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検索結果 11,955 件

  • 居室における感染リスク評価手法に関する研究

    庄司 研, 加藤 信介 日本建築学会環境系論文集 89 (819), 251-257, 2024-05-01

    <p>In this study, we propose a quantitative evaluation method and criteria for aerosol infection risk. By using the Wells-Riley model, we derived the infection probability and calculated the number …

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  • 混和材料添加ポリマーセメントモルタルの気中曝露硬化によるひずみ挙動と一軸圧縮特性

    山本 清仁, 金山 素平, 後藤 一稀, 倉島 栄一, 佐藤 勇樹, 鈴木 健史, 高橋 範明 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 154-161, 2024

    <p> ポリマーセメントモルタル(PCM)における気中硬化時のひずみ挙動と硬化後の一軸圧縮特性について調べた.膨張材と収縮低減剤の添加量を変えた供試体を作製し,気中曝露における硬化時のひずみを計測した.また,硬化時のひずみ計測を行った供試体を一軸圧縮し,荷重とひずみを計測した.その結果より,膨張材と収縮低減剤の両方を添加した供試体について,収縮低減剤が空隙水の毛管力を低減させる効果により材齢5日…

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  • 破砕帯のずれ変形が作用するRCトンネルの模型実験

    坂下 克之, 村田 裕志, 畑 明仁, 宮川 義範, 山野井 悠翔, 熊田 広幸 構造工学論文集 A 70A (0), 265-278, 2024

    <p>In this paper, the influence of seismic shear deformation of crush zone on the capacity and failure pattern of RC underground structure is studied by loading experiments using 1/10 scale tunnel …

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  • 中山茂樹氏の討論に対する回答

    江川 香奈, 小島 督弘, 江 文菁, 安藤 繁, 山下 哲郎 日本建築学会計画系論文集 88 (813), 3184-3185, 2023-11-01

    <p>We are grateful for Prof. Nakayama’s discussion to our paper. In this answer, we will give our opinions on questions about the comments on results, scrutiny of descriptions and use of …

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  • 鋼繊維補強コンクリートを用いた短スパン梁の付着割裂性状

    高橋 智也, 小河 雅広, 杉山 智昭, 村松 晃次, 河本 慎一郎, 渡辺 英義, 杉本 訓祥 日本建築学会構造系論文集 88 (813), 1545-1556, 2023-11-01

    <p>Concrete short-span beams might suffer bond splitting failure during a large earthquake due to their short development length. Steel Fiber-Reinforced Concrete is known to be effective in …

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  • 可視化された温熱環境情報が屋外空間の利用に与える影響に関する研究

    深谷 恭平, 村上 暁信 都市計画論文集 58 (3), 1439-1445, 2023-10-25

    <p>近年、わが国では「スマートシティ」のコンセプトのもと、都市空間を対象としたデータ活用や先端技術の実証が進んでおり、今後は屋外空間で過ごす人々のウェルビーイングを向上する新たな情報を模索する必要性があると考えられる。そこで、可視化された温熱環境情報が屋外空間における利用者の生活行動に与える行動変容を観察調査によって把握し、適切な空間利用への誘導という観点から環境情報提示の方法を検証した。温熱…

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  • フィリピン・南北通勤鉄道事業CP01工区におけるRRR工法適用事例

    内田 裕之, 吉田 朋広, 田中 哲也, グエン ホークアン ジオシンセティックス論文集 38 (0), 186-192, 2023-10-10

    本論文(報告)は,フィリピン国にて初めてRRR盛土補強土擁壁を適用した当該工事の実施状況を報告するものである.当該対象工法は,ODAの有償資金協力対象案件(STEP案件)であり,既設高速道路下に計画されている本線部の盛土,車両基地から本線に繋がる分岐線部及び車両基地外周擁壁工事の軌道近接範囲の盛土に適用されている.施工着手前に検討した事項や写真を用いた状況報告に基づき,今後の改善・要望点について…

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  • アラビノキシランの生合成機構と健康機能性に関する研究動向

    鈴木 史朗, 鈴木 聖治, 吉田 光毅 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 35 (207), J63-J67, 2023-09-25

    <p>アラビノキシラン(AX)は、イネ科植物細胞壁の主要なヘミセルロースで、地上で最も多い賦存量と生産量を有するリグノセルロース系バイオマス成分の一つである。AXは、イネ科エネルギー作物の支持組織(茎・葉)では、リグニンと結合した構造多糖としてバイオマス糖化の障壁となる一方、穀物の可食組織(種皮・胚乳)では食物繊維として免疫賦活機能やプレバイオティクス機能などの生理活性を有する。このように、AX…

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  • 鋼繊維補強コンクリートを用いた短スパン梁のせん断特性

    高橋 智也, 小河 雅広, 杉山 智昭, 村松 晃次, 河本 慎一郎, 渡辺 英義, 杉本 訓祥 日本建築学会構造系論文集 88 (811), 1380-1390, 2023-09-01

    <p>Concrete short-span beams might suffer severe damage during a large earthquake. Steel Fiber-Reinforced Concrete is known to be effective for increasing the resilience of concrete members. …

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  • セメント・ゼロのコンクリートを下水管に

    日経コンストラクション = Nikkei construction (798) 27-, 2023-09

    ...シールドトンネル 大成建設は、セメント不使用のコンクリート「T-eConcrete/セメント・ゼロ型」を用いた合成セグメント「T-eCon/Composite Segment」を下水管きょのシールドトンネルに初適用した。事前の実験で下水環境に必要な耐硫酸性と耐摩耗性が普通コンクリート…...

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  • 談合事件で考える入札の競争性

    江副 哲 日経コンストラクション = Nikkei construction (798) 88-90, 2023-09

    ...リニア中央新幹線の品川駅と名古屋駅の工事を巡る談合事件で、起訴された大手建設会社4社のうち大成建設と鹿島の2社は検察と公取委に抗戦。実質的に無競争の発注だったので独禁法違反はあり得ないなどと論陣を張ったものの、1審、2審で連敗した。▲江副 哲 …...

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  • 凹凸面に施工できる3Dプリンター

    日経コンストラクション = Nikkei construction (797) 33-, 2023-08

    ...トンネル 大成建設と東レエンジニアリングDソリューションズ(東京・中央)は共同で、斜面や曲面、凹凸がある面に施工する3次元(3D)プリンティング技術を開発した。両社によれば、平滑でない面にコンクリート構造物を造形する3Dプリンティング技術は建設業界…...

