検索結果を絞り込む

データ種別

本文・本体へのリンク

検索結果 392 件

  • アピキサバン内服中の内転筋管ブロックにより5日間血腫が増大した1症例

    佐々木 美圭, 中村 尚子, 内野 哲哉, 奥田 健太郎, 北野 敬明 日本ペインクリニック学会誌 30 (12), 275-278, 2023-12-25

    <p>経口血液凝固活性化第X因子阻害剤であるアピキサバンの末梢神経ブロック時の休薬は個別な対処が望ましいとされている.今回,アピキサバン内服中の患者で内転筋管ブロックを施行したところ,広範囲に及ぶ血腫がみられた症例を経験した.症例は70代女性,左膝人工関節置換術後2日目より心房細動のため内服していたアピキサバン5 mg/日を再開したが,術後8日目に下肢静脈血栓を認めたため20 …

    DOI

  • 肝炎ウイルス陽性者対策が急がれる非肝臓専門科は?

    廣田 健一, 井上 貴子, 小川 浩司, 荒生 祥尚, 遠藤 美月, 池上 正, 戸島 洋貴, 末次 淳, 柿崎 暁, 瀬戸山 博子, 榎本 大, 是永 匡紹 肝臓 64 (11), 587-589, 2023-11-01

    <p>In eight regional core centers for liver disease management, we evaluated the status of HBs antigen (HBsAg) and anti-hepatitis C virus antibody (anti-HCV) testing from 2016 to 2020. Among …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 肝疾患診療連携拠点病院における肝炎医療コーディネーターの現状(第2報)

    磯田 広史, 榎本 大, 高橋 宏和, 大野 高嗣, 井上 泰輔, 池上 正, 井出 達也, 德本 良雄, 小川 浩司, 瀬戸山 博子, 内田 義人, 橋本 まさみ, 廣田 健一, 柿崎 暁, 立木 佐知子, 井上 貴子, 遠藤 美月, 島上 哲朗, 荒生 祥尚, 井上 淳, 末次 淳, 永田 賢治, 是永 匡紹 肝臓 64 (10), 510-513, 2023-10-01

    <p>Hepatitis medical care coordinators (HMCCs) in Japan are trained by local governments and regional core centers, and are expected to play an active role in various aspects of hepatitis …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 完全内視鏡下肺動脈弁手術の1例

    和田 健史, 迫 秀則, 木津 謙也, 永島 瞭太朗, 髙山 哲志, 宮本 伸二 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (1), 34-36, 2023-01-15

    <p>症例は56歳女性,経胸壁心エコー検査で肺動脈弁に腫瘤影を指摘され当科紹介.肺動脈弁の腫瘍を疑い,手術の方針となった.完全内視鏡下アプローチでの手術を考えたが,肺動脈弁に対する同手術の報告はなかったため,完全内視鏡下での手術完遂が困難な場合には直視下小開胸手術に切り替える計画とした.左第3および4肋間に計3つのポートを作成し,on-pump …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 血液悪性腫瘍患者を対象とした発熱性好中球減少症時におけるMR-proADMの推移および他の感染マーカ―との関連性の評価

    岩男 元志, 田中 遼大, 白岩 健, 末繁 嘉朗, 鈴木 陽介, 高野 久仁子, 龍田 涼佑, 緒方 正男, 伊東 弘樹 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-P-D2-, 2023

    ...</p><p>【方法】</p><p>大分大学医学部附属病院血液内科にて、FNの診断基準(好中球数が500/μL未満または1,000/μL 未満で48時間以内に500/μL未満に減少すると予測される状態での腋窩温37.5℃以上の発熱)を満たしたHM患者26 症例、28 エピソードを対象にMR-proADM、プレセプシン(P-SEP)、プロカルシトニン(PCT)およびC-反応蛋白(CRP)の血漿中濃度を...

    DOI

  • 臨床薬理学教育におけるポリファーマシーに関する症例を活用した医療面接実習:教育効果の探索的検討

    関口 愛, 長浦 由紀, 林 宏祐, 甲斐 恵, 和久田 浩一, 中村 優佑, 及川 伊知郎, 大谷 直由, 今井 浩光, 上村 尚人 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-P-F3-, 2023

    ...<p>【目的 】大分大学医学部附属病院臨床薬理センターでは医療面接を重視した問題解決型のクリニカル・クラークシップ(以下CC)を行っている。本研究は、CCにポリファーマシーに関する症例シナリオを導入し、学生のポリファーマシーについての認識及び医療面接の教育効果を探索的に検討した。【方法】対象は本研究期間にCCに参加した医学部医学科6年次生32名とした。...

    DOI

  • 好酸球性副鼻腔炎に対するデュピルマブ使用効果の検討

    高倉 苑佳, 門脇 嘉宣, 立山 香織, 平野 隆, 鈴木 正志 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 3 (1), 15-20, 2023

    <p>好酸球性副鼻腔炎(eosinophilic chronic rhinosinusitis:ECRS)は再発しやすく,難治性の疾患である。2020年3月に抗IL-4/13受容体抗体であるデュピルマブが鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に対して,生物学的製剤の中では初めて保険適用となった。今回我々は,慢性副鼻腔炎の中でも特に治療に難渋するECRSの患者8例にデュピルマブを投与し,使用効果の検討を行った。対…

    DOI 医中誌

  • 胸腹部単純CT検査におけるdeep learning reconstructionを用いた小焦点撮影の物理特性

    藤原 誠, 汐月 剣志, 河野 実月, 納戸 大智, 丸山 健太, 宮崎 美咲 日本放射線技術学会雑誌 79 (12), 1344-1351, 2023

    <p>【目的】胸腹部単純CT検査においてdeep learning reconstruction(DLR)を用いた小焦点撮影と逐次近似応用再構成(hybrid IR)を用いた小焦点および大焦点撮影の物理特性を比較する.【方法】DLRおよびhybrid IRによる小焦点撮影の管電流を350 mA, hybrid IRを用いた大焦点撮影では360, 400, 450, および500 …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献21件

  • 全身性エリテマトーデス患者における血漿中ベリムマブ濃度の評価

    吉島 千智, 鈴木 陽介, 田中 遼大, 小野 寛之, 小田 絢子, 尾崎 貴士, 柴田 洋孝, 伊東 弘樹, 大野 恵子 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-O10-4-, 2023

    ...【方法】2021年10月から2022年12月の間に、大分大学医学部附属病院にてベリムマブの点滴静脈内投与を行った13名の患者を対象とした。採血は定期来院時のベリムマブ投与前に行い、定期的にトラフ濃度を測定した。血漿中ベリムマブの定量には、ベリムマブをトリプシン消化した際に得られるベリムマブ固有のペプチド断片(サロゲートペプチド)を測定する超高速液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析法を用いた。...

