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検索結果 63 件

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  • 『摩訶止観』と精神分析

    三輪 是法 印度學佛教學研究 70 (3), 1244-1250, 2022-03-25

    ...<p> 天台大師智顗(538-597)が『摩訶止観』で説く「一念三千」は,不可思議なる対象として人間の心を表した言葉で,三千という数字は法華経の十如是と地獄界から仏界までの十界,そして五蘊世間・衆生世間・国土世間の三種世間の乗数によって導かれている....

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  • 『法事讃』における懺悔についての一考察

    眞田 慶慧 印度學佛教學研究 70 (2), 758-761, 2022-03-23

    <p>In this study, I examine why Shandao 善導 discussed the practice of repentance in the context of hell in his <i>Fashi zan</i> 法事讃. First, in examining the use of the term “hell” in Shandao’s works, …

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  • 平安時代の「結縁経」追考

    山口 希世美 印度學佛教學研究 69 (1), 51-54, 2020-12-25

    <p>There are two major theories concerning <i>Kunōji-kyō </i>久能寺経,a common name for the <i>Lotus Sūtra</i> preserved at the Kunōji temple. It has been considered a kechiengyō 結縁経,a sūtra copied for …

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  • 『法華経』における〈テーゼ〉と〈アンチテーゼ〉

    鈴木 隆泰 印度學佛教學研究 66 (3), 1071-1078, 2018-03-25

    ...説示して成仏の授記を与え,釈尊滅後にその〈ハタラキ〉を現在化する行為は,経典の成立・存在理由の根底を形成しており,何らかの別行為(象徴行為等)によって代替することは不可能である.ところが「巻末七本」の「普賢菩薩勧発品:26」では,「普賢菩薩の名号受持という象徴行為によって『法華経』聞法と代替可能」という教説が展開されており,これは『法華経』にとって〈アンチテーゼ(反)〉となる.総付嘱も,「誹謗者の堕地獄回避...

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  • 「其罪畢已」

    鈴木 隆泰 印度學佛教學研究 65 (3), 1147-1155, 2017

    ...</p><p>もし『妙法華』に「其罪畢已」の一節がなかったとしたら,中世以降今日に至る日本仏教は,現在とは大きく違った姿をしていたであろう.まさに,「大乗経典が外的世界を創出」(下田正弘)した好例である.『妙法華』に存するたった一個のフレーズ「其罪畢已」が,今日の日本の宗教界のみならず,社会の一側面を創出したのである.</p>...

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  • 『血盆経』受容の思想的背景をめぐって

    川内, 教彰 仏教学部論集 100 15-36, 2016-03-01

    ...しかしながら、室町時代における女性罪業観の広がりの中で『血盆経』が伝来し、異本を含めたいくつかのバリエーションを生み出し、自身ではどうすることもできない生理的出血(月の障り)が仏教的罪業の故であると意味づけられた結果、「血の池地獄」という女性のみが堕ちる地獄が、熊野比丘尼の絵解きなどを通して広く浸透していくことになったのである。...

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  • 一切皆成の授記『法華経』

    鈴木 隆泰 印度學佛教學研究 64 (3), 1155-1163, 2016

    ...『法華経』では随所に,『法華経』やその受持者を誹謗すると酷い報いを受けると説かれている一方で,『法華経』を受持すると六根清浄を得るとも説かれている.これらの所説を前提とする第19章「常不軽菩薩品」では,「過去世に存在していた「常不軽」という名の菩薩は経典の読誦等を一切行わず,増上慢の仏教徒たちにひたすら成仏の授記をし続け,そのことで彼は,彼らから誹謗,迫害を受けた.彼らはその罪で堕地獄した」と考えられてきたが...

