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検索結果 262 件

  • 作業療法士のウェルビーイング向上のために

    秋山 美紀, 前野 隆司 作業療法の実践と科学 5 (4), 79-85, 2023-11-30

    対人援助職である作業療法士は,支援の対象者のウェルビーイングを向上させるために日々,努力している.では自身のウェルビーイングはどうであろうか.本稿では,自身のウェルビーイング向上のための柱となる,幸せの4因子について解説し,4因子の培いやバーンアウト対応には,セルフ・コンパッションが必要であることを述べ,セルフ・コンパッションを高める技法についても言及する.作業療法士がセルフケアをすることが,対…

    DOI 医中誌

  • 社会的意義と楽しさの組み合わせによる創発的地域活動参加促進モデル

    稲葉 理一郎, 保井 俊之, 前野 隆司 日本創造学会論文誌 26 (0), 54-73, 2023

    本研究は、住民の地域活動への参加を促進させるために、楽しさが創造性の発揮に密接に結びついているという考え方に基づき、エモーショナルデザインの公共政策分野への適用により、社会的意義と楽しさを組み合わせることで創発的に地域活動参加を促進させるという方法論を使って、新たな地域活動参加のモデルを公共政策分野で提案するものである。このモデルは、エコ(環境保全)、地域性、文化といった参加を促す社会的意義に関…

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  • 特集:「ウェルビーイングとインフォプロ」の編集にあたって

    野村 紀匡 情報の科学と技術 72 (9), 327-327, 2022-09-01

    ...まず前野隆司氏(慶應義塾大学)に,ウェルビーイングとは何かについて,「幸せ」の研究者の立場から概説いただきました。渡邊淳司氏(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)らには,“アジャイル”というソフトウェア開発の方法論を用いて,ウェルビーイングを支援する技術について述べていただきました。...

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  • 児童養護施設入所児童の主観的幸福度を高めるグループ学習型ワークショップの提案と有効性の検証

    楠 聖伸, 保井 俊之, 前野 隆司 日本創造学会論文誌 25 (0), 93-108, 2022

    本研究は、Seligman、Boniwell並びに前野らの主観的幸福度に関する先行研究をもとに主観的幸福度を高める要因に着目し、児童養護施設入所児童(注1)の主観的幸福度の向上を目的としたグループ学習型ワークショップを提案し、その有効性を定量的かつ定性的に検証するものである。グループ学習型ワークショップは、自己受容並びに他者とのつながり及び感謝がテーマの二つのワークから構成する。筆者らは、児童養…

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  • 介護デザインスクールの開発とその人材育成効果の検証

    醍醐 孝典, 前野 隆司 日本創造学会論文誌 25 (0), 225-244, 2022

    近年、人材育成の必要性が叫ばれている介護分野において、デザイン思考を導入した介護デザインスクールを開発した。デザイン思考のステップをベースとして介護デザインスクールの内容を構築し、参加者の満足度などから人材育成プログラムとしての評価を確認するとともに、デザイン思考における共感、定義、創造、試作、検証のステップがそれぞれプログラムの評価に影響していることを明らかにした。さらに、職業イメージ、多様な…

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  • 機械学習を用いた「子どもの育ち」の可視化

    山田 徹志, 宮田 真宏, 中村 友昭, 前野 隆司, 大森 隆司 日本教育工学会論文誌 44 (4), 365-376, 2021-03-20

    <p>本論文では,保育分野(就学前教育・養育)において「子どもの育ち」を解釈する為の新たな方策として,子どもの位置・向き情報から関心を推定する分析手法の開発について報告する.我々はこれまでの研究から保育者が経験的に子どもの関心を読み取る際,子どもの位置・向きという行動特徴量を参照することを示した.同時に,人による関心状態の評価に対してベイズ推定を用いることで定量化できることが示唆された.これらを…

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  • 共感的な集団活動を取り入れたレジリエンス向上プログラム

    魚地 朋恵, 前野 隆司 日本創造学会論文誌 24 (0), 155-169, 2021

    本研究は、共感的な集団活動を取り入れたレジリエンス向上プログラムを開発し、その効果を検証することを目的とする。まず、様々なレジリエンス要因が指摘されるなか、7つの要因に注目した。それらをもとに、日常の思考や行動を振り返りながら、レジリエンスの向上を目指すことのできるワークショップ型のプログラムを開発した。プログラムは4つのワークから構成され、それぞれ個人活動の後に集団活動を行った。プログラムの実…

