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検索結果 143 件

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  • ミンゾク学と宗教者

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), E13-, 2023

    近代以降、ブッディスト・アンソロポロジストといえるような近代仏教者が多く現れた。文化人類学の学説史では、こうした研究者の位置づけはまだ定まってはいない。そこで本発表では、ブッディスト・アンソロポロジストあるいはそれに近しい近代仏教者の個人史に着目しつつ、植民地や帝国主義との関係について論じるものである。ここで注目するのは今村完道、中井龍瑞、中村康隆の3名である。

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  • 英国における地方自治体とバス事業者とのサービス提供の協定に関する施策の変遷と動向

    竹内 龍介, 中村 文彦, 鶴指 眞志, 南 聡一郎 土木学会論文集 79 (20), n/a-, 2023

    <p>英国では,Transport Act 1985によりロンドン以外のバス市場が自由化され,最低基準を満たす民間事業者すべてが市場に参加でき,独自の運賃体系や路線,運行頻度等を設定できるようになり,地方自治体の支援・介入は原則非商業路線のみに限定された.一方で,Transport Act 2000,Local Transport Act 2008及び Bus Service Act …

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  • 写真測量技術を活用した設備工事向け出来形管理に関する研究

    本多 花帆, 岡本 崇利, 田上 敬祐, 南 聡史, 菊地 健心, 石田 航星 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 437-440, 2022

    <p>少子高齢化社会における労働力の減少が国内全体で問題視されていることに対し、建設業はICTを活用した取り組みをしている。ICT技術の中でも、当社は全天球カメラを活用して、撮影された画像から建築設備を対象とした工事現場の立体形状を復元するSfMによる写真測量技術に取り組んでいる。SfMによる3次元モデルの復元方法に関する概要と、建築設備の工事進捗を効率的に把握するためのオルソ画像について検証を…

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  • 台湾におけるミンゾク学の萌芽と日本民俗学 --研究者の動向と物質文化研究に着目して--

    角南 聡一郎 人文學報 118 83-96, 2021-11-30

    日本が戦前の50年間,植民地とした台湾で,ミンゾク学(民俗学・民族学)が内地との関係の中で,どのように形成されていったかを,研究者の動向と物質文化研究に着目しながら検討をおこなった。黎明期に重要な研究者として,鳥居龍蔵と伊能嘉矩があげられる。両者とも濃淡はあるものの,柳田国男と交わっている。柳田は台湾総督府による台湾原住民調査の成果を参照しながら,山人論を構想したことは注目される。日本国内での台…

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  • 長期臥床後の高齢者へ離床・起立練習を実施し身体機能、動作能力の改善を認めた症例

    新井 明香, 田中 直樹, 福田 将大, 中刎 裕子, 中山 朝比, 小南 聡志 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-053-, 2020

    <p>【はじめに】高齢者に対する離床プログラムは、廃用予防や本人、介護者のQOL向上に重要であると言われているが、高齢者や長期臥床後の離床に対しては起立性低血圧等のリスクがあり慎重に行われる必要がある。今回長期臥床後の高齢者への離床を目的としたプログラムを実施したので、考察を加え報告する。</p><p>【症例紹介】90歳代女性、診断名は肺炎、廃用症候群。 …

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  • ステロイド治療による筋力低下を呈した呼吸器疾患患者に対して全身振動刺激療法を行ったー症例

    福田 将大, 田中 直樹, 新井 明香, 中刎 裕子, 中山 朝比, 小南 聡志 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-048-, 2020

    <p>【はじめに】全身振動刺激療法(以下,WBVT)は神経筋機能の改善を目的に使用され,慢性閉塞性肺疾患の筋力改善効果などが報告されている.今回ステロイド治療により筋力低下を呈した症例に対してWBVTを用いた理学療法を経験したので考察を加え報告する.</p><p>【症例紹介】80歳代男性,診断名:間質性肺炎,現病歴:平成X年Y月に間質性肺炎を発症し,ステロイド治療を開始.4か月後,治療継続を目的…

