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検索結果 38 件

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  • 血液がん遺伝子パネル検査とプレシジョンメディシン

    南 陽介 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S34-2-, 2023

    <p>近年,血液がん(特に白血病)に対する次世代シーケンサーを用いたがんゲノム解析に基づいたプレシジョンメディシンが注目されている。腫瘍に関連する特定のゲノム変異を検出し,それぞれに対応した分子標的薬を使用した治療につなぐことで,患者に最も適した医療を提供することが可能となり得る。</p><p>難治性白血病におけるがんゲノム解析のクリニカル・アクショナビリティ向上を目指し、白血病プレシジョンメデ…

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  • Gilteritinibが奏効した<i>FLT3</i>-N676K変異を有する再発急性骨髄性白血病

    宮島 徹, 原田 晋平, 小笠原 励起, 横山 絵美, 泉山 康, 盛 暁生, 齋藤 誠, 森岡 正信, 池 成基, 南 陽介, 近藤 健 臨床血液 63 (1), 51-54, 2022

    <p>症例は68歳女性。2019年5月に急性骨髄性白血病(AML-M5b,G-band正常核型,<i>FLT3</i>-ITD変異陰性)と診断された。寛解導入療法,地固め療法を施行し寛解を維持していたが,2020年1月に口唇,歯肉の腫脹および末梢血中の芽球の増加を認めた。CAG療法(cytarabine, aclarubicin, …

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  • Ibrutinib治療中の難渋する爪囲炎・肉芽形成に対して硝酸銀法が有効であった慢性リンパ性白血病

    佐藤 信恵, 湯田 淳一朗, 山内 寛彦, 葛目 亜弓, 中村 洋貴, 池 成基, 永田 啓人, 郭 永梅, 西澤 綾, 南 陽介 臨床血液 62 (1), 35-41, 2021

    <p>症例は72歳男性。2017年8月に白血球増多,貧血,リンパ節腫大を認め,慢性リンパ性白血病と診断されたが,治療開始基準を満たさず経過観察となった。2018年7月,17p deletion(del 17p)獲得に伴う病勢進行のためibrutinib(IBR)420 mg/日を開始し,一過性のリンパ球増多後に,部分奏効を得た。IBRは皮膚や爪を構成するケラチン間のジスルフィド結合の障害,off…

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  • Cladribine投与後に骨髄壊死を併発したhairy cell leukemia

    寺尾 俊紀, 湯田 淳一朗, 山内 寛彦, 宮本 憲一, 南 満理子, 小嶋 基寛, 菅野 雅人, 桑田 健, 南 陽介 臨床血液 60 (6), 559-564, 2019

    <p>症例は50歳男性。2014年4月より汎血球減少が徐々に進行するも前医で確定診断に至らず,2017年6月に精査加療目的に当科紹介となった。偏在性の核と淡青色で豊富な細胞質と辺縁に絨毛突起を有する異常リンパ球を認め,フローサイトメトリー検査でCD11c, CD25, CD103が陽性かつ,BRAF V600E変異が陽性であった。Classic hairy cell …

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  • 急性骨髄性白血病に対するHedgehog阻害剤の効果とバイオマーカーの検討

    南 陽介 臨床血液 60 (7), 843-846, 2019

    <p>ヘッジホッグ(Hedgehog, Hh)シグナル伝達経路は,胎生期の臓器形成において重要な機能を担っている。近年,がんにおけるアベラントな(異常な)活性化や白血病幹細胞との関わりなども見出され,治療標的として注目が高まっている。SMO(Hhシグナルをポジティブに制御する分子)に対する阻害剤は,基底細胞がんに対する臨床効果が示されているとともに,急性骨髄性白血病(AML)に対する研究・開発も…

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  • Ponatinib治療中に血管性有害事象を合併したPhiladelphia染色体陽性白血病

    佐藤 信恵, 湯田 淳一朗, 山内 寛彦, 宮本 憲一, 神原 悠輔, 南 陽介 臨床血液 60 (12), 1623-1629, 2019

    <p>Ponatinib(PON)は第二世代tyrosine kinase inhibitor(TKI)耐性・不耐容のPhiladelphia染色体(Ph)陽性白血病に高い有効性を示すが,血管性有害事象の発症に留意する必要がある。当施設でPON治療歴のあるPh陽性白血病7例において,血管性有害事象の発症率とリスク因子,適切なモニタリング方法を明らかにするために,後方視的解析を行った。Asprin…

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  • ゲフィチニブにて奏功した慢性骨髄性白血病に合併した肺腺癌の1例

    金城 和美, 高月 清宣, 川瀬 香保里, 松本 正孝, 南 陽介 肺癌 57 (6), 787-790, 2017

    <p><b>背景.</b>重複癌は,世界的な高齢者の増加と近年の分子標的薬の開発も含めた癌治療の進歩とともに増加している.重複癌の治療は,優先度,効果と安全性に基づき決定しなければならないが,併存した進行癌に対する分子標的薬どうしまたは殺細胞性抗癌剤との併用の安全に関する情報は症例報告があるのみで,定まった指針がない状況である.<b>症例.</b>慢性骨髄性白血病(CML)に対して,チロシンキナ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献6件

  • 血管免疫芽球性T細胞リンパ腫に伴う貧血管理の経験

    橋本 ひろみ, 大幡 真也, 冨田 孝子, 小西 和吾, 久保田 義則, 神澤 真紀, 南 陽介, 杉本 健 日本輸血細胞治療学会誌 63 (1), 30-35, 2017

