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検索結果 86 件

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  • SPME-GCMSを用いたペットのにおい分析

    坂井 沙綾 におい・かおり環境学会誌 54 (1), 23-27, 2023-01-25

    ...<p>においやかおりを分析する手法として,ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)と固相マイクロ抽出(SPME)法を組み合わせたSPME-GCMS分析が頻用されている.SPMEファイバーは種類によって極性や保持力が異なるため,分析対象に合った液相を適切に選択することが分析するうえでの大きな課題となる.本稿では,ネコの糞臭気物質に対する最も吸着スペクトルの広い吸着剤の選定および,その吸着剤を用いた臭気分析...

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  • 風味成分分析による昆布だしの取り方の検討

    鳥海 滋, 佐々木 多佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 94-, 2023

    ...におい成分は,固相マイクロ抽出法により捕集し,ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)にて一斉分析した。水溶性成分は,トリメチルシリル誘導体化し,GC-MSにて一斉分析した。</p><p>【結果】異なる試料・抽出法により得られた昆布だしに共通するにおい成分として,ヘキサノール,1-オクテン-3-オール,3-オクタノン等が検出された。...

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  • 固相マイクロ抽出−ガスクロマトグラフィー質量分析法による劣化天然ゴムの臭気解析

    加賀美 智史, 穂坂 明彦, 中村 貞夫 分析化学 71 (10.11), 595-602, 2022-10-05

    ...<p>オフフレーバー(異臭)が原因となるトラブルは材料や化成品業界における解決すべき問題のひとつであり臭気物質を特定することが重要である.本報では高い分離能力と定性能力を持ち,簡便かつ高感度な分析が可能な固相マイクロ抽出─GC/MSと異臭成分に特化したマススペクトルデータベース及びクロマトグラムデコンボリューション,統計解析など近年GC/MSのデータ解析に応用が広がっている新しい技術を組み合わせた,...

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  • かまぼことワインの食べ合わせに関する香りの研究

    桒本 安壽, 安藤 美海, 小川 美奈, 中野 伊吹, 山口 真由, 河内 公恵 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 87-, 2022

    ...25℃で5分間攪拌後、ヘッドスペース固相マイクロ抽出/ガスクロマトグラフィー質量分析により香気成分を分析した。官能評価は、20〜58歳の女性12名をパネルとし、蒸し加熱したたらと鉄を含まないモデルワインを混合したものを対照とし、生臭いにおい、金属的な酸化臭、好ましい魚のにおいについて評価した。...

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  • SPME Arrow-GC-MS分析を用いた香気成分プロファイルの解析

    河村 和広 におい・かおり環境学会誌 52 (4), 206-218, 2021-07-25

    ...<p>におい評価の機器分析ではガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)が主に使用される.におい分析でのGC-MSの前処理としては,その簡便性から固相マイクロ抽出(SPME)法が頻用される.しかし,SPME法は液相量が限られており微量成分の感度が足りない,また,機械的耐久性が低いという課題があった.近年,SPMEの利点を残しながら,これらの課題を解決したSPME Arrowが開発された.本稿では,SPME...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • パネル選定用基準臭をにおい嗅ぎガスクロマトグラフ質量分析計の性能チェックに利用する試み

    吉井 文子, 梅木 美樹 におい・かおり環境学会誌 52 (3), 175-178, 2021-05-25

    ...<p>パネル選定試験に用いる基準臭は非揮発性溶媒を用いて希釈され濃度が調整されたものが市販されている.固相マイクロ抽出を用いるにおい嗅ぎガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS-O)の性能として検出能力の安定性をチェックするために,パネル選定用基準臭を使用することを考え検討した.実験の結果,さらに基準臭の濃度と再現性の検討が必要だが,4基準臭の混合物を利用してGC-MS-Oの性能チェックが可能であると...

