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検索結果 62 件

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  • トポロジカル磁気構造におけるスピンモアレエンジニアリング

    清水 宏太郎, 奥村 駿, 加藤 康之, 求 幸年 日本物理学会誌 78 (6), 314-319, 2023-07-05

    <p>パソコンやテレビの液晶画面の明るい部分を,少し離れたところからスマートフォンのカメラで写してみてほしい.元の画面には見られなかった縞模様が現れ,さらに拡大・縮小・回転することで模様が変化するだろう.こうした縞模様はモアレと呼ばれ,複数の波の重ね合わせによって元の波と異なる超構造が現れる極めて普遍的な干渉現象である.モアレの最大の特徴は,重ね合わせる波をわずかに変えるだけで,生じる干渉縞が劇…

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  • 正四角台塔をユニットに持つ反強磁性体が示す電気磁気効果

    加藤 康之, 木村 健太 日本物理学会誌 73 (10), 715-719, 2018-10-05

    <p>電気磁気効果は,電場によって磁化が誘起されたり,磁場によって電気分極が誘起されるといった電気磁気間の交差応答現象である.これは,電流よりも電力消費量がはるかに少ない電圧による磁化制御や,THzの周波数領域における高速磁化制御が可能であるなど,デバイスへの応用の観点からも注目を集めている現象である.電気磁気効果の発現は,系がもつ対称性と密接な関係がある.電場<b><i>E</i></b>と磁…

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  • 一軸性カイラル磁性伝導体におけるカイラルソリトン格子の数値的研究

    奥村 駿, 加藤 康之, 求 幸年 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2175-2175, 2017

    <p>近年、空間反転対称性のない系での反対称交換相互作用に起因するカイラル磁性を示す物質が注目を集めている。我々はそれらの中でも特に、一軸性を有する磁性伝導体CrNb_3_S_6_に関する理論研究を行っている。我々はこの系に対し、遍歴電子の効果を取り込んだ近藤格子模型を用いて数値シミュレーションを行った。その結果、磁場下においてカイラルソリトン格子が形成され、電気伝導度が増大する負の磁気抵抗効果…

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  • 正四角台塔系における磁気秩序の多極子分解と電気磁気応答

    加藤 康之, 木村 健太, 三宅 厚志, 徳永 将史, 松尾 晶, 金道 浩一, 赤木 暢, 萩原 政幸, 世良 正一, 木村 剛, 求 幸年 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2351-2351, 2017

    <p>近年,正四角台塔型の低対称な磁気ユニットを内包する反強磁性体が合成され た.空間的に低対称なユニットの存在により,磁気秩序相では電気磁気効果が期待され,実際反強磁性転移に伴う誘電異常が観測されている.これまでに飽和磁場以上までの磁化曲線や誘電異常が再現可能な有効理論模型を得ている.本講演では有効模型の解析により,有限温度有限磁場下で見つかった様々な磁気秩序相の磁気パターンの多極子分解による…

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  • 近藤格子模型で発現する異なるトポロジカル数を持つスキルミオン結晶の温度磁場相図

    小澤 遼, 加藤 康之, 速水 賢, 求 幸年 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1236-1236, 2017

    <p>磁気スキルミオンは、そのトポロジカルに堅牢な性質を利用したスピントロニクスへの応用などが期待され注目を浴びている。本研究では、三角格子近藤模型において近年我々が発見したトポロジカル数が高いスキルミオン結晶相を含む温度-磁場相図を大規模数値シミュレーションによって調べた。その結果、有限温度や有限磁場において異なるスキルミオン結晶相が現れるパラメタ領域を明らかにした。</p>

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  • 債券投資家の予想利回りカーブの期間構造と債券市場の関係性

