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検索結果 4,037 件

  • 伝統工芸産業におけるエコシステムの進化と海外展開

    後藤 和子, 高島 知佐子 文化経済学 21 (1), 46-57, 2024-03-31

    ...その一つが物である。なぜ、衰退傾向が一般的な中で、再び上昇に転じた伝統工芸産業があるのだろうか。</p><p>本稿は、量的・質的調査から物産業の実態、再生へと転じた要因を考察した。その結果、新しいプレイヤーの参入による産地の工芸エコシステムと後継者育成の進化、政府の輸出促進政策や知的財産政策の影響が明らかとなった。</p>...

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  • 序章

    加藤,真二 ユーラシア東部における細石石器群の出現と拡散 : 中国北部クロスロード仮説の検証 1-6, 2024-03-31

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 大徳寺方丈発見鑿の調査について

    植村 昌子 竹中大工道具館研究紀要 35 (0), 43-59, 2024-03-20

    ...全長233mm、幅6分弱(17.2mm)。先は薄い両で、首は断面長方形につくられている。茎なかご式で口金が付いている。 2.  X線CTの結果、鑿の金属部分の形状が明らかになった。金属部分の全長は169.65mm、茎の形は径8mmの四角錐形と判明した。茎の先端には2.56mmの腐食生成物が形成され、柄の亀裂の原因になっていると推察された。 3. ...

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  • 鳥取藩池田光仲時代における事件の実録化について

    田中 則雄 山陰研究 16 t1-t16, 2024-03-10

    ...鳥取藩初代藩主池田光仲在任時代、寛永九年(一六三二)―貞享二年(一六八五)に起こった四つの傷事件は、一八〇〇年代中葉 に至るまで語り伝えられ、また文献の中に書き留められていった。その中に見られる実録化の様相について考察する。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 形堰上の潜り越流に関与する水理諸量間の相互依存関係

    羽田野 袈裟義, 荒尾 慎司, 永野 博之 土木学会論文集 80 (4), n/a-, 2024

    ...<p> 堰を有する河川の治水計画や管理では堰水理の多面的な検討が必要である.しかし既往研究のほとんどは流量評価に終始し,治水上の関心事である堰上流水位を見積もる研究はごく少数である.またある流量に対して堰上流水位を所定の値に保つ堰高を見積もる試みは皆無といえる.本研究では,形状が単純で定式化が見込まれる形堰上の潜り越流について,著者らの以前の研究成果を組み合わせ,関与する水理量である越流量,堰上流水深...

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  • 千葉県における手仕事による鉄のものづくり

    土屋 篤生, 青木 宏展, 植田 憲 デザイン学研究 70 (2), 2_1-2_10, 2023-09-30

    ...③元の段差、ミネの勾配およびコバを付け、強度を増す。④水で焼き入れ・焼き戻しをする。型枠解体バール:①四角柱と八角柱の鋼材を鍛接する。頭部に用いる四角柱の方に硬度がより高いものを用いる。②スプリングハンマーを用いて頭を直角に曲げる。③爪を斜めにし、先を割って成形する。④同様にして尾を成形する。尾はおよそ 25 度の角度をつける。⑤焼き入れ・焼き戻しをする。...

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  • 切削加工面の残留応力に及ぼす先丸み形状の影響

    田中 達也, 笹原 弘之, 薄井 雅俊 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 146-147, 2023-08-31

    ...<p>本研究は工具先丸み形状が切削加工面の残留応力に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする.工具先丸み形状として円に加え楕円形状を提案し,形状の差異が残留応力へ及ぼす影響を有限要素法を用いて解析した.その結果円形と比較して楕円形状では工具先端の滞留域の位置や大きさが変化した.また,すくい面に長径がある楕円形状では残留応力が圧縮方向に,逃げ面に長径がある楕円形状では引張方向に大きくなる傾向を示した...

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  • PCD製切削工具の先成形方法の検討

    村井 満, 川村 浩二, 峠 睦, 久保田 章亀 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 153-153, 2023-08-31

    <p>ダイヤモンド粉末をコバルト等の結合剤で焼結した多結晶ダイヤモンド(PCD)製切削工具は、単結晶ダイヤモンドと比較して劈開が発生しにくく、比較的安価であるため、非鉄金属の加工において使用範囲が拡大している。しかし、すくい面と比較して逃げ面の粗さは良好ではないという問題がある。本報告では、PCD工具の逃げ面を研磨する手法について検討を行った結果を報告する。</p>

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  • PCDブレード工具による微細加工技術に関する研究【第2報】

    小西 遥大, 藤田 隆, 和泉 康夫, 渡邉 純二, 福永 涼太 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 221-222, 2023-08-31

    ...本研究では、フェムト秒レーザを用いて、結晶粒界からなる高密度な三次元連続切れを有するPCD(焼結ダイヤモンド)ブレード工具の外周端を連続的に照射し、切れを形成した後、切れの結晶性を調査した。そして、4H―SiCに対して溝入れ加工評価を行い、切れの鋭利性を調査した。</p>...

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  • C-Spaceを用いたテーパーバレル工具による5軸制御加工の工具経路生成

    石原 秀彬, 岡本 謙, 森重 功一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 360-361, 2023-08-31

    ...<p>本研究は加工戦略に基づいたテーパーバレル工具による5軸制御加工の工具経路生成法を提案する.コンフィギュレーション空間(C-Space)を用いて,各切削点に対する工具姿勢の候補群から最適姿勢を選択していく.工具干渉のない姿勢に対応する自由領域をC-Space上に表現する方法や,チルト角を変化させて切れの接触頻度を均一化することにより工具寿命を向上させる加工戦略に基づいた経路生成手法の実装について...

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  • ボールエンドミルを用いた難削材凹部加工における先損傷に対する潤滑効果の研究

    今掛 裕太, 前川 覚, 糸魚川 文広 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 148-149, 2023-08-31

    <p>ボールエンドミルを用いた加工では,工具の先端に近づくにつれて切削速度が小さくなりインコネルなどの難削材の加工では工具の摩耗が著しい.その対策として切削油剤を供給する事があげられるが,切削中にどのように作用しているか解明されていない.本実験ではインコネル凹部の加工を行い,油剤の動粘度をはじめとした条件を変更した結果を比較することで,切削点付近の狭小空間における切削油剤の潤滑状態を調査した.<…

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  • 砥石表面形状の定量化による研削特性の解明

    山田 高三, 内田 元 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 811-812, 2023-08-31

    ...<p>砥石表面上の切れ数や連続切れ間隔はドレッシング条件により大きく異なる.そこで,砥石表面状態がどのように異なるかを把握するために,レーザを用いて測定し定量化を行った.また,ドレッシング後の砥石を用いて研削を行い,仕上げ面粗さと研削抵抗を測定した.そして,砥石表面形状を定量化したパラメータを仕上げ面粗さと研削抵抗と比較した.</p>...

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  • 鋼材切断用チップソーの先形状が切削特性へ及ぼす影響の検討

    多田羅 健太, 酒井 克彦, 静 弘生, 谷藤 淳一, 浜川 亮太 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 161-162, 2023-08-31

    ...<p>チップソーによる鋼材の切断加工では,鋸厚が薄く剛性が低いため切れの欠損が生じやすい.そのため一般的にチップソーの先には実質負のすくい角となる大きなランドが設けられている.これにより耐欠損性は向上するが切削性は低下するため,最適な先形状を求める必要がある.このことから,本研究では二次元切削実験による切削実験を通じて先形状のランド部の角度や幅などを変化させて切削特性の影響を調査した....

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  • マシニングセンターを用いて製作したやすりの切削性に関する検討

    吉田 協, 見山 克己 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 75-76, 2023-08-31

    ...<p>やすりはハンドツールであるので,切削抵抗や除去機構などは不明な点が多い.本研究室ではやすり自動切削試験装置を構築すると共に,切削性の向上を目指してマシニングセンターを用いてやすりを製作している.本研究では機械仕上のやすりを用いて繰り返し切削を行い,切削ストローク数がおよぼす切削抵抗や被削材の除去長さ,切れの損耗状況や消費されるエネルギーの変化について検討した結果を報告する.</p>...

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  • ポリゴンターニングにおける工具軌跡と加工面の曲率

    佐藤 昌彦, Ahmed Abdalla, 島名 賢児, 杉野 直規, 宮本 猛, 山本 通 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 71-72, 2023-08-31

    ...<p>ポリゴンターニングは工具と被削材の回転数比を整数比にすることによって多角形の軸を加工する方法で,工程の合理化に役立つことが期待される.ポリゴンターニングでは回転工具を用いることから多角形の各辺は直線ではなく曲線となる.本研究では,ポリゴンターニングでの工具軌跡を被削材に固定した座標系で表し,軌跡の曲率を求めることで数や回転数比の違いによる加工形状や加工面の曲率及び辺の真直度について検討した....

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  • 超音波楕円振動切削における工具摩耗の現象解明に向けた先挙動軌跡測定

    花村 大地, 糸魚川 文広, 前川 覚, 社本 英二 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 776-777, 2023-08-31

    ...<p>超音波楕円振動切削では高周波の断続加であり工具/被削材の接触状態は静的な力学平衡での予測と異なる可能性がある.先の摩耗現象,摩耗形態を詳らかにするには,実加工中の工具軌跡の実測が必要と考えストロボ撮影による先挙動測定を試みた.</p>...

