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検索結果 4,026 件

  • 静的解析ツールが示す優先度は開発者の役に立つのか?

    名倉 正剛, 尾原 秀登, 高田 眞吾, 末次 健太郎, 中川 岳, 浅原 明広 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (2), 77-81, 2024-02-01

    コーディング規約違反検出のための静的解析ツールでは,違反に対して警告すべき優先度が設定されていることがある.本研究では,多数のOSSプロジェクトを解析することによって,違反に対する優先度が実際に開発者にとって有益であるかどうかを明らかにする.

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  • 出雲仁多方言における母音をめぐる音変化

    平子 達也 言語研究 165 (0), 1-32, 2024

    <p>島根県出雲地域で話される出雲仁多方言における母音をめぐる音変化を,古代語との比較にもとづいて,相対年代とともに推定した。仁多方言では,中舌母音化*u, *i > ɨと母音の低下*u > o, *i > eに加え,rの隠在化と呼ばれる変化が起こった。現代仁多方言の形式のほとんどが,古代語の形式を祖形とし,その祖形が上述の変化を経て成立したものと考えられる。一方,古代語との音対応からは例外的と…

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  • プリント化・手仕事化するスカート

    宮脇 千絵 文化人類学 88 (3), 523-542, 2023-12-31

    <p>本稿は、中国雲南省文山チワン族ミャオ族自治州のモン(ミャオ族の自称集団)のスカートを事例に、そのプリント化と手仕事化という一見相反する現象から、中国における少数民族の文化のオーセンティシティ獲得のプロセスを明らかにするものである。多民族国家である中国では、少数民族の装いは民族集団間の差異化をはかるための「民族衣装」として機能してきた。そのため、外形の違いといった視覚情報が重視され、染織や刺…

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  • プログラミング演習におけるセグメントを用いた ソースコードの誤り範囲特定方法の提案

    澤田 侑希, 梅田 祐一郎, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明 コンピュータ ソフトウェア 40 (4), 4_29-4_36, 2023-10-25

    <p>プログラミング演習において,学習者のプログラムの誤り範囲を特定する方法を提案する.学習者の解答プログラムと模範解答のプログラムをセグメントと呼ぶコード片に分割し,用意したテストケースをパスするまで学習者プログラムのセグメントを模範解答プログラムのセグメントで置き換えて,誤り範囲を特定する.本論文におけるセグメントは分岐のない連続した文であり,制御文を基にプログラムをセグメントに分割する.ツ…

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  • 説得納得ゲームの長期的効果の検証—対面とオンラインの事例から—

    安藤 香織, 杉浦 淳吉, 前田 洋枝 シミュレーション&ゲーミング 33 (1), 1-9, 2023-06-05

    <p>説得納得ゲーム(杉浦 2003)では,環境配慮行動のアイデアを考案し,そのアイデアを実施してくれるように他の参加者を説得する.本研究では,説得納得ゲームへの参加によって変化した省エネ行動意図や態度の変化が1カ月後にも持続しているかを検討する.また,対面で実施した説得納得ゲームの事例と,オンラインで実施した説得納得ゲームの事例を紹介し,オンラインでの実施においても,環境問題に関する態度や行動…

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  • 親子間における知能観の伝達――父親と母親の知能観の一致に着目して

    解良 優基 パーソナリティ研究 32 (1), 24-35, 2023-05-30

    <p>本研究は,親子間における知能観の伝達過程について,両親の間の知能観の一致度が調整する可能性について検討した。中学生の子をもつ父親と母親,そしてその子ども211世帯を対象に,両親および子どもの知能観を測定したほか,子どもには両親がどのような知能観をもつかという認知についても尋ねた。調整媒介分析の結果,父親では,両親の間で知能観が一致しているとき,父親の知能観は子どもが認知する父親の知能観を媒…

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  • 情報検索技術と深層学習を用いたコード片類似性判定法の比較調査

    横井 一輝, 崔 恩瀞, 吉田 則裕, 松下 誠, 井上 克郎 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (4), 231-243, 2023-04-01

    コード片の類似性判定法はソフトウェア工学における重要な基礎技術であり,コードクローン検出やコード片検索などで使用される.コード片の類似性判定法では,構文的な類似性だけでなく,処理内容の意味的な類似性も判定することが重要である.我々の先行研究では,情報検索技術に基づくベクトル表現とコサイン類似度を組み合わせた類似性判定法を用いていた.この手法は処理内容の意味的な類似性を高速に判定できる一方で,検出…

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  • 関係データ交換フレームワークにおける弱適切なデータ公開ポリシの導出アルゴリズム

    相崎 聖也, 石原 靖哲 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J106-D (4), 257-267, 2023-04-01

    関係データ交換フレームワークにおいて,ソース側とターゲット側に加え,それらのデータを利用する参加者がデータ交換を行う状況を考える.与えられたソース側のデータ公開ポリシと,ソース側とターゲット側間のデータ交換メカニズムに対し,ソース側ポリシに違反することなくターゲット側において何らかの情報を公開するポリシ(弱適切なポリシと呼ぶ)を導出するアルゴリズムの提案を行う.

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  • メディアとしてのアートプレイス

    川北 眞紀子, 薗部 靖史 マーケティングジャーナル 42 (4), 27-38, 2023-03-31

    <p>日本では長年にわたって企業が芸術支援をしている。近年では資金提供だけでなく,アートプレイス(アートが存在する場所)を企業自らが運営し,関係者のコミュニティを支える事例が注目されている。そこでは,アートプレイスを通じて,企業はステークホルダーとの関係を深め,企業への好意的な態度を獲得している。そこで,本稿の目的は,アートプレイスのメディアとしての役割をパブリック・リレーションズの視座から示す…

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  • 現代のアイデンティティを社会の観点から見ることについて

    阪本 俊生 社会・経済システム 42 (0), 55-70, 2023-03-31

    <p> 本稿は、アカロフのアイデンティティ経済学の社会学のアイデンティティ概念との違いを明らかにしたうえで、これの社会学における活用可能性を考察する。理論経済学者のアカロフは、社会学の規範の観点を経済学に導入することで経済学の発展を試みた。その際に着目したのがアイデンティティである。ただし、アカロフの見方は、一般的に社会学がアイデンティティを捉えるやり方とは異なる。それは、社会の側からのアイデン…

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  • サステイナビリティ・サイエンスの展開—人新世の時代を見据えて—

    田崎 智宏, 亀山 康子, 増井 利彦, 高橋 潔, 鶴見 哲也, 原 圭史郎, 堀田 康彦, 小出 瑠 環境科学会誌 36 (2), 53-82, 2023-03-31

    <p>サステイナビリティ・サイエンスは21世紀の人類の存続にとっての重要な科学であり,2000年頃以降,その発展が行われるよう様々な試みが行われてきた。一方,2015年以降の環境政策は目指すべき社会ビジョンの更新を伴いつつ大きな展開を見せている。本稿では,そのような時代のニーズに適合したサステイナビリティ・サイエンスの展開を見据え,これまでのサイエンスの動向とサステイナビリティの概念の具体化の進…

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