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検索結果 13,402 件

  • 環境新技術官民協議会における航空機の電動化に係る取り組み

    江口 真 電気学会誌 144 (5), 278-281, 2024-05-01

    <p>1.航空脱炭素化に向けた取り組み</p><p>国際的な脱炭素社会の潮流の中で,航空の脱炭素化に向けては,国際民間航空機関(ICAO)が2050年までに国際航空分野のCO<sub>2</sub>排出量を実質ゼロにすることを目標としており,各国が各方面で航空の脱炭素化に向けた取り組みを進めている。我が国では,2020年10月に内閣総理大</p>

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  • 港湾物流に係る手続データを一元化する国内情報システムの構成に関する考察―国際比較を通して―

    飯田 純也, 中沢 優也 沿岸域学会誌 36 (4), 57-68, 2024-03-31

    <p>港湾物流に係る各種手続を効率化するため,手続データを一元的に交換・共有する情報システム(Single Window:SW)が存在する。本稿では,港湾物流分野におけるデジタル先進国の韓国・シンガポール・オランダを対象として,SWの設置およびSW間のデータ連携状況を調査・分析し,各国内のSW構成に関する国際比較を実施した。これに基づき,わが国SWの世界的な位置づけを分析し,次の点を明らかにした…

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  • 船頭平閘門に使用されたモルタルの岩石学的評価と長期耐久性

    本合 弘樹, 安藤 陽子, 大坪 祐紀, 川瀬 宏文 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 386-393, 2024-03-29

    <p>船頭平閘門は1902年に建造された水路閘門である。石材の目地に使用されたモルタルの材料を偏光顕微鏡下で観察した結果、ボート型のⅡ型ビーライトが多く含まれる竪窯焼成のセメントが使用されていたことから、モルタルは建造当時のものと考えられる。このようなセメントは水和が緩慢であるため、セメントペーストへアルカリが継続的に供給されて中性化が抑制された反面、ASRも継続することになった。EDS定量分析…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • バイオマスの活用をめぐる動向と取組の方向性について

    渡邉 泰夫 Material Cycles and Waste Management Research 35 (2), 89-98, 2024-03-29

    ...</p> <p> 経済性が確保された一貫したシステムを構築し,地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指す「バイオマス産業都市」の取組が進められているところであり,近年注目を集めている下水汚泥資源については,その肥料利用の拡大に向けて,農林水産省・国土交通省・農業分野・下水道分野の関係者が連携して取り組んでいる。...

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  • 「レゴ®シリアスプレイ®ワークショップ」の活用による交通まちづくり政策立案手法の報告

    尾藤 文人 都市計画報告集 22 (4), 584-585, 2024-03-11

    ...これを受けて、国土交通省において「地域の公共交通リ・デザイン実現会議」が開催されており、共創モデル実証プロジェクトが立ち上がっている。『北九州魅力探究プログラム『アオハルし放題』』が同プロジェクトとして採択され、「北九州の魅力を『リ・デザイン』で探究する!」と題して、シンポジウムを2回、「レゴ®シリアスプレイ®ワークショップ」を1回開催し、交通まちづくり政策立案の可能性を探ったところである。...

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  • 鋼桁の曲げ載荷実験による社会人技術者向け教育活動

    (13) 57-60, 2024-03-06

    ...高度経済成長期に多くの橋梁が建設されており,経年劣化などの影響により老朽化が問題視されている.このことから,埼玉県,同県内市町村は橋梁長寿命化修繕計画を策定している.また,国土交通省中心に埼玉県道路メンテナンス会議が設置され,道路施設を効率的に維持管理する取組みがなされてきている.しかしながら,埼玉県内において橋梁を点検,診断できる技術者が不足しているのが現状である....

    機関リポジトリ

  • 公営住宅の超高齢化と対策

    楢原 真二 北九州市立大学法政論集 51 (3・4合併号), 95-133, 2024-03

    ...第1章では公営住宅の超高齢化の実態について国土交通省のデータを中心に分析し、第2章では超高齢化の要因について考察している。第3章では超高齢化した公営住宅の対策として、第1に公営住宅の地縁組織と他の組織との協働、第2に公営住宅の目的外使用としての学生入居を取り上げ、地域や時代のニーズに適った公営住宅の在り方について検討している。...

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  • 広島県を訪れた外国人旅行者の流動分析 ―国土交通省 FF-Data の活用―

    吉原 俊朗 安田学術研究論集 (53) 23-30, 2024-03-01

    日本政府観光局が発表している訪日外客数によると、COVID-19禍以前、2019年の訪日旅行が多い国・地域として中国、韓国、台湾、香港(東アジア4か国・地域)が挙げられ、これら4か国・地域で70.1%となっている等、アジア諸国、特に東アジアからの観光客が多い状況となっている。その中で、広島県に着目すると、観光庁の宿泊旅行統計における延べ宿泊者数の国・地域別割合では、全国で上記東アジア4か国・地域…

    DOI 機関リポジトリ

  • 国交省が約1600件の事故データを初公開

    日経コンストラクション = Nikkei construction (804) 24-, 2024-03

    ...行政 国土交通省は2019〜22年度に発生した建設事故のデータベースを公開した。同省のWebサイトから、表計算ソフト「エクセル」形式のデータをダウンロードできる(資料1)。同省の地方整備局の他、都道府県と政令市の工事で発生した計1564件の事故について、発生…...

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  • 建設事故DBは対話型AIで分析を

    日経コンストラクション = Nikkei construction (804) 122-, 2024-03

    ...国土交通省が2024年2月に建設事故データベース(DB)を公開した。約1600件の事故について、それぞれの工事分野や発生年月日といった基本的な情報と共に、事故の概要などを記述式でまとめたものだ。 自然言語のデータを分析する手法としては今、 対話型AI(人…...

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  • 港湾物流分野における情報システム間データ連携のための適用技術に関する研究

    飯田 純也, 中沢 優也, 藤原 弘道, 渡部 大輔 運輸政策研究 26 (0), 25-39, 2024-02-29

    ...成果を次に示す.(1)PF毎にAPIの電文仕様が乱立しており,データ連携の相互運用性確保に向け,電文仕様のうちセマンティクスレベルでの標準実装が重要になる.(2)ステータス情報共有はAPI,手続情報共有は既往技術(EDIFACT)という棲み分けでのAPIの普及が推察される.(3)PF運営者は,PFユーザーが抱えるAPI連携モジュール開発に係る各種課題に留意すべきである.さらに,これら成果も踏まえ,国土交通省...

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  • 地方部の既存道路ネットワークにおける輸送物資の価値計測に関する研究

    伊藤 高, 平田 輝満, 井上 和則, 剣持 健 交通工学論文集 10 (1), B_57-B_65, 2024-02-01

    <p>本研究では、地方公共団体における既存道路の維持管理実施に向けた評価に対応し、道路を利用する貨物車を対象に、貨物車交通量(台/日)、品目別物資輸送量(トン/日)、品目別物資輸送額(円/日)の3 つの指標を算出するモデルを提案し、茨城県北部地域の県管理の道路(補助国道及び主要県道)に適用した。本研究での特徴は、3 つの指標を道路交通センサス OD …

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  • 直轄国道における片側交互通行規制時の飽和交通流率分析

    町田 浩章, 石田 貴志, 野中 康弘, 高瀬 達夫 交通工学論文集 10 (1), B_1-B_9, 2024-02-01

    <p>近年、信号交差点の飽和交通流率が経年的に低下する傾向にあることが指摘されている。災害復旧や維持補修工事に伴う片側交互通行規制時の飽和交通流率も同様の傾向にある可能性は高い。そこで本研究では、国道 19 号の片側交互通行規制時における飽和交通流率を実測し、飽和交通流率に影響を及ぼす要因を分析するとともに、工事用信号現示に着目した交通容量の算出方法を整理した。分析の結果、片側交互通行規制時の飽…

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  • 区画線の剥離率と車線維持支援システムの作動状況との関係を把握するための基礎実験

    中川 敏正, 井坪 慎二, 石原 雅晃, 花守 輝明, 湯浅 克彦 交通工学論文集 10 (1), B_10-B_19, 2024-02-01

    <p>自動運転車は車線維持支援システム(LKAS)を作動して走行するが、区画線がかすれている箇所では車載カメラが区画線を検知できず、LKAS が正常に作動しない場合がある。本研究では、区画線の剥離率と LKAS の作動状況との関係を把握するため、試験走路に剥離した区画線を整備し、複数車種の車両を繰り返し走行させて LKAS …

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  • 遠隔施工で能登半島地震からの復旧を安全に

    日経コンストラクション = Nikkei construction (803) 122-, 2024-02

    ...国土交通省などの調査では1月23日時点で、全ての箇所で川の水が下流に流れ、安定している。しかし、雨や余震で決壊すれば土石流が発生する恐れがある。...

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  • 出向社員も監理技術者に、要件の緩和検討

    日経コンストラクション = Nikkei construction (803) 24-, 2024-02

    ...行政 国土交通省は同一の親会社を持つ会社間の出向社員を監理技術者として配置できるようにするなど、技術者制度の見直しの検討を始めた。曖昧になっている配置技術者の「専任」の定義も明確にする。2024年3月末までに制度の改定を目指す。...

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  • コア採取による既設鋼構造物の現有応力評価

    橋本 国太郎, 二宮 智大, 杉浦 邦征 鋼構造論文集 30 (120), 120_101-120_114, 2024-01-26

    <p>This study purposed the validity of the total stress evaluation method by core sampling from steel bridges. Core-pulling experiments using a full-scale steel girder and a loading device was …

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  • 国土交通省

    日経コンピュータ = Nikkei computer (1112) 82-84, 2024-01-25

    ...2023年9月、国土交通省が運用する航空管制システムに障害が発生した。管制官は参照画面から便名など一部の情報を確認できなくなった。航空機の出発見合わせを余儀なくされ、50便が30分以上遅延した。障害の原因は、関連システムに大量のセンサーデータが流入したこと。...

