋, 小澤 浩, 百田 真史 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 149-152, 2020

    ...使用していない配管系統や機器を利用して水量を分割し省エネルギーを図るDDF(Divided Double Flow)方式では、冷却水温度が低いほど冷凍機動力の低減に加えて補機類の低揚程化による動力削減効果が大きく、冷却水温度18℃では一次エネルギー換算SCOP3.59という結果が得られた。</p>...

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  • 蓄熱による高効率熱源システムに関する研究 (第4報)更なる高効率化の検討

    伊藤 泰子, 柳原 隆司, 佐藤 文秋, 小澤 浩, 鈴木 厚志, 百田 真史 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 153-156, 2020

    ...イニシャルコスト削減、ポンプの増減段に伴う圧力ロスの解消、2分割をさらに3分割とした場合の効果(DMF)、蓄熱を利用した一台のみの冷凍機による低負荷運転の効果について示した。</p>...

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  • 都心大型再開発プロジェクトにおける高付加価値空調システム (第6報)大規模冷水蓄熱槽を有する高効率熱源設備の運用実績

    栫 弘之, 矢島 大督, 八木 崇, 市川 尚義, 下 泰蔵 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.6 (0), 81-84, 2020

    ...<p>蒸気を含む熱供給設備において、インバータターボ冷凍機や熱回収ヒートポンプと大規模冷水蓄熱槽を組み合わせたことで、中間期での効率向上を図ることができ、年間システムCOP=1.19が達成することができた。また、大規模冷水蓄熱槽を設けることで、電力デマンド抑制を図ることができた。運転支援システムでの熱負荷予測値は概ね良好であり、今後更なる省エネ運転の実現を図る予定である。</p>...

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  • 蓄冷材を用いた青果物の保冷における温湿度変化と鮮度保持効果

    源川 拓磨, Pankaj kumar GARG, Tofael AHAMED, 野口 良造 農業施設 51 (1), 20-27, 2020

    ...その結果,保冷ボックス内を低温かつ高湿度な環境に数日間保つことが可能であり,ON/OFF制御や除霜運転を伴う冷凍機を用いた冷却に比べて温湿度の変動が小さいことが示された。また,貯蔵の前後で青果物の品質に変化はなく,蓄冷材を用いた保冷法は冷凍機を用いた場合と同様に高い鮮度保持効果を有することが確かめられた。...

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  • 蓄熱による高効率熱源システムに関する研究 (第5報)ケーススタディによる省エネルギー効果の確認

    河路 友也, 柳原 隆司, 佐藤 文秋, 鈴木 厚志, 小澤 浩, 百田 真史 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 157-160, 2020

    <p>本報では、前報までに紹介した効率化の方法を組み合わせた場合の年間エネルギー消費量の計算を行い、各手法の効果の差異について報告している。非蓄熱も含め、10CASEの計算を行った。蓄熱時において、熱源を冷却水温度に応じた最高効率点近くの負荷率で運転させることによって、省エネルギーが実現された。また、ポンプなどの補機動力についても、流量を分散させ低揚程化を実現することで、消費電力の大幅な削減を確…

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  • 地域冷暖房におけるエネルギー効率の向上要因に関する研究 冷凍機の運転パターンと搬送動力に着目した分析

    片瀬 智史, 中島 裕輔 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 117-120, 2020

    ...<p>本研究ではエネルギー効率の良い地域冷暖房であるA区域を対象に冷凍機の運転方法と冷水の搬送動力に着目した分析とシミュレーションを行い、エネルギー効率の向上要因を明らかにすることを目的としている。分析の結果、A区域の特徴としてはエネルギー効率の良い負荷率での冷凍機の運転時間が長いことや冷水・冷却水ポンプのインバータ化が挙げられる。そのためシミュレーションを行いこれらの特徴の効果を明らかにした。...

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  • 低温排熱利用吸着式冷凍機の冷水出口温度一定化のための自動制御に関する研究

    山下 哲生, 小金井 真, 金 炫兌 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.3 (0), 17-20, 2020

    ...<p>吸着式冷凍機は冷水出口温度が一定化しないことが分かっている。著者らはこれまで、冷水出口温度一定化のため装置の稼働に必要な30℃前後の冷却水の温度を一定値とし、冷水出口温度をフィードバックしながら、冷却水量のPID制御を行い、その有効性を確認した。本研究では、実用運転時と同様に、冷却水温度に変動を与えて冷却水量のPID制御を行った。...