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  • 骨組織包埋試料の薄切におけるミクロトームの耐久性試験

    佐藤 寛恭, 中前 圭人, 佐々木 雄大, 南條 博, 赤上 陽一, 中村 竜太, 久住 孝幸, 吉野 雅彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 762-763, 2023-08-31

    ...<p>本報では病理診断試料の薄切に用いられるミクロトームの耐久性について調査した結果を報告する。豚肋骨組織を包埋したパラフィンブロックを試料として用い、独自に開発した自動薄切実験装置により、一定切取厚さで繰返し薄切実験を行った。繰返しに伴う切削力の変化、先の損傷を測定し、薄切片の組織の品質に与える影響を検討した。</p>...

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  • ディープラーニングを用いた機上計測による砥石作業面の解析技術

    川下 智幸, 坂口 彰浩, 松尾 修二, 樋口 開斗, 松本 竜宙, 澤田 燎佑, 中村 麟太郎, 井村 諒介, 山嵜 崇義, 板津 武志, 長瀬 幸泰 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 809-810, 2023-08-31

    ...<p>研削加工において,高精度な仕上げ面を実現させるためには,砥石作業面の砥粒切れの分布・形状と研削特性の劣化につながる現象を関連付けて把握することが重要になることから,筆者らは,その課題を解決できる手法として,機上搭載可能な砥石作業面画像取得装置を開発し,ディープラーニングより砥石作業面の任意領域を解析対象として様々な解析手法を試みているので報告する.</p>...

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  • エンドミル加工における工具たわみに起因する加工誤差の高速なシミュレーション

    金子 和暉, 乾 正知, 西田 勇 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 57-58, 2023-08-31

    ...<p>エンドミル加工において工具系の弾性変形は加工誤差の主要因の1つである.先行研究では,弾性変形に起因する加工誤差を予測できることを示したが,計算時間が膨大であることが問題であった.本研究では弾性変形を考慮した切れの掃引形状に基づき,効率的に加工誤差をシミュレーションする方法を提案する.検証の結果,従来方法と比較して,提案方法では大幅な計算時間の短縮と,同等の予測結果が得られることを確認した....

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  • ミルスカイビングによる中空穴の内周仕上げ切削

    芹沢 正規, 松村 隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 73-74, 2023-08-31

    ...<p>中空円筒部品の内周面は,従来,ボーリングバーによる切削が適用されている.しかし,被削材の回転と並進運動を組み合わせこの切削様式では,穴内周面に切れの擦過痕が残る.また,切削時に切りくずが仕上げ面に接触することもあり,切りくず処理の観点からも課題がある.本報では中空円筒部品の仕上げ加工として,ヘリカルエンドミルを用いたスカイビング切削を提案し,切削力と仕上げ面の特性について報告する.</p>...

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  • 指を鋏に見立てる触覚提示デバイスの提案

    近藤, 芳信, 柳田, 康幸 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 174-179, 2023-08-23

    ...じゃんけんのチョキの手には鋏のイメージが広く定着している.しかし,実際に指を鋏などの物にすることは非現実的であるため,指全体でものを切断する体験を提供するためのインタラクティブコンテンツを開発した.現実で使用する鋏と異なり,振動が指全体に伝わり,かつ切断物質が指に触れている必要があるため,本研究では専用の触覚提示デバイスを開発し,その感覚提示手法に対する性能を評価した....

    情報処理学会

  • 食材の多様な硬さを提示可能な包丁デバイスの開発

    堀越, 涼太, 松浦, 昭洋 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 189-192, 2023-08-23

    ...本稿では,食材の切る際の多様な硬さを提示する包丁デバイスを提案する.本デバイスは細分されたパーツをもち,それらをサーボモータで独立に動作させて食材の局所的な圧力を実現し,食材を実際には切ることなく,包丁デバイスと食材パーツを用いて所望の硬さを体感させる.これまでに,一様に柔らかい/硬い食材,硬軟が交互に現れる多層の食材,サイン波状に硬さが変化する食材などの硬さを一定の精度で実現した....

    情報処理学会

  • 糸鋸の取り付け金具用増し締め補助器具の開発

    髙野 雄生, 木戸 耕太, 滝澤 修, 古瀬 政弘 日本教育工学会研究報告集 2023 (2), 148-153, 2023-07-21

    ...<p>糸鋸は美術・工芸題材及びものづくりを通した学習にて用いられる手工具である.糸鋸を用いた実習を行う際,を確実に装着することが実習を円滑に進める上で必要となる.しかし,高等学校及び大学の授業において受講者はを確実に装着することができず,素材の加工途中にが外れてしまう事例がみられる.これらの問題を解決し,実習を円滑に行うための補助器具の開発を行った.試作品を作製し,公立高等学校の授業において試作品...

    DOI

  • 先にレーザ加工を施したcBN工具を用いた鉄系金属のマイクロ溝加工の試み

    北川 大地, メシュラム トゥシャール, 閻 紀旺 砥粒加工学会誌 67 (6), 341-346, 2023-06-01

    ...<p>鉄系金属は産業的に広く用いられている材料であり,その表面にマイクロ溝などを加工することでさまざまな表面機能が付与できる.しかし,従来のダイヤモンドVバイトによる溝切削では工具摩耗が激しく,加工能率が低い問題もあった.そこで本研究では,フェムト秒パルスレ-ザを用いて先に溝加工を施したcBN工具を用いる,鉄系金属へのマイクロ溝の一括転写切削法を提案した.本手法を用いることで,大量なマイクロ溝を短時間...

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  • 超音波振動研磨法に関する基礎的研究

    神 雅彦, 金井 秀生 砥粒加工学会誌 67 (5), 269-274, 2023-05-01

    ...<p>研磨方向に対し直角方向に砥石を超音波振動させる超音波振動固定砥粒研磨法における研磨機構および工業的有効性について調べた.振動数20kHz,最大振幅15μmで超音波振動するcBN砥粒電着角型砥石(#800)において,砥粒突き出し高さを揃える切れトランケ-ションを行った砥石による研磨実験を行った.はじめに,トランケ-ション研磨による砥石面の性状を観察し,砥粒突き出し高さの状況を把握した.次に,アルミニウム...

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  • 堺の物鍛冶と鉄炮鍛冶

    藪田 貫 なにわ大阪研究 5 45-58, 2023-03-31

    センターの基幹研究班が進める「鉄炮鍛冶屋敷井上関右衛門家に関する堺市との共同調査に基づく鉄砲ならびにモノ作りに関する研究」は、毎年秋にシンポジウムを開催しているが、2022年度は「よみがえる鉄炮鍛冶屋敷 : 鍛冶技術の変遷を辿る」をテーマに関西大学で開催された。本稿はその基調報告として、丸山徹・林武文両教授の報告と一体となるものである。

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 中学校技術科における熱処理方法の検討

    深川, 和良, 満永, 純乃介, 伊豫谷, 拓実 鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education 74 221-229, 2023-03

    ...結果、物製作で重要な熱処理工程での課題が残ったことから、本研究では硬さ試験や金属組織の観察からその原因を明らかにし、技術科における熱処理方法について検討した。...

    機関リポジトリ

  • 粗粒ダイヤモンド電着砥石の切れトランケーションに関する研究

    李 秋実, 久保田 章亀, 村井 満, 川村 浩二 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 164-164, 2023-03-01

    ...<p>われわれは,粗粒ダイヤモンド電着砥石を用いた硬脆材料の高精度研削の実現を目指している.本研究では,その第一歩として,粗粒ダイヤモンド砥石作業面上の砥粒の突き出し高さを精密に揃えるための精密ツルーイング(切れトランケーション)について実験的検討を行った結果について報告する.</p>...

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  • ショベルカーの先位置推定を目的とした機構パラメータの同定法

    鳥辺 健介, 茨木 創一, 篠田 崇幸, 内田 光, 片岡 隆之 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 303-304, 2023-03-01

    ...<p>ショベルカーのバケット先位置を十分な精度で自動制御するには,ブーム,アーム,バケットの長さなどの機構パラメータを前もって正確に同定しておく必要がある.本研究では,作業の省人化・高性能化することを目標に,レーザトラッカを用いたショベルカーの機構パラメータの新たな同定方法を構築した.提案法で同定したパラメータと,ブーム・アームの姿勢等から,バケット先位置を十分な精度推定できることを実験で示した...

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  • 顕微Ramanイメージング非破壊検査技術の工具品質計測への応用

    劉 爍, 小貫 哲平, 黒田 隼乃介, 柴 教一郎, 金子 和暉, 尾嶌 裕隆, 清水 淳, 周 立波 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 418-419, 2023-03-01

    ...本発表は、この計測技術の工業的な応用展開先を模索することを目的として、セラミックス工具などの端状態計測などへの応用を検討した結果について報告する。</p>...