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  • AIと倫理

    前野 隆司 工学教育 69 (5), 5_14-5_17, 2021

    In this article, author describes relationship between AI (Artificial Intelligence) and Ethics. First, the term technological singularity is defined. Then the future is predicted when the ability of …

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  • 感動ストーリーの発掘・共有ワークショップによる組織開発の有効性検証

    石田 泰博, 前野 隆司, 井原 くみ子, 北村 勇気 日本創造学会論文誌 24 (0), 15-38, 2021

    感動のある人生は幸せであり、またビジネスにおいてもコモディティ化からの脱却、イノベーションによる成長が求められる中で、差別化要素として企業経営の中に感動を科学的かつ体系的にデザインすることが必要となっている。これまで筆者らは、感動の構成要素であるSTAR(Sense、Think、Act、Relate)フレームワークを用い、感動する製品やサービス設計の研究を行ってきた。一方で、個々の組織構成員レベ…

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  • 主観的ウェルビーイングの分析と構造化

    喜多島 知穂, 飛鳥井 正道, 末吉 隆彦, 磯崎 隆司, 前野 隆司 日本感性工学会論文誌 20 (2), 129-139, 2021

    <p>The purposes were to clarify the structure of psychological factors on subjective well-being. In order to reveal its structure, this study used two analyses both factor analysis as macro front …

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 楽観性向上プログラムの開発

    魚地 朋恵, 前野 隆司, 越川 房子 日本創造学会論文誌 23 (0), 76-91, 2020

    本研究では、日本における一般用語としての楽観性の特徴を分析するとともに、楽観性の向上を目的としたワークショップ型のプログラムを開発し、その効果を実証した。まず、質間紙調査によって、楽観性に関する 5 つの因子(明るい見通し、不安のなさ、切り替え、自信、気楽志向)を抽出した。次に、これら5 因子の向上を目指すプログラムを開発し、実施した。その結果、明るい見通し、不安のなさ、切り替えの因子の得点が実…

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  • 仕事におけるワクワク感に関する研究

    井上 亮太郎, 保井 俊之, 前野 隆司 日本感性工学会論文誌 19 (2), 215-222, 2020

    <p>This study is to induce by the factor analysis the factors of <I>wakuwaku</I>, the positive emotions at work,and to get them structured by the covariance structure analysis. The authors …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 感動創造経営における顧客・社員の感動・幸福分析

    石田 泰博, 前野 隆司 日本創造学会論文誌 23 (0), 61-75, 2020

    オーダーメイド・ウエディングをプロデュースする会社, 株式会社 CRAZY(以下、CRAZY)の幸福度が一般的な平均と比較して有意に裔いことを示すとともに,CRAZY が組織としていかに感動提供を可能としているのか,同社のユニークな取り組みを経営実践の研究として構造的に捉えた.また,感動創造につながる,感情の裔ぶり(Sense),知見拡大(Think),体験拡大(Act),関係性の拡大(Rela…

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  • 感動のSTAR分析の有効性検証

    西尾 未希, 牧野 泰才, 白坂 成功, 前野 隆司 日本創造学会論文誌 22 (0), 4-20, 2019

    人の感動経験や感性価値を考慮した製品・サービスの設計が脚光を浴びている.このため,著者らは前報において,感動のSTARフレームワークという感動経験の分析法を開発するとともに,これを用いた感動発想技法を提案した.本研究では,様々な製品・サービスにおける実際の感動経験の分析を行うとともに,その違いを比較することによって,STARフレームワークによる感動の分析(感動のSTAR分析)の有効性を示すことを…

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  • アクティブ・ラーニングによる Webカメラを用いたサービス接遇教育の効果

    藤原 由美, 水島 章広, 前野 隆司 日本創造学会論文誌 21 (0), 98-111, 2018

    高等教育の場である大学や短期大学において、2011年度よりキャリア教育が義務付けられるなど、近年、キャリア教育が注目を浴びている。また、長らく続いていた経済不況による就職難のため、大学や短期大学などの高等教育機関では就職支援策を講じることが急務となり、サービス接遇にかかわる教育はキャリア教育の一環として広く実践されるようになった。一方、教育の場において相互評価が取り入れてられると共に、アクティブ…