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  • 東京ゲートブリッジ主橋梁部におけるモニタリングの継続に係る課題

    加藤 絵万, 渋間 陽二, 佐藤 一央, 小林 茂則 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 1-10, 2024

    <p> 2012年に供用を開始した東京ゲートブリッジ(TGB)では,供用100年以上の実現を目指して,当時,考えられる最新の設計法や建設材料が採用された.また,高度な維持管理の実現に資する方策として,主橋梁部にモニタリングシステムが導入された.モニタリングの目的は,1)交通規制情報の収集,2)支承の管理,3)鋼床版の累積疲労損傷度の推定,4)地震時の点検の効率化である.本稿では,TGB主橋梁部の…

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  • 中小河川の整備および管理を支援する空間イメージング技術の研究

    若狭谷 昇真, 中津川 誠, 吉崎 昌彦, 飯田 譲, 西島 茉凜 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本研究の目的は,中小河川の整備及び管理を実現するための空間イメージング技術を開発することである.中小河川の整備は,通常時の利用や環境の保全再生及び洪水時の安全確保に加え,地域の意向を反映した整備が求められ,将来像が直感的にイメージ化できる技術が必要である.本研究では,現在河川改修中の北海道室蘭市を流れる知利別川を対象とし,地域住民の意向をワークショップで把握し,VR …

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  • 橋梁点群データからのエッジ推定によるパラメトリックモデルの生成に関する研究

    塚田 義典, 中原 匡哉, 梅原 喜政, 田中 成典, 武内 克樹, 中井 瑞基 土木学会論文集 80 (22), n/a-, 2024

    ...<p> 近年,国土交通省ではBIM/CIM原則適用を掲げ,設計事業のデジタル化や3次元モデルの活用を推進している.これらのデジタル化に伴い,関係者間のデータ共有や活用が容易になることで設計・施工のみでなく,維持管理においても生産性の向上を目指している.しかし,橋梁等の既設構造物は計測データをもとに3次元モデルを作成する必要があり,専門的な知識や多大な労力を要する.そのため,既存研究では,遺伝的アルゴリズム...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • MaaSアプリに対する利用者の評価

    澁谷 和樹, 神谷 悠 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 211-, 2024

    ...<p>1.研究の背景・目的</p><p> 国土交通省と経済産業省が2019年に「スマートモビリティチャレンジ」を開始して以降,日本全国でMaaSの取り組みが展開されている.MaaSは公共交通の再編や交通弱者対策のみならず,多様な移動手段の連携や各種サービスの提供による人々の移動の質の向上を目指すものであり,地理学としても取り組むべき課題であるといえよう.報告者はこれまで,「スマートモビリティチャレンジ...

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  • AIによる人間の行動検知に基づく街路空間の利用状況把握に関する基礎的研究

    山脇 正嗣, 宇都宮 優喬, 平松 佑一, 木村 拓憲, 早見 俊紀 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 77-83, 2024

    ...ウォーカブルな街路空間の形成に向けた取組が進んでいる.その取組では,街路空間の利用者の行動について,調査・把握することが重要となる.しかし,それらの作業を人力で実施することは,時間・コストの両面で負担が大きい.そこで本研究では,作業の効率化を目的とし,AI技術の一種である深層学習(Deep Learning)による,人間の行動検知技術の研究開発を進めている.本稿では,街路空間を撮影したカメラ画像を対象に,国土交通省...

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  • 福島県内における中間貯蔵施設への除去土壌等の輸送の計画と管理について

    矢野 康明, 宮田 真幸, 寺沢 直樹, 佐野 薫, 土井 麻記子, 山村 剛, 海老原 寛人, 松井 祐樹 土木学会論文集 80 (1), n/a-, 2024

    <p> 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故で放射性物質による環境汚染が生じ,除染等による環境回復が進められた.これにより発生した除去土壌や廃棄物(約1,400万㎥)を福島県外で最終処分するまでの間,環境省は安全で集中的に管理・保管する施設である中間貯蔵施設を整備し,保管している.福島県内各地に仮置されている大量の除去土壌等を中間貯蔵施設に搬…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 交互砂州の成長率に関する考察と波高推定手法の構築

    井上 卓也, 岩崎 理樹, サムナー 圭希, 平松 裕基, 尾関 敏久, 佐々木 俊一, 冨野 龍朗, 木戸 理歩 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 交互砂州河道における砂州波高の変化予測は河道管理の観点から重要である.本研究では,砂州波高の成長率を把握するために理論解析と数値解析を実施した.また,理論解析で用いられる波高成長率式を参考に,数値解析結果より複断面河道における簡易的な波高推定手法を提案した.砂州波高の増大が問題となっている忠別川を対象として,提案した波高推定手法に,ダムによる流量調整あり想定規模のハイドロと,流量調整なし…

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  • 多摩川中流部における船底形河道の形成と植生生育場・魚類避難場に関する研究

    後藤 勝洋, 瀬尾 敬介, 後藤 岳久, 福岡 捷二 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 多摩川中流部河道は,経年的な河川改修により低水路河床高が維持され洪水流量に応じて低水路幅が拡大することで,自然河川に見られる動的に安定な河道形状である船底形河道へ変化している.本稿では,多摩川中流部に形成された船底形河道について,洪水流・河床変動解析結果を用いた水理的・環境的評価を行った.船底形河道では,砂州の比高差に応じて適度な洪水攪乱が生じることで,草本植物の生育場が保たれ,樹木管理…

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  • 急流河川の侵食被災に関する大規模水理実験 ―低水護岸背面の洗掘が堤防侵食に至る被災の進行過程と対策の検討―

    山口 里実, 矢部 健一郎, 高橋 賢司, 古溝 幸永, 森田 大詞, 廣瀬 秀樹 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 河川の急流区間では,越流によらない堤防侵食の被災が頻発している.特に河道湾曲部では,低水護岸背面の侵食が堤防侵食に至る被災事例がみられる.本研究では,堤防侵食の危険性が高い河道湾曲部外岸側の被災現象を対象とし,低水護岸背面の高水敷洗掘から堤防侵食に至るまでの現象の把握と対策案の効果検証を目的として大型水理実験を用いた検討を行った.実験の再現結果より,低水路の流れが乗り上げる箇所で低水護岸…

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  • 福岡市博多区吉塚市場リトルアジアマーケットの商店街振興に対する経営者の評価

    岩木 雄大 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 150-, 2024

    ...しかし,国土交通省(2019)の報告では,中心市街地活性化が周辺との連携不足により,十分波及していないという例が確認されている<sup>1)</sup>。 さらに,商店街の発達段階に応じたマネジメントが必要だと指摘されており,適切な商店街振興を進めるにあたり,発達段階の把握が必要である。...

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  • 流域への土砂供給は土石流扇状地を介してどのように制御されるのか?

    堀田 紀文 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 247-, 2024

    ...考察とまとめ</b></p><p> 大谷崩一の沢源頭部における土石流の発生と,扇状地上での土石流の挙動は独立した別のプロセスによって生じていた.一の沢と扇状地の間にある大滝がニックポイントとして,両者を明確に分けていると考えられる.安部川流域への土砂供給という観点からは,それぞれのプロセスを丁寧に評価することが望ましいと言えよう.実際,国土交通省による近年の土砂・洪水氾濫の取り組みでは,各地において...

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  • 防災の基盤としての地域コミュニティ

    池庄司 規江, 齊藤 龍斗, 渡 龍大 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 46-, 2024

    ...</p><p>2.研究対象地域と研究方法</p><p>広島県は全国のなかで最も多い47,743カ所の土砂災害警戒区域を有する(国土交通省 2023).広島市も例外ではなく,太田川をはじめとする河川の河口部を有する中区と南区を除くと,西区,東区,安佐南区,安佐北区,佐伯区,安芸区はいずれも,河川と旧河道沿いに細長く広がる自然堤防と氾濫原低地,山地斜面地,毛細血管のように筋状に広がる小河川沿いの狭小な谷底低地...

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  • 橋梁の維持管理システムを考慮した有限要素解析による力学モデル作成に関する一考察

    白旗 弘実, 田井 政行, 河合 孝純, 青木 工, 原 廣敬, 髙木 千太郎 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 142-150, 2024

    <p>道路構造物の定期点検が行われるようになった.追跡性のある点検データ管理が重要になってきているが,デジタルトランスフォーメーションの活用が必要不可欠である.著者らは3Dモデルを使用したデジタル野帳を開発してきたが,今後の構造物モニタリングも統合したマネジメントシステム構築のために,力学的応答を再現し,劣化進行などをシミュレートできるデジタルツイン作成に取り組んでいる.供用している橋を選定し,…

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  • 市街地走行中に危険場面に遭遇した場合の人間ドライバの回避行動に関する実験的考察

    児島 亨, 真鍋 裕輝, 北田 幸一, 佐野 邦英, 篠原 歩, 髙橋 奈々, 島 忠史, 池田 幸洋 自動車技術会論文集 55 (2), 276-282, 2024

    自動運転車に要求される安全の水準は人間ドライバと比較してどのような関係にあるべきかを検討する上で,人間ドライバの運転行動分析が必要である.本研究では,自動運転車が回避困難な事故シーンにおける人間ドライバの運転行動について分析するため,考え得る場面におけるドライビングシミュレータ実験を実施した.

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  • FWDたわみ特性によるアスファルト舗装の粒状路盤の圧縮ひずみ予測法

    竹内 康, 山本 尚毅, 川名 太, 藪 雅行, 渡邉 一弘 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 40-47, 2024

    <p> 本研究では,FWDたわみ形状から直接的に路盤の健全度評価を行う方法として,NCHRPレポートで示されている路盤の圧縮ひずみ予測式に着目し,直轄国道でのFWD調査結果を用いて当該予測式の精度検証を行うとともに,日本のFWD運用条件に即した予測式の構築について検討を行った.その結果,NCHRPの予測式はFWDの多層弾性理論(MLET)解析結果とは乖離する傾向にあることがわかった.また,日本の…

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  • 任意断面に適用可能なねじりによる断面変形を考慮した梁理論

    須田 陽平, 斉木 功 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>任意の断面に適用可能なねじりによる断面変形を持つ梁理論を提案する.この理論では,ねじり角とは独立したそりの大きさを導入し,そりによる断面変形をそりの大きさと断面内分布を表す断面変形モードの積で表す.断面変形モードは周期的な境界条件を持つ代表体積要素の有限要素解析により数値的に求める.この均質化過程により,提案手法は任意の断面に対して適用可能である.導出された支配方程式は,断面変形モードを断…

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  • 異なる2つの方法で作成されたDSMによる河道内に繁茂する竹林の樹頂点抽出

    手塚 透吾, 溝口 裕太, 斉藤 展弘, 崎谷 和貴 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 河道内に繁茂する竹林を対象としたLocal Maximum Filtering(LMF)による樹頂点の抽出において,その入力データであるDSMの作成方法の違いが樹頂点の抽出結果に与える影響を検討した.航空レーザ計測データとUAV空撮画像のSfM-MVS解析から,DSM-AとDSM-Uの2つのDSMを作成した上で,LMFを実行した.その結果,LMFのパラメータである最適なWindow …

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  • 大和川の漂流・漂着ごみの特徴に関する現地調査

    若林 遼, 岩出 大輔, 入江 政安, 中路 貴夫 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> いずれ海洋ごみとなりうる河川内のごみの輸送形態を明らかにすることは環境面また行政面で重要である.著者らはこれまで大和川本川の高水敷に残るごみの特性について明らかにしたが,本検討では支川での調査を加え,ごみの種類についても検討した.加えて,浚渫工事中の汚濁防止フェンスによって捕捉された漂流ごみについても詳細な調査を実施した.高水敷に残るごみについて,被覆率とごみの重量には線形の関係があり,…

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  • 被覆ブロックに設けた突起や開孔の違いが越水時に作用する流体力に与える影響に関する研究

    秋野 淳一, 西嶋 貴彦, 伊藤 幸義, 金目 達弥 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 近年多発している堤防決壊の主要因は越水であることが指摘されている.国土交通省では,越水に対して「粘り強い河川堤防」を整備することを目的として,河川堤防の強化に関する技術検討会を発足し,粘り強い河川堤防の整備区間で使用できる工法の技術開発を推進している.本研究では,実際の河川工事で使用されているブロックの模型を用い,その表面突起の形状などをパラメーターとして越流水によって作用する流体力の計測を...

