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検索結果 332 件

  • 多発皮膚潰瘍を呈し難治性壊疽性膿皮症として治療されていた播種性皮膚リーシュマニア症の1例

    小林 由季, 伏間江 貴之, 和田 麻依, 新川 紗由香, 三條場 千寿, 後藤 康之, 大内 健嗣, 舩越 建 日本皮膚科学会雑誌 134 (2), 321-328, 2024-02-20

    ...<p>54歳男.海外渡航歴多数あり.初診3年前に左肘潰瘍を生じ,他の部位にも拡大.他院にて非結核性抗酸菌症,その後壊疽性膿皮症と診断され治療を受けたが難治であった.顔面・体幹に多発皮膚潰瘍あり,病理組織学的に稠密な炎症細胞浸潤と壊死像,キネトプラストを有する虫体をみとめた.PCRで原虫種を同定し,播種性皮膚リーシュマニア症と診断.ステロイド中止,リポゾーム化アムホテリシンB,イトラコナゾール投与後,...

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  • 僧帽弁置換術後周術期に発症した壊疽性膿皮症に対し大量ステロイド療法を要した1例

    長濱 真以子, 茂木 健司, 櫻井 学, 山元 隆史, 高原 善治 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (6), 392-395, 2023-11-15

    ....胸骨は開放したまま局所陰圧閉鎖療法を行った.炎症反応は改善し,膿疱の再燃なく,ステロイド減量できた.皮膚の壊死組織を切除し,術後19日目に胸骨正中創は縫合閉鎖し,術後96日目に自宅退院した.壊疽性膿皮症は手術を契機として発症することもあり,周術期に大量ステロイド療法を行うか否か,迅速な判断を迫られる疾患である.外科医としては鑑別疾患の1つとして知っておくべきと考え報告する....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 壊疽性膿皮症と多発無菌性膿瘍を併発し治療に難渋した潰瘍性大腸炎の1例

    喜多 碧, 橋本 悠, 佐藤 圭吾, 糸井 祐貴, 春日 健吾, 田中 寛人, 保坂 浩子, 栗林 志行, 浦岡 俊夫 日本消化器病学会雑誌 119 (11), 1014-1021, 2022-11-10

    ...<p>30歳代女性.壊疽性膿皮症をともなう潰瘍性大腸炎の治療目的に転院後,CTで肺・腎臓に多発する膿瘍を認めた.抗菌薬を開始したが改善せず,腎膿瘍穿刺では培養は陰性であった.壊疽性膿皮症にともなう無菌性膿瘍を疑い,顆粒球除去療法,PSL増量,IFX投与を行ったところ多発性膿瘍の改善を認め,壊疽性膿皮症および潰瘍性大腸炎も軽快を認めた.潰瘍性大腸炎の経過中に膿瘍病変を認めた場合,無菌性膿瘍を考慮すべきである...

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  • AおよびB両抗原の減弱がみられたAB型骨髄異形成症候群の1例

    石川 怜依奈, 丸橋 隆行, 須佐 梢, 西本 奈津美, 岩原 かなえ, 後藤 秀樹, 石川 治, 早川 輝, 高橋 遥一郎, 佐野 利恵, 小湊 慶彦, 横濱 章彦 日本輸血細胞治療学会誌 68 (3), 428-434, 2022-06-24

    ...<p>症例は20代男性.造血器疾患の既往歴や輸血歴,造血幹細胞移植歴はなし.当院で壊疽性膿皮症と診断し,デブリードマンのため緊急手術となった.血算では軽度の貧血と血小板減少が見られた.ABO血液型検査でA,B両抗原が減弱し部分凝集を示したことや,壊疽性膿皮症には造血器疾患を合併することから精査を行なった結果,トリソミー8を伴うMyelodysplastic syndrome with multilineage...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 壊疽性膿皮症診療の手引き2022

    壊疽性膿皮症診療の手引き作成委員会, 山本 俊幸, 山﨑 研志, 山中 恵一, 小宮根 真弓, 川上 民裕, 山元 修, 金蔵 拓郎, 樋口 哲也, 高橋 隼也, 松島 由明, 菊池 信之 日本皮膚科学会雑誌 132 (6), 1415-1440, 2022-05-20