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  • 振動挙動の制御による軟質材料に対する高品位超音波援用切断技術の開発

    亀井 琢未, 田中 智久, 若崎 知己 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 805-806, 2023-03-01

    ...<p>再生医療や創薬において細胞や生体組織といった軟質複合材料の切断工程が存在するが,非常に柔らかくかつ複合的な材料特性を有するため切断が困難である.一方で軟質複合材料の切断に超音波ナイフが有効とされる報告がある.本研究では実験により,の振動挙動に着目した軟質材料の超音波援用切断のメカニズム解明に取り組んだ.その結果,に平行な一定以上の振幅かつ楕円振動挙動が高品位な切断を実現した.</p>...

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  • 形削り盤を利用したやすり加工性能試験装置の開発

    吉田 協, 見山 克己 砥粒加工学会誌 67 (3), 143-149, 2023-03-01

    ...に伴う被削材の除去長さや切削抵抗の測定と共に切れの観察を行った.その結果,切削ストロ-ク数が増加すると,被削材の除去長さおよび切削力は減少するとともに,比切削抵抗が増加することがわかった.切削ストロ-ク数の増加とともに逃げ面摩耗幅が増加していることから,やすりの切れの損耗と共に切削性は低下し,比切削抵抗が増加していることを確認した....

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  • 5軸制御マシニングセンタからの加工情報と協働ロボットによる仕上げ作業の統合

    山本 隆将, 松田 亮, 新堂 正俊, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 砥粒加工学会誌 67 (3), 157-163, 2023-03-01

    ...<p>本報においては,著者らがこれまで開発してきた無線通信機能を具備した回転工具ホルダを5軸MCで適応させ,同時5軸加工中の先近傍での振動加速度の取得を実施した.そのデ-タより,加工後ワ-ク表面状態の推測や振動原因の推測を検討した.一方で協働ロボットにおける磨き作業に着目して,協働ロボット土台に具備されている力センサの内部情報を用い,単に人との接触を検出するだけでなく磨き加工中の力をリアルタイムで...

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  • AE信号を利用した工具切れの状態監視に関する研究

    長瀬 匠平, 糸魚川 文広, 前川 覚, 劉 暁旭, 中山 雄太, 平岡 昌士, 人見 崇 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 171-172, 2023-03-01

    ...<p>切削中のAE信号で工具の切れ状態を監視するには工具先付近で生じる欠損や損傷に起因する信号とその他の工具振動や切りくず破壊などのノイズ因子から生じる信号を弁別する必要がある.本研究では,比較的ノイズレベルの小さな低速かつ微小切込みの切削条件におけるAE信号を調査した.その結果,工具の状態変化に伴い放出されるAE信号を捉え,切れの状態をモニタリングできる可能性が示唆された.</p>...

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  • 球状黒鉛鋳鉄の切削性に及ぼすコーティング工具の表面性状とすくい角の影響

    佐藤 猛, 鈴木 庸久, 藤井 達也, 野村 光由, 齊藤 寛史, 山川 貴士, 宍倉 優基, 坂井 智哉 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 185-186, 2023-03-01

    ...<p>難削材の高精度,高能率加工の実現には,適切な先形状,コーティングを選定しなければならない.本研究では,球状黒鉛鋳鉄を被削材とし,すくい角の異なるTiSiNおよびCrNコーティング工具によるシェーパ加工試験を行い,すくい角,コーティング性状が切削抵抗および切りくずの厚さに及ぼす影響を調査した.切りくずの厚さからせん断角,摩擦角を導出し,すくい面の摩擦係数を求め,各工具の摩擦特性と切削特性の関係...

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  • 鋭利ドリルを用いた樹脂材料の定負荷送りドリル加工

    岩原 拓未, 岡田 将人, 植松 英之, 金田 直人, 石川 義一, 石川 貴雄 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 173-174, 2023-03-01

    ...<p>高品位な樹脂材料(PA6)の穴加工を実現するために,加工中のドリルに作用するスラスト力を一定に制御できる定負荷加工(CLD)を適用して,その切削特性を検証した.本報では,鋭利な切れ形状を有するドリルを用いた場合の切削特性について,一般的な一定速度の送り制御による場合(CFD)と比較して,その有用性を検証した.CLDに切れ形状が鋭利なドリルを用いた場合,加工開始直後は工具送り速度は低いが,その...

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  • チタン合金のエンドミル加工におけるMQLの供給条件が逃げ面摩耗に及ぼす影響

    近藤 弘康, 稲澤 勝史, 曽田 将来, 髙野 直史, 小嶋 広光, 小松 弘樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 201-202, 2023-03-01

    ...その結果,一定以上ノズル距離が長くなるとオイルミストの効果が損なわれ急激に摩耗が進行することや,先が被削材から離脱してからオイルミストが作用するまでの時間が長いノズル方向ではオイルミストの効果が低減することが明らかになった。</p>...

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  • PCDブレード工具による微細加工技術に関する研究

    小西 遥大, 藤田 隆, 福永 涼太, 和泉 康夫, 渡邉 純二 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 248-249, 2023-03-01

    ...また、ピコ秒レーザ加工によりブレード先端部の鋭利な切れ再生を試みた。極薄ブレードによる微細溝と高密度切れによる鏡面状態とを得る新しい精密加工技術の実現を目指す。</p>...

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  • 蛍光の飽和現象を利用した工具先摩耗形状の機上計測に関する研究

    伊東 泰宥, 上野原 努, 水谷 康弘, 高谷 裕浩 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 392-393, 2023-03-01

    ...<p>精密加工において生産効率と加工精度の向上のために工具先形状の機上計測が求められる.工具先形状計測の高精度化および高分解能化のために,工具に付着した切削液から発生する蛍光を用いる手法を提案する.高強度の励起レーザを切削液に照射すると蛍光が飽和する.本研究では,飽和した蛍光を検出することによって,切削液が付着した状態でも工具摩耗を高精度かつ高分解能に計測可能であることを示した.</p>...

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  • 自己符号化器を用いた切削加工の状態判別

    星谷 拓 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 605-606, 2023-03-01

    ...加工中の3軸加速度データ、物の回転速度・数を前処理したものを入力データとし、自己符号化器をベースとした教師ありの深層学習を行った結果、切削加工時の加工状態判別および特徴空間のクラスタリングが可能となった。AIの出力から切削加工中の状態を決定することが可能になった。</p>...

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  • GANとCNN手法を応用したボールエンドミル切れの摩耗判定システムの開発

    西 隆宏, 児玉 絋幸, 大橋 一仁 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 629-630, 2023-03-01

    ...<p>加工コストやリードタイムに直接関係する切削工具摩耗状態の判定は,熟練技能者の暗黙知的知見に依存しているため判断基準が明確ではない.本研究ではGANおよびCNN手法を併用した機械学習手法の適用により,ボールエンドミル切れの工具摩耗を自動検知するシステムの開発を行った.その結果,工具の摩耗が十分進展した切れの摩耗状況の判定については,熟練技能者の判断基準に匹敵する高精度な自動検知を行うことが可能...

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  • エンドミルを用いたポケット加工隅Rの高精度加工に関する一考察

    五十嵐 勇太, 金井 司, 澤 武一, 田牧 賢史朗 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 615-616, 2023-03-01

    ...<p>エンドミルを用いてポケット加工を行う場合,工作物の隅Rでは接触弧長さが瞬間的に増大するためびびりが生じやすい.本研究では,隅Rの高精度加工を目的として,工作物の隅R,エンドミルの外径,数,ねじれ角,径方向切込み深さ,軸方向切込み深さなど加工条件を入力すると接触弧長さと同時切削数を自動算出するソフトを作成し,接触弧長さと同時切削数がびびりに与える影響について切削実験を実施して調査した....

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  • ステンレス鋼SUS304のタップ加工に関する研究

    吉村 博仁, 小野寺 史弥, 赤木 貞之 砥粒加工学会誌 67 (2), 95-102, 2023-02-01

    ...から逃げ面全体へ斑点状の溶着が発生している.一方,DLCおよびTiN/DLCコ-ティングタップでは,逃げ面全体ではなく先稜線付近に溶着が発生している.TiN/DLCコ-ティングタップは,TiNコ-ティングタップおよびDLCコ-ティングに比べて逃げ面の溶着面積が小さい.コ-ティング膜の摩擦試験から得られた摩擦係数およびスクラッチ試験から得られた剥離臨界荷重との比である摩擦係数/剥離臨界荷重が小さくなるに...

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  • 腹部刺創による胆管損傷を伴わない肝外門脈損傷の1例

    堂本 佳典, 藤井 幸治, 金森 泰光, 山内 洋介, 松井 俊樹, 熊本 幸司 日本腹部救急医学会雑誌 43 (1), 51-54, 2023-01-31

    ...渡り約20cmの包丁で自身の腹部を刺し,自身で抜いて倒れているところを発見され,当院に搬送となった。来院時,出血性ショックだがresponderであった。腹部造影CTを施行し腹腔内出血を示唆する所見を認めたが,明らかなextravasationは認めなかった。出血源不明であったが,止血・損傷部修復目的に緊急手術を施行した。肝S3辺縁に裂傷を認め,止血した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • チェーンソーの水平把持精度の現状把握

    中田 知沙, 猪俣 雄太, 上村 巧, 山口 浩和 森林利用学会誌 38 (1), n/a-, 2023-01-31

    ...被験者のうち初心者は先が下がりやすく,経験者は先が上がりやすい傾向が見られた。また,把持高さによる差は見られなかった。グループ間の技能の顕著な差はないと判断できたことから同じ母集団として地面傾斜やチェーンソーの把持姿勢,スロットル操作の指の違いによる影響を調べた。傾斜0°と10°ではガイドバーの傾きが有意に高く,チェーンソーの把持姿勢とスロットル操作の指の違いによる有意差は見られなかった。...