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  • 熱源機の長期運用実態に基づいた経年変化に関する研究 (第4報)ターボ冷凍機及び空冷ヒートポンプの効率変化の算出方法の検討

    佐々木 泰河, 百田 真史, 射場本 忠彦, 井上 隆, 熊谷 雅彦, 高瀬 幸造, 高橋 信博, 萩野谷 孔明 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 193-196, 2020

    <p>本研究は、計88台の熱源機の長期間蓄積されたBEMSデータをもとに、経年による熱源機の効率変化及び保全による効率回復効果を定量的に評価することを目的としている。本報では、既報までの熱源機の効率変化の算出方法の整理と再検討を行った。性能曲線算定時の回帰式の基準期間や説明変数を再考し、既報に比べて運用条件による効率変化を抑えられ、経年による効率変化を把握しやすくなること示した。</p>

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  • 吸着式アイススラリー生成機に関する研究

    遠藤 真斗, 浅岡 龍徳, 横水 郁哉 日本冷凍空調学会論文集 36 (4), 235-, 2019-12-31

    <p><tt>低温の未利用熱の活用を目的とした吸着式アイススラリー生成機を提案し,その性能評価を行った.この装置では,エタノール水溶液を冷媒とする吸着冷凍サイクルにより,蒸発器内にアイススラリー を生成する.はじめに,水,エタノール,</tt>10<tt>,</tt>30<tt>,</tt>50 …

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  • 特集「超伝導材料最前線 -実用化に向けた組織制御技術の進歩-」によせて

    松本 要, 熊倉 浩明 日本金属学会誌 83 (9), 293-293, 2019-09-01

    ...継続的に続けられてきた.現在では,実用材料である金属系超伝導体(NbTi合金,Nb<sub>3</sub>Sn化合物)に加えて,Bi系銅酸化物(1988年発見)や希土類系銅酸化物REBCO(1987年発見)の高温超伝導体,MgB<sub>2</sub>超伝導体(2001年発見),および鉄系超伝導体(2008年発見)が実用化競争に参列してきている.特に,高温超伝導体は発見後すでに30年以上が経過し,冷凍機技術...

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  • 設備の劣化進展予測に基づく作業効率を考慮したメンテナンス計画手法

    青木 聡汰, 中野 侑紀, 髙田 祥三 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 84-85, 2019-08-20

    ...<p>設備能力の活用の観点から,設備状態やユーザの運転要求を考慮し適切な時期にメンテナンスを実施したい.一方,メンテナンスサービス提供企業は多数のメンテナンス要求による作業負荷を平準化し,作業効率を向上させたい.本研究では,冷凍機用圧縮機を例にとり,ユーザの運転要求とサービス提供企業の作業負荷を考慮し,劣化兆候検知から故障発生までの期間の中で適切な時期にメンテナンスを実施するための計画手法を提案する...

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  • 冷媒溶解と発熱を考慮した圧縮機の軸受特性に関する研究

    佐々木 辰也, 池田 叔美, 石園 文彦, 佐藤 勝紀, 佐々木 信也 日本冷凍空調学会論文集 36 (2), 17-, 2019-06-30

    ...<p><tt>空調冷熱用圧縮機では運転範囲の上限拡大が求められている.上限拡大の設計には2 通りあり,行程容積の拡大では冷媒の圧縮荷重増大に伴ってすべり軸受の荷重が増大する.一方,高速化では油膜のせん断発熱による冷凍機油の粘度低下に起因してすべり軸受の負荷容量が減少する.ところで,すべり軸受を潤滑する冷凍機油には冷媒が溶解しており,温度と圧力条件によって冷媒溶解度と溶解粘度が変化する.高負荷,高回転数領域...

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  • 低GWP高効率ターボ冷凍機ETI-Zシリーズ

    栂野 良枝, 末光 亮介, 三吉 直也, 長谷川 泰士 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 98 (3), 293-296, 2019-05-20

    ...<p>国内メーカで初めてGWP =1の新冷媒HFO-1233zd(E)を適用した,高効率かつ省スペースのターボ冷凍機である。新冷媒のHFO-1233zd(E)は,従来のHFC 冷媒と比較し,ガス比体積が約5倍となるため,従来設計では機器寸法や効率面で問題が想定された。...