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  • 素材代用の人類史

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2018 (0), 72-, 2018

    人類史上、生活や信仰と関わる物質文化は不可欠の存在である。ヒトの身体の進化や、技術や思想等の発展により、モノの素材はより利便性の高いものへと推移していった。本研究では、この素材が代用され転換するという点に注目し、通時的にどのようなモノがどういう形で変化し、「本物」と化していったか、また代用品のままであったかについて概観をし、主に近現代の素材の多様化ととれに伴う諸問題について検討を試みる。

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  • 坪井正五郎の物質文化研究

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2017 (0), F11-, 2017

    昨今、文化人類学において、博物館と文化人類学との関係や、モノのエージェンシーなど物質文化が再注目されている。このような問題は、文化人類学が誕生した当初から存在したものである。そこで本研究では、坪井正五郎がどのように物質文化研究を構想していたかを坪井が主宰した『東京人類学会雑誌』や著作から検討し、坪井の物質文化研究は、現在の物質文化研究にも通底する問題提起をいくつもおこなっていることを確認した。

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  • スペイン,フランスにおけるトラム整備に関する研究 : 6都市を事例として

    塚本, 直幸, ペリー, 史子, 吉川, 耕司, 南, 聡一郎, TSUKAMOTO, Naoyuki, PERRY, Fumiko, YOSHIKAWA, Koji, MINAMI, Soichiro 大阪産業大学人間環境論集 15 101-137, 2016-03

    本論は,筆者らが継続的に行ってきたLRT(Light Rail Transit)整備に関わる各国の財源制度と個々の都市特性との関連で,整備手法や整備効果がどのように異なっているかについての体系的な現地調査の一連の流れの中にある。すなわち,LRT整備財源制度の把握を行い,都市特性に特徴があると考えられるスペイン3都市,フランス3都市の現地調査と交通政策担当者に対するヒアリングに基づいて,各都市の特…

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  • 大学を中心とした行政/団体/企業の連携事業

    井上 友子, 青木 幹太, 佐藤 佳代, 佐藤 慈, 星野 浩司, 荒巻 大樹, 南 聡 日本デザイン学会研究発表大会概要集 63 (0), 43-, 2016

    2014年から本格化した大学と行政/団体/企業との連携活動は、「九産大プロデュース」として地域産業にある活性化をもたらしている。大学と行政の連携が密になり始め、大学に連携や支援を求める各種団体は増加傾向をみせ、2015年には、その現象はさらに顕著に現れるようになった。<br> 本研究で紹介したような産×官×学の緊密な賦活活動と実践的なデザイン学習は、地域創生におけるひとつの指針となり、次世代型デ…

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  • 近現代日本の外来系背負梯子

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2016 (0), C12-, 2016

    岡山民俗学の黎明期に活躍をした島村知章は、短い生涯の中で内外の民族学の成果もふまえた業績を残した。島村は1928年10月に中原村などへ調査に赴き、見慣れない背負梯子に出会い図で示し記録に留めている。島村の朝鮮人が持ち込んだ外来系背負梯子への注目は最も早い段階のものである。このように、近代以降の人の移動に伴う外来の物質文化の流入と、在来のものに与える研究については、検討すべき問題は多いと考えられる。

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  • アジアにおける日本人墓標の諸相 --その記録と研究史--

    角南 聡一郎 人文學報 108 3-20, 2015-12-30

    開国後の近代に, 日本人は世界各地に大量に移住・移動するようになった。移住先で亡くなった場合に, 多くの場合は日本人墓地という独立した区画を形成し, 埋葬され墓標が建立された。本稿では, 特にアジアにおける日本人の墓地墓標についてそれらの記録や研究について概観し, その上で各地の墓標形態を中心に検討を試みた。墓標はそれぞれの民族性を反映することが知られ, …

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  • 伝統的工芸品の振興を目的とした映像制作プロジェクト

