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検索結果 26 件

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  • 分子組織化に基づくフォトン・アップコンバージョンの化学

    君塚 信夫 Oleoscience 22 (5), 195-201, 2022

    <p>三重項―三重項消滅機構によるフォトン・アップコンバージョン(TTA-UC)は,太陽光を高度活用するための方法論として期待されている。TTA-UCは歴史的に有機溶媒中における分子の拡散・衝突を利用してきたが,筆者らはTTA-UCと分子組織化の概念を融合し,エネルギーマイグレーション型TTA-UCの化学を拓いてきた。本稿では,溶液系の分子組織体から固体材料化にむけた研究展開について述べる。</…

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  • 光誘起結晶-液体相転移と機能性材料への応用

    永井 邑樹, 君塚 信夫 日本結晶成長学会誌 48 (2), n/a-, 2021

    <p>  Photoinduced phase transition phenomena displayed by organic photochromic compounds have attracted a great deal of recent attention for their application to functional materials. Photoinduced …

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  • 有機系フォトンアップコンバージョン材料の新戦略

    楊井 伸浩, 君塚 信夫 応用物理 86 (4), 294-299, 2017-04-10

    <p>フォトンアップコンバージョン(UC)は,全ての太陽エネルギー利用技術を高効率化し,また新しいバイオイメージングや光線力学療法をもたらす方法論として期待されている.この中でも太陽光のような低強度の励起光を利用できる3重項‐3重項消滅(TTA)機構に基づくUC(TTA-UC)は,用いるドナーとアクセプタの組み合わせを変えることで多様な波長変換に対応可能なことから興味を集めている.しかし,応用上…

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  • 配位高分子によるナノ・マイクロ粒子の形成,集積制御および機能

    楊井 伸浩, 君塚 信夫 高分子論文集 70 (6), 235-241, 2013

    架橋性の多官能性配位子と金属イオンを溶媒中で混合すると,無限ネットワーク構造を有する配位高分子が得られる.この配位高分子は構成要素の組合せに依存して結晶性やアモルファス構造を与え,さまざまな物性・機能を示す.とりわけ配位ネットワークの示すホスト–ゲスト機能,すなわちゲスト分子の包接現象が注目されており,あらかじめ構築された結晶性ナノ多孔性構造へのガスや低分子の吸着,アモルファスネットワークの形成…

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  • 自己組織化に基づく分子システムの創製とナノマテリアル化学

    君塚 信夫 応用物理 81 (12), 1009-1014, 2012-12-10

    <p>これまで,合成化学と物性科学を基盤とする化合物探索によって,分子構造とバルク固体の構造・物性の相関に関する多くの知見が蓄積されてきた.一方,ナノ次元における分子集積構造の示す物性や機能がバルク集合状態(固体)のそれと異なり,ナノ次元に固有のものであれば,ナノエレクトロニクスの新しい要素技術としてブレークスルーに結び付くことが期待される.本稿では,自己組織性をもたらす分子設計に基づき,従来固…

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  • ナノファイバー  金属錯体を主鎖に含む自己組織性ナノファイバー

    君塚 信夫 高分子 55 (3), 138-141, 2006

    擬一次元金属錯体は金属や配位子の種類に依存して多彩な電子.スピン状態を与え,これまで固体物性科学における重要な研究対象とされてきた.これらの一次元錯体を脂溶性に変換すれば,錯体を主鎖とする新しい高分子ナノファイバーが得られる.これら一次元金属錯体ナノファイバーの示すユニークな特徴について紹介する.

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  • 分子ペアリングに基づく機能性超分子組織体の構築

    森川 全章, 君塚 信夫 Oleoscience 5 (5), 229-236, 2005

    異種の分子が会合して両親媒性を獲得する場合, 分子ペアを基本単位構造とするメゾスコピック系超分子組織体が得られる。単独で低秩序の会合体しか形成しないカチオン性のアミノ酸誘導体とアニオン性の発色団が相互作用すると, 光捕集機能を示す分子組織性ハイドロゲルが自発的に形成される。この分子ペアリングに基づく両親媒性獲得の概念は広く適用でき, コンビナトリアル的な分子ペアリングにより, …

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  • 自己組織性ナノワイヤーのデザインと溶液化学

    君塚 信夫 表面科学講演大会講演要旨集 24 (0), 180-180, 2004

    ハロゲン架橋一次元錯体は,一次元電子系の典型物質として固体物性分野で研究されてきた.我々は,一次元錯体を脂質分子で被覆することにより,脂溶性のナノワイヤーとして溶液中に分散させる手法を開発した.脂質の分子構造に依存したバンドギャップ制御,ソルバトクロミズムや超分子サーモクロミズムなど,溶液系に制御,ソルバトクロミズムや超分子サーモクロミズムなど,溶液系に特有の現象について述べ,さらに固体表面での…

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  • 二分子膜キャストフィルムを鋳型とする無機構造制御ならびに分子膜/無機複合超格子の構築

    君塚 信夫, 前田 憲, 半田 豊和, 國武 豊喜 日本化学会誌(化学と工業化学) 1997 (5), 301-308, 1997-05-10

    無機原子・分子を集積組織化して,無機ナノ構造を造り上げてゆく無機マニビュレーション技術の開発は,無機精密合成の重要な課題である.近年,従来の物理的無機微細化技術にはない特徴を有する手法として,有機分子集合体を利用する無機ナノ合成が注目されている.本論文では,高い構造秩序性を有する二分子膜キャストフィルムの層間を鋳型とする,低次元金属ハロゲン化物クラスターやシアノ架橋高分子錯体の合成,構造制御につ…

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  • ジフェニルスルフィド基を含む両親媒性化合物の合成と二分子膜特性

    君塚 信夫, 塚本 真司, 国武 豊喜 日本化学会誌(化学と工業化学) 1990 (10), 1072-1079, 1990-10-10

    メチル基を種々の位置に置換したジフェニルスルフィド(Dps)基を含む両親媒性化合物を合成し,その水溶液中における会合挙動と分子構造の相関を調べた。電子顕微鏡観察からDps二分子膜が永中で発達した会合形態を形成することが確認された.二分子膜のゲルー液晶相転移特性ならびに膜中に導入されたDps発色団間の相互作用はジフェニルスルフィド基の置換メチル基の位置,数ならびに水素給合部位の導入に大きく依存する…

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