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  • 中性子イメージング技術と多様な応用状況

    鬼柳 善明 日本原子力学会誌ATOMOΣ 65 (9), 558-563, 2023

    ...<p> 日本刀は紋や地肌の美しさで,現在でも人々を惹きつけている,1000年以上の歴史を持った日本が誇る鉄文化財である。現代では,美術刀剣として所持が認められており,その美しさに評価の重点があるが,昔製作された時は当然武器としての性能が重要であった。日本刀は折れず,曲らず,良く切れると言われるように,刀として優れた特性を持たせるために色々な工夫がされている。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 使用済紙おむつの分別処理技術に関する研究 -破袋機能の追加検討-

    梅本 麻由, 徳富 孝明 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 153-, 2023

    ...装置内部に破袋用のを取り付けることにより、ビニール袋に入った状態の使用済紙おむつを解体、分別することが可能であることを確認した。破袋機能の追加により、作業時の衛生環境を改善し、より効率的に処理を行うことが可能となった。</p>...

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  • 蘇生的開胸後に生じた肺捻転症の治療経験

    原 大介, 濱廣 友華, 前田 亮, 綾部 貴典, 富田 雅樹 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 62-66, 2023

    ...自殺企図で自し,腹部から出血しているところを発見され当院救命救急センターに搬送となった。出血性ショック,切迫心停止に対して蘇生的開胸術による下行大動脈クランプを施行し,開胸心臓マッサージを行った。腹部外傷に対してはダメージコントロール手術を行った。...

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  • 必須微量元素セレンの微生物による多彩な代謝

    青野 陸, 井上 真男, 三原 久明 ファルマシア 59 (3), 185-189, 2023

    ...ヒトを含む多くの動物にとってセレンは欠かすことのできない必須微量元素である一方、過剰量のセレンは毒性を示す「諸の剣」ともいえる元素である。それはヒトや動物のみならず、微生物においても同様であり、セレンを巧みに利用して生育する微生物が数多く存在する。本コラムでは、微生物による多彩なセレン代謝に関する知見を紹介する。...

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  • 超音波援用研削による小径内面の機能性表面創成に関する研究

    藤本 正和, 福山 修, 山下 富雄, 市川 紀一, 齋藤 幸丸 砥粒加工学会誌 67 (1), 36-42, 2023-01-01

    ...<p>本研究は,超音波振動援用研削を用いて小径内面に機能性表面を創成する際の,加工機構について明らかにするものである.本報では,その基礎として砥粒切れが研削溝を形成する際のメカニズムの解明を試みている.ダイヤモンド砥粒1つを小径の超硬軸にろう付けした単粒砥石を製作し,それを用いた単粒研削試験を行い,相対運動により形成される微小溝の形成に対する超音波援用の影響を確かめた.その結果,砥粒切れ形状は,...

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  • 包丁操作の慣性センサーの記録からの動作の再現

    由良 亮, 萩原 勇人, 楠瀬 千春 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 13-, 2023

    ...突発ノイズの原因は,切断対象物やまな板にが接触することによって起こる急減速である。この急減速は,一般的な包丁運動に由来する信号(<±1 <i> g</i>) に比べ非常に短く(0.10~0.025秒)大きい (> 8 <i> g</i>)ピーク信号として検出される。一方,重力ベクトルは多様に変化する包丁操作に伴い,方向が目まぐるしく変化する。...

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  • 食材を切る感覚を再現する包丁デバイスの開発

    堀越 涼太, 松浦 昭洋 画像電子学会研究会講演予稿 22.04 (0), 273-274, 2023

    ...本稿では,食材を切る感覚を提示する包丁デバイスを提案する.本デバイスは細分されたのパーツをもち,それらをモータで独立に動作させることで食材の局所的な圧力を実現し,食材の形状や硬さを体感させる.これまでに,一様に柔らかい食材と硬い食材の圧力を一定程度実現した....

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  • 弥生石器,高槻型石斧の岩石学的特徴

    柚原 雅樹, 梅﨑 惠司, 川野 良信, 森 貴教 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 385-, 2023

    ...<p>北部九州に広く流通した弥生石器には,今山系両石斧(武末,2001),層灰岩製片石斧,立岩系石庖丁(武末,2001)がある(森,2018).今山系両石斧は,福岡市西区の今山に露出する玄武岩が石材として採取・加工され,主に九州の北西部を中心に流通している.これに対し,北東部においては,北九州市八幡東区の高槻遺跡を中心に安山岩質の石材の加工が行われ,石斧として流通し(土屋,2004など),高槻型石斧...

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  • グラブ浚渫船の施工履歴データを活用した床掘工の出来形計測手法に関する研究

    辰巳 大介, 小嶋 一弘, 川上 司, 小川 雅史 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 港湾工事の床掘工では,音響測深機による出来形計測が一般的であるが,船舶艤装・航行計測・データ処理等に時間を要するという課題がある.本研究は,床掘工を行うグラブ浚渫船の施工履歴データを用いて出来形計測を行うことにより,音響測深の作業を省略して生産性向上を図ることを目的とする.本研究では,GNSS測位に基づくクレーンブーム頂部の平面位置と支持ロープの繰り出し長さに基づくバケット先の深度から,1...

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  • 叩解技術の発展

    奥村 順彦 紙パ技協誌 77 (10), 906-911, 2023

    ...また叩解機本体とともに重要な要素である叩解物のパターンの一般的な選択方法,および標準的な鋳鋼製物と特殊叩解物・ファインバーとの比較について紹介する。...

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  • 木製椅子の座彫り加工機の開発

    森茂 智彦, 竹川 聡, 音羽 俊幸 産業応用工学会全国大会講演論文集 2023 (0), 87-88, 2023

    ...倣い加工とは、予め加工したい形状を模した原型を用意し、物と同形状の円盤で原型を倣いながら、並行して物を動かすことで、原型と同じ形状に切削する加工法である。この倣い加工では、円盤を原型に押し当てながら加工するため、原型は変形しないように硬い素材であるベークライト(合成樹脂)や金属を用いて製作する必要があり、原型の製作に高額な費用と時間がかかっていた。...

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  • [招待講演]周辺地質からみた京都の伝統産業

    貴治 康夫 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 139-, 2023

    ...京都が発祥地とされる仏壇・仏具は多くの細かな工程を経て製作される.作業に必要な鋸,鉋,のみ等,種々の鉄製工具の調整には砥石が必要である.天然砥石として名高いのが鳴滝砥である.鳴滝砥の合砥で刀剣の先を鏡面に仕上げることができる.京都盆地の北西に分布するジュラ紀付加体・丹波帯Ⅰ型地層群の最下位に位置する珪質頁岩およびその上位の層状チャートに漸移する部分の風化層が主に採掘された.調理用の庖丁,西陣織や華道...

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  • NetflixのCM挿入は両の剣に

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1831) 7-8, 2022-12-28

    Netflixが2022年10月半ばに突然、CMを挿入することにより、最も安いベーシックプラン(月額990円)をさらに値下げした広告付きベーシックプラン(790円)を11月4日に導入すると発表したことには驚かされたが、その真意を図りかねていた。 Netflixというサービスは十…

    日経BP Web Site

  • 北海道における幅広有茎尖頭器石器群の位置づけ

    髙倉 純 北海道大学考古学研究室研究紀要 2 65-79, 2022-12-06

    ...これらの石器群では、粗い調整加工が両面で実施されている有茎尖頭器と、石や剥片を素材とし、調整加工が部分的に限定されて実施されている有茎尖頭器が組み合わさって確認されている。薄手で扁平な原石から平坦な調整加工によって尖頭器が製作されているものとともに、厚手の原石を利用して、石や縦長の剥片が剥離された後、求心状の剥離によって円盤状の原形がもたらされ、有茎尖頭器へと変形されていたものが確認できた。...

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  • 小学校における物の扱いの実態

    冨田 晃 美術による学び 3 (2), 1-20, 2022-10-05

    ...物によるケガが図画工作嫌いの児童を生じさせる一因になっていること。物によるケガの一因に教科書が示す「おかしな教え」があることなどが明らかになった。今後の課題は、安全指導の適切化と、物への責任感を育む教育をいかにおこなうかである。...

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  • 歯科予防処置演習の一環として行ったシャープニング実習の教育効果の評価

    槌谷 三桂, 丸山 直美, 髙橋 節子 歯科医学 85 (2), 99-105, 2022-09-25

    ...「砥石と切縁の適切な角度の適合」が65%,「部全体の切縁の角度と鋭利度の回復」が44%,「部に変形が見られない」は89%であった.学生が実習達成度を「できた」と評価した割合は,「砥石と切縁を適切な角度に適合する」が73%,「部の後部から軽く上下のストロークをする」が74%,「部後部から先端の切縁に沿って砥石を移動し,切縁を均一に鋭利にする」が71%,「切縁の鋭利度を正確に評価する」は85%と...

