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検索結果 73 件

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  • 木材の地域循環型流通システムと協同空間の創出

    秦 洋二 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 31-, 2024

    ...</p><p> 本研究では企業のステークホルダーとの関係性の分析装置として制度派経済学におけるエージェンシー理論を援用する。エージェンシー理論では,依頼人から対価を得て業務を代理する者を「エージェント」と定義する。依頼人とエージェント間には限定合理性,情報の非対称性,相互の利己的利益の追求といった諸前提が置かれる。本研究では製材業者をエージェントとして捉える。...

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  • バーナードの『経営者の役割』についての一考察

    牧浦, 健二 商経学叢 69 (3), 75-149, 2023-03-31

    ...[本旨]バーナードは,『経営者の役割』が,制度派経済学(institutional economic)か,マネジメントの論文(treatise on management)の有効なシェーマとして認められることを期待した。彼のねらいは,協働のシステム,フォーマルな組織(formal organization)を検討する必要性を提唱することであった。...

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  • 〈論文〉バーリー・ミーンズ著『近代株式会社と私有財産』 についての一考察

    牧浦, 健二 商経学叢 69 (2), 97-167, 2022-12-31

    ...[本旨]1932年に公開された,バーリー・ミーンズ著『近代株式会社と私有財産』は,株式会社制度を社会・経済制度として研究する,第二次世界大戦前の,制度派経済学の代表的著作の1つとみなせる。この本は,シェルドンが,管理を労働と制御の関係から検討したため,財務の問題,所有と制御の分離,いわゆる経営者支配について検討したことで高い評価を獲得した。...

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  • アソシエーションとしてのスポーツ事業組織について

    張 寿山 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 78-, 2021

    ...</p><p></p><p>本発表はスポーツ事業が持つ特殊性に対応する事業組織モデルとして株式会社が最も適切だといえるのかどうか、新制度派経済学における所有権理論を発展させ、組織の所有権に注目したHansmann(1996)が提唱する組織の所有権理論を枠組みに用いて検討する。...

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  • 現代の地域経営論 ― 地域における企業の再規定を中心に ―

    森 裕之 経営哲学 17 (2), 110-123, 2020-10-31

    <p>グローバル経済と国民国家による巨大な政治経済システムが不安定化し、人口の少子高齢化が進んでいる。これらの社会状況は地域の社会経済主体が相互に協力し合うことを通じて、地域を持続的に発展させていくことを求めている。それを政策的に取り組んでいくためには、コミュニティをベースにした政策実践が不可欠である。この動きは世界的に共通したものとなっている。</p><p>しかし、合理的個人主義を基礎におく主…

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  • 06経-12-口-20 eスポーツをとりまく公式/非公式の制度的構造

    澤井 和彦 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 196_2-196_2, 2019

    ...刑法の賭博罪といったわが国の法制度的な問題や、オリンピック種目としての選定の可能性などに注目が集まりがちであるが、本発表では、日本におけるゲームタイトルのIPホルダー(知的財産所有者)であるゲームメーカーやパブリッシャーのビジネスモデルや、eスポーツ愛好者のコミュニティ形成を阻む制約条件、およびeスポーツに対する一般的なイメージ(いわゆる「eスポーツはスポーツなのか問題」)の3つのテーマについて、新制度派経済学...

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  • アメリカの労使関係システムの再定義

    山崎 憲 社会政策 7 (3), 129-140, 2016

    アメリカの労使関係システムは,Dunlop [1958], Kochan, Katz and Mckersie [1986]により,階層的構造をもつ企業,労働者,政府をアクターとした団体交渉を基軸に整理されてきた。1990年代以降,労働組合組織率の著しい低下などにより,こうした仕組みが機能不全となるなか,団体交渉を経ずに関係者間の利害を調整する仕組みが広がりつつある。そこで扱われることは,職業訓…

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  • 制度派経済学における最近の展開

    丹沢 安治, 手塚 公登, 安田 洋史, 高橋 浩 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2015s (0), 265-268, 2015

    ...取引費用理論、エージェンシー理論、所有権理論からなる新制度派経済学は、わが国では80年代から90年代にかけて、海外進出時の企業形態、系列、アウトソーシング、コーポレートガバナンスなど企業戦略、組織デザインにかかわる問題に関連して頻繁に言及されてきたが、今日ではこれらの問題への関心が薄れるにつれて引用されることが少なくなっている。...

