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検索結果 334 件

  • 共鳴非弾性X線散乱によるルテニウム化合物の磁気励起の観測

    鈴木 博人 日本物理学会誌 79 (5), 230-235, 2024-05-05

    ...対しても適用可能な利点を持つ.近年の放射光輝度の向上に伴い世界各地の放射光施設で分光器の開発が進展しており,軟X線(100 eV<<i>h</i>ν<2 keV)および硬X線(<i>h</i>ν>5keV)領域ではエネルギー分解能の飛躍的な向上が達成された.これにより銅酸化物高温超伝導体(3<i>d</i>電子系)やIr酸化物(5<i>d</i>電子系)におけるマグノンやプラズモンといった素励起の分散関係...

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  • 霜田先生と浅水波の分散関係

    右近 修治 大学の物理教育 29 (3), 142-142, 2023-11-15

    <p>20年以上前,物理教育学会誌編集会議は毎回茗荷谷林野会館で行われており,編集委員として出席していた.会議室でいつも笑顔でいらっしゃったのが,当時物理教育学会会長の霜田先生であった.しかし直接お話する機会もないまま,先</p>

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  • ダイマー反強磁性体を舞台としたトリプロンバンドのトポロジー

    那波 和宏, 佐藤 卓, 田中 秀数 日本物理学会誌 78 (11), 645-650, 2023-11-05

    ...</p><p>本研究では,スピン1/ 2のスピン対(ダイマー)が構成単位となる反強磁性体Ba<sub>2</sub>CuSi<sub>2</sub>O<sub>6</sub>Cl<sub>2</sub>の中性子非弾性散乱実験を行い,トリプロンの分散関係を調べた.Ba<sub>2</sub>CuSi<sub>2</sub>O<sub>6</sub>Cl<sub>2</sub>は<i>ab</i>面内において...

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  • X線異常散乱分光を用いた半導体材料評価(2)

    宮野 宗彦, 小林 裕, 川村 朋晃, 岡﨑 俊幸, 榊 篤史 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (1), 85-90, 2023-02-28

    窒化物半導体 LED(Light emitting diode)の特性向上において、発光層である InGaN 層の局所構造を把握することは重要であり、このうち In 原子の局所構造の解析は蛍光 XAFS(X-ray absorption fine structure)法によって進められてきた。一方、InGaN 層中の Ga 原子は初期成長層である GaN バッファー層中の Ga …

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  • Xバンドレーダにより観測された河口周辺の荒天時波浪場の解析

    羅 誌遠, 武若 聡 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 荒天時の静岡県吉田町大井川河口周辺の波浪場をXバンドレーダで観測し,レーダ画像の解析により屈折状況を調べ,分散関係式を介して水深分布を推定した.卓越周波数付近の周波数によるフーリエ変換より,等位相線(~波峰)の連なりを求め,等位相線間の最短距離より波長を定めた.この方法は高速フーリエ変換(FFT)による方法に比べて,変換に用いる周波数,変換に供するデータ長などを柔軟に設定できる.フーリエ変換...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 非弾性X線散乱によるルチル型酸化チタンのフォノン分散測定

    原田 俊太, 小坂 直輝, 筒井 智嗣, 田中 克志, 田川 美穂, 宇治原 徹 SPring-8/SACLA利用研究成果集 10 (6), 521-523, 2022-12-28

    ...このような面欠陥の周期配列によって生じる、フォノンの分散関係の変化を調べるために、本研究では比較のために、面欠陥の周期配列を含まないルチル型酸化チタンのフォノン分散を非弾性X線散乱によって測定した。(121)方向に沿ったフォノン分散測定の結果、40 meV 以下のエネルギー領域において3つのフォノンモードを観測することができた。...

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  • X線非弾性散乱による液体のダイナミクス研究

    吉田 亨次 分析化学 71 (12), 635-644, 2022-12-05

    ...<p>X線非弾性散乱(IXS)ではテラヘルツ領域における分子運動のエネルギー励起を測定することが可能であり,水をはじめとする液体のミクロレベルにおける粘弾性的性質を明らかにすることができる.波数と励起エネルギーとの比例関係(分散関係)から,分子間相互作用を反映する高周波音速が求められる.常温常圧の水の高周波音速は断熱音速の2倍の値を示し,特徴的な水の構造を反映している.超臨界水では,断熱音速に対する...

    DOI Web Site 参考文献25件

  • 日本海深層における近慣性周期Gyroscopic Waveの海底反射

    越後 友利果, 伊藤 海彦, 磯田 豊 海の研究 31 (4-5), 71-98, 2022-09-15

    ...その分散関係からは,南方へエネルギー伝播する近慣性周期のGsW が海底で反射する際,入射波の鉛直低波数から反射波の鉛直高波数へと非対称な伝播経路(Ray path)を示すことがわかった。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 空間反転対称性の破れた結晶における整流現象

    井手上 敏也, 板橋 勇輝, 岩佐 義宏 日本物理学会誌 77 (7), 475-480, 2022-07-05

    ...ずしも自明ではない.一般に,固体中で整流現象のような非対称な電気伝導を実現するには,空間反転対称性の破れが必須であるが,それだけでは不十分である.並進対称性のある結晶中では電子はバンドを形成しており,時間反転対称性が存在すると,結晶運動量が逆符号のエネルギー固有状態同士は関係づけられて(<i>E</i>(<b><i>k</i></b>)=<i>E</i>(-<b><i>k</i></b>))エネルギー分散関係...