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  • 航空レーザ計測データを用いた機械学習による河川景観判読の処理手法の検討

    溝口 裕太, 黒木 秀和, 戸村 健太郎, 金谷 将志, 中村 圭吾, 崎谷 和貴 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 機械学習の一つであるRandom Forest(RF)を用いて,地被スケールの河川景観(草地,樹林地,自然裸地,開放水面など)を判読するための処理手法を検討した.釜無川と九頭竜川の直轄管理区間を,2つの領域に分割して作成した学習・テストデータを組み合わせ,4つのケースを試行し,判読精度を検証した.その結果,多クラス分類の評価指標であるmacro-F1は最大73%,また,開放水面と自然裸地…

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  • 交通調整からみた異種交通モード間共同経営の歴史的意味とMaaS新時代の交通政策への示唆

    土井 健司, 手嶋 一了, 青木 保親, 葉 健人 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    <p> 本稿では,地域公共交通の存続が最も危ぶまれる地域の一つである四国地方において実現した異種交通モード間の共同経営に注目し,その歴史的意義とMaaS新時代における交通政策への示唆を論じている.異種交通モード間の共同経営を明記した陸上交通事業調整法の経緯を概観し,香川・徳島で実現した新旧2つの事例との関連性を捉えた.両者は,行政と交通事業者が連携したコーディネーションに基づき,地域の輸送資源を…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 港湾の施設の維持管理指針類の運用に係る課題

    加藤 絵万, 佐々木 秀郎, 岩波 光保, 横田 弘 インフラメンテナンス実践フォーラム 1 (1), 1-4, 2024

    <p> 2007年から現在までの我が国の港湾の施設の維持管理に関連する制度および指針類の整備状況について取りまとめ,維持管理指針類の運用に係る課題を示した.施設の性能を保持するための維持管理の標準的な考え方を示し,維持管理計画を定める際の参考とすることができる指針類を硬直的に運用するがために,人的あるいは財政的要因により実施できない維持管理計画が策定されるようなケースが存在する.維持管理の方法は…

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  • 流域治水に向けた田んぼダムの効率的解析法の提案と現地適用

    赤穗 良輔, 宅野 智紀, 松井 大生, 前野 詩朗 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 気候変動の影響による水災害の激甚化・頻発化を踏まえ,流域治水対策の一つである「田んぼダム」の治水効果について,効率的かつ精度良く評価することが可能な手法の構築が求められる.本研究では,田んぼからの排水操作を簡便に考慮できる新たな手法を提案し,包括型洪水氾濫解析モデルへの導入を行った.さらに,高梁川水系軽部川流域へ本手法を適用し,令和3年8月豪雨を対象として通常排水及び田んぼダム運用を想定…

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  • 2020年及び2021年の有明海における大規模出水に起因した貧酸素水塊の発生状況

    徳永 貴久, 古賀 まりの, 川崎 北斗, 山砥 稔文, 秋永 将志, 丸吉 浩太, 高木 剛, 芹川 大成, 山口 浩, 上田 倫大, 速水 祐一, 山口 創一, 木村 和也, 柴原 芳一 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    <p> 有明海における貧酸素水塊の空間分布を把握するために,2020年と2021年夏季に多機関が連携して一斉観測が行われた.2020年と2021年のいずれも有明海湾奥から諫早湾にかけて貧酸素水塊が形成されていた.また,2021年では出水前後で貧酸素水塊の分布を把握できており,大規模な出水により貧酸素水塊の分布面積が2倍程度になることが明らかになった.さらに,大規模な出水による密度成層の継続は1ヶ…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • モルタルの破壊特性に及ぼす中性化の影響

    石黒 覚, 阿藤 正樹, 棚 友裕 農業農村工学会論文集 92 (1), I_65-I_74, 2024

    <p>中性化によるモルタルの破壊特性の変化を調べるため,促進中性化試験および破壊試験を実施した.水セメント比および養生条件の異なる中性化供試体について,切欠き引張強度および破壊エネルギーを測定した.また,モルタルの圧縮および曲げ強度試験も実施した.これらの試験結果と気中供試体の試験結果とを同材齢で比較検討した結果,中性化供試体の圧縮強度は,気中供試体に比べて増加すること,破壊エネルギーは,同程度…

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  • GNSSデータを用いた冬期道路環境における走行位置の可視化

    林 亮佑, 八木 雅大, 高橋 翔, 萩原 亨, 松本 一城 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 191-203, 2024

    <p>積雪寒冷地の冬期道路環境では,路面凍結や視程障害,堆雪による狭窄など,厳しい条件下での走行を余儀なくされる.これに対して,事故リスクの高い経路を回避する判断を促すため,道路利用者への情報提示が行われている.現状の情報提示は,道路画像や積雪量,視界情報など,道路に着目した内容に焦点を当てている.本稿では,道路に着目した情報ではなく運転挙動,具体的には自動車の走行位置に着目する.運転挙動の変化…

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  • 河川災害地調査および災害復旧支援のためのドローン測量技術の構築

    富田 紀子, 西山 哲, 間野 耕司 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 230-238, 2024

    <p>水中を透過するグリーンレーザ光を照射するスキャナを搭載したドローンが実用化され,3次元データを使った河川管理の効率化・高度化のための利用が期待されている.本研究は,河川管理項目の中の「被災箇所調査」あるいは「災害復旧」に着目し,ドローンを使った測量の有効な利用法を検討するものである.具体的には,調整点無しで実施した際の位置精度を検証し,さらに出水前後で取得した測量データから変状発生個所を迅…

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  • 都市のデジタルツイン:1.PLATEAUが実現する都市デジタルツイン

    内山 裕弥 情報処理 65 (1), e1-e8, 2023-12-15

    ...国土交通省がさまざまなプレイヤーと連携して進める都市デジタルツインの実装プロジェクト「PLATEAU(プラトー)」.本稿では,PLATEAUが提供する「3D都市モデル」の技術要素やデータ特性について解説するとともに,2020年のプロジェクトスタートから4年目を迎えたPLATEAUの現在と今後の展望について論じる....

    DOI 情報処理学会

  • 改良地盤の変形で橋脚基礎が傾く

    青野 昌行 日経コンストラクション = Nikkei construction (801) 11-13, 2023-12

    ...橋脚基礎の突然の傾斜が起こったのは、国土交通省と愛知県が整備を進めている西知多道路のうち、伊勢湾岸自動車道などと接続する東海ジャンクション(JCT)の接続路だ。 発注者の国交省愛知国道事務所によると2023年9月28日、施工者の青木あすなろ建設がニュ…...

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  • 関係人口と移住意向との関わりー「地域との関わりについてのアンケート」の2 次分析ー

    岡本 裕介 人間文化研究 : 京都先端科学大学人間文化学会紀要 (51) 85-111, 2023-11-30

    ...要旨  この研究では,国土交通省の「ライフスタイルの多様化と関係人口に関する懇談会」のもとで2020年7 月10日から2021年3 月30日までの間に行なわれたウェブによる調査票調査「地域との関わりについてのアンケート」の公開データを2 次分析し,関係人口などで,居住地以外の特定の地域を継続的に訪問している人が,どのような条件でその地域に移住意向をもつのかを検討した。...

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  • 住居費に対する負担感の地域性に関する研究

    今野 彬徳, 内海 康也, 長谷川 洋 日本建築学会計画系論文集 88 (813), 3057-3065, 2023-11-01

    <p>This study analyzed the actual state of the housing expenditure and the burden feeling of housing expenditure using Comprehensive Survey of Housing Life 2018 by regions classified by regional …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 橋脚のケーソン基礎が施工中に突然傾く

    日経コンストラクション = Nikkei construction (800) 26-, 2023-11

    ...トラブル 国土交通省と愛知県が整備を進めている西知多道路の橋の建設現場で、施工中のケーソン基礎が突然、傾いた(資料1)。転倒を防ぐため、基礎と一体化している高さ13mの搭状の仮設構造物「ペアロック」を緊急撤去した。ケーソン基礎が施工時に傾くトラ…...

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  • 自動運転移動サービスの「社会受容」とは何か

    宮木 由貴子 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 48 (2), 114-123, 2023-10-31

    ...本稿では、社会受容性醸成を「社会的有用性の認識」「技術の理解」「ルールの浸透」「信頼形成」の下、「課題・リスクの最小化と安全かつ効率的な活用に向け、個人を含む社会全体での寄与ができる状態」との定義づけを行った上で、内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム: Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program)や経済産業省・国土交通省...

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  • 自動走行ビジネス検討会の取り組み

    経済産業省製造産業局自動車課モビリティDX室 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 48 (2), 80-87, 2023-10-31

    ...<p>経済産業省と国土交通省では、わが国が自動走行分野において世界をリードし、社会課題の解決に貢献することを目指して、産学官オールジャパン体制で自動走行のビジネス化を推進するため、2015年2月に「自動走行ビジネス検討会」を設置。国内外の自動走行に係る現状や課題、産学官で協調して取り組むべき領域等について、必要な検討を行ってきた。...