    DOI Web Site 医中誌

  • 機械加工により切断された希土類系高温超伝導線材の超伝導特性評価

    池田 勇稀, 白土 裕一朗, 中山 泰輔, 酒井 秀哉, 山田 穰, Zhao Yue, Zhu jiamin, 井上 昌睦 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 34-34, 2022-09-15

    ...この時の切断方法としては、スリットによる切断が一般的である。このような機械加工では、切断面付近の超伝導特性が劣化することがある。本研究では、機械加工により切断された希土類系高温超伝導線材の臨界電流特性を通電法および磁気的手法により調べ、切断部の影響について考察を行った。</p>...

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  • 加速度センサーを用いた鋸引きの押し引き技能に関する基礎的研究

    中野 裕介, 伊賀崎 伴彦, 橋爪 一治 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 188-188, 2022-09-15

    ...,定性的で長い時間がかかる.われわれは,鋸引きの様子を加速度・角速度センサーを用いて測定し,鋸引き技能を客観的,定量的に評価する方法を開発してきた.本研究では,鋸の首に取り付けた加速度センサーで測定された3軸の加速度から42個の特徴量を作成し,専門家による鋸引き技能の主観的評価ごとに相違を検討した.その結果,各軸の近似直線の傾きなどの特徴が抽出され,高評価者は押し引き方向の力の加え方,木材に対するの...

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  • 超音波振動切削における被削材内部応力分布の可視化(第八報)

    池原 巧, 原 圭祐, 辻 尚史, 高島 孝太, 磯部 浩已 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 375-376, 2022-08-25

    ...<p>二次元切削において超音波振動する切れが発生させる,超音波振動1周期中における切削力ベクトルの時間変化について観察した.その手法として,パルスレーザを撮影光源とした偏光高速度カメラによる切削中の被削材内部応力分布の可視化を適用した.各種加工条件に対する切削力ベクトルの時間変化より,振動1周期中に変動するせん断角,および摩擦角を算出し,振動切削現象について考察した.</p>...

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  • 鋸歯状切りくず形状の分析を基にした延性破壊条件モデルの構築

    野口 優希, 篠塚 淳 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 171-172, 2022-08-25

    ...<p>鋳鉄を切削速度1.5m/sから120m/sで負のすくい角で二次元切削し,先近傍のデッドメタルを考慮した鋸歯状切りくず形状の幾何モデルを構築した.このモデルと,広範囲な変形条件における圧縮変形場での鋸歯状切りくずのセグメントの分離状況より,高せん断ひずみ,高せん断ひずみ速度,高静水圧下での延性破壊条件モデルの構築を試みた結果について報告する.</p>...

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  • 超硬具の鋭利化と微細構造作製

    田中 弥生, 江龍 修 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 349-350, 2022-08-25

    ...<p>我々はCMP固定砥石により超硬素材から具形成を実現した。形状整形時にダイヤモンド砥石を用いると、深い研削痕が生じ、市販工具に見られる先の潜傷が大きく、具を効率的に仕上げるのが課題であった。そこで本研究では、WC棒から工具具の形状を整形し、具の鋭利化を試みた。形状整形時にダイヤモンド砥石による潜傷導入を抑え込みことにより、工具具の鋭利化を実現し、微細構造形成を実現した。</p>...

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  • 複合加工機による量産部品の機械加工に向けた工程設計支援システムに関する研究

    板橋 侑樹, 中本 圭一 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 260-261, 2022-08-25

    ...<p>様々な構造の複合加工機が量産部品の機械加工で活用され,大幅な効率化が実現されているが,その加工工程を計画する工程設計は極めて複雑である.そこで本研究では,自動旋盤とも呼ばれるくしを有する複合加工機を対象に,可動範囲を考慮した複数箇所の同時旋削加工と,2つの旋削主軸間での加工時間の差を小さくするワークの受け渡しを実現した工程設計支援システムを開発して,その有用性をケーススタディで検証した....

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  • マグネシウム合金AZ31Bの切削特性

    大野 威徳, 丁 禹元, 潘 襄豪 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 363-364, 2022-08-25

    ...<p>AZ31の二次元切削において切削工具先先端の断面形状が仕上げ面下部の結晶組織に及ぼす影響について述べている。切削試験では単結晶ダイヤモンド平バイトの先に対しArイオンビームを特定の角度から照射し、すくい面となる先端に新生面を実際のすくい面から-30°、-60°の角度で成形し直し超精密旋盤により準二次元切削を行った。...

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  • 切削工具具へのLD処理の効果

    田中 弥生, 佐藤 尚, 江龍 修, 青木 渉 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 386-387, 2022-08-25

    ...<p>我々はCMP固定砥石により超硬工具先の鋭利化を実現した。また、切削加工時の具とワークとの化学反応を抑えるため、超硬工具の先にLaser doping(LD)を行い、サブμmオーダーの微細構造加工を実現した。先のLD処理の効果を調べるため、超硬工具の先の結晶構造解析を行った。電子線後方散乱回折(EBSD)とX線回析(XRD)により、表面構造が変化していることを観測した。...

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  • 深穴加工における新たなニアドライ加工手法の開発

    藤木 宏行, 明石 剛二, 石橋 大作, 河野 晋 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 322-323, 2022-08-25

    ...<p>切削加工においても,環境保全対策のための切削油剤の使用量低減が求められている.その一対策として,極微少量の切削剤を霧状にして切れ部へ供給するニアドライ加工法が注目されているが,現状では切れ部への効率的な供給が難しい.そこで,特に深穴加工において,切れ部への新たな効率的供給法の開発を目指した基礎実験に関して報告する.</p>...

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  • 深穴加工の問題点と加工のポイント

    高林 伸年 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 321-321, 2022-08-25

    ...<p>深穴加工の問題点と加工のポイント,ドリルの切れ形状と表面状態の違いでの切りくず形状について報告する。</p>...

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  • 病理診断試料の薄切用ミクロトームの耐久性試験

    佐藤 寛恭, 中前 圭人, 中川 佑貴, 南條 博, 赤上 陽一, 中村 竜太, 久住 孝幸, 吉野 雅彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 278-279, 2022-08-25

    ...本報では繰返し薄切を行った場合のミクロトームの耐久性評価について報告する。切取厚さを正確に制御できる薄切実験装置を用い、豚腎臓包埋パラフィンブロックを試料とし、繰返し薄切実験を行った。薄切の繰返しに伴う切削力の変化、先の損傷を測定し、その影響を検討した。</p>...

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  • アニメ聖地巡礼における作品要素と行動動機の分析-『鬼滅の』を事例として-

    岩崎, 達也 経営・教養論集 1 1-14, 2022-08

    ...『週刊少年ジャンプ』(集英社)に2016年から連載された『鬼滅の』は,マンガ,アニメ,映画,ネット動画などのメディアミックス展開で社会現象ともいえる大ヒットとなった。それと呼応するように福岡県の「宝満宮竈門神社」など各地の聖地に鬼滅のファンたちが訪れた。本研究は,アニメなどのコンテンツによって誘発される旅が,地域誘客の有効な施策として,いかにすれば活用できるかの知見を導出することを目的とした。...

    機関リポジトリ

  • ドライホブ切り現象の解明のための舞いツールによる歯車切削時の切削抵抗と温度の測定

    田代 徹也, 藤原 順介, 竹村 文平, 牧田 倭人 砥粒加工学会誌 66 (8), 464-469, 2022-08-01

    ...<p>ホブ切りは歯車製造において最も利用頻度の高い加工方法であり,切削機構や工具摩耗に関する研究がこれまでなされてきた.しかし,工具形状および切削機構が複雑であるため,工具摩耗試験方法は舞いツ-ルを用いた一軸方向による試験方法が一般的である.しかし,この方法は実際のホブ切りとは異なる点もあるため,ホブと同様の切れ形状をもつ舞いツ-ルを用いて,ホブ切りと同様の切削機構による新たな工具摩耗試験方法を開発...

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  • 熱可塑性CFRPを対象としたローソク型ドリルによる穴加工

    佐々 遼介, 岡田 将人, 植松 英之, 金田 直人 砥粒加工学会誌 66 (8), 457-463, 2022-08-01

    ...<p>ドリルコ-ナ部に凸型切れ(以後,凸)を有するロ-ソク型ドリル(以後,凸ドリル)および,その凸を除去したドリル(以後,従来ドリル)を炭素繊維の配向が一方向の熱可塑性CFRPの穴加工に適用し,切削抵抗,加工穴品質,切削温度の観点から,連続的に変化する凸の切削方向と繊維配向とのなす角が切削特性に及ぼす影響を検討した.凸ドリルのスラスト力は,いずれのドリル回転角においても従来ドリルに比べて...