    佐藤 慈, 星野 浩司, 荒巻 大樹, 井上 友子, 佐藤 佳代, 南 聡, 青木 幹太 日本デザイン学会研究発表大会概要集 62 (0), 72-, 2015

    九州産業大学芸術学部では、福岡の地域産業の振興を目的として、2008年度より産学連携教育プログラムを継続的に実施している。その活動の一つとして立ち上げられた「博多デジタルコンテンツプロジェクト」では、博多織と博多人形の振興を目的として、手書きアニメーション、モーション・インフォグラフィックス、デジタル合成、プロジェクション・マッピングなどの手法を用いて映像コンテンツの制作を行った。本研究では、こ…

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  • アート領域学生へのデザイン教育アプローチ

    佐藤 佳代, 井上 友子, 青木 幹大, 荒巻 大樹, 佐藤 慈, 星野 浩司, 南 聡 日本デザイン学会研究発表大会概要集 62 (0), 46-, 2015

    美術、特にファインアートを学ぶ学生にとって、企業活動に近い実践的なデザイン教育を受ける場は少ない。今日ではアート領域学生の卒業後の進学や就職、社会進出をバックアップするためにも、社会と対話し、ターゲットユーザーに向けて造形し、伝えることを実践的に学ぶ場が求められている。九州産業大学芸術学部では2008年より、大学の立地を活かした地域産業と連携し、プロジェクト型教育プログラムを継続している。本プロ…

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  • 台湾ヤミ族の土偶

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2015 (0), D08-, 2015

    台湾原住民族のヤミ族の製作する土偶は、鳥居龍蔵によってはじめて紹介された時より、宗教的な意味はなく玩具であると定義付けた。しかしながら、本当に当初からそうであったのだろうか。この疑問に迫るべく、日本をはじめとした東アジアや東南アジアの資料との比較を試みる。ヤミ族の土偶はよく知られた存在であるにも関わらず、本格的に研究されたことがない。そこで、国内所在の土偶を中心に分析を試みる。

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  • 八女福島の燈籠人形舞台背景幕修復・制作事業について

    井上 友子, 佐藤 佳代, 青木 幹太, 星野 浩司, 佐藤 慈, 荒巻 大樹, 南 聡 日本デザイン学会研究発表大会概要集 62 (0), 68-, 2015

    2013年11月、八女福島燈籠人形保存会と八女教育委員会から九州産業大学芸術学部に依頼された「八女福島の燈籠人形舞台背景幕」の修復・制作事業は、日本画専攻の教員と学生が中心となり2014年4月から8月までの5ヶ月で1枚が試作された。殺生を戒める宗教儀式の奉納行事として、秋分の日を挟む3日間に八幡宮の境内で催される人形芝居は240年以上の歴史を担っており、1952年に福岡県の無形文化財に、また19…

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  • 陶甑と湯通し

    角南,聡一郎 神奈川大学国際常民文化研究機構年報 4 163-172, 2013-09-30

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  • 奈良県における近現代の瓦生産

    角南 聡一郎 近畿の産業遺産 7 (0), 25-30, 2013-03-31

    奈良県における近代以降の瓦の生産,流通,使用について,『奈良県風俗誌』及び自治体史の記録より考察を試みた.これ以外にも,瓦そのものに残された刻印が生産者を特定できる,文字による記録とのマッチングが可能であることを指摘した.

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  • 台湾原住民族の寝る空間と寝具

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2013 (0), 139-, 2013

    日本植民地時代台湾における、台湾原住民族の寝る空間と寝具の調査研究を通じて、モノのハードを対象とする建築学と、ソフトを対象とする物質文化研究の接点はどのようなものであったかを検討する。寝る空間と寝具のハードは主に建築学の立場から千々岩助太郎によってなされ、ソフトは台湾総督府が1901年に発足された、台湾総督府臨時台湾旧慣調査会によって調査研究がなされたものであった。

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  • 320列CTによる維持血液透析導入初期の冠動脈スクリーニング

    小口 智雅, 櫻井 俊平, 白鳥 勝子, 南 聡, 鈴木 智裕, 羽田 健紀, 加藤 太門, 小口 和浩 日本透析医学会雑誌 44 (5), 441-447, 2011

