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  • 保守系オピニオン誌における外国人言説(4)-2010 年代における雑誌『SAPIO』を中心に-

    倉, 真一 宮崎公立大学人文学部紀要 27 (1), 45-64, 2020-03-06

    ...その結果、特集記事での移民や外国人のイメージも、ポジティブとネガティブ両方を含むものから、外国人犯罪に象徴されるネガティブなイメージのみが前景化していった。  第四に、2010 年代の雑誌『SAPIO』における外国人言説は、同誌の創刊当初の外国人言説を特徴づけていた「混住社会ニッポン」というビジョンの揺らぎとその失効の過程と重なり合う。...

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  • 最近の在留資格審査と国益に関する考察

    中村 伊知郎 総合危機管理 3 (0), 45-49, 2019-03-11

    ...また、現実問題として、外国人犯罪は増加している。本稿では、入国管理局に対する外国人の在留資格申請を専門にしている行政書士の経験を基に、在留資格審査要領と、実際に問題となっている事例を概観し、外国人に対する在留資格許可基準の緩和が、将来の日本社会にとって相当な危機となりうることを提示し、その対策となる政策の方向を提案した。...

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  • 保守系オピニオン誌における外国人言説(3) -2000年代における雑誌『SAPIO』を中心に-

    倉, 真一 宮崎公立大学人文学部紀要 16 (1), 69-87, 2009-03-06

    ...対して第四期の後期では、記事の焦点は<有害な外国人>イメージに移行し、「われわれ=日本人」は「外国人犯罪」に有効な対策をうてない「弱い主体」、さらには「弱い客体」=「被害者」として語られた。その結果、次の第五期では「強い主体」として自身を回復しようとする欲望が、「外国人犯罪者」に対して「治安」を回復する政策主体という形をとって現れることになった。...

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  • 犯罪「行為者」としての外国人の表象に関しての一考察 : メディア・フレームの中の『窃盗団』

    船山 和泉 多文化関係学 5 (0), 17-31, 2008

    本研究は日本のメディアにおける外国人の表象について分析・考察するものであり、特に犯罪報道において外国人がどのように表象されているかを検証する。本研究はコーパスの収集のために読売新聞とTHE DAILY YOMIURIを収録した新聞記事データベースである「ヨミダス文書館」を利用し、見出しにおける『窃盗団』という特定の単語の複合名詞に着目した。<br>分析の結果、窃盗団のメンバーが日本人であるときは…

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  • 保守系オピニオン誌における外国人言説(1) : 1990年代前半までの雑誌『SAPIO』を中心に

    倉, 真一 宮崎公立大学人文学部紀要 14 (1), 113-128, 2007-03-20

    ...しかし「外国人犯罪」に関する記事のなかで、「外国人」=加害者(主体)と「日本人」=被害者(客体)という図式が強まり、「外国人」を理解やコントロールが困難な他者性を孕んだ主体として表象するようになるにつれ、最初期の「混住社会ニッポン」を構想する主体としての「われわれ=日本人」という言説は後退し、やがて「混住」というキーワードは誌面上から消えてしまう。...

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  • 多文化国家における移民政策のジレンマ

    関根 政美 社会学評論 56 (2), 329-346, 2005

    The author of this article will try to show a serious dilemma caused by the immigration policies, based on the neo-liberal economic ideology among developed countries. Immigration policies based on …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 関東圏における在日インドネシア人ネットワークと繋留点の場所的性質

    目黒 潮 日本地理学会発表要旨集 2004f (0), 15-15, 2004

    ...問題提起<br> 1980年代以降,グローバル化に伴う資本と労働力の国際的な移動によって,日本でもエスニック集団が増加しつづけている.外国人との協働を円滑に行うため,外国人犯罪を抑制するため,社会的にも政治的にもエスニック集団についての報告は焦眉の急として求められている.しかし,地理学からもエスニック研究は蓄積されているが,既存の研究視角では,現在の実情に適応させるのは困難であることも明らかになりつつある...

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  • 1990年代日本における入国管理政策と非行性の産出

    倉, 真一 宮崎公立大学人文学部紀要 10 (1), 67-87, 2003-03-20

    ...後者においては非正規外国人による外国人犯罪が焦点となり,入国管理政策を正当化する論拠としての「治安対策」が浮上してきたことを確認した。ついで上記の正当化とそれを支える外国人犯罪の否定的イメージそのものが,実は非正規外国人に対する排除の「意図せざる結果」として形成されたことが明らかになった。...

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  • 戦前の日本における外国人犯罪の歴史的変容

    中條 晋一郎 犯罪社会学研究 28 (0), 110-129, 2003

    ...本稿は,明治期より太平洋戦争終結までの日本の外国人犯罪を分析するものである.戦前の外国人犯罪に関する公式統計は,『検察統計年報』の前身である『刑事統計年報』にのみ現存するため,このデータを分析に用いた.しかしこのデータは,外国人に係る刑事裁判の受理件数,及び人員数を集計したものであったため,警察統計や検察統計に比べ,当時の外国人犯罪の実体に迫るには限界が生じることとなった.そのような条件の下で,全ての...

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