    DOI Web Site 医中誌

  • PSTPIP1関連炎症性疾患

    古賀 琢眞, 井田 弘明 日本免疫不全・自己炎症学会雑誌 1 (1), 35-41, 2022-01-17

    ...<br> PAIDには, PAPA症候群以外に現在のところ, 6つの症候群 (PASH, PAPASH, PsAPASH, PASS, PAMI, PAC)があるが, 筆者らは, 壊疽性膿皮症, ざ瘡, 分類不能型炎症性腸疾患を3主徴とするpyoderma gangrenosum, acne and unclassified inflammatory bowel disease (PAB)症候群を新...

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  • 灸に関する有害事象の文献レビュー

    古瀬 暢達, 山下 仁 日本東洋医学系物理療法学会誌 46 (2), 95-105, 2022

    ...内訳は、皮膚腫瘍15文献15症例、水疱性類天疱瘡4文献5症例、熱傷 4 文献 4 症例、喘息発作 3 文献 3 症例、症状増悪 2 文献 60 症例、潰瘍 2 文献 2 症例、壊疽性膿皮症 2 文献 2 症例、痂皮 1 文献 2 症例、狭心症様の胸痛 1 文献 1 症例、ケブネル現象 1 文献 1 症例、下腿皮膚壊死 1 文献 1 症例、小腸と大網の癒着 1 文献 1 症例、総腓骨神経麻痺 1 文献...

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  • 皮膚所見をともなわず診断に苦慮した多発無菌性皮下膿瘍合併潰瘍性大腸炎の1例

    小林 真理子, 池澤 和人, 岩井 健太郎, 越智 大介, 大塚 公一朗, 添田 敦子, 杉山 弘明 日本消化器病学会雑誌 118 (7), 671-678, 2021-07-10

    ...<p>40歳代女性.全大腸炎型潰瘍性大腸炎(UC)の寛解維持中に前胸部痛が出現した.皮膚の視診やCTで所見なく抗菌薬で加療したが,前胸部痛は悪化したためCTを再検し,胸骨前面や臀部などに多発皮下膿瘍を認めた.膿瘍は無菌性でUCの腸管外合併症である壊疽性膿皮症(PG)と診断,ステロイド投与で速やかに軽快した.皮膚所見を呈さず皮下無菌性膿瘍のみで経過したPG報告例は少なく,早期診断と治療が重要と考えて報告...

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  • 2.壊疽性膿皮症Update

    山本 俊幸 日本皮膚科学会雑誌 130 (6), 1439-1448, 2020-05-20

    ...<p>壊疽性膿皮症は,下腿に好発する増殖性・壊疽性の潰瘍で,周囲は軽く堤防状に隆起し,浮腫を伴う.潰瘍型が大半を占め,他に膿疱型,水疱型,表在(増殖)型があり,さらに特殊なものとしてストーマ周囲に生じるタイプがある.基礎疾患には,関節リウマチ,炎症性腸疾患,造血系悪性腫瘍,大動脈炎症候群などがあるが,本邦では潰瘍性大腸炎が最も多い.些細な外的刺激,外傷によって誘発されることをpathergyといい,...

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  • MEFV遺伝子関連腸炎小腸病変の検討

    高嶋 祐介, 渡辺 憲治, 河合 幹夫, 横山 恵子, 賀来 宏司, 小島 健太郎, 佐藤 寿行, 上小鶴 孝二, 横山 陽子, 平山 大輔, 我妻 康平, 仲瀬 浩志 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 4 (0), 51-51, 2020

    ...症状等は、腹痛15例、下痢12例、血便10例、38℃以上周期的発熱10例、関節炎8例、頭痛6例、結節性紅斑3例、痔瘻2例、壊疽性膿皮症1例、皮膚限局性アミロイドーシス1例だった。初期診断は潰瘍性大腸炎疑い8例、分類不能腸炎4例、クローン病疑い3例で、変異はexon 2に9例、exon 3に4例、exon 1とexon 5に各1例認め、変異全体の72.7%がheterozygousだった。...

