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検索結果 263 件

  • 竹式傾斜土槽システムへのケナフの植栽効果

    勝又 麻鈴, 樋口 佳樹, 生地 正人 水環境学会誌 47 (3), 85-93, 2024

    <p>ケナフを植えた装置と植えていない装置の2種類の竹式傾斜土槽装置を製作し, 台所排水の浄化性能を検証した。実験の結果, ケナフあり・なしの平均BOD除去率は, それぞれ87.5%と79.7%となり, ケナフありの方が8%高い結果となった。また, 全窒素および全リンの除去率は, ケナフありの方がそれぞれ13%と8%高い結果となった。除去されたリン・窒素のうちケナフに吸収された割合は, …

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  • 四国地方におけるキマダラカメムシの分布

    辻󠄀 雄介, 脇 悠太 四国自然史科学研究 16 (0), 59-66, 2023-03-31

    The distribution of <i>Erthesina fullo</i> (Thunberg, 1783) in the Shikoku region was investigated by literature review and field survey. As a result, they were confirmed from a wide area, mainly in …

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  • 愛媛県宇和島市に分布する崩壊堆積物に含まれる古土壌の<sup>14</sup>C年代

    西山 賢一, 露口 耕治, 大矢 基弘, 佐竹 一希, 川本 真由美 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 261-, 2023

    <p><b>1</b><b>.はじめに</b><b></b> 斜面崩壊・土石流の発生年代を推定することは,長期的な斜面防災や,渓流の砂防計画,さらには国土の安全な土地利用にとって重要な基礎資料となる.本研究では,2018年西日本豪雨による甚大な被害が発生した愛媛県宇和島市周辺を対象とし,2018年豪雨で土石流が流下した渓流の側壁とボーリングコアに挟在する古い崩壊堆積物から古土壌と炭化物3試料を採…

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  • 避難場所の累積収容人数と浸水域外避難を考慮した津波避難計画の検討

    坂本 淳, 小笠原 誠, 石川 ひとみ 交通工学論文集 8 (2), A_45-A_53, 2022-02-01

    <p>太平洋に面するほぼすべての市町村では,津波による人的被害の軽減を目的とした津波避難計画が策定されている.しかし,特に人口が集中している市街地では,津波避難ビルに収容できる人数の制約などから,最寄りの避難場所に避難できない可能性がある.地域の実情に合致した避難計画のルールの検討が必要である.</p><p>そこで本研究では,避難場所の累積収容人数と浸水域外避難を考慮した避難計画を提案する.津波…

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  • 個別分散空調システムの解析・評価手法の高度化に関する研究 (第5報)実測調査および処理熱量計算の概要と実測結果

    松田 健太郎, 天野 雄一朗, 石川 大, 井上 貴之, 堀岡 建吾, 山本 高広, 福田 雄大, 岩松 俊哉 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.3 (0), 193-196, 2022

    <p>昨年に引き続き、個別分散空調システムが導入された事務所ビルを対象とした実測調査を行い, 各種の検討を行った.対象建物に導入されたランモニター内部データ, 及び各種の追加計測により, 室内機ごとの処理熱量を推計し, 室外機消費電力と突き合せCOP, 負荷率とCOPの特性に関する知見を収集した. 検討を通して, 実際に発生した負荷の傾向や実績ベースのピーク負荷を得た.</p>

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  • 個別分散空調システムの解析・評価手法の高度化に関する研究 (第6報)詳細測定手法の検討

    石川 大, 天野 雄一朗, 松田 健太郎, 井上 貴之, 堀岡 建吾, 山本 高広, 福田 雄大, 岩松 俊哉 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.3 (0), 197-200, 2022

    <p>本論文では,個別分散空調システムに室内エンタルピー法を適用する場合のコストと労力を低減するため、吸込・吹出空気温度と吸込風量の測定法を検討した。その結果、吹出空気温度では吹出口中央付近の一点、吸込空気温度では冷房時は吸込口中央付近の一点、暖房時は制御基盤付近の一点、吸込風量ではフード式空気量計で測定することで、ある程度の精度を確保しつつ測定を簡略化できることが分かった。</p>

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  • 中央構造線沿いの開析された大規模地すべり移動体の識別方法

