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検索結果 42 件

  • 1 / 1

  • 脳卒中後遺症者が麻痺側上肢の不使用に至るプロセス

    森井 展子, 大塚 栄子, 吉野 眞理子 作業療法 39 (1), 70-78, 2020-02-15

    壮年期あるいは中年期に脳卒中を発症した人(以下,壮・中年期脳卒中発症者)が麻痺側上肢の不使用に至るプロセスを,その語りから明らかにすることを目的とし,麻痺側上肢の不使用に至った壮・中年期脳卒中発症者8名の語りを修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチに準拠し質的に分析した.分析から20概念,4サブカテゴリー,4カテゴリーが生成され,壮・中年期脳卒中発症者が麻痺側上肢の不使用に至るプロセスは,周…

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  • 通所リハビリテーションにおける言語聴覚士の家族支援 : 面接調査による質的検討

    髙濱 美佐子, 吉野 眞理子 リハビリテーション連携科学 19 (1), 10-20, 2018-06-30

    <p>【目的】 通所リハビリテーションにおける言語聴覚士の家族支援の役割と現状を検討する. 【方法】 通所リハビリテーションに勤務している東京都周辺の言語聴覚士11名を対象に家族支援についての半構造化面接を実施し, SCAT による質的分析を行った. 【結果】 言語聴覚士の考える役割には 《専門性に基づく支援》 , 《関連職種との連携による支援》 など4カテゴリーが生成された. しかし, …

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  • 教員養成大学における情報モラル教育の講義の実践と評価

    佐藤 和紀, 高橋 純, 安里 基子, 齋藤 玲, 吉野 真理子, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 41 (Suppl.), 041-044, 2018

    <p>教員養成大学の学部1・2年生を対象に,情報モラル教育の基礎知識を学び,現職教員による模範授業映像を視聴した上で,情報モラル教育の授業設計を学習させるための講義を開発し実施した.講義の事前事後に情報モラル指導の自信を測定する質問紙調査を行った.その結果,全質問項目の得点の上昇が見られた(研究1).自由記述では,スモールステップで指導案を作成するワークシート(以下WS)の効果が期待された.そこ…

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  • 重度の失語のある人との対話において情報伝達を促進する会話技術

    竹中 啓介, 吉野 眞理子 リハビリテーション連携科学 18 (1), 44-49, 2017-06-30

    <p>抄録 : 【目的】重度の失語のある人々 (persons with severe aphasia: 以下 PWSAs) から正確な情報を引き出すために有効な会話技術について検討した. 【方法】PWSAs が観た動画の内容を対話者が聞き出す情報伝達実験を行い, 会話分析を基に情報伝達率を計測した. 得られた会話データから情報伝達率の高い会話群と低い会話群を抽出し, …

    DOI 医中誌

  • 高齢者における運転回避の安全面に対する有効性

    小菅 律, 吉野 眞理子 リハビリテーション連携科学 17 (1), 20-30, 2016-06-30

    <p>【目的】いかなる場面での運転回避が安全性の向上に役立つかを検証すること.【方法】70~79歳 (平均74.0歳) の地域在住で認知機能低下のない運転者142人を対象に, 質問紙調査, 有効視野検査, 認知機能検査を2年の間隔で2回行った.【結果】ヒヤリハット経験 (以下ヒヤリ経験)・運転頻度が少ないほど, 夜の運転回避が多いほど, その後のヒヤリ経験が少なかった. …

    DOI 医中誌

  • 失語のベスト・プラクティス提言: 国際失語連合からの報告

    吉野 眞理子 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 36 (2), 191-198, 2016

    <p>  国際失語連合 (Aphasia United: AU) , 失語のベスト・プラクティス提言 (Aphasia United Best Practice Recommendations for Aphasia: BPR) 作成過程, その日本語訳作成と日本における動きについて報告した。AU は2012 年に設立された失語当事者・研究者・臨床家を結びつける国際的組織である。その目的は, …

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  • 失語のある人の参加, 環境因子, 健康関連QOL についての検討:

    大畑 秀央, 吉野 眞理子 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 35 (4), 344-355, 2015

      失語のある人の参加, 環境因子, 健康関連 QOL を検討した。脳損傷による失語のある人 (失語群) 66 名, 脳損傷の既往のない人 (一般人口群) 51 名に, 参加の尺度 Community Integration Questionnaire (CIQ) 日本語版, 阻害因子の尺度 Craig Hospital Inventory of Environmental Factors …

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  • 回復期病棟における脳卒中患者のpusher症候群の経過と垂直認知の検証

    上野 信吾, 吉野 眞理子 理学療法学Supplement 2014 (0), 0575-, 2015

    【はじめに,目的】脳卒中後の特徴的な姿勢障害の1つにpusher症候群(以下pusher)がある。pusherが出現することで動作獲得やADLの介助量増加に繋がり,在院日数を平均して3.6週延長させ,最終アウトカムに到達するのにpusherでない患者と比べて約2倍の時間が必要との報告がある。また,Scale for Contraversive …

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  • 失語像の多様性: “logopenic” 型原発性 進行性失語を中心に

    吉野 眞理子 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 33 (3), 324-329, 2013