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  • ステロイド投与により陰茎切断を回避できた陰茎壊疽性膿皮症の1例

    髙橋 修平, 沼倉 一幸, 久保 恭平, 松田 芳教, 山本 竜平, 本間 直子, 奈良 健平, 神田 壮平, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 井上 高光, 佐藤 滋, 羽渕 友則 泌尿器科紀要 65 (6), 219-222, 2019-06-30

    We report a case of idiopathic penile pyoderma gangrenosum that was successfully treated with corticosteroid treatment without penectomy. A 67-year-o1d man with induration and tenderness of the …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 壊疽性膿皮症を合併しSweet症候群として初期治療を行った腸管ベーチェット病の1 例

    佐藤 法子, 山出 史也, 青柳 直樹, 柴田 涼平, 中野 泰至, 齋藤 武, 下条 直樹 小児リウマチ 9 (1), 70-75, 2018

    ...壊疽性膿皮症は,下肢中心の小膿疱や丘疹で発症し,急速に潰瘍を形成する無菌性膿皮症であり, 炎症性腸疾患や血管炎などに合併することが多い.症例は2 歳女児.発熱と咽頭発赤が1 週間持 続した後,間歇的腹痛と下腿の膿痂疹が出現,抗菌薬投与を行うも3 cm大の潰瘍を形成したため, 第18病日に当院へ転院となった.潰瘍は創洗浄と軟膏処置で速やかに上皮化し,壊疽性膿皮症と しては非典型的であった.点滴刺入部や...

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  • 下顎歯肉癌術後に発症した壊疽性膿皮症の1例

    今井 智章, 墨 哲郎, 岩井 聡一, 太田 嘉幸, 飯井 孝年, 中澤 光博 日本口腔腫瘍学会誌 30 (1), 15-22, 2018

    ...壊疽性膿皮症(PG)は原因不明のまれな,急速進行性の潰瘍性皮膚疾患である。PGの初期症状は,術後創部感染と似ているため,診断が困難である。今回われわれは,口腔癌術後に生じたPG症例を経験したので報告する。<br>患者は72歳女性で,下顎歯肉癌に対して胸三角筋部皮弁(D-P皮弁)による再建を伴う根治手術を行った。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 潰瘍性大腸炎に伴う壊疽性膿皮症に顆粒球吸着療法が奏効した1例

    岡田 みどり, 大川 たをり, 高橋 玲子, 東山 真里 皮膚の科学 16 (2), 150-154, 2017

    ...その後,右臀部に膿疱が出現し有痛性潰瘍を形成し,病理組織所見・臨床症状より壊疽性膿皮症の合併と診断した。ステロイド投与にて潰瘍性大腸炎の治療を行うも改善せず,壊疽性膿皮症についても難治であったため顆粒球吸着療法を施行したところ,いずれも速やかに改善した。壊疽性膿皮症のステロイド抵抗例やステロイドの早期減量を目的に白血球除去療法は積極的に行う価値がある治療と考える。...

    DOI 医中誌

  • 本態性血小板血症に合併し血中 TNF-α の上昇を伴った角層下膿疱症の 1 例

    清永 千晶, 松田 光弘, 吉村 和弘, 大畑 千佳, 古村 南夫, 名嘉眞 武国 西日本皮膚科 78 (3), 243-247, 2016

    ...角層下膿疱症とは壊疽性膿皮症,Sweet 病などと共に好中球性皮膚症とされている。皮疹の成立には TNF-α による好中球の活性化作用の関連が示唆されている。本態性血小板血症は骨髄増殖性疾患である。JAK2 や MPL などの遺伝子変異によるサイトカインのシグナル伝達の亢進により発症するとされており,TNF-α が上昇することが知られている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • <i>Helicobacter cinaedi</i> 菌血症における皮膚病変