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  • 室蘭市における低圧水素サプライチェーン実証事業

    木村 通, 酒井 佳人, 本岡 功成, 上野 純, 鈴木 伸之, 川原 正人, 立田 紘章 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (4), 457-464, 2023-07-20

    <p>サステナブルなエネルギー社会の実現には,生活基盤となる建物へ安全に水素を供給し利用する技術が求められる。北海道室蘭市にて行った環境省実証事業である,水素吸蔵合金を用いた低圧水素サプライチェーン実証について紹介する。 </p>

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  • シールド工事中の隆起は泥水浸入が原因

    日経コンストラクション = Nikkei construction (796) 24-, 2023-07

    ...トラブル 大林組や大成建設などのJVが広島高速5号のトンネルを泥水式シールド機で掘進中に地表面が管理値を超えて隆起した問題で、原因は地盤内の亀裂に泥水が浸入したことだと分かった。泥水の細粒分などが亀裂内に詰まり、上昇した地表面が戻らなくなった。…...

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  • 高圧力下の長距離圧送実験によるコンクリートの圧送性検討

    太田 貴士, 中村 俊之, 加藤 優志, 後藤 和正, 渡邉 悟士, 黒岩 秀介, 山本 佳城 日本建築学会技術報告集 29 (72), 597-602, 2023-06-20

    <p>In skyscrapers with a height of over 300 m, the pressure required for pumping concrete is expected to reach about 20 MPa. In this study, for the purpose of obtaining basic data for construction, …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • リモコンで切り羽に爆薬装填

    日経コンストラクション = Nikkei construction (795) 31-, 2023-06

    ...山岳トンネル 大成建設とアクティオ(東京・中央)は共同で、山岳トンネル工事において、切り羽に開けた孔に爆薬を素早く装填する装置「T-クイックショット」を開発した。リモコンの操作で、切り羽直下に立ち入らず安全に装薬できる(資料1)。 T-クイックシ…...

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  • 水中重機の新装備で硬岩掘削を短期化

    日経コンストラクション = Nikkei construction (793) 28-, 2023-04

    ...ダム 大成建設は、ダムのリニューアル工事などで使う遠隔操縦が可能な水中作業機「T-iROBO UW(ティーアイロボ・ユーダブリュー)」に装着する硬岩掘削用のアタッチメントを開発した。T-iROBO UWの既存アタッチメントと使い分けることで、水中の様々な地盤に対応…...

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  • 最大応答復元力に基づいたキャップ減衰モデルの開発

    茂木 良宏, 中村 尚弘, 鍋島 国彦, 太田 成 日本建築学会技術報告集 29 (71), 115-120, 2023-02-20

    <p>Stiffness proportional or Rayleigh damping are well-known typical viscous damping, but since it depends on the frequency, it becomes a problem when the damping coefficient is to be kept constant …

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  • 大成建設や大林組が"走行中給電用道路" 道路の舗装材料などが成否を分ける

    日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (1248) 79-84, 2023-02

    最近になって、中国や北欧で電気自動車(EV)の普及に弾みがつき、世界の市場規模は年間1000万台の大台に乗りつつある。一方で、EVが急増したことで、休日の行楽地などでの充電渋滞が顕在化し、EVの充電インフラの課題があらためてクローズアップされる事態にも…

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  • 面震源を用いた有限要素法による地震動解析と岩盤応力に基づく副断層発生領域の推定

    羽場 一基, 澤田 昌孝, 渡辺 和明, 堀 宗朗 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    <p> 断層変位対策の第一歩はその発生位置を予測することであるが,主断層の活動に伴って副次的に形成される副断層の発生位置を推定することは難しい.本論文では,大規模FEMを用いた地震動解析により浅部の岩盤の応力を評価し,その岩盤応力に基づき副断層の発生位置を推定した.まず,FEMを用いた運動学的な地震動解析における面震源の設定方法を定式化し,副断層の評価で重要な断層近傍の応答の評価を可能にした.そ…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 深層学習による気象情報と海岸画像を用いた波浪推定精度向上に関する検討

    宮下 侑莉華, 中村 友昭, 菊 雅美, 趙 容桓, 水谷 法美 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 海岸管理において,波浪情報を把握することは重要である.本研究では,七里御浜井田海岸において,現地海岸画像から作成したオルソモザイク画像と気象情報に深層学習を適用することで高精度な波浪推定モデルの構築を試みた.第三世代波浪推算モデルSWANにより,NOWPHAS三重尾鷲沖の波浪が推定可能であることを示すとともに,SWANの推算結果と海岸画像の二つに畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 空中写真を用いた濁りの平面分布モニタリングに向けた濁度評価方法の検討

    高山 百合子, 大野 剛, 織田 幸伸 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 埋立てや浚渫等により濁りが発生する海洋工事においては,環境保全の観点からその濁りを監視する必要がある.一般的に,濁りの監視は監視点における濁度やSSを計測するが,実際の濁りは面的に広がっているため,点計測では濁りを十分に把握できない問題がある.本研究では,海洋工事における濁りのモニタリングやその拡散予測に活用することを目的に,濁りの平面分布を画像から数値化する手法の開発に取り組んでいる.…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 実大動的免震実験装置E-Isolationのコンセプトと特徴

    高橋 良和, 竹内 徹, 吉敷 祥一, 篠崎 洋三, 米田 雅子, 梶原 浩一, 和田 章 構造物の安全性および信頼性:構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム(JCOSSAR)論文集 10 (0), 344-345, 2023

    <p>E-Isolation was fabricated as a demonstration test machine for the study of high-precision reaction force measurement technology, large dynamic force testing machine technology, and real-time …

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  • 藻場を対象とした環境DNAの分布傾向と採水範囲の検討方法について

    赤塚 真依子, 飯村 浩太郎, 高山 百合子, 源 利文 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    <p> 環境DNAを活用した水生生物モニタリングは経時的な生物情報の収集手段として期待されている.他方,海域では流れの変化が大きく,環境DNA量は採水地点や時刻により変わるため,流れの影響を把握してサンプリングすることが重要である.本研究では固着生物であるアマモを対象に,藻場における環境DNAの時空間分布特性の把握を試みた.海域調査では環境DNAの岸沖方向の分布と藻場内の時間変化を捉えることがで…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • コンクリート製造時に二酸化炭素を固定させる技術