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  • 都市機能誘導区域における市街地の構造がまちの賑わいに与える分析手法に関する研究

    稲原 宏, 石川 岳男, 矢田部 貴司, 近藤 和宏, 菊池 雅彦 都市計画論文集 58 (3), 523-530, 2023-10-25

    <p>立地適正化計画において各都市は都市機能区域を検討しているが,賑わいへの影響を考慮した検討は浸透していない.本研究では,都市機能誘導区域の検討にて,人中心のまちづくりを推進するために,さいたま市での取組みをもとに市街地の構造が人の移動・活動に与える影響を分析し,まちの賑わい効果を明らかにするとともに,都市機能誘導区域内の誘導施設の配置を人の移動・活動などのまちの賑わいの観点から検討する際に活…

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  • 都市の水害対策に向けた建築・土地利用マネジメントの展開とその評価

    中野 卓, 木内 望 都市計画論文集 58 (3), 1423-1430, 2023-10-25

    <p>日本では、2021年の「流域治水関連法案」の成立を契機に、水害対策に関する様々な手法の整備が進んでいる。この法律および関連施策の整備は、都市計画における水害対策の論点を大きく変更するものである。そこで、本論説では2019~2022年に起きた水害対策の変化を踏まえて、都市の水害対策の現状の評価と、対策の拡大に向けた論点を考察した。その結果、水害対策推進上の論点は、「A.法規制の根拠となる基準…

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  • 首都圏遠郊外におけるライフスタイル移住者の定着プロセスに関する研究

    松本 彩, 坂本 慧介, 別所 あかね, 横張 真 都市計画論文集 58 (3), 867-874, 2023-10-25

    <p>本研究は、首都圏遠郊外におけるライフスタイル移住(LM)の定住プロセスを促進する社会・空間的要因を明らかにし、農村部への移住を中心とする従来のLMと比較して、遠郊外LM特有の定着プロセスを構造化することを目的とする。首都圏遠郊外の典型である日高市高麗地域におけるLM主体へのインタビューのテキストデータをグラウンデッド・セオリー・アプローチで分析した結果、遠郊外LMには、「都市に在る家族や仕…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 相続時調査データによる相続と空き家発生との関係分析

    阿部 くらん, 藤巻 米隆, 小西 弘樹, 宇佐美 朋香, 大澤 義明 都市計画論文集 58 (3), 1109-1116, 2023-10-25

    ...<p>国土交通省の平成26年度調査によると,空き家の半数以上が相続によって発生しているという.深刻化する空き家問題に対処するため,本稿では相続データを体系的に整理し,日本国内で相続がどの程度空き家を発生させているかを空間的に分析することを目的とする.まず,潜在的な空き家の発生率と,全国の空き家調査で示される現在の空き家率の関係を明らかにする.次に,相続属性に関して,クロス分析やロジスティック回帰分析...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 大規模開発に伴う交通影響評価制度に関する日韓比較

    福本 大輔, 青野 貞康, 菊池 雅彦, 久保田 尚 都市計画論文集 58 (3), 1071-1077, 2023-10-25

    <p>本研究では、日本と韓国における交通影響評価制度の特徴を整理、比較することで、それぞれの利点や問題点について考察し、日本の課題に対応するための知見を得ることを目的としている。 <br />韓国の交通影響評価は都市交通整備促進法に基づいて実施されており、様々な先進的な取組みが行われている。特に、日本の課題となっている「最新の発生集中交通量データの取得と蓄積」や「様々な種類の開発に伴う交通の算出…

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  • 駅前広場の整備状況の差異から見た都市機能誘導施設立地特性に関する研究

    高畠 佑樹, 大沢 昌玄, 中村 英夫 都市計画論文集 58 (3), 704-710, 2023-10-25

    <p>駅前広場及びその周辺を計画的に整備した地域では都市機能が集成している状況が見られる一方で、駅が存在するものの計画的な駅前広場の整備も行われていなく、都市機能が集積されていない状況もある。そのため、駅があるだけではなく、駅前広場及びその周辺を計画的に整備することが重要であると考えられる。<br /> …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 国交省はドローンユーザーが納得する説明を

    日経コンストラクション = Nikkei construction (799) 122-, 2023-10

    ...あなたがドローンユーザーだとして、航空法で飛行が原則禁じられている「第三者上空」の解釈について国土交通省に問い合わせたとしよう。そこで、こんな言葉が返ってきたら、どう思うだろうか。 「我々では解釈を示せないので、まずは飛ばしてみてください…...

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  • 水道行政の国交省移管で災害対応強化へ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (799) 24-, 2023-10

    ...行政 国は厚生労働省が担ってきた水道行政を2024年度から国土交通省などへ移管するのに伴い、災害対応の強化につなげる考えだ。災害復旧への補助金増額や支援強化、官民連携などを進める。水道事業体や施工者などからは、上下水道一体化に伴う相乗効果に期待…...

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  • 監理技術者の専任義務緩和など制度改正へ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (799) 27-, 2023-10

    ...制度 国土交通省は、監理技術者の専任義務緩和や標準的な労務費の設定など、担い手の処遇改善に向けた制度改正を進める。2023年9月8日に開いた中央建設業審議会などの基本問題小委員会で、中間取りまとめ案を提示した(資料1)。24年度以降に建設業法などを改正…...

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  • 日蒙学生ワークショップを通じたウランバートルTokyo Streetにおける交通環境の検討

    湊本 早紀, 﨑山 晧平, 佐々木 希望, 飯塚 隆寛, 佐久間 康富, 深堀 清隆 都市計画報告集 22 (2), 300-305, 2023-09-07

    <p>モンゴル国ウランバートル市では、人口と自動車交通量が増加しており、都市一極集中により歩行環境の悪化や交通量が増加し、日常的な交通渋滞が発生している。2022年9月ウランバートル市Tokyo Streetを対象に、筆者ら日本人学生とモンゴル科学技術大学の学生で、緑化とバリアフリーに関する提案を行った。「すべての人を受け入れるまち」とのコンセプトを掲げ、「誰もがひとりで歩くことができる」、「安…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • これからの自律的な民間緑地整備に関する考察

    植田 直樹, 村上 暁信, 横張 真 都市計画報告集 22 (2), 194-197, 2023-09-07

    ...<p>国土交通省の「民間投資による良質な都市緑地の確保に向けた評価の在り方検討会」の中間とりまとめによれば,これからの緑地の多様な価値の発揮に向けて民間の投資を誘導し,自律的な取り組みを誘導できるような仕組みの構築が必要であり,そのためには評価認証制度が有効とされている。...

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  • 4年ぶりに7兆円超え、国交省概算要求

    日経コンストラクション = Nikkei construction (798) 22-, 2023-09

    ...行政 国土交通省は2024年度予算の概算要求で、公共事業関係費に23年度当初予算比で19%増の6兆2909億円を計上した(資料1)。一般会計全体の要求額は19%増の7兆389億円で、4年ぶりに7兆円を超えた。働き方改革や脱炭素化に注力する他、24年4月からの水道行政移管を…...

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  • 水平方向の位置を調整中に橋桁落下

    日経コンストラクション = Nikkei construction (798) 23-, 2023-09

    ...事故 静岡市清水区で発生した静清バイパスの橋桁落下事故を巡り、国土交通省静岡国道事務所は2023年8月8日に開いた調査委員会の第2回会合で、橋桁降下中に判明した約10cmのずれを調整する作業中に事故が起こったと明らかにした(資料1)。 落下したのはP3橋脚とP…...

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  • 釧路湿原における環状剥皮後のハンノキ林の変化

    田崎 冬記, 川嶋 啓太, 青木 菜々花, 石田 憲生, 稲垣 乃吾 日本緑化工学会誌 49 (1), 91-94, 2023-08-31

    <p>釧路湿原の茅沼地区(KP32 周辺右岸)の蛇行復元箇所周辺のハンノキ高木林において,地下水位の高さに応じて3段階の試験区を設定し,環状剥皮を行い,枯死状況,萌芽状況,種子結実割合,下層植生の湿生植物の種数等について3年間追跡調査を行った。その結果,枯死木は環状剥皮2年後から増加し,地下水位が高い程,枯死木が増加した。葉面積は,環状剥皮1年後には対照区の1/4程度まで低下したが,その後は回復…

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  • グリーンインフラや緑地の計画等に資する地表面データに関する調査研究

    金 甫炫, 松本 浩 日本緑化工学会誌 49 (1), 141-144, 2023-08-31

    <p>グリーンインフラが有する多様な機能は,近年,流域治水などの防災減災を含め,様々な場面において,その役割への期待が高まっている。その計画等においては,他部局間の連携や合意形成等のため,標準的に使用できるデータが求められるが,都市計画の基礎調査や緑の基本計画の策定・改定の際に土地利用等,緑地の分布やボリュームを把握するためのものが多く,グリーンインフラや治水等に関連した活用はほとんどされていな…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 官製談合の背景に年度内予算執行の重圧

    日経コンストラクション = Nikkei construction (797) 26-, 2023-08

    ...不正 中部国際空港(愛知県常滑市)沖で進めている土砂処分場の建設工事を巡る官製談合事件の背景に、国土交通省中部地方整備局内で予算の未執行を避けるべきだとの重圧があったことが分かった(資料1)。外部の有識者による検討委員会が2023年6月30日にまとめ…...

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  • 建設発生土等の有効利用にかかわる現状と課題

    金井 仁志 Material Cycles and Waste Management Research 34 (4), 240-247, 2023-07-31

    ...これまで国土交通省では建設発生土情報交換システムの活用等建設発生土の有効利用を促す取り組みを進めてきたが,盛土規制法等の法令整備を受け,今後ますます建設発生土の有効利用等が求められることから,国土交通省としても,発注段階からの適切な費用計上や指定利用等の促進等の取り組みを通じて,工事の受発注者の取り組みを今後とも力強く推進・支援することとしており,各関係者は,積極的に建設発生土の有効利用等の取り組みを...

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  • 技能者の能力レベル別に年収目安を公開

    日経コンストラクション = Nikkei construction (796) 30-, 2023-07

    ...行政 国土交通省は、建設キャリアアップシステム(CCUS)で設定している技能者の年収について能力レベル別の目安を示した。レベルアップに伴う年収の上昇を示すことで、モチベーション向上などを目指す。公共工事設計労務単価に基づく賃金が技能者に支払われ…...

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  • インタビュー 「風の谷」のビジョン

    安宅 和人, 石川 初, 松井 孝典, 荒金 恵太 環境情報科学 52 (2), 1-8, 2023-06-30

    <p>「テクノロジーの力を使い倒すことにより,僕らはもっと自然とともに生きる美しい未来を創ることはできないのか?」という着想から,都市集中型の未来に対するオルタナティブ(代替)を創るために「風の谷」の運動やプロジェクトを進めている慶應義塾大学環境情報学部教授・一般社団法人残すに値する未来代表理事の安宅和人氏に,インタビューを行った。「テクノロジーありきで物事を考えている限り,問題は解けない」とい…

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  • 地理空間情報を用いた三次元再構成のための最適撮影計画手法の提案

    山﨑, 賢人, 岡原, 浩平, 峯澤, 彰 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 611-616, 2023-06-28

    ...本論文では,三次元再構成のために地理空間情報を用いた最適撮影計画手法について述べる.近年,国土交通省では建設現場への ICT 技術の導入を推進しており,三次元再構成の需要は高まっている.三次元再構成は多視点のカメラ画像を用いて計算機上に形状を再構成するが,再構成された対象の品質は使用する画像に依存する.また,実用化にあたっては作業時間も重要となる.これらの背景から再構成対象を効率よく撮影できる手法が...