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  • 横置き冷媒圧縮機の起動時における油吐出特性の研究

    森山 貴司, 村上 泰城 日本冷凍空調学会論文集 36 (1), 19-, 2019-03-31

    <p><tt>冷媒用圧縮機では,起動時に内部の潤滑油に溶解していた冷媒液が急激に気化して発泡することで,油が多量に吐出して枯渇しやすくなる.本研究では,特に油吐出量が多い横置き圧縮機の油枯渇を抑制するために油分離器またはアキュムレータを接続した場合において,起動時の過渡的な油と冷媒の流動を冷媒-油環境下の実験で評価した.本実験では非定常油流量の測定と圧縮機内部の液面挙動の可視化により,起動時の過…

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  • BIMを活用した熱源システムの設計・施工プロセスの最適化

    矢島 和樹, 福井 雅英, 赤司 泰義, 林 鍾衍 空気調和・衛生工学会 論文集 44 (264), 23-33, 2019-03-05

    <p>設計者やオーナーが熱源システムの環境性と経済性の情報を継続的に得られる設計・施工プロセスの最適化の構築を目的とし,それを実現するためのエネルギー/コストシミュレーションと BIM とシミュレーションの連携プログラムの一部機能を開発した。開発したシミュレーションと連携プログラムの一部機能を用いて、既存建物の熱源システムに設計プロセスの最適化を適用し,熱源システム構成ごとにライフサイクルコスト…

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  • 低温再生型吸着材を用いた吸着式冷凍機の開発

    松田 祐貴, 小金井 真, 山下 哲生, 樋山 恭助, 近藤 武士, 加藤 信介 空気調和・衛生工学会 論文集 44 (262), 15-21, 2019-01-05

    ...<p>ゼオライト系吸着材を用いた吸着式冷凍機は,45~60℃の低温水で再生可能であるが,冷水出口温度が変動する(定格時 4~5℃)特性があり,吸脱着のサイクルタイムが長くなるほど顕著である。そのため,空調用途や温度精度を要するプロセス用途では使用困難となるケースが発生する。...

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  • 吸入室インジェクション機構搭載スクロール圧縮機に関する研究

    岩竹 渉, 河村 雷人, 関屋 慎, 佐々木 圭, 髙村 祐司 日本冷凍空調学会論文集 36 (4), 181-, 2019

    ...</tt>(1) <tt>冷媒の温度上昇を低減しながら,油溜め部の冷凍機油の希釈を抑制できる.</tt>(2) <tt>圧縮室インジェクション方式と比べて,インジェクション配管の圧力脈動を</tt>77%<tt>低減できる....

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  • 分離性イオン液体と逆浸透を用いた吸収冷凍サイクルの性能解析

    唐津 健志, 中山 政行, 秋澤 淳, 大野 弘幸 日本冷凍空調学会論文集 36 (3), 87-, 2019

    <p>本研究では55℃において水と分離する性質がある分離性イオン液体を用いた熱源温度60℃で駆動する吸収冷凍サイクルの性能予測を目的とする.サイクルシミュレーションと感度分析によって,冷凍能力を与えた場合の成績係数COPと半透膜の面積や吸収剤の流量などの条件との関係,物質移動係数などのパラメータが性能に与える影響について解析した.サイクル計算と感度分析の結果,60℃の熱源温度でサイクルが成立する…

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  • 地域冷暖房プラントリニューアルに向けた最適熱源システムの開発 (第3報)長期実測データに基づいた性能評価

    古川 理佳子, 堂山 俊貴, 近藤 典博, 今岡 浩司, 住吉 大輔, 北山 広樹, 林 鍾衍, 赤司 泰義 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.2 (0), 253-256, 2019

    <p>シーサイドももち地区地域冷暖房プラントの性能を、竣工後25年間の実測データに基づいて評価した。機器のローテーション稼働や十分なメンテナンスにより機器性能の経年劣化は少なかった一方、決められた温度差が確保されていないことや、実際の需要量が設計値を大きく下回るという課題があった。今後は、設計段階の需要量の適切な予測、予想外の需要量変化にも対応できるような仕組み、供給元と需要家との協調とそのため…

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  • 冷却塔出口温度制御によるジェネリンク性能及び冷却塔の評価

    武田 俊, 古川 雅裕 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.3 (0), 173-176, 2019

    ...<p>冷凍機用の冷却塔制御に関して、従来、冷温水発生機やターボ冷凍機の最適冷却塔制御のシミュレーションの研究は行われていたが、ジェネリンクと冷却塔の最適制御の実施事例はほとんど見られなかった。ジェネリンクに最適な冷却塔の制御を開発すべく、設定温度一定の冷却塔ファンインバータ制御と外気湿球温度による冷却塔ファンインバータ制御を別々に実施し評価した。</p>...

