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検索結果 2,468 件

  • 経皮的カテーテル心筋焼灼術周術期における下肢静脈超音波検査の有用性

    小島 光司, 井上 美奈, 左右田 昌彦, 奥村 諭, 髙田 康信 医学検査 73 (2), 294-300, 2024-04-25

    ...<p>深部静脈血栓症(DVT)を含む静脈血栓症は外科的手術後や出産後に多く発症するため周術期管理が重要視されているが,経皮的カテーテル心筋焼灼術(CA)の周術期に関連した報告は少ない。CA施行後におけるDVT発生率および発生因子について超音波検査を用いた調査・解析を行い,CA周術期における下肢静脈超音波検査(下肢静脈US)の有用性について検討したので報告する。...

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  • 脾臓摘出術後に脾静脈血栓を生じた巨大脾血管腫の1例

    丸田 祥平, 牟田 裕紀, 小高 明雄, 井上 成一朗, 竹内 優太, 駒込 昌彦, 小暮 亮太, 別宮 好文, 朴 英智, 秦 怜志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 166-171, 2024-04-20

    ...の縮小を確認後,脾臓摘出術を施行した.術後6日目の腹部造影CTで脾静脈血栓を認めた.加えて血小板数の上昇を認めたため,アスピリン4 mg/kg/日の内服を開始した.その後,血小板数は低下傾向となり,術後25日目の超音波検査で脾静脈血栓の消失を確認でき,幸い門脈血栓症に至ることはなかった.小児における脾臓摘出術後門脈血栓症の報告は少ないが,脾摘後脾静脈血栓症がみられた症例ではその可能性を念頭においた周術期管理...

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  • 日本麻酔科学会「アナフィラキシーに対する対応プラクティカルガイド」の概説

    原 哲也 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 72-79, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> アナフィラキシーは周術期の重篤な有害事象の一つである.原因薬物に対する免疫学的反応あるいは非免疫学的反応を呈し,迅速かつ的確な治療が行われなければ,急速に重篤化するため,アナフィラキシーの診断および治療に習熟する必要がある.</p><p> 一般的なアナフィラキシーの初期治療は救急蘇生と同様に,気道確保,呼吸補助,循環維持を図り,適切なアドレナリンの投与,高濃度酸素…

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  • 胃癌術後における血清亜鉛値の評価

    並川 努, 田中 智規, 宇都宮 正人, 横田 啓一郎, 川西 泰広, 藤澤 和音, 宗景 匡哉, 前田 広道, 北川 博之, 小林 道也, 花﨑 和弘, 瀬尾 智 外科と代謝・栄養 58 (2), 85-91, 2024-04-15

    <p>【目的】胃癌患者における血清亜鉛の動態について評価すること.<br>【方法】2013年1月から2021年12月まで当科において胃癌に対して治療された702例を対象とし, 血清亜鉛値と臨床病理学的所見を比較検討した.<br>【結果】亜鉛中央値は73 μg/dL (13.5‐152.0 μg/dL), 亜鉛低値は478例 (68.1%) にみられ, 亜鉛低値群は亜鉛正常群に比して, …

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  • 小児麻酔の実際

    名和 由布子 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 136-140, 2024-04-15

    ...<p> <b>【要旨】</b> 日常診療の対象は成人が圧倒的に多く,小児医療に関わる医療者も成人に比べると少なく,さらに周術期管理となると職種にかかわらず苦手意識をもたれがちである.小児は成長や発達の過程にあり,麻酔に際して成人とは異なる配慮が必要である.歯科麻酔と小児麻酔はその対象となる患者背景や麻酔管理に関していくつもの共通点がある.小児症例の多い施設であっても,その周術期管理や麻酔方法は施設により...

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  • 歯科医療における全身麻酔や静脈内鎮静法の需要と供給に関する実態調査

    石田 義幸, 水田 健太郎, 丹羽 均, 砂田 勝久, 飯島 毅彦 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 86-97, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 本邦の歯科医療における麻酔管理の需要と供給の実態を明らかにするため,無作為に抽出された歯科医院および全国の歯科医師会を対象にアンケート調査を行った.有効回答数は歯科医院482施設(回収率30.4%),都道府県歯科医師会26団体(回収率55.3%),郡市区歯科医師会327団体(回収率44.1%)であった.歯科医療における麻酔管理の需要は一定割合存在することが示された…

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  • 85歳以上の超高齢骨盤臓器脱の治療成績についての検討

    遠藤 拓, 野村 由紀子, 黒川 一平, 中川 智絵, 岡田 義之, 重田 美和, 鈴木 直, 嘉村 康邦 日本女性骨盤底医学会誌 20 (1), 1-5, 2024-04-08

    ...全身状態および併存症に対する適切な評価と周術期管理を行える体制のもとであれば超高齢POP 患者に対しても手術療法は検討可能であり、QOL 改善に寄与する可能性があると考える。</p>...