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  • MEMDを用いたフォトニック結晶内の電磁波周波数解析

    重田, 大祐, 董, 然, 生野, 壮一郎 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 147-148, 2022-02-17

    ...フォトニック結晶は屈折率の異なる2種類以上の物質を光の波長以下のサイズで周期的に配置された構造をもつ.結晶を構成する物質の非誘電率差を大きくすると光の分散関係ギャップが生じ,フォトニックバンドギャップと呼ばれる光を通さない周波数領域が存在することになり,フォトニック結晶内に欠損構造をもたせることにより,光導波路を構成することができる.また,複数のバンドギャップ特性をもつ結晶構造を複数配置することにより...

    情報処理学会

  • ブロック層を利用した多彩なディラック電子系物質の開拓――磁性・極性とのカップリング

    酒井 英明 日本物理学会誌 76 (11), 729-734, 2021-11-05

    ...<p>系の対称性やトポロジー,内在する相互作用により,電子状態が相対論的ディラック方程式で記述される物質が見出され,注目を集めている.このような準粒子はディラック電子と呼ばれ,光速近くまで加速された電子と同様に,エネルギーが運動量に比例する分散関係をもつため,通常の金属や半導体にない伝導特性を示す.三次元系ではビスマス,二次元系では単層グラフェンが好例であり,いずれの物質も伝導キャリアが外部擾乱に影響...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • X線異常散乱分光を用いた半導体材料評価

    宮野 宗彦, 小林 裕, 榊 篤史 SPring-8/SACLA利用研究成果集 9 (5), 356-361, 2021-08-26

    窒化物半導体 LED(Light Emitting Diode)の特性向上において、発光層である InGaN の局所構造を把握することは非常に重要であり、これまでも XAFS(X-ray absorption fine structure)法による解析が進められてきた。一方、InGaN/GaN 超格子中の Ga 原子周辺の局所構造解析は GaN …

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  • 絶縁体におけるスピン流伝播の微視的機構――マグノン極性の観測

    南部 雄亮 日本物理学会誌 76 (4), 214-219, 2021-04-05

    ...</p><p>測定は,既知の磁性体で最も高寿命なマグノンをもち,それゆえスピントロニクスに頻繁に使用されるフェリ磁性体Y<sub>3</sub>Fe<sub>5</sub>O<sub>12</sub>(YIG)を対象として行った.その結果,YIGでは主要な音響モードと光学モードにおいてマグノン極性が互いに反転していること,それらの分散関係,強度および極性が理論計算とほぼ完全に一致することが明らかになった...

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  • 直下型地震における鹿児島湾中央西部での津波波高とエッジ波生成の検討

    長山 昭夫 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_277-I_282, 2020

    ...エッジ波の生成が指摘されている.2017年には活断層の存在が確認されていない鹿児島湾中央西部のJX喜入石油備蓄基地沖合を震源とするM5.3の地震が発生した.そこで本研究は鹿児島湾内で発生する直下型地震を対象に震源位置を含む断層パラメータの検討を行い,次に3次元数値流体ライブラリを使用し陸棚地形における津波波高と津波エッジ波の生成について検討を行った.その結果,鹿児島湾中央西部沿岸域においてはエッジ波の分散関係...

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  • 有機物質のディラックコーンにおける強相関効果

    平田 倫啓, 鹿野田 一司, 松野 元樹, 小林 晃人 日本物理学会誌 73 (4), 214-220, 2018-04-05

    ...</p><p>ゼロ質量ディラック電子の運動は,ディラックコーンと呼ばれる線形なエネルギー・運動量の分散関係で記述される.このコーン型分散をもつことの帰結として,コーンの交点近傍では,キャリア数が極端に少なくなり,通常の金属や半導体で見られるクーロン相互作用の(遍歴電子による)遮蔽効果が消失する.このため,普通は隠れているクーロンポテンシャルの長距離成分(∝1/<i>r</i>)が復活し,従来とは全く...

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  • <b>二次電子スペクトルの微細構造 その3:単結晶AlとCu</b>

    橋本 哲, 櫻田 委大, 後藤 敬典, 田沼 繁夫, 永富 隆清 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 11-, 2018

    ...一方、貴金属のCuの微細構造には、バンド構造の分散関係が強く現れる空準位にバンド間遷移により励起された電子による寄与が大きく、結晶方位依存性を有するものと考えられる。...

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  • 強非線形強分散波動方程式の改良とbumpを有する波動場への適用

    阪口 詩乃, 中山 恵介, VU Thuy Thi Thu, 駒井 克昭, NIELSEN Peter 土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_1-I_6, 2018

    ...の場合に分散関係式とほぼ一致することが確認でき,従来モデルよりも高い再現性を持つことが確認された.また,改良した強非線形強分散波動方程式をbumpを有する波動場に適用した結果,波高及び水平・鉛直流速について室内実験の結果を良く再現することができた....

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  • 多端子系のジョセフソン接合が示すトポロジカル物性

    横山 知大 日本物理学会誌 72 (6), 402-407, 2017-06-05

    ...</p><p>整数量子ホール効果の場合,固有状態から幾何学的なベクトル場であるベリー曲率場が定義される.2次元ブリュアンゾーンにおいてベリー曲率場(の法線成分)を面積分すると,整数に2πを掛けた値となる.この整数はTKNN数またはチャーン数と呼ばれ,量子ホール効果のトポロジーを特徴付ける.ワイル半金属は3次元トポロジカル物質の1つで,そのバンドは円錐状の分散関係をともなう縮退点,ワイル点を持つ.本稿...