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  • 上腹部刺創に伴う肝円索内出血に対して腹腔鏡下に止血した1例

    林 秀行, 伊藤 康博, 過外 真隆, 尤 礼佳, 原田 裕久 日本腹部救急医学会雑誌 42 (5), 581-584, 2022-07-31

    ...自宅で夫と口論になり,渡り25cmの包丁を自ら上腹部に刺し受傷した。現場ですでに包丁は抜去されており,当院に救急搬送された時点での呼吸循環動態は安定していた。CT検査で肝円索内に血腫および刺創路直下に管腔臓器を認めたため審査腹腔鏡を施行した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 胸腔鏡手術が有用であった下横隔膜動脈出血による外傷性血気胸の一例

    南方 孝夫, 新谷 裕美子, 氷室 直哉, 遠藤 哲哉, 武井 秀史 日本呼吸器外科学会雑誌 36 (5), 580-583, 2022-07-15

    ...<p>症例は66歳,女性.1ヵ月前より近医で双極性障害と診断され通院治療を受けていた.渡り20 cmの包丁で左頸部,両手首,左胸部を刺し,倒れているのを発見され,当院へ救急搬送された.胸部CTで左血気胸,腹腔内free airを認めた.胸腔ドレナージ後も出血が持続し,血圧低下を認めたため,胸腔鏡による緊急手術を行った.第7肋間前腋窩線,第7肋間後腋窩線にアクセスポートを作成した.肺・心膜・横隔膜損傷...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • ユーラシアの細石文化ー芹沢長介先生へのオマージュー

    梶原 洋 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 (13) 47-58, 2022-06-23

    ...芹沢長介先生が1953年、矢出川遺跡を発見して以来、細石石器群(細石文化)は、北海道から九州まで知られている。さらに細石石器群は、アフリカの中期石器時代に源を発するが、東ユーラシアや北アメリカばかりでなく、中東や西ヨーロッパでも確認されている(Kajiwara2008)。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 受口づくりの技能評価手法の検討

    猪俣 雄太, 山口 浩和, 上村 巧, 中田 知沙 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 593-, 2022-05-30

    ...また、通常の伐倒の高さにおいて、初心者が作成した受口を計測した結果、先側が平均5度下がる会合線を作っており、先側が上がった会合線はなかった。このため、初心者は先を下げないことを意識すべきであることが分かった。</p>...

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  • 多目的造林機械およびエンジン式刈払機による下刈り作業時の身体活動量

    矢本 智之 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 597-, 2022-05-30

    ...下刈りには、伐根粉砕アタッチメント(オーロラトランプシェーバー、TS1200)を装着した筑水キャニコム社製の多目的造林機械(山もっとモット、CG510)と、笹刈を装着した肩掛けタイプのエンジン式刈払機を使用した。下刈り作業者に活動量計(カロリズムAM-161(タニタ)、vivosmart4(GARMIN))を装着し、作業時の消費カロリー量と心拍数を計測した。...

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  • 学校のオンライン化の在り方に向けた今後の工夫

    後藤 顕一 化学と教育 70 (5), 228-233, 2022-05-20

    ...いわばもろの剣なのである。これを機に学校の在り方を根本から見直し,学校や授業での課題に向き合い,急速に進む国の「学校のオンライン化」を取り巻く教育政策動向を見据えながら,コロナ禍を越えて,求められる学校教育や授業の在り方について検討する。</p>...

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  • ロボット芝刈り機における効率的な作業を行うための地面状態の推定

    図子田 和樹, 張 浩々, 小嶋 柾基, 茂木 和弘, 白石 洋一, 島村 秀明, 山田 想 エレクトロニクス実装学会誌 25 (3), 240-249, 2022-05-01

    ...このため,ロボット芝刈り機は指定された範囲をランダムに走行しながら常に刈を最高速で回転させている。効率的な芝刈りを行うために,センサと機械学習を用いて,芝の長さや地面の状態を推定し,適切な制御を行うことを提案する。その結果,地面の状態の推定において,正解率90%以上を達成したことを実験的に示した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • マンガを用いた心理学的アプローチにおける教材開発の検討

    井島, 由佳 社会学研究所紀要 3 1-9, 2022-03-31

    ...レジリエンスの概念と能力を説明する際に「鬼滅の」というマンガを通し、心理学用語の説明がストーリーやキャラクターに匹敵することがわかり、理解が容易となったと考えられる。とくに、レジリエンスの概念は「鬼滅の」のストーリーやキャラクターの姿勢に一致する部分が多く、心理学的アプローチに相当している。マンガを教材とし、心理学的な教育を行うことは理解が促進され、一定の効果を期待できることが示唆された。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 剣道試合におけるビデオ判定導入についての一考察

    浦部 隼希 環太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 121-125, 2022-03-31

    ...本研究は,剣道試合において審判員が有効打突を判断する基準である「竹刀の打突部で打突部位を筋正しく打突」といった試合審判規則の記載に着目し,有効打突の判断を巡る様々な審判問題に対してビデオ判定を導入した新たな試合形式を考察するものである。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 伝統産業におけるファミリービジネスの競争優位 : 日本とドイツの物産業の事例研究

    上野 恭裕, 曽根 秀一 関西大学社会学部紀要 53 (2), 91-117, 2022-03-31

    ...本稿では日本とドイツの物産業を対象として事例研究を行うことにより、伝統産業において長期存続を可能としている企業の競争優位性について検討を行う。長期存続を実現している伝統産業企業は家族経営の強みを生かし、伝統的な技法により高品質の製品を生産しながら、多様なネットワークを活用してブランドを構築している。また社会貢献活動にも積極的に取り組み、伝統産業を次世代に継承している。...

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  • ワーク励振による超音波援用小径ドリル加工に関する研究 (第3報)

    辻 尚史, 高島 孝太, 櫻田 陽, 宮脇 和人, 磯部 浩已 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 385-386, 2022-03-02

    ...<p>スラスト方向に超音波振動を援用したドリル加工においては,適切な振動数や振幅の設定が未だに明らかになっていない.本研究では,ドリルの主切れにおける摩耗現象に注目し,Ti-6Al-4Vに対し直径0.3 mmの超硬ドリルで穴あけを行った.また,逃げ面が被削材の押しつぶしを生じる条件を理論的に求めた.その結果,押しつぶしを生じる両振幅2 μm以上の加工では,先に初期損傷を生じることを明らかにした....

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  • ボロンドープダイヤモンドを原料とするPCDへの微細穴加工

    岩井 学, 小林 拓矢, 大西 伶奈, 伊東 聡, 小瀬村 透, 内山 文宏, 内山 稜太, Peter CHEN, Bear LIN, 二ノ宮 進一 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 424-425, 2022-03-02

    <p>著書らは,ダイヤモンド合成時にホウ素(ボロン)をドープし導電性を付与したダイヤモンド粒子(ボロンドープダイヤモンド)を原料とする PCD(ボロンドープダイヤPCD)に着目し,放電加工を利用した精密加工用工具の製造および加工に応用してきた.本研究では,ボロンドープダイヤPCDを精密部品に適用することを目的に,放電加工による微細穴あけを行ったときの加工特性および加工精度を調べた.</p>

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  • アスパラガス切断時の物へ作用する荷重の解析

    荒川 進, 清水 悠登 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 703-704, 2022-03-02

    ...切断機の省力化、小型化のために切断時の物に作用する荷重の低減させる必要がある。そこで、アスパラガスの切断時の荷重を詳細に調査し、先の入接角度を変化させると切断時の荷重が変化することを示した。この結果に基づいて、本報告では、ミクロ的な先先端部の応力分布がマクロ的な切断時の荷重にどのように影響するかを検討した。</p>...

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  • 小径スクエアエンドミルの底逃げ角が切削特性に及ぼす影響

    浜口 和也, 山田 直輝 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 808-809, 2022-03-02

    ...<p>本研究では、小径エンドミルの摩耗低減を目的として、底逃げ角が切削特性に及ぼす影響について検討した。直径0.5mmの1枚エンドミルの底逃げ角を変化させて、金型用鋼に対する溝加工を実施した結果、底逃げ角を小さくすることにより、切れ摩耗を低減できることがわかった。また、大径エンドミルでは使用されない底逃げ角0度の切れも製作し、摩耗低減に効果があることを示した。</p>...

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  • CAE解析による工具先温度予測の検討

    荻野 直彦, 新井 宏章, 青栁 大志, 鏑木 哲志 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 713-714, 2022-03-02

    ...しかしながら、工具が回転するマシニング加工機などの工具温度、特に先温度の測定は現状では難しい。そこで、先温度予測のため、CAEによる伝熱解析手法の適用ついて検討した事例を紹介する。</p>...

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  • PCDラジアスエンドミルによる単結晶サファイアの微細溝加工特性に関する研究

    瀧島 玖実, 片平 和俊, 森田 晋也 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 471-472, 2022-03-02

    ...<p>本研究では,サファイアの高効率・高品位加工を目的とし,ラジアス形状の多結晶ダイヤモンド(PCD)エンドミルの有効性について検討した.更に,ツルーイングの有無により工具部の表面性状が異なる2種類の工具を用いて加工した.切削後,加工面性状を評価し,適切な工具を比較検討した.その結果,ツリーイング無しの工具で加工した際,一部で算術平均粗さSa 8.9 nmと高品位な加工面が得られ,提案した工具の有効性...