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  • 固相マイクロ抽出法を用いた玉露の香気寄与成分の特定

    水上 裕造 茶業研究報告 2020 (130), 39-46, 2020-12-31

    <p>玉露は覆い下茶園の新芽で製造され,青海苔様の香りや干し草様の香り,甘い香りがある。今回,産地および価格が異なる玉露15点を入手し,SPMEにより香りを抽出し,GC-OとGC-MSを用いて玉露の香りに関与する成分を特定した。さらに,AEDAにより各香気寄与成分の元の香りへの影響度合いを示すFDファクターを求め,主成分分析により玉露のヘッドスペースの香りを明らかにした。その結果,(<i>Z</…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 固相マイクロ抽出法を用いた玉露の香気寄与成分の特定

    水上, 裕造 茶業研究報告 = Tea research journal (130) 39-46, 2020-12

    玉露は覆い下茶園の新芽で製造され,青海苔様の香りや干し草様の香り,甘い香りがある。今回,産地および価格が異なる玉露15点を入手し,SPMEにより香りを抽出し,GC-OとGC-MSを用いて玉露の香りに関与する成分を特定した。さらに,AEDAにより各香気寄与成分の元の香りへの影響度合いを示すFDファクターを求め,主成分分析により玉露のヘッドスペースの香りを明らかにした。その結果,(Z)-1,5-oc…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • SPME-GC-MS/MS、LC-MS/MS を用いた農薬類の迅速な一斉分析法の開発

    腰塚 昭春, 島田 祐介, 田中 武志, 栗田 翔, 橘高 雷太, 市川 豊, 吉澤 健一, 宮川 修 水道協会雑誌 89 (4), 2-13, 2020-04-01

    ...本研究では、固相マイクロ抽出-ガスクロマトグラフ質量分析計(SPME-GC-MS/MS)と液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)の2種類の分析機器を用いて前処理を簡略、自動化し、水質事故に対応可能な農薬類の迅速な一斉分析方法の開発を行った。開発した2つの分析方法を用いることで合計196物質が検出でき、147物質は真度50~150%、変動係数30%以下で定量可能である。...

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  • 固相マイクロ抽出法を用いた簡易放散量試験法の開発とそのアプリケーション

    松村 年郎, 生田 実香, 森田 孝節, 山下 洋一, 今中 努志, 一條 佑介, 松延 邦明 室内環境 23 (1), 1-9, 2020

    本研究においては, 壁紙などから放散するVOCsをSPME-GC/MSで測定する方法を検討した。具体的には簡易チャンバー(容量640 mL)に壁紙サンプル(7 cm × 7 cm, 49 cm<sup>2</sup>)をセットし, チャンバーを28 ℃の恒温槽に30分間放置し, 放散してくるVOCsをSPME(ファイバー)で捕集する。その後, SPMEをGCの注入口に差し込み, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 固相マイクロ抽出法を用いた抹茶に含まれる低沸点成分の分析

    水上 裕造 茶業研究報告 2019 (128), 23-29, 2019-12-31

    <p>抹茶の香りを解明する過程において,diethyl etherで抽出した香気エキスを濃縮すると,抹茶とは異なる香りとなった。従って,抹茶の香りには低沸点成分が重要であることが考えられた。そこで本研究では抹茶の低沸点成分をGC-OとGC-MSを用いて特定することにした。その結果,抹茶の重要な低沸点成分として,methanethiol,dimethyl sulfide,2-methyl …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 固相マイクロ抽出法を用いたハチミツ香気成分の分析法

    久保, 良平, 小野, 正人 玉川大学農学部研究教育紀要 (3) 31-37, 2019-03-30

    ...固相マイクロ抽出法を用いたハチミツ香気成分の分析法について解説した。その方法の応用例として、ハチミツ香気成分の由来の検証、蜜源植物とハチミツの香気成分の相関、ニホンミツバチのハチミツ香気成分の分析例についても紹介した。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 芳香物質のミセルおよびO/W型エマルションからの放出

    島 元啓, 安達 修二 日本食品工学会誌 19 (3), 153-162, 2018-09-15

    ...</p><p>まず,一定量の芳香物質を含む,様々な濃度の界面活性剤水溶液を調製して蓋付バイアル瓶に封入し,40℃で撹拌しながら20分間保温した.溶液の上の気相中の芳香物質を固相マイクロ抽出法により分取し,ガスクロマトグラフィを用いて定量した.芳香物質の濃度が同じで界面活性剤を含まない対照溶液について同様に測定した値に対する比を正規化濃度として評価した(Fig. 1).3種類の界面活性剤において,CMC...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 2-アミノエタノールの存在下でのメチルパラチオンの加水分解除去: 反応速度論的研究