    DOI

  • 鼻副鼻腔に発生したYolk sac tumorの1例

    篠村 夏織, 森山 宗仁, 藤田 佳吾, 平野 隆, 鈴木 正志 頭頸部外科 33 (1), 41-46, 2023

    今回われわれは鼻副鼻腔に発生したYolk sac tumor(YST)の1症例を経験した。症例は82歳男性,左鼻閉・鼻出血を主訴に近医を受診し,当科紹介となった。左鼻腔から篩骨洞を占拠する腫瘍性病変を認め,外来生検を2回施行するも確定診断に至らず,全身麻酔下に生検を行いYSTの診断となった。治療として定位放射線40Gy/8Frを照射し,腫瘍の著明な縮小を認めたが,治療後数か月で再増大を認め,16…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • くも膜下出血発症時に片麻痺を生じた若年の破裂脳動脈瘤の1例

    下高 一徳, 永井 康之, 藤木 稔 脳卒中 45 (4), 331-336, 2023

    <p>症例は17歳女性.夜間就寝中に突然の頭痛を自覚,顔面を含む右半身の脱力も出現しており,当院に救急搬送された.頭部CT検査でくも膜下出血がみられ,脳血管3D-CT-angiographyでは左内頸動脈先端部に4 mmの囊状動脈瘤がみられた.破裂脳動脈瘤に対し脳動脈瘤頸部クリッピング術を施行し,術後は脳血管攣縮対策を行った.リハビリテーションを行い麻痺は消失し,良好な術後経過であったが,術後の…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 博士課程における本支援事業の重要性と薬学研究者としての今後の抱負

    田代 渉 ファルマシア 59 (8), 769_2-769_2, 2023

    2019年度長井記念薬学研究奨励支援事業に採用され、金銭的な面で非常に安心できた。また、申請にあたってこれまでの研究業績や今後の研究計画を評価いただいたことは、大学院生として大きな自信となった。これらの安心と自信は、4年間研究に励む上で非常に重要な基盤となった。今後、私は、臨床能力と研究能力を兼ね備えたPharmacist-Scientistとして臨床現場において、実務活動ならびに医療薬学研究の…

    DOI

  • 血漿中coproporphyrin-IおよびIIIを用いたOATP1B/2B活性の評価-慢性腎臓病患者における検討-

    根上 純, 鈴木 陽介, 小田 絢子, 田中 遼大, 小野 寛之, 龍田 涼佑, 安藤 忠助, 秦 聡孝, 伊東 弘樹, 大野 恵子 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-O01-3-, 2023

    ...</p><p>【方法】</p><p>大分大学医学部附属病院腎臓外科・泌尿器科に通院中のCKD患者72 名を対象にした。OATP1B1遺伝子多型(<i>OATP1B1*15</i>)、OATP2B1遺伝子多型(rs2306168およびrs12422149)はリアルタイムPCR法、血漿中CMPF、CP-IおよびCP-III 濃度はUPLC-QTOF/MS法にて測定した。...

    DOI

  • 人工呼吸器関連肺炎に罹患した患者に対し高頻度胸壁振動法と腹臥位療法を併用した一症例 ―a case report―

    片岡 高志, 児玉 史弘, 坪内 優太, 岩崎 達也 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 83-, 2023

    <p>【はじめに】 高頻度胸壁振動法(High Frequency Chest Wall Oscillation:HFCWO)は、胸郭に振動を与え、肺・気道内の分泌物を移動させることで、気道クリアランスの獲得を目的としている。ほかにも気道クリアランスの獲得を目的とした手段は、積極的な離床や腹臥位療法、セラピストが実施する呼吸介助による排痰法などが存在する。しかしながら、呼吸介助による排痰法は、手…

    DOI

  • ヘパリンリバウンドに影響を与える因子と再中和方法の検討

    溝口 貴之, 大地 嘉史, 荒倉 真凪, 内田 直樹, 源田 卓郎, 加藤 直道, 中田 正悟, 小田 款文, 穴井 博文, 宮本 伸二 体外循環技術 50 (4), 421-427, 2023

    <p> 人工心肺症例では大量のヘパリンを用い、プロタミンで中和する。様々な要因で術後は出血傾向となるが、その一因にヘパリンリバウンドがある。そこで、当院におけるヘパリンリバウンドの現状を把握し、影響を与える因子、ヘパリンリバウンド検出方法、再中和時のプロタミン投与基準について検討を行った。</p><p> …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 関節リウマチ患者におけるcytochrome P450 3A活性の変動要因の評価

    小田 絢子, 鈴木 陽介, 佐藤 春輝, 田中 遼大, 小野 寛之, 尾崎 貴士, 龍田 涼佑, 柴田 洋孝, 伊東 弘樹, 大野 恵子 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-O10-2-, 2023

    <p>【目的】関節リウマチ(RA)は慢性自己免疫疾患の一種であり、腫瘍壊死因子α(TNF-α)及びインターロイキン6(IL-6)はRAの骨破壊を促進する。TNF-α、IL-6、尿毒素の一種であるインドキシル硫酸及びCYP3A5の遺伝子多型である<i>CYP3A5<sup>*</sup>3</i>対立遺伝子のホモ接合体は、CYP3A活性を低下させることが報告されている。4β-hydroxychol…

    DOI

  • 閉経後骨粗鬆症治療におけるVitamin D摂取の有効性:モデル動物を用いた検討

    坪内 優太, 髙瀬 良太, 片岡 高志, 大津 健史, 池田 真一, 片岡 晶志, 津村 弘 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 73-73, 2022-12-01

    <p>【目的】</p><p>骨粗鬆症に対する栄養・薬物療法で以前から注目されているのはVitamin D(VitD)であり,骨微細構造の改善効果があると報告されている.他の骨粗鬆症治療薬と比較して低リスクであることから,栄養療法としては予防的に,薬物療法としては早期に用いられる.また,運動療法や骨粗鬆症治療薬と併用して使用されることも多いが,その効果を詳細に検討した報告は限定的である.一方,新規…

    DOI

  • 骨粗鬆症性骨折に対する抗Sclerostin抗体の最適な投与時期の探索:モデル動物を用いた検討

    坪内 優太, 高瀬 良太, 片岡 高志, 児玉 浩志, 片岡 晶志, 津村 弘 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 108-108, 2022-12-01

    <p>【目的】</p><p>Sclerostin(SOST)はWnt/β-catenin経路を阻害することにより骨形成を負に制御している.Romosozumab(ROMO)はヒト化抗SOST抗体であり,その働きを阻害することで骨形成を促進させる.骨折に対するROMOの効果について,いくつか報告されているものの,依然として一定の見解は得られていない.我々は骨癒合過程におけるSOST阻害の適切な時期…

    DOI

  • 経胃瘻的空腸瘻(PEG-J)成人長期留置症例に発症した腸重積症の1例

    麻生 裕亮, 福地 聡士, 梶本 展明, 勝田 泰志郎, 和田 蔵人, 林 友和, 山本 壮一郎, 村上 和成 日本消化器病学会雑誌 119 (10), 954-960, 2022-10-10

    <p>症例は87歳男性.PEG-Jが長期留置されており,最終交換5日後に下血したため当院搬送となった.腹部単純CTでPEG-J先端部よりも肛門側空腸で腸重積にともなうtarget signが認められ,細径内視鏡で病変部の粘膜壊死を確認した.内科的整復を試みたが困難であり,外科的に空腸切除術を行った.PEG-Jの長期留置が原因と考えられた,成人発症の腸重積の1例を経験したので報告する.</p>

    DOI PubMed 医中誌

  • 心房細動患者における圧受容体反射感受性

    三好 美帆, 近藤 秀和, 髙橋 尚彦 心電図 42 (3), 131-139, 2022-09-30

    <p>【目的】心房細動の持続は,心臓自律神経の指標と考えられている圧受容体反射感受性(Baroreflex Sensitivity:BRS)を低下させる.さらに,心房細動アブレーションもBRSを修飾する(低下させる)ことが判明している.われわれは発作性心房細動(PAF)患者と持続性心房細動(PeAF)患者のベースラインのBRSを比較検討すると同時に,アブレーションによるBRS修飾効果も検討した.…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • ラノコナゾールクリームを反復塗布した際のヒト角層内薬物の推移の検討

    今井 浩光, 橋本 悟, 二宮 遼, Luo Jingna, 和久田 浩一, 大谷 直由, 井上 玄太, 尼岸 宏章, 上村 尚人 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 4-C-O13-5-, 2022

    <p>【目的】外用薬を塗布した後の皮膚局所での薬物の動きは未だ十分に明らかにされておらず、特に反復塗布した際の動態についてはほとんど報告がない。我々は、モデル薬物としてラノコナゾールのクリーム製剤(アスタット<sup>TM</sup>クリーム1%)を用いて、ヒトに反復塗布した際の角層内の薬物動態を評価することを目的として本研究を行った。【方法】健康成人被験者(6名)を対象として二つの臨床試験(試…