    松元 淳一, 橋本 理, 坂本 淳, 丸屋 剛 コンクリート工学 61 (2), 138-144, 2023

    <p>2050年のカーボンニュートラル化に向けて,各方面でCO<sub>2</sub>削減に関する技術開発が進んでいる。コンクリートの分野では,材料,製造,養生,供用の各ステージにおいてCO<sub>2</sub>を削減する技術開発が必要である。著者らは,コンクリート製造時にCO<sub>2</sub>を固定化させる技術を開発するため実験的検討を行った。その結果,コンクリート1m<sup>3</…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 遺伝的アルゴリズムを用いた建築設備の最適消音設計

    荒木 陽三, 浜田 由記子, 田中 ひかり, 増田 潔 計算力学講演会講演論文集 2023.36 (0), GS-0007-, 2023

    <p>A lot of building equipment which can generate noise is installed in facilities such as factory, disposal center and data center. It is necessary to keep the complex noise levels below the limits …

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  • ロッキング機構を付与したCLT制振架構の開発研究

    松田 和浩, 増田 顕, 角田 裕介, 坂田 弘安 構造工学論文集B 69B (0), 99-109, 2023

    <p>To effectively use the large supplies of wood material obtained from forest thinning, research focused on developing cross-laminated timber (CLT) structures is increasing globally. However, the …

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  • ダムコンクリートの締固め完了範囲の推定と締固め品質管理の可視化

    張 文博, 梁 俊, 新井 博之, 太田 兵庫 コンクリート工学論文集 34 (0), 95-104, 2023

    <p>ダムコンクリートにおける有スランプコンクリートの締固め完了範囲の推定および推定手法の実用化を検討する目的で,粗骨材最大寸法を考慮した試作装置で締固め完了エネルギーを測定した後,内部振動機の振動による累積エネルギーの伝播特性を把握したうえで,両者の関係から締固め完了範囲を推定した。さらに,硬化後コンクリートの圧縮強度,単位容積質量および表層透気性能などによってその推定範囲の妥当性を確認した。…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 着床式洋上風力発電基礎の局所洗掘と対策案に関する実験的検討

    本田 隆英, 織田 幸伸 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 着床式洋上風力施設の代表的な洗掘対策として,基礎周辺への袋詰根固め工の敷設がある.ただし,袋詰根固め工の設置数は100個を超えることも多く,これらの吊降し・敷設作業には多大な時間が必要となる.そこで,洗掘対策施工の工期短縮が期待できる円盤型構造の対策工を提案し,その効果を確認するための水理模型実験を実施した.実験の結果,円盤型対策工単体では十分な洗掘抑制効果は得られなかったが,円盤型対策…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 河川工事のための出水予測における降水予報の誤差分析

    飯村 浩太郎, 高山 百合子, 織田 幸伸 河川技術論文集 29 (0), 605-610, 2023

    <p>安全な河川工事のため,河川の水位予測に降水予報を用いて必要なリードタイムを確保する事例が増えている.しかし,予報降水量は実測降水量に対する誤差が見受けられ,予報降水量が実際よりも過小であると予測水位も過小となり,出水を見逃す懸念がある.そこで本論では,水位予測における見逃しを減らすことを念頭に,メソ数値予報モデルGPV(MSM)の予報降水量の誤差分析を行い,その誤差を考慮した水位予測方法を…

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  • 廃棄物組成推計に用いる近赤外線領域スペクトル情報取得方法に関する検証

    橋本 宏治, 宮田 涼平, 大久保 英也, 佐藤 俊明, 小杉 幸夫 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 105-, 2023

    <p>大規模災害の被災地の仮置場に集積された災害廃棄物の処理計画や仮設の処理施設の配置計画などの策定には、災害廃棄物に含まれている可燃物、不燃物の割合などの組成情報(素材、量)が必要となる。そこで、仮置場に集積される災害廃棄物の組成情報(素材)を、ハイパースペクトルカメラで撮影した近赤外線領域のスペクトル情報を用いた素材の推計手法の開発に着手している。組成情報(素材)の推計に使用する近赤外線域の…

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  • 医療機関における電波利用機器に配慮した建築ガイドライン・同解説-医用テレメータ編-のポイント

    遠藤 哲夫 生体医工学 Annual61 (Abstract), 98_1-98_1, 2023

    <p>医療機関における電波利用機器に配慮した建築ガイドライン・同解説-医用テレメータ編-は、医用テレメータなどの電波を利用した医療機器が安心して使用できる医療施設を計画することを目的として、2021年9月に日本建築学会環境工学規準として発行された。本稿では、建築ガイドラインのポイントを紹介する。設計段階では、病院関係者、建築設計者、医用テレメータメーカが、医用テレメータの設置要件や建築図面等の情…

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  • コンクリートの運搬~受入れ~圧送~打込みにおけるAI/Iot機器の活用による品質変化の見える化

    大友 健, 渡邉 高也, 中村 仁士, 清水 堅, 川島 茂, 江上 雅之, 久森 宏之 i-Constructionの推進に関するシンポジウム講演概要集 2023 (0), 101-104, 2023

    著者らは,コンクリート構築工にクラウド型コンクリート品質管理システムを導入し,製造~施工までのデータをリアルタイムに共有し品質と生産性を向上させる手法の検討を継続している.2022年度には「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」(PRISM)を活用し,AI/IoT技術を活用した現場受入れ品質の全数計測システムの実装に加え,ICTトラックミキサによる運…

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  • 包絡線関数と群遅延時間の関係付けによる模擬地震動作成方法の提案

    坂下 克之, 畑 明仁, 小野 祐輔 土木学会論文集 79 (2), n/a-, 2023

    <p> 模擬地震動作成時の位相の設定方法には,標準的なものとしては波形の包絡形状を規定する方法があるが,サイト固有の位相特性を反映できないこと等から,近年では位相特性の客観的かつ定量的な指標として群遅延時間が注目され,これを用いた模擬地震動作成方法が研究されている.その一般的な方法は,所定の確率分布に従う群遅延時間を振動数軸上でランダムに発生させて位相を決定するというものであるが,作成波は左右対…