    吉田 知紘, 加藤 康之 行動経済学 10 (Special_issue), S16-S19, 2017

    <p>本研究では,QUICK月次調査〈債券〉の調査結果を基にして,新発2, 5, 10, 20年日本国債の1ヵ月先予想利回りカーブ及びその変動に対して主成分分析を行い,期間構造の抽出を試みた.その結果,実際の債券市場で見られるイールドカーブ及びその変動の共通成分である水準・傾斜・曲率ファクターと類似の3ファクターが予想利回りカーブ及びその変動においても観察された.また,予想利回りカーブから抽出し…

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  • ハイパーオクタゴン格子上のキタエフ模型が示す「気液」相転移の大規模数値計算

    ミシェンコ ピョートル, 加藤 康之, 求 幸年 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2366-2366, 2017

    <p>量子スピン液体は、磁性絶縁体が示す新しい量子状態である。近年、キタエフ模型と呼ばれる理論モデルに対する研究によって、3次元の量子スピン液体は、有限温度において常磁性状態への「気液」転移を起こしうることが示された。本研究では、ハイパーオクタゴン格子と呼ばれる3次元格子上のキタエフ模型に対して、グリーン関数に基づいたチェビショフ多項式展開法を用いた大規模なモンテカルロシミュレーションを実装し、…

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  • 反強磁性カイラル正四角台塔系(A(TiO)Cu<sub>4</sub>(PO<sub>4</sub>)<sub>4</sub>(A=Ba, Sr))の磁化曲線と電気磁気効果

    加藤 康之, 木村 健太, 三宅 厚志, 徳永 将史, 松尾 晶, 金道 浩一, 赤木 暢, 萩原 政幸, 世良 正一, 木村 剛, 求 幸年 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1850-1850, 2016

    <p>最近局所的に反転対称性の無い正四角台塔型のユニット,Cu_4_O_12_, を内包する擬二次元物質系 !LaTeX$A$(TiO)Cu_4_(PO_4_)_4_ (!LaTeX$A$=Ba, Sr)が新たに合成された.本講演では,系の対称性を考慮した局在スピン系の理論模型の解析 結果を報告する.具体的には以下の点について報告する.有限磁場下の解析を行った結果,実験で得られた磁化曲線を良く再…

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  • 車両水没シミュレーション

    竹内 栄司, 加藤 康之, 炭谷 圭二 自動車技術会論文集 44 (5), 1321-1324, 2013

    昨年の東日本大震災では,車両水害としては,かつてない甚大な被害となった.今回,自動車メーカーができる被害低減の第一歩として,「車両が浮き,沈む」までのメカニズムに注目して解析を行い,簡易的な物理モデルの構築と実際の水没実験結果を比較し,モデルの妥当性検証を行った.

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  • 体液模倣環境における鉄系酸化物のアパタイト形成能

    加藤 康之, 横井 太史, 川下 将一, 金 日龍, 菊田 浩一, 大槻 主税 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 154-154, 2011

    鉄化合物は、交流磁場中で発熱する性質を持つことから、体内深部のがんの温熱治療に対する有効な発熱体となり得る。鉄化合物を骨腫瘍の温熱治療に適用する場合、鉄化合物粒子に骨と結合する性質を付与する必要がある。本研究では、化合物中の鉄の価数に着目し、Fe-O系セラミックス粉末の組成と体液模倣環境における骨類似アパタイト(HAp)形成の関係を調べた。その結果、鉄、マグネタイト及びヘマタイトがアルミナに比べ…

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  • 情報後利用を可能にするテンプレートベースデータベースの日常診療支援環境への導入

    黒田 知宏, 佐藤 純三, 矢崎 晴俊, 竹村 匡正, 長瀬 啓介, 加藤 康之, 吉原 博幸 医療情報学 30 (3), 157-164, 2010

    電子カルテ上で定型データの入力を行う際のツールとして,テンプレート機能が広く利用されている.テンプレート上で入力された情報をカラムに切り分けしてデータベースに蓄積すれば,電子カルテ利用の向上と臨床研究の効率改善に寄与することが期待される.<br/> 京都大学病院では,電子カルテ導入時に,電子カルテ上にテンプレートを用いて入力された情報をデータベース化する仕組みの導入を行った.導入の結果,がん登録…