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  • STARフレームワークを用いた感動要素の時間軸配置の分析手法

    石田 泰博, 前野 隆司 日本創造学会論文誌 21 (0), 22-41, 2018

    モノからコト消費へのトレンド変化に伴い,商品やサービスを通した感動経験提供による差別化ニーズが高まっている.人を感動させる製品やサービスを設計する際には,ランダムではなく,時間軸上の配置を考慮した感動要素の設計が必要であると考えられる.このため,筆者らは,時間軸上の感動要素の配置を分析するためのフレームワークを提案した.すなわち,感動の対象となる感動要素を配置するタイミングの分析手法をフレームワ…

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  • 対話型映画による未来社会へ向けた行動変革の促進

    奥山 睦, 高橋 和勧, 村瀬 博昭, 前野 隆司 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2018s (0), 47-50, 2018

    従来型の映画は鑑賞して終わりとなりがちであり,その場での対話は想定されていなかった.そのため,鑑賞者間の「創意形成」が生まれにくかった.これに対し,NPO法人ワップフィルムが企画・製作した映画『未来シャッター』は, 鑑賞した多様なアクターが社会的課題の解決を主体的に解釈し, 自己概念と照らし合わせて反芻した後, …

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  • Generative Dialogue 設計方法の提案及び有効性の検証

    坂倉 由季子, 保井 俊之, 当麻 哲哉, 前野 隆司 支援対話研究 5 (0), 13-30, 2018

    案件の複雑化や新規事業創出のため、企業内の連携や協業が近年、ますます重要視されるようになってきた。さらにバックグラウンドを持つ人々の連携や協業を促す方法論として、ダイアローグの理論及び実践の発展が2010 年代に入り注目を集めている。本研究では対話研究の中でもとりわけ連携及び協業における創発性が高いGenerative Dialogue(GD) (Isaacs 1999: 38-41) …

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  • 自動車ドアアームレストの触感認識における国際地域性

    和田 俊幸, 森 幸雄, イザ フスナ モハマド ハシム, 前野 隆司, 竹村 研治郎 自動車技術会論文集 49 (4), 764-771, 2018

    自動車内装の触感は製品の感性品質に大きな影響があると考えられる.このため,ドアアームレストを例に,日本,アメリカ,デンマークで計167名を対象に触感に関する官能評価実験を行った.統計的手法による分析の結果,触感認識には地域性が存在し,各国で異なる触感知覚構造を持つことが明らかとなった.

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  • ありがとう最大化ともうけ最大化の対話原理の比較研究 (第1報)

    保井 俊之, 末吉 隆彦, 岩波 宏, 山川 麻美, 前野 隆司 支援対話研究 4 (0), 17-37, 2017

    本研究は、感謝最大化原理と利潤最大化原理という、現代資本主義経済における市場参加者の動機づけに関する二つの対立的対話原理により、市場参加者のふるまい、幸福度並びにポジティブ/ネガティブ感情が大きく異なることに着目した。そして「人を幸せにするおカネを創るワークショップ」と名付けられた協創型ビジネスゲームを開発し、参加者にその違いを体感させ、市場原理に関する直感の気づきを支援するワークショップモデル…

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  • 協創力創発のための対話型映画の提案

    奥山 睦, 高橋 和勧, 村瀬 博昭, 前野 隆司 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2017s (0), 237-240, 2017

    近年、映画による地域活性化が注目を浴びている。主たる議論としては、交流人口拡大のための観光領域、地域アイデンティティー形成のためのコミュニティ領域に集約されることが多い。 <br> 映画『未来シャッター』は、中小地域間連携による産官学金、市民の協力により、大田区を拠点とするNPO法人ワップフィルムが企画・製作した。本作は、従来型の地域映画と異なり、鑑賞後の対話を通して、鑑賞者、主催者、制作者、出…

    DOI

  • “ハッピーワークショップ”の幸福度向上効果

    前野 マドカ, 前野 隆司, 櫻本 真理 支援対話研究 4 (0), 3-16, 2017

    本研究では、筆者らが明らかにした幸せの心的要因の4つの因子に基づく、幸福度向上のためのグループ学習プログラム“ハッピーワークショップ”を開発した。本ワークショップは最短3時間程度から最長数日程度で行なうことができるワークショップである。ショートバージョン、4回バージョン、オンラインカウンセリングバージョン、イノベーションとの組み合わせバージョンなどがある。本研究では、ワープショップの概要を説明し…