    当院に外来通院していた透析歴2年未満の血液透析患者全61名のうち,80歳以上の6名,心臓カテーテル検査による冠動脈造影(CAG)をすでに受けていた10名,CT撮影の同意が得られなかった13名を除く,32名(年齢59.2±12.7歳,透析期間12.6±7.3か月)に,320列CTを撮影して冠動脈狭窄の有無を調べた.撮影できた32名と,同意が得られず撮影できなかった13名の平均年齢や糖尿病の有無に有…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 記憶の流用・マイノリティー・アイデンティティーの再生産

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2011 (0), 156-156, 2011

    本発表では、第一に戦前の日本人移民がもたらした文化や伝統が、現代社会においてどのように存続・回顧もしくは流用されているかを、物質文化を通じて検討すること、第二に台湾社会の原住民族のようなマイノリティーが、博物館展示や土産物といった物質文化を通じてどのように表象され、再生産されているかについて考察することを目的とする。対象地域はいずれも台湾東部とする。

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  • 台湾先住民の連杯

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2010 (0), 15-15, 2010

    連杯という酒器を通じて、日本植民地時代から現在に至る台湾先住民の酒造、飲酒に用いられた物質文化についての研究史と、日本所在資料の来歴の関係について検討する。一見無関係な二つの問題検討するのは、研究者による成果などにより、台湾先住民に特徴的である連杯や、独特の飲酒形態に注目が集まり、連杯もコレクターによる収集の対象になり、この影響下に日本には多くの台湾先住民関連のモノが収蔵されたと考えられるからだ。

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  • 避難所間における被災情報共有化システムの提案

    浦上, 美佐子, 印南, 聡志, 亀川, 誠, 重安, 哲也, 松野, 浩嗣 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 = Multimedia Communication and Distributed Processing System Workshop 2009 (9), 123-124, 2009-09-30

    これまで、著者らは、避難所で収集した安否情報を、避難所に設置する無線端末装置内の小型マイコンに蓄積し、前避難所で自律的に交換・共有する安否情報提供システムADESを提案してきた。このシステム評価を行った結果、前避難所において共有完了するまでに必要な時間は、各避難所における安否情報の入力間隔や入力データ量の影響を受けることが分かった。本稿では被害者自身が避難所に持ち寄る情報として、安否情報だけでは…

    情報処理学会

  • イッポンコの研究

    角南 聡一郎 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2008 (0), 263-263, 2008

    本研究では、奈良県吉野地方で特徴的に用いられる、除草具・豆植え用具である「イッポンコ」の形態などを通じて、山間部という環境、畑作主体の生業を考えることを目的とする。

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  • 1,3-ジラジカルの一重項‐三重項エネルギー差に及ぼす1,3位の置換基効果

    川南 聡, 安倍 学, 益山 新樹, 林 高史 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 55 (0), 28-28, 2005

    我々はこれまで、シクロペンタン-1,3-ジラジカル<B>DR1</B> (Y = H)の最安定スピン多重度に及ぼす2位上の置換基(X)効果について検討し、2位に酸素官能基(X = OR)やケイ素官能基(X = SiR<SUB>3</SUB>)を有するジラジカルの最安定スピン多重度が一重項であることを見出している。今回、1及び3位に電子求引性置換基や電子供与性置換基(Y)を導入したジラジカル<B>…

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  • 一重項シクロペンタン-1,3-ジラジカルの反応挙動に及ぼす2位上のケイ素官能基効果

    川南 聡, 石原 千津子, 安倍 学, 益山 新樹 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 184-184, 2004

    我々はこれまで、2位にケイ素官能基を有する一重項シクロペンタン-1,3-ジラジカル<b>DR</b>の反応挙動について検討し、分子内環化反応よりもケイ素官能基の1,2-転位反応が優先的に起こることを見出してきた。その一重項ジラジカル<b>DR</b>は、量子化学計算によると超共役による双性イオン性<b>ZI</b>を帯びていることが示唆された。そこで、本研究では、その双性イオン性を実験的に検証す…