    菅原 大介, 長谷川 修一, 野々村 敦子, 千葉 達朗, 木村 祭 応用地質 62 (5), 296-307, 2021-12-10

    <p>開析されて不明瞭になった地すべり移動体の抽出方法を国土地理院5m数値標高モデルを用いて検討した.本研究では,①地すべり発生によって不動山体から分離することで生じる尾根の不連続,②不動山体から切り離された移動体が下へ滑動することによって背後の不動山体より低くなる標高,③移動体が滑動した結果,周辺へ広がることによって緩斜面となる傾斜量を地すべり移動体を認定する3要素とした.本手法を中央構造線北…

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  • 大空間における換気空調の省エネルギー化に関する研究

    藤井 良平, 天野 雄一朗, 前田 康佑, 田島 昌樹, 堀岡 建吾, 井上 貴之 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (295), 43-49, 2021-10-05

    <p>発電所のような大空間を有する施設において発生する熱は通常、換気によって処理されることが多い。機械換気方式を選択する場合は最も過酷な条件を想定して設備容量が決定されるが、省エネルギーの観点からは年間を通じた効率的な運用方法を検討すること、それを見込んだ自動制御等の設計を行うことが必要である。本研究では、機械換気空調方式を有する火力発電所タービン建屋を対象とし、換気空調の省エネルギー化を実現す…

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  • 帯水層蓄熱システムの効率的な運転方法の検討

    呉 濟元, 住吉 大輔, 崔 榮晋, 藤井 良平, 天野 雄一朗, 堀岡 建吾, 西岡 真稔 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (287), 1-12, 2021-02-05

    <p>近年,ヨーロッパを中心に地盤内の帯水層に蓄熱を行う帯水層蓄熱システムの普及が進んでいる。本研究は,帯水層蓄熱システムの特性を明らかにし,効果的な運転方法を提案することを目的とするものである。本報では,帯水層蓄熱を含む空調熱源システムのシミュレーションモデルを構築し,実測値と比較してモデルの精度検証を行った。また,断熱性能の異なる帯水層を上下の不透水層の熱抵抗を変えることで再現し,層の断熱性…

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  • 建築設備を活用した電力需要調整に関する研究 (その5)水蓄熱空調設備を利用したDR運用の実証実験

    福庭 彬大, 住吉 大輔, 天野 雄一朗, 藤井 良平, 堀岡 建吾 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 73-76, 2021

    <p>再生可能エネルギーの更なる普及・拡大や電力需給の安定化を図るため、近年VPPを使用したディマンドレスポンス(DR)の検討が進められている。水蓄熱空調システムは、電力負荷平準化を目的として構築されており、VPPリソースとしての活用が期待される。本研究ではこれまでに、水蓄熱槽の適切なDRに対応した運用方法を検討した。本報では、検討を行ったDR運転手法について実際の建物で実証実験を行い、その結果…

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  • 個別分散空調システムの解析・評価手法の高度化に関する研究 (第3報)k近傍回帰による処理熱量実測の省力化

    山本 高広, 中川 航希, 藤井 良平, 天野 雄一朗, 井上 貴之, 堀岡 建吾, 岩松 俊哉, 安田 昇平 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.8 (0), 313-316, 2021

    <p>本報では, 前報に示したビルマル空調機の計測データに基づく処理熱量をベースとして, 追加計測に要する作業労力軽減の軽減を目指し, ビルマル空調機内部に蓄積された機器の状態を示す時系列データからk近傍回帰(以下kNN回帰)による処理熱量の推計を行う。本報では, 改善の余地はあるものの比較的少ない入力変数, 単純なモデルを用い, 機器の処理熱量推計を省力化しうることを示した。</p>

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  • 個別分散空調システムの解析・評価手法の高度化に関する研究 (第2報)処理熱量計算方法と実測結果の詳細分析

    中川 航希, 山本 高広, 藤井 良平, 天野 雄一朗, 井上 貴之, 堀岡 建吾, 岩松 俊哉, 安田 昇平 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.8 (0), 309-312, 2021

    <p>本報では, 前報で示した対象建物の実測結果を詳細に分析した。吹出口湿度がセンサーの計測レンジを超過したことから, 一部計測値の精査, 補正が必要と思われる箇所が見られたため, 温湿度の計測値に補正し, 処理熱量を推計した。得られた処理熱量と追加計測, 補正を無視した推計値を比較することで, それらが処理熱量の推計精度にどの程度影響があるのかを考察した。</p>

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  • 建築設備を活用した電力需要調整に関する研究 (その2) 水蓄熱空調設備を利用した需要調整手法の検討

