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  • 長期観測でみられた局地風「肱川あらし」の発達とgap地形(地峡部)の水平気圧傾度との関係

    三浦 悠, 大橋 唯太, 名越 利幸, 那須川 徳博, 寺尾 徹 天気 67 (4), 225-237, 2020

    ...<p> 本研究では,局地風「肱川あらし」の発達とgap地形(地峡部)の水平気圧傾度との関係を明らかにするため,2017年度の寒候期5か月間,大洲盆地から伊予灘沿岸までつながる肱川の谷筋で気象観測を実施した.谷筋内にあるgap地形を境界に,盆地を含む上流側では静穏な一方で,gap内に入ると1〜2km下流の短い距離で地上風が増強していた.肱川あらし発生時の大洲盆地と谷筋最下流の長浜との海面気圧差の絶対値...

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  • WRFによる谷地形の影響によって発生する強風の解析~北海道弟子屈町の強風事例~

    池田 侑樹, 大宮 哲, 新屋 啓文, 大風 翼 風工学研究論文集 26 (0), 1-8, 2020

    北海道東部の弟子屈町は、釧路川流域の山脈の谷に位置し、冬期に強い北西風が度々観測される。暴風雪に対し、適切な対策を行うには、強風の形成要因を分析することが重要である。本研究は、領域気象モデルWRFを用いて、弟子屈に吹く強風の形成要因の分析を行った。解析の結果、弟子屈を含む谷の出口付近に、下降流及び強風域が形成されており、この強風域は、谷の入口と出口において、両地点の風向が谷筋に沿って一致した時に…

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  • マレー半島横断運河計画 : クラ地峡をめぐる日英の相関と衝突

    橋本, 順光 日本研究論集 18 96-127, 2018-10

    ...ただし、英国が予想していた通り、1941年12月には、日本軍の一部がクラ地峡から英領ビルマに侵入した。直後に従軍した作家高即順は宣伝記事を発表し、帰国後に発表した小説には、ビルマで読んだモーリス・コリスの小説と、東南アジアヘの戦略的移民を提唱した探検家岩本千綱の残響が見られる。草野の企図は、1943年にクラ地峡横断鉄道として一部実現するが、鉄路は戦後まもなく連合国により撤去されてしまう。...

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  • 北海道北部西岸における局地的強風に関する解析

    葛西 光希, 木村 圭司, 塩見 慶, 近野 敦, 田殿 武雄, 堀 雅裕 Geographical Studies 92 (1), 17-36, 2018-03-19

    ...このことは,地峡風の存在を示唆している。最後に,地表面のモデルについて雪を考慮しないスキームを設定することにより感度実験を行った。風向にはほとんど変化がないものの,風速が2 m/s 程度減少するという結果が得られた。</p>...

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  • 愛媛県で発生する肱川あらしの強風と谷筋で生じる水平気圧傾度分布の関係

    三浦 悠, 大橋 唯太, 名越 利幸, 那須川 徳博, 黒坂 優, 寺尾 徹 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 25-30, 2018

    ...<p>愛媛県大洲市長浜地区では、寒候期に「肱川あらし」という強い地峡風が肱川に沿って発生する。この肱川の10km上流には夜間に冷気湖が形成される大洲盆地が存在している。本研究では、2017年10月25日~2018年3月25日の5か月間にわたって、肱川あらしの気象観測を実施した。その結果、以下の特徴が明らかとなった。...

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  • 三陸海岸中部における山麓緩斜面と津波からの避難・移転 (その1) 地形形成と集落用地への改変

    田村 俊和, 瀬戸 真之, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100152-, 2017

    ...大浦では明治津波(1896年)以前から緩斜面に小段を切って宅地・畑地が作られ,切り取った土砂を前面波食台に盛って狭い人工海岸低地を作っていた.船越では,地峡南端の浜にあった集落が明治津波で壊滅した後,西側山麓緩斜面上に低い段をもつ方形地割を設け,集団移転した.その東方の浜と背後の低地に立地していた田の浜では,明治津波で大きく被災した後に,船越との統合移転案の頓挫を経て,背後緩斜面末端の切土と隣接する...

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  • 三陸海岸中部における山麓緩斜面と津波からの避難・移転―その2 津波被災集落の移転行動と地形―

    瀬戸 真之, 田村 俊和, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100187-, 2017

    ...への集落移転が計画される.しかし,東日本大震災では低平な河成・海成平野にも集落が立地し,大きな被害を受けた.この被害は明治津波以降の(あるいはさらに前からの)被災と集落移転や津波対策が反映された結果である.以下に明治29年(1896年6月15日)に起きた明治津波後の田の浜集落,船越集落の立地・集落移転について時系列を追って述べる.明治津波以前より前の時期には,船越集落(山の内を除く)の中心部は船越地峡南端...