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  • 実機特性データを用いたターボ冷凍機モデルの比較

    桐山 哲也, 鍋島 美奈子, 西岡 真稔, 中尾 正喜, 崔 林日 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.2 (0), 201-204, 2019

    <p>we compare and examine the characteristic formula of the centrifugal chiller model and the heat pump model in Modelica Buildings Library created by Lawrence Berkeley National Laboratory(LBL), the …

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  • 室温磁気冷凍における最適冷凍サイクル探索

    新井 亮祐, 田村 亮, 馬場 浩司, 福田 英史, 中込 秀樹, 沼澤 健則 日本冷凍空調学会論文集 34 (3), 147-153, 2018-09-30

    ...<p>室温磁気冷凍技術は高効率な次世代ノンフロン型空調冷凍技術として注目されているが,一部の用途を除き実用に耐えうる冷凍能力の実現には至っていない.本研究では磁気冷凍機の冷凍能力向上を目指し,Active Magnetic Regeneratorに則った冷凍サイクルの改良に着目した.数値計算から得られる冷凍能力を目的変数とし,山登り法を用いて室温磁気冷凍機における最適な冷凍サイクルを,冷凍温度幅とAMR...

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  • 横置き冷媒圧縮機の起動時における油吐出特性の研究

    森山 貴司, 村上 泰城 日本冷凍空調学会論文集 35 (2), 85-, 2018-06-30

    <p><tt>冷媒用圧縮機は,起動直後に圧縮機内部が減圧し,油に溶解していた冷媒液が,急激に気化して発泡するため,定常運転時に比べて油吐出量が多くなる.さらに横置きの圧縮機は,モーター回転子による撹拌や冷媒ガスによる油面の巻き上げで油吐出量が大幅に増加する.本研究では,油分離器を用いた油吐出量測定システムを構築するとともに,圧縮機内部の油面挙動を可視化することで,起動直後の過渡的な油吐出の特性を…

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  • 恵比寿ガーデンプレイスにおけるCGS更新による地域BCPと省エネルギーの推進

    色川 明宏 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.10 (0), 117-120, 2018

    ...<p> 恵比寿ガーデンプレイスにおいて災害時の街の機能維持と環境性向上を目的として、CGSをBOS型(停電対応型)ガスエンジンCGSへ更新し、廃熱利用のために吸収式冷凍機をジェネリンクへ更新した。  CGS廃熱は面的利用により省エネを推進し、CGSの発電電力は停電時には熱供給プラントへと供給先を切替え、熱供給を継続することで、テナントの事業継続や帰宅困難者対応を可能とした。</p>...

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  • ジェネリンクとインバータターボ冷凍機からなる熱源システムの台数制御評価

    二階堂 智, 栂野 良枝, 上田 憲治, 古川 雅裕 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.2 (0), 53-56, 2018

    ...<p>筆者らは,ジェネリンクとインバータターボ冷凍機の組合せにおける台数制御手法を検討し,実機コントローラに搭載したうえで,実証試験を実施した. 本書では,提案制御手法と実証試験結果について述べる.</p>...

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  • 短時間&高エネルギー分解能計測装置の小型化を目指して

    神代 暁 日本原子力学会誌ATOMOΣ 60 (7), 398-402, 2018

    ...多画素化による懸念克服は,超伝導検出器が備えられた極低温下と信号処理装置のある室温との間の配線数を増やし,これが,極低温への流入熱増大と分光器の体積・消費電力・価格を支配する極低温冷凍機の過負荷をもたらす。このジレンマ緩和のため,極低温下で,1本の読出線上に複数画素の出力を束ねる超伝導多重読出回路が研究されている。本稿では,多重読出回路に関する世界潮流を概説し,産総研の研究を紹介する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献17件

  • 熱源機の長期運用実態に基づいた経年変化に関する研究 (第1報)熱源機効率変化の算出方法に関する検討

    萩野谷 孔明, 射場本 忠彦, 大野 勇樹, 井上 隆, 百田 真史, 高瀬 幸造, 熊谷 雅彦, 高橋 信博, 長田 和也, 中上 裕仁, 木村 洸介 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.2 (0), 241-244, 2018

    ...そこで本検討では、蓄熱システムを有する建物において、十分な保全がなされている実運用中のターボ冷凍機を対象とし、長期運用実態把握に基づいた効率変化の評価方法の検討を行った。さらに、評価対象熱源機に対して経年に対する熱源機効率変動の傾向把握を行った。</p>...