    福庭 彬大, 住吉 大輔, 天野 雄一朗, 藤井 良平, 堀岡 建吾, 三島 潤也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 321-324, 2020

    <p> 電力負荷平準化を目的として構築されている水蓄熱空調設備は、VPPの電力需要調整手法の一つである、DRに活用できる可能性がある。しかし、DRに対応する運用方法や電力需給を調整する力等は明確ではない。  そこで、水蓄熱槽が持つ電力需要調整力を評価するためのシミュレーションモデルを作成し、水蓄熱槽を有する建物においてDRに対応した運転のシミュレーションを行うことで、その電力需要調整力や需要家側…

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  • 建築設備を活用した電力需給調整に関する研究 (その3)貯湯を含む中央式給湯設備の活用

    矢崎 稜馬, 赤井 仁志, 濱田 靖弘, 天野 雄一朗, 藤井 良平, 堀岡 建吾, 三島 潤也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 325-328, 2020

    <p>本研究では電気エネルギーを動力源とする空調や給湯などの建築設備を用いた電力需給調整手法について検討を行う。給湯は通年使用することや貯湯により給湯の熱需要と熱の生成を時間的に一致させなくてもよいという性質からVPPリソースとしての活用が期待される。本報では、宿泊施設を対象としたDRへの対応を想定し、貯湯槽を有する中央式給湯設備をVPPリソースとして活用した解析結果について報告する。</p>

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  • 大空間を対象とした効率的な換気空調システムに関する実践的研究 第4報―水力発電所における実測結果と建物内空気温度推定式の構築

    井上 貴之, 堀岡 建吾, 天野 雄一朗, 藤井 良平, 前田 康佑, 田島 昌樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.4 (0), 97-100, 2020

    <p>本研究では自然換気やファンなどを利用した換気による大空間の換気空調システムを対象とし、実施設での温熱環境の測定やシミュレーション検討などを通じて、最適な設計手法・運転手報を構築することを目的としている。 本報では、前報までの検討結果を踏まえ、水力発電所において給排気ファンの風量を低減させた状態で温熱環境を実測した結果や、実測結果と熱平衡の関係から建物内空気温度の推定式の構築を試みた結果につ…

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  • 大空間を対象とした効率的な換気空調システムに関する実践的研究 第3報―火力発電所における実測調査と室内温度推定手法の構築

    藤井 良平, 天野 雄一朗, 堀岡 建吾, 井上 貴之, 前田 康佑, 田島 昌樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.4 (0), 93-96, 2020

    <p>本研究では自然換気やファンなどを利用した換気による大空間の換気空調システムを対象とし、実施設での温熱環境の測定やシミュレーション検討などを通じて、最適な設計手法・運転手報を構築することを目的としている。 本報では、前報までの検討結果を踏まえ、火力発電所においてルーフファンの稼働台数を低減させた状態で温熱環境を実測した結果や、実測結果からルーフファンの稼働台数や外気等の条件による換気風量・室…

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  • 締め固めた津波堆積物分別土のせん断強度特性

    小竹 望, 山中 稔, 多田 有汰, 竹谷 貢太 地盤工学ジャーナル 14 (4), 295-305, 2019-12-25

    <p>本研究は,東北地方太平洋沖地震の大津波で発生した津波堆積物分別土について,土工材料としての適用性評価を目的とし,木くずの混入が津波堆積物分別土のせん断強度特性に及ぼす影響を評価した.現地採取土及び木くず含有率を変化させた試料を用いた締固め試験から,木くず含有率の増加によって最大乾燥密度が低下し,最適含水比が増加する傾向がみられた.また,締固めた試料に対する圧密定圧一面せん断試験から,木くず…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 地下水面より上の地盤を対象とした透水試験の透水係数算定式に関する研究

    能野 一美, 向谷 光彦, 古川 修三, 久保 慶徳 地盤工学ジャーナル 14 (3), 273-286, 2019-08-31

    <p>著者らは,地下水面より上の地盤を対象とした透水試験に適用できる汎用性に優れた原位置透水試験装置の開発に取り組んでいる。これまで同試験は,地表面付近で実施する試験方法(装置)がほとんどであり,適用箇所が限定されるという課題があった。そのため開発装置は,浅層に設けたオーガー孔を利用したパッカー試験を実施できるよう発展させている。本稿では,開発装置の特徴を述べるとともに,現場飽和透水係数の算定式…