    Doumandji Lotfi, Moussiden Anissa, Ihdene Zaher, Hamada Boudjema 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 43 (1), 41-46, 2018

    ...マイクロ抽出(SPME)によって水溶液から除去されたMP分解生成物を同定した結果,主な中間生成物は,<i>p</i>-nitrophenolおよび<i>O,O-</i>dimethyl phosphorothioateであった.この研究の結果,EAの存在下での加水分解は,MPを含む溶液の汚染除去のための有効なプロセスであることがわかった....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • SPME法およびスニッファーによる魚箱残存臭気分析

    篠原 亜里紗, 河野 俊夫, 張 夏 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 37-, 2018

    ...<br>【方法】測定には魚臭付き発泡スチロール9種類(アジ、タイ、養殖ブリ、天然ブリ、タラ、ニシン、ヤリイカ、黒カレイ、宗八カレイ)と未使用の発泡スチロールの計10種類を用い、臭気捕集は固相マイクロ抽出(SPME)法により行った。...

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  • シイタケ害虫の化学生態学的比較

    所 雅彦, 北島 博 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 597-, 2017

    ...ナガマドキノコバエ類とムラサキアツバの雌成虫揮発性成分を溶媒抽出及び固相マイクロ抽出法(SPME)を用いて吸着剤により捕集し、その成分をGC-MS分析と、雄成虫の触角の生体電位を用いて検出するGC-EAD法により分析した。その結果、ナガマドキノコバエ類とムラサキアツバの性フェロモンは、ポリエンの長鎖炭化水素が主成分であり、目レベルで異なるキノコ害虫の性フェロモンの類似性が明らかになった。...

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  • サクラ栽培品種における花の揮発性物質分析

    松本 麻子, 福島 敦史, 加藤 珠理, 草野 都 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 304-, 2016

    ...本研究では、クローン性を確認した複数のサクラ栽培品種の花器組織を用いて、HS-SPME(ヘッドスペース固相マイクロ抽出)による揮発性物質の抽出を行い、超高分解能GC-TOF-MS(ガスクロマトグラフ-飛行時間型質量分析計)による非ターゲットの揮発性物質プロファイリングを行った。得られたピークについて多変量解析を行い、品種間差に対する寄与を明らかにした。...

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  • マヨネーズのこくが減塩効果に及ぼす影響

    吉岡 智史, 西村 知紗, 柳澤 琢也 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 93-, 2016

    ...さらに固相マイクロ抽出-ガスクロマトグラフ質量分析計を用いて香気成分を分析した。 【結果】植物油群とマヨネーズ群の官能評価の結果、塩分量は異なるが風味の強さには有意差が見られず、「こく」はマヨネーズ群の方が有意に高かった。このことから、風味を補った効果はマヨネーズに由来する「こく」の影響であることが示唆された。さらに香気成分分析の結果、こくに関与すると思われる成分がマヨネーズ群から見出された。...

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  • マイクロコイルを用いるGC用サンプリングデバイスの試作とその応用

    金子 毅, 野島 裕香, 鈴木 雄亮 分析化学 64 (5), 363-369, 2015

    ...犯罪にかかわる植物油のガスクロマトグラフ分析のための簡便で迅速な手法として,固相マイクロ抽出(SPME)のファイバー部分をステンレス鋼製のマイクロコイルに置き換えたマイクロコイルサンプリング装置(MCSD)を開発した.この手法では,まず,マイクロコイルの先端を微量の油に浸し,毛細管現象によってマイクロコイル内に採取した後,これをガスクロマトグラフへ直接導入し,注入口の温度で熱脱離した油脂中のステロール...