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  • 低温再生型吸着式冷凍機の冷水出口温度一定化に関する研究

    松田 祐貴, 小金井 真, 山下 哲生, 近藤 武士 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.2 (0), 253-256, 2018

    ...<p>低温(45~60℃)の排熱で駆動する吸着式冷凍機の使用検討を試みている。吸着式冷凍機の特性として冷水出口温度が一定化せず、サイクルタイムが長時間になるに従い、冷水温度が大きく変動することが確認されている。吸着式冷凍機で生成された冷水を二次側に供給する場合、使用困難になる可能性がある。...

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  • コージェネレーションシステム及び熱源機の最適制御システムの開発

    松井 駿, 和田 祐介, 今枝 大和 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.9 (0), 25-28, 2018

    ...<p>東京ガスグループでは,これまでにお客様サイトに設置したガスコージェネレーション(CGS)や冷凍機などのエネルギーサービス設備の遠隔監視を行ってきたが,従来の遠隔監視機能に加え,各設備の遠隔自動制御し,省エネ・省コストを実現するエネルギーマネジメントシステム(EMS)を開発した。本稿では,EMSを導入してから約1ヶ月が経過した民生用物件での制御手法や運用実績について報告する。</p>...

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  • 鞍型ピックアップコイル法によるマルチフィラメントREBCO超伝導テープ線材の磁化・交流損失特性の評価

    佐々 滉太, 伊藤 哲也, 岩熊 成卓, 和泉 輝郎, 町 敬人, 衣斐 顕 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 176-176, 2017-09-19

    ...<p>超電導線材を交流電力機器に応用する際、超伝導巻線部分で発生する交流損失が冷凍機にかかる全熱負荷の大部分を占める。高温超伝導線材は高い臨界温度を持つため広い温度領域での使用が想定されるが、それの交流損失は線材の温度、磁界の印加角度、積層枚数等に依存するため、様々な条件における損失の見積が重要になる。...

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  • 非線形マイクロ・ナノメカニカル共振器の物理と応用

    山口 浩司 日本物理学会誌 72 (8), 554-562, 2017-08-05

    ...,あるいはナノメカニカル共振器と呼ばれるが,微細化のメリットは周波数を高くできることにある.素子応用などを考えた際,周波数が高くできるということは,それだけ動作速度を早くできるということであるが,一方,基礎物理の側面からも極めて重要な性質である.サブミクロンスケールの構造の共振周波数は1 GHzを超え,この系を調和振動子として見なしたときのエネルギー量子は温度に換算して50 mKとなり,市販の希釈冷凍機...

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  • 極低温冷却ミッションに必要な冷却技術

    篠崎 慶亮 日本航空宇宙学会誌 65 (6), 164-170, 2017

    ...・開発されている.これらの冷却システム,特に機械式冷凍機には,高い熱効率だけでなくより高い信頼性・冗長性・長寿命,さらには低擾乱・低コスト化といった多くの要求に答える必要がある.本稿では,観測衛星に求められる冷却技術,とりわけ典型的な冷却システムや機械式冷凍機,放射冷却,宇宙用冷却技術特有の課題や要素技術などについて述べる....

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  • 複数の可変速ターボ冷凍機を有する熱源システムの準最適台数制御に関する研究

    吉川 宏美, 吉田 治典, 坂本 和彦 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.2 (0), 349-352, 2017

    ...特に最近多用される、インバーター(INV)式の高効率熱源機は、旧来の固定速冷凍機に比して特性が単純でないため、最適な運転手法を経験的に見出すことが難しい。本研究では、多様な特性を持つ熱源機器群のうちINV式の熱源の最適な台数制御方法に限定して、シミュレーションを援用して見出す手法について検討した知見を報告する。</p>...

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  • 低温表面における昇温脱離スペクトルの測定

    富澤 裕子, 福谷 克之, 小倉 正平 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 256-, 2017

    ...クライオスタットの安定的な運用のためには、立上時や冷却中、冷凍機の異常停止時などのあらゆる運用状態におけるアウトガスの振る舞いを理解することが重要である。15K程度から室温付近まで一定の速度でクライオパネルの温度を上昇させた際の昇温脱離スペクトルを測定した結果を報告する。...