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  • 膵頭十二指腸切除術におけるERASの実践

    海道 利実, 宮地 洋介, 光岡 浩一郎, 三本松 毬子 外科と代謝・栄養 58 (1), 31-36, 2024-02-15

    ...合併症の少ない手術を施行し, ERASの導入による適切な周術期管理を行うことで患者が早期回復・早期退院・早期社会復帰できる手術こそが, 真の低侵襲手術であると考える. </p>...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 当院で経験した長径30cmを超える巨大卵巣腫瘍の3症例

    別宮 史子, 増田 望穂, 安堂 有希子, 佐藤  浩, 田口 奈緒, 廣瀬 雅哉, 角井 和代 産婦人科の進歩 76 (1), 45-53, 2024-02-01

    ...巨大卵巣腫瘍は血栓症の合併や腫瘍摘出時の循環動態の変動,術後の再膨張性肺水腫による呼 吸不全など周術期管理に留意が必要である.今回,呼吸や循環動態へ影響を及ぼす可能性のある巨大 卵巣腫瘍を3例経験したので報告する.手術は全症例で局所麻酔下に小開腹し,腫瘍内容液を緩徐に吸 引し循環動態の安定などを確認後,全身麻酔に切り替えた.症例1は52歳,1妊1産.腹部膨満,体動困 難で前医に搬送され,CTで直径約...

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  • 周術期モニタリングの基礎知識とピットフォール

    讃岐 美智義 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (1), 54-61, 2024-01-15

    <p> <b>【要旨】</b> 本稿では,全身麻酔中の周術期モニタリングの基礎とその落とし穴について詳細に解説した.麻酔科医が患者の状態を正確に評価するためには,モニタリング機器のみに依存せず,複数のパラメータを総合的に解釈することの重要性を強調した.また,個々の患者に合わせた麻酔管理が重要であり,モニタリング機器からの情報を細かく読み取り解釈することが,麻酔科医の技術向上のみならず,患者の安全…

    DOI 医中誌

  • Crigler-Najjar症候群II型を合併した肺癌の一手術例

    星島 一允, 高森 聡, 鈴木 潤, 渡辺 光, 佐藤 開仁, 塩野 知志 日本呼吸器外科学会雑誌 38 (1), 45-49, 2024-01-15

    ...今回我々は稀な体質性黄疸であるCrigler-Najjar症候群II型に合併した肺癌の手術症例を経験したので報告する.症例は80歳女性,検診胸部X線で異常影を指摘された.CTで右中葉S4に3.5 cmの充実性腫瘤を認め,気管支鏡検査で腺癌と診断され当科に紹介された.生下時より原因不明の体質性黄疸を認めており,精査にてCrigler-Najjar症候群II型と診断された.極めて稀な疾患であり,他科合同で周術期管理...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 中央手術部の対応 ―手術室内のゾーニングと感染および非感染患者の手術―

    坂本 三樹 聖マリアンナ医科大学雑誌 51 (Suppl), S115-S122, 2024

    <p>SARS-CoV-2 coronavirus disease2019(以下COVID-19)感染症は手術管理を基本とした周術期医療において,様々な変化や影響をもたらした。手術部内では既存の手術室に陰圧装置を設置することや,ゾーニングを行うなどの手術環境整備を必要とすること,また感染拡大を来さないための手術器械や器材の準備,医療従事者の感染防御対策,術野でのサージカルスモーク発生などについて…

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  • 筋萎縮性側索硬化患者の開腹腸瘻造設術に対し 腹直筋鞘ブロックを行った一例

    安部, 桂, 清水, 一郎, 武智, 健一, 安部, 俊吾, 彭, 懌, 伊東, 真理 松山赤十字病院医学雑誌 48 (1), 35-39, 2023-12-28

    ...筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis : ALS)は,上位下位運動ニューロンの変性により全身の筋萎縮,筋力低下を生じ呼吸筋麻痺による呼吸不全となる稀な神経変性疾患である.ALSを合併した患者に対する周術期管理では呼吸器合併症や呼吸機能低下を防ぐことが求められる....

