古川 正人, 中田 俊則, 山田 隆平, 酒井 敦, 伊藤 新一郎, 瀬戸口 正幸, 前田 滋, 千葉 憲哉, 八十川 要平, 永田 寿礼, 鬼塚 伸也, 近藤 敏, 吉田 一也, 天本 裕平, 松永 尚文, 藤井 秀治
医療
40
(3),
245-248,
1986
我々は, 極めてまれな十二指腸静脈瘤破裂の1例を術前にPTPにて診断し, 手術により救命し得たので報告する.<br>症例は42才, 女性で, 既往に腸閉塞手術と胆嚢摘出術の2回の手術歴がある.<br>現病歴は, 昭和56年5月, 下血と貧血があり, 内視鏡にて食道静脈瘤や胃十二指腸潰瘍は認め られなかつたが, 十二指腸水平脚に新鮮血があり, PTPを施行した. …
DOI