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  • 褐色腐朽菌オオウズラタケが放散する揮発性有機化合物の分析手法の検討

    小沼 ルミ, 水越 厚史, 瓦田 研介, 吉田 誠 木材保存 41 (3), 108-118, 2015

    ...そこでMVOCをトレーサーとした腐朽診断技術を開発するための第一段階として,褐色腐朽菌オオウズラタケをモデルとして,本菌が放散するMVOCを3種類の分析装置(加熱脱着GC/MS,プロトン移動反応(PTR)-MSおよびヘッドスペース固相マイクロ抽出(HS-SPME)-GC/MS)によって分析し,木材腐朽菌が放散するMVOCを分析するために適した手法を検討することを試みた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献19件

  • 磁石を利用した自動化分散固相抽出法の開発

    川口 研 ファルマシア 51 (10), 989-989, 2015

    ...マイクロ抽出法(solid phase micro extraction:SPME)など様々な試料前処理法が開発されている.一方で,試料前処理法の中には,煩雑な操作により時間がかかり,実験者の手技による再現性が低下するなどの問題点もあった.したがって,これらを克服するためには機械による自動化が求められ,実際にSPEおよびSPMEの完全自動化が実現している....

    DOI 医中誌

  • 調製ハーブビネガーの匂い成分の変化

    窪田 彩香, 石川 恵美, 佐藤 幸子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 124-, 2014

    ...香気成分は、固相マイクロ抽出法(SPME)により香気成分を捕集し、GC/MS分析およびGC-O分析を行った。調整したハーブビネガーについて、選定パネルによる匂いの官能評価を実施した。...

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  • 易溶性LMペクチンを用いたミルクゼリーの食感とフレーバーリリース

    河内 公恵, 深澤 絵里子, 小澤 めぐみ, 川瀬 理絵, 菊島 結, 西本 純, 香西 みどり 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 64-, 2014

    ...香気成分は40℃30分間の固相マイクロ抽出法で捕集し、GCMS-QP2010 plus(島津製作所)により分析した。<br><b>【結果】</b>官能評価によりLはGに比べて「くちどけ」「食べた時に鼻に抜ける香りの強さ」は有意に高く(p<0.05)、「かたさ」「口に入れた時の粘度」「飲み込む直前の粘度」「口中でのまとまり易さ」が有意に低かった。「鼻で嗅いだときの香りの強さ」は有意な差がなかった。...

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  • 福島県郡山産ブランド人参ジュースの化学成分分析に関する基礎的な検討

    中島 肇, 阿部 愛波, 生方 エニィ瑠璃江, 佐藤 千恵, 高梨 禮子, 河内 公恵, 後藤 政幸 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 71-, 2014

    【目的】福島県郡山市の郡山ブランド野菜協議会は市場に出回っていない新たな付加価値を持った野菜の栽培と普及を目的に設立された。今回は、彼らの生産する人参のうち、西洋人参系の御膳人参と京人参系の紅御前人参の化学成分分析を行った。本研究では、「ジュースでも美味しく飲める」両人参の特性を科学的に明らかにするために、糖質と香気成分の分析を中心に行った。 …

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  • 固相マイクロ抽出法及びGC/MSによる本格焼酎に含まれるフルフラール類の分析

    福田 央, 韓 錦順 日本醸造協会誌 109 (3), 194-198, 2014

    本格焼酎のフルフラール類の濃度分布を明らかにするために,202点の本格焼酎鑑評会出品酒を用いてフルフラール,5-ヒドロキシメチル-2-フルアルデヒド及び5-メチル-2-フルアルデヒドの定量分析を行った。常圧蒸留及び減圧蒸留の酒粕焼酎,減圧蒸留のその他の焼酎の区分では,5-ヒドロキシメチル-2-フルアルデヒド含量の平均値が最も高かったが,それ以外の焼酎ではフルフラール含量の平均値が最も高かった。以…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 寝室にこもるニオイの解析

    埴原 鉱行, 筒井 拓也, 近 亮 分析化学 62 (3), 207-213, 2013

    ...住居空間に漂うニオイは極微量であり,一般的にトイレの糞尿臭やキッチンの生ゴミ臭はメチルメルカプタン,トリメチルアミン,インドールなどがキーとなる臭気成分として知られている.しかし,寝室にこもるニオイの臭気成分を調査した報告はなく,消費者の意見ではほとんどが「ニオイがこもった感じ」と回答している.そこで,本研究では,被験者の負担の少ない静置式の固相マイクロ抽出(SPME)4種類とガスクロマトグラフィー...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献20件