    DOI 医中誌

  • 自然災害時の避難所に必要な薬剤を処方しドローンで供給する際に生じる諸課題

    石原 優吾, 林 宏祐, 倉成 正恵, 及川 伊知郎, 甲斐(井上) 恵, 山村 亮太, 龍田 涼佑, 柿本 晃治郎, 伊東 弘樹, 徳丸 治, 上村 尚人 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-P-120-, 2022

    <p>【目的】大分県は自然災害が多く、避難所における住民への医療の提供が課題である。特に高齢化の進む過疎地域では様々な慢性疾患を有する住民の避難が予測されるが、被災地が孤立すると医療チームの訪問や薬剤供給が遮断され、住民に適切な医療を提供できなくなる。医療アクセスを改善する手段として、大分県で試行されてきた僻地への遠隔診療やドローンでの薬剤輸送がある。我々は医療や物流の脆弱性から僻地と避難所の類…

    DOI 医中誌

  • わが国における外傷外科手技のためのASSETコースの開催状況の現状と課題

    森下 幸治, 安部 隆三, 松島 一英, 鈴木 崇根, 中田 孝明, 佐藤 格夫, 室野井 智博, 渡部 広明, 大友 康裕 Japanese Journal of Acute Care Surgery 12 (1), 54-59, 2022

    〔要旨〕目的:Advanced Surgical Skills for Exposure in Trauma(ASSET)コースは米国外科学会が開発したご遺体を用いた外傷トレーニングコースの1つである。世界各国で開催されており,わが国では2016年に初開催された。本コースでは,外傷症例のディスカッションを行い,手術手技を1日で学ぶ。わが国における本コースの有用性が明らかでないため,アンケート調査…

    DOI 医中誌

  • 乾燥ろ紙を用いた生物学的製剤の母乳移行性評価に資する測定系の確立~多機関共同前方視的観察研究~

    齊藤 順平, 八鍬 奈穂, 濱田 洋実, 西田 欣広, 浜之上 はるか, 藁谷 深洋子, 難波 聡, 森田 靖代, 畠山 史朗, 秋吉 明子, 村島 温子, 山谷 明正 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 2-C-O06-3-, 2022

    <p>【目的】リウマチ疾患治療において生物学的製剤の開発は、治療選択の多様化および患者の生活の質向上に寄与している。一方で授乳期における薬剤使用については、母乳移行性と児への安全性に関する情報が未だ乏しい。使用が忌避される結果、安全性に関する情報収集も困難となり、さらに使用が控えられる悪循環が存在する。また各施設における研究実施環境にも限界がある。乾燥ろ紙法による検体収集と測定は、検体の採取、保…

    DOI 医中誌

  • 「患者の苦痛」の概念分析

    馬場 友美, 清村 紀子 看護科学研究 20 (1), 1-13, 2022

    【研究目的】「患者の苦痛」の概念および定義を明らかにする。さらに、その定義を踏まえた上で看護への示唆を得ることである。【研究方法】対象文献は、医学中央雑誌web版で67件を特定、その中から結果・考察で患者の苦痛に対して言及しているもの22件を対象文献とした。Walker & Avantの手法を参考に概念分析を行った。【結果】属性13、先行要件7、帰結6のカテゴリーが導き出された。構築した概念モデ…

    DOI 医中誌

  • 薬学的視点に基づく病棟配置薬(睡眠導入剤)変更とその効果

    中原 良介 ファルマシア 58 (7), 686-690, 2022

    医療安全管理において,転倒転落防止策の立案と実施は重要な課題である。日本医療安全調査機構が2019年6月に発出した「医療事故の再発防止に向けた提言」では,転倒転落リスクの高い患者に対する向精神薬の適正使用,多職種で行うアセスメントや防止対策の立案等が示されており,薬剤師が介入すべき点も多い.本稿では,薬剤師がその薬学的視点に基づき,病棟配置薬(睡眠導入剤)の変更に主体的に関与したことで,薬剤の適…

    DOI

  • 安定期腎移植患者を対象としたOATP1B活性に与える遺伝的背景およびCMPF濃度の影響

    小野 寛之, 田中 遼大, 鈴木 陽介, 佐藤 春輝, 小田 絢子, 安藤 忠助, 秦 聡孝, 大野 恵子, 伊東 弘樹 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 1-C-O04-3-, 2022

    ...</p><p>【方法】</p><p> 対象を大分大学医学部附属病院腎臓外科・泌尿器科に通院中の安定期腎移植患者74例とした。血漿中CP-IおよびCMPF濃度は質量分析法、炎症性サイトカインはELISAを用いて測定し、<i>OATP1B1*15</i>の発現はReal-time PCR法にて評価した。...

    DOI 医中誌

  • 左肋間小開胸,内視鏡補助下に胸部下行大動脈内血栓摘出術を行った1症例

    田島 隆弘, 迫 秀則, 髙山 哲志, 岡本 啓太郎, 内田 かおる, 宮本 伸二 日本心臓血管外科学会雑誌 50 (6), 401-404, 2021-11-15

    <p>症例は64歳男性,右下腿の疼痛と運動麻痺が出現し,右下肢急性動脈閉塞症の診断で当院紹介となった.造影CTで右膝窩動脈以下の完全閉塞所見と,近位下行大動脈に結節状の血栓を認めた.心房細動を認めていたが,血液検査では凝固系異常を来しうる基礎疾患は認めなかった.血栓塞栓症再発の危険性があったため,大腿動脈-大腿静脈バイパス(F-F bypass)による部分体外循環,内視鏡補助下に約10 …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 日本プライマリ・ケア連合学会 専門医部会若手医師部門 病院総合医チームの立ち上げと実績について

    森川 暢, 長野 広之, 松本 真一, 原田 拓, 明保 洋之, 官澤 洋平, 大浦 誠, 宇井 睦人, 崎山 隼人, 朴澤 憲和, 近藤 猛, 内堀 善有, 藤谷 直明 日本プライマリ・ケア連合学会誌 44 (3), 128-131, 2021-09-20

    <p>近年,病院総合医の必要性や重要性が注目されているが,若手の病院総合医が活動できる場はなかった.今回,日本プライマリ・ケア連合学会に,主に10年目以下の若手病院総合医で構成される「病院総合医チーム」という組織を構築した.病院総合医チームの活動内容を報告し,その活動の意義と今後の展望について考察を行う.</p>

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 「人工呼吸器離脱プロトコル」の有効性の検証

    竹下 智美, 清村 紀子, 竹中 隆一, 松成 修, 黒澤 慶子, 塚本 菜穂, 坂本 照夫, 重光 修 Journal of Japan Academy of Critical Care Nursing 17 (0), 31-43, 2021-03-31

    <p>【目的】本研究は,「人工呼吸器離脱に関する3学会合同プロトコル」(以下,「人工呼吸器離脱プロトコル」)の有効性を検証することを目的とする.</p><p>【方法】介入研究(前後比較).介入群:2017年5~10月にA大学病院高度救命救急センターICU(以下,ICU)に入院し24時間以上人工呼吸療法を必要とした18歳以上の患者.コントロール群:2013~2017年の5~10月にICUに入院した…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 肝疾患診療連携拠点病院における肝炎医療コーディネーターの現状

    榎本 大, 日髙 勲, 井上 泰輔, 磯田 広史, 井出 達也, 荒生 祥尚, 内田 義人, 井上 貴子, 池上 正, 柿崎 暁, 瀬戸山 博子, 島上 哲朗, 小川 浩司, 末次 淳, 井上 淳, 遠藤 美月, 永田 賢治, 是永 匡紹 肝臓 62 (2), 96-98, 2021-02-01

    <p>In Japan, each prefecture in collaboration with regional core centers is required to train hepatitis medical care coordinators (HMCCs). In this study, we surveyed the present status of HMCCs in …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献2件