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  • ワイル半金属の特異な表面プラズモンとバルク伝搬波

    小鍋 哲, 土川 航太, 山本 貴博, 川畑 史郎 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 119-, 2017

    ...その結果、表面プラズモンの分散関係上のある波数領域において、表面プラズモンの一部が消失し、バルク内に伝搬する波が生じていることを明らかにした。...

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  • Weyl semimetal TaP の単結晶育成と物性評価

    荒木 雄也, 柏木 隆成, 小原 康太郎, 寺尾 耕太郎, 大須賀 駿平, 松尾 壮一郎, 磯前 貴央, 村山 一哉, 門脇 和男 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1370-1370, 2017

    ...ワイル半金属では直線的な分散関係を示す点ではグラフェンと同様であるが、そこにスピンの自由度が反映されるという点で異なる。そのため、外部磁場がなくともホール電圧が発生する異常ホール効果や、印加磁場と同じ方向に電流が発生するカイラル磁気異常といった興味深い現象が期待されている。 ...

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  • X線非弾性散乱による液体Hgの横波フォノン励起

    細川 伸也, 乾 雅祝, 梶原 行夫, 千葉 文野, 筒井 智嗣, Baron Alfred Q. R. 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1681-1681, 2017

    ...<p>液体水銀のX線非弾性散乱測定を行い、縦波、横波音波モードの分散関係を議論した。</p>...

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  • KDPのX線非弾性散乱

    宇田川 眞行, 長谷川 巧, 生見 健太, 荻田 典男, 筒井 智嗣, 安居院 あかね, 鬼頭 俊介, 澤 博, 冨永 靖徳 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2662-2662, 2017

    ...<p>KDPの測定以前に強弾性相転移を示すLiNH_4_C_4_H_4_O_6_・H_2_O(LAT)のC_55_モードの分散関係をSPring8 BL35のX線非弾性散乱で測定し,LATではブリルアンゾーン境界の波数に対して,ゾーン中心から40%の波数領域で_C55_の弾性定数がゼロになっていることを明らかにした(JPSJ,85,014602,2016)。...

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  • 蜂巣格子上 Kitaev-Heisenberg模型の摂動クラスター展開による磁気励起の解析

    山田 拓人, 鈴木 隆史, 菅 誠一郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2085-2085, 2017

    ...これまで我々は、これらの有効スピン模型に対して線型スピン波近似に基づく分散関係や数値厳密対角化法により動的構造因子を求め、非弾性中性子散乱実験の結果と比較してきた。本研究では、キタエフスピン液体相近傍の磁気励起にマヨラナ励起由来の特徴が現れるかを議論するため、蜂巣格子キタエフハイゼンベルク模型の磁気励起を摂動クラスター展開で調べる。...

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  • 陸棚上の長周期波の伝搬に関する基礎的研究

    切手 廉士, 御領 聡史, 井﨑 丈, 種田 哲也, 長山 昭夫, 浅野 敏之 土木学会論文集B2(海岸工学) 73 (2), I_169-I_174, 2017

    ...本研究は,理論的なエッジ波の特性ならびに岬を模した地形障壁を置いたときのエッジ波の変形特性について実験と数値計算の両面から検討したものである.ステップ状の陸棚地形を有する小型水槽を製作し,測定された水位変動の時空間変化からエッジ波の特性量を抽出し解析したところ,エッジ波の分散関係,岸沖方向の波高分布等について理論と整合する結果を得た.また円弧状の汀線・陸棚境界線を持つモデル海浜を設定した数値解析を行...

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  • 十字穴を有するフォノニック結晶のバンドギャップ制御に関する有限要素解析

    西野 貴大, 石川 篤, 鶴田 健二 計算力学講演会講演論文集 2017.30 (0), 126-, 2017

    ...板状材料に十字の穴を開けた2次元フォノニック結晶に着目し,十字穴の形状パラメータを変えることによるバンドギャップ制御について有限要素法解析を行った.構造パラメータを調整することで,幅広い周波数帯域でバンドギャップの位置と幅を設計できることが分かった.さらに,有限要素法で求めた音響分散関係におけるバンドギャップ下端周波数付近の振動モードの形状から,ばねと質量で構成される等価なモデル力学系の運動方程式を...

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  • ハニカム構造をベースとしたフォトニック結晶スラブの角度分解光学スペクトル

    菊地 冠汰, 石原 照也 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1431-1431, 2017

    ...<p>電磁場シミュレーションによってハニカム構造をベースとしたフォトニック結晶スラブの分散関係を求めたところ、構造の変化に伴い入射角に依存する特異な分散が表れた。また、シミュレーションで用いたフォトニック結晶スラブを作成し、角度分解光学スペクトルを測定することによりサンプルの分散関係を求め、シミュレーション結果との比較を行った。</p>...

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  • 角度分解STEM-CL分光顕微法の原理と応用

    山本 直紀, 斉藤 光 顕微鏡 51 (2), 102-107, 2016-08-30

    ...ミラーと位置制御可能なピンホールを組み合わせて試料からの放射を角度分解して測定することができ,さらに放射強度およびスペクトルの定量的測定が可能となる.これにより角度分解測定に関連した,(1)角度分解スペクトル(ARS)パターン,(2)ビーム走査スペクトル(BSS)像,(3)フォトンマップの3つの測定が可能になった.STEM-CLシステムを,プラズモニック構造における表面プラズモンポラリトン(SPP)の分散関係...