    加賀谷 真起子, 高橋 博之 西日本皮膚科 78 (1), 50-53, 2016

    ...その約半年後より四肢に圧痛を伴う紅斑が発熱と共に出現・消退を繰り返し,結節性紅斑として加療していたが,経過中に外傷を契機として壊疽性膿皮症様の潰瘍も出現した。血液培養で <i>Helicobacter cinaedi </i>(<i>H. cinaedi</i>) が検出され,<i>H. cinaedi</i> 菌血症と診断した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 難治性皮膚疾患における顆粒球・単球吸着療法の最適化

    清島 真理子 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌 10 (1), 6-11, 2016

    ...しかし,適応となる患者背景,効果の持続,再燃時の有効性,GMA施行頻度,回数および灌流血液量の検討,GMAによる寛解維持療法,さらに関節症性乾癬や壊疽性膿皮症などの難治性皮膚疾患における適応拡大など,種々の問題の検討が必要である。...

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  • TEVAR 術後に類白血病反応を呈し診断治療に難渋した1 例

    柳 茂樹, 田村 暢成, 田中 厚寿, 瀧 智史, 中津 太郎, 許 敞一 日本血管外科学会雑誌 25 (0), 139-143, 2016

    ...感染性大動脈瘤を疑い抗生剤治療を開始した.しかし経過を通じて発熱はなく血液培養・プロカルシトニンとも陰性で,CT では瘤の形態変化や周囲の軟部陰影も乏しいため,感染瘤は否定的であり,瘤破裂の可能性を考慮し胸部大動脈ステントグラフト内挿術(TEVAR)を施行した.術後第1 日目からWBC の異常高値が認められ,患者のWBC は最大112800/μl まで上昇する類白血病反応を呈し,急速に進行する両鼠径部の壊疽性膿皮症...

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  • 6学会合同シンポジウム2 乾癬およびその類症におけるバイオ製剤使用の現状と将来への期待

    山本 俊幸 日本臨床免疫学会会誌 39 (4), 304-304, 2016

    ...副作用が生じた症例に対してバイオスイッチをしているのが現状である.乾癬の皮疹に関しては,局面の大きさや性状により,治療に対する反応性の差異が検討され始めたが,他の因子(発症年齢や家族歴,併存症の有無,爪や関節病変の程度)と,標的分子との関連性に関しては,まだこれからの課題である.乾癬以外では,現在国内では未承認であるが,近い将来使用可能が望まれる皮膚疾患として,掌蹠膿疱症性骨関節炎,SAPHO症候群,壊疽性膿皮症...

    DOI Web Site 医中誌

  • Fournier壊疽との鑑別に難渋した陰茎壊疽性膿皮症の1例

    田口, 真, 井上, 貴昭, 西田, 晃久, 川端, 和史, 川喜多, 繁誠, 六車, 光英, 室田, 卓之, 木下, 秀文, 松田, 公志 泌尿器科紀要 61 (11), 459-463, 2015-11-30

    Here, we report a case of pyoderma gangrenosum of the penis which was difficult to distinguish from Fournier gangrene. The patient was a 54-year-old male who was aware of redness and swelling of the …

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  • (1) 第 77巻5号(2015年10月号)p.p.443-444

    西日本皮膚科 77 (6), 589-590, 2015

    ...(1) 第 77巻5号(2015年10月号)p.p.443-444 に掲載した図説「潰瘍性大腸炎治療経過中に生じた頭部の潰瘍型壊疽性膿皮症」(帖佐宣昭・他 著)の「解説」の中に 2 カ所,誤りがありました。以下に,該当箇所を下線で示します。...

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  • 両下肢の壊疽性膿皮症を合併した潰瘍性大腸炎の1例

    富澤 琢, 山﨑 勇一, 中山 哲雄, 安岡 秀敏, 栗林 志行, 大山 達也, 堀口 昇男, 水出 雅文, 下山 康之, 佐藤 賢, 柿崎 暁, 河村 修, 草野 元康 Progress of Digestive Endoscopy 87 (1), 186-187, 2015

    A 42-year-old woman was admitted to our hospital with melena, abdominal pain and appetite loss. She was diagnosed with ulcerative colitis (UC) and a uterine myoma greater than 10 cm in diameter. …