  • 院内製剤業務支援システムの開発と有用性の評価

    炭本 隆宏, 末繁 嘉朗, 岡原 愛, 川中 理香子, 岩田 裕明, 衛藤 大輝, 角井 厚介, 出田 博章, 松田 俊一, 田中 遼大, 龍田 涼佑, 伊東 弘樹 医療情報学 40 (5), 247-255, 2021-01-27

    <p> 今日の薬剤業務では,様々な支援システムを利用することによって,効率化と安全性の向上が図られている.しかしながら,院内製剤業務においては,部分的な業務のシステム化を図った報告はあるものの,原料・製剤品の在庫・期限管理や調製・監査業務全般を管理するシステムの開発に関する報告は少ない.今回,われわれは院内製剤業務全般を管理することを目的として「院内製剤業務支援システム」(以下,業務支援システム…

    DOI 医中誌

  • ハイスループットかつ高感度な6種のアゾール系抗真菌薬および代謝物の同時定量法の開発と臨床応用

    田中 遼大, 白岩 健, 高野 久仁子, 緒方 正男, 甲斐 真己都, 龍田 涼佑, 伊東 弘樹 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-K-7-, 2021

    <p>【目的】血液悪性腫瘍患者は易感染性の宿主が多く、深在性真菌症予防目的にアゾール系抗真菌薬が投与されることが多い。本邦ではフルコナゾール(FLCZ)、イトラコナゾール(ITCZ)、ボリコナゾール(VRCZ)、ポサコナゾール(PSCZ)の4種類が承認されているが、イサブコナゾール(ISCZ)も臨床開発段階にある。これらの薬剤およびITCZの主代謝物であるヒドロキシイトラコナゾール(ITCZ-O…

    DOI 医中誌

  • 同種移植後患者の就労に関する実態調査―慢性GVHD等の自覚症状による仕事・生活への影響に関する検討―

    松浦 朋子, 黒澤 彩子, 山口 拓洋, 森 文子, 森 毅彦, 田中 正嗣, 近藤 忠一, 坂本 周子, 藤井 伸治, 一戸 辰夫, 奈良 美保, 前田 智也, 藤澤 信, 名和 由一郎, 中邑 幸伸, 南口 仁志, 大西 康, 高野 久仁子, 高橋 都, 福田 隆浩 日本造血・免疫細胞療法学会雑誌 10 (4), 172-182, 2021

    <p> 移植後サバイバーにおける慢性GVHD等の自覚症状の有病率と,それらによる仕事,生活への影響度を探索した。対象は同種移植後2年無病生存,調査時年齢65歳未満かつ原病診断時に就労状態の成人患者とし,多施設無記名アンケート調査を実施した。回収率は60%,調査時就労状態にある841人を解析対象とした。92%が34項目いずれかの症状があると回答し,有症状割合が高い臓器は皮膚(78%),関節筋肉(7…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 薬剤投与が発症に関与したと思われる気腫性胃炎の1例

    松成 修, 鍋田 祐介, 山村 亮太, 柴田 智隆 学会誌JSPEN 3 (4), 254-259, 2021

    <p>症例は93歳男性.重症熱中症による痙攣後のTodd麻痺のため経口摂取が困難であり,経鼻経管栄養を実施していた.偽痛風の診断にて投与開始したロキソプロフェンナトリウムと,同じタイミングで投与されたミヤBM<sup>®</sup>の投与開始後に腹痛を訴え,CT検査・レントゲン画像にて門脈気腫をともなう胃粘膜気腫を認めた.気腫性胃炎と診断したが,安静と抗菌薬投与による保存的加療によって胃全摘出を…

    DOI 医中誌

  • 硫酸マグネシウムの低用量併用によりベクロニウムの用量低減が示唆された破傷風の1例

    山村 亮太, 安東 大智, 五十川 達哉, 黒瀬 孝二, 中尾 龍之介, 添田 徹, 伊東 弘樹, 迫 祐介 日本臨床救急医学会雑誌 23 (6), 806-811, 2020-12-28

    <p>82歳,男性。左下腿を受傷10日目より開口障害が現れ,翌日破傷風の疑いのため入院となった。破傷風全身型の第2期と診断し,抗菌薬および抗破傷風ヒト免疫グロブリン製剤を投与した。第4病日より全身の痙縮と後弓反張が出現し,第3期へ移行した。第9病日より人工呼吸器管理とし,痙縮に対しベクロニウムの投与を開始した。第13病日より硫酸マグネシウムを0.3g/時で併用し,徐々にベクロニウムを減量した。第…

    DOI Web Site 医中誌

  • 分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍(BD-IPMN)を合併した,輪状膵に発生した膵頭部癌の1例

    木下 慶亮, 福地 聡士, 村上 和成 膵臓 35 (4), 354-360, 2020-08-31

    <p>輪状膵は,膵実質が十二指腸下行脚を囲む稀な膵先天性異常であり,その頻度は0.015%とされる.輪状膵を有する患者に膵癌を合併することはさらに極めて稀である.今回我々は,輪状膵に膵頭部癌を合併した症例を経験したので報告する.症例は76歳の女性,以前より膵体部分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍(branch duct intraductal papillary mucinous …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • ステロイド減量にともない腸管の罹患部位が移動しつつ症状増悪を繰り返した成人発症IgA血管炎の1例

    林 友和, 岡本 修, 福地 聡士, 広島 康久, 木下 慶亮, 梶本 展明, 蒲池 綾子, 井上 邦光, 村上 和成 日本消化器病学会雑誌 117 (5), 402-412, 2020-05-10

    <p>症例は68歳女性.両膝関節痛と両下腿の皮疹を主訴に当院を受診し,皮膚生検によってIgA血管炎と診断された.入院後に腹痛と下血を認めたが,内視鏡検査にて同疾患の消化器症状と考えた.プレドニゾロンを開始するも減量にともない腸管の罹患部位の移動とともに症状増悪を繰り返した.最終的にメチルプレドニゾロン125mgを開始し,その後漸減したが再燃することなく経過した.本疾患にステロイドは有効だが減量に…

    DOI PubMed 医中誌

  • 右房に迷入した下大静脈フィルターが9年後にバルサルバ洞穿孔をきたした1例

    木津 謙也, 竹林 聡, 森田 雅人, 辛島 千尋, 藤本 書生, 宮本 伸二 心臓 52 (4), 423-427, 2020-04-15

    <p> 49歳女性.主訴は労作時息切れ,動悸.40歳時に巨大卵巣腫瘍加療中に下肢深部静脈血栓を認め,下大静脈フィルター留置も右房に迷入した.フィルター抜去不成功も合併症なく経過観察とした.3年間外来受診していたが以降未受診であった.2018年4月より息切れ,動悸を自覚.6月下旬より増悪し当院受診.CTで右房,右室内にフィルター片,心臓超音波検査でバルサルバ無冠尖洞から右房へのジェットと高度三尖弁…

    DOI 医中誌

  • 左肋間小開胸による心膜開窓術が奏功した <i>Bacteroides fragilis</i> による化膿性心外膜炎の1例

    吉村 健司, 和田 朋之, 田中 秀幸, 首藤 敬史, 川野 まどか, 河島 毅之, 梅野 惟史, 内田 かおる, 穴井 博文, 宮本 伸二 日本心臓血管外科学会雑誌 49 (1), 12-15, 2020-01-15

    <p>症例は70歳の女性.脳出血による右片麻痺のため長期臥床状態,日常生活動作は全介助の状態であった.4年前に肺塞栓症で外科的血栓除去術を施行された.1年前に心不全症状があり,前医にて収縮性心膜炎と診断され,薬物治療をされていた.今回,発熱を主訴に前医を受診し,心エコーで心嚢液貯留を認め,心タンポナーデを疑われ当科紹介入院となった.心嚢穿刺ドレナージで膿性の排液があり,化膿性心外膜炎の診断となっ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 移植後HHV-6B脳炎