    機関リポジトリ

  • APSチームによる支援 痛みと吐き気を抑えて術後早期のDREAM達成を支援

    竹之内 正記 外科と代謝・栄養 57 (5), 145-148, 2023-10-15

    ...これは, 本邦の周術期管理において画期的な行政の支援策であり, 以降, APSチームを設置する施設が増加した.<br> 本稿では, APSチームに関する概論を踏まえ, 如何にしてAPSチームが術後疼痛やPONVをマネジメントすべきかを最新の見識を含めて概説する.</p>...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 第Ⅷ因子製剤の持続投与による管理で肝切除を施行した血友病 A 患者の 1 例

    新立 正貴, 山崎 慎太郎, 荒牧 修, 吉田 直, 吉田 直樹, 増田 しのぶ, 岡村 行泰 日大医学雑誌 82 (5), 303-308, 2023-10-01

    ...<p>血友病 A は凝固第Ⅷ因子の異常により出血傾向を呈する疾患である.観血的処置時は経静脈的補充療法が推奨されるが,肝切除時における周術期管理の報告は少ない.今回,血友病 A 患者に発症した肝細胞癌に対し周術期に第Ⅷ因子製剤の持続投与で管理した症例を経験した.症例は 82 歳男性,左腎癌に対し腎摘出術の既往あり.慢性 C 型肝炎の経過観察中,肝 S8 に 32 mm の肝細胞癌を指摘された.肝障害度...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 内科管理下における下肢切断術後死亡率の検討

    古谷 武大, 久保 祐介, 園田 和彦, 松本 洋太, 浜崎 晶彦, 美浦 辰彦, 藤村 謙次郎, 小宮山 敬祐, 白﨑 圭伍, 原 俊彦 整形外科と災害外科 72 (4), 795-797, 2023-09-25

    ...<p>【目的】下肢切断術の適応について整形外科医は他科から相談を受けるが,その原因の多くが慢性腎不全や循環器系疾患のため整形外科医が周術期管理に難渋することが多い.当院では内科が管理を行う体制だが,実際に術後予後は悪いと想定される.当院での下肢切断術の死亡率を検討した....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 膵頭十二指腸切除における周術期感染管理

    藤本 直斗, 清水 潤三, 山下 雅史, 小田切 数基, 竹山 廣志, 柳本 喜智, 鈴木 陽三, 池永 雅一, 今村 博司, 堂野 恵三 日本外科感染症学会雑誌 20 (2), 128-132, 2023-09-15

    ...<p>膵頭十二指腸切除術の周術期管理について概説する。術後合併症が多く発生する術式であるので,合併症は起こるものであり,合併症を早期に発見し致命的にならないよう対応することが重要である。市立豊中病院で実際に行っている周術期管理を中心に膵頭十二指腸切除術の管理の要点について解説する。いかにしてレスキューの失敗を防ぐかが重要な術式である。</p>...

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  • 肝臓手術における周術期感染管理

    永山 稔, 石貫 智裕, 水口 徹 日本外科感染症学会雑誌 20 (2), 113-116, 2023-09-15

    <p>肝切除術における周術期の感染対策をまとめた。研修医に向けて最低限度のエッセンスを紹介する。術前・術中・術後の各段階での注意点があり,すべてが統合されて初めて安全な肝切除術につながる。肝切除パスと合併症に対する術前術中予防・術後対策を紹介する。</p>

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  • 尾側膵切除術における周術期感染管理

    秋田 裕史, 土岐 祐一郎, 江口 英利 日本外科感染症学会雑誌 20 (2), 123-127, 2023-09-15

    ...<p>尾側膵切除術における周術期管理について大阪大学消化器外科で行っている実際に沿って解説する。尾側膵切除術は,膵液瘻などの合併症がなければ,術後は比較的短期間で退院できるが,一旦,合併症を併発すると,思いもよらない長期入院になることも少なくない。...

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  • 総論:まず,驚いて,そして理解して,一歩進んでいただきたい

    草地 信也 日本外科感染症学会雑誌 20 (2), 51-60, 2023-09-15

    ...一方で,日本の外科医は減少傾向にあり,将来的には現在のように外科医が周術期管理を行うことが難しくなっている。このマニュアルでは現在の日本の周術期管理を示し,外科医以外の方々にも周術期管理を学んでいただき,施設ごとに競い合い,さらに高めていただくことを目的とした。</p>...

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  • 大腸手術における周術期感染管理

    毛利 靖彦, 山本 晃, 尾嶋 英紀, 大毛 宏喜, 森兼 啓太, 真弓 俊彦, 種本 和雄, 久保 正二, 小野 聡, 佐々木 淳一, 岡本 好司, 草地 信也, 北川 雄光 日本外科感染症学会雑誌 20 (2), 106-112, 2023-09-15

    <p>大腸手術は,消化器手術の中でも手術部位感染の頻度が高い術式である。大腸手術における周術期感染対策について,当院で主に施行している術前,術中,術後対策について概要を述べる。術前に必要な処置としては,抗菌薬投与,術前腸管処置,術中処置としては,術野消毒,創縁保護器具の使用,手術器具の交換について最近のエビデンスを加えて概説する。</p>

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  • 食道癌手術における周術期感染管理

    鍋谷 圭宏, 加野 将之, 水藤 広, 桑山 直樹, 首藤 潔彦 日本外科感染症学会雑誌 20 (2), 92-100, 2023-09-15

    ...MIE時代となったが,縫合不全の少ない安全な手術に加えて,リスクに応じて個別化された周術期管理,合併症の早期診断と適切な治療,抗菌薬適正使用などをチーム医療で行う感染管理が求められる。将来的には,食道癌と診断された患者がPICのリスク因子をできるだけ持たないような予防医学や社会栄養学の普及も,広い意味で感染管理の1つになるであろう。</p>...