    DOI Web Site 医中誌

  • 口腔, 頸部, 臀部に発症した壊疽性膿皮症の1例

    家森 正志, 佐野 めぐみ, 陳 資史, 浅井 啓太, 別所 和久 日本口腔外科学会雑誌 61 (3), 187-192, 2015

    Pyoderma gangrenosum (PG) is serious skin disorder characterized by refractory ulcers. We report a rare case of PG arising in the oral cavity, posterior cervical region, and buttocks. A 54-year-old …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献21件

  • 人工肛門造設部と上腕ポート抜去部,点滴抜針部に続けて壊疽性膿皮症を発症した1例

    吉野 健史, 間中 大, 工藤 亮, 金井 俊平, 光岡 英世, 神頭 聡, 濱洲 晋哉, 小西 小百合, 西躰 隆太 日本消化器外科学会雑誌 48 (10), 877-882, 2015

    ...症例は57歳の女性で,卵巣癌に対する子宮全摘,両側付属器切除後の再発巣に対し化学療法が行われていた.初回手術から約4年後に腫瘍浸潤による直腸膣瘻を認めたため,下腹部正中切開によりS状結腸人工肛門を造設した.術後4日目に正中創からの浸出液が増加し,その後,人工肛門周囲の発赤,潰瘍形成を認め,壊疽性膿皮症(pyoderma gangrenousum;以下,PGと略記)と診断,広範囲の壊死を認めたが,ステロイド...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 自己炎症疾患

    金澤 伸雄 The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 35 (Suppl1), 37-37, 2015

    ...今回難病法の改正に伴い、平成 27 年 1 月より CAPS、TNF 受容体関連周期熱症候群(TRAPS)、ブラウ症候群、さらに 7 月より高 IgD 症候群、無菌性関節炎・壊疽性膿皮症・痤瘡(PAPA)症候群と中條−⻄村症候群が新たに指定難病となったことで、一般の医師や患者にとってより身近な存在になった。...

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  • 壊疽性膿皮症と鑑別を要した Calciphylaxis による難治性下腿潰瘍の 1 例

    片野 あずさ, 屋宜 宣武, 宮里 肇 西日本皮膚科 76 (4), 340-344, 2014

    ...壊疽性膿皮症を疑いステロイド剤の内服を開始したが潰瘍は急速に増大し,シクロスポリン,ジフェニルスルホンを追加投与するも無効であった。3 カ 月後に再度行った皮膚生検では,皮下の血管周囲のみならず真皮や脂肪織内での広範な石灰沈着が存在し,画像検査でも全身の小動脈の石灰化による高度狭窄と閉塞所見を確認した。最終的に calciphylaxis と診断した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 潰瘍性大腸炎に伴う鼻根部壊疽性膿皮症

    金村 亮, 合田 正和, 神村 盛一郎, 中川 英幸, 宇高 二良, 田村 公一, 武田 憲昭 耳鼻咽喉科臨床 106 (9), 797-802, 2013

    We report herein on a case with pyoderma gangrenosum in the nasal root associated with ulcerative colitis. Pyoderma gangrenosum is characterized by progressive skin necrosis and is often associated …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 皮膚科で下肢静脈瘤外来を開設して

    久木野 竜一, 出月 健夫 静脈学 24 (1), 9-16, 2013

    ...anesthesia)併用麻酔で行っている.術中に下腿をミルキングし,総大腿静脈と大伏在静脈を確認している.2010年入院手術を行った症例は120例,152肢で,このうち大伏在静脈ストリッピング術は121肢だった.152肢のうちCEAP分類でC4以上の皮膚症状を伴ったものは52肢で34.2%を占めた.一般の皮膚科外来で下腿潰瘍などの下肢静脈瘤に伴う皮膚症状を診察する機会は多いが,下肢静脈瘤が原因ではなく,壊疽性膿皮症...