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  • 中世キリスト教と仏教における地獄の恐怖 : --死後の魂の救いの可能性をさぐる--

    多ヶ谷, 有子 関東学院大学文学部紀要 128 21-41, 2013-07

    ...仏教では元来、輪廻転生を断ち切ることを理想としている。平安時代以降、浄土思想とともに、地獄・極楽の思想が人々の間に広まった。化野、紫野、鳥辺野、蓮台野など風葬地は、現世無常を教えるとともに、極楽を望み、地獄の恐怖をかきたて、仏教布教に影響を与えた。キリスト教世界の地獄と日本における仏教地獄を対照させると、興味深い相違が見えてくる。...

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  • 火車の誕生

    勝田 至 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 174 7-30, 2012-03-30

    ...火車はもともと仏教で悪人を地獄に連れて行くとされる車であったが、妖怪としての火車(カシャ)には仏教色が薄く、また奪われる死体は必ずしも悪人とされない。本稿の前半では仏教の火車と妖怪の火車との繋がりを中世史料を用いて明らかにした。室町時代に臨終の火車が「外部化」して雷雨が堕地獄の表象とされるようになり、十六世紀後半には雷が死体をさらうという話が出現する。...

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  • 現代の布橋灌頂会 : 富山県中新川郡立山町芦峅寺の事例から

    吉川 智子 名古屋大学人文科学研究 41 69-80, 2012-03

    ...平安時代から立山は地獄や浄土のある地として知られ、山岳信仰の霊場であった。しかし、女性は不浄であるとの理由から山への登拝が禁じられており、布橋灌頂会はそのような女性への救済儀礼として、江戸時代に栄えた仏教儀礼である。儀式は擬似的な死と生まれ変わりの体験であり、五来重によって擬死再生儀礼の法要として位置付けられている。...

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  • 『増壹阿含經』における舎利,舎利供養,仏塔

    LEGITTIMO Elsa 印度學佛教學研究 57 (3), 1199-1205, 2009

    ...部派の僧伽の中で重要な役割を果たしていたように見える.現在知られている阿含(またはニカーヤ)経典の中で,仏塔建立の「梵福(梵天に生まれる功徳)」を説いているのは,この『増壹阿含經』のみである.なお,このトピックは,アビダルマ文献でも論じられており,『増壹阿含經』とアビダルマ文献との関係性が連想される.この他,『増壹阿含經』では,仏塔を管理し,清掃することの功徳が説かれ,また,仏塔を破壊するものは阿鼻地獄...

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  • 古のモンゴル的宇宙観と霊魂観について

    包 龍 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 24 (1), 81-93, 2007-11

    ...この生まれ変わる段階で何に生まれ変わるか、あるいはどのような人物に生まれ変わるか、または六道輪廻から解脱するかはその人のガルマ (善悪の業困)によって決定されると信じられている。従ってその世界観が天界、地下界、 (地獄)中間界などに分かれるのである。 この明らかな仏教的思想をモンゴルの人々が本格的に受け入れ始めたのは、いまから430年ぐらい前のことである。この歴史も長そうではあるが、北方民族やモンゴル...

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  • ロレンスにおける冬枯れと地下の世界

    古我, 正和 文学部論集 91 129-138, 2007-03-01

    ロレンスが若い頃父親を通して知った地下の世界は、後に蛇踊りや蛇の詩の中に再び現れる。また「西洋カリンとナナカマド」 の詩の中でも、冬枯れとそれを慰めるための酒の熟成が、酒神ディオニソスにまつわる地獄の経験と結びついている。また彼はイタリアの溶岩がかたまった「平穏」の内側のエネルギーを、地球の鼓動や脈動としてうたう。彼の地下の体験はあたかも伏流のように意識の奥深く沈潜し、それにまつわる「蛇」や神話…

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  • 夢幻能に描かれた来世 : 修羅道と地獄を中心に(<特集>中世の芸能と文学)

    飯塚 恵理人 日本文学 56 (7), 44-52, 2007

    ...能は「幽玄の風体」で「言葉優しき」ことを最上とし、恐ろしいはずの「修羅道」や「地獄」を恐ろしい感じを持たせないよう工夫した。例えば、「地獄」の記述では肉体的な苦痛の表現を最小限に留めた。また、修羅道は仏教では修羅王の眷属として帝釈天と戦う場所だが、現世での敵同士が戦い続ける場所として描いた。...