  • ワインの香りに対する官能的かつ化学的分析手法の開発

    中野 貴理博, 永松 正博 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 14 (2), 37-42, 2012

    ...ワインの香りは,フルーツなどの身近なものに例えられる.このワインやフルーツの香りを化学的に分析する手法として,固相マイクロ抽出法(SPME)と,ガスクロマトグラフィーおよび質量分析(GC/MS)を用いて,単離・特定・定量化の工程を,分離・特定・定量化とすることで簡便に評価可能かを検討した.この試みは効果的であり,類似の揮発性化合物を分離・同定できることが分かった.また,ワインから得られた化合物と,同一...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 和牛,交雑牛,乳牛および輸入牛の脂肪から固相マイクロ抽出した香気成分

    右田 光史郎, 高濱 結花, 高萩 康, 杉山 尚弥, 菊池 圭祐, 松石 昌典, 沖谷 明紘 日本食品科学工学会誌 59 (3), 127-138, 2012

    ...市販の和牛,交雑牛,乳牛および輸入牛(豪州産)の皮下脂肪(SF)と筋内脂肪(IF)について,固相マイクロ抽出(SPME)した加熱香気成分を比較した.その結果SFでは,和牛はアルデヒド,アルコール類が,交雑牛ではアルカン,芳香族化合物類が,輸入牛はエステル類が多かった.和牛香に寄与するラクトン類(γ-あるいはδ-Cn (nは炭素数)と表す)については,和牛ではγ-C7,C8,C9が,乳牛と輸入牛ではγ-C10...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献33件

  • 海藻食魚の香気成分

    宮崎 泰幸, 藤岡 侑祐 水産増殖 60 (2), 189-194, 2012

    ...普通筋香気成分を固相マイクロ抽出を用いたガスクロマトグラフィー質量分析装置および電子嗅覚装置で分析するとともに,香気強度の官能検査を行った。ほぼ同時期に採取した5魚種は EN 分析でそれぞれ異なる香気成分組成を示しており,その中でもヘキサナールを多く含むアイゴならびに 3-メチル-1-ブタナール,2-メチル-1-ブタナールおよび 3-メチル-1-ブタノールを多く含むアオブダイは特異的であった。...

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  • 文化財保全のためのカビ臭分析

    竹内 孝江, 木内 正人, 鈴木 孝仁 におい・かおり環境学会誌 43 (3), 211-216, 2012

    ...カビのにおい分析には固相マイクロ抽出法による濃縮の後,ガスクロマトグラフィー質量分析法により行った.カビの成長に伴い,アルコール,ケトンアルデヒドが放散されることがわかった.カビ種の特定のためにはセスキテルペンの検出が有効であることがわかった. 本解説では前述論文の研究について概説する....

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  • 間伐材炭ろ過水で飼育したアユの香気成分の分析および官能評価

    佐藤 幸子, 織田 佐知子, 新藤 一男, 本西 晃, 花里 匡史, 数野 千恵子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 23 (0), 38-38, 2011

    【<B>目的</B>】川魚として代表的なアユ(鮎)は、生育環境により香りが異なるため、味覚にも影響を与える。そこで、環境によるアユの不快臭を軽減する目的で、多摩川中流の河川水で飼育したアユとその河川水に炭(多摩産杉間伐材)を使用したろ過水で飼育したアユの香気成分を比較検討し比較を行なった。またそれらの官能評価を行い炭の効果を検証した。<BR>【<B>方法</B>】飼育アユ:約15gの養殖アユを多…

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  • チキン・ブイヨンの風味による減塩効果

    真部 真里子, 笹井 昭彦, 長谷川 倫子, 伊藤 茉美, 持田 理絵, 西村 公雄 日本調理科学会大会研究発表要旨集 23 (0), 181-181, 2011

    ...<BR>  またチキン・ブイヨンの香気成分について、固相マイクロ抽出法にて抽出し、においかぎによるGC(GC-O)分析を行い、においプロファイルを作成した。<BR> 【<B>結果</B>】チキン・ブイヨンの風味について、においに関する報告は少ないため、まず、チキン・ブイヨンの香気成分についてGC-O分析を行った。...

