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検索結果 38 件

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  • プラスチックごみに関する政府としての取組

    矢野 克典, 杉本 和也 Material Cycles and Waste Management Research 34 (5), 311-316, 2023-09-29

    ...プラスチック資源循環戦略で定められたマイルストーンの実現に向けて,政府としては,先進的モデル形成支援事業や特別交付税措置による自治体支援,再生可能資源への転換・社会実装化に向けた実証事業やリサイクル技術・設備の高度化に向けた民間事業者の設備導入への支援等により,国内における処理体制の強化を図るとともに,地方環境事務所等による各地域の事情に応じた取組支援を推進し,プラスチック資源循環の取組を加速していく...

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  • 最絶滅危惧チョウ類の保全と農林業・地域住民との共存共栄をめざして ―日本鱗翅学会自然保護委員会―

    矢後 勝也, 谷尾 崇, 平井 規央, 伊藤 勇人, 佐々木 公隆, 中村 康弘, 永幡 嘉之, 神宮 周作, 水落 渚, 関根 雅史, 伊藤 雅男, 清水 聡司, 川口 誠, 境 良朗, 木滑 黄平, 松岡 法明, 遠藤 秀紀 自然保護助成基金助成成果報告書 31 (0), 154-171, 2022-10-14

    <p>主にシカ食害による植生破壊で最も絶滅が危惧されるチョウとなった「種の保存法」の国内希少野生動植物種・ツシマウラボシシジミの保全を目的として,a)保全エリアでの保護増殖活動,b)農林業との連携活動,c)地域住民との連携活動,の3つの課題に取り組んだ.この事例を基に,「希少種保全─農林業─地域住民」の共存共栄における模範的役割を目指した.保護増殖活動では,防鹿柵の増設により保全エリアを改善した…

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  • 自然公園における地域性種苗の緑化普及を目指した予備的調査

    中村 華子, 杉万 裕一, 山下 淳一, 中島 敦司 日本緑化工学会誌 48 (1), 188-191, 2022-08-31

    ...さらに九州地方環境事務所では2年間にわたり九州管内の自然公園における法面緑化指針の活用状況および地域性種苗利用工の施工実態について情報収集を行った。その結果,指針に沿った緑化が行われた工事は6%程度にとどまっていること,指針の認知度が低いこと,地域性種苗の緑化材としての普及不足といった課題を把握できた。...

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  • 東北地方における温泉文化の変容について

    内田 彩, 山﨑 瑞季, 安藤 巖乙, 無量井 春菜 日本観光研究学会全国大会学術論文集 37 (0), 209-214, 2022

    温泉地の地域価値が見直されるなか、湯治文化が育んだモノやコトをどう継承していくのかが課題となっている。本研究では東北地域における混浴の現状と課題について、環境省「10 年後の混浴プロジェクト」の試みを考察することを通して、温泉文化の継承の課題を明らかにすることを目的とした。その結果、温泉地に混浴が継承された要因を明らかにするとともに、温泉地を取り巻く状況が大きく変化したなかで、地域、施設、利用者…

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  • 熊本地震において空気弁が破損に至る空気弁内圧力の推定

    白濵 富久男, 井原 和彦, 藤澤 豊, 田中 良和, 有吉 充 農業農村工学会誌 89 (10), 759-763,a1, 2021

    <p>平成28年(2016年)熊本地震の本震において,国営菊池台地地区のパイプラインに設置した空気弁の案内が14カ所で破損した状況を再現するため,振動台を用いた振動実験とその結果を数値的に再現する数理モデルによる解析を実施した。解析結果はおおむね良好に再現できたが,空気弁案内が破損に至るような大きな水撃圧は再現できなかった。そこで,本研究では,案内破損原因を検討するため,案内の破損強度を調査する…

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  • 平成 30 年 7 月豪雨における災害廃棄物処理と中国四国地方環境事務所の取り組み

    大谷 可奈子 Material Cycles and Waste Management Research 30 (5), 328-334, 2019-09-30

    ...環境省では,発災直後に被災自治体に対する現地支援チームを岡山県,広島県,愛媛県に派遣し,本省職員および各地方環境事務所職員との連携により,支援活動を行ってきた。<br> また,中国四国地方環境事務所においては,2018 年 3 月に策定した「大規模災害発生時における四国ブロック災害廃棄物対策行動計画」において広域連携体制を構築し,今回の災害において,この計画に基づく支援を実施したところである。...