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  • 亜酸化銅中におけるサブケルビン1sパラ励起子の中赤外誘導吸収イメージング

    森田 悠介, 吉岡 孝高, 五神 真 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1609-1609, 2017

    ...そこで、希釈冷凍機温度において中赤外領域における1s-2p遷移を用いた誘導吸収イメージングを実現した。本発表ではprobe光照射に伴う励起子温度の上昇を測定し、より系統的な測定を行えるようになったことを報告する。本講演では、発光解析とあわせて誘導吸収分光の系統的な観測結果について紹介する予定である。</p>...

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  • 0.1 W GM 冷凍機による1 K環境の実現 4

    仲西 海斗, 黎 析寧, 西岡 孝, 加藤 治一, 松村 政博 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2163-2163, 2017

    ...<p>我々はこれまでに0.1 W GM冷凍機をf電子系の極低温測定に使用すべく1 K環境の開発を続けて来た。0.1 W でも1K環境を作り上げることが可能であることがわかっている。今回は冷却の最適化に向けて、ステンレス管を150mm(φ5,φ10)にしての1 K温度に到達したこと、IVCのサイズをφ12,780mmの長さで1K環境を実現したことなどについて報告する。</p>...

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  • フラストレート系反強磁性体Mn<sub>3</sub>GaNの磁気熱量効果に対する元素置換効果

    杉浦 拓人, 岡本 佳比古, 竹中 康司, 山本 晃生, 藤田 麻哉 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2330-2330, 2017

    ...この物質は、MnをFeで置換する、またはN欠損をさせることによって広い範囲で転移温度を変えられることが知られており、磁気冷凍機能の観点から興味が持たれる。本講演では、Fe置換や窒素欠損が磁気熱量効果に与える効果を検証する。</p>...

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  • KAGRA極低温懸架系プラットフォームの開発

    山田 智宏, Kumar Rahul, 宮本 昂拓, 都丸 隆行, 鈴木 敏一, 梶田 隆章, KAGRA cryogenic group 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 432-432, 2017

    ...鏡の冷却に使用するヒートリンクを通じて伝わる冷凍機の振動により鏡が揺れるのを防ぐため、4段からなる極低温懸架系の最上部にCuBe製板バネを有するプラットフォームを構築し縦方向の防振を図る。本講演では、プラットフォームに関する試験結果とシミュレーションソフトを用いた解析結果を交えてプラットフォームの現状について講演する。</p>...

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  • 宇宙用小型パルス管冷凍機の開発

    湯本 健太, 平塚 善勝, 大塚 清見, 恒松 正二, 金尾 憲一, 楢崎 勝弘 スターリングサイクルシンポジウム講演論文集 2017.20 (0), C03-, 2017

    Sumitomo Heavy Industries has developed cryocoolers for space application. In recent years, development of a compact and lightweight cryocooler with high cooling power is demanded. Therefore, we are …

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  • 2温水排熱投入型吸収冷凍機を用いた冷房システムの高効率化に関する基礎検討

    榊原 健太, 田中 英紀, 横山 大毅, 藤居 達郎, 岩村 卓嗣, 信藤 邦太, 奥宮 正哉 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.2 (0), 189-192, 2017

    ...<p>本研究では、排熱投入型吸収冷凍機の排熱回収系統を冷房時に2系統とし、同時に投入することが可能な機器の利用による冷房システムの高効率化について、シミュレーションにより基礎的な検討を行った。シミュレーション結果の比較により熱源機器としての2温水回収排熱投入型吸収冷凍機、2温水回収排熱投入型吸収冷凍機を利用する冷房システムによる省エネルギーの可能性が確認された。</p>...

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  • 複合熱源システムにおける送水温度設定による負荷配分の検討と評価 (第1報)制御方案の検討と導入効果推定

    二階堂 智, 上田 憲治, 田中 勝彦, 田中 覚, 福田 敦, 渡邊 幸芳 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.9 (0), 105-108, 2017

    ...<p>ターボ冷凍機など電気式熱源と吸収冷温水機など燃焼式熱源をもつ複合熱源システムにおいて,熱源機の送水温度設定値を個別に可変設定することにより負荷配分を行ない,高効率な電気式熱源の熱負荷処理量を増やして省エネを図る制御方法を検討した。本報では提案する制御の概念と実際のコントローラに組み込むにあたり検討した制御仕様の説明,導入効果の試算結果について述べる。</p>...