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  • 固相マイクロ抽出用注射針及びGC/MSを用いる口気中低級脂肪酸の分析

    市場 有子, 埴原 鉱行, 藤原 正美, 平山 知子, 数野 恵子, 森嶋 清二, 品田 佳世子, 川口 陽子 分析化学 60 (2), 143-148, 2011

    ...呼気中の臭気主成分としては硫黄化合物や窒素化合物が知られているが,低級脂肪酸も口腔内の病的口臭との関連が示唆されているため,その実態を把握することは重要である.呼気中の低級脂肪酸は非常に微量で,口腔内気体を多量に採取しなければならないため,低級脂肪酸の検出は困難であった.そこで,固相マイクロ抽出注射針を用いて低級脂肪酸を濃縮し,GC/MS分析を行う方法を開発した.検討の結果,分析条件を厳密に保つことで...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献18件

  • 開発した魚醤と伝統魚醤の香りと嗜好性の比較

    原田 和樹, 宮崎 泰幸, 和田 律子, 前田 俊道, 玉井 健太, 土井 啓行, 島田 和子, 吉本 香代子, 松井 健二 日本調理科学会大会研究発表要旨集 23 (0), 30-30, 2011

    ...<BR> 【方法】それぞれの醤油や魚醤の香りは、固相マイクロ抽出(SPME)法によるガスクロマト質量分析(GC/MS)によって行った。また、官能検査は、下関市立しものせき水族館「海響館」にて2011年3月から4月にかけて「オープンラボ」のイベントで、来館者1,519名について、ブラインドで試味した嗜好順位のアンケートを行い、有効枚数956枚について解析を行った。...

    DOI

  • 哺乳動物の嗅覚による個体識別と誘引効果について

    長田, 和実, 和泉, 博之 北海道医療大学歯学雑誌 29 (2), 149-173, 2010-12

    哺乳動物はフェロモンのような特異的な化学シグナルや代謝中間体など、様々な化学物質を環境中に放出する。哺乳動物の化学コミュニケーションに関する最近の研究成果を紹介した。内容は、1)マウスの老臭と加齢ホルモンの正体ならびにその作用、2)ラットの思春期に現れるフェロモンの正体と異性に対する誘因作用、3)主要組織適合性抗原複合体(MHC)の突然変異とその揮発性シグナルの変化、4)化学シグナルに対する食物…

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 食品脂質劣化のにおい生成と抑制およびそのにおい測定

    和田 俊, 森 由佳, 後藤 直宏, 喜多 純一 におい・かおり環境学会誌 41 (6), 410-420, 2010

    ...<BR>そこで本稿では脂質劣化のメカニズムをまず紹介し,そこから派生するにおいとその抑制を取り上げ,さらに食品のにおい測定において現在多用されている固相マイクロ抽出(solid phase micro extraction : SPME)とにおい識別装置の測定法を中心に概説する.加えて食品のにおい劣化の中では,悪臭にもあげられてしまう水産物の最近のフレーバー研究の中でSPME法を用いた主なものをまとめた...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献32件

  • 病原真菌<I>Aspergillus fumigatus</I>由来の揮発性有機化合物(Microbial Volatile Organic Compounds; MVOCs)

    岩口 伸一, 横山 耕治, 鈴木 孝仁 日本医真菌学会総会プログラム・抄録集 52 (0), 155-155, 2008

    ...本研究ではアスペルギルス症の起因菌の1つである<I>Aspergillus fumigatus</I>(<I>A. fumigatus</I>)のKuboyama株(IFM40822)と古墳土壌由来株の発散するMVOScを固相マイクロ抽出-ガスクロマトグラフィー質量分析法を用いて検出し、<I>A. fumigatus</I>のMVOCsとして、ビラジン化合物とセスキテルペノイドを確認した。...