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  • 尾瀬国立公園におけるニホンジカ対策

    庄司 亜香音, 後藤 拓弥 水利科学 62 (6), 99-118, 2019-02-01

    <p>尾瀬国立公園は1990年代頃から本格的な調査でニホンジカの生息が確認されはじめ,貴重な湿原植物の採食や湿原の裸地化が問題視されるようになった。 それらの問題に対して環境省では①行動生態の把握のための調査,②尾瀬内での捕獲及び③モニタリング調査という三本柱による対策を行っている。①については2008年より,GPS首輪によるシカの行動追跡調査を実施し,日光と尾瀬を行き来する個体群の存在が明らか…

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  • 除染廃棄物の仮置場として使用された農地の原状回復

    友正 達美 農業農村工学会誌 87 (6), 453-456,a1, 2019

    ...<p>本報では,東京電力福島第一原子力発電所の事故後に除染廃棄物の仮置場として使用された農地の原状回復に関して,環境省福島地方環境事務所が行っている検討に基づき,水田の原状回復に特徴的な沈下対策,地下排水機能の回復,石礫対策について紹介する。また,これに関連したレジリエンス向上への課題について考察する。</p>...

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  • 北海道で捕獲された全身白毛のバイカルトガリネズミ(<i>Sorex caecutiens</i>)の初記録

    大舘 智志, 河原 淳 哺乳類科学 58 (1), 63-66, 2018

    <p>2011年12月5日に北海道浜中町において全身が白色のバイカルトガリネズミ<i>Sorex caetutiens</i> Laxmann,1788(エゾトガリネズミ)が捕獲された.この個体は飼いネコにより牛舎付近で生きたまま捕獲された後,飼育され2012年5月12日に死亡した.全身が白色のバイカルトガリネズミの報告は日本においてこれが初めての記録である.この全身白色の毛色を発現させた遺伝子…

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  • 災害時処理困難廃棄物の発生量推計と適正処理に関する検討

    高田 光康, 佐伯 敬, 石坂 薫, 岡本 裕行 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 28 (0), 149-, 2017

    災害発生時には、被災地の域特性から特有の処理困難な廃棄物が大量に発生する場合が考えられる。これらの処理を適正に進めるためには、あらかじめ発生量を予測して処理方法を検討し、地域の自治体の災害廃棄物処理計画に位置付けておくことが重要である。本稿では愛媛県宇和島市をモデル地域として水産業に関連する、災害時処理困難物の特定とその発生量推計、処理方法の検討を行った結果を報告する。

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  • 風速と雨量計の受雨面積が降雨捕捉に与える影響

    若原 妙子, 石川 芳治, 服部 恭也, 森山 希美, 臼井 里佳, 岩﨑 紀子, 船木 健 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 649-, 2017

    <p>降雨量は自然環境を評価するための基本データであり、水資源量の把握や土砂災害予測の指標として欠かせない。地上で直接降雨を観測する雨量計は、無風で上空が開けた平地に設置することが理想とされる。しかし実際の雨量観測値には、地形や風、雨量計の受雨面積など様々な影響が加味されている。本研究では東京都大島町(伊豆大島)の草地斜面に通常の転倒マス型雨量計、受雨面積が転倒マス型雨量計の約40倍である雨量検…

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  • 秩父多摩甲斐国立公園における地種区分と施業規制(論文)

    池田 友仁, 志賀 和人, 志賀 薫 林業経済 70 (2), 9-28, 2017

    ...地種区分の見直しの際に国・都県と東京大学秩父演習林には、関東地方環境事務所から事前協議が行われたが、東京大学秩父演習林以外では当時の記録は確認できず、私有林所有者への対応は関係都県に任され、公示後に初めて見直し結果を知ったとする私有林所有者もみられた。...