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  • 長期浸水域内からの要医療支援者搬送計画モデルの適用と救出シミュレーション

    坂本 淳, 小笠原 誠, 石川 ひとみ 交通工学論文集 5 (2), A_11-A_19, 2019-02-01

    <p><tt>高知市は南海トラフ地震による市内中心部の長期浸水が懸念されている.多くの要医療支援者が浸水域内にとどまることが想定され,患者らを浸水域外へ搬送するための計画が検討されているが,現在は必要ボート数の算出にとどまっている.</tt> <tt>本研究では,発災時に長期浸水域に残された要医療支援者をボートで搬送するための計画モデルを提案する.このモデルは,要医療支援者数とボート進出拠点まで…

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  • 大空間を対象とした効率的な換気空調システムに関する実践的研究 (第2報)発電所建物における温熱環境の実測調査

    藤井 良平, 天野 雄一朗, 堀岡 建吾, 井上 貴之, 前田 康佑, 田島 昌樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.4 (0), 93-96, 2019

    <p>本研究では自然換気やファンなどを利用した換気による大空間の換気空調システムを対象とし、実施設での温熱環境の測定やシミュレーション検討などを通じて、最適な設計手法・運転手法を構築することを目的としている。 本報では、異なる換気方式を有する2つの発電所建物において行った実測について述べるとともに、データ分析の結果から現状の課題を抽出した。</p>

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  • 2016年以降急速に普及している新たなレンタサイクルサービスの課題

    坂本 淳, 小笠原 誠, 笹山 和延 都市計画報告集 17 (3), 289-292, 2018-12-07

    <p>コペンハーゲンは世界でも有名な自転車都市であるが,近年は自転車駐輪場の問題が深刻である.自転車駐輪スペースの外に駐輪した大量の自転車が,歩行者の通行に支障をきたしている.この問題の背景には,2016年以降急速に普及した,専用の駐輪ポートを持たない新しいレンタルサイクルサービスの普及がある.貸し出し可能なレンタルサイクルが公道に放置されていることから,利用者はどこでも自転車を借りることができ…

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  • 豆粒大中赤外分光ユニットによる透析装置のin-situ血糖値モニタリング

    乃村 宏幸, 野郷 孝介, 川嶋 なつみ, 北崎 友哉, 康 瀚月, 西山 成, 石丸 伊知郎 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 529-530, 2018-08-20

    <p>我々は,透析装置における体外全血中の光散乱体となる粒子を超音波の音響放射力で縞状に除去することで,血漿グルコース濃度の計測を可能にする手法を提案している.本手法は,豆粒大の中赤外分光ユニットで計測を行うことで,即座に血液情報を取得することができる.人血の前段階としてラット全血を中赤外分光計測した結果,波長9.25μm及び9.65μmに存在するグルコース特有の吸収ピークを確認し,血糖値計測の…

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  • 大空間を対象とした効率的な換気空調システムに関する実践的研究 (第1報)研究目的および換気空調システムの概要

    藤井 良平, 天野 雄一朗, 堀岡 建吾 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.4 (0), 69-72, 2018

    <p>本研究では自然換気やファンなどを利用した換気による大空間の換気空調システムを対象とし、実施設での温熱環境の測定やシミュレーション検討等を通じて、最適な設計手法・運転手法を構築することを目的としている。 本報では、水力発電所に導入した岩盤冷却効果を利用した換気空調システムについて報告する。運用1年目に行った実測の結果から、所定の温熱環境が達成できていること、インバータ制御により大幅な省エネル…

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  • 長時間連続運転車両が事故発生リスクに与える影響分析

    坪田 隆宏, 吉井 稔雄, 白柳 洋俊, 小倉 晃一 土木学会論文集D3(土木計画学) 74 (5), I_1275-I_1282, 2018

    長時間の連続運転は疲労や眠気を増幅させ,注意力や集中力が欠如した状態を招き,事故発生リスクを高めることが予想される.しかし,長時間運転と事故発生リスクの定量的な関係は示されていない.そこで本研究では,連続運転時間の閾値を5,000秒と定義したうえで,同値を超過して走行する長時間連続運転車両が事故発生リスクに与える影響を分析した.まず,松山自動車道下り方向を対象に,富士通商用車プローブデータの走行…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 重要機器室の空調設備の最適化に関する検討 (第6報)実測に基づく空調機負荷特性の分析