    DOI 医中誌 参考文献4件

  • W8-3  PAPA症候群・壊疽性膿皮症における好中球の過剰反応

    熊木 恵里, 重野 美湖, 森尾 友宏, 水谷 修紀 日本臨床免疫学会会誌 36 (5), 357-357, 2013

    ...<br>  PAPA症候群はPSTPIP1の変異による自己炎症性疾患である.PSTPIP1変異は壊疽性膿皮症においても観察されている.PAPA症候群患者の多くでは無菌性関節炎や嚢腫性ざ瘡,無菌性膿瘍,壊疽性膿皮症がみられ,また様々な臓器障害をきたすが,どの免疫細胞にどのような異常があるかはわかっていなかった....

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  • P2-091  関節リウマチに対しての白血球除去療法直前直後における遺伝子発現量の変化

    草生 真規雄, 村山 豪, 午來 美沙, 山田 里沙, 菱沼 留加, 根本 卓也, 寶達 桂, 小田 啓介, 河本 敏雄, 今 高之, 杉本 郁, 関谷 文男, 小笠原 倫大, 建部 一夫, 山路 健, 髙崎 芳成 日本臨床免疫学会会誌 35 (4), 372a-372a, 2012

    ...  白血球除去療法(LCAP)は多剤無効例の関節リウマチ患者や,感染や薬剤アレルギーの存在などの為に生物製剤を含むスタンダードな治療が受けがたい患者に対しても比較的高い安全性をもつ,難治性症例に対する一つの治療選択肢である.炎症性腸疾患や壊疽性膿皮症,慢性脱髄性神経疾患,ANCA関連血管炎などへの有効性や皮膚潰瘍の改善効果も知られており,その効果機序の解明が進められている.治療後のCD34+細胞等の...

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  • Crohn病に合併したSweet病の経過中に多発性骨髄腫と壊疽性膿皮症を発症した1例

    國行 秀一, 吉田 有紀, 山中 一星, 前川 直輝, 金島 広, 藤林 保 日本皮膚科学会雑誌 122 (1), 31-37, 2012

    ...prednisolone, melphalan)療法,Bortezomib静注療法にても寛解せず,貧血,血小板減少,呼吸器感染症,慢性呼吸不全症状などは持続し,現在も治療継続中である.原疾患であるCDの増悪が認められないにもかかわらず,新たにPGが発症した場合には,血液疾患等の合併症精査以外に消化器系を含めた悪性腫瘍の合併を念頭に精査する必要があると考えられた.CDに伴うSDの経過中にMMに合併した壊疽性膿皮症...

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  • Henoch-Schönlein 紫斑病を合併した壊疽性膿皮症の1例

    伊藤 亜矢子, 和久本 圭子, 吉田 雄一, 山元 修 西日本皮膚科 74 (5), 493-496, 2012

    A 29-year-old man presented with a reddish plaque on his face and purpura on his lower limbs with fever. Physical examination revealed a reddish plaque with ulceration, 6 to 7 cm in diameter, on his …

    DOI 参考文献4件

  • 骨髄異形成症候群に合併した壊疽性膿皮症の 1 例

    山城 栄津子, 新嘉喜 長, 新垣 均, 宮城 拓也, 山口 さやか, 高橋 健造, 上里 博 西日本皮膚科 74 (6), 589-594, 2012

    ...1987 年から2011 年までの本邦における骨髄異形成症候群に合併した壊疽性膿皮症の集計を行ったところ,骨髄異形成症候群に伴う壊疽性膿皮症は 55 例が報告されており,男性に発症することが多かった。壊疽性膿皮症の治療は主にステロイドの経口・経静脈的投与がなされていた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 経過中に肉芽腫性肺病変を伴った壊疽性膿皮症

    田辺 健一, 新井 達, 安藝 良一, 佐藤 勘治, 勝岡 憲生, 和田 真由子 西日本皮膚科 73 (2), 144-147, 2011

    ...臨床・病理組織より壊疽性膿皮症(以下PG)と診断した。中等量のプレドニゾロン(以下PSL)内服を行うも潰瘍は拡大傾向にあるため,シクロスポリン(以下CYA)を併用したところ急速に縮小した。しかし,その後PSLとCYAを漸減中に胸部に肺病変が出現した。気管支鏡下肺生検の病理組織所見は無菌性の肉芽腫反応であった。同組織の培養は結核を含めて陰性で,抗真菌剤および抗生剤は無効であった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献30件