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  • 肺動脈カテーテル抜去時にカテーテルの縫い込みを疑い再開胸手術により安全に抜去できた一例

    小松 明日香, 勝又 祥文, 岩田 英樹, 田所 司, 重松ロカテッリ 万里恵, 三浦 友二郎, 河野 崇 Cardiovascular Anesthesia 27 (1), 19-23, 2023-09-01

    ...<p> 肺動脈カテーテルは心臓手術の周術期管理で,血行動態の迅速かつ正確な把握のために重要な役割を果たしており,現在でも多くの施設で用いられている.一方で術後死亡率低下には寄与しないとされ,症例を絞った使用の推奨に加え,周術期の安全使用が求められる....

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  • 体外式膜型人工肺(extracorporeal membrane oxygenation:ECMO)導入下に緊急で気管分岐部切除再建を行った1症例

    中 麻衣子, 河合 秀樹, 石井 良明, 髙嶋 祉之具, 今井 一博, 南谷 佳弘 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (5), 493-499, 2023-07-15

    ...</p><p>症例は76歳男性.気管癌の診断で当科に転院搬送後,術前精査中に左側の完全無気肺を認めたため救命目的に緊急手術の方針となった.手術は体外式膜型人工肺導入下に施行した.右開胸にて気管分岐部切除を施行し,double barrel型にて再建を行った.術後は誤嚥性肺炎や間質性肺炎,気管分岐部の吻合部離開など術後合併症を引き起こし,周術期管理は決して容易ではなかったが,術後約4ヵ月後に無事転院となった...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 縦隔気管孔形成術を施行したムコ多糖症I型(Hurler症候群)の1例

    首藤 喬, 舟井 優介, 堀 耕太郎, 脇 彩也香, 森 隆 日本集中治療医学会雑誌 30 (4), 235-238, 2023-07-01

    ...小児では稀な術式であり,患児の合併疾患も重篤であるため,多職種合同カンファレンスを行い,周術期管理について綿密に検討した。特に手術体位の決定,術野挿管の方法,体外循環の可否,腕頭動静脈切断リスクへの対応について議論した。手術は問題なく終了し,術後合併症を生じずに良好な経過をとった。多職種連携による集学的治療を行うことで安全に管理できた。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献5件

  • 心・肺移植後に腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した症例の周術期管理と治療成績

    松本 謙一, 野田 剛広, 的羽 大二朗, 佐々木 一樹, 岩上 佳史, 山田 大作, 富丸 慶人, 高橋 秀典, 小林 省吾, 土岐 祐一郎, 江口 英利 胆道 37 (2), 212-219, 2023-05-31

    ...<p>本邦において,臓器移植後の胆嚢結石症・胆嚢炎に対する治療方針や周術期管理について詳細な報告は少ない.今回,当院で心,あるいは肺移植後患者に対し腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した10例の周術期管理法と治療成績について検討した.平均年齢は47歳.移植臓器は,心臓と肺が8例と2例であった.疾患は慢性胆嚢炎/総胆管結石/胆嚢結石症/急性胆嚢炎がそれぞれ6例/3例/2例/2例(重複あり).全例で待機的手術による...

    DOI 医中誌

  • 新生児重症エプスタイン病に対する心臓血管外科術後,人工呼吸器離脱に成功し退院に至った症例

    正垣 明, 中田 潔樹, 下之園 俊隆, 楠本 耕平, 菅 健敬 作業療法 42 (2), 228-235, 2023-04-15

    ...防ぎながら運動発達を促すことが重要とされる.近年,PICS(集中治療後症候群)により小児集中治療室(PICU)退室後のQOLの低下につながる可能性が指摘されている.今回,新生児重症エプスタイン症に対するStarnes術後,長期人工呼吸管理を要した症例を担当し,呼吸循環機能を考慮しながら座位練習や上肢運動を含んだ早期作業療法を経て抜管が可能となり,家族のリハビリテーションへの参加を経て退院に至った.周術期管理中...