    DOI Web Site 医中誌

  • レイリー・ラム方程式の心室中隔壁への応用

    戸次, 直明, 新谷, 正嶺 国士舘大学紀要情報科学 = Memoirs of the Kokushikan University information science 37 38-47, 2016-03-20

    ...を求める.この分散関係式を,観測された興奮波に適用して,その妥当性について検討する.このラム波モデルに基づく簡単化された近似分散方程式よって,拍動によって励起された心臓壁上のパルス波状の興奮波の位相速度の分散関係の物理的意味と,超音波医療診断装置による観測結果とが,定性的によく説明できることを示す....

    機関リポジトリ Web Site

  • フェムト秒表面プラズモン波束の搬送波位相・包絡線形状変化の超高速イメージングによる解析

    中村 圭佑, 久保 敦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1325-1325, 2016

    ...搬送波周波数のアップチャープの進展・包絡線形状の左右非対称な変形を伴うパルス幅の増大について解析し、これらの変化の度合を分散関係に基づく理論式・数値計算との比較から定量的に評価した。本論文は位相を含めた波束形状の空間分布が観測可能であり、波束形状の空間的広がりについて、新たな知見を与える。</p>...

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  • CuBrマイクロキャビティにおけるポラリトン凝縮体の拡散性GoldstoneモードIII

    植田 誠史, 中山 正昭 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1423-1423, 2016

    ...<p>CuBrマイクロキャビティにおけるポラリトン凝縮体の分散関係を、角度分解発行スペクトルから見積もった。分散関係は前講演で示したフラットな分散関係だけでなく、面内波数ベクトルの大きい領域において分散をもつスペクトルが得られた。本公演ではその分散関係について詳細に議論する。</p>...

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  • 2次元トポロジカル絶縁体における非平衡キャリアダイナミクスの理論

    玉谷 知裕, 川畑 史郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1104-1104, 2016

    ...<p>トポロジカル絶縁体では, バルク電子状態における非自明なトポロジーの帰結としてエネルギーギャップ内に分散関係がDirac方程式に従う表面電子状態が出現し, 通常の絶縁体では見られない輸送特性や光学応答を示すことが期待されている. このような非平衡のキャリアダイナミクスを理解するためにはBloch電子の輸送と励起, 双方の過程を同時に取り扱う理論的枠組みが必要不可欠である....

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  • 単層グラフェンにおける二段階励起によるキャリアの生成

    小山 剛史, 水谷 建太, 吾郷 浩樹, 岸田 英夫 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1693-1693, 2016

    ...<p>グラフェンは線形な分散関係をもつため,光キャリア間のオージェ再結合的な散乱が,広いエネルギー領域で起こることが予想される.これを検証するため,フェムト秒ポンプ・プローブ測定を行った.その結果,ポンプ光の光子エネルギーのおよそ倍のエネルギーをもつプローブ領域でも吸収減少が観測された.吸収減少の光キャリア密度依存性から,光キャリア間の二体散乱によるキャリア励起が広いエネルギー領域で起こることが示された...

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  • ステップ構造を有する弱いトポロジカル絶縁体の電気伝導特性

    有田 貴志, 高根 美武 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1074-1074, 2016

    ...<p>弱いトポロジカル絶縁体の表面にステップ構造を導入すると,エネルギー分散関係が変調されるため電気伝導特性に大きな影響が現れる.ある種の規則に従ってステップ構造を導入すると,電気伝導度が劇的に増大することを示す.</p>...

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  • 日本海深層の底層フロントに捕捉されたfN振動

    山内 泰孝, 荘司 堅也, 磯田 豊, 有田 駿, 河野 航平, 藤原 将平, 方 曉蓉, 朝日 啓二郎, 伊田 智喜, 久万 健志, 館野 愛実, 今井 圭理, 大和田 真紀 海の研究 24 (4), 147-169, 2015-07-15

    ...まず,<i>N</i>→<i>f</i>の極限において内部波の分散関係から水平方向の群速度が極大となる場合に<i>fN</i>振動の水平波数<i>k</i>と鉛直波数<i>m</i>の比,<i>k/m</i>,が1/√ 3に等しいことと,<i>N</i>=<i>f</i>の理想的な成層条件下では群速度が零となるため,この振動は強制領域内に捕捉されることを示した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献8件

  • CLによるプラズモニクス材料の研究

    山本 直紀, 本田 昌寛, 渡辺 裕朗 顕微鏡 49 (1), 32-39, 2014-04-30

    ...STEM)の細く絞られた電子ビームを用いることでナノメーターオーダーの高い空間分解能の測定が可能となる.励起されたSPPは表面ナノ構造により光に変換される.STEMと組み合わせたカソードルミネッセンス(CL)検出システムは,放射された光のエネルギースペクトル,偏光特性,放射角依存性を調べることができる.本稿では,STEM-CL法を用いてプラズモニック結晶やプラズモニックCavityにおけるSPPの分散関係...

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  • 分散関係データベースからの飽和パターンマイニングにおけるマージ演算の効率化

    谷本翔一, 神谷洋平, 世木博久 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 597-598, 2014-03-11

    関係データマイニング(MRDM)は一般的なデータマイニングに比べて表現力が高いが, 効率性が課題である. また, プライバシー等の観点から分散されているデータベース(DB)に対してマイニングを行うのは有益である.そのため, 分散MRDMの飽和パターン発見の手法を述べ, 分散環境基盤Hadoopを用いて実験を行ったが, …

    情報処理学会

  • 臨界磁場近傍における磁性流体界面波数スペクトル

    水田 洋 理論応用力学講演会 講演論文集 63 (0), 61-, 2014

    ...供給されるエネルギーは有限なので,成長は有限時間内に停止し,最終的に界面形状はある規則的パターンへ落ち着くはずである.この過程を,本研究で開発してきた,界面形状や印加磁場分布に制限されない流体解析と磁場解析を用いて調べる.時間と共に成長する波数成分は,その減衰定数の符号が正になり,多くの成分の中から,著しく成長する成分が選び出される.成長した成分の間では3波共鳴が予想されるが,磁性流体界面波動の線形分散関係...