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  • 未処理下水を活用した地域冷暖房に関する研究 第4報 蓄熱槽活用による熱源システムの効率向上に関する検討

    中上 裕仁, 射場本 忠彦, 井上 隆, 百田 真史, 山田 航生, 長田 和也, 木村 洸介, 岸 丈夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.2 (0), 101-104, 2017

    ...検討内容として、部分負荷特性の優れたインバータターボ冷凍機と蓄熱槽からの放熱運転との効率比較を行った。また、蓄熱槽活用による熱源機の増段抑制制御の検討を行い、シミュレーションにて、蓄熱槽によって熱源機の増段を抑制することで対象DHCの消費電力量を約3%削減できることを示した。</p>...

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  • 高感度観測ミッションに必要な機械式冷凍機の研究開発

    佐藤 洋一, 篠崎 慶亮, 杉田 寛之 日本航空宇宙学会誌 65 (8), 244-249, 2017

    ...<p>宇宙機観測ミッションにおいて高感度観測を実現するキー技術の一つが機械式冷凍機であり,ミッションの高度化・長期化に伴ってその冷却性能・信頼性の向上が求められている.現存する国産の宇宙用機械式冷凍機として,1段スターリング冷凍機(冷却温度レベル:50~80 K),2段スターリング冷凍機(冷却温度レベル:20 K),4K級ジュールトムソン冷凍機がそれぞれ開発され,地球・天文観測ミッションに搭載されて...

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  • X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)搭載軟X線分光検出器(SXS)用振動アイソレータの開発

    安田 進 日本航空宇宙学会誌 65 (2), 31-35, 2017

    ...の原因は冷凍機の微小振動によるものと推定された.そこで,SXS開発チームは,冷凍機用の振動アイソレータを開発し,冷凍機駆動による検出器ノイズを無くすことに成功した.そして,ひとみは打ち上げ後の初期校正運用中のSXSの観測結果において,高い科学的成果を挙げた.本稿では,開発した振動アイソレータの概要と,開発時の主要な課題について紹介する....

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  • X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)高精度構造システムの開発報告

    石村 康生, 河野 太郎, 馬場 満久, 安田 進, 竹井 洋, 峯杉 賢治, 高橋 忠幸, 松元 和郎, 対馬 雅明, 尾曲 邦之, 阿部 和弘, 鬼頭 玲, 中山 大輔 日本航空宇宙学会誌 65 (1), 5-10, 2017

    ...軌道上で同じ天体を同時に指向させて,ある許容誤差範囲内に維持することが必要である.そのため,本衛星の構造システムには非常に高い形状精度と安定度が要求された.また,硬X線望遠鏡の焦点距離12 mを実現するために,本衛星は軌道上で全長14 mという国産科学衛星としては最大規模の大きさとなった.開発および検証においては,本衛星は上記の精度のみならず強度検証においても特徴があった.軟X線分光検出器に搭載された冷凍機用...

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  • 一重効用ダブルリフト吸収式冷凍機の開発

    武田 伸之, 内田 修一郎 環境工学総合シンポジウム講演論文集 2017.27 (0), 418-, 2017

    <p>A large amount of waste heat is exhausted in the industrial and commercial field. In particular, low temperature heat such as that below 80~90°C is not utilized enough. The single-effect …

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  • 適応フィルタを用いた機械式冷凍機の擾乱抑制

    茂渡 修平, 春木 美鈴, 巳谷 真司, 佐藤 洋一 Dynamics & Design Conference 2017 (0), 324-, 2017

    In a high resolution observation satellite or an astronomy satellite, observation sensors need to be cooled down to reduce the thermal noise. Recently, a mechanical cryocooler is used to cool the …

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  • 超低温・高周波ESR/NMR二重磁気共鳴装置の開発

    石川 裕也, 大矢 健太, 小泉 優太, 三浦 俊亮, 藤井 裕, 光藤 誠太郎, 水崎 隆雄, 菊池 彦光, 福田 昭, 松原 明, 山森 英智, Lee S., Vasiliev S. 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1105-1105, 2017

    ...希釈冷凍機に二重磁気共鳴を入れる主な利点として、DNP効果によるNMR感度の向上が期待される。今回はESRとNMRを同時に行える共振器等の開発状況やシステムの試験測定結果を報告する予定である。</p>...