    緒方 正男 臨床血液 61 (8), 945-952, 2020

    <p>HHV-6Bは同種造血幹細胞移植後にみられる中枢神経系合併症の主要な原因である。HHV-6B脳炎は1)症状,2)脳脊髄液HHV-6 DNA陽性,3)他に中枢神経系症状を来す明確な原因が確認されない,の3条件で診断される。診断においては脳脊髄液の細胞増加は多くの症例で認めないこと,脳脊髄液のHHV-6 …

    DOI Web Site PubMed

  • 日本神経学会による災害対策:神経難病リエゾンの役割について

    中根 俊成, 溝口 功一, 阿部 康二, 熱田 直樹, 井口 保之, 池田 佳生, 梶 龍兒, 亀井 聡, 北川 一夫, 木村 和美, 鈴木 正彦, 髙嶋 博, 寺山 靖夫, 西山 和利, 古谷 博和, 松原 悦朗, 村松 慎一, 山村 修, 武田 篤, 伊東 秀文, 日本神経学会災害対策委員会 臨床神経学 60 (10), 643-652, 2020

    <p>東日本大震災の甚大な被害を踏まえて日本神経学会の災害対策活動はスタートした.2014年,正式に日本神経学会災害対策委員会が発足し,災害支援ネットワーク構築と指揮発動要件設定を行い,模擬訓練を実施した.2016年の熊本地震で我々は平常時の難病患者リスト作成,個別支援計画策定の重要性を認識し,避難所等における難病患者のサポートのあり方を検討した.2017年,我々は災害対策マニュアルを刊行し,難…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献8件

  • 血管解剖の視点から病態を診る

    清末 一路, 井手 里美, 内田 晋, 久保 毅 脳血管内治療 5 (1), 6-18, 2020

    <p>硬膜動静脈瘻は後天的な血管短絡性疾患であり,比較的遭遇する機会も多く,かつ血管内治療の適応となることも多いため,よく知られている疾患である.しかし,その一方で成因や病態など未だ明らかになっていない点も多い.本稿では血管解剖と血管構築の観点から硬膜動静脈瘻という疾患について考察した.脊髄と頭蓋内の血管構築から硬膜動静脈瘻・硬膜外動静脈瘻を対比すると脊髄における硬膜動静脈瘻は頭蓋内の硬膜動静脈…

    DOI Web Site

  • 妊娠19週で発症し化学療法によって正常分娩に至った急性骨髄性白血病

    柳井 優花, 高野 久仁子, 長松 顕太郎, 坂田 真規, 片山 映樹, 吉田 奈津美, 本田 周平, 河野 利恵, 緒方 正男, 森田 泰介, 西田 欣広, 楢原 久司, 白尾 國昭 臨床血液 61 (3), 228-233, 2020

    <p>症例は26歳女性。妊娠13週に感冒症状で近医受診し,16週の末梢血に芽球を指摘された。妊娠19週の骨髄検査で芽球33%を認め,急性骨髄性白血病と診断。妊娠継続下でdaunorubicinとcytarabineによる寛解導入療法を施行し,寛解が得られた。地固め療法1コース施行後,帝王切開にて児を出産した。術後1週間で地固め療法を再開した。血球減少期に骨盤内膿瘍を合併し,緊急開腹ドレナージ術に…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 下錐体静脈洞の血管形成術

    井手 里美, 清末 一路 日本インターベンショナルラジオロジー学会雑誌 35 (1), 30-39, 2020

    Transvenous embolization (TVE) is a standard treatment for cavernous sinus dural arteriovenous fistulas (CSDAVFs). Although the standard TVE technique, whole sinus packing with multiple coils, is …

    DOI 医中誌

  • 日本版敗血症診療ガイドライン2020

    江木 盛時, 小倉 裕司, 矢田部 智昭, 安宅 一晃, 井上 茂亮, 射場 敏明, 垣花 泰之, 川崎 達也, 久志本 成樹, 黒田 泰弘, 小谷 穣治, 志馬 伸朗, 谷口 巧, 鶴田 良介, 土井 研人, 土井 松幸, 中田 孝明, 中根 正樹, 藤島 清太郎, 細川 直登, 升田 好樹, 松嶋 麻子, 松田 直之, 山川 一馬, 原 嘉孝, 大下 慎一郎, 青木 善孝, 稲田 麻衣, 梅村 穣, 河合 佑亮, 近藤 豊, 斎藤 浩輝, 櫻谷 正明, 對東 俊介, 武田 親宗, 寺山 毅郎, 東平 日出夫, 橋本 英樹, 林田 敬, 一二三 亨, 廣瀬 智也, 福田 龍将, 藤井 智子, 三浦 慎也, 安田 英人, 阿部 智一, 安藤 幸吉, 飯田 有輝, 石原 唯史, 井手 健太郎, 伊藤 健太, 伊藤 雄介, 稲田 雄, 宇都宮 明美, 卯野木 健, 遠藤 功二, 大内 玲, 尾崎 将之, 小野 聡, 桂 守弘, 川口 敦, 川村 雄介, 工藤 大介, 久保 健児, 倉橋 清泰, 櫻本 秀明, 下山 哲, 鈴木 武志, 関根 秀介, 関野 元裕, 高橋 希, 高橋 世, 高橋 弘, 田上 隆, 田島 吾郎, 巽 博臣, 谷 昌憲, 土谷 飛鳥, 堤 悠介, 内藤 貴基, 長江 正晴, 長澤 俊郎, 中村 謙介, 西村 哲郎, 布宮 伸, 則末 泰博, 橋本 悟, 長谷川 大祐, 畠山 淳司, 原 直己, 東別府 直紀, 古島 夏奈, 古薗 弘隆, 松石 雄二朗, 松山 匡, 峰松 佑輔, 宮下 亮一, 宮武 祐士, 森安 恵実, 山田 亨, 山田 博之, 山元 良, 吉田 健史, 吉田 悠平, 吉村 旬平, 四本 竜一, 米倉 寛, 和田 剛志, 渡邉 栄三, 青木 誠, 浅井 英樹, 安部 隆国, 五十嵐 豊, 井口 直也, 石川 雅巳, 石丸 剛, 磯川 修太郎, 板倉 隆太, 今長谷 尚史, 井村 春樹, 入野田 崇, 上原 健司, 生塩 典敬, 梅垣 岳志, 江川 裕子, 榎本 有希, 太田 浩平, 大地 嘉史, 大野 孝則, 大邉 寛幸, 岡 和幸, 岡田 信長, 岡田 遥平, 岡野 弘, 岡本 潤, 奥田 拓史, 小倉 崇以, 小野寺 悠, 小山 雄太, 貝沼 関志, 加古 英介, 柏浦 正広, 加藤 弘美, 金谷 明浩, 金子 唯, 金畑 圭太, 狩野 謙一, 河野 浩幸, 菊谷 知也, 菊地 斉, 城戸 崇裕, 木村 翔, 小網 博之, 小橋 大輔, 齊木 巌, 堺 正仁, 坂本 彩香, 佐藤 哲哉, 志賀 康浩, 下戸 学, 下山 伸哉, 庄古 知久, 菅原 陽, 杉田 篤紀, 鈴木 聡, 鈴木 祐二, 壽原 朋宏, 其田 健司, 高氏 修平, 高島 光平, 高橋 生, 高橋 洋子, 竹下 淳, 田中 裕記, 丹保 亜希仁, 角山 泰一朗, 鉄原 健一, 徳永 健太郎, 富岡 義裕, 冨田 健太朗, 富永 直樹, 豊﨑 光信, 豊田 幸樹年, 内藤 宏道, 永田 功, 長門 直, 中村 嘉, 中森 裕毅, 名原 功, 奈良場 啓, 成田 知大, 西岡 典宏, 西村 朋也, 西山 慶, 野村 智久, 芳賀 大樹, 萩原 祥弘, 橋本 克彦, 旗智 武志, 浜崎 俊明, 林 拓也, 林 実, 速水 宏樹, 原口 剛, 平野 洋平, 藤井 遼, 藤田 基, 藤村 直幸, 舩越 拓, 堀口 真仁, 牧 盾, 増永 直久, 松村 洋輔, 真弓 卓也, 南 啓介, 宮崎 裕也, 宮本 和幸, 村田 哲平, 柳井 真知, 矢野 隆郎, 山田 浩平, 山田 直樹, 山本 朋納, 吉廣 尚大, 田中 裕, 西田 修, 日本版敗血症診療ガイドライン2020特別委員会 日本集中治療医学会雑誌 28 (Supplement), n/a-, 2020

