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  • 近世日本における「名所図会」資料の編纂動向

    長谷川 奨悟 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100064-, 2016

    ...(2)幕藩領主や地方書肆の意向など、編纂の実践ができる態勢に向かっていたこと。(3)その実践をめぐる社会的な需要が拡大していたことなどが考えられる。「名所図会」や地誌を編纂する際に設定される領域性や、叙述の場所性めぐる問題は、編纂者側の編纂思考や依頼者の意図が反映される。そこで、版元の特定や編纂者に対する考察を進めることが今後の課題となろう。...

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  • 福山藩における藺田徴租法

    勝矢 倫生, Katsuya Michio 経済情報論集 4 (1), 73-99, 2004-06-30

    ...本稿では、このような課題に応える一試みとして、地方書「郷中覚帳」の分析を中心に、阿部氏治世期福山藩における藺田徴租法の構造を考察する。徳川期、福山藩沼隈郡は全国屈指の藺草栽培地域であった。...

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  • <論説>地方書 (じかたしょ) にみる近世の村落類型観

    米家 泰作 史林 83 (6), 937-976, 2000-11-01

    ...それは「里方」・「山方」・「貴方(浜方) 」・「野方」その他の村落類型から成るもので、主として一八世紀以降の幕府の地方役人による地方書、およびその影響下にある地方書に見ることができる。その背景には、「里方」以外の諸類型に対して、農業以外の収入を貢租額査定に積極的に考慮しようとする判断が働いていた。...

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  • 近世文書にみる堤高に関する研究

    石崎 正和 日本土木史研究発表会論文集 9 (0), 89-93, 1989

    ...本稿では, 堤防の断面形状を示す要素である, 堤高, 天端幅, 敷輻, 法勾配のうち, 地方書や農書などの近世文書では全く触れられていない堤高に着目して, その計画手法の一端を明らかにするものである。現在の治水計画における堤防の高さは, 計画高水位に余裕高を加えて決定される。こうした堤高決定方式の萌芽をファン・ドールンが明治6年に著した「治水総論」にみることができる。...

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  • 蛇籠に関する歴史的考察

    石崎 正和 日本土木史研究発表会論文集 7 (0), 253-258, 1987

    ...いずれにしても蛇籠は, 農書, 地方書などでも必ず取り上げられ, 近世には相当普及していた。蛇籠の詰石そのもは今日も変りはないが, 籠の部分は竹や柳などの植物から, 明治中頃には竹籠を鉄線で補強したものが現われ, その後機械編の亜鉛メッキ鉄線が普及した。戦後に至り, 蛇籠の構造についての規格化が図られ, 永久化工法の研究などを含め, 種々改良が試みられてきた。...

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  • 近世文書にみる水利技術の系譜 (その2)

    石崎 正和 日本土木史研究発表会論文集 5 (0), 157-162, 1985

    ...ただし, 技術が普及するに従って, 必ずしも適切な工法の採用が撤底しなかったこともあったようで, 地方役人の手引書ともいうべき地方書の類では, しばしば工法の適用にあたっての注意を喚起しており, 功者としての資質を要求している。一方, 水利技術は時代的要請に応じて変化するものであり, 近世を通じて決して固定化されたものではなく, 幾多の変遷が見られる。...

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  • 近世文書にみる水利技術の系譜

    石崎 正和 日本土木史研究発表会論文集 4 (0), 27-32, 1984

    ...近年, 農業史や農業経済などの分野において近世農書の採集・刊行が行われており, 一方古くより経済学の分野においても地方書などを含む近世文書の整理がなされてきた。こうした農書や地方書などの近世文書の中には, しばしばわが国在来の水利技術の解説がみられる。わが国の地域性に強く根ざした明治以前の在来水利技術を理解する上で, 幸い多様な文書類が比較的容易に入手し得るようになった。...

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