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  • 沖縄産調味料コーレーグースの辛味成分と香気成分

    高橋 京子, 西銘 杏, 柿沼 美玲, 小板橋 淑恵, 菅谷 明日香, 谷藤 福子, 宮本 朋子 日本食品科学工学会誌 55 (4), 129-136, 2008

    ...<BR>(2)コーレーグースの香気成分に関しては,固相マイクロ抽出(SPME)を用いたヘッドスペース分析により,泡盛の主要成分であるエタノール以外に,24成分が同定された.GC-Olfactometryにより分析したところ,寄与が高い成分は,2-isobutyl-3-methoxypyrazineと3-methyl-1-butanol,各種エステルであった.原料であるシマトウガラシと泡盛の両方ともに...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献73件

  • すりたてゴマの香気成分

    武田 葉子, 橋本 浩, 今井 秀成, 青山 寛, 伊勢 啓弘, 石塚 信輝 日本食品科学工学会誌 55 (8), 383-388, 2008

    本研究では,軽く,香ばしい,独特のトップノートを有する,すりたてのゴマの香りに寄与する特徴成分を解明することを目的とし,以下の結果を得た.<BR>HS-SPME法で検出された,低沸点の特徴的な香気成分とSAFE法で得られた香気成分分析の結果を相補的に用いることにより,すりたてゴマ全体の特徴香気を詳細に知ることができた.<BR>すりたてのゴマの香りに寄与する特徴成分は,既報より知られている炒りゴマ…

    DOI Web Site 参考文献34件

  • 新規糸引納豆の開発と納豆類のにおい

    三星 沙織, 木内 幹 におい・かおり環境学会誌 38 (3), 151-162, 2007

    Domestic availability of industrial-grade <I>Bacillus subtilis (natto)</I> is limited to only three varieties of those suited for automated Itohiki-natto production, and scarcity of varieties of …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 焙焼による味噌香気成分の変化

    高坂 晶子, 菅原 悦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 19 (0), 100-100, 2007

    ...次に、焼き味噌のヘッドスペース(Headspace)に存在する香気成分を固相マイクロ抽出(Solid Phase Micro Extraction)法で抽出し、GC、GC-OおよびGC-MS分析によりその組成を明らかにした。<BR><B>【結果】</B><BR> 官能評価では、150℃と200℃で加熱した味噌を1%の危険率で有意に判別できた。...

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  • 焼酎及びホワイトスピリッツの分析と成分値による類別

    宇都宮 仁, 木田 信, 牧 則光, 磯谷 敦子, 岩田 博, 西谷 尚道 日本醸造協会誌 101 (6), 446-457, 2006

    1.ヘッドスペースSPME法による焼酎及びホワイトスピリッツの中高沸点香気成分分析条件を検討した。高級アルコールや脂肪酸エチルエステル等の共通する成分に加えて, 甘藷焼酎にはテルペン類及びサリチル酸メチル, 泡盛には1-オクテン-3-オールといった特徴のある成分が検出され, 本法は中高沸点成分の分析に有用であった。<BR>2.一般成分 (pH, 酸度, TBA価), …

    DOI 被引用文献1件

  • ヘッドスペース固相マイクロ抽出法(HS-SPME)の体臭成分分析への応用

    長田 和実 日本味と匂学会誌 13 (1), 59-66, 2006

    SPMEはWaterloo大学(Ontario, Canada)のPawliszyn等により開発された固相抽出法の一種で、従来の溶媒抽出法や固相抽出法によるサンプル調整法に比べて手軽で安価、且つ精度の高い分析法である。開発当初は環境分析に応用されていたようで、水中の残留農薬や薬剤の定量に使われていたが、近年、食品分野や香料分析、あるいは体臭の分析など様々な分野に応用例が拡大している。本稿ではSP…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献16件

  • SPME法による海洋生物起源物質DMSの長期保存法の確立

    坂本 愛, 仁木 拓氏, 渡辺 豊 日本地球化学会年会要旨集 52 (0), 31-31, 2005

    ...そこで、本研究はP&Tに代わる抽出濃縮法としてfiberのみを使用するSPME (固相マイクロ抽出)法に着目して、DMSの抽出、長期保存法の検討を行った。また、この方法は、気液平衡過程を含むため、気_-_液相間の分配比への塩分効果も検討した。...