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  • 成人先天性心疾患の心臓手術の麻酔管理

    渡邊 朝香 日本臨床麻酔学会誌 43 (2), 145-154, 2023-03-15

    ...になってから心臓手術を受ける患者の割合も多くなっている.成人先天性心疾患(Adult Congenital Heart Disease:ACHD)では,原疾患が多岐にわたり,小児期から複雑,かつ特殊な血行動態に曝され,一般の成人とは異なった合併症を抱えていることが多い.心臓手術の麻酔管理には,病態の理解と重症度を把握し,術前評価を徹底することが重要である.当院の症例を提示し,ACHDに対する術前評価と周術期管理...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 小児心臓手術の周術期管理

    竹下 淳 日本臨床麻酔学会誌 43 (2), 162-169, 2023-03-15

    <p>小児心臓手術の麻酔は小児麻酔の特殊性と心臓麻酔の特殊性を併せ持ち,敷居が高いと感じる人もいるかもしれない.大事なのは,まず小児麻酔であるという意識を持つこと,体肺血流のコントロール方法を理解すること,そして,スムーズに術後の集中治療管理につなげていくことである.麻酔方法や血管作動薬の選択など悩むことは多いかもしれないが,確固たるエビデンスはないため,薬剤の特徴を理解しつつ,施設の状況に応じ…

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 当院における日帰り全身麻酔の実態調査

    阿部 佳子, 鈴木 將之, 早川 佳男, 矢島 愛美, 河原 博 日本障害者歯科学会雑誌 44 (1), 34-38, 2023-02-28

    ...<p>本学歯学部附属病院障害者歯科で行う全身麻酔は,2泊3日の入院下の周術期管理を基本としてきたが,2018年12月から日帰り全身麻酔システムの運用を開始し,3年が経過した.今回,日帰り全身麻酔を施行した症例の患者背景・処置内容・全身麻酔法・合併症の有無について統計的検討を行った....

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  • 透析患者の自己血貯血における多職種チーム医療の必要性

    小見山 貴代美, 辻 太一, 大田 恭太郎, 木村 有里, 松井 貴弘, 天野 竜彰, 中前 健二, 鏡味 良豊, 佐藤 友香 日本輸血細胞治療学会誌 69 (1), 27-31, 2023-02-25

    ...<p>【はじめに】今回,脊椎固定術を計画した,透析患者に対し,多職種で協力し貯血式自己血輸血を行い安全に周術期管理ができた.</p><p>【対象及び方法】透析導入の50代男性.脊柱管除圧に加え脊柱再建術が必要で自己血貯血が選択された.</p><p>初回貯血時に主治医,自己血輸血責任医師,輸血責任医師,輸血検査室専任臨床検査技師,臨床工学技士,自己血看護師で手技を確認し実施した....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 周術期におけるアミノ酸投与の効果

    村越 智, 深柄 和彦 外科と代謝・栄養 57 (1), 8-12, 2023-02-15

    <p> 手術などの侵襲時には生体のエネルギー要求量が通常時より高くなることから,適切な栄養管理が求められる.特に,侵襲下でのアミノ酸投与はタンパク質代謝を改善し異化亢進を抑制することから生体機能維持のために重要である.アミノ酸の投与においてはその量と特性を理解して施行することが求められる.アミノ酸の至適投与量は国内外のガイドラインに準拠すれば1.2~2.0g/kg/dayといえるが,個別の症例に…

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 抗血栓療法の基礎と周術期管理

    香取 信之 日本臨床麻酔学会誌 43 (1), 38-46, 2023-01-15

    ...<p>従来のワルファリンに加え,直接凝固因子阻害薬が経口抗凝固薬に加わることによって,その周術期管理には薬剤に応じた対応が求められるようになった.抗凝固療法患者の周術期管理では出血リスクと血栓リスクの両方を考慮した対応が必要である.手術・侵襲的処置に伴う出血リスクを評価し,患者の血栓症リスクを適切に評価したうえで抗凝固薬の継続・休止を含めた周術期管理を計画する.抗凝固療法患者の周術期管理で悩ましいのは...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • Awake craniotomyの麻酔を再考する─洗練された麻酔を目指して─

    立花 俊祐 日本臨床麻酔学会誌 43 (1), 48-52, 2023-01-15

    ...と覚醒」や「手術中,とくに覚醒期において生じうる痛みや合併症の予防」を提供することが重要である.日本における他施設と同様にわれわれの施設でも,Awake craniotomyの管理は,プロポフォールを主軸とした静脈麻酔と頭部神経ブロックを併用したAsleep-Awake-Asleep(AAA)法で麻酔を完遂している.当施設では過去に12〜84歳の患者の麻酔を経験したが,それぞれの背景因子は多様で,周術期管理...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 胃粘膜下腫瘍に対する内視鏡的胃全層切除術の実際(動画付き)

    大木 亜津子, 竹内 弘久, 阿部 展次 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (7), 1246-1254, 2023

    ...位置する腫瘍がEFTRの最も良い適応であり,EFTRの導入には最も適切な部位と言える.剝離を進めるうえで,腫瘍の牽引が必要となる場合がある.腫瘍自体の重さがあるために通常のESDに用いる牽引(糸付きクリップやエンドトラックなど)では不十分な場合が認められる.強力で有効な牽引を行うための工夫も供覧する.本稿では胃SMTの術前画像評価,治療適応,手技の実際,トラブルシューティング(腫瘍牽引,腹腔穿刺),周術期管理...