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  • PCD製フライス工具によるCVD-SiC型の超精密切削

    樋口 峻, 坂井田 未来, 鈴木 浩文, 古木 辰也, 福田 達也 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 475-476, 2022-03-02

    ...<p>金型加工の高精度化・高能率化を行うために,レーザ光を用いて単結晶ダイヤモンドに三次元加工を施し,多数の切を有するマイクロフライス工具を試作し,超硬製非球面金型の超精密切削を試みて実用レベルの切削加工の可能性を検証した.単結晶ダイヤモンドを用いてマイクロフライス工具を試作し,CVD-SiC製非球面型の鏡面切削加工実験を行い,形状精度と表面粗さの検証を行った.</p>...

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  • 切削油自己吸引による小径ドリル穴加工の研究

    志村 朝海, 松林 雄希, 佐藤 太一, 早坂 蒼一, 内山 光夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 701-702, 2022-03-02

    ...そこで,負圧以外での切削油供給の可能性を探るため,ドリルの先での油の有無を実験により確認した。</p>...

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  • 放電加工技術の変遷と展望

    谷 貴幸 電気学会誌 142 (3), 158-161, 2022-03-01

    ...切りとなる放電は,加工反力が小さく,方向性を持たない。よって,工具(電極)形状をそのまま転写でき,微細形状も含め付与できる形状の自由度が高いこ</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 日本刀の文と形状を用いた五箇伝の絞りこみ

    松永, 有紀子, 秋岡, 明香 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 811-812, 2022-02-17

    ...今回は、日本刀の文の分類が可能か検討する。日本刀の画像から、文との位置を抽出し、比較することによって、直・乱れに分類することができた。さらに、日本刀の反りと文の種類を用いることで、五箇伝の絞り込みを目指す。...

    情報処理学会

  • CNC加工における物単位での切削抵抗計測システムの提案と実装

    片桐, 光貴, 河村, 拓真, 吉田, 拓巨, 島, 孔介, 大塚, 孝信 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 787-788, 2022-02-17

    ...を実装した.また,切削加工では1製品の製造に複数の物が利用されるため,計測した波形を物単位に切り出すアルゴリズムを実装した.さらに,実際の切削加工現場において本システムを運用することでその有用性を示した....

    情報処理学会

  • 中性子・ミュオンを用いた日本刀の金属学的研究

    鬼柳 善明 日本物理学会誌 77 (2), 93-98, 2022-02-05

    ...</p><p>これらの測定法を用いて室町期の日本刀を調べた.透過画像からは,上身(かみ)の一部に粗粒が存在し,均一でないことがわかった.また,結晶子サイズは棟(むね)側で大きく,側で小さくなる傾向がみられた.また,結晶配向は区(はまち)より先では切っ先に向けては棟側で強くなっていた.これらの特性には,鉄の鍛錬の仕方や熱処理の影響が考えられる.茎(なかご)の部分は,上身とは異なった傾向が見られた....

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  • 長さの異なるフィンガージョイントでたて継ぎしたスギ、ヒノキ、エゾマツ材の曲げ強度特性

    平松 靖, 土屋 敦, 藤本 清彦, 宇京 斉一郎, 宮武 敦, 新藤 健太, 林 知行 森林総合研究所研究報告 21 (1), 1-25, 2022

    ...また、加工時の1あたりの送り量を0.50mmとすることで、フィンガー長さ6.5mm、6.7mm曲げ強度は大きく向上した。(3) スギ、ヒノキともフィンガー長さ3.7mmのFJ試験体は曲げ強度が低かった。 (4) エゾマツでは、フィンガー長さの影響は見られず、17mm、6.3mm、3.7mmのFJ試験体の曲げ強度は同等であった。...

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  • ため池設計における堤体内の浸潤線設定法の改良について

    松本 赳, 澤田 豊, 清水 正義, 河端 俊典 農業農村工学会論文集 90 (2), I_259-I_266, 2022

    ...<p>近年,農業用ため池の老朽化にともなう堤体改修工事が増加している.検討項目のひとつである堤体内浸潤線の予測に関して,一般的な改修工法である前金工法(傾斜コアを用いた改修)の設計では,傾斜コアの形状と上流側水位および堤体材の透水係数をもとに計算される.しかし,この方法では基礎地盤への浸透が発生しないという条件のもとで計算が行われ,実際の浸潤線と異なることが指摘されている.本研究ではFEM浸透流解析...

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  • 闘牛の牛角による胸部杙創・肺損傷の1例

    嘉数 修, 大田 守雄, 深見 朋世, 當山 鉄男 日本臨床外科学会雑誌 83 (3), 498-502, 2022

    ...<p>杙創(impalement injury)とは,鋭的外傷のうち物以外の比較的鈍的な構造物が刺入した開放性損傷であり,比較的まれな外傷である.牛角による開放性損傷は杙創にあたると考えられる.闘牛の牛角による胸部杙創および肺損傷に対して手術を施行した1例を経験したので報告する.症例は41歳,男性.重量約1,000kgの闘牛の牛角で約3mの高さに跳ね上げられ,右前胸部・右大腿部に杙創を負い,当院へ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 物の尖端と握り手の位置がボタン押し反応に与える影響

    武重 百香, 入戸野 宏 日本認知心理学会発表論文集 2021 (0), 24-24, 2022

    ...また,物に対する反応は物でない物体に対する反応よりもすばやく行うことができ ,特に物の尖端 の向きと反応手が一致しているときに反応が促進された。以上の結果から,物の場合には握り手のアフォーダンス効果は認められず,物の尖端が視覚的注意を集めたことによるサイモン効果が生じたと考えられる。...

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  • 包丁研ぎシミュレータの開発

    明畠 豊, 張 英夏, 向井 信彦 画像電子学会研究会講演予稿 21.04 (0), 9-12, 2022

    ...我々は、包丁と砥石の接触による包丁と砥石の変形を考慮した両包丁研ぎシミュレータを開発した。本シミュレータでは力覚を伴って包丁研ぎを行うだけでなく、包丁研ぎ過程における包丁の角度の変移や砥石上における包丁の軌跡も表示することができる。包丁や砥石はメッシュを用いてモデルを構成し、包丁と砥石の摩耗量に応じてモデルを構成する各頂点の移動量を計算することで変形を行う。...

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  • 「正直ノ道」

    城所 喬男 宗教研究 95 (3), 25-48, 2021-12-30

    ...<p>尾張大國霊神社の儺追神事は、寛保年間まで儺貞捕という儀礼が行われ、傷沙汰などの様々な混乱を引き起こしていた。そのため尾張藩では、この問題に対処するため、専門家として吉見幸和(一六七三―一七六一)に意見を求めた。彼は独自の国史官牒主義を打ち立て、故実に基づきそれまでの習合的な神道説を論断してきたことで知られている。...

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  • 礼文島香深井2遺跡出土石器の使用痕分析

    高瀬 克範 北海道大学考古学研究室研究紀要 1 17-26, 2021-12-06

    ...1) 石鏃および尖頭器にはポリッシュが確認されない、2) 掻器には1点中1点、削器には19点中2点にポリッシュが認められ、すべて皮なめしに用いられていたと推定される、3) 石斧には1点中1点に高瀬2類のポリッシュが確認されたが、部ではなく基部の主面上に分布しており線状痕は不明瞭であった。形態学的に見て横斧の前主面に分布するポリッシュと考えられ、膝柄に着柄された横斧の着柄痕と推定される。...

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  • アムール川下流域における新石器文化の年代研究

    國木田 大 北海道大学考古学研究室研究紀要 1 27-40, 2021-12-06

    ...北海道とサハリンの間には、縄文時代早期の石鏃文化の時期に文化的な関連がみられる。この現象は、急激・短期的な寒冷現象である「8.2ka イベント」に起因するものであるが、アムール川下流域では、中期前半のコンドン文化期古段階、もしくはヤミフタ文化からの移行期に相当する。同段階では、近年、クニャゼボルコンスコエ1遺跡、ビジャン4遺跡等での調査成果が報告されており、議論が進展している。...

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  • 刺傷による鋭的心臓損傷の2例

    小林 遼平, 名村 理, 三村 慎也, 村岡 拓磨 日本心臓血管外科学会雑誌 50 (6), 368-373, 2021-11-15

    ...<p>本邦では稀な刺傷による鋭的心臓損傷を2例経験したので報告する.2症例とも物による胸部の自傷行為による外傷で救急搬送された.症例1は66歳女性,胸腹部に多発する刺傷を認め,JCS300,ショックバイタルを呈していた.CTで肝損傷,左内胸動脈損傷の他,左室前壁損傷が疑われたため緊急手術を施行した.左室前壁に心腔に達する損傷を認め,フェルトプレジェットを併用した縫合閉鎖と組織接着剤で修復した.術後...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • ホブ切りの新しい工具摩耗試験方法

    田代 徹也, 藤原 順介, 竹村 文平, 土壁 創一 砥粒加工学会誌 65 (11), 607-613, 2021-11-01

    ...<p>ホブ切りは歯車製造において最も利用頻度の高い加工方法であり,切削機構や工具摩耗に関する研究がこれまでなされてきた.しかし,工具形状および切削機構が複雑であるため,工具摩耗試験方法は舞いツ-ルを用いた一軸方向による試験方法が一般的である.本研究では,ホブと同様の切れ形状をもつ舞いツ-ルを用いて,ホブ加工と同様の切削機構による加工を行うことによって,工具摩耗を評価する試験方法を提案することとした...