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  • 多点針貫入抵抗測定によるセメント改良土の一軸圧縮強度推定

    小林 真貴子, 石井 裕泰, 藤原 斉郁, 笠間 清伸 土木学会論文集 79 (7), n/a-, 2023

    <p> セメント改良地盤の品質は地盤の不均質性や固化材の混合性などの影響を受けるため,適切な品質管理が求められる.一軸圧縮試験による現行の品質管理が,サンプリングされた供試体による標本調査に基づく強度把握であるのに対し,一軸圧縮試験では把握できない弱部の有無や連続的な強度分布を確認できる方法として針貫入試験がある.本研究では,針貫入抵抗値から一軸圧縮強さを推定する式に論理性を加えて,針貫入試験に…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 不規則波を対象とした二重パラペット護岸における越波流量評価手法の検討

    千綿 蒔, 本田 隆英, 織田 幸伸 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 高潮時の越波・越流による浸水リスクの増大が懸念されており,適応策の検討が喫緊の課題となっている.筆者らはこれまでに,高潮浸水への対策として,不透過型の二重パラペット護岸に着目し,規則波を対象とした水理実験にもとづき,二重パラペット護岸の越波流量を算定する評価式を提案した.本研究では,評価式を一部修正するとともに,不規則波に対しても評価式が妥当であることを水理実験結果より確認した.また,広…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 気象分布画像を用いた融雪期における河川水位の予測手法

    大野 剛, 飯村 浩太郎, 高山 百合子 河川技術論文集 29 (0), 557-562, 2023

    <p>融雪に伴う出水が発生するような豪雪地帯で行われる河川工事では,河川工事エリア内の重機や資材を避難させるため,12時間以上先の融雪による出水や水位を把握する必要がある.そこで融雪時期を対象に気象分布画像を用いて深層学習により24時間先の水位を予測する手法を構築し,実測水位と予測水位の相関性を確認した.本手法は重み付けをした入力値を用いて予測精度を高めることを特徴としており,検討した8河川全て…

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  • 圧力勾配を考慮した底泥移動と津波波力に関する実験的研究

    橋本 貴之, 本田 隆英, 織田 幸伸 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    <p> 2011年東日本大震災においてヘドロや底泥を巻き込んだ黒い津波が確認され,津波荷重に対する影響が懸念されている.底泥の含有による密度や粘性の変化が与える影響を定量的に評価することが望まれるが,津波のように非定常かつ圧力勾配が大きい流れに対する底泥移動の既往研究は少ない.本研究では,津波による底泥移動と波力特性の検討を目的とし,移動床による巻き上げ実験と流体密度を変化させた津波衝突実験を行…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • トンネル吹付けコンクリートの生産性向上─大分212号跡田トンネル(東工区)新設工事─

    臼井 達哉, 福島 淳平, 文村 賢一, 鶴田 健太郎 コンクリート工学 61 (2), 160-165, 2023

    <p>NATMにおける一般強度の吹付けコンクリートのポンプ吐出量は12m<sup>3</sup>/h程度で施工することが多く,設備能力の約半分程度しか用いられていない。本工事では,ポンプ圧送による圧送負荷低減の観点からスランプの最適化,水平換算距離の低減を行うことで吐出量の増大に取り組んだ。その結果,吹付けコンクリートのはね返り率を増加させることなく,吐出量の吐出量を20m<sup>3</sup…

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  • 建設分野における外国人技能者受入れ実態調査に基づく好実践事例の抽出

    増山 遼太, 小澤 一雅 土木学会論文集 79 (23), n/a-, 2023

    <p> 我が国において深刻化している人手不足対策の一つとして,外国人技能者受入れのための特定技能制度が2018年に創設された.建設分野においても,2021年度までに6,000人を超える外国人技能者が特定技能の在留資格を取得している一方で,そのほとんどが技能実習生からの移行と言われている.そこで,本研究では,建設分野における特定技能制度の持続的発展を主眼とし,外国人技能者受入れの実態を明らかにする…

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  • CO<sub>2</sub>固定化素材を活用したカーボンキャプチャー都市環境創生に関する基礎研究

    小峯 秀雄, 横井 亨朱, 多賀 春生, 斉藤 泰久, 鈴木 清彦 土木学会論文集 79 (1), n/a-, 2023

    <p> 著者らは,2050年のカーボンニュートラル実現に資するため,社会活動に伴い発生する副産物の中に二酸化炭素を固定化する性能を持つ素材があることに着目して,これらを活用したカーボンキャプチャー都市環境の創生を構想している.本論文では,実際の副産物を複数選定し,独自に開発してきた一定流量通気型CO<sub>2</sub>固定化試験を活用し,CO<sub>2</sub>固定化素材のカーボンキャプ…

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  • 崩壊性の高い砂地盤における泥水泥土複合式シールド工法の掘進管理指標

    出雲 力斗, 前原 健治, 吉本 正浩, 長光 憲一郎, 森 誠, 広野 彩 土木学会論文集 79 (19), n/a-, 2023

    <p> 陥没に対する社会的注目が高まっている状況下で,崩壊性の高い砂地盤を高速掘進するシールド工事を施工した.本工事では,切羽安定性と高速施工を両立することから,泥水式と泥土圧を適宜切り替えることのできる泥水泥土複合式シールド工法を採用した.しかし,両工法の切替について適切な指標は定められていない.そこで,本工事では,暫定的な指標のもとに施工を進め,施工実績から得られたデータを分析し,後続施工に…

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  • 不連続性岩盤の発破掘削と基礎岩盤への発破影響の確認 - パーカッション削孔孔を用いた岩盤確認事例 -

    大河内 誠, 西 智宏, 森 千裕, 山本 高之 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 481-, 2023

    <p>はじめに硬質な岩盤の掘削では、発破掘削がおこなわれる事が一般的である。一方、掘削範囲以深、すなわち基礎掘削面以深には発破影響がないことも望まれる。本報告では、基礎掘削面以深における発破影響の確認事例を紹介する。紹介する内容は、以下の2点である。① 基礎掘削面以下の状況確認は、ボアホールカメラを用いたが、この際の観察孔は、装薬孔削孔に用いられるパーカッション削孔機による孔である。 ② …