    DOI 医中誌

  • 本邦外科手術における周術期管理の現状について

    海堀 昌樹 外科と代謝・栄養 57 (3), 70-, 2023

    ...今回、日本外科 代謝栄養学会周術期管理委員会では術後早期回復へ向けてのESsential Strategy for Early Normalization after Surgery with patient’s Excellent satisfaction(ESSENSE)プロジェクトの取り組みとして、多機関共同前向き観察研究による各 種外科手術における術後鎮痛方法および􄻏痛評価を行う。...

    DOI Web Site

  • 術前検査でカテコラミン過剰分泌を認めなかった褐色細胞腫の1例

    柳田 充郎, 吉田 有策, 中居 伴充, 鬼塚 裕美, 尾身 葉子, 堀内 喜代美, 長嶋 洋治, 岡本 高宏 日本臨床外科学会雑誌 84 (6), 941-946, 2023

    ...,α遮断薬による降圧が奏効し,安全に手術を完遂した.褐色細胞腫でも内分泌機能検査でカテコラミン過剰分泌を示さないことがあり,臨床所見を併せ総合的に判断しての周術期管理が安全な治療を遂行するためには重要である....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 当院における肺移植医療従事者育成の現状と課題

    狩野 孝, 舟木 壮一郎, 福井 絵里子, 木村 亨, 大瀬 尚子, 新谷 康 移植 58 (Supplement), s146_2-s146_2, 2023

    ...移植後の周術期管理はこれまで通り、呼吸器外科医とICUが主体となって行うが、肺移植後の慢性期感染症およびグラフト機能不全に対する治療は呼吸器内科医に引き継いでいる。肺移植後の複雑な感染症予防は、感染症内科に移植術前から介入してもらうことで、症例ごとに投与薬剤を決定している。...

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  • NASH肝硬変に対する肝移植の治療成績と周術期管理の課題

    西尾 太宏, 伊藤 孝司, 白井 久也, 奥村 晋也, 政野 裕紀, 影山 詔一, 小木曾 聡, 穴澤 貴行, 長井 和之, 内田 洋一朗, 石井 隆道, 波多野 悦朗 移植 58 (Supplement), s169_2-s169_2, 2023

    ...【結語】NBNCの移植後成績はHBV/HCVと比較して変わりないが,NASH症例の高いNASH再発率が問題となり,代謝機能障害に対する周術期管理の重要性が示唆された.</p>...

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  • 生体腎移植後に一次再建を行った乳癌の2例

    清水 由実, 塚田 弘子, 名取 恵子, 野口 英一郎, 明石 定子 日本臨床外科学会雑誌 84 (10), 1576-1580, 2023

    ...を有する当院の特性上,多くの腎移植後患者が通院しており,腎移植後の乳癌症例を経験することも多い.今回,生体腎移植後に発症した乳癌に対して一次再建を行った2例を報告する.症例1は46歳の女性.両側乳癌に対して両側乳房全摘術,エキスパンダーによる一次二期再建を行った.症例2は42歳の女性.右乳癌に対して右乳頭乳輪温存乳房全切除術,広背筋皮弁による一次一期再建を行った.いずれも良好な経過であり,当院での周術期管理...

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  • 胃切除術2カ月後に生じた胃十二指腸動脈仮性動脈瘤破裂の1例

    川上 晃樹, 佐藤 仁俊, 森脇 義弘, 大谷 順 日本臨床外科学会雑誌 84 (10), 1593-1596, 2023

    ...,造影CTを施行したところ,胃十二指腸動脈に生じた仮性動脈瘤からの出血を認めたため,動脈塞栓術を施行した.胃切除術後の仮性動脈瘤破裂による出血は稀であり,多くは術後1カ月以内で縫合不全や膵液漏を契機に二次的に発症するとされている.一方,超音波凝固切開装置などのデバイスで生じた熱により動脈損傷をきたし,仮性動脈瘤が形成されたという報告例も散見される.胃切除術の合併症として仮性動脈瘤破裂も念頭に置いた周術期管理...