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  • 固相マイクロ抽出(SPME)法による茶の加熱香気成分の分析法

    樋口 雅彦, 佐藤 昭一, 濱崎 正樹, 眞正 清司, 堀田 博 茶業研究報告 2004 (98), 33-42, 2004-12-31

    ...<BR>(2) 固相マイクロ抽出法で火入れ程度強及び弱の試料において,共に充分なGC分析値を得るには20分の抽出が必要であった。<BR>(3) 固相マイクロ抽出法はカラム濃縮法と比較し,試料調製から分析までの操作の簡便さや迅速性,安全性に優れる。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献1件

  • HS-SPME法を用いた加熱による味噌汁の香気変化の解明

    保坂 由貴子, 菅原 悦子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 55 (0), 133-133, 2003

    ...【目的】加熱による味噌汁の風味劣化を実際に我々が食べる場面に近いヘッドスペース(HS)分析によって明らかにしたいと考え,HS-固相マイクロ抽出(SPME)法による分析条件の検討を行った。...

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  • 室戸海洋深層水媒体下における加熱香気生成反応に関する研究

    沢村 正義, 今江 直博, FAZIAN Anas Khairul, 受田 浩之, 深見 公雄 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 57 (2), 113-121, 2003

    ...ヘッドスペースガス (HSG) の抽出および分析に固相マイクロ抽出 (SPME) 法を導入した. GC-MSによる定性分析の結果, 各アミノ酸-グルコース反応系においてアルデヒド類, アルコール類, エステル類, ケトン類, フラン類およびピラジン類などの各揮発性化合物が同定された....

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  • 油脂中加熱時のショウガ辛味成分と香気成分の分析

    高橋 京子, 相原 真由美, 五味 智子, 竹山 三津代, 秋本 裕美 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 55 (0), 73-73, 2003

    ...揮発香気成分は、固相マイクロ抽出(SPME)法により加熱時に 5 分間採取し、GCで分析した。【結果】加熱条件がオイルバス温度 120℃では、ショウガと共に加熱した油脂中の辛味成分としてショウガの主要辛味成分である 6-Gingerol の油脂中濃度を定量したところ、0.3 mg/ml であり、室温条件に較べて約 6 倍 に達した。...

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  • 過マンガン酸カリウムによるフェノール系内分泌攪乱化学物質の分解

    阿部 康弘, 梅村 知也, 角田 欣一 日本化学会誌(化学と工業化学) 2001 (4), 239-242, 2001

    ...フェノール系内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン : 2,4ジクロロフェノール,ノニルフェノール,ビスフェノールA)の過マンガン酸カリウムによる分解試験を行った.分析は固相マイクロ抽出—ガスクロマトグラフ(SPME-GC)法を用いて行った.混合溶液中の各化合物1 mg/Lは過マンガン酸カリウム(64 mg/L)により約60分で完全に分解された.過マンガン酸カリウムとフェノール系環境ホルモンの反応効率はフェノール...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献10件

  • 北部九州産吟醸酒の遊離脂肪酸, 高級アルコール, エステルの分析

    宇都宮 仁, 山田 修, 橋口 知一 日本醸造協会誌 95 (3), 214-218, 2000

    ...ヘッドスペース固相マイクロ抽出法により, 北部九州産吟醸酒43点の高級アルコール, エステル, 遊離脂肪酸の分析を行った。<BR>(1) 吟醸酒中には, 4.6322-51ppmのカプロン酸, 1.53-7.47ppmのカプリル酸が存在し, 香味への影響は大きいと考えられた。<BR>(2) 酢酸エチルと中鎖遊離脂肪酸及び中鎖脂肪酸エステルとは強い負の相関があった。...

    DOI 被引用文献2件

  • ヘッドスペース固相マイクロ抽出法による清酒中の遊離脂肪酸, 高級アルコール及びエステルの分析

    宇都宮 仁 日本醸造協会誌 94 (3), 252-257, 1999

    ...ヘッドスペース法と固相マイクロ抽出法を組み合わせた清酒中の香気成分分析法を開発した。<BR>22mlバイアルに清酒試料5ml, 内部標準溶液0.5ml, 塩化ナトリウム1gを入れ, 撹拌しながら50℃で10分間予備加温後, 100μmポ/リジメチルシロキサンファイバーを装着した固相マイクロ抽出用シリンジを用いヘッドスペースから10分間抽出を行いガスクロマトグラフに注入する。...

    DOI 被引用文献1件

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