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  • 放射性セシウムを含む廃棄物の固型化マトリックスとしてのジオポリマーの適用性

    佐藤 努, 大矢 裕介, Raudhatul Islam Chaerun, 黒田 知眞, 中林 亮, 工藤 勇, 加藤 和茂, 谷口 雅弘 Material Cycles and Waste Management Research 33 (6), 448-455, 2022-11-30

    福島第一原子力発電所の内外で放射性セシウムを含む廃棄物が発生している。これらの廃棄物を安全に保管・運搬・処分するために,どのように処理し安定化体化するのかが大きな課題となってくる。近年,セメントと同じ無機系材料であるジオポリマーが新しい固型化材として注目されるようになってきた。そこで本稿では,放射性セシウムを含む廃棄物の固型化マトリックスとしてのジオポリマーとその適用性について解説し,セシウムを…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • サイバー空間・フィジカル空間に形成される人々の「居場所」の様相に関する研究

    鈴木 茜, 矢吹 剣一, 後藤 智香子, 新 雄太, 吉村 有司, 小泉 秀樹 都市計画論文集 57 (3), 926-932, 2022-10-25

    <p>今日、人々の「居場所」は、フィジカル空間のみならずサイバー空間にも存在すると言えるが、サイバー空間を含め人々がどのような「居場所」を持っているのかは、明らかになっていない。本研究では、サイバー空間およびフィジカル空間に形成される人々の「居場所」の様相を、「居場所」の特性と心理的側面に着目して明らかにすることを目的とする。本研究では、サイバー空間/フィジカル空間、個人的/社会的で4つに分類し…

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  • 瑞泉閣の保存改修工事

    杉江 夏呼, 大久保 洋二, 中谷 扶美子, 藤村 太史郎, 井之上 太 日本建築学会技術報告集 28 (70), 1574-1577, 2022-10-20

    <p>This is an accommodation facility built by The Japan Steel Works on the occasion of the visit by Crown Prince Yoshihito to Hokkaido in 1911. It is still used by the company as a guest house for …

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  • 生物保全対策の効果検証にPCR検査

    日経コンストラクション = Nikkei construction (787) 34-, 2022-10

    ...大成建設は、サンショウウオ類など両生類の生息調査において、「環境DNA分析」を使うことで従来の目視調査よりも長期間にわたって生息情報を得られることを確認した。希少な動植物類の保全対策で代替生息地を整備した際、その対策の効果をより確実に検証でき…...

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  • 月の縦孔・地下空洞を利用した有人拠点のコンセプト

    庄司 研 日本航空宇宙学会誌 70 (9), 187-191, 2022-09-05

    <p>月の縦孔とその先に続く地下空洞は月表面の放射線や飛来物,−170〜110℃の昼夜の温度変化といった厳しい環境の影響を受けない安全性の高い場所である(河野 功ほか,第63回宇宙科学技術連合講演会,2C06, 2019).月表面の短期滞在型の探査拠点での活動を支え,長期滞在を可能とする有人拠点を設けるには,月の地下空洞は有利な場所である.月面での緊張感のあるミッションに対して,これを補完する空…

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  • 公共研究施設のZEB化の取組

    岩村 卓嗣, 信藤 邦太, 小泉 真 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 101 (3), 316-321, 2022-05-20

    <p>本取組は,最先端の省エネルギー・創エネルギー技術を導入し,公共施設で全国トップクラスとなる「Nearly ZEB」の達成を目標として計画した事例である。自然エネルギーを最大限に活用した超高効率熱源システム,次世代人検知センサによる照明・換気制御,太陽光発電設備等により2020年度の運用実績では基準建築物と比較して一次エネルギー67%削減,創エネルギー31%で合計98%削減の「Nearly …

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  • 自動制御ロジック・パラメータを考慮した空調システムのVAV・VWV・CO<sub>2</sub>濃度制御の省エネ効果に関する研究

    山本 慎, 宮田 翔平, 赤司 泰義, 澤地 孝男 空気調和・衛生工学会 論文集 47 (301), 17-25, 2022-04-05

    <p>本報では、前報で構築したシステムシミュレーションを用いることで、中央式空調システムの VAV・VWV・CO<sub>2</sub> 濃度制御に関して要求風量演算式における積分時間や給気温度制御における補正値、各 PI 制御の比例ゲインといった詳細制御パラメータの影響を算出・分析した。負荷の状況によって消費電力量や室温の制御性への影響が変化することや、ダンパ開度制御の比例ゲインといったある一…

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  • 土砂の運搬から積み下ろしまで自動化

    日経コンストラクション = Nikkei construction (780) 17-, 2022-03-28

    ...大成建設とコマツは、土砂の運搬から積み下ろしまでを自動化したダンプトラック「T-iROBO(ティーアイロボ) Rigid(・リジッド) Dump(ダンプ)」を共同で開発した(写真1)。熟練ドライバーが乗って一度操縦すれば、車両が通過した位置や方位、速度などを記…...

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  • キックスケーターに無線給電する床

    日経コンストラクション = Nikkei construction (779) 20-, 2022-03-14

    ...大成建設と大成ロテックは、電動キックスケーターに太陽光発電で生成した電力を無線で供給する「グリーン充電ポート」の実用化に動き出した。バッテリーを交換したりケーブルでつないだりする必要がなく、キックスケーターを充電スポットに止めれば床から給…...

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  • コンクリート舗装でCO₂を固定

    日経コンストラクション = Nikkei construction (778) 21-, 2022-02-28

    ...大成建設は大量の二酸化炭素(CO2)を固定する環境配慮コンクリート「T-eConcrete/Carbon-Recycle(ティー・イーコンクリート/カーボンリサイクル)」を現場打ち舗装に適用した(写真1)。 環境配慮コンクリートで造った石材調建材の舗装ブロック「T-razzo」との併用…...

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  • NEWS 技術:橋の張り出し架設で施工管理を自動化

    日経コンストラクション = Nikkei construction (776) 24-, 2022-01-24

    ...大成建設は、張り出し架設工法による橋梁の上部工事で、自動化技術やICT(情報通信技術)を使って施工管理するシステム「T-CIM/Bridge」を開発した。施工管理を担う現場の作業員を大幅に減らせる。 張り出し架設工法では、移動作業車を使って主桁の先端に1ブロ…...