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  • コレステロール結晶塞栓症による小腸穿孔の1例

    近藤 祐平, 淺海 信也, 近藤 隆太郎, 香川 哲也, 高倉 範尚 日本臨床外科学会雑誌 84 (7), 1054-1059, 2023

    ...多発潰瘍,また1カ所に穿孔部を認め,小腸部分切除を施行した.術後病理組織学的検査でコレステロール結晶塞栓症による小腸穿孔と診断した.術後21日目に退院となったが,術後49日目に消化管出血を認め死亡となった.コレステロール結晶塞栓症による消化管穿孔は極めて稀で,予後不良な疾患とされている.治療はステロイド療法など有効とする報告はあるが,確立された治療方法はない.消化管穿孔時には適切な術式選択や慎重な周術期管理...

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  • 移植内科医からみる日本の肺移植 ー内科医が移植患者が診るー

    平間 崇, 渡邊 俊和, 渡邉 龍秋, 渡辺 有為, 大石 久, 新井川 弘道, 岡田 克典 移植 58 (Supplement), s146_1-s146_1, 2023

    ...近い将来、日本でも、周術期管理、組織適合性検査、移植患者の緩和医療などを診る移植内科医の育成も必要となってくるものと思われる。本シンポジウムでは、肺移植診療において、内科医が内科医を指導している東北大学の取り組みについて報告する。</p>...

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  • 脳死再肝移植の適応拡大に向けての当科における再肝移植後成績の検討

    影山 詔一, 平田 真章, 山根 佳, 門野 賢太郎, 西尾 太宏, 奥村 晋也, 政野 裕紀, 小川 絵里, 岡本 竜弥, 福光 剣, 穴澤 貴行, 内田 洋一朗, 伊藤 孝司, 秦 浩一郎, 波多野 悦朗 移植 58 (Supplement), s178_2-s178_2, 2023

    ...一方、近年脳死ドナー提供数は増加しており、さらに手術手技、周術期管理の進歩により肝移植の成績の改善も認められている。...

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  • Small-for-size syndromeの新基準を用いた当科における治療成績について

    戸島 剛男, 伊藤 心二, 吉屋 匠平, 泉 琢磨, 伊勢田 憲史, 筒井 由梨子, 利田 賢哉, 中山 湧貴, 石川 琢磨, 二宮 瑞樹, 吉住 朋晴 移植 58 (Supplement), s207_2-s207_2, 2023

    ...Grade Bに関して、high volume centerにおける周術期管理の習熟、portal modulation介入による時代後期の予後改善が示唆された。</p>...

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  • CRCは治療と仕事の両立支援の観点から治験参加患者に対する情報収集を行えているか

    難波 志穂子, 奥田 浩人, 黒田 智, 四方 賢一 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-O04-5-, 2023

    ...周術期管理センターや入退院支援センター等の部署には職業記載欄があるため参考にしている可能性もある。今回の調査では、被験者が職場に報告し必要な配慮を求めたか、自営業者の転帰、院内の他部門との連携などの記載が殆どなく、CRCは両立支援の観点を持って対応しているかが課題と思われた。...

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  • 長期ECMO管理後の肺移植

    此枝 千尋, 大坪 巧育, 油原 信二, 山口 美保, 山谷 昂史, 叢 岳, 酒寄 雅史, 中尾 啓太, 長野 匡晃, 嶋田 善久, 川島 光明, 佐藤 雅昭 移植 58 (Supplement), s135_1-s135_1, 2023

    ...考察:長期ECMO管理に伴う凝固異常、保有菌の耐性化が手術操作・周術期管理に影響した。ECMO下にても立位可能なADLが保たれ、これにより肺移植後独歩退院が可能であったと考える。</p>...

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  • 東北大学における膵臓移植手術手技~わたしのこだわり~

    松村 宗幸, 戸子台 和哲, 藤尾 淳, 宮澤 恒持, 佐々木 健吾, 三頭 啓明, 齋藤 竜助, 海野 倫明, 亀井 尚 移植 58 (Supplement), s200_2-s200_2, 2023

    ...<p>膵臓移植は手術手技、周術期管理、ドナー選定などAll Japanでその臨床経験を共有し、向上を図ってきた。手技は煩雑であり、Technical failureはグラフトロスに繋がる。周術期管理も膵腎同時移植という特殊性から困難を極める。東北大学病院では16例の膵腎同時移植を施行してきた。...

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  • 肝臓移植医療における診療看護師(NP)の役割

    竹松 百合子, 三井 哲史, 水本 拓也, 内田 雄一郎, 岩間 英明, 小島 正之, 加藤 悠太郎, 高原 武志, 須田 康一 移植 58 (Supplement), s277_1-s277_1, 2023

    ...2018年度から総合消化器外科にFNPが専属配属となり、様々な周術期管理をチームの一員として行っている。肝移植医療におけるNPの役割について活動実績より考察した。...