    <p>日本集中治療医学会と日本救急医学会は,合同の特別委員会を組織し,2016 年に発表した日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG) 2016 の改訂を行った。本ガイドライン(J-SSCG 2020)の目的は,J-SSCG 2016 と同様に,敗血症・敗血症性ショックの診療において,医療従事者が患者の予後改善のために適切な判断を下す支援を行うことである。改訂に際し,一般臨床家だけでなく多職種…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 理学療法士における『理学療法の質』に関する意識調査

    岡部 陽介, 梅木 駿太, 坪内 優太, 宇野 勲, 武田 知樹 大分県理学療法学 13 (0), 6-11, 2020

    【目的】 患者の権利意識の向上に伴い,高い医療の質が求められる昨今,PT による理学療法の質に関する認識を調査し,理学療法の質の保証と向上に資する知見を得る事である.【方法】 対象は本調査に協力が得られた理学療法士152名とした.調査内容は,理学療法士の質に関する自由記述を含む自己記入式質問紙調査を行った.解析は,理学療法の質に関する自由記述に対してテキストマイニングの手法により計量的な分析を行…

    DOI 医中誌

  • 同種造血幹細胞移植後human herpesvirus 6B脳炎:知っておきたいこと

    緒方 正男 Journal of Hematopoietic Cell Transplantation 9 (3), 77-82, 2020

    <p> Human herpesvirus 6B(HHV-6B)脳炎は同種造血幹細胞移植における重要な中枢神経合併症である。中枢神経症状発症時にHHV-6B脳炎を疑う状況としてはⅰ)臍帯血移植やHLA不一致非血縁者間移植,ⅱ)移植後2〜6週目での発症,ⅲ)記憶障害や異常感覚,ⅳ)PIR,GVHD,生着症候群の先行,ⅴ)ステロイド使用下での発症,ⅵ)低ナトリウム血症があげられる。HHV-6B脳炎が…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献31件

  • 同種臍帯血移植後に骨髄壊死を合併したpure erythroid leukemia

    長松 顕太郎, 高野 久仁子, 高田 寛之, 吉田 奈津美, 佐藤 隆子, 幸野 和洋, 緒方 正男, 白尾 國昭 Journal of Hematopoietic Cell Transplantation 9 (4), 110-116, 2020

    <p> 急性赤白血病の64歳,女性。非寛解の状態で臍帯血移植を行い,day 19の骨髄検査で白血病細胞残存を認めた。Day 35に特発性肺炎症候群(idiopathic pneumonia syndrome,IPS)を発症し,ステロイドパルス療法,etanerceptの投与を行ったが,効果は乏しかった。Day …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 遠隔画像伝送システムへのクラウド心電図機能の統合

    下村 剛, 藤浪 麻美, 油布 邦夫, 齋藤 聖多郎, 竹中 隆一, 中嶋 辰徳, 三城 英昭, 岡田 憲広, 髙橋 尚彦, 坂本 照夫 日本臨床救急医学会雑誌 22 (5), 671-679, 2019-10-31

    <p>大分県では2017年4月17日より,大分県遠隔画像伝送システムへの機能追加の形でクラウド型12誘導心電図伝送システムの運用を開始した。各消防本部に1台ずつのクラウド心電計を配置し,伝送には,既存のタブレット端末および回線を利用した。このシステムでは5地域中核病院を含む18施設が参加し,大分県の広い範囲を網羅している。運用開始から …

    DOI Web Site 医中誌

  • 神経性やせ症における心嚢液貯留の検討

    上山 由香理, 恒光 千恵, 加藤 佐代, 佐野 成雄, 宮子 博, 手嶋 泰之, 中川 幹子, 髙橋 尚彦 医学検査 68 (4), 626-636, 2019-10-25

    <p>神経性やせ症では,摂食障害により全身にさまざまな合併症を引き起こし,重篤化すると死亡に至る場合がある。心血管系の合併症としては,洞徐脈,心嚢液貯留,僧帽弁逸脱症などが見られる。特に心嚢液貯留は22~71%の患者で存在すると報告されており,神経性やせ症患者に対する心エコー図検査では心機能評価と共に心嚢液貯留の程度やその変化を観察する必要がある。また心嚢液貯留は急激な体重減少,低BMI値,低T…

    DOI 医中誌

  • 腹部外傷診療体制の構築をめざして

    柴田 智隆, 武内 裕, 松成 修, 鍋田 祐介, 猪股 雅史, 坂本 照夫 日本腹部救急医学会雑誌 39 (5), 855-858, 2019-07-31

    ...<p>大分県および大分大学医学部附属病院高度救命救急センター(以下,センター)の現状を示し,方向性を考察する。大分県において,二次救急病院の62%,救命救急センターの75%に大分大学消化器・小児外科教室から医師が派遣されている。しかし,教室内に外傷専門医はいない。センターは2012年10月より稼働し,ドクターヘリの運用も開始した。...

    DOI 医中誌

  • 胸骨部分切開による MICS-AVR 15年後に右肋間小開胸 MICS-AVR を施行した1例

    阿部 貴文, 迫 秀則, 森田 雅人, 髙山 哲志, 田中 秀幸, 安部 由理子, 宮本 伸二 日本心臓血管外科学会雑誌 48 (4), 250-253, 2019-07-15

    <p>胸骨部分切開によるMICS-AVR後に,右肋間小開胸MICS-AVRを施行し,良好な転帰をたどった症例を経験したため報告する.症例は65歳男性.15年前に他院にて大動脈弁閉鎖不全症に対して,胸骨部分切開で生体弁によるMICS-AVRを施行された.術後15年経過したところで動悸や胸部圧迫感の症状が出現し,人工弁機能不全による重度の大動脈弁閉鎖不全症を来しており,再手術の方針とした.前回が胸骨…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 介護老人保健施設に長期入所する高齢者の糖尿病とともに生きる人生の意味づけ

    式田 由美子, 脇 幸子, 濱口 和之 日本糖尿病教育・看護学会誌 23 (1), 7-17, 2019-03-31

    <p><b>【目的】</b>本研究では,介護老人保健施設(以下,老健と略す)に長期入所する高齢者が今後の人生行路の方向づけのために糖尿病とともに生きる自身の人生をどのように意味づけているかを明らかにする.</p><p><b>【方法】</b>糖尿病をもち老健に1年以上入所する高齢者2名を対象にインタビューを行い,逐語録から,管理に影響する条件,編みなおし,軌跡の予想など,病みの軌跡の構成要素を抽出…

    DOI 医中誌

  • サブストラクション・アウトカムモデルを用いた人工呼吸器離脱への介入に関する文献検討

    竹下 智美, 清村 紀子 Journal of Japan Academy of Critical Care Nursing 15 (0), 1-11, 2019-03-01

    <p>【目的】本研究は,既存文献の分析により,人工呼吸器離脱(以下,離脱)への介入に関連した指標を明らかにすることを目的とした.</p><p>【方法】2011~2016年の間に公表された離脱への介入に関する文献を抽出し,サブストラクション・アウトカムモデルで分析した.</p><p>【結果・考察】抽出された13文献を分析した結果,①インプット:基本属性・重症度・身体的特徴, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • フグを中心とした海産物による食中毒の臨床