    情報処理学会

  • デジタルプラットフォームはまちづくりへの参加の裾野を広げることができるのか?

    小野塚 亮, 淺見 知秀, 東 宏一, 三谷 繭子 都市計画報告集 22 (1), 134-138, 2023-06-09

    <p>まちづくりにおいて参加プレーヤーの固定化や多様な市民の参加を促す難しさといった問題点が指摘されている。そこで、栃木県小山市における住民参画型まちづくりプロジェクトを事例に、共創まちづくりデジタルプラットフォームへの利用意向を調査した。コミュニティエンパワーメントに関する理論から導かれた質問項目で半構造化インタビューを実施し、そのコーディング結果の示唆を一般化するためにアンケートを実施、統計…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 財務省が事業評価の精度向上求める

    日経コンストラクション = Nikkei construction (795) 27-, 2023-06

    ...行政 財務省は、人口減少下での持続可能な社会資本整備に向け、精度の高い事業評価に基づいて新規事業に着手するよう国土交通省に求める。2023年4月28日に開いた財政制度等審議会の財政制度分科会で、今後の社会資本整備の方向性を示した。 インフラの維持管…...

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  • 国内初の「レベル4」自動運転で運行開始

    日経コンストラクション = Nikkei construction (795) 26-, 2023-06

    ...新サービス 国土交通省と経済産業省は福井県永平寺町で2023年5月12日、特定の条件下で完全な自動運転ができる「レベル4」での移動サービスを国内で初めて開始した。 これまで国内で許可された「レベル3」では、高速道路のみなど特定の条件下で自動運転を行い、…...

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  • 工事写真改ざんのトラウマを克服

    日経コンストラクション = Nikkei construction (795) 98-, 2023-06

    ...国土交通省九州地方整備局の道路工事で、受注者がデジタルカメラで撮影した写真に手を加えていたことが検査で発覚したのだ。 「写真の信憑(…...

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  • 工費水増しで不正な利益供与の費用捻出

    日経コンストラクション = Nikkei construction (795) 21-, 2023-06

    ...北海道横断自動車道工事の用地取得を巡る問題で、国土交通省北海道開発局釧路道路事務所が道路用地の地権者に対し、約9150万円を不正に利益供与したことが分かった。同事務所の複数の職員が関与し、別の道路工事費の水増しで費用を捻出していた。 不正があ…...

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  • 久万高原町スギ群状択伐林における2時期のLiDAR解析による樹高成長の推定

    豊田 信行 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 277-, 2023-05-30

    ...</p><p> 過去の後継樹の樹高を、2019~2020に実測した樹高と、2018年撮影LiDAR、(林野庁・2018年秋・4点/㎡)と2009年撮影LiDAR(国土交通省・2010年冬・1点/m2)から推定を試みた。</p><p> 予備調査の結果、後継樹エリアを覆っている上木樹冠の区域と上木樹冠に覆われていない後継樹エリアを切り分けないと、LiDAR解析できないことがわかっった。...

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  • 国土交通省

    日経コンピュータ = Nikkei computer (1094) 68-70, 2023-05-11

    ...国土交通省は2023年3月1日、同省が運営するWebサイト「川の防災情報」で、一部の河川監視カメラ画像の提供を停止すると発表した。同サイトでは国交省が設置したカメラやセンサーなどから、全国の河川の水位計のデータや河川監視カメラが撮影した画像などをリア…...

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  • 次世代補助燃料を適用する下水汚泥焼却プロセスに向けた焼却炉運用の全国実態調査

    谷藤 渓詩, 宮本 豊尚, 重村 浩之, 岡安 祐司, 高岡 昌輝 下水道協会誌 60 (727), 75-85, 2023-05-01

    <p> 下水汚泥焼却プロセスは我が国における主要な汚泥処理方式の一つであるが,その補助燃料は下水処理場における温室効果ガス排出の一因となっている。従来の補助燃料とは別の代替エネルギー(次世代補助燃料)を利用することで,これを削減できると考えられる。そこで本報では,下水汚泥焼却プロセスの実態を把握するため,全国の下水処理場に焼却炉が設置されている公共団体を対象にアンケート調査を実施した。汚泥の負荷…

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  • 世帯効用モデルと基幹統計に基づく全国都市雇用圏の効用の推計

    紀伊 雅敦, 奥村 夏音, 玉置 哲也, 梶谷 義雄, 鈴木 達也 都市計画論文集 58 (1), 110-117, 2023-04-25

    ...における大都市圏への人口集中は,大都市の過密問題と地方の人口減少に伴う様々な問題を深刻化させている.本研究では,世帯効用モデルと独自集計した政府基幹統計に基づき,都市雇用圏別のモデル世帯の効用,および,構成要素別の影響を求めた.その結果,都市規模と求めた効用に相関は無く,大都市は所得は高いが住宅床地代や通勤時間が効用を押し下げること,特に東京の賃貸世帯の効用の偏差は負であることなどを示した.この結果は,国土交通省...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 乱立する総合評価の加点を再編

    橋本 剛志 日経コンストラクション = Nikkei construction (793) 7-9, 2023-04

    ...国土交通省が直轄工事の入札で、複雑になった総合評価落札方式の見直しに着手した。各地方整備局が試行結果を分析してPDCAサイクルを回し、有用なものは全国展開する。脱炭素や働き方改革への加点など、新たな評価方法の検証が進みそうだ。...

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  • 青木あすなろに営業停止処分、工費水増し

    日経コンストラクション = Nikkei construction (793) 20-21, 2023-04

    ...不正 青木あすなろ建設が送水路工事の契約変更で、実施した工事量を偽って工費を水増ししたことを受け、国土交通省関東地方整備局は同社に2023年4月1日から15日間、東北地方での営業停止を命じた(資料1)。この工事では複数の施工不良と、それを隠蔽するための…...

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  • 週休2日を達成した現場は3割にとどまる

    日経コンストラクション = Nikkei construction (793) 27-, 2023-04

    ...調査 国土交通省の調査で、東京都を除く46道府県が発注した2021年度の工事のうち、週休2日を達成した現場の割合が30.7%にとどまることが分かった。都道府県が週休2日の対象として公告した工事は平均で8割を超えており、達成率との間に大きな差が生じている。 …...

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  • セクシュアルマイノリティの住宅問題

    葛西 リサ, 長谷川 洋 住総研研究論文集・実践研究報告集 49 (0), 97-108, 2023-03-31

    本研究では,セクシュアリティを理由に入居を断られたり,蔑視されたりという経験を持つ当事者の存在が可視化され,同性入居の困難から,パートナーと隠れて暮らすケースが多く存在することが明らかになった。専用のサービスを開始する事業者も登場しているが,その手法は業態,地域性,商慣習により一様ではなかった。従来,経済的に困窮し居所を喪失した者への支援は,主に,社会福祉施設が担ってきたが,男女に区分けされた空…

    DOI

  • Sharp endから見た安全マネジメントの問題に関する一考察

    西澤 宏員 交通学研究 66 (0), 47-54, 2023-03-31

    本稿では、安全への取組として浸透しつつあるSafety-ⅠとSafety-Ⅱをsharp endの視点から考察し、問題を整理する。まず、Safety-ⅠとSafety-Ⅱについて歴史的背景を踏まえて解説する。次に、blunt endの指示がsharp endのパフォーマンスに与える影響を新たに作成した簡単なモデルを用いて分析する。そして、blunt …

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  • 東日本大震災後の仙台湾南部海岸堤防復旧における環境保全対策

    萱場 祐一, 八木 恵里, 土井 康義 応用生態工学 25 (2), 161-177, 2023-03-31

    ...<p>東日本大震災後に実施された仙台湾南部海岸における海岸堤防の復旧に当たっては,国土交通省東北地方整備局が設置した「仙台湾南部海岸環境対策検討委員会」での審議に基づき様々な環境保全対策が行われた.本稿では,検討委員会で議論された内容を踏まえ,海岸堤防復旧に際して行われた環境保全対策の経緯,考え方,実施内容を記録するとともに,環境保全対策の効果と課題について考察を行い,今後発生する河川,海岸における...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献11件

  • コンパクトシティが健康に与える影響の分析

    沓澤 隆司, 赤井 伸郎, 竹本 亨 会計検査研究 67 (0), 31-52, 2023-03-17

    <p><tt> 「コンパクトシティ」は,都市内での移動距離が短いため,歩行や歩行を伴う公共交通が移動手段に選ばれることが多く,その結果として歩行時間が長く住民の健康に良い影響を与えている可能性がある。しかし,都市のコンパクト度と歩行時間との関係や歩行時間と健康状態との関係は先行研究で分析されているが,コンパクトシティの形成が住民の健康状態を改善するかどうかは十分に解明されていない。</tt></…

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  • 公共工事の労務単価を5.2%引き上げ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (792) 35-, 2023-03

    ...行政 国土交通省は公共工事の入札で予定価格の算出などに使う労務単価を2023年3月1日から引き上げた。これまでと比べて全国・全職種の単純平均で5.2%上昇した。11年連続の上昇で、伸び率が5%を超えたのは9年ぶり(資料1)。...

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  • 乗合バス事業者の個票データ分析に基づく地域公共交通事業への収支改善インセンティブ強化施策の検討

    酒井 達朗 運輸政策研究 25 (0), 6-17, 2023-02-28

    ...<p>地域公共交通の基幹である乗合バス事業については,特に,地方部生活路線において,多く国や自治体からの公的な補助によって維持されている.近年,この公的補助の中核である国土交通省の補助事業においては,補助対象路線へ定量的な収支改善インセンティブを課す施策が進められている.本論文では,規制緩和後10年間の乗合バス事業者の経営状況のデータから乗合バス事業者の収支改善要因を分析することにより,こうした施策...

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  • 港湾関連行政手続の電子申請率向上に向けた一考察

    飯田 純也, 西田 知洋 運輸政策研究 25 (0), 40-51, 2023-02-28

    ...<p>国土交通省は港湾関連行政手続の電子申請率向上を掲げているものの,近年,電子申請率は頭打ちになっている.本稿では,紙やFAXでの申請を行う者が電子申請を行わない要因を把握し,電子申請率向上に向けた方策の検討を行う.アンケート調査・分析の結果,主な要因として,紙申請の方が便利/システムを利用する動機づけがない/港湾管理者側(受理側)の事情で電子申請できない,が抽出された.また,港湾管理者が電子申請率...