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  • オールジャパンでとりくむ地層処分のいま

    本島 貴之, 松井 裕哉, 川久保 政洋, 小林 正人, 市村 哲大, 杉田 裕 日本原子力学会誌ATOMOΣ 64 (3), 163-167, 2022

    <p> 第4回では,第3回「処分場の設計と工学技術(その1)」に引き続き,処分場の設計と建設・操業を実現する技術として,地下施設の建設技術,処分場閉鎖後の水みちを防止する技術,廃棄体の回収技術,および閉鎖前の処分場の安全性を評価する技術について現状と各関係機関が進めている取組みの状況を紹介する。</p>

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  • 河道横断面形状の無次元指標の時空間変化に着目した低水護岸の被災リスク評価

    椿 涼太, 森藤 慎, 安廣 健太, 戸田 祐嗣, 尾花 まき子, 重枝 未玲, 内田 龍彦 河川技術論文集 28 (0), 421-426, 2022

    <p>安定河道断面の概念をベースに,無次元指標<i>K</i>に着目し,低水護岸の被災リスク評価手法の検討を行った.先行研究に比べ,被害関数の係数同定に用いるデータ数を増やし,被害無しのデータの割合も増やした.各断面での無次元指標<i>K</i>と標準<i>K</i>値との差について先行研究では,±側両方の差の絶対値をとって統一的に扱っていたが,本検討では標準<i>K</i>値よりも<i>K</…

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  • 最大応答復元力に基づいた頭打ち付き初期剛性比例減衰モデルの振動性状

    茂木 良宏, 中村 尚弘, 鍋島 国彦, 太田 成 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 193-, 2022

    <p>【背景】</p><p>粘性減衰には、広域周期帯で減衰比を一定とさせたい場合に都合が悪い。モード一定減衰が用いられることもあるが、大規模解析では実用性に欠ける難点がある。</p><p>【目的】</p><p>モデル化も単純でありながら、ある程度の振動数非依存性を有すると予想される、キャップ減衰に着目しその実用性について検討する。</p><p>【方法】</p><p>20層魚骨モデルのを対象にキャ…

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  • アンケートによる一般廃棄物最終処分場の廃止事例調査(その3)

    坂本 篤, 庄司 茂幸, 浜田 利彦, 柴田 健司, 渡辺 修士, 小林 正利, 谷澤 房郎, 井塲 道夫, 福島 孝亮, 中村 和弘, 阿賀 裕英, 工藤 友康, 宮脇 健太郎, 石井 一英 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 377-, 2022

    <p>廃棄物最終処分場は埋立開始から供用期間を経て埋立完了、閉鎖ののち一定期間の維持管理を終え廃止に至る。平成10年6月に施行された「一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令の一部を改正する命令」では、最終処分場の構造・維持管理基準の強化、廃止の確認を行うための基準が設定された。近年、最終処分場の廃止事例が増えつつあるが、廃止されないまま存続し続けている施設…

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  • 集成材を側面に配して補強したPCaPC梁の古平町複合施設新築工事への適用

    相馬 智明, 小山 智子, 三崎 利彦, 森山 毅子彦 コンクリート工学 60 (7), 605-610, 2022

    <p>古平町複合施設新築工事は,北海道で初めて「ゼロカーボンシティ宣言」を発した環境配慮に関心の高い古平町が計画した環境配慮型建築物の建設工事である。建築全体で道内の公共施設で初のZEB Readyの環境性能を有するだけでなく,北海道産のカラマツ集成材とプレキャストプレストレストコンクリート(PCaPC)梁とを一体化させた複合梁を開発・適用して,鉄筋コンクリート(RC)造建築物の木質化を実現した…

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  • ZEB化された公共研究施設の性能検証 (第11報)執務室の室内環境測定結果及び自然光利用技術の効果検証

    渡辺 深雪, 関根 賢太郎, 岩村 卓嗣, 信藤 邦太, 横山 大毅 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 173-176, 2022

    <p>本研究施設では、先端性、先導性のある様々な技術を導入している。建物竣工前後の執務室及び研究室の性能検証データを得ることを目的とし室内温熱・光環境実測を実施した。 夏期の室内温熱環境は、設計温度に対してやや低めの傾向にあり相対湿度は高めとなっていた。冬期は室内設計温度を概ね満足している。室内光環境は夏期、冬期とも設計基準400Lxを満足していた。 …

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  • 大規模生産施設でのZEB化実現に関する研究 (第1報)建物の計画概要と計画段階でのエネルギー性能評価

    信藤 邦太, 大木 泰祐, 荒田 史朗, 川久保 俊 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 225-228, 2022

    <p>本計画は、既存建物の老朽化による更新とモノづくりの基盤強化のための成長投資として、新たな工場を建設するプロジェクトである。環境負荷の低減や働く人々の安全、そして地元の地域材の利用等、地域との共存に配慮した計画とした。 パッシブ技術や高効率設備、高度な制御技術を積極的に採用することで、計画段階では『ZEB』を達成することができた。 …

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  • ZEB化された公共研究施設の性能検証 第9報 運転改善によるエネルギー性能向上策の評価とウォームピットの効果検証

    井島 拓也, 奥宮 正哉, 田中 英紀, 鵜飼 真貴子, 横山 大毅, 岩村 卓嗣, 大木 泰祐, 信藤 邦太, 鈴木 遼平, 村上 正吾 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 165-168, 2022

    <p>本報では、空調熱源システムの冷房運転におけるエネルギー性能向上を目的に、2021年度に実施した①低負荷モードの活用、②熱原水温度レベルの低下、③熱原水流量の削減の3つの運転改善の施策内容とその結果について報告する。 また、2020年から稼働を開始した既存残置利用のウオームビット内の環境測定の結果と導入効果について合わせて報告する。</p>

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  • トルネード旋回流を応用した局所的排気システムに関する研究 (第1報)試作機による性能検証

    秋山 和也, 八田 良行, 小川 大州 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.4 (0), 137-140, 2022

    <p>オイルミスト等が発生する生産機器を有する工場では,室内の空気環境の悪化による作業者の健康リスクや火災のリスクを低減させるため,汚染物質の漏洩を抑える対策が求められている。 そこで,本研究では,工場等における環境改善とフレキシブル性の両立に向け,トルネードとなる旋回流を応用した局所排気システムを考案する。 …