    中川 克也, 天野 雄一朗, 安岡 稔弘, 堀岡 建吾, 田島 昌樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.3 (0), 233-236, 2016

    <p>本論文では重要機器室における適切な空調設備の容量設計に資するために様々な室用途の10室の実測結果から温熱環境や空調機負荷に関する分析を行った。その結果として、重要機器室の空調設備の容量設計において適切な機器発熱量の把握が重要であることを確認した。また、適切な機器発熱量の把握のためには重要機器室の属性との関係が重要であるという結果を得た。</p>

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  • 周辺観光誘引を目的とした簡易ICTに関する提案

    平沢 隆之, 小笠原 誠, 石川 ひとみ, 山口 憶人, 丸山 貴平, 梶田 佳孝 生産研究 67 (2), 205-210, 2015

    国内各地で世界文化遺産登録の報告が相次ぐ一方で大都市圏環状道路の整備が進み,訪日インバウンド観光促進にはますます追い風の状況と言える.本研究では,交通・物流・観光の要衝である静岡県御殿場市を対象に実施した,大規模集客施設訪問帰りの近隣観光施設への追加立ち寄り観光誘引の一連の実験と,大型イベント開催日の交通実態簡易調査の結果に基づき,豊かな地域観光資源の魅力をアピールし,データに基づいた周辺観光誘…

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  • ヨンデンビル新館の継続的な省エネルギー・負荷平準化への取り組み (第1 報)建物概要とコミッショニングの取り組みについて

    天野 雄一朗, 安岡 稔弘, 小野坂 充央, 小林 陽一, 吉田 治典, 赤司 泰義, 住吉 大輔, 葛 隆生, 金 政秀, 宮田 征門 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.8 (0), 213-216, 2015

    <p>この研究において、ヨンデンビル新館において省資源・省エネルギーを目的とした10年の取り組みと実績に関して報告する。 土蓄蓄熱空調システムでは、測定とシミュレーションの組合せの最適化によりシステム効率は10.1を達成した。また、水蓄熱空調システムの運用改善により蓄熱効率は10%向上することができた。 その結果、一次エネルギー消費量については、934[MJ/㎡・年]を達成した。</p>

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  • 迅速で安全な住民避難行動を促進する「防災行動計画」の策定

    徳永 雅彦, 中野 晋, 武藤 裕則, 佐藤 塁 土木学会論文集F6(安全問題) 71 (2), I_177-I_184, 2015

    浸水被害をハード整備で防ぐには膨大な時間と経費を要するため,整備途上でも被害の最小化を図るソフト対策の充実が喫緊の課題である.本研究は2014年8月に那賀町で発生した水害時の行政と住民の対応を検証する.また,過去の那賀川における出水状況を踏まえ,はん濫発生と水位や上流のダムからの放流量の相関関係等を検証するとともに,行政が発信する災害関連情報の種類や伝達方法,住民の避難完了までに必要な時間等も検…

    DOI 機関リポジトリ Web Site 被引用文献5件

  • 建物群における水蓄熱空調システムの運用最適化手法に関する研究 (第1報)研究目的と実測値の分析

    南部 佑輔, 天野 雄一朗, 住吉 大輔, 松吉 祐希, 堀岡 健吾 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.8 (0), 457-460, 2015

    <p>本研究では、建物群に採用されている水蓄熱空調システムに対して効率的にコミッショニング手法を適応させ運用の最適化を実施するため、建物の設計概念、システム系統図、竣工時や現在の設定値などについて調査を実施する。そして、電力量や機器運転状況を実測し、システム運用状況や不具合状況を明らかにした上で、最低限必要な計測ポイントや不具合検知のための実測項目、最適な設定値を算出するシミュレーション手法など…

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  • 重要機器室の空調設備の最適化に関する検討 (第5報)空調負荷計算手法の最大冷房負荷に関する比較

    堅田 大貴, 天野 雄一朗, 宮永 俊之, 上野 剛, 堀岡 建吾, 田島 昌樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.5 (0), 89-92, 2015

    <p>本報告では、重要機器室における空調エネルギーを最適化するために、重要機器室を想定し3種類の空調負荷計算手法(CADIEE、MICRO-PEAK/2000、HASPEE)を比較し、各手法の特徴を把握する。検討の際に計算パラメータとして、地域、気象データ、機器発熱量、断熱性能、窓ガラスの有無、隣室温度条件を変えた場合の最大熱負荷を計算し、各手法の最大熱負荷に対する各計算パラメータが与える影響(…