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  • 橋梁点群データの部位識別のための深層学習の適用方法に関する一考察

    松本, 航希, 塚田, 義典, 中原, 匡哉, 梅原, 喜政, 窪田, 諭, 田中, 成典, 清水, 則一, 武内, 克樹 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 257-258, 2023-02-16

    ...我が国では,高度経済成長期に施工されたインフラ設備の多くが寿命を迎えており,点検や補修が急務である.そこで,国土交通省では3次元モデルの活用による維持管理の効率化を推進している.一般的に構造物の3次元モデルは,レーザ計測機器を用いて計測した点群データを基に人手で作成する.この作業を効率化するため,既存研究では,構造物の部位ごとの点群データからパラメトリックモデルを用いて3次元モデルを生成する手法が提案...

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  • 3次元地理情報を用いた飲食店評価の可視化について

    村谷, 衣真里, 川合, 康央 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 617-618, 2023-02-16

    ...本研究は,3次元地理情報を用いて,飲食店の口コミ評価を可視化するものである.国土交通省がオープンデータとして公開している大規模3次元都市モデルPLATEAUと,開発プラットフォームとしてゲームエンジンUnityを使用し,飲食店評価サイト上の評価点数と評価件数を,色相と彩度によって3次元地理情報上のオブジェクト色として可視化させる.今回は,駅周辺の飲食店を対象に,データベースに入力された値をオブジェクト...

    情報処理学会

  • 3次元点群データを基盤とする建設施工情報システムの実践

    山口, 愛加, 安室, 喜弘, 窪田, 諭 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 481-482, 2023-02-16

    ...国土交通省は建設施工現場においてICTの全面的な活用を図っているが,多種多様な現場でデータの取得に統一的な手法を用いることは困難である.都市空間においては,デジタルツインを志向した現実空間とサイバー空間を連携するプロジェクトが進められているが,施工分野においてデジタルツインのためにデータを蓄積する取り組みは少ない.本研究では,建設施工現場において3次元データを流通し利用することを目的に,情報システム...

    情報処理学会

  • ライントレースカーとBLE通信を活用した疑似的な路車間通信システムの開発と実証実験

    岡村, 涼太郎, 浦山, 康洋 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 221-222, 2023-02-16

    ...近年,車の自動運転に関する研究開発が活発に進められている.国土交通省の報告によれば,自動ブレーキやペダルの踏み間違いの抑制機能を搭載した新車乗用車の割合は令和元年の時点で80%を超えている.これらの機能は主にレーダーやカメラを利用して実現されているが,機械が自立して乗り物の操縦を行うレベル5の自動運転の実現には,「他の交通とのコミュニケーション」が必要不可欠でありこのことからも車同士の通信は必須であるといえる...

    情報処理学会

  • ゲームエンジンとオープンデータを用いた都市交通シミュレーションシステムの開発

    長嶺, 安尚, 内藤, 大喜, 武谷, 龍, 川合, 康央 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 953-954, 2023-02-16

    ...都市モデルとして国土交通省の都市オープンデータであるPLATEAUをベースとして用い、プロシージャルモデリングが可能なHoudiniでモデル制作を行い、ゲームエンジンUnity及びUnrealEngineにモデルを取り込んで開発した。これまでのシミュレーションシステムは、一般的に高コストであり、その拡張性も低い専用システムであることが多い。...

    情報処理学会

  • リンク予測を用いた人流増減グラフネットワーク分析によるコロナ渦の人流分析

    高橋, 凜平, 大槻, 明 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 479-480, 2023-02-16

    ...本研究では,コロナ前及び渦中の人流比較分析を行うためのリンク予測モデルを提案する.具体的には,千代田区,世田谷区,江戸川区,八王子市を対象に,2020/4~2021/3の全国の人流オープンデータ(国土交通省)と「東京都新型コロナウイルス感染症陽性者数」(東京都福祉保健局)のデータを用いて,新型コロナウイルス感染症の増減率と集客施設,駅,学校の人流の増減率との関係性を分析するリンク予測モデルを考案した...

    情報処理学会

  • 自然災害に関する情報を用いた路線バス経路探索システムの開発

    髙濵, 亜実, 白石, 修二 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 487-488, 2023-02-16

    ...国土交通省自動車局の資料によれば,2018年の西日本豪雨時には,中国,四国,近畿,中部の4地方110路線で運休や一部運休,迂回運行を余儀なくされた。本研究では,上記の事例に代表されるような,自然災害の影響により複数の経路の使用が不可能あるいは危険とされる状況を回避することを目的とした,路線バス経路探索システムを開発した。...

    情報処理学会

  • 点群データをクエリとする類似形状の検索に関する一考察

    方, 俊, 塚田, 義典, 中原, 匡哉, 梅原, 喜政, 西田, 義人, 窪田, 諭, 田中, 成典, 清水, 則一, 川﨑, 悠史, 大上, 航平 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 265-266, 2023-02-16

    ...我が国では,高度経済成長期に集中的に建設された構造物の多くが老朽化してきている.そこで,国土交通省では,点群データを活用した維持管理の効率化を推進している.既存研究では,構造物の3次元モデルを用いて形状が類似する箇所の点群データを検索する技術が提案されている.しかし,構造物の形状に合わせた膨大なモデルが事前に必要となるため,実用性に乏しい.そこで,本研究では,点検対象の構造物の点群データをクエリとして...

    情報処理学会

  • 東日本大震災被災地域の高齢者における住居形態と住環境リスクに関する観察研究:the RIAS Study

    鈴木 るり子, 坪田(宇津木) 恵, 佐々木 亮平, 下田 陽樹, 藤野 善久, 伊香賀 俊治, 狩野 徹, 坂田 清美 日本公衆衛生雑誌 70 (2), 99-111, 2023-02-15

    ...「物理環境」については,国土交通省が行うスマートウェルネス住宅等推進調査事業における住宅健康チェックリストを用い,「社会環境」については,RIAS調査票より,独居,ソーシャルネットワーク,ソーシャルキャピタルについて評価した。“震災前と同じ(同所再建含)”と比較した他の住居形態と,「物理環境」「社会環境」の各項目の関連を,多変量ロジスティック回帰分析,重回帰分析より検討した。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 無信号交差点における停止線の位置変更による一時停止率向上と速度抑制効果

    川本 義海, 梅津 拓, 宇津 悠祐, 川村 一博, 鷲見 泰央 交通工学論文集 9 (2), B_8-B_15, 2023-02-01

    <p>無信号交差点における交通事故抑止対策として、安全裕度を確保するために停止線を交差点から大きく後退させる方法から、逆に停止線を交差点に近づけることで非優先側からの視認性及び安全意識を高める改善策を提案しその効果を検証した。具体的には、非優先側道路から優先側道路を見通しやすい位置に停止線を前進させるとともに横断歩道幅員を実効幅に適正化し、さらに停止線手前のカラー段差舗装により一時停止率向上と速…

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  • 法尻陥没した堤防を70m造り直しへ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (791) 24-, 2023-02

    ...トラブル 徳島県東みよし町を流れる吉野川支流の加茂谷川で堤防の法尻付近が陥没した問題で、国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所は堤防を延長約70m造り直す(資料1)。 陥没後の調査で、堤防の下の地中に埋まっていたコンクリートがらによる空洞が…...

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  • ECIで前倒し施工、馬毛島の自衛隊基地

    日経コンストラクション = Nikkei construction (791) 31-, 2023-02

    ...同省から支出委任を受けた国土交通省の九州地方整備局が、係留施設や滑走路など6件の工事を発注した。離島での大規模工事を前倒しで進めるため、施工…...

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  • 点群補完技術を用いたパラメトリック橋梁モデルの生成に関する研究

    塚田 義典, 中原 匡哉, 梅原 喜政, 窪田 諭, 田中 成典, 武内 克樹 土木学会論文集 79 (22), n/a-, 2023

    ...<p> 我が国では,高度経済成長期に施工された社会インフラの老朽化が深刻であり,長寿命化のための点検や補修が急務である.国土交通省では,CIMやi-Constructionを推進し,点群データや3次元モデルの活用による維持管理業務の効率化を目指している.しかし,高架橋や交通量の多い道路では,計測地点に制約が生じるため,構造物を隈なく計測した点群データの取得が困難である.既存研究では,このような欠損が...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 調査・強度確認手法の複合化による浸透固化処理地盤の品質管理法の提案

    長山 達哉, 笠間 清伸, 濱口 信彦, 杉村 佳寿, 藤井 照久, 金子 智之, 木村 康隆, 善 功企 土木学会論文集 79 (8), n/a-, 2023

    <p> 砂質地盤の液状化対策等を目的とした浸透固化処理工法による改良地盤(浸透固化処理地盤)は,薬液の浸透の不均一性や対象地盤の土質の不均質性等の理由により,自然堆積地盤に比べせん断強度等に空間的な不均質性を有する.このような地盤では,空間的なばらつきを適切に考慮できる調査数を確保し,液状化対策としての要求品質を満たすことを確認する必要がある.また,砂質地盤の一軸圧縮強さ𝑞<sub>u</su…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 被災経験のあった地域での水害リスクと土地価格・人口の関係性分析

    森田 将彬, 佐々木 邦明 土木学会論文集 79 (9), n/a-, 2023

    ...<p> 近年,都市部の浸水や河川の氾濫,土砂災害といった被害が甚大化する事例が相次ぎ,水害へのさらなる対策強化が求められている.その一方で,国土交通省および都道府県が定める浸水想定区域において,人口や世帯数が全国的に増加している.多くの都市で,災害リスクを避け都市機能を集約させるといった,都市計画マスタープランが立案されているにもかかわらず,適切に機能していないと考えられる.そこで,近年になって浸水被害...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 離島における商業環境の変化に関する一考察

    上村 博昭 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 137-, 2023

    ...</p><p> 国土交通省によれば,2023年2月時点で,日本の全島嶼14,125のうち,有人島は416である.このうちの305が,離島振興法をはじめとする各種法令で指定されており,生活や産業面での条件不利性を伴う地域だと推定される....

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  • 保育所送迎から捉える父親の育児協力要因

    佐藤 将 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 154-, 2023

    ...</p><p>2.研究方法</p><p> 本研究では国土交通省より提供された「東京都市圏ACT」データを用いて, 1日の生活行動について比較検証を行う....