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  • 2,3-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン誘導体の脱窒素反応機構に及ぼす7位の置換基効果

    石原 千津子, 川南 聡, 安倍 学, 益山 新樹 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 33-33, 2004

    我々はこれまで、シクロペンタン‐1,3‐ジラジカルの最安定スピン多重度および反応性に対する2位上置換基 Xの効果について検討し、酸素官能基の場合 (X = OR) とケイ素官能基の場合 (X = SiR<sub>3</sub>) では、最安定一重項状態の電子配置が異なることを見出してきた。このような一重項ジラジカルの最安定電子配置の違いは、2,3-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン誘導体が脱窒…

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  • シクロペンタン1,3-ジラジカルの反応挙動に及ぼす2位上ケイ素官能基の効果

    安倍 学, 川南 聡, 石原 千津子, 野島 正朋 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 19-19, 2003

    我々は、これまでシクロペンタン1,3-ジラジカルの最安定スピン多重度及び反応挙動に及ぼす2位上の置換基効果について検討を行ってきた。本研究では、1,3-ジラジカルの2位にケイ素官能基を導入し、その最安定スピン多重度ならびに反応性について検討を行った。その結果、ケイ素官能基を有する一重項ジラジカルは分子内化環生成物を与えず、ケイ素官能基の転位を伴ったシクロペンテン誘導体を与えた。この注目すべきジラ…

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  • 古墳出土砥石の基礎的研究―近畿地方の事例―

    角南 聡一郎, 田部 剛士 奈良大学大学院研究年報 (7) 303-328, 2002-03

    本稿では古墳時代の墳墓から出土した砥石について、近畿地方の事例を集成し、墓と砥石の関係を検討しようとするものである。古墳から稀に砥石が出土することがあるが、これらの砥石について具体的に検討が加えられることは少なかった。そこで全国的な視点での検討に向けて、本稿では近畿地方出土の事例を集成し、その内容について考えたい。また、この問題と関連して古墳時代研究において特に注目されている「携帯用砥石一提げ砥…

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  • 原始・古代土器棺葬の研究(要旨)

    角南 聡一郎 奈良大学大学院研究年報 (6) 186-194, 2001-03

    本研究は、日常土器を棺とした墓のうち、特に弥生・古墳時代に「子供」を埋葬したと考えられるものを対象として、考古学的方法により検討・研究すること目的とした。

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  • 西日本の土器棺墓と埋葬遺体

    角南 聡一郎 奈良大学大学院研究年報 (4) 137-164, 1999-03

    本稿では、西日本地域の弥生時代~ 古墳時代前期の土器棺・土器棺墓から検出された遺体を集成し、被葬者の年齢を考察することから、従来から定説となった感のある土器棺は「子供」の墓であるという前提について検証する。

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  • 西日本における畿内系甕製作技術の展開―弥生時代終末~古墳時代初頭の甕製作技術の出自を中心として―

    角南 聡一郎 奈良大学大学院研究年報 (2) 111-142, 1997-03

    本稿では、弥生時代から古墳時代への移行過程において、特に土器製作技術にどのような変化が起こったかを西日本全体の中で検討する。特に畿内地方にその起源を持つ土器の形態と製作技術に注目する。具体的な検討を行う前にまず問題が二・三存在する。これらのうち最も重要なのは、現在一般的に言われる「畿内系土器」や「畿内系甕」とは、一体どういった定義のもとに語られているかという問題であろう。ここでは、まず西日本各地…

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  • 界面活性剤を含む臭化リチウム水溶液の表面張力の推定

    飛原 英治, 小南 聡, 山崎 素継, 斎藤 孝基 日本冷凍空調学会論文集 10 (2), 257-263, 1993

    The effect of alcoholic additives on surface tension of aqueous solutions of lithium bromide is investigated. As an additive, 1-hexanol, 1-heptanol, 1-octanol and 1-nonanol are selected. The surface …

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