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  • 寒冷地型スマートキャンパス実現のための設備システムの研究

    伊藤 里佳子, 龍 英夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.8 (0), 233-236, 2022

    <p>北海道科学大学前田キャンパスでは、「寒冷地型スマートキャンパス」の実現を目指し、-10℃を下回る外気条件に合った熱源供給システムや、雪氷エネルギーを利用した地中熱利用空調システム等の寒冷地特有の省エネルギー技術を導入した。またガスコジェネレーションシステム等の導入を行い、低炭素化を図りながら保安電源を確保し、レジリエンス性の向上を図った。本計画の各種システムの概要と一次エネルギー消費量の推…

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  • 衛星データを活用した濁り平面分布を初期値とした濁り拡散解析の検討

    高山 百合子, 大野 剛, 織田 幸伸 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_859-I_864, 2022

    <p> 埋立て等の濁りが発生する海洋工事においては,翌日の濁り拡散を予測し,工事を進める方法が有効である.実工事においては,計算の初期値となる濁りの平面分布を計測する手法が無いために濁り拡散予測の導入が進んでいない.本研究では,工事に活用可能な濁り拡散予測の精度を確保するために,濁りの平面分布を解析初期値に取り入れる手法の開発を目的とする.本論文では,濁り拡散を捉えた衛星画像を用いて推定濁度分布…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 差分進化による床振動制御用TMDの最適設計

    荒木 陽三, 田口 典生, 増田 潔 最適化シンポジウム講演論文集 2022.14 (0), U00012-, 2022

    <p>Perceptible floor vibration occurs infrequently due to human activities such as walking in steel framed buildings. A general strategy to reduce the floor vibration is to install Tuned Mass …

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  • 鋼繊維補強コンクリートを用いた短スパン梁の開発

    高橋 智也, 渡邉 悟士, 今井 和正, 渡辺 英義 コンクリート工学 60 (8), 661-668, 2022

    <p>コンクリートに鋼製の短繊維を混入した鋼繊維補強コンクリートは,その力学特性を大幅に改善できるため,古くから多くの研究開発が行われてきた。今回,両端にフック形状の定着部を有する鋼繊維を体積比で1.0%程度混入した設計基準強度30~60 N/mm<sup>2</sup>クラスのコンクリートを適用した短スパンRC梁の構造性能確認実験と打込み時の施工性改善のための調合検討を実施した。本報では両検討…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • ZEB化された公共研究施設の性能検証 第8報 運用段階でのエネルギー収支実績(2021年度)

    村上 正吾, 岩村 卓嗣, 信藤 邦太, 大木 泰祐, 井島 拓也, 奥宮 正哉, 田中 英紀, 鵜飼 真貴子, 横山 大毅 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 161-164, 2022

    <p> 本施設は、第1報で報告したように、環境調査・衛生検査のための公共研究施設である。第4報で2019年度におけるエネルギー消費実績(太陽光発電未稼働)を報告し、第5報では2020年度におけるエネルギー収支実績(太陽光発電含む)を報告した。本報においては、2021年度における用途別年間一次エネルギー消費量、太陽光発電システムによる創エネルギー量について実績値の分析を行う。また、計画値、2019…

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  • 密閉型湿式デシカント空調システムの開発 透湿性中空糸膜の検討及び実証機による除湿・加湿実験

    小林 光, 関根 賢太郎, 渡辺 深雪 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.3 (0), 129-132, 2022

    <p>透水性中空糸膜を使用したデシカント空調システムでは、膜を介した除湿・加湿量を確保する必要があります。 本研究では、新しい中空糸膜の除湿・加湿性能調査を実施しました。 LiCl水溶液を使用した膜の基本的な性能を調べ、過去の実験で検証を行った膜と比較しました。 実験に加えて、実証機で実験を行い、実際の性能を確認しました。</p>

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  • トルネード旋回流を応用した局所的排気システムに関する研究 (第2報)実機実験による捕集性能の評価

    八田 良行, 秋山 和也, 小川 大州 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.4 (0), 141-144, 2022

    <p>オイルミスト等が発生する工場等の環境改善に向け,前報では,開放された空間に適用可能なトルネード気流を利用した局所排気システムを考案し,試作機を用いた目視評価と,捕集率を指標としたシミュレーションによる検討を行った。しかし,実測では目視評価に留まり,定量的な評価について課題があった。 そこで本報では,実機を製作し,実大実験による捕集率の評価を行い,本システムの有効性を検証することを目的とする…

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  • オフィスワーカーを対象とした温熱環境に関する心理量調査手法の改善

    荻野 洸希, 山崎 里奈, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.6 (0), 33-36, 2022

    <p>温熱環境評価の目的は、オフィス内の温熱環境の状態を把握し、それが人体にとって適切かどうかを判断・評価することである。仕事が最優先のオフィスワーカーにとって、アンケートは負担が大きい。つまり、回答者の負担を軽減しつつ、オフィスワーカーの温熱環境の満足度に影響を与える不満点を抽出できるアンケートが求められている。そこで本研究では、既存の質問票の内容を精査し、不要な項目や要素を削除して改善し、そ…

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  • 建物・施設における蓄エネルギーシステムに関する研究 蓄電池・水素貯蔵の容量に関する検討

    岡田 健志, 張本 和芳, 七里 彰俊, 関根 賢太郎 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.9 (0), 37-40, 2022

    <p>季節により異なる電力需給バランスの解決策の一つとして、電力の余剰/不足を季節間で融通する蓄エネルギー技術が挙げられる。そこで本研究では建物や施設、地域などの需要家単位での蓄エネルギーの取り組みの可能性を検討するため、長期的な蓄エネルギー技術として注目されている水素を対象とし、蓄電池と水素による蓄エネルギーシステムを検討することを目的としている。</p>

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  • 汚染帯水層を模擬した飽和土壌への<i>Dehalococcoides mccartyi</i> UCH007株導入による塩素化エチレン類の浄化効果