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  • 地震に伴う地下水圧の変化が地下水流動特性に与える影響

    竹内 竜史, 露口 耕治, 尾上 博則, 三枝 博光, 別府 伸治 原子力バックエンド研究 22 (2), 37-52, 2015

    高レベル放射性廃棄物の地層処分では,地層処分システムの長期安全性を評価する上で,累積的・広域的な変化を引き起こす現象について考慮する必要がある.この現象の1つとして,地震に伴う地下水圧の変化が挙げられる.原子力機構が岐阜県東濃地域で実施する地下水圧の長期モニタリングでは,これまでに地震に伴う地下水圧の変化が観測されている.本稿では,地震に伴う地下水圧の変化に関する観測結果を整理すると共に,大局的…

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  • スポンジ担体を用いた傾斜土槽法による有機性汚濁物質と栄養塩類の同時浄化

    生地 正人, 井上 雄二, 末次 綾, 奥村 朋子, 出濱 和弥, 多川 正, 中矢 雄二 水環境学会誌 37 (4), 145-153, 2014

    傾斜土槽法は,低エネルギ-消費型の好気性浄化法である。この浄化機構を解明するためにスポンジ担体の傾斜土槽で実験を行った。本実験は,20~50分の水理学的滞留時間で有機性汚濁物質と総窒素(T-N)・総リン(T-P)が同時に浄化されることを示した。排水が傾斜土槽を浸透流下すると,水と有機性汚濁物質は分離される。溶解性の有機性汚濁物質は,生物学的吸着作用で分離され,これに要する時間が20~50分である…

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  • 空調用冷温水のカスケード利用による放射式空調に関する研究 (第1報)カスケード利用による天井放射冷房の性能評価

    三島 潤也, 天野 雄一朗, 赤井 仁志, 草刈 洋行, 岩松 俊哉, 宮永 俊之, 葛 隆生, 安岡 稔弘, 小野坂 充央 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.3 (0), 469-472, 2014

    <p>本研究は熱源機の高効率利用を目的とした中温冷温水のカスケード利用と、ハイブリット空調方式の設計・運転手報の構築を目的としている。本報では。複数の天井放射冷暖房パネルを使用した予備実験を行い、本実験にて熱源機、空調機等を組み合わせた空調実験を行った。その結果、パネル表面と裏面での熱流束の比は5:1であること、冷水温度が一定の条件では、1次側流量がパネルの性能に大きく影響を与えること、露点温度…

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  • 立ち寄り型周遊観光の促進に向けた現場親和型観光ITSに関する考察

    平沢 隆之, 片岡 源宗, 小笠原 誠, 石川 ひとみ, 佐々木 政秀 生産研究 65 (2), 133-138, 2013

    観光案内所は,まちに不案内な来訪者に大変有益な移動支援情報を提供しているが,来訪者データをフル活用すICTの導入が進んでいない.本論文では,地方型・都2タイプの具体の観光案内所の業務分析を通じて,地域経済活性への貢献が期待される立ち寄り型周遊観光のICT導入方法を提案する.

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  • クリンカアッシュ覆土による雑草抑制効果に関する研究

    増田 拓朗, 甲斐 崇, 下岡 直哉 日本緑化工学会誌 39 (1), 178-181, 2013

    クリンカアッシュ覆土による雑草抑制効果について検討した。地上部の草刈りだけをしてクリンカアッシュを覆土する区と,草刈り後,表土を深さ20 cm 掘削し,根・地下茎・種子を含まないマサ土 (心土) を埋め戻し,その上にクリンカアッシュを覆土する区を設けた。クリンカアッシュの覆土厚は5 cm,10 cm,20 cm の3 …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 森林の土壌保水力を考慮した高精度な流出解析手法を用いた林相変化に関する降雨流出解析

    玉井 典, 佐々木 勝教, 馬越 唯好, 白鳥 実, 豊田 康嗣 土木学会論文集G(環境) 69 (5), I_151-I_159, 2013

    本研究では,高知県西部を流れる渡川水系四万十川の上流域を対象に,独自の現地調査で得られた森林の土壌保水力に関する知見,ならびに四万十川特有の蛇行形状を定量化することにより,既存の分布型流出解析モデルを改良し,従来モデルに比べ河川流量を制度よく再現できることを確認した.<br> また,上記モデルにより,森林の樹種変化を想定した降雨流出シミュレーション解析を行った結果,落葉広葉樹林では,ヒノキ林に比…