    原発性進行性失語(以下,PPA)の失語像の多様性について,〝logopenic〟型PPA を中心に分類上の問題点を考察した。英語圏症例の示す臨床症状の検討をもとに確立されたPPA の分類基準を用いて,日本語話者PPA 文献例の分類を試みた。その結果,全87 例のうち,非流暢・失文法型に12 例,意味型に7 例,〝logopenic〟型に13 例が分類され,残り55 …

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  • 失語 : 口頭表出面─モダリティーを超えて─

    吉野 眞理子 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 31 (2), 176-180, 2011

    失語の口頭表出面について,いくつかの代表的症状をとりあげて論じた。言語学的側面,語用論的側面,言語を支えるさまざまな認知機能,随伴する発話運動系の障害,非言語コミュニケーション的側面,心理社会的側面などさまざまな要因のダイナミックな相互作用による結果が口頭表出面に現れると考えられる。口頭表出にいたるさまざまな基盤的・背景因子とそれらのダイナミクスを,観察される発話症状から探り当てるのは容易ではな…

    DOI 医中誌 参考文献20件

  • アルツハイマー病に出現した漢字の選択的失書について

    斎藤 文恵, 加藤 元一郎, 村松 太郎, 藤永 直美, 吉野 眞理子, 鹿島 晴雄 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 28 (4), 392-403, 2008

      漢字に選択的な失書を呈したアルツハイマー病と思われる症例を報告した。症例は51 歳右利きの男性で,漢字が思い出せずまた書けないことが主訴であった。本症例の特徴は,軽度の記憶障害および構成障害を認めるが,全般的知的機能障害が軽度であり,また失行,失認は認められず,さらに言語症状としては失語が存在せず,文字の読みにも問題がなく,仮名書字の障害が極めて軽度であるのに対して,漢字書字の障害が重度であ…

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献36件

  • 純粋失読のリハビリテーション  単語全体読み促進を目ざしたフラッシュカード訓練とMOR法による検討

    吉野 眞理子, 山鳥 重, 高岡 徹 失語症研究 19 (2), 136-145, 1999

    単語レベルで逐字読みではなく単語を全体として読むことを促すことを目ざした訓練としてフラッシュカード法に改良を加え,軽症の純粋失読症例に適用して読みの回復過程を検討した。症例は 28歳右利き男性で,左後頭葉AVM 摘出術後 2ヵ月~1年7ヵ月。MRI にて左後頭葉切除および左脳梁膨大・頭頂葉後部・側頭葉内側面の梗塞巣を認めた。神経学的には右同名性半盲,神経心理学的には,軽度の失読 …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献28件

  • 非古典型純粋失読症例の経過

    吉野 眞理子 聴能言語学研究 15 (2), 51-57, 1998

    This study reports the recovery process of a case with non-classical type of pure alexia. Following an excision of an arteriovenous malformation at the inferior medial part of the left …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献22件

  • 日本語・韓国語二言語使用者失語症例の検討 漢字・仮名,漢字・ハングルの対比を中心に

    木島 理恵子, 吉野 眞理子, 河村 満, 河内 十郎, 白野 明 失語症研究 17 (1), 1-9, 1997

        日本語・韓国語二言語使用者失語症例において,両言語の障害を特に日本語における漢字・仮名障害と韓国語における漢字・ハングル障害との対比を中心に検討した。<br>    症例は65歳右利き男性。脳梗塞 (左中大脳動脈領域) による右片麻痺と重度の失語が認められた。日本語と韓国語の習得および病前の使用状況は,口頭言語・文字言語のいずれにおいても両言語で同等であった。標準失語症検査,表出面の検査…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献25件

  • Broca野を含む限局性病変の言語症状: MRIによる病変部位と症状との対応

    吉野 眞理子, 河村 満, 塩田 純一, 白野 明 失語症研究 16 (3), 276-283, 1996

    Broca野 (左下前頭回弁蓋部・三角部) を含む梗塞性病変症例7例 (全例右利き) において,MRIによる病変部位と言語症状 (発話特徴,言語機能,WAB成績) とを対比した。その結果, (1) 全例に左下前頭回弁蓋部病変が認められ,発話の長さの短縮・文形態の単純化がみられた。 (2) 左中前頭回後部に病変のある症例では,発話開始の遅れと発話量の減少が認められた。 (3) …

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献28件

  • 発語失行を伴わない“Broca失語”症例

    吉野 眞理子, 河村 満, 白野 明 失語症研究 15 (4), 291-298, 1995

    発語失行を伴わない “Broca失語” 症例を報告した。症例は41歳の右利き男性。脳梗塞による失語,右片麻痺で発症。MRI による病巣は Broca 野皮質下を含み後方に進展していたが,中心前回下部皮質は保たれていた。臨床症状は,発語失行を伴わないことを除いてボストン学派の定義による Broca …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献18件

  • 純粋発語失行症例における発話の経時的検討

    吉野 眞理子, 河村 満 聴能言語学研究 10 (2), 110-119, 1993

    This study is a longitudinal analysis of speech in a case of pure apraxia of speech. The subject was a 21-year-old right-handed woman when she had a intracerebral hemorrhage. We analized her speech …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献21件

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