    DOI 医中誌

  • 両側胸水を伴ったミノサイクリンによる薬剤性肺炎の1例

    新井 聡子, 篠原 有香, 加藤 康之, 平野 聡, 吉澤 篤人, 放生 雅章, 小林 信之, 杉山 温人, 工藤 宏一郎 アレルギー 56 (10), 1293-1297, 2007

    症例は51歳男性.尿路感染のため塩酸ミノサイクリン(MINO)を内服11日目に発熱,咳嗽,呼吸困難を認めた.胸部単純X線写真にて両側網状陰影,両側胸水を認め,経過から薬剤性肺炎を疑い,MINOを中止し,解熱,胸部単純X線上も改善が認められた.薬剤リンパ球刺激試験(drug-induced lymphocyte stimulation test : …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 分散エージェントを利用したソフトウェア構築手法の提案 -データベースアプリケーション構築への適用

    井上, 晃, 阿部, 徹治, 満永, 豊, 加藤, 康之 情報処理学会論文誌 39 (7), 2285-2297, 1998-07-15

    現在,様々なオブジェクト指向ソフトウェア開発環境が提案されている.しかしながら,たとえば企業内のデータベースシステム等の開発に適用した場合,対象領域やデータベースに関する専門的な知識が必要になるという課題が残る.さらに,その保守性に問題のあるものも多い.本論文では,この問題を解決するため,ネットワーク上に分散するエージェントが協調して,アプリケーションを構築する手法を提案する.この手法では,ユー…

    情報処理学会 Web Site 参考文献10件

  • 習熟のモデルと思考時間に着目した習熟度指数の考察

    中村, 喜宏, 加藤, 康之, 満永, 豊 全国大会講演論文集 第51回 (ソフトウェア工学), 167-168, 1995-09-20

    従来の定量的な習熟度指標としては,作業時間,工程数,誤り数などがあげられる.また,作業時間が短縮されていく過程をプロットした学習曲線が広く利用されている.しかし,これらの指標は非定型な作業に対応できない,実時間的な測定ができない,誤りの質に影響され正確性に欠ける等の問題点を抱えていた.一方,ユーザの好みやくせに適応するユーザインタフェースの個人適応の研究が行われているが,さらにユーザの使い勝手を…

    情報処理学会

  • データの構造化を考慮したビジュアルプログラミングシステム

    増田, 健, 加藤, 康之, 満永, 豊 全国大会講演論文集 第51回 (ソフトウェア), 23-24, 1995-09-20

    エンドユーザによるアプリケーションの開発、実行、改良を可能にするビジュアルプログラミングシステム(以下VPS)は、処理の内容と業務知識との関連性が密接で、業務内容の変化に伴い様々な改良が必要となるデータベースアプリケーション(以下DBAP)の開発環境として有効であると考えられる。VPSにおけるプログラム記述形式には様々なものがあるが、データフロー型計算の考え方に基づくプログラム記述形式は、処理手…

    情報処理学会

  • ユーザ適応型インタフェースのための動的熟練度判定方法の一般性の検討

    中村, 喜宏, 加藤, 康之, 満永, 豊 全国大会講演論文集 第49回 (ソフトウェア), 343-344, 1994-09-20

    ユーザの熟練度に適応して変化するユーザインタフェース(UI)の実現は、ユーザの精神的ストレスを軽減する上で重要であり、その基本技術として、ユーザの熟練度を動的に把握する技術の確立が急がれている。一方、従来の熟練度判定の指標とされてきた作業完了時間や、総工程数、および、誤り数は本質的に非定型の課題に対応できない、作業中に実時間的な判定ができない、誤りの質に影響されるため正確性、客観性に欠けるという…

    情報処理学会

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