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  • Cu表面におけるグリシン/アラニン分子自己組織化とキラリィティー

    中村 美紀, 植野 将太, 吉田 昭二, 武内 修, 金澤 研, 黒田 眞司, 重川 秀実 表面科学学術講演会要旨集 33 (0), 182-, 2013

    ...グリシン/アラニン分子をCu表面に吸着させると、(111)表面では量子柵構造が形成され量子閉じ込めによる電子状態が、(100)表面では自己組織化膜の形成により異方的な分散関係を持つ2次元電子状態が発現する。後者の場合、分子により異方的な分散関係から得られる有効質量の比が変化することも見出された。分子のキラリティーが重要な担う役割を担うことが明らかになったが、本講演では、これら詳細について紹介する。...

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  • Analysis of Band Structure for 2D Elastic Phononic Crystals by BEM

    高 海峰, 松本 敏郎, 高橋 徹, 飯盛 浩司 理論応用力学講演会 講演論文集 62 (0), 98-, 2013

    ...本論文では、2次元フォノニック結晶における弾性波のバンドギャップを、境界要素法(BEM)と周期構造のBlochの理論を用いて、固有振動数の分散関係を導出する。この問題は固有振動数は、固有値パラメーターとして境界要素法の係数行列の中に陰に含まれており、超越関数を含む非線形の固有方程式からなる非線形固有値問題に帰着する。...

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  • 多層波動方程式における減衰定常波モードについて

    金山 進 土木学会論文集B3(海洋開発) 68 (2), I_798-I_803, 2012

    ...ペレグリン型のブシネスク方程式を連成させた多層波動方程式に対して,線形分散関係の固有ベクトルとして導かれる減衰定常波の特性を調べることにより,ステップ地形での波浪解析に対する基本的な適用性を検討した.波動モデルの固有ベクトルは分割層数と同じだけ存在し,1つは進行波,他は減衰定常波に対応する.層を等分割とした場合の固有ベクトルは微小振幅波理論によるものと次数毎に類似し,分割層数を大きくするほど高次の固有関数...

    DOI 参考文献1件

  • 大気密度界面に形成される擾乱の発達範囲

    北野 慈和, 山田 朋人, 泉 典洋 水文・水資源学会研究発表会要旨集 25 (0), 142-, 2012

    ...これらの基礎式及び基本場により密度成層した大気場に生じる波の分散関係式を得ることができる。この分散関係式を用いて、擾乱によって生じる鉛直方向流速の存在範囲を停留位相法により求める。<br> 以上の議論から、基本場の密度界面に擾乱を与えた場合に、その擾乱がある時間後に広がる範囲を得ることが出来る。...

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  • 高温予混合火炎の固有不安定性に関する数値解析:未燃ガス密度一定条件下における温度の影響

    門脇 敏 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2011 (0), 49-49, 2011

    ...燃焼によるエネルギー変換時のエクセルギー損失を抑制する術として,未燃ガスの温度を上昇させてから燃焼する手法が注目されている.そこで,本研究では圧縮性ナヴィエ・ストークス方程式に基づく高温予混合火炎の数値解析を未燃ガス密度一定の条件で遂行し,火炎の固有不安定性に及ぼす未燃ガス温度の影響を調査した.数値解析の結果,未燃ガス温度の上昇と共に,分散関係においては不安定領域が広くなり,特性波数は大きくなる.また...

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  • 3成分3次元反射法地震探査データにおける分散関係式を用いたP波とS波の平面波分解

    岡野 豊, 三ケ田 均, 尾西 恭亮, 後藤 忠徳 物理探査 64 (2), 139-152, 2011

    本研究では,観測される弾性波を平面波分解することにより3成分3次元反射法地震探査データからP, SV, SH波各々による信号を分離・抽出する手法を開発した。数値シミュレーションにより得られた合成データに本手法を適用した結果,元となる3成分記録からP, SV, SH波各々による信号が分離・抽出されることが確認された。さらに,実際の3成分3次元陸上反射法地震探査データに本手法を適用した結果,P波によ…

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献20件

  • 固体アルゴンのフォノン分散関係に関する分子動力学

    渡邊 謙一, 國峰 寛司, 藤原 誠之 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2011 (0), 130-130, 2011

    ...この熱伝度率の低下要因を明らかにするため,熱伝導率の解析と同様の系に対して熱平衡分子動力学を実施し,熱流方向の格子振動に対するフォノンの分散関係求めた。その結果,格子欠陥によるフォノンの分散関係の変化は見られず,熱伝導率の低下要因は,格子欠陥に基づくフォノンの散乱による影響が大きいことが分かった。...

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  • 長距離相互作用ハミルトン系におけるクラスター解析

    山口 義幸 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 76-76, 2010

    ...HMF系では、空間一様な背景場の上で小さいクラスターが周期運動する解が観られ、その発生・維持機構は分布関数方程式の分散関係を用いることで説明することができる。しかしながら、初期分布の選び方によっては摂動的な取り扱いでは説明できないほど大きなクラスターも発生する。本講演では、このクラスターを近似し説明するための理論について議論する。...