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  • 参加者の多様性の確保と共通課題設定を特徴とする社会課題解決型事業開発プロセスの構築─コープこうべを事例に─

    真木, まどか, 坂倉, 杏介, 保井, 俊之, 西村, 勇哉, 前野, 隆司 デジタルプラクティス 7 (2), 95-103, 2016-04-15

    本稿では,京都を本拠とするNPO法人ミラツクがこれまで手がけてきた社会課題解決のための産学官連携事業の事例をもとに,オープンイノベーションの概念を用いた社会課題解決型の社会事業開発の新たなプロセスを構築し,そのプロセスの4つの特徴とその有効性を示した.4つの特徴とは,①個人同士で構築される関係性によるオープンさの確保,②社会課題解決という共通課題の設置によるオープンさの確保,③取り組みを通じて,…

    情報処理学会

  • 写像経路に着目したソフトウェア開発プロジェクトモデルを用いた工数-工期の理論モデル構築

    榮谷, 昭宏, 高田, 眞吾, 前野, 隆司 情報処理学会論文誌 57 (2), 670-680, 2016-02-15

    本論文では,工数と工期の経験モデルがなぜ累乗関数で表されるのか,そして,その乗数,指数がなぜ様々な値をとるのか,理論モデルを用いて明らかにし,理論的に工数と工期の関係式を導出することを目的とする.その理論モデルはプロジェクト内でやりとりされる設計情報の写像経路と,その写像の難しさを変数としたモデルを用いる.本論文の結果,乗数は写像経路数とその写像の難しさに依存した関数で規定され,指数は写像経路数…

    情報処理学会

  • システム×デザイン教育の創造と実践

    前野 隆司 工学教育 63 (1), 1_43-1_47, 2015

    This article describes a unique methodology of system and design thinking conducted in the graduate school of system design and management, Keio University. System design thinking is based on …

    DOI 参考文献1件

  • ロボット工学・認知科学・幸福学と倫理

    前野, 隆司 技術倫理研究 = Journal of engineering ethics 11 45-80, 2014-11-07

    講演者はこれまで,人とロボットの身体と心の研究や,幸福学,イノベーション教育等についての研究・教育を行ってきた.同時に技術者倫理教育も行ってきた.講演ではこれらについて概説する.

    機関リポジトリ Web Site

  • 設計情報の写像経路に着目したソフトウェア開発プロジェクトの複雑性指標の提案

    榮谷, 昭宏, 牧野, 泰才, 前野, 隆司 情報処理学会論文誌 55 (5), 1453-1470, 2014-05-15

    本研究ではソフトウェア開発プロジェクトの要素間の複雑な関係をシンプルに表すモデルを提示し,その有用性を示すことを目的とする.本モデルでは,設計情報の写像経路に着目したプロジェクトの複雑性指標を用いる.そして,その複雑性指標と生産性(1人あたりの平均作業日数)および開発工数が相関することを実証的に検証する.これにより,プロジェクトの生産性向上や工数削減を実現するためには,設計情報を写像する経路の冗…

    情報処理学会

  • 人工皮膚表面の水の触感と摩擦特性

    齊藤 里奈, 鈴木 誠, 前野 隆司, 眞山 博幸, 野々村 美宗 計測自動制御学会論文集 50 (1), 2-8, 2014

    The tactile texture of water is not necessarily favourable. When 20 subjects applied 0.1mL of water and five thickener solutions to artificial skin, the favourability score for water was the lowest …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献31件

  • システムデザイン・マネジメント学とシンセシオロジー

    前野 隆司, 西村 秀和, 高野 研一, 神武 直彦, 中島 秀之, 赤松 幹之, 小林 直人 Synthesiology 6 (4), 246-254, 2013

    シンセシオロジー誌が創刊された2008年に、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科が創設されました。当該研究科は、社会のさまざまな課題の創造的な解決を図る全体統合型学問を目指しています。この考え方は研究成果を社会に出していく構成学的方法論を探っているシンセシオロジー誌にとって大変参考になるので、今後の共通の課題や連携のあり方などを話し合いました。

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  • システムデザイン・マネジメント学とシンセシオロジー