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  • 磁性トポロジカル絶縁体薄膜における量子異常ホール状態の局在長

    川村 稔, 吉見 龍太郎, 茂木 将孝, 塚崎 敦, 高橋 圭, 川崎 雅司, 十倉 好紀 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1300-1300, 2017

    ...<p>強磁性トポロジカル絶縁体Cr_x(Bi, Sb)_{2-x}Te_3薄膜を作製し、希釈冷凍機を用いて電気伝導特性を測定した。200mK以下の低温域において、ホール抵抗値がh/e^2に量子化する量子異常ホール効果を観測した。縦抵抗の残留抵抗値の温度依存性から、低温での伝導特性が可変領域ホッピング伝導によって支配されていることが分かった。...

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  • 帯水層蓄熱空調システムの普及に向けた研究開発 (第3報)試験設備概要と試験パターン概要

    坂井 正頌, 崔 林日, 辻 清一, 上田 憲治, 中尾 正喜, 西岡 真稔, 中曽 康壽, 中村 和弘 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.2 (0), 205-208, 2017

    ...地下水の流れの非常に緩やかな帯水層とターボ冷凍機で冷房及び暖房に対応した熱源システムを構築し,6つの試験パターンを検討した。このシステムを用いて,①冬季暖房+冷水蓄熱,②冷水蓄熱,③冷却塔蓄熱,④夏季熱源水利用,⑤夏期熱源水+冷水予冷,⑥夏期直接利用+直列追掛の実証試験運転を行う。</p>...

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  • 南九州地区総合病院の省エネルギーシステムに関する実績・性能評価 (第5報)冷熱負荷予測制御システムの実績

    増田 哲男, 横山 大毅, 清水 章太郎, 中原 寛之, 松崎 真章, 新藤 晃弘 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.8 (0), 49-52, 2017

    ...<p> K病院は、冷水蓄熱槽とINVターボ冷凍機から構成される蓄熱空調システムを採用している。熱源は、最適制御に簡易負荷予測プログラムを組込んだフィードフォワード制御を行うことにより、環境負荷の低減と省エネルギー化の両立を目指した計画を行った。  本報は、既報で手法を述べた冷熱簡易負荷予測制御システムの実績について報告する。</p>...

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  • 人工知能を用いた熱源システムの運用最適化技術の開発 (第2報)実証試験の概要と結果

    岡本 英之, 米澤 仁, 柴田 克彦, 片山 健一郎 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.2 (0), 149-152, 2017

    <p>推論エンジンを用いた熱源システムの運用最適化技術について,第2報として,2016年3月末から開始した実証試験の概要と結果について報告した。熱源設備の運用ノウハウを整理・体系化したルールベースと推論エンジンを組み合わせることで,冷却塔アプローチ温度を起点とした経時変化を伴う熱源システム全体の運転条件を,二次側室内状態と連携させて最適化できることを実証した。</p>

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  • 建築設備の保全計画の最適化に関する研究 (第2報)外気温度を考慮した事務所ビルの空調設備の稼動状況分析

    野口 あかり, 西谷 早百合, 久保井 大輔, 井口 雅登, 蜂巣 浩生 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.8 (0), 149-152, 2017

    ...既報では、ある事務所ビルの冷凍機を対象にし、冷凍機の稼働状況として日報に記載されている高圧側の冷媒圧力値(高圧値)を分析し、故障履歴と突合せた。その結果、高圧値と故障との関係にいくつかの知見を得た。そこで、本報では分析対象を変え同様の分析を試みた。その際、いくつかの課題がみつかったため分析方法の見直しを行い、既報の分析対象との比較を行った。</p>...

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  • 大規模複合用途建物の熱源・空調設備改修プロジェクトのコミッショニング 第8報 熱回収ターボ冷凍機システムの機能性能試験・適正化

    安井 亮人, 吉田 治典, 柳原 隆司, 松下 直幹, 岡 敦郎, 山口 淳志, 牛尾 智秋, 高浦 敬之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.8 (0), 173-176, 2017

    <p>熱源システムに昼夜に亘って生じる冷温の同時負荷があれば、熱回収ヒートポンプは有用である。本機は、凝縮温度が高いので冷専機に比べるとCOPが小さく、必ずしも同時刻に冷熱と温熱負荷が発生しないため、蓄熱槽を持たないで安定した高効率な運転を行うには工夫がいる。我々は温熱バッファがなくても安定・高効率運転するためのシステムと制御手法を考案し導入した。本報では、このシステムに対する機能性能確認・適正…

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