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  • スピン波動特性のモード依存性

    永井 敬大, 中島 裕介, 田中 輝光, 松山 公秀 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2010 (0), 682-683, 2010

    ...静磁モードスピン波は,波数ベクトル方向と磁化方向とのなす相対角により表面波,前方体積波,後方体積波と称される3種のモードが存在することが知られている.しかしながら,工学的応用の観点からの優劣等については未だ十分な理解が得られていない.本研究では,マイクロマグネティクスシミュレーションにより,上記3モードにおける分散関係,緩和時間等のスピン波動特性について比較検討を行なった.また,薄膜形状とワイヤ形状...

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  • 汎用界面磁場解析による磁性流体自由表面現象の安定性解析

    水田 洋 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 191-191, 2010

    ...<BR> 界面形状や印加磁場分布が様々な磁性流体の自由表面解析に先立って,本発表では,以前の線形調和解析や弱非線形解析の結果を再現し,本方法の妥当性を確認する.2次元形状および三角格子状の界面に一様鉛直磁場を印加したときの界面応力和の応答と線形波動の分散関係を較べる.また,印加磁場強度を変えながら,界面変位振幅に関する応力和の勾配行列の固有値を調べ,磁場強度と変位振幅の面内で,界面安定性の分岐図式を...

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  • 一般的3次元Transformed Eulerian Mean (TEM)運動方程式系

    野田 彰 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 207-207, 2010

    ...最近、Miyahara(2006)は、初めて3次元非静力Boussinesq流体に拡張し、慣性重力波の分散関係を求め、3次元TEMを導いた。本講演では、MiyaharaのTEMを基本場の速度場が弱いシアーを持つ場合に拡張し、更に、これまでの研究では得られていない、鉛直方向の運動方程式を含む一般的なTEMを示し、データ解析への応用方法を示す。...

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  • グラフェンナノリボンにおけるエッジ変調フォノン散乱

    北山 達郎, 三成 英樹, 森 伸也 表面科学学術講演会要旨集 30 (0), 195-195, 2010

    ...グラフェンやそれを細いリボン状に加工したグラフェンナノリボン(GNR)は次世代電子デバイスへの応用が期待されている.GNR中のフォノンはエッジの存在によって,バルクモードとは異なる分散関係を示す.そのため,本研究では,GNRエッジによるフォノン変調効果がGNRのフォノン散乱確率に与える影響について調べた....

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  • TEM-CL法による表面プラズモンの研究

    山本 直紀, 鈴木 喬博, 竹内 健悟 顕微鏡 44 (4), 268-274, 2009-12-30

    ...<p>表面プラズモンは,金属表面のステップや光の波長以下の周期をもつナノ構造を介して光に変換される.透過型電子顕微鏡内の試料からの光検出を行うTEM-CL法に新たに角度分解機能を付加して,表面プラズモンによる発光の測定を行った.角度分解スペクトルから表面プラズモンの分散関係を導出し,放射角を制限することで特定の表面プラズモンモードの定在波パターンを観察することができた.この手法は,表面プラズモンが関与...

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  • マイクロプラズマによる電磁波メタマテリアル

    酒井 道, 橘 邦英 応用物理 78 (5), 437-441, 2009-05-10

    ...<p>サイズが小さく形状が制御された“マイクロプラズマ”のアレイ状集合体を,電磁波の分散関係を考慮して設計・配置することで,メタマテリアルとして機能させることができる.ここで,プラズマは,外部生成電力の調整で時間的に存在およびパラメーターが可変であり,特に比誘電率が負の媒質として働く点が特徴的である.具体例として,マイクロ波帯からテラヘルツ帯において生成できる,動的なフォトニックバンドギャップ材料および...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 金属表面上に吸着した水素原子間の相互作用

    留川 脩平, 奥山 弘, 八田 振一郎, 有賀 哲也 表面科学学術講演会要旨集 29 (0), 89-89, 2009

    ...表面上で規則的に並んだ水素原子について、結晶運動量に対応した振動ピークを測定し、その分散関係を得た。得られた分散曲線からPd(100)、Ni(100)表面上に吸着した水素原子間に働く相互作用についての考察を行った。...

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  • 強誘電体薄膜キャパシタの高速分子動力学シミュレーション

    西松 毅, 川添 良幸, Umesh Waghmare 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009F (0), 1A03-1A03, 2009

    ...そこで, われわれはフォノンの逆空間での分散関係と高速 フーリエ変換 (FFT) を巧妙に用いた強誘電体薄膜の高速な 分子動力学手法を開発た. 分子動力学ハミルトニアンとしては 第一原理計算より求められるポテンシャルを用いる. feram と命名し, http://loto.sf.net/feram/ でフリーソフトウエア として公開している....

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  • 分子動力学法を用いた多孔ナノ構造の熱伝導シミュレーション

    永井 大資, 大谷 直弘, 宮崎 康次, 塚本 寛 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2008 (0), 121-121, 2008

    ...計算結果を時空間フーリエ解析し、フォノンの分散関係を求め、 孔を周期的に配置した場合、ミニブリルアンゾーンがみられ、 それに伴うフォノン速度の低下と新たなフォノンモード生成など 超格子と同じ現象がみられた。この結果から多孔ナノ構造においても、 その配置が周期的な場合、超格子と同等の熱伝導率の低下を 期待できる。...