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  • 既存港湾施設の構造形式(櫛形鋼管矢板式護岸)を有効活用した経済的なジャケット式桟橋の設計

    片野 直樹, 山本 康太, 團村 肇 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 港湾の施設の技術上の基準・同解説では,2007年の改定<sup>1)</sup>において性能設計に関する考え方が示された.その後,2018年の改定<sup>2)</sup>において既存施設の改良設計の考え方が明確化され,既存ストックの有効活用の促進についての考え方が示された.今般,東京港中央防波堤外側地区において,長短の鋼管矢板で構成される既設護岸(長杭を有する二重鋼管矢板構造)の前面に…

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  • 港内波浪の入射波向の簡易推定法を組込んだ高潮・高波浸水解析法の提案

    樋口 直人, 中村 隆志, 近藤 達男, 木全 啓介, 佐藤 昌宏, 原 信彦, 富田 孝史 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 高潮・高波による浸水リスクの把握やその防災・減災対策の立案には,高潮・高波浸水解析を活用することが望ましいが,港湾近傍における波向を含めた波浪場の解析の計算コストの増大が実務上の課題となる.本研究の目的は,清水港における2019年台風19号の事象を対象に計算負荷が小さい波浪計算手法を組み合わせて,浸水痕跡を再現できる高潮・高波浸水解析手法を提案することである.また,浸水解析における波向の…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 気候変動に伴う作用条件の変化に対する既存防波堤の応答曲面法を用いた改良設計手法

    宮島 正悟, 竹信 正寛, 三上 康光, 宮田 正史 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 気候変動に伴い,既設防波堤では平均海水面の上昇,高潮偏差や波浪の増大の影響を直接的に受けるため,損傷の危険度が増加する可能性が高い.将来的に作用条件が変化する場合,構造物の安定性等の性能確保の評価のために,幅のある作用条件に対する防波堤の安定性照査を実施する必要があるため,その作業負荷は非常に大きくなる.このような将来的な作用条件の変化量の想定の不確実性に対して,さらに情報を得てから想定…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • コンテナターミナルの荷役機械の作業時間分析と荷役シミュレーションモデルへの適用

    犬塚 秀世, Tiago Novaes MATHIAS, 篠田 岳思, 杉村 佳寿 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> コンテナターミナルの荷役シミュレーションとは,ヤード内における荷役機械やコンテナの動きを再現し,コンテナターミナルの配置計画や運用改善等に活用する技術である.荷役シミュレーションにおいて,荷役機械である RTG(Rubber Tired Gantry Crane)の荷役作業時間のようなパラメータは,荷役機械のカタログ値より算定した値を用いるのが一般的だが,実際の荷役作業においてはコンテナ…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 巨石を連行した波浪による護岸被害の再現実験

    阿部 翔太, 木村 克俊, 鴨崎 直也 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 急勾配海底条件下のK港の護岸において,波浪に連行された巨石の衝突による護岸壁の陥没と,越波によって打ち上げられた巨石が護岸背後に落下することによる舗装の損壊被害が発生した.本研究では,こうした被害の要因となった波浪による巨石の連行特性を明らかにするため,縮尺1/50の不規則波を用いた水理模型実験を実施した.巨石を模した球体の直径と比重を変化させて,換算沖波波高と打ち上げ高さの関係を求めた…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • カルシア改質土の海域投入に伴う濁りの発生に関する実験的研究

    首藤 啓, 阿式 邦弘, 西本 高志, 林 李々香, 西嶋 渉, 寺田 邦男, 大川 郁夫 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 海砂利採取跡地の環境修復のために浚渫土をカルシア改質土に改良し,その適用性について検討を行った.改質土の投入に際しては濁りが発生し周辺海域への影響が懸念されるが,改質土の濁りに関する定量的な評価手法はなく,対象海域が深く強流速の場であることから従来の施工方法も難しい.</p><p> 改質土の強度特性は配合試験の結果を解析し,24時間養生のデータから有効遊離石灰率<i>L<sub>e</s…

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  • コンパクトシティ政策に対する市民の認知 ―誤認の防止と適切な認知に向けて―

    稲垣 航大, 久米山 幹太, 石橋 澄子, 谷口 守 土木学会論文集 79 (10), n/a-, 2023

    ...<p> コンパクトシティを実現する上で政策に対する市民認知の重要性が指摘されている.そのような中,国土交通省の調査によるとコンパクトシティ政策に対する市民の自称認知は総じて低いことが示されている.そこで本研究では,市民のコンパクトシティ政策に対する内容を誤って認知していないか(誤認)について独自のアンケート調査を行った.分析の結果,1) 中山間地域からの撤退やタワーマンションの建設をコンパクトシティ...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • ETC データを活用した外環道千葉県区間の開通に伴う沿線居住者等の OD 変化に関する分析

    上野 優太, 矢部 努, 木本 悠太, 富樫 大輝, 福田 大輔 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 673-678, 2023

    新規高速道路の開通による整備効果は様々であるが、道路整備による沿線居住者等の誘発需要を分析した事例は少ない。本研究では、2018 年 6 月に開通した外環道千葉県区間の沿線居住者等を対象に、開通前後の OD パターンの変化を分析し、道路整備に伴う誘発需要の有無を把握することを目的とする。分析では、長期間蓄積されている ETC …

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  • 吸出し防止材で覆われた堤防裏法面に越水時に作用する流速に関する検討

    西嶋 貴彦, 三好 朋宏, 三尾 奈々恵, 福島 雅紀 河川技術論文集 29 (0), 127-132, 2023

    <p>吸出し防止材で堤防裏法面を被覆する粘り強い河川堤防の構造について,堤体の侵食を抑制する効果を確認するためには,堤体に作用する流速を適切に算定することが重要となる.吸出し防止材が堤体に作用する流速を低減する効果があることは指摘されているが,吸出し防止材の厚さや材質による違いは明確でない.そこで,本研究では,厚さの異なる複数の吸出し防止材や材質の異なる他のシート材を用いた堤防越水実験を行い,吸…

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  • 堰が連続する区間における土砂堆積と河床材料の分級に関する実験と解析

    田端 幸輔, 大谷 周, 福島 雅紀 河川技術論文集 29 (0), 197-202, 2023

    <p>固定堰が連続する区間では,土砂堆積に伴う樹林化,流下能力不足等が顕在化している事例が増えてきており,堰の改築や可動堰化,河道掘削等の対策が急がれる.しかし,堰の影響を受けて土砂が分級を伴いながらどのように堆積するのか,また,土砂境界条件の違いが土砂動態にどの程度影響するのかについて基礎的知見が十分に得られておらず,現状把握や対策実施後の予測が困難となっている.</p><p>そこで本研究では…

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  • 札内川における礫河原再生技術とその取組

    天羽 淳, 矢部 健一郎, 渡邊 康玄, 泉 典洋, 大串 弘哉, 山口 里実, 大石 哲也 河川技術論文集 29 (0), 299-304, 2023

    <p>十勝川水系札内川では,2006年以降は年最大流量や融雪期最大流量が減少傾向となり,従来の礫河原にケショウヤナギ以外のヤナギ類が定着し,急速に河道内の樹林化が進行した.礫河原の減少により,ケショウヤナギをはじめとした礫河原依存種が世代交代できなくなることが懸念され,この対策のため2012年から札内川ダムの中規模フラッシュ放流を活用した礫河原再生事業を実施している.本事業では,札内川における自…

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  • 急勾配河道区間に大量の細粒土砂が供給された場合の堆積・延伸過程

    武内 慶了, 山本 陽子, 海老原 友基, 井上 清敬, 板垣 修 河川技術論文集 29 (0), 305-310, 2023

    <p>豪雨に伴う大規模洪水時に山地部から供給された大量の細粒土砂が,長い河道区間に大量堆積する事象の進行過程や発生条件を,直線水路を対象に調べた.実験から得られた成果:1)堰直上流等の掃流力が小さい区間に初期堆積し,水位せき上げ区間の延伸とともに,堆積区間が上流延伸する過程を経る.2)堆積の起点となる局所区間と区間全体の<i>u<sub>*</sub></i>/<i>w<sub>0</sub><…

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  • 総合土砂管理の推進に向けた河道領域の土砂に関する課題抽出手法の提案~二極化進行の可能性のある河川を対象として~

    武川 晋也, 田端 幸輔, 福島 雅紀 河川技術論文集 29 (0), 323-328, 2023

    <p>近年,主としてダム領域,海岸領域を対象に総合土砂管理が実施されつつあるが,河道領域においては総合土砂管理が現場の課題解決に有用であることが十分認識されていない.河道領域では二極化が進行 し,局所洗掘に伴う護岸や堤防等の河川構造物の安全度低下が全国で顕在化している.本論文では,二極化の観点から河道領域における土砂に関する課題整理を行うことを目的とし,一次元河床変動モデルの枠組みで二極化進行を…

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  • 展葉直後の伐採および複数回の刈取りによるヤナギ類の再繁茂抑制効果の検討

    大石 哲也, 平田 智道, 布川 雅典, 山岸 祐介, 西田 侑希, 山中 直樹 河川技術論文集 29 (0), 347-352, 2023

    <p>本報は、北海道の第二幹川(美唄市)と石狩川上流(旭川市)において、オノエヤナギとタチヤナギを対象としヤナギ類の再繁茂を抑制するために、展葉直後から2週間の間隔で伐採するとともに、伐採後に萌芽幹を複数回刈取りした効果について検討した.結果として、今回の対象木については、展葉後から90日以内の伐期ずらしでは大きな差が見られなかったが、萌芽幹の刈取りを併用することで効果が高まる傾向にあった.また…

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  • 常呂川における流量観測高度化の取り組みと流量算出精度向上の検討

    佐々木 章允, 渡邊 康玄, 井上 和哉, 森岡 洸太朗, 大島 省吾 河川技術論文集 29 (0), 37-42, 2023

    <p>北海道東部の常呂川下流に位置する上川沿水位・流量観測所は浮子観測を行う橋梁が高水敷冠水時に使用不可能となるため,代替策として高水敷冠水後は約9km下流の河口付近の橋梁で浮子観測を行っている.しかし,代替地点は,本来の観測地点との距離が遠いだけでなく,河口に近いため潮位の影響を受け正確な流速・流量が観測できない等の問題があった.本稿では,これらの問題を解決するため,無人で夜間も連続して撮影可…

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  • 江の川特定都市河川の指定と流域水害対策計画策定に向けた検討

    平末 彬, 尾長 ゆかり, 青木 健太郎 河川技術論文集 29 (0), 389-394, 2023

    <p>広島県内の江の川上流域では,近年,平成30年7月豪雨や令和2年7月豪雨,令和3年8月の大雨により大きな浸水被害が発生した.そのため,近年大きな浸水被害が発生した江の川上流域では,水災害に強い地域づくりを目指して,流域治水を本格的に実践するための新たな法的枠組みである「特定都市河川」に指定された.江の川上流域では,特定都市河川の指定を受けて流域水害対策計画の策定に向けた検討を進めている.本報…

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  • 令和2年7月球磨川水害において中洲が洪水流に与える影響と治水対策

    大本 照憲, 宇根 拓孝, 平川 隆一, 村上 佐知, 酒匂 一樹 河川技術論文集 29 (0), 383-388, 2023

    <p>令和2年7月豪雨により球磨川流域では50名の人的被害が発生した.本研究では,検討対象の人吉地先の球磨川河道,中川原公園および3橋梁を縮尺1/200で製作した無歪水理模型実験を用いて,中川原公園が洪水流に与える影響を検討すると共に,治水安全度の向上のための中川原公園の復旧方法について議論した.実験結果より大橋地点では狭窄部となり流下能力が大幅に低下し,治水上弱点になり,流れ場は大橋上流側で水…

