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  • 古代和歌の表現論のプログラム

    多門 靖容 日本語の研究 14 (2), 1-17, 2018-04-01

    <p>古代和歌に、連体歌、序歌、倒置歌の三つの世界を構成し、それぞれの世界の課題と三つの世界の関与を論じた。まず連体歌による事態の時空間飛躍を考察し、萬葉では時空間が飛躍しない歌が多いが、飛躍がある場合の、或るケースに関する「浅田予想」が妥当であることを論じた。また飛躍がある場合の、飛躍の偏りも指摘した。次に序歌について、従来、序歌の典型とされてきたものをAタイプとし、この他にBおよびCタイプが…

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  • 喩辞の分類および書き手に関する仮説についての覚え書

    多門 靖容 名古屋大学国語国文学 79 27-40, 1996-11-15

    語学的文体論とよばれる領域での、比喩の情報としての処理のされ方、およびどのような情報として見られてきたかについて考察した。前者についてはいわゆる喩辞の分類について、分類カテゴリの性質から二つのタイプがあること、それぞれのタイプについてカテゴリ編入の際に特徴的な処理過程があることを指摘した。後者については比喩とその書き手の関係に関する仮説について検討し、問題点を指摘した。

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  • 誤用分析と内省

    多門 靖容 名古屋大学国語国文学 60 58-46, 1987-07-04

    従来の誤用分析は専ら実際に現れた表現形のみを対象としてきた。本稿では、誤用分析にインフォーマントの内省を導入することで、誤用の要因が、発話のいかなる時点で、どのように関っているか見ることを提案した。具体的には、その要因の関与の仕方によって、誤用をPEとCEに弁別し、モデルを組み立て、実際の事例をそのモデルを用いて分析した。

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  • 比喩の史的研究について

    多門 靖容 名古屋大学国語国文学 59 167-180, 1986-12-06

    言表の特異さゆえに、当該表現だけに注目されがちな比喩を(それがいかに形骸化し陳腐化したものであろうと)いったんは作品文脈にさし戻して考えなくてはならないことをあらためて指摘し、それと関連づけて、ある比喩がある作品文脈から異なる作品文脈に移った(つまり受容された)場合のモデルを考え、その実例もあわせ示して、「比喩」と「作品の文脈」に関する史的研究の問題の一端を明らかにする。

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