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  • 分子動力学計算によるナノ多孔体シリコンの熱伝導解析

    宮崎 康次, 永井 大資, 塚本 寛 理論応用力学講演会 講演論文集 57 (0), 35-35, 2008

    ...特にフォノンの特性に着目、ナノ孔を周期的に設けることで、フォノンの分散関係において、構造周期に対応した周波数にギャップが生じることが確認された。さらに速度の自己相関をフーリエ変換することで近似的に状態密度関数を求めたところ、ギャップに対応するところで状態密度関数の若干の減少が見られた。...

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  • 分散関係式を用いた P,S 波分離

    德永 裕之, 三ケ田 均, 真田 佳典, 芦田 讓 物理探査 61 (5), 375-383, 2008

    ...本研究では,分散関係式を利用してP波とS波を分離する手法を合成2次元反射法地震探査記録に適用し,手法の有効性を確認した。次に球面波が局所的に3種類の平面波(P波,SV波,SH波)の組み合わせで代表できるとする仮定を導入することで,上記の手法を3次元反射法地震探査データに拡張した。拡張された手法を3次元モデリングデータおよび実データに適用し,その有効性を確認した。<br>...

    DOI 参考文献5件

  • LaAlO<SUB>3</SUB>および関連ペロブスカイトにおけるソフトモードの第一原理計算

    藤平 哲也, 大場 史康, 田中 功, 桑原 彰秀, 山本 知之 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008S (0), 1L25-1L25, 2008

    ...近年の理論計算手法の進歩と計算機性能の著しい向上により,結晶のフォノン状態を第一原理から計算することが可能になった.これにより,経験的変数を用いることなくフォノンの分散関係を求めることができ,変位型構造相転移の鍵となるソフトモード振動数と分極ベクトルの定量的解析,予測が可能になる.本研究ではLaAlO3および関連するペロブスカイト化合物のソフトモード相転移をを対象とし,第一原理PAW法による構造最適化...

    DOI

  • 地震波干渉法理論に基づく SPAC 法の再検討

    横井 俊明, Margaryan Sos 物理探査 61 (2), 87-99, 2008

    ...例えば,方位平均をしない SPAC 法による二・三次元の速度構造探査の可能性,二つのモードが混在する場合に位相速度を分離できる可能性,また,水平成分観測により分散関係とは独立に速度構造に関する新たな情報源となる係数が見出せる等が挙げられる。<br>...

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献48件

  • 梁の波動伝播解析におけるTimoshenko係数効果

    西田 明美, 鶴 秀生 理論応用力学講演会 講演論文集 56 (0), 145-145, 2007

    ...梁の断面形状と分散関係の検討、3次元シミュレーションによるせん断変形の断面分布の解析を行い、Timoshenko理論の適用限界について考察した。...

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  • 正規線形内包モデルとVuong検定

    松尾, 精彦 關西大學經済論集 55 (4), 529-544, 2006-03-10

    ...モデルの一般化として,従来さまざまなモデルやモデル族が紹介され,その一般化に対応する推測理論が提案されてきている.たとえば,正規分布の仮定の代わりに分散均一性のみを仮定するガウス・マルコフモデル,平均パラメータのモデル化に非線形関数を許容する非線形正規モデル,正規分布から指数型分布族への拡張と平均パラメータ構造にリンク関数を導入した一般化線形モデル,さらに,一般化線形モデルの分布族の代わりに分布の平均分散関係...

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  • 荒天時の屈折波浪場の解析

    武若 聡, Hasan G. M. Jahid 海岸工学論文集 53 141-145, 2006

    ...線形の分散関係式を用い, 沿岸方向に一様な地形と沿岸流のみが存在するとして, 海底地形の概形と流れの分布を推定した....

    DOI 被引用文献1件

  • Two-Way Feedbackによる波浪-海浜流解析に関する研究

    山田 文彦, 土田 将己, 鄭 金海, 間瀬 肇 海岸工学論文集 53 16-20, 2006

    ...その結果, Two-Way Feedbackを考慮することで線形の分散関係式を用いても浅水変形特性を改善できることがわかり, ほぼ2回の繰返しで計算は安定に収束する傾向にあることを示した....

    DOI 被引用文献1件

  • 食品油脂の物性とおいしさ

    佐藤 清隆 日本調理科学会大会研究発表要旨集 18 (0), 191-191, 2006

    ...バルク状態には、固体(チョコレートなど)とゲル(ショートニングなど)があり、エマルションには水中に油滴が分散したoil-in-water(O/W)エマルションと、逆の分散関係にあるW/Oエマルションがある。前者ではクリーム、後者ではマーガリンやファットスプレッドが代表的な製品である。さまざまな油脂の物性のなかでどれが重要となるかは、食品がどの物理状態にあるかに依存する。...

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  • テラヘルツ時間領域分光法とフォトニック結晶とフラクタルへの応用

    武田 三男 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 795-795, 2005

    ...この分光法では電磁波の振幅ばかりでなく位相スペクトルを測定できるこ とから、サンプル中の電磁波の分散関係を直接決定することが可能である。そ の例として周期構造体であるフォトニック結晶のフォトニックバンドと自己相 似構造であるフラクタルにおける電磁波伝播特性の測定結果を紹介する。...