    <p>[緒言]血管免疫芽球性T細胞リンパ腫(angioimmunoblastic T-cell lymphoma:AITL)の2症例につき輸血対応の特殊性を報告する.[症例1]86歳男性.腹腔内リンパ節腫脹を指摘され,リンパ節生検でAITLと診断した.ヘモグロビン(Hb)8.9g/d<i>l</i>,直接抗グロブリン試験(DAT)陽性,間接抗グロブリン試験(IAT)陽性,抗体同定検査では汎凝集パ…

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  • 2011年東北地方太平洋沖地震における仙台市丘陵地造成宅地の被害分析-盛土・切盛境界・切土における宅地被害率と木造建物被害率-

    佐藤 真吾, 風間 基樹, 大野 晋, 森 友宏, 南 陽介, 山口 秀平 日本地震工学会論文集 15 (2), 2_97-2_126, 2015

    本稿は、2011年東北地方太平洋沖地震における仙台市丘陵地造成宅地の被害について、盛土・切盛境界・切土における宅地被害率と木造建物被害率について報告している。造成宅地全体の被害、地震動特性(計測震度、地表最大加速度PGA、地表最大速度PGV)、地盤特性(造成年代、現地盤勾配、旧地形勾配、盛土厚)、建物特性(建築年代)について、それぞれ宅地被害率および木造建物被害率を分析した。その結果、宅地被害お…

    DOI 被引用文献3件 参考文献2件

  • 特発性慢性寒冷凝集素症におけるカラム凝集法を用いた疾患活動性の評価

    冨田 孝子, 橋本 ひろみ, 小西 和吾, 藤本 ひろみ, 森本 和秀, 久保田 義則, 平山 園子, 南 陽介, 大幡 真也, 顔 邦男, 杉本 健 日本輸血細胞治療学会誌 61 (3), 422-426, 2015

    【背景】カラム凝集法での裏検査の偽陽性反応の程度が特発性慢性寒冷凝集素症の疾患活動性を表すかどうかについて,症例の経過を観察することにより検討した.【症例】80歳,女性.貧血と胸部の紅斑を主訴とした.特発性慢性寒冷凝集素症の診断のもと,治療としてステロイド投与及びシクロスポリンの投与を行った.経過中に胸部の紅斑は一過性に減少し,再びやや増加した.補体値は一過性の増加を認めたが,この時期に寒冷凝集…

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • 沿岸漂砂量の岸沖分布を考慮した海岸線変化モデルの構築と阿字ヶ浦海岸への適用

    南 陽介, 横木 裕宗, 三村 信男 海岸工学論文集 52 541-545, 2005

    阿字ヶ浦海岸で生じている海浜変形を再現し, 効果的な侵食対策工に資するため, 本研究では沿岸漂砂量の岸沖分布を考慮した海岸線変化モデルを構築し, 汀線付近の詳細な地形変化の再現を試みた. その結果, 前浜の急勾配化を伴う断面地形変化の傾向を捉えることに成功した. また, 侵食対策工を想定して計算した結果, 離岸堤背後で地形変化が抑制され, 海浜地形が安定するという結果が得られた. さらに, …

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  • 環礁州島における地形維持機構とラグーン内波浪場の関係に関する現地調査

    横木 裕宗, 佐藤 大作, 山野 博哉, 島崎 彦人, 安藤 創也, 南 陽介, 高木 洋, 茅根 創, Ishoda Albon 海岸工学論文集 51 1381-1385, 2004

    環礁州島における地形維持メカニズムを明らかにすることを目的として, 環礁州島の海岸地形変化に及ぼす波浪場の影響を, 現地調査と数値計算により明らかにした. マーシャル諸島マジュロ環礁にて現地調査を行い, 地形特性の把握と気象・海象データの収集を行った. そして, ラグーン側海岸の過去の地形変化と風波およびうねり性波浪による波浪場との関係を数値計算により検討した. その結果, …

    DOI 被引用文献2件

  • 阿字ヶ浦海岸における最近の急激な海岸侵食の実態解明

    横木 裕宗, 南 陽介, 信岡 尚道 海岸工学論文集 50 526-530, 2003

    阿字ヶ浦海岸における最近2年間の汀線付近の急激な侵食の過程と要因を明らかにするために, 深浅測量・汀線測量データ, 入射波浪データ, 潮位変動データを解析した.その結果, 海岸全体の土砂変化量の推移の解析から, 1998年頃から現在までに汀線付近を南部から北部へ約30万m<SUP>3</SUP>の土砂が移動したことを確認した.また, 縦断地形変化と波浪データを解析することで, …

    DOI 被引用文献2件

  • 骨髄線維症で発症した慢性骨髄性白血病の1例

    南 陽介, 吉田 真子, 岩井 雅則, 廣瀬 由佳, 内藤 和行, 清井 仁 日本内科学会雑誌 88 (10), 2025-2026, 1999

    症例は, 49歳男性で,骨痛,タール便,発熱など多彩な症状で発症し,入院時検査所見にて,白血球増多,高LDH・Ca血症が認められた.骨髄生検にて骨髄線維症(MF)と診断されたが,後にPh<sup>1</sup>染色体, bcr-ablキメリズムが証明された.インターフェロン等の治療は一過性の効果が得られたのみで,短い経過で死亡した.本例は, MFで発症した稀なCML症例と考えられた.

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献6件

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