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  • 利用可能性の高い水辺拠点の評価指標の提案

    尾﨑 光政, 鶴田 舞, 中村 圭吾 河川技術論文集 29 (0), 503-508, 2023

    <p>人々の利用可能性の高い地区(水辺拠点)を抽出し,効率的かつ効果的な河川空間整備を実現するため,河川空間および周辺地域の社会・自然環境の特性を分析し,水辺拠点のポテンシャルを評価する指標案を提案した.その結果,堤内地の状況を示す指標を中心に,河川の自然環境や空間特性に係る10指標が選ばれた.また,水辺拠点の立地に基づく比較及び那珂川におけるケーススタディより,都市部と郊外部の水辺拠点では重視…

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  • 堰・頭首工の技術発展経緯考察と今後の技術開発課題整理

    新保 友啓, 諏訪 義雄 河川技術論文集 29 (0), 533-538, 2023

    <p>河川は自然公物である河道と治水機能を有する河川管理施設,利水専用ダム・橋梁・頭首工等の許可工作物で構成されるシステムかつストックインフラである.河川を適切にマネジメントするには,許可工作物も含む河川施設の洪水応答や社会との相互作用を理解しメンテナンス・操作・更新を行うことが重要である.本総説は頭首工と堰の変遷を概観し,今後の技術開発課題①~⑤を提示した.①ゲート設備(扉体・開閉装置)の規格…

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  • 現地調査に基づく河口砂州の再生とその数値解析モデルに関する研究

    片山 崇, 石井 和希, 小島 亨, 黒岩 正光, 梶川 勇樹 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    <p> 河口砂州の波と流れによる地形変化や,出水による消失後の再生過程に関する知見は十分ではなく,また,河口周辺海域を含めた波と流れによる砂州の再現過程を再現できるモデルが確立されているとは言い難い.本研究で対象とする鳥取県中部に位置する一級河川天神川河口では,2021年7月に大規模な出水が発生し河口砂州がフラッシュされた.このフラッシュ後の砂州再生過程を明らかにするために,現地調査を実施した.…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 指宿港海岸における天然砂むし温泉実施条件の現地観測に基づく検討

    三宅 崇智, 太田 琴子, 網田 全, 吉田 光寿, 笠毛 健生, 小野 信幸, 森 晴夫, 溝江 孝雄, 宮﨑 啓司, 平原 俊明, 浅野 敏之 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    <p> 指宿港海岸では,海岸構造物に養浜を組み合わせた面的防護工法による整備が進められている.整備にあたり,地域の重要な観光資源である「天然砂むし温泉」を含む温泉地下水環境の保全が重要な課題となっている.指宿の天然砂むしは,温泉地下水で高温となった砂層内で身体を暖めるという世界でも例がない独特の温浴法であるが,その実施条件は十分明らかになっていない.本研究では,天然砂むし温泉の実施条件を明確にす…

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  • 防波堤堤頭部における津波に対する洗掘及び堤体の安定性に関する実験的検討

    中澤 祐飛, 鈴木 高二朗, 鶴田 修己, 千田 優, 新名 薫, 浅川 圭一, 政岡 和宏 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    <p> 津波の来襲が想定される沿岸地域では外郭施設等の津波対策に関する整備が進められている.防波堤も港湾基準等に則って整備が進められているものの,堤頭部周囲の洗掘に関しては知見が限られており,既往検討では直立混成堤を対象としている.一方,波浪条件の厳しい防波堤では消波ブロック被覆堤が多く採用されているが,直立混成堤と比べてマウンドの設置範囲が大きいことや消波ブロックの影響により洗掘が抑制される可…

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  • d4PDFを用いて効率的に気候変動の影響を評価するための波浪推定式の提案

    西田 悠太, 牛木 賢司, 寺尾 直樹, 渡邊 国広 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    <p> d4PDFの膨大な計算結果から抽出した台風を対象に波浪シミュレーションを実施し,過去実験,2℃上昇実験,4℃上昇実験それぞれの確率波高を算定することで,気候変動による波浪の将来変化を定量的に評価することができるが,膨大なケースの台風について波浪シミュレーションを実施するのは困難な場合が多い.そこで,本研究では一部の波浪シミュレーション結果から構築した波浪推定式を用いて最大有義波高を推定す…

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  • 物体検知技術を活用した公共空間利用状況解析に関する研究

    木村 拓憲, 山脇 正嗣, 西牟田 裕介, 早見 俊紀, 小川 明人, 上野 亜耶 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 83-89, 2023

    ...<p>国土交通省は2016年4月からバスタ新宿の供用を開始し,以降各地で交通拠点の整備・検討が行われている.交通拠点が備えるべき基本機能として,「交通機能」,「防災機能」,「交流等機能」などが挙げられる.これらの機能を備えた交通拠点の整備にあたり,現状の利用状況や運行状況,利用者のニーズ把握が必要となる.そこで本研究では,AI(人工知能)技術の一種である深層学習による物体検知技術を活用し,近鉄四日市駅...

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  • YOLOによる岸壁・防波堤等のコンクリート表面の錆汁・鉄筋露出の検出

    里村 大樹 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 873-881, 2023

    <p>筆者は,AI等を活用して港湾施設の変状を検出するシステムの開発を行っている.錆汁・鉄筋露出の検出を行う物体検出AIについて,教師データを追加し,学習回数を見直す等の改良の検討を行った.UAV空撮画像等のテストデータに対するF-score(IoUの閾値50%,確信度の閾値50%)は,全クラス合計で39%であり,過去研究の38%とほぼ同じであった.教師データが2.1倍になった錆汁と5.1倍にな…

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  • 時間的持続性および面的波及性の観点からの水害教育効果の分析 ~三重県内の小学校における調査を通じて~

    竹之内 健介, 谷田 翔平, 堀江 隆生, 石井 美帆, 浅見 ユリ子 土木学会論文集 79 (24), n/a-, 2023

    <p> 本研究では,水害教育を実施している三重県内の小学校を対象に,アンケート調査を通じ,その教育効果がどの程度継続しているかという時間的持続性,そして,家庭など周囲にどの程度影響しているかという面的波及性の両面から水害教育の効果に関する分析を行った.つまり,水害教育の効果を児童個人に対する一時的な教育効果に加え,長期的・社会的効果について,その一端を調査したものである.結果,教育効果は自助意識…

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  • 大規模3次元都市空間モデルを用いた都市情報ビジュアライゼーションシステムの提案

    川合 康央, 池田 岳史, 益岡 了 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 448-, 2023

    ...<p>本研究は,大規模3次元都市空間モデルを用いた複合的な都市情報可視化システムとして,国土交通省のオープンデータPLATEAUを用いた飲食店評価と犯罪発生状況の可視化システムを開発し,評価を行ったものである.飲食店評価のビジュアライゼーションシステムでは,口コミサイトから得られる評価データを可視化するシステムとして提案を行い,評価点や評価数を色相と彩度で表現した.犯罪発生情報ビジュアライゼーションシステム...

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  • 氾濫ハイドログラフの形状が氾濫現象に及ぼす影響の分析

    小山 直紀, 並河 奎伍, 山田 正 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 164-, 2023

    ...<p>近年、毎年のように発生する豪雨災害を鑑みると,激甚化,頻発化する昨今の水害に際して流域治水の実現が喫緊の課題であるが,これによって洪水被害をなくすことができるかは,昨今の気候変動下においては不透明であると言わざるを得ない.国土交通省が推進している流域治水では,対象区域を集水域,河川区域,氾濫域に分けられ,それぞれにおいて様々な事業メニューが用意されており,例えば,洪水対策としてはダム等の貯水値...

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  • XRAIN雨量データの精度に対するビーム高度の影響

    深見 和彦, 越田 智喜, 武中 英好, 佐野 哲也, 水田 奈緒美, 藤田 士郎, 村田 文人 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 440-, 2023

    ...<p>国土交通省高性能レーダ雨量計ネットワーク(XRAIN)は、マルチパラメータ(MP)レーダによって計測可能となった偏波間位相差変化率(KDP)を利用したアルゴリズム(KDP-R法)を採用することにより、地上雨量観測値によるオンライン補正を行うことなしに、高精度の降雨強度評価と高速処理・配信を両立させ、時空間的に高解像度(250mメッシュ、1分毎)の雨量データ提供を可能としている。...

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  • 令和元年東日本台風時の水位記録とHi-net地震計ノイズ記録の統計解析

    澤崎 郁, P.C. Shakti 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 402-, 2023

    ...本研究では、国土交通省の水位観測記録と防災科学技術研究所の高感度地震観測網Hi-netの地震計記録を比較し、Hi-netの設置環境や水位観測点までの距離によって、水位の再現性がどのように変化するかを調査した。...

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  • 路面凍結箇所予測のための茅野市3D 都市モデルを用いた日照シミュレータの開発

    望月 美里, 上田 夢実, 橋本 幸二郎, 三代沢 正 画像電子学会研究会講演予稿 22.04 (0), 21-22, 2023

    ...国土交通省が主導する PLATEAU プロジェクトでは、3D 都市モデルのユースケースモデル開発を進めている。本研究では、ユースケースモデルとして、路面凍結予測に 3D 都市モデルを活用する。路面凍結の要因を日照率に限定したとき、太陽の動き及び各道路に対する日照率計算をシミュレーションすることで凍結箇所の予測が可能になると考える。...

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  • 道路設計業務のプロセスに関する考察

    中嶋 一雄, 五艘 隆志 土木学会論文集 79 (23), n/a-, 2023

    ...<p> 公共事業の設計業務は,発注形態の多様化や,i-Construction,BIM/CIMの導入等,測量,設計,施工技術が進歩している中,設計業務のプロセスや「土木設計業務等共通仕様書」の内容は従来から大きく変更がされていない.本研究では,まず現状の道路設計業務について,国土交通省,高速道路会社の設計プロセスや土木設計業務等共通仕様書を整理・確認した.その結果,国土交通省と高速道路会社の土木設計業務等共通仕様書...

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  • 災害応急対策における建設関連企業の課題認識

    福田 健, 小浪 尊宏, 大西 正光 土木学会論文集 79 (23), n/a-, 2023

    <p> 建設関連企業は被災直後からインフラの早期回復に重要な役割を果たし,被災影響の最小化に貢献している.効果的な災害応急対策を実施するためには,被災状況に応じて利用可能な人的・物的資源を適切に割り当てるための調整が欠かせない.調整を効率的に行うためには,建設関連企業間で共有された関係性やルールが必要であり,これは建設関連の業協会を通じて行われることが多い.建設関連企業が災害対応の局面で直面する…

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