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献1件

  • 四国北西部の中央構造線活断層系伊予断層の完新世活動履歴

    池田 倫治, 後藤 秀昭, 堤 浩之, 露口 耕治, 大野 裕記, 西坂 直樹, 小林 修二 地質学雑誌 118 (4), 220-235, 2012-04-15

    本研究では,四国西部の中央構造線活断層系伊予断層を対象にトレンチ調査を実施し,完新世の3回の活動時期を明らかにした.伊予断層の最新活動時期はAD1650以降であり,ひとつ前の活動時期はBC 2865-BC 845である.また,それ以前の23440yr BP-BC4850の間に少なくとも1回の活動があったと考えられる.これらの活動時期から伊予断層の活動間隔を算出すると,2000年より長いことになる…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • 荒廃人工林の増加が水力発電所上流域の流出特性に与える影響についての一考察

    佐々木 勝教, 馬越 唯好, 白鳥 実, 豊田 康嗣, 中屋 耕 水文・水資源学会研究発表会要旨集 24 (0), 4-4, 2011

    本研究は、四万十川に位置する四国電力(株)秋丸測水所流域(集水面積;360km2, 年降水量;2,700mm)を対象として、著者らが構築した分布型タンクモデル(水循環モデル)を用いたシミュレーション解析を行い、放置林の増加が流出特性に与える影響について考察を行った。

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  • 焼成貝殻を用いた高機能凝集沈殿剤の開発

    寺井 章人, 山本 房市, 大橋 友孝, 豊原 治彦 日本水産学会誌 77 (5), 871-875, 2011

    養殖の副産物として大量に廃棄されているマガキ貝殻を原料とした凝集沈澱剤を開発した。焼成温度(200℃~600℃)が凝集沈殿効果に及ぼす効果を検討した結果,400℃ 焼成が最も効果的であった。比表面積及び粒度分布測定の結果,焼成温度が高いほど比表面積及び粒径は小さくなった。これらの結果から,400℃ 焼成の貝殻がもっとも高い凝集沈殿効果を示したのは,400℃ …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献22件

  • 水力発電所上流域を対象とした分布型水循環モデルのパラメータ

    馬越 唯好, 佐々木 勝教, 菅原 大介, 豊田 康嗣 水文・水資源学会研究発表会要旨集 23 (0), 62-62, 2010

    四国地方の森林では、大半がヒノキやスギなどの人工林からなっており、これら人工林は、伐採や間伐の時期を迎えているが、適切な管理がなされず放置され、荒廃した森林が増加しており、これらのことが河川流出に対し、何らかの影響を与えていると考えられる。著者らは、水力発電所上流域を対象に分布型水循環モデルを構築し、森林の林相変化や手入れの状態等が河川流出に与える影響を定量的に評価するための研究を進めており、本…

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  • ASRによるコンクリート劣化と鉄筋の損傷に関する数値解析的検討

    三浦 良輔, 吉田 秀典, 松島 学, 横田 優 土木学会論文集A 65 (4), 1037-1052, 2009

    ASRによって劣化したコンクリート構造物の表面に発生する特徴的なひび割れに着目した解析モデルを橋脚梁部に適用し,解析と実構造物のひび割れ性状を比較した結果,その特徴を概ね再現することができた.加えて,近年特に留意すべき鉄筋破断に焦点を当て,曲げ加工時の損傷にともなう鉄筋の強度低下を検討する解析モデルを提案した.その結果,鉄筋曲げ加工部は微小な亀裂を有する場合においても,健全鉄筋に比べ急激な強度低…

    DOI 被引用文献1件 参考文献1件

  • 柑橘園地域のため池において水草の豊かさに及ぼす水質の影響

    香川 尚徳, 四方 政樹, 木田 真由美, 下田 路子 陸水学雑誌 69 (1), 1-23, 2008

    柑橘園地域でため池の水質が水草種数に及ぼす影響を明らかにするために,松山市内北条地区で,水草のない森林中の5池を含む43のため池を,各池で1回,1998年から2003年の間に8月または9月に調査した。全体で25種の水草が認められたが,1池当りの種数は平均して2.8種であった。水質については,主成分分析により,2つの重要な成分,肥料成分を含む集水域からの主要イオン類の溶脱を反映するPC …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献80件

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