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清水 亮 Tokyo Academic Review of Books 10 1-, 2020-12-21
本書は、戦争博物館を題材として、世界各国のなかで日本の戦争の記憶のありようを論じたものである。...
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千田, 洋幸 京都語文 27 92-106, 2019-11-30
...近年、北条裕子「美しい顔」、古市憲寿「百の夜は跳ねて」の二作において、先行する小説や資料の「参考」のしかたが論議の的となり、小説のオリジナリティとは一体何であるのかが改めて問題となっている。小説は全てシミュラークル(オリジナルとコピーの境界が消滅している事態)であるという立場にたつなら、そもそもオリジナリティについて考えること自体、不毛な作業ということになる。...
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古市 憲寿 北ヨーロッパ研究 15 (0), 1-11, 2019
本稿の目的は、ノルウェーと日本の育児政策の変遷を概観することで、その背後にある両国の「男女平等」を理解することである。ノルウェーと日本は共に「母親」の役割を強調しながら、女性に対する権利拡充が進んできた国であった。そのため公的保育サービスの普及は遅れたものの、ノルウェーでは1960 年代の福祉国家拡大による労働力不足、日本では1990 …
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古市 憲寿 学術の動向 20 (1), 1_40-1_45, 2015
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菅原, 潤 モラリア 20・21 285-301, 2014-11-11
紀要類(bulletin)
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古市 憲寿 日経コンストラクション = Nikkei construction (552) 42-43, 2012-09-24
1985年生まれ。社会学者。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程在籍。慶応義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。ゼント執行役。著書に「絶望の国の幸福な若者たち」(講談社)などがある平成生まれ、ゆとり世代、草食系、内向き──。現代の若者を評する言葉は数知れない。
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古市 憲寿 北ヨーロッパ研究 8 (0), 53-62, 2012
本論文は、ノルウェーにおける戦後育児政策を検討するものである。1960年代までノルウェーは「主婦の国」 と呼ばれており、労働力不足であったはずの戦後復興期にも女性が労働力として注目されることはなかった。しかし1970年代以降、パブリック・セクターの拡大に伴い、母親を含めた女性の労働市場への進出が本格化、「主婦」というカテゴリーは失効していく。そこで前景化したのが …
古市 憲寿 社会学評論 63 (3), 376-390, 2012
本稿は, 1990年代後半以降に政府や経済界から提出された「起業」や「起業家」像の検討を通して, 日本の社会秩序が「起業」や「起業家」をどう規定し, 受け入れてきたのかを分析するものである.<br>バブル経済が崩壊し日本型経営が見直しを迫られる中で, 「起業家」は日本経済の救世主として政財界から希求されたものだった. しかし, 一連の起業を推奨する言説にはあるアイロニーがある. それは, …
DOI 参考文献7件
曽和 信一 四條畷学園短期大学紀要 45 6-23, 2012
...そして、古市憲寿氏は社会学的な方法でもって、「絶望の国の幸福な若者たち」のおかれているリアルな状況の一断面を提示した。それらの所論を踏まえて、将来への希望をつなぎ、具体的な展望を紡いでいく社会科学としての希望学について論及した。その希望学に触発されつつ、ルイ・アラゴンとパウロ・フレイレの提起した教育の希望とは何かについて考えた。...
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鈴木 謙介 社会学評論 62 (2), 253-254, 2011