検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 45 件

  • 1 / 1

  • 「共生」の観点から見た国語科教育の問題

    原田 大介 社会言語科学 24 (1), 37-51, 2021-09-30

    <p>本稿の目的は,「共生」の観点から国語科教育の問題を考察することにより,その教科の可能性と課題を模索することにある.本稿ではまず,(1)文部科学省が考える「共生」の概念について,文部科学省が作成した報告資料等を検討する.次に,(2)学習指導要領における国語科教育の位置づけについて,特に小学校段階における「国語科の目標」に焦点を当てて確認する.その上で,(3)「共生」の観点から見た国語科教育の…

    DOI Web Site

  • 国語科教育における表現活動の可能性 : 「キャラ」の理論の構築に向けて

    原田 大介 日本教科教育学会誌 28 (4), 31-40, 2006-03-10

    現代の子どもや若者は「キャラ」ということばを用い,「キャラ」という視点から人間関係を捉える傾向がある。教室では,発言者の「キャラ」をふまえて内容(ことば)を読み解き,「私」の「キャラ」を自覚して発言内容(ことば)を調整する。学習者一人ひとりのことばを育むことを目的とする国語科教育において,「キャラ」の理論を提示することの重要性は否定できない。本稿では,「キャラ」についての具体的な授業実践を提案・…

    DOI Web Site

  • 「当事者」とは誰のことなのか? : 第7回島根スタタリングフォーラムに参加して <原著論文>

    原田 大介 障害児教育実践センター研究紀要 4 59-67, 2005-12

    本研究では、「第7回島根スタタリングフォーラム」を考察する。吃音についての話し合いから私たちが学ぶべきことは多い。本研究では、特に「痛み」という現象に着目する。フォーラムでおこなわれた子どもたちとの話し合いを通して、「痛み」の概念の理論的な視座を提示したい。「子ども」「母親」「囚人」というそれぞれの「痛み」の概念を深めるだけでなく、「囚人」の「痛み」を感じることを現代的意義として取り上げたことが…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 他者の「表現」を受け入れる主体の形成をめざす国語科の授業開発

    原田 大介 日本教科教育学会誌 26 (2), 11-20, 2003-09-30

    本論は,国語科教育実践に関する,原理的なレベルでの新たな方向性を提示するものである。現代の若者の多くは,学校というものに学びの可能性をほとんど求めていない。休憩時間には気が合う仲間と前日に見たドラマや映画やマンガや流行りの音楽CDについてとりとめもなく語り,授業が始まればその教師がもつ独自の雰囲気に調子をあわせ,授業が終われば先に中断された話を終わりなく続ける。その繰り返しの日々であり,若者もそ…

    DOI Web Site

  • Aso‐4火砕流に焼かれた巨木 佐賀県上峰町で出土した後期更新世樹木群

    下山 正一, 渡辺 一徳, 西田 民雄, 原田 大介, 鶴田 浩二, 小松 譲 第四紀研究 33 (2), 107-112, 1994

    佐賀県三養基郡上峰町堤の八藤遺跡において, Aso-4火砕流堆積物中から3本の巨木を含む多数の樹木群が出土した. すべての樹木は, 表面あるいは全体が炭化しており, 火砕流堆積物中には炭化木から派生する「煙の化石」が随所にみられたことから, これらはAso-4火砕流によって倒され, この場で焼かれたものであることが判明した. また, 火砕流堆積物の直下には森林古土壌とともに, …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 『オリヴァー・トゥイスト』論 : オリヴァーの帰宅

    原田, 大介 人文研究 41 (2), 77-89, 1989

    I Oliver Twistに描かれる群衆は例外なく暴力的であり, 登場人物にとっての脅威となっている。10章でOliverは「人間の胸深く植えつけられた狩りの情熱」(10:61)にかりたてられた群衆に追われ, 50章では追い詰められたSikesが, 宴席でBanquoの亡霊を見るMacbethさながらに狂乱し, 命を失っている。……

    機関リポジトリ Web Site

  • Ulyssesにむけて

    原田, 大介 人文研究 40 (11), 823-838, 1988

    I Ulyssesを論じることは易しく, そして難しい作業だ。テクストの中で扱われる事件・人物・背景・引用, あるいはテクストを構成する技術の一つ一つにしぼって書くならば, それらすでに分節化された対象それぞれについての既成の方法を利用して材料を収集, 命名, 分類, 整理することで一応の成果が得られるだろう。……

    機関リポジトリ Web Site

  • 1 / 1
ページトップへ