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  • 岩手県山田町における津波被災地の土地条件とその改変

    瀬戸 真之, 田村 俊和, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100038-, 2016

    ...このため船越地峡を南から北に向かう越流が生じた。また,山田・船越湾外の東ないし南東に直面した海岸では津波高が高く,船越半島南岸の小谷鳥では30mに達した。   2. 海岸付近の地形と地質  山田町を含む三陸の海岸には,礫浜や砂浜と海食崖とが繰り返している。浜の地下には,最終氷期の低海水準時に形成された埋没谷と,海水面が現在に近い高さになった数千年前以降に形成された埋没波食台とが認められる。...

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  • 220万年前から290万年前の堆積物に基づく北大西洋の環境変動とパナマ地峡の閉鎖

    藤田 周, 宮川 千鶴, 佐藤 雅彦, 北 逸郎, 大野 正夫, 桑原 義博, 佐藤 時幸, 林 辰弥, 齋藤 めぐみ 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 196-, 2014

    ...同位体組成と岩石磁気学データ(IRM-0.1T/IRM1.0T比)および鉱物組成との変動関係に基づいて,次の結果を得た.1)約270万年前を境に,石灰質ナンノプランクトンの群集変化(特に,寒冷種)とδ15N値および堆積物コアの主要構成鉱物の含有量に明確な変化が観測された.2)この変化は,北大西洋深層流強度の指標となる IRM-0.1T/IRM1.0T比の急激な変化と対応しており,北大西洋の海洋循環がパナマ地峡...

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  • 関東平野北西部の猛暑における地峡風の影響

    渡来 靖, 重田 祥範, 中川 清隆 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 290-, 2013

    ...渡来ほか(2009)では、2007 年8 月16 日の猛暑において北西山越え気流によるフェーンと魚野川-利根川の谷を抜ける地峡風(gap wind)の存在を示した。本発表では、2008年8月16日猛暑の領域気象モデルWRFによるシミュレーション結果を用いて、地峡風の影響を調べた。...

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  • グローバル気候変動と新第三紀の終わり/第四紀の始まり:石灰質ナンノ化石層序から

    佐藤 時幸, 千代延 俊, ファリーダ メウティア 地質学雑誌 118 (2), 87-96, 2012-02-15

    ...第四紀の始まりの改定に関する諸問題を石灰質ナンノ化石層序の観点から総括した.微化石による地質年代決定精度の向上は,温暖化/寒冷化の問題を汎世界的な詳細な対比に基づいて議論することを可能にしたばかりでなく,寒冷化と第四紀の始まりに関する問題を極めて具体的に明らかにすることを可能にした.結果として,汎世界的な寒冷化は,その直前の温暖期に引き続く事件であり,いずれもパナマ地峡の成立による海洋システムの変化...

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  • 根室海峡における表層流の季節変化

    森 文洋, 磯田 豊, 阿部 祥子, 小林 直人, 矢幅 寛, 磯貝 安洋 海の研究 19 (2), 89-110, 2010-03-15

    ...北西風が卓越する冬季の地峡内では南下する海峡通過流が示されたが,この南下流は風駆動による吹送流が海峡南端の流出流と一時的に繋がった流れと推測される。他の季節は春と秋に権大をもっ南西風が卓越する時期である。春季の海峡北部にある深い水深の海域(知床半島の南側)では,北側で北上流,南側で南下流となるニ分岐流が形成され,この流れパターンは安定して秋季まで継続する。...

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  • パナマ地峡の成立と世界的な寒冷化<BR>—第四紀の新しい定義と関連して—

    佐藤 時幸 第四紀研究 49 (5), 283-292, 2010

    ...地質年代決定精度の高さで注目されている石灰質ナンノ化石層序に基づいて,パナマ地峡の成立と地球の寒冷化との関連について概説した.高緯度海域—北極海域での石灰質ナンノ化石調査結果は,2.75 Maのパナマ地峡の成立とともに北極海域の急激な氷床拡大が発生したことを示唆し,そのタイミングで,寒流系種<I>Coccolithus pelagicus</I>の現在の分布様式が確立する.また,ベーリング海を介した...

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  • 大宰府における八・九世紀の変容(第Ⅲ部 交通と周辺論)

    山村 信榮 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 134 213-228, 2007-03-30

    ...大宰府は九州北部の福岡平野と筑紫平野を繋ぐ溝状の地峡帯に展開し、企画性のある方眼グリット状に展開する道路を伴うため条坊プランが存在したと考えられている。文献には「左郭」「右郭」の表記があり、都城的なシステムが存在したことが考えられる。...

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  • バイオマーカー分析に基づく過去1000万年間における東赤道太平洋とカリブ海の気候変動

    関 宰, シュミット ダニエラ, ショウテン ステファン, ホプマン エレン, 河村 公隆, パンコスト リチャード 日本地球化学会年会要旨集 54 (0), 151-151, 2007

    ...パナマ地峡の形成とそれに伴うグローバルな海洋循環の再編成がその要因として有力であると考えられているが、パナマ海峡の閉鎖の正確なタイミングはいまだ良くわかっておらず、海峡の閉鎖がもたらす気候インパクトはいまだ不明瞭である。また、もう一つの仮説として、北太平洋高緯度域表層の成層化による大気CO2濃度の減少が提唱されているが、大気CO2濃度と北半球の氷床発達の関連も十分に研究されていないのが現状である。...