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  • 日本における農業用水管理制度デザインの再検討

    木下 幸雄, Crase Lin 水資源・環境研究 26 (2), 67-74, 2014

    水資源管理全体の中で時代変化に対応しながら、柔軟的、合理的、個別的な農業用水管理ができるよう、農業用水管理制度と農業水利権を再デザインしていくことが、重要課題として残されている。水資源管理のサスティナビリティを追求する上でも、農業用水管理制度の改革の方向性と、改革実現に伴う論点に関する深い議論が求められる。本稿では、複雑で特殊とされる日本の農業水利権を体系的・相対的に捉え直すことを目的に、プロパ…

    DOI 参考文献4件

  • ウィリアム・カップによる外部性の二分法批判:複合的な社会的費用の社会的評価へ向けて

    山根 卓二 人間と環境 5 (0), 45-62, 2014

    カール・ウィリアム・カップ(1910-76)は経済学で慣習的に行われてきた「技術的外部性/金銭的外部性」という二分法を批判した。彼は技術と市場の間には絶え間ない相互作用が存在すると主張し、両者が因となり果となって不況と環境問題とが織り混ざった複合的な社会的費用を生み出していると説明する。そして、こうした相互作用を認めるならば、例えば伝統的な経済学で一方的にマイナスの評価を受けてきた独占に対する見…

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  • 会計学研究における制度派理論の最近の動向

    金 姃玟 会計プログレス 2009 (10), 43-53, 2009

    ...本稿は,会計学研究で一般に用いられてきた三つの制度派理論(新制度派経済学,旧制度派経済学,新制度派社会学)を比較検討した上で,各アプローチによる最近の会計学研究が持つ特徴について理論的に分析した。その結果,最近になって,厳密に分類された制度派理論の各系譜が,お互いの異なった仮定を想定するようになり,多元的な研究の立場を形成していることが確認できた。...

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  • 現代制度派経済学の構図

    高橋, 真 総合政策論集 : 東北文化学園大学総合政策学部紀要 1 (1), 59-77, 2001-09-30

    The purpose of this article is to describe the complexity of contemporary institutional economics caused by the emergence of New Institutional Economics and the new movement in the economics of the …

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  • trans-actionアプローチによる環境NPO試論

    宮永 健太郎 ノンプロフィット・レビュー 1 (2), 175-185, 2001

    ...環境NPOという主体は,NPOを何らかの財やサービスの供給主体として扱ってきた伝統的な経済学的接近方法に馴染み難いという側面を持つ.そこで本論では,ミクロレベルでの主体の選択行動から集合的行動・制度の成立を説く新制度派経済学の概念を援用した「取引費用アプローチ」(Krashinsky 1986)を手がかりに,O.E. Williamsonの組織理論・取引費用理論やJ.R....

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  • 制度・慣習・進化と産業地理学 : 90年代の英語圏の地理学と隣接分野の動向から

    水野 真彦 経済地理学年報 45 (2), 120-139, 1999

    ...近年の欧米の産業地理学は, 社会・経済学のフロンティアの影響を受け, 新しい展開をみせている.近年の欧米における産業地理学の特徴は, 制度や慣習など社会・文化的要素を重視し, 産業のグローバル化とローカルな産業集積の意義をとらえてゆく点にある.本稿では, そうした近年の産業地理学の動向と, その背景となっている新制度派経済学や進化経済学, 経済社会学など社会・経済学のフロンティアを整理した.それを踏...

    DOI Web Site 被引用文献5件

  • 現代組織論と現代経済学

    稲葉 元吉 組織科学 27 (1), 47-61, 1993

    「市場経済」と呼ばれる社会システムが,実際に「組織経済」とも称すべきものに転化した現在,いわゆる正統派経済学をもってそれを充分説明する事には,困難がある.<br> このような事情を背景に,本稿は,経営学の中核たる現代組織論と,経済学の中核たるミクロ経済学を取り上げ,両者のかかわる領域を中心に,比較相対的にどちらがより現実的な説明を与えうるかにつき,検討をくわえようとするものである.

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