    前野 隆司, 西村 秀和, 高野 研一, 神武 直彦, 中島 秀之, 赤松 幹之, 小林 直人 Synthesiology English edition 6 (4), 241-249, 2013

    シンセシオロジー誌が創刊された2008年に、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科が創設されました。当該研究科は、社会のさまざまな課題の創造的な解決を図る全体統合型学問を目指しています。この考え方は研究成果を社会に出していく構成学的方法論を探っているシンセシオロジー誌にとって大変参考になるので、今後の共通の課題や連携のあり方などを話し合いました。

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  • 人生満足度評定とアイテム・オーダー効果の文化差

    佐伯 政男, 大石 繁宏, Lee Minha, 前野 隆司 行動経済学 6 (0), 85-87, 2013

    人生満足度評定におけるアイテム・オーダー効果について調査するため2つの実験を行った.実験1では日本人とアメリカ人の被験者を人生全般の満足度の前に様々な人生領域の満足度を回答する条件と人生全般の満足度の後に様々な人生領域満足度に回答する条件のいずれかに割り当てた.アメリカ人の被験者は日本人に比べて最も満足している人生領域を重視して人生全般の満足度を評定した.特に,人生満足度判断の前に様々な人生領域…

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  • 石鹸で洗浄した皮膚の手触りと摩擦特性

    遠藤 真遊, 前野 隆司, 森川 利哉, 野々村 美宗 色材協会誌 85 (11), 449-452, 2012

    We show an evaluation method of tactile feels and friction properties of the skins washed with soaps. When subjects touched the artificial skins washed with soap and hard water, the moving behavior …

    DOI Web Site 参考文献15件

  • タッチログ:爪装着型触音計測に基づく触対象推定システム

    牧野, 泰才, 村尾, 将和, 前野, 隆司 情報処理学会論文誌 52 (4), 1644-1656, 2011-04-15

    本研究で我々は,指下で生じる振動を取得する方法を提案する.爪に圧電素子を貼付し,接触や操作により生じた振動を検出する.このようにして得られた振動は,指の姿勢や外来ノイズに影響されることなく,接触対象や動作によって異なる波形を示すことを確認した.対象により接触音が異なることから,何を触ったのかを検出可能である.ヒトは行動を起こす際,多くの場合何かに触れる.したがって,この触対象が何かという情報は,…

    情報処理学会

  • 生物由来の物質の触感と表面物性

    宮下 高明, 前野 隆司, 野々村 美宗 色材協会誌 84 (5), 169-172, 2011

    われわれは,兎の毛皮,木など産業界で広く利用される生体由来の物質の触感を評価した。その結果,ヒトが毛皮や木に触れると「好感」と「快適感」が喚起されることが明らかになった。この感情は,ガラスやアルミなどの無生物物質に触れたときは発生しなかった。固体試料の触感や物性と感情の関係を多変量解析したところ,兎の毛皮や木に触れたときに好感が喚起されたのは,これらの物質がサラサラしていてツルツルしていないため…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献23件

  • <b>「環境共生・安全システムデザインの先導拠点」における研究活動 </b>

    前野 隆司 安全工学 50 (1), 21-24, 2011

    <p>慶應義塾大学大学院理工学研究科およびシステムデザイン・マネジメント研究科では,文部科学省グローバルCOE プログラム「環境共生・安全システムデザインの先導拠点」の教育・研究活動を行っている.本稿では安全工学にもかかわる本活動の概要を紹介する.まず,「対象とするシステムの如何にかかわらず安全・安心,環境共生などの基本的な社会的価値を考慮してシステムデザインを行う」ことを中心とする拠点のコンセ…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 多空間デザインモデルに基づくロボットの親近感生起動作生成法

    氏家 良樹, 奈良原 久之, 前野 隆司, 竹村 研治郎, 松岡 由幸 デザイン学研究 57 (3), 35-42, 2010

    本研究においては,対象と場の関係を記述可能な多空間デザインモデルを視点として,VR空間上のロボットによる親近感生起動作の生成法を提案した.生成法には,親近感の評価における個人差を反映可能な対話型遺伝的アルゴリズムを用い,親近感とアイコンタクト双方に対する評価を入力として動作生成を行うこととした.動作生成を実施した結果,親近感に対する評価のみを入力した場合の生成動作と比較して,提案手法による生成動…