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  • タイ中部から南部に分布するベニガオザルの毛色変異とその進化史的含意

    小薮 大輔, MALAIVIJITNOND Suchinda, 濱田 穣 霊長類研究 Supplement 22 (0), 26-26, 2006

    ...南部集団においてみられた高い集団内変異は、更新世の海進時にクラ地峡が海道となり、マレー半島のクラ地峡以南の地域が地理的に分断され、地域個体群内で体毛色が遺伝的浮動によって固定された結果である可能性がある。その後、クラ地峡がつながり、集団間に遺伝的交流が再形成されたが、南部集団内の体毛色多型性はいまだに維持されていると推測される。...

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  • 石灰質ナンノ化石による後期新生代地質年代の決定精度とテフラ層序(<特集>指標テフラと鮮新-下部更新統)

    佐藤 時幸, 亀尾 浩司, 三田 勲 地球科学 53 (4), 265-274, 1999

    ...できることを示した.また,石灰質ナンノ化石層序と酸素同位体ステージとの関係に基づいて,上総層群に認められるテフラ鍵層と酸素同位体ステージとの関係もあわせて明らかにした.一方,鮮新世の石灰質ナンノ化石群集は,日本海側が北極海域の群集と類似し,太平洋側が低緯度海域の群集に対比される.これは鮮新世の古海洋が日本列島を挟んだ東西でまったく異なった生物地理区を形成していたことを示唆する.本論ではその群集変化が,パナマ地峡...

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  • 千島列島国後島の完新世海成段丘群

    コロッツキー A.M., ラジィガエバ N.G., グレベンニコワ T.A., ガンゼイ L.A., モコーバ L.M., バザロワ V.B., スルグルチスキー L.D. 第四紀研究 34 (5), 359-375, 1995

    Low marine terrace sequence of Kunashiri Island includes Atlantic, Subboreal and Subatlantic terraces, reflected sea level oscillations during Middle-Late Holocene. The section of Atlantic terrace …

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  • タイメダカ<I>oryzias minutillus</I>の遺伝的分化

    高田 啓介, 星野 正治, Magoon Wichian, Nadee Nivesh, 宇和 紘 魚類学雑誌 39 (4), 319-327, 1993

    An allozyme survey was conducted in eleven local populations of <I>Oryzias minutillus</I> from Thailand. The region-specific distribution of alleles and the genetic relationship among the eleven …

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  • パナマ運河の計画とその技術の変遷について

    長野 正孝, 山本 修司 土木史研究 12 81-96, 1992

    ...<BR>第一に、18世紀までのヨーロッパの技術では、この中米地峡に、運河を建設することは不可能であったことを幾つかの角度から傍証した。<BR>第二に、レセップスの時代には、技術的な制約はほぼ解決し、中米地峡運河は、パナマにおいて、その規模は別にして、可能となっていたことを傍証した。...

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  • 琵琶湖北部流域における夕刻の局地風について

    枝川 尚資 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 65 (10), 735-746, 1992

    ...は次のように要約される. (1) 北寄り風 (NW-N) の出現は,一般風の風向と無関係であるが,南東系の一般風が強まると東寄り風(E-SE)が出現する. (2) 北寄り風は,若狭湾岸域から進行する海風と考えられる.地上風の解析から,北寄り風の平均的な風速は3.5m/s,継続時間は16時から21時の5時間,水平スケール(風速×継続時間)は60km程度であった. (3) 東寄り風は,南東系の一般風が地峡部...

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  • <論説>ウィリアム・J・ブライアンのニカラグア政策

    杉山 茂 史林 72 (1), 76-105, 1989-01-01

    ...ウィルソン政権の国務長官ブライアンは、中米ニカラグア政策で米国投資銀行による借款の監督や地峡横断運河建設権等の買収、ニカラグア保護国化の試みのほかに政府借款という現代的な政策を提起した。彼の政策の意義は次のようにまとめられる。...

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  • 琵琶湖上の気候特性について

    枝川 尚資 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 59 (10), 589-605, 1986

    ...をとりあげて,それらの日変化・年変化の様相を解析し,また湖岸との比較も行なった.その結果,(1)湖陸の気温差は冬季の夜間と春季の昼間に大きい, (2) 湖陸の湿度差嫉春季に大きい, (3) 湖上は陸上よりも風速が大,とくに夜間の風速差が顕著である, (4) 琵琶湖の湖陸風は北西岸・北東岸・南東岸の三つの系統からなる,しかしタ刻になると湖風とは異なる風系が発達する, (5) 強風の場合.沖の白石では地峡...

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  • 南部有明海天草島北岸地域の地形発達

    千田 昇 地理学評論 49 (12), 792-807, 1976

    The northern coast of Amakusa Islands, situated in the southwest of the “Nagasaki Dreiecke” named by F. v. Richthofen, preserves terrace topography relatively well. The writer tried to clarify the …

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  • 地峽

    山口 貞夫 地理学評論 9 (9), 789-792, 1933

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