    黒澤 慶子, 杉田 学 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S3-5-, 2019

    <p>臨床現場では中毒症例は意識的に状況を把握しければ難しいケースが多い。中毒の判断ではその病歴が重要であり、かつ症状から推察するトキシドロームを抑えていないと中毒起因物質の特定に時間を要し、治療介入を遅らせることとなる。マリントキシンとしてよく知られているのは、テトロドトキシン(TTX)でありフグ毒はそのトキシドロームから念頭におかれるものの一つである。TTXの症状は口唇部・指先の痺れといった…

    DOI

  • 急性膵炎にて発症した十二指腸原発濾胞性悪性リンパ腫の1例

    木下 慶亮, 園田 光, 福地 聡士, 梶本 展明, 新関 修, 山下 勉, 岡本 和久, 室 豊吉, 村上 和成 日本消化器内視鏡学会雑誌 61 (8), 1576-1581, 2019

    <p>32歳女性,心窩部痛,背部痛で受診し,高アミラーゼ血症(1,627IU/L)を認めた.CTで膵頭部に造影効果乏しい43×37mm大の腫瘤を認め,腸間膜,傍大動脈リンパ節が腫大していた.上部消化管内視鏡で,十二指腸下行脚に白色顆粒状の小隆起性病変を認め,十二指腸濾胞性リンパ腫と思われた.また,膵周囲の腫大したリンパ節による急性閉塞性膵炎も発症しており,膵管ステントを留置した.PET-CTで右…

    DOI 医中誌

  • α-tACSは視覚運動学習時の誤差修正を促進する

    原田 太樹, 原 正之, 松下 光次郎, 川上 健二, 兒玉 雅明, 河上 敬介, 菅田 陽怜 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-78_2-I-78_2, 2019

    <p>【はじめに,目的】経頭蓋交流電気刺激(transcranial alternating current stimulation: tACS)による交流電流は、短期間のシナプス可塑性をもたらすとされている.運動学習については一次運動野に対するα(α-tACS)及びβ(β-tACS)帯域をターゲットとした刺激が報告されているが,いずれの報告も課題施行中の刺激であり,課題施行前のtACSが運動学…

    DOI

  • 卵巣摘出ラットに対するZoledronateとTreadmill trainingの併用療法が骨微細構造に与える影響

    坪内 優太, 片岡 晶志, 池田 真一, 津村 弘 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-61_1-I-61_1, 2019

    <p>【はじめに、目的】転倒・骨折が原因で要介護状態に陥る高齢者は11.9%であり,その一因である骨粗鬆症の有病率は60歳以上の高齢者で24.9%とされている.高齢社会である我が国において,これらの対策は急務である.骨粗鬆症の治療は,一般的に薬物療法と運動療法が実施されており,薬物療法については,その臨床的効果も示されてきている.一方で,運動療法の効果に関する研究はあるものの,骨強度の規定因子の…

    DOI

  • 6歳男児に発症した視力予後良好のレーベル遺伝性視神経症の1例

    糸谷 真保, 大木 玲子, 山田 喜三郎, 中野 聡子, 久保田 敏昭 神経眼科 35 (4), 412-417, 2018-12-25

    症例は6歳男児.両眼の視力不良があり,視神経疾患の疑いで当科を紹介受診した.初診時視力は両眼とも矯正(0.1).限界フリッカ値は右眼19 Hz,左眼21 Hzであった.視神経乳頭の軽度発赤と乳頭耳側の網膜神経線維層(RNFL)の菲薄化,上方と下方象限のRNFLの肥厚を認めた.また黄斑部の網膜神経節細胞複合体の減少があり,ミトコンドリアDNA検査で11778変異が判明し,レーベル遺伝性視神経症(L…

    DOI 医中誌

  • 体外式左室補助人工心臓から離脱できた重症拡張型心筋症の1例

    三好 美帆, 岡田 憲広, 石井 悠海, 齋藤 聖多郎, 近藤 秀和, 秋岡 秀文, 篠原 徹二, 油布 邦夫, 中川 幹子, 髙橋 尚彦, 穴井 博文, 宮本 伸二 心臓 50 (3), 319-325, 2018-03-15

    <p> 52歳男性.45歳時に拡張型心筋症(DCM)と診断され加療されていたが内服を自己中断していた.201X年12月夜間に呼吸困難にて前医へ救急搬送され,DCMによる慢性心不全急性増悪と診断された.薬物治療が開始されたが,肺うっ血と倦怠感が増悪し当院へ転院した.左室壁運動はびまん性に低下し,左室駆出率(EF)は20%であった.ドブタミン,ミルリノン,フロセミド等を使用したが,次第に血行動態の維…

    DOI 医中誌

  • 非結核性抗酸菌症治療中に気胸を発症した高齢女性の1例

    安藤 克敏, 石井 正紀, 米永 暁彦, 柴崎 孝二, 山口 泰弘, 浦野 友彦, 小川 純人, 秋下 雅弘 日本老年医学会雑誌 55 (1), 136-142, 2018

    <p>症例は82歳女性.X年に胸部異常陰影を認め,他院で非結核性抗酸菌症(NTM症)と診断され,喀痰検査ではMycobacterium avium complex(MAC)が検出されており,以降は未治療で経過観察されていた.当院呼吸器内科でX+15年7月からクラリスロマイシン800 mg/日,エタンブトール750 mg/日,リファンピシン600 …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献4件

  • 二次生着不全に対して移植後シクロフォスファミドを用いたHLA半合致移植が有効であった急性混合性白血病

    片山 映樹, 本田 周平, 吉田 奈津美, 長松 顕太郎, 高野 久仁子, 河野 利恵, 緒方 正男, 白尾 國昭 臨床血液 59 (5), 485-488, 2018

    <p>症例:38歳女性。急性混合性白血病の第一寛解期にHVG方向HLA-DR1座ミスマッチドナーより骨髄破壊的前処置による非血縁者間骨髄移植を実施。移植後21日目に好中球生着,29日目に完全ドナーキメラを達成。その後血球回復が遅延し赤血球,血小板は輸血依存が持続。50日目の末梢血CD3キメリズム検査でレシピエント割合27.3%,63日目にレシピエント割合90%,80日目で95%以上となった。骨髄…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 左室内血栓に対して完全鏡視下経左房的血栓除去術を施行した2症例

    梅野 惟史, 迫 秀則, 髙山 哲志, 森田 雅人, 田中 秀幸, 岡 敬二, 宮本 伸二 日本心臓血管外科学会雑誌 46 (5), 239-242, 2017

    <p>左室内血栓症は,急性心筋梗塞後もしくは心筋症や重症弁膜症などによる低左心機能症例に合併するが,可動性血栓の場合や塞栓症の既往がある場合,さらに心機能が改善傾向にある場合などは積極的外科手術の適応となる.今回,急性心筋梗塞後に左室心尖部血栓を生じた1例と,うっ血性心不全治療中に左室心尖部血栓を生じた1例に対して,右第4肋間から,完全内視鏡下に経左房・経僧帽弁アプローチで外科的血栓除去術を行い…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献2件

  • 内視鏡下副鼻腔手術のインフォームド・コンセントにおける手術説明に関するアンケート調査~眼窩損傷・髄液漏の説明の重要性~

    細矢 慶, 小町 太郎, 浅香 大也, 児玉 悟, 小林 正佳, 中川 隆之, 伊藤 伸, 横井 秀格, 許 芳行, 朝子 幹也, 大久保 公裕 日本鼻科学会会誌 56 (4), 557-563, 2017

    <p>内視鏡下副鼻腔手術は多くの耳鼻咽喉科医が経験する手術の1つである。副鼻腔は複雑な構造と,その部位から,手術により合併症が少なからず発生し得る。また,海外では合併症の訴訟が多数あると報告されており,術前にインフォームド・コンセントを得ることは必須である。しかし,どのように手術説明が行われているかの検討はなされていない。本調査では,手術説明内容の現状を把握することで,その問題点を抽出した。平成…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 両側一期的人工膝関節全置換術を施行した症例の理学療法経過と歩行解析の一考察