  • 壊疽性膿皮症

    川久 保洋 日本皮膚科学会雑誌 121 (6), 1047-1050, 2011

    ...壊疽性膿皮症は好中球性皮膚症の一種であり,詳細な病因は未だに不明である.約半数に合併症を認める.臨床的には非感染性の潰瘍形成を認めることが多く,日単位で進行する.4種の亜型があり,それぞれに臨床上のみならず合併症などの特徴がある.特徴的な病理所見,検査所見に乏しいため,除外診断となる.治療は重症例ではステロイド,シクロスポリンAの全身投与なども行われる.難治例では抗TNFα療法が奏功することがある....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • 手術創に壊疽性膿皮症を合併した潰瘍性大腸炎の1例

    佐々木 寛文, 内野 基, 坂東 俊宏, 松岡 宏樹, 池内 浩基, 冨田 尚裕 日本臨床外科学会雑誌 71 (11), 2902-2906, 2010

    ...を要し治療に難渋した.壊疽性膿皮症は腸管外合併症として知られ,大腸全摘により軽快することが多い.しかし自己免疫異常に関連し,術後にも出現することがある.診断,治療に難渋することがあり,文献的考察を加え報告する....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献27件

  • 消化器疾患と皮膚

    金子 健彦 日本皮膚科学会雑誌 120 (7), 1465-1471, 2010

    ...消化器疾患ないし肝機能異常に伴う皮膚病変を概説した.炎症性腸疾患のクローン病や潰瘍性大腸炎では,結節性紅斑,壊疽性膿皮症等の合併が知られる.遺伝性ポリポーシスであるPeutz-Jeghers症候群では色素斑を生じ,またGardner症候群では多発する表皮様嚢腫や,骨腫が早期診断上重要である.肝機能異常に伴う皮膚病変としては,黄疸,紙幣状皮膚,クモ状血管腫,手掌紅斑が認められる.その他,ウイルス性肝炎...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献59件

  • 手背の壊疽性膿皮症様病変が先行し,多彩な臨床像を呈した好中球性皮膚症の1例

    綿貫(工藤) 沙織, 宮本 樹里亜, 石橋 正史, 陳 科榮 日本皮膚科学会雑誌 120 (14), 3103-3108, 2010

    ...72歳,男性.3週間前より,両手背の自覚症状を伴わない,一部びらん・潰瘍を伴う紅斑局面が出現し,当科を受診した.発症7週間後,手背の紅斑局面は壊疽性膿皮症様病変を呈した.両下肢にもびらんと痂皮を形成する紅斑が多発し,紫斑性丘疹,膿疱を伴う毛囊炎様皮疹も認めた.また手掌・足底に掌蹠膿疱症様皮疹も合併した.手背の紅斑局面と下腿の紅斑の病理組織学的所見では真皮膠原線維の融解像を伴い,真皮全層に稠密な好中球浸潤像...

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  • 顆粒球除去療法(GCAP)が有効であった難治性壊疽性膿皮症の1例

    馬渕 智生, 赤坂 江美子, 小島 知子, 生駒 憲広, 田宮 紫穂, 松山 孝, 小澤 明, 鈴木 大 西日本皮膚科 72 (4), 331-335, 2010

    ...臨床像,病理組織像より壊疽性膿皮症(増殖型)と診断した。骨髄異形成症候群,大動脈炎症候群,ステロイド性骨粗鬆症の合併があるが,潰瘍性大腸炎の合併はない。症状は徐々に増悪し,下腿のほぼ全面に潰瘍,結節を伴う難治性紅斑局面となった。中等量以上のプレドニゾロン内服に反応はするが漸減で再燃した。シクロスポリン,ヨウ化カリウム,ジアフェニルスルホン内服,タクロリムス軟膏外用は無効であった。...