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  • 自治体が使用済小型家電の回収を効果的・効率的に進めるための一考察

    大渡 俊典, 土谷 光重, 古賀 博昭, 江口 正章, 木下 朋行 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 165-, 2015

    平成25年4月に、有用金属の回収を目的とした「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)」が施行されたことに伴い、家庭から排出される使用済小型電子機器等(小型家電)の回収のための検討・体制整備・取組等を各地方自治体の判断において実施しているところである。 <br>環境省では、小型家電回収の取組の拡大を図るため、小型家電を効率的に回収する方法を検討することを目的とし…

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  • 大台ヶ原における自然保護施策の変遷に関する研究

    田村 省二, 浦出 俊和, 上甫木 昭春 環境情報科学論文集 ceis28 (0), 137-142, 2014

    大台ヶ原におけるシカによる森林被害は,1980年初頭に明らかとなり,環境省により30年近く対策が講じられてきた。本研究を通じ,大台ヶ原において環境省が実施した自然保護施策は,シカの個体数管理や多様な主体の参加の観点から4 時期に区分され,シカの個体数管理や多様な主体の参加は国の制度創設を受けて開始されたことが明らかとなり,現場の取組を推進する上で国の制度作りの重要性が改めて認識された。

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  • 高速道路進入に関わるタヌキ(<i>Nyctereutes procyonoides</i>)のフェンス登攀行動

    蔵本 洋介, 古谷 雅理, 甲田 菜穂子, 園田 陽一, 金子 弥生 哺乳類科学 53 (2), 267-278, 2013

    タヌキ(<i>Nyctereutes procyonoides</i>)がフェンスを通過するために試みる行動を明らかにすることを目的として,2010年10月18日から2010年11月7日まで,捕獲したホンドタヌキ(<i>N. p. viverrinus</i>)3頭のフェンスに対する行動を実験装置において撮影および分析した.フェンスの素材として,高速道路において一般に設置されている菱形金網(高さ…

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  • エゾライチョウ<I>Bonasa bonasia vicinitas</I> Riley, 1915から得られた寄生蠕虫類

    伊藤 寛恵, 吉野 智生, 遠藤 大二, 藤巻 裕蔵, 中村 茂, 中田 達哉, 長 雄一, 浅川 満彦 日本野生動物医学会誌 17 (1), 21-25, 2012

    1995年から2009年の間に北海道内およびロシアで採集されたエゾライチョウ18個体の寄生蠕虫類保有状況を調査した。なお,北海道個体群では初めての調査となる。調べた9個体から線虫3種(<I>Heterakis gallinarum</I>, <I>Aonchotheca</I> (<I>Avesaonchotheca</I>) <I>caudinflata</I>, Subuluridae …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献1件 参考文献49件

  • 市民による礫質河原に侵入した外来植物対策の評価 : 栃木県鬼怒川における事例

    一瀬 克久, 石井 潤, 鷲谷 いづみ 保全生態学研究 16 (2), 221-229, 2011

    栃木県を流れる鬼怒川上中流域の礫質河原では、外来植物シナダレスズメガヤの急速な分布拡大に伴い絶滅危惧植物カワラノギクの個体数が著しく減少した。礫質河原の固有植物保全のために、河原の一部においてカワラノギク保全地が造成され、シナダレスズメガヤを除去するとともに、カワラノギクの種子を導入する事業が実施された。本研究では、保全地造成後毎年実施されている市民によるシナダレスズメガヤの手取りによる選択的除…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献21件

  • 日光国立公園戦場ヶ原湿原における保全意識の変遷に関する研究

    番匠 克二, 手嶋 潤一, 堀 繁 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2011 (0), 84-84, 2011