    原田 太樹, 坪内 優太, 原田 拓也, 松本 裕美, 井上 仁, 兒玉 慶司, 兒玉 吏弘, 木許 かんな, 須藤 晴香, 池田 真一, 津村 弘 理学療法学Supplement 2016 (0), 0288-, 2017

    <p>【はじめに】</p><p></p><p>両変形性膝関節症(以下両膝OA)に対する両側一期的TKA(以下両側TKA)の報告は近年増加しており,身体機能や深部静脈血栓症などの合併症について報告が散見される。しかし歩行のバイオメカニクスに着目した報告については我々が検索した範囲では見当たらない。</p><p></p><p>今回,年齢が若く患者の強い希望により両側TKAを施行した症例を経験した。そ…

    DOI

  • 第54回日本神経眼科学会総会

    向野 和雄, 中馬 秀樹, 岡野 真弓, 野倉 一也, 石川 均, 中村 誠, 鈴木 利根, 敷島 敬悟, 奥 英弘, 河野 尚子, 田村 弘一郎, 前久保 知行, 畑 匡侑 神経眼科 34 (2), 215-231, 2017

    DOI

  • 膵動静脈奇形による難治性十二指腸潰瘍の1例

    井上 翔太郎, 上尾 哲也, 米増 博俊, 石田 哲也, 福田 昌英, 都甲 和美, 柳井 優香, 永松 秀康, 成田 竜一, 村上 和成 日本消化器病学会雑誌 114 (5), 846-853, 2017

    <p>62歳,男性.心窩部痛の精査で十二指腸潰瘍を認め,プロトンポンプ阻害薬を投与されたが効果なく紹介となった.潰瘍は灰白色で,潰瘍底に線維化が目立った.造影CT検査で膵頭部に蛇行拡張した血管構造を認め,膵動静脈奇形(膵AVM)が疑われた.血管造影検査を行い膵AVMと診断した.最終的に膵AVMにともなう十二指腸潰瘍と診断し,膵頭十二指腸切除術を行った.難治性十二指腸潰瘍の原因に膵AVMも考慮すべ…

    DOI PubMed 医中誌

  • 腰部巨大粘液線維肉腫(Myxofibrosarcoma)の 1 例

    中村 優佑, 後藤 真由子, 石川 一志, 甲斐 宜貴, 板井 健, 上原 幸, 清水 史明, 白下 英史, 猪股 雅史, 糸永 一朗, 津村 弘, 西田 陽登, 駄阿 勉, 横山 繁生, 島田 浩光, 波多野 豊, 藤原 作平 西日本皮膚科 79 (3), 251-254, 2017

    <p>症例は 85 歳,女性。2011 年 1 月に転倒して打撲したのを契機に左腰部に皮下腫瘤を形成した。腫瘤が徐々に増大してきたため,同年 3 月に近医を受診し,当初皮下血腫の診断にて加療されていたが,同年 8 月頃より急激な皮下腫瘤の増大を認めたため,同年 9 月に当科を紹介され受診した。初診時,左腰部に熱感を伴う 15×12 cm で高さが 8 cm …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • Melanocytomaと術前診断した非典型的な画像所見を呈する後頭蓋窩類上皮腫の1例

    豊国 公子, 札場 博貴, 内田 晋, 久光 慶紀, 大西 晃平, 森重 真毅, 下高 一徳, 矢野 茂敏, 藤木 稔 Japanese Journal of Neurosurgery 26 (10), 745-749, 2017

    <p> Melanocytomaと術前診断した後頭蓋窩類上皮腫の1例を報告する. 症例は, 左小脳橋角部から延髄腹側にextra axialの病変を有し, 画像では単純CTで高吸収域, 単純MRIでT1 WI高信号, T2 WI低信号, DWI低信号でありmelanocytomaと術前診断した. 術中所見と病理学的診断から類上皮腫と確定した. 類上皮腫の典型的画像所見は, CT低吸収, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 3種のバイオマーカーで2型糖尿病患者の腎機能低下を予測する

    鈴木 陽介 ファルマシア 53 (12), 1217-1217, 2017

    糖尿病の合併症である糖尿病性腎症は,進行すると末期腎不全に至り,人工透析を余儀なくされる.非糖尿病患者と比較すると,糖尿病患者は末期腎不全に至るリスクが約2倍高いことが報告されているが,2型糖尿病患者のうち実際に糖尿病性腎症を発症する割合はおよそ20〜40%である.そのため,糖尿病性腎症の発症リスクが高い患者を早期に層別化することで,腎不全の進展を予防するための効果的な治療を早期に開始することが…

    DOI 医中誌

  • 防水性マットレスカバーに対するずれにくいシーツ作成法の検討

    秦 さと子, 末崎 夏帆 日本看護技術学会誌 15 (3), 276-280, 2017

    <p> 防水性マットレスカバー (以下, 防水性カバー) に対する左右結び法は三角法に比べてずれの小さい敷シーツ作成法であるか検討するために, 防水性カバーと通気性カバー上にそれぞれ作成した三角法と左右結び法について, 頭側, 足側, 左側, 右側の4ヶ所のずれ幅を測定し比較した. <br/> 防水性カバーを用いた場合は, 頭側, 足側において左右結び法が三角法より有意にずれ幅が小さく, …

    DOI Web Site

  • 頸椎症性脊髄症患者に対し加速度計を用いた歩行解析が有効であった一例

    坪内 優太, 須藤 晴香, 橋本 成矢, 片岡 晶志, 津村 弘 理学療法学Supplement 2016 (0), 0135-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>頸椎症性脊髄症(CSM)は,頸部脊柱管の狭小化により頸髄を圧迫することを特徴とする頸椎の変性疾患である。歩行障害は主症状の一つであり,痙性により拙劣で非効率的なパターンを呈すことが多い。そのため歩行分析は,理学療法アプローチの方針決定に重要となるが,臨床現場の多くは視診で行われており,経験による差や客観性の欠如など信頼性や再現性の問題がある。そ…

    DOI

  • High-flow/high-volume continuous hemodiafiltrationを施行した急性腎傷害を伴う敗血症性ショック34症例の検討

    大地 嘉史, 後藤 孝治, 佐々木 美圭, 荻原 洋二郎, 牧野 剛典, 甲斐 真也, 安部 隆国, 古賀 寛教, 安田 則久, 日髙 正剛, 北野 敬明 日本急性血液浄化学会雑誌 7 (2), 118-121, 2016-12-01

    <p>近年,急性血液浄化療法を敗血症症例に行うことは一般的となった。今回,急性腎傷害を伴う敗血症性ショックにhigh-flow/high-volume continuous hemodiafiltration (CHDF)を施行した34例を対象に,循環パラメーターと腎機能の推移を後ろ向きに検討した。その結果,high-flow/high-volume …

    DOI Web Site

  • 認知症外来患者に対する薬学的ケアの有用性

    佐藤 雄己, 吉岩 あおい, 龍田 涼佑, 山本 恭子, 宮﨑 英士, 伊東 弘樹 医療薬学 42 (11), 767-772, 2016

    <p>The maintenance and improvement of medication compliance is important, and the medication counseling offered to dementia patients by pharmacists also plays an important role in providing …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献4件

  • 歩行時の動揺は腰椎骨密度に影響を与える

    坪内 優太, 川上 健二, 松本 裕美, 井上 仁, 兒玉 慶司, 兒玉 吏弘, 木許 かんな, 原田 拓也, 原田 太樹, 須藤 晴香, 池田 真一, 片岡 晶志, 津村 弘 理学療法学Supplement 2015 (0), 0208-, 2016

    【はじめに】骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版では,運動介入により,骨密度の上昇(グレードA)と骨折の抑制(グレードB)に繋がるとされており,特に衝撃荷重運動や抵抗荷重運動が有効とされている。先行研究では,歩行運動を継続している中年および高齢女性では,継続していない女性に比べ腰椎および大腿骨の骨密度が有意に高値を示すと報告している(Ikeda, …

    DOI

ページトップへ