    DOI 参考文献21件

  • 次世代の技術・社会システムを創造するリーダーの育成を担うシステムデザイン・マネジメント学の大学院教育

    狼 嘉彰, 前野 隆司 情報システム学会誌 6 (1), 32-, 2010

    環境問題や安全・安心の問題など,様々な大規模システムの問題が深刻化する現代において,大規模・複雑システムの構築や運用をリードする人材の育成を行うためには,学問分野を超えた文理融合型の教育が必要である.このため,慶應義塾大学では,情報システムや機械システムのみならず社会・組織・人間システムを含むあらゆるシステムを教育の対象とし,システムのライフサイクルに沿ったデザイン能力,システムの実現に必要なマ…

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  • 1A1-C18 接触対象の記録に基づくライフログシステム

    牧野 泰才, 村尾 将和, 前野 隆司 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2010 (0), _1A1-C18_1-_1A1-C18_4, 2010

    In this paper, we propose a new Life Log system which estimates touching object based on a contact sound. We call it "Touch Log". A Life Log is a record of daily life. It is expected to obtain …

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  • 1A1-C19 触感伝達システムを用いた動物とのインタラクション

    牧野 泰才, 日高 佑輔, 塩川 雄太, 前野 隆司, 山内 敬大, 岡本 正吾, 昆陽 雅司 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2010 (0), _1A1-C19_1-_1A1-C19_3, 2010

    In this paper, we show one effective application for tactile information transmission system. Our touching target is animals. In general, we cannot touch dangerous animals such as lions, crocodiles …

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  • 学問分野を超えた「システムデザイン・マネジメント学」の大学院教育の構築

    神武 直彦, 前野 隆司, 西村 秀和, 狼 嘉彰 Synthesiology 3 (2), 112-126, 2010

    環境共生や安全等の社会的価値に配慮した大規模・複雑システムの構築や運用をリードする人材の育成を行うためには、学問分野を超えた文理融合型の「システムデザイン・マネジメント学」教育が必要である。そこで、技術システムのみならず社会システムを含むあらゆるシステムを教育の対象とし、システムのライフサイクルに沿ったデザイン能力、システムの実現に必要なマネジメント能力を身につけることのできる大学院教育を構築し…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 主観的幸福度のセルフレコーディング手法の開発

    佐伯 政男, 前野 隆司 行動経済学 3 (0), 146-152, 2010

    幸福度を継続的に自己管理するための手法として,カレンダー·マーキング法を開発した.カレンダー·マーキング法は,一日の終わりにその一日を振り返り,主観的な評定を行う手法である.すなわち,評定の結果,その日がよい日であったら「◯」,悪い日であったら「×」,どちらでもない日であったら「△」をカレンダーの日付欄に記録する.心理学部の学部生を対象に,10週間,手法の実施を行った.実施後に測定したThe …

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  • 2P1-L02 超音波振動子を用いたボタン押下感呈示法

    塩川 雄太, 青野 智剛, 田代 郁, 前野 隆司 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2009 (0), _2P1-L02_1-_2P1-L02_4, 2009

    A virtual button with tactile feedback is realized by use of ultrasonic vibration with amplitude of a few micrometers. Button-like click feeling is displayed by recreating rapid change in reaction …

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  • 2P1-J09 指紋によるポリマー触覚センサーの感度向上

    張 裕華, 前野 隆司, 三木 則久 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2009 (0), _2P1-J09_1-_2P1-J09_2, 2009

    In this paper, a Micro-scale polymer-based tactile sensor with epidermal ridges is proposed to enhance the sensitivity of force detection. The proposed tactile sensor is firstly designed by FEM …

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  • ヒトとロボットの触覚・感覚・心(キーノートスピーチ)

    前野 隆司 精密工学会学術講演会講演論文集 2008S (0), 547-548, 2008

    筆者が行ってきた触覚・感覚・意識に関する研究を概説する。まず、講演者が行ってきた機能的な触覚の研究について述べる。すなわち、人の触覚の因子分析、触覚センサ、触覚ディスプレイの開発について述べる。次に,現象的な触覚や意識に関連し、講演者が提案した受動意識仮説について述べる。