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  • 消化器内視鏡検査・周術期管理の現状と展望

    松田 浩二, 中井 陽介, 藤城 光弘 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (3), 203-213, 2023

    ...,消化器内視鏡検査・周術期管理に関する目標を提言するとともに,麻酔科医から見た消化器内視鏡診療における周術期管理の将来像についても言及した....

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  • 研修医からみる腎移植医療の課題

    永久 知佳, 海上 耕平, 八木澤 隆史, 別府 寛子, 大木 里花子, 平井 敏仁, 尾本 和也, 清水 朋一, 石田 英樹, 高木 敏男 移植 58 (Supplement), s217_1-s217_1, 2023

    ...近年、外来や周術期管理を移植内科医と連携をとっている。さらに、働き方改革に則した労働環境の整備を行い、各医師の負担軽減に努めており、これにより泌尿器科医が手術により専念する環境が構築されてきている。このような環境下で腎移植を学ぶことで、若手のうちから手術手技に専念する期間を設けることや、研究や学会発表を積極的に行うことが可能となっている。...

    DOI 医中誌

  • 心血管系に合併症をもつ症例への腎移植

    川瀬 友則, 中島 龍一朗, 春口 和樹, 近藤 晃, 蜂須賀 健, 三宮 彰仁, 小山 一郎, 中島 一朗 移植 58 (Supplement), s335_2-s335_2, 2023

    ...【結語】術前心血管系に合併症を持つ患者では、周術期合併症の危険がより高いと考えられるが、慎重かつ十分な周術期管理で腎移植術を成功させることが可能である。</p>...

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  • 肝・胆・膵領域 ‐immunonutritionの効果を中心に‐ Hepatobiliary pancreatic surgery

    古川 勝規, 鈴木 大亮, 大塚 将之 外科と代謝・栄養 56 (6), 225-228, 2022-12-15

    ...さらに患者の高齢化によりサルコペニア併存患者の増加は避けられず, 周術期管理の重要性は増すばかりである. <br> 慢性炎症やimmunosenescenceの状態であるサルコペニア併存患者に対しては, われわれが以前から導入しているimmunonutritionのより高い効果が期待できるのではないかと仮説を立て, immunonutritionを行った症例に対して, 後方視的に検討した....

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  • 食道癌への胸腔鏡下胸部食道切除術を導入した2症例の検討

    福本  陽二, 安井  千晴, 柳生  拓輝, 梶谷  真司, 本城 総一郎 松江市立病院医学雑誌 26 (1), 49-56, 2022-12-01

    ...,開腹による食道切除術は,胸壁への手術侵襲や術後疼痛の影響で,呼吸機能低下や炎症の遷延を来たし,重篤な合併症が引き起こされる可能性が高い.根治性を保ち低侵襲化を図るため内視鏡下手術が導入され,国内の食道切除術は約60 %が胸腔鏡や腹腔鏡を用いて施行され,鉗子操作による可動制限を改善するために様々な工夫がされている.また,近年ではロボット支援下食道切除術も保険適応となり,さらに低侵襲化が進んでいる.周術期管理...

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  • 左室駆出率(LVEF)40%未満の肺癌手術の検討

    藤田 康博, 岡 壮一, 大﨑 敏弘 日本呼吸器外科学会雑誌 36 (7), 741-746, 2022-11-15

    ...,IIIB期1例,IVA期1例,術式は肺葉切除3例,区域切除2例,楔状切除2例であった.術後合併症は1例(術前NYHA I度,LVEF 24.6%)に認め術後に心不全が増悪したが,NPPV(non invasive positive pressure ventilation)と利尿剤で改善した.全例が術後7~10日目に退院となった.術前に心不全症状が良好にコントロールできていればLVEF低下例でも周術期管理...

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  • 心臓血管外科手術における診療看護師(NP)の役割

    齋藤 真人, 山﨑 琢磨, 田辺 友暁, 栃木 秀一, 建部 祥, 一森 悠希, 丁 毅文 日本心臓血管外科学会雑誌 51 (6), 339-344, 2022-11-15

    ...[考察]NP群とDR群を比較すると手術成績は同等であった.医師のみで周術期管理を行う場合よりも診療看護師を加えたチームで患者管理を行うことで,人工呼吸器管理時間の短縮とそれに伴う早期離床を可能にし,在院日数が短縮したと考えられた.これにより診療看護師は医師の直接指示・監督下に手術助手を含めた周術期管理を安全に行える可能性が示唆された.</p>...

    DOI Web Site 参考文献11件

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