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  • 天台教学における地獄の問題

    神達 知純 印度學佛教學研究 55 (1), 64-67,1188, 2006

    In Tiantai doctrine, naraka is known as one of the ten realms of living beings (_??__??_). In China many Buddist scriptures that had a well-organized description about naraka had already been …

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  • 『六度集経』第一話「菩薩本生」の展開と変容

    伊藤 千賀子 印度學佛教學研究 55 (1), 404-400,1223, 2006

    The motif of ‘making hell’ is taken up.<br>Although it has known that a similar motif is seen in the <i>Liuduji jing</i>, <i>Mahavastu</i> and <i>Pusa benyuan jing</i>, the same motif is in the …

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  • 「のぞきからくり」の地獄

    根井 浄 印度學佛教學研究 54 (1), 241-248,1261, 2005

    Nozoki Karakuri is a street performance. It took place in the 17th century. Spectators watch moving dolls and pictures, and so on, through a glass window in a box. Among the painted pictures, many …

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  • 2) 「正法念処経」が描く抜歯・抜舌について

    "竹原,直通" 日本歯科医史学会会誌 25 (4), 222-229, 2004-09-30

    ..."古代インドにおける地獄観の集大成ともいうべき仏教典,「正法念処経」に述べられた抜歯・抜舌の記載について検討した.その結果,古代インドの抜舌刑が晒刑=死刑の一種であった事,またその健康観=病気観は,三世にわたる因果応報理論に基づいていることについて考察した."...

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  • 「道化の華」の一つの引用 : ダンテ『神曲』「地獄の門」銘文引用に関する翻訳の問題点

    渡邊, 浩史 佛教大學大學院紀要 31 103-111, 2003-03-01

    現在までこの「道化の華」の冒頭に用いられた「ここを過ぎて悲しみの市。」という一節は、ダンテの『神曲』からの引用であり、その翻訳としては、笠原伸生氏によっ提言された森鷗外訳『即興詩人』「神曲、吾友なる貴公子」の一節、「こゝすぎてうれへの市に」であると言われてきた。しかし、検討の結果、実はその翻訳は別にあるのではないか、という可能性が出てきた。小稿はその翻訳として、上田敏訳のテクストにあるものを一番…

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  • 六道の辻

    久野 昭 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 3 105-131, 1990-09-30

    ...或る仏教的発想によれば、一切の衆生はその業のゆえに六道を輪廻する。人は死に臨んで、六道の辻を通らねばならない。この「六道の辻」の名は、今日なお京都旧市街の東南地区に残っている。他方、「六道町」の地名も、未だに京都西北部、愛宕山麓に残っている。  伝説によれば、九世紀の著名な学者、小野篁は六道の辻にあった愛宕寺境内の「死の井戸」から地獄に下り、閻魔と相識って、六道町の「生の井戸」から地上に出た。  ...

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  • 九州大学新聞

    九州大学新聞 38 1930-02-10

    ...(菩悟)/中等教員に実際能力を養ふ為講習会開かる/西洋史担任 長教授に変更/正科編入試験合格者氏名/藤田講師を迎へ考古学会生る 事業としては… 講演と実地見学/法文論叢来月上旬発行/大学時報/新医・工博 廿八日授与式/仏教青年会法律部広く部員を募集 但し仝会員たるを要せぬ/大学片信 神商大/大学片信 早大/大学片信 京大/プロフイル/「地獄谷」未だ静穏を装ふ 願書提出は先づお膝元の福高から …第一次締切...

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  • 九州大学新聞

    九州大学新聞 15 1928-09-18

    ...めぐり さては砂煙の中のラケット踊りなど 泣面に蜂とは正にこのこと 明れば快晴地獄めぐり あな怨めしや瓦斯の奴め!...

    HANDLE

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