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  • メサラジンが奏効した壊疽性膿皮症の1例

    井口 愛, 加藤 佐代子, 大東 淳子, 浅井 純, 竹中 秀也, 岸本 三郎, 小西 英幸 西日本皮膚科 71 (6), 553-555, 2009

    ...2006年9月に腸炎に合併した左大腿部の壊疽性膿皮症にて当科入院し, ステロイド内服と分層植皮術にて軽快した。腸炎については確定診断には至らなかった。以後, 腸炎, 皮膚潰瘍の再燃を認めず, 当科外来にてステロイド漸減中であった。2007年8月初旬, 腸症状の再燃とともに, 頚部, 左手関節部, 右足関節部に浮腫, 血疱が出現し, 壊疽性膿皮症の再発と診断した。...

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  • タクロリムス軟膏が著効した壊疽性膿皮症の1例

    柳澤 和彦, 山本 雅由, 谷澤 伸次, 武田 由美子, 明石 義正, 大河内 信弘 日本消化器外科学会雑誌 42 (1), 122-126, 2009

    ...免疫抑制剤を含有する軟膏を用いた壊疽性膿皮症の治療経験について報告する.症例は25歳の男性で,Crohn病に伴う難治性痔瘻のため,S状結腸に人工肛門を造設されていた.内科的治療によって全身状態は良好であったが,人工肛門周囲に,急速に増大し,疼痛を伴う潰瘍が出現した.壊疽性膿皮症と診断し,ステロイドの全身投与およびタクロリムス軟膏を使用することによって速やかに改善した.人工肛門周囲の壊疽性膿皮症は難治性...

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  • 免疫グロブリン大量点滴静注療法(IVIG)の関与が考えられる脳血管障害例

    杉本 健, 西郷 勝康, 中澤 隆, 辻 剛, 豆原 彰, 三崎 健太, 並木 充夫, 林 宏樹, 橋本 誠, 櫻井 孝介, 熊谷 俊一 日本輸血細胞治療学会誌 55 (5), 617-623, 2009

    ...【症例2】62歳男性.既往に壊疽性膿皮症,骨髄異形成症候群が存在.2006年5月に発熱と右手掌の赤色水泡出現を契機に発症,精査にて壊疽性膿皮症再発または壊死性筋膜炎と診断.治療としてIVIG療法,抗生物質投与,mPSLパルス療法,Cyclosporine A投与を行ったが,多発性脳梗塞(右中大脳動脈領域,右後大脳動脈領域,小脳)を合併し永眠....

    DOI 医中誌 参考文献40件

  • 非活動性Crohn病患者に生じたステロイド抵抗性壊疽性膿皮症~当科における壊疽性膿皮症の集計を含めて~

    佐藤 正隆, 花見 由華, 若槻 妙子, 菊池 信之, 坂井 絵里香, 大塚 幹夫, 山本 俊幸 日本皮膚科学会雑誌 119 (14), 3045-3050, 2009

    ...33歳男性.25歳時にCrohn病を発症したが,2005年以降は整腸剤のみで経過観察されていた.2007年11月から右下腿に有痛性潰瘍が出現した.2008年1月,他院で壊疽性膿皮症を疑われプレドニゾロン(PSL)30 mg/日を投与された.PSL 60 mg/日まで増量,パルス療法も施行されたが改善しないため,同年3月31日に当科へ紹介された.初診時,右下腿に手掌大,易出血性の隆起性増殖性潰瘍を認めた...

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  • ステロイド外用により皮疹が修飾されたスポロトリコーシスの2例―群馬大学皮膚科の38例の検討を加えて

    周東 朋子, 山中 正義, 天野 博雄, 石川 治 日本皮膚科学会雑誌 119 (1), 49-53, 2009

    ...ステロイド外用により皮疹が修飾され診断が困難であったスポロトリコーシスの2例を経験した.症例1:48歳,男性.左上腕に壊疽性膿皮症様の潰瘍あり.症例2:51歳,女性.右腰部に帯状に並ぶ鱗痂皮を付す丘疹,小結節あり.2例ともスポロトリキン反応が陽性,病理組織学に遊離胞子を認め,培養により<i>Sporothrix schenckii</i>を分離した.ヨードカリの内服を行い治癒した.自験例は副腎皮質ステロイド...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

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