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  • 金属ナノ物質の次元性とプラズモン

    長尾 忠昭 応用物理 73 (10), 1312-1317, 2004-10-10

    ...<p>プラズモンは媒体物質の次元性やサイズ・形状に応じてそのエネルギー帯域や分散関係が大きく変化する.特に金属中のプラズモンの場合には,フェルミ波長やスクリーニング長がÅオーダーと小さいため,形状パラメーターが原子スケールにダウンサイズした場合,この効果が顕著に現れてくる.本稿では,異なる次元性をもつ原子スケールの金属ナノ構造を制御性よく製作し,その中を伝播するプラズモンの「エネルギー−運動量空間」...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • メダカの脊椎骨数の緯度間変異に与える遺伝と水温の影響について

    西田 健志, 山平 寿智 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 218-218, 2004

    ...発生水温により可塑的に変化することも明らかになった:どの集団も低水温で発生した稚魚ほど脊椎骨および腹椎骨が多くなる傾向にあった.また,集団と発生水温の間に有意な相互作用は存在しなかった.これらの事実は,緯度という水温環境の勾配に沿って,腹椎骨数あるいは脊椎骨数に関与する遺伝子型が水温による可塑的変異を押し広げるように偏在しており(=cogradient variation),遺伝子型と環境の影響が正の共分散関係...

    DOI

  • Ba(Ln1/2Ta1/2)O3 セラミックスの誘電損失

    島田 武司, 田路 和也 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 598-598, 2003

    ...本研究ではBa(Ln1/2,Ta1/2)O3 [Ln : La, Pr, Nd, Sm]で表されるBサイト1:1化合物に対し、古典分散関係と2フォノンプロセスと呼ばれるモデルより導出された分散関係を用いマイクロ波領域での誘電損失の比較を行ない、これら2つの分散関係の適合性について考察した。...

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  • 高温結晶中を伝播する波動の格子力学による解析

    後藤 邦昭 理論応用力学講演会 講演論文集 52 (0), 622-622, 2003

    ...具体的には、分散関係や伝播速度、さらには変位および熱振動の振幅などの温度依存性を定量的に求めた。特に、融点近傍での、波動現象の特異性についても解析を行った。...

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  • 津波の伝播計算を対象とした非線形分散長波式の比較

    岩瀬 浩之, 見上 敏文, 後藤 智明, 藤間 功司 土木学会論文集 2002 (705), 129-138, 2002-05-21

    ...いくつかの断面平均および断面積分形の非線形分散長波式から線形分散関係式および孤立波に関する第1次近似解を導いた. 断面平均形の式の孤立波解は, KdV式の解に比べ急峻な波形になる. 一方, 断面積分形の式は, 比較的幅広な波形となる. 津波のソリトン分裂に関してこの相違は重要である....

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献10件

  • 高次ブジネスク方程式の一般形の導出と最適係数を用いた高精度数値モデルの開発

    中嶋 光浩, 由比 政年, 石田 啓 海岸工学論文集 49 6-10, 2002

    ...本研究では, 高次ブジネスク方程式の一般形を無限級数の形で誘導し, 流速表示変数の選択や高次数化に伴う線形分散関係の相違およびその適用限界について理論的に解明するとともに, 線形分散特性や浅水特性をさらに向上させ得る修正高次ブジネスク方程式の一般形を導出した.さらに, 実用的観点から, 誘導した修正高次ブジネスク方程式のうち, 従来のモデルと同次数 (3階微分まで) の式を用い, その最適係数に基づく...

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  • WAVE2000キャンペーン時のS-310-29搭載チャフ・山川MFレーダー・MUレーダーによる中間圏・下部熱圏中の風速・気温観測

    村山, 泰啓, 五十嵐, 喜良, 小泉, 宜子, 下山, 学, 小山, 孝一郎, 中村, 卓司, 津田, 敏隆, Murayama, Yasuhiro, Igarashi, Kiyoshi, Koizumi, Yoshiko, Shimoyama, Manabu, Oyama, Koh-ichiro, Nakamura, Takuji, Tsuda, Toshitaka 宇宙科学研究所報告. 特集: WAVE2000キャンペーン特集号: 下部熱圏縞々模様の解明 42 37-46, 2001-03

    ...が見られ,MUR,MFRはしばしばよく似たプロファイルを示した.MUR流星観測から推定される気温にも顕著な変動があった.ロケット打ち上げ時刻前後の気温は高度85-95kmで大きな負の高度勾配をもち,ブラント・バイサラ周波数N^2が非常に小さく(~0 - 5 × 10^-6 sec^-2)なっていた.MURと内之浦で同様の温度変動を仮定すれば,内之浦上空で見られた大気光やロケットの観測結果を重力波の分散関係式...

    機関リポジトリ Web Site

  • ガウス分布モデル波動分布関数法による伝搬ベクトル推定に関する研究

    後藤 由貴, 笠原 禎也, 佐藤 亨, Goto Yoshitaka, Kasahara Yoshiya, Saito Toru The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers J84-B (2), 263-271, 2001-02-01

    ...地球磁気圏を伝搬するプラズマ波動の解析は, その発生・伝搬過程における媒質情報を知る手掛かりとなるが, 特に伝搬ベクトルの推定は波動の伝搬特性を知るうえで重要である.本研究では, このようなプラズマの分散関係を満たす電磁波動の伝搬ベクトル推定手法である波動分布関数法を利用した新たな手法を開発し, 疑似観測データにより評価を行った.波動分布関数法による伝搬ベクトル推定はいわゆる逆問題であるため, 従来何...

    DOI 機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • 非線形分散多層波動モデルの改良と準3次元波動場への適用

    金山 進, 田中 仁, 首藤 伸夫 土木学会論文集 2000 (642), 77-86, 2000-02-21

    ...長波近似方程式を多層連成させた非線形分散多層波動モデルは, 相対水深の大きな範囲にまで線形分散関係および2次の非線形干渉を精度良く表現できるとともに準3次元問題の取り扱いが容易であるという多層モデル特有の利点を有している....

    DOI Web Site 参考文献7件

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