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  • 日本バーチャルリアリティ学会論文賞授賞報告

    昆陽 雅司, 中本 雅崇, 前野 隆司, 田所 論, 牧野 泰才, 篠田 裕之, 伊藤 雄一, 山口 徳郎, 北村 喜文, 渡邉 亮一, 市田 浩靖, 岸野 文郎, 青木 孝文, 三武 裕玄, 浅野 一行, 栗山 貴嗣, 長谷川 晶一, 佐藤 誠, 筧 康明, 飯田 誠, 苗村 健, 松下 光範 日本バーチャルリアリティ学会誌 12 (4), 69-, 2007-12-31

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  • 超音波アクチュエータを用いた粗滑感と硬軟感の呈示手法

    田蔵 淳史, 前野 隆司 自動制御連合講演会講演論文集 50 (0), 16-16, 2007

    本研究では,超音波触感ディスプレイを利用して粗滑感と硬軟感を制御する方法を提案する.提案する手法では,振幅変調時における信号波および搬送波の制御が行われる.3つの官能評価実験を通して,提案する手法の有効性を検証した.

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  • 進行波型超音波モータの非線形動特性解析

    中川 洋祐, 斉藤 彰, 前野 隆司 日本機械学会論文集C編 73 (727), 708-715, 2007

    First, transient response of a bar-type ultrasonic motor is measured using laser-doppler-velocimeter in order to show the relationship between input parameters and the non-linear dynamic …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献11件

  • 単相駆動型多自由度超音波モータ

    音川 佳代, 竹村 研治郎, 前野 隆司 日本機械学会論文集C編 73 (726), 577-582, 2007

    This paper presents a novel multi-degree-of-freedom ultrasonic actuator. Miniaturization and precise positioning of transfer mechanisms are required, as industrial components are miniaturized. …

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • ヒトの触感認識構機のモデル構築

    白土 寛和, 昆陽 雅司, 前野 隆司 日本機械学会論文集C編 73 (733), 2514-2522, 2007

    It is necessary to ascertain tactile texture recognition of humans in developing tactile devices that create or detect lifelike texture. Tactile texture has been researched in the field of …

    DOI Web Site 被引用文献5件

  • 皮膚上塗布物のトライボロジ特性と触感の関係

    神川 康久, 野々村 美宗, 前野 隆司 日本機械学会論文集C編 73 (730), 1827-1833, 2007

    There has been a remarkable increase in demand to quantitatively measure and evaluate texture especially in the process of product design for cosmetics, apparel, and household products. The purpose …

    DOI Web Site 被引用文献4件

  • 2P2-B32 人工皮膚の開発と皮膚上塗布物の触感の解明

    神川 康久, 白土 寛和, 前野 隆司 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2006 (0), _2P2-B32_1-_2P2-B32_3, 2006

    There has been a remarkable increase in demand to quantitatively measure and evaluate texture especially in the process of product design for cosmetics, apparel, and household products. The purpose …

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • バーチャル把持のための局所滑り覚呈示法

    毛利 優之, 前野 隆司, 山田 陽滋 日本機械学会論文集C編 72 (717), 1582-1589, 2006

    A method is presented to display partial slip in precision grip of humans. Partial slip is important information for precision grip of humans, because the human controls grasping force by detecting …

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  • 超音波ブレーキの開発

    小山 辰也, 竹村 研治郎, 前野 隆司 日本機械学会論文集C編 71 (703), 875-880, 2005

    In the present paper, a newly developed ultrasonic brake is proposed. The ultrasonic brake can solve problems of conventional passive elements, such as time delay, instability, and large size, by …

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  • ヒト指紋形状の力学的意味

    前野 隆司, 山田 大介, 佐藤 英成 日本機械学会論文集C編 71 (701), 245-250, 2005

    Purpose of epidermal ridges of humans have been said to avoid slippage and to increase sensitivity of tactile perception. In the present study, meaning of detailed geometry of each epidermal ridge …

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 特集 デジタルヒューマンとVR

    持丸 正明, 前野 隆司, 池内 克史, 小川原 光一, 高松 淳, 工藤 俊亮, 中岡 慎一郎, 白鳥 貴亮, 中澤 篤志, 酒井 健作, 赤松 幹之, 鈴木 薫之, 鈴木 直樹, 服部 麻木, 林部 充宏, 大竹 義人, 小林 進, 橋爪 誠 日本バーチャルリアリティ学会誌 9 (2), 6-38, 2004-06-25

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