    本研究は、わが国の湿原でも古くから専門家が訪れるとともに活発な観光利用が行われ、さまざまな形で人の関与を受けてきた戦場ヶ原湿原を対象に、各種文献によって明治期から昭和期までの保全意識の変遷を明らかにしたものである。その結果、(1)大正期に既に専門家に保全意識が生じていたこと、(2)国立公園に指定されてから1965年頃までは、観光推進の考え方の影響を受けながらも、国立公園行政側は保全意識を継続的に…

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  • 日光国立公園戦場ヶ原湿原シカ侵入防止柵の開放部における侵入防止対策の効果検証

    番匠 克二 環境情報科学論文集 ceis24 (0), 87-92, 2010

    日光国立公園の戦場ヶ原湿原シカ侵入防止柵には,柵を設置できなかった7箇所の開放部がある。これらの開放部から多くのシカが侵入すると,湿原を保全するという柵の機能が失われてしまう。本論文は,2006年から実施された開放部における侵入防止対策の実施過程を整理し,対策前後のシカの侵入状況から対策の有効性を評価したものである。その結果,河川における侵入防止ネット,道路におけるグレーチング設置と超音波装置設…

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  • 愛知・名古屋生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の意義と課題

    市原 信男 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 165-165, 2010

    ...<BR>  そして、中部地方にとっては、COP10に向けた取組及びCOP10で採択される各種決議の実践を通じて、あらゆる分野に生物多様性の保全と持続可能な利用が組み込まれるという「生物多様性の主流化」を果たすとともに、例えば、県境を越えた流域の観点からの生物多様性保全活動の推進や保護地域の検討を行う等、先進的な生物多様性の施策の具体化を図る機会としてCOP10を捉えることができ、中部地方環境事務所としては...

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  • Slinky-coil式水平型地中熱交換器のフィールド試験

    藤井 光, 駒庭 義人, 糸井 龍一, 野口 俊郎, 野本 卓也, 小助川 洋幸 日本地熱学会誌 32 (4), 219-228, 2010

    For the evaluation of the heat exchange capacity of horizontal Ground Heat Exchangers (GHEs), field tests were carried out in a Geothermal Heat Pump (GeoHP) system in Fukuoka City, Japan. …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 日光国立公園戦場ヶ原湿原におけるシカ対策の変遷に関する研究

    番匠 克二, 雨宮 俊 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2010 (0), 23-23, 2010

    日光国立公園の戦場ヶ原湿原では、急激に増加したシカから湿原を保全するため、2001年に面積約900haを囲う大規模なシカ侵入防止柵が作られている。本論文は、これまで実施されてきた対策や調査を総合的に分析することにより、戦場ヶ原湿原におけるシカ対策の変遷を明らかにしたものである。その結果、2005年までは植生調査による植生回復状況の確認が主として実施されていたが、2006年からは追加的なシカ対策が…

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  • 戦場ヶ原における湿原保全対策の変遷とその方針に関する研究

    番匠 克二 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2009 (0), 26-26, 2009

    戦場ヶ原は、その景観や湿原生態系に高い価値が認められ、日光国立公園の特別保護地区として指定されている地域である。戦場ヶ原では、乾燥化をはじめとする保全上の課題が指摘され、1970年代より湿原保全のためのさまざまな取り組みが行われている。本論文は、戦場ヶ原での湿原保全対策の変遷について分析するとともに、その背景にある考え方を明らかにしようと試みたものである。その結果、1970年代から保全対策が始ま…

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  • 様々な里山景観での散策による生理的・心理的効果の差異

    綛谷 珠美, 奥村 憲, 吉田 祥子, 高山 範理, 香川 隆英 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2007 (0), 72-72, 2007

    千葉県および茨城県における様々な里山景観を有する環境において、大学生を対象に15分から20分間の散策を行い、散策による生理的・心理的効果を唾液アミラーゼ濃度と質問紙(POMS)を用いて評価した。また、それぞれの景観から受ける印象をSD法により評価した。その結果、自然的で神聖な空間であると評価されたクロマツ林、谷津田、海岸では、唾液アミラーゼ濃度が低下し生理的にリラックスすることが明らかになった。…

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