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  • 山形県庄内地方におけるサクラてんぐ巣病発生状況

    千葉 諒子, 斉藤 正一, 芦谷 竜矢 東北森林科学会誌 26 (2), 73-78, 2021-10-31

    ...調査地はソメイヨシノ28箇所,カスミザクラ24箇所,オオヤマザクラ 15箇所で,ソメイヨシノは枝の一部に鋸等の物で切断された平滑な面が観察された場合は「手入れ有り」,ない場合は「手入れ無し」と区分して罹患状況を調査した。ソメイヨシノの罹患率は,「手入れ有り」が 13.9%,「手入れ無し」が71.7%であり有意差が認められた。...

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  • エンドミルのアップとダウンカット加工面びびり模様の比較とその切削時振動の逆解析

    尾崎 信利, 峯高 晴生, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 231-232, 2021-09-08

    ...<p>切削時に工具や被削材が激しく振動するびびり振動は,高速で回転する工具のため,直接の計測が困難であった.本研究はびびり振動によってエンドミル加工面に形成されるびびり模様から,切削時のびびり振動を逆解析する手法を提案し,ダウンカットにおいて一定の有効性を示してきた.一方で,アップカットにおけるびびり模様についての検証は十分でなかった.本報はアップカットにおいても提案手法が適応可能であるかを検討する...

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  • 超音波振動切削による表面テクスチャ創成技術と有用性の評価(第2報)

    日向寺 柾, 櫻田 陽, 原 圭祐, 河野 大輔, 田浦 裕生, 辻 尚史, 磯部 浩已 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 301-302, 2021-09-08

    ...<p>超音波振動を工具先に援用することで,振動する切れの運動軌跡が加工面に転写され,表面テクスチャと称される微小かつ周期的な凹凸が創成される.本研究では,ピンオンディスク試験を実施することで,超音波振動切削により創成された表面テクスチャの有用性を評価する.本報では,起動摩擦に着目しピンオンディスク試験を行った.結果,表面テクスチャの無い面に比べ摩擦係数の変動が少なくなることを確認した.</p>...

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  • きさげ作業の熟練度の定量化手法に関する研究

    布引 雅之, 谷本 康平, 久保田 修平 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 289-290, 2021-09-08

    ...<p>きさげの技能伝承において,非熟練者の技能を定量的に評価して本人に提示することは非熟練者の技能向上に有効である.本研究ではきさげ中の先と作業者の身体各部の軌跡をモーションキャプチャによって獲得した.これらの軌跡から抽出した速度成分波形の特徴量が実際のきさげ痕形状と対応することを示し,作業者のきさげ技能を定量的に評価できることを示した.</p>...

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  • 断続旋削を利用した構成先の観察法

    関谷 克彦, 藤原 丈一朗, 田中 隆太郎, 山田 啓司 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 415-416, 2021-09-08

    ...<p>構成先の観察には,これまで急停止装置による切削現象の凍結,2次元切削を実施し側方からのビデオ観察,切りくず裏面の観察が行われてきた.これらの方法は実験の実施が煩雑で,低切削速度下では有効な結果が得られる実験方法ではあったが,実切削領域では困難であった.そこで,本研究ではこれに変わる断続旋削で得られた切りくず端部裏面を利用した新たな構成先観察手法を提案する.</p>...

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  • アスパラガスの切断時荷重におよぼす物の入接角度の影響

    吉澤 拓真, 荒川 進 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 149-150, 2021-09-08

    ...身体的負担の軽減と収穫の自動化を図るための基礎的資料として、アスパラガスの物による切断特性を評価した。工具の形状や自動切断機への負荷設計因子として、切断時の荷重を物の入接角度を変化させて調査した結果を報告する。</p>...

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  • エンドミル切削の切りくず生成に対する先丸みの影響

    井上 雄貴, 内山 文宏, 内山 稜太, 松村 隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 223-224, 2021-09-08

    ...<p>PCDエンドミルによるアルミニウム合金の切削を対象とし,アップカットの切削過程において,先丸みと送り速度が最小切り取り厚さに及ぼす影響を調べた.まず,切削試験によって切削力を測定し,これに基づいて切りくずが生成する時刻を特定し,最小切り取り厚さを求めた.次に,先丸みと送り速度に対する最小切り取り厚さを推定し,その結果について議論する.</p>...

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  • ローソク型ドリルによるCFRTPの穴加工に関する基礎的検討

    佐々 遼介, 植松 英之, 金田 直人, 岡田 将人 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 401-402, 2021-09-08

    ...<p>コーナ部に凸型の切れを有した超硬ドリルを用いてCFRTPの穴加工を行い,切削抵抗および加工穴品質の観点から同ドリルの切削特性を検討した.凸型の切れをドリルコーナ部に設けることで,穴加工におけるスラスト力は増加した.しかし,被削材下面の貫通時において,凸型の切れが通常の切れよりも先行して最下層のシート材を切削することで,加工穴縁部における加工不良を低減する効果が認められた.</p>...

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  • 2次元切削中の先交換式切削工具の内部応力可視化の検討

    阿部 祐樹, 稲垣 史彦, 比田井 洋史, 松坂 壮太, 千葉 明, 松本 祐一郎, 森田 昇 砥粒加工学会誌 65 (8), 429-435, 2021-08-01

    ...<p>近年,先交換式切削工具の高性能化や小径化にともない,締結部形状の複雑化や結合面積の狭小化が進んでいる.このため,締結部の設計要素と締結状態の理解が重要である.本報では,先交換式切削工具のインサ-ト締結部の設計要素が,切削中のボディ内部応力に与える影響を明らかにすることを目的として光弾性実験を行った.実際にアクリル製ボディを用いた2次元切削を行い,その際のボディ内部を偏光高速度カメラで観察した...

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  • コンバイン刈取部における切断負荷と作物量の相関

    廣田 大地, 上加 裕子, 大畑 秀平, 土居 義典, 有馬 誠一, 松井 正実 農業食料工学会誌 83 (4), 265-273, 2021-07-01

    ...本研究では,極低速で駆動する往復電動刈機構を作成し,準静的条件下での切断負荷と作物情報との相関を示す特徴的なパラメータ抽出や消費電力波形から切断負荷の特徴について考察した。その結果,消費電力と切断力の波形には相関性が見られ,作物量予測モデルのパラメータには最大曲げ荷重,切断エネルギ,茎径,茎の水分が抽出された。</p>...

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  • 滑走式切れ味試験器の性能評価を行うためのかんな身先の走査型電子顕微鏡観察

    山下 泰史, 宮本 賢治, 尾崎 士郎, 米延 仁志, 斎藤 大義 日本産業技術教育学会誌 63 (2), 169-174, 2021-06-28

    ...<p>本研究では,開発したかんな身先の滑走式切れ味試験器の性能評価の一環として,試験器を用いた先の切れ味の定量評価と,先の表面状態の詳細な観察を行った。両者の結果を比較・検討することで,試験器を用いた先の切れ味評価の妥当性について検証した。この試験器は,かんな身を固定台に固定し,斜面を滑走させて供試材に衝突させることで,先の切れ味を進入痕の深さとして測定した。...

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  • 楕円振動による包丁研ぎ方法の開発

    橋本 賢樹, 増谷 浩司, 佐野 弘 日本調理科学会誌 54 (3), 141-146, 2021-06-05

    ...<p> 本研究では砥石を楕円振動させて包丁を研ぐ方法を提案し,先を摩耗させた包丁を用いて研ぎ実験を行った。本提案方法は,砥石が先から離れず,また先のすべての箇所で研ぎ終わりが峰から先の方向になるので,包丁研ぎの基本を満たすものである。比較のため,直線振動させて研ぎ直す方法による研ぎ実験も行った。各振動方法による研ぎ実験後,包丁の切れ味測定を行い切れ味の改善効果を比較した。...

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  • 移動式チッパの性能評価に関する研究

    小島 健一郎, 岩岡 正博, 三木 茂 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 219-, 2021-05-24

    ...それぞれ、物は切削タイプのドラム方式、ディーゼルエンジン駆動である。</p><p> 性能評価に用いた材の樹種はスギ、ヒノキ、カラマツ、アカマツで、材長は概ね2mと4mの2種類である。評価項目は時間当たりの生産量、燃費ならびにチップの品質とした。チップの品質に関しては、水分、かさ密度、粒度分布を試験した。</p>...

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  • 物産地の生き残り戦略 : イギリス・シェフィールドとドイツ・ゾーリンゲンの事例

    上野 恭裕, 曽根 秀一 関西大学社会学部紀要 52 (2), 93-114, 2021-03-31

    ...世界には有名な物産地がいくつかある。その中で、イギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲン、そして日本の岐阜県・関は世界三大物産地と呼ばれている。なぜ、これらの地域が世界的な物産地となりえたのか。本稿ではその理由を明らかにするために、地理的、歴史的要因を中心に論じる。例えばゾーリンゲンは13世紀にはすでに物の産地となっている。...

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