    伊藤 雅子, 内野 佳仁, 三浦 隆匡, 山副 敦司, 高畑 陽 土木学会論文集G(環境) 78 (1), 1-12, 2022

    <p> トリクロロエチレンが溶解した地下水が移流拡散することで生じる帯水層汚染を培養瓶内に模擬し,塩素化エチレン類を完全脱塩素化する<i>Dehalococcoides mccartyi</i> UCH007株を導入することによる浄化効果を確認した.培養瓶内の飽和土壌の間隙に乳酸ナトリウム溶液を添加して20℃で3週間培養し,土壌間隙中の地下水が嫌気的な硫酸還元状態であることを確認後にUCH007…

    DOI Web Site 参考文献25件

  • 後施工プレート定着型せん断補強鉄筋を用いた耐震補強工法の開発と技術の信頼性向上への取り組み

    河村 圭亮, 畑 明仁, 土屋 正彦, 岡本 晋 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 269-277, 2022

    <p> 施工条件に制約がある場合でも適用可能で,鉄筋コンクリート構造物のせん断耐力を増加させる後施工プレート定着型せん断補強鉄筋を用いた耐震補強技術を2005年に開発した.それ以降,各種ニーズに応じて適用範囲拡大の取り組みを継続してきたが,その度に技術の実証に必要と考える実験は欠かすことなく実施してきた.その結果,これまでに約1,000件のインフラ施設で本工法が適用され安全性向上に貢献しているが…

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  • 3次元RBSMによるRC部材のあと施工せん断補強効果に関する解析的検討

    河村 圭亮, 中村 光, 竹村 雅志, 三浦 泰人 土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造) 78 (2), 179-196, 2022

    <p> あと施工せん断補強筋(PHB)で補強したRC部材のせん断抵抗メカニズム解明のため,4つの条件に着目して3次元剛体バネモデルによる数値解析を実施した.1つ目に,PHBの幅方向配置間隔を狭くするとせん断補強効果が高まることを示した.2つ目に,PHBを用いた場合も断面高さの違いによる寸法効果は閉合型スターラップを用いた場合と同様であることを示した.3つ目に,せん断スパン比<i>a/d</i>の…

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 大土被りトンネル掘削時の変位挙動に対する異方性を持つ初期地圧の影響

    佐藤 岳史, 中原 史晴, 青木 智幸, 林 為人, 岸田 潔 土木学会論文集F1(トンネル工学) 78 (1), 55-73, 2022

    <p> 異方性を持つ初期地圧は,大土被り下での硬質堆積岩の掘削時に特定のトンネル変位を誘起する.異方性を持つ地圧の主応力方向と掘削方向とが相関し,切羽前方に地山応力の非対称的な分布や局所的集中を生じ,切羽通過前後における変位を発生させる.赤石山脈で土被り700m以上の,弾性的性状を示す堆積岩を掘削した箇所で初期地圧を調査し,その主応力方向は調査地域を含む広域的な東西圧縮応力場に整合することを把握…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • メソ数値予報モデルGPVを用いた河川流量予測の精度評価

    永野 雄一, 高山 百合子, 織田 幸伸 河川技術論文集 28 (0), 55-60, 2022

    <p>河川増水の際に避難等のリードタイムを確保するためには,降雨予報データに基づく流量予測配信を行うことが望ましい.しかし,流出解析モデルにおいて気象モデルによる降雨予報データを入力とすると,観測雨量を利用する場合と比べて流量予測精度が低下する場合がある.MSM(メソ数値予報モデルGPV)は39時間先までの予報データとなっており,流量予測に有用だと考えられるが,MSMを河川流量予測に用いた場合に…

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  • 降雨分布画像を用いた水位予測手法における予測精度と流域特性の関係について

    大野 剛, 高山 百合子, 織田 幸伸 河川技術論文集 28 (0), 49-54, 2022

    <p>河川工事では重機や資材を避難させる場合,12時間以上先の出水有無や水位を把握する必要がある.著者らは降雨分布画像を用いて深層学習により24時間先の水位を予測する手法を構築した.本稿は,本手法の様々な河川への適用性および予測精度に影響を与える流域特性の抽出を目的として,全国30地点を対象に出水予測の正答割合と流域面積,河川延長の関係を検討した.その結果,流域面積が4,000km<sup>2<…

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  • 因果性に基づく減衰モデルの動的陽解法への適用性検討

    太田 成, 中村 尚弘, 鍋島 国彦, 茂木 良宏 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 195-, 2022

    <p>本報では、減衰比が広範囲の振動数帯で一定となる因果性に基づく減衰モデルの動的陽解法への適用性を検討することを目的とする。 最初に、因果性に基づく減衰モデルの概要と、速度項を後退差分近似した動的陽解法の概要を示す。さらに、線形弾性問題において、実規模を想定した有限要素モデルを用いて数値解析を行い、適用性を検討した。</p>

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  • 超高強度コンクリートの爆裂特性に関する解析的検討

    岩間 慧大, 加藤 優志, 前川 宏一, 馬場 重彰 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 253-, 2022

    <p>本研究では,高温加熱時の超高強度コンクリートの爆裂特性およびPP繊維の効果について解析的に検討を加えた。筆者らが高温時にも適用範囲を広げてきたマルチスケール統合解析システムをさらに拡張した。超高強度コンクリートの加熱実験結果を用いて,本研究における提案モデルの検証を行った。提案モデルでは,コンクリートの引張軟化特性に着目することで,超高強度コンクリートの爆裂特性を適切に表現することが可能と…

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  • 段波による水面の不陸が浮上式建物に与える影響

    谷 翼 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 65-, 2022

    <p>水害に対するレジリエンスを高めた建物として、浮力により浮上する建物の提案が行われている。地球温暖化に伴う降水量の増加に対し、対応可能な浸水深を容易に調整できる有用なシステムと言える。しかし、浮上している状態は安定しているとは言い難く、真にレジリエントな建物とするには、周囲の水が建物に及ぼす種々の影響を考慮する必要がある。水流や水圧等による水平方向の外乱に対する検討が重要であることは容易に想…

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  • 護岸における二重パラペットの越波流量特性に関する実験的研究

    千綿 蒔, 織田 幸伸 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_391-I_396, 2022

    <p> 将来,海面上昇や台風の強大化によって高潮による越波や越流のリスクは高まることが懸念されており,将来の高潮リスクへ適応するには,浸水リスクの評価に加え,適応策の検討が重要である.高潮浸水に対する適応策として,既設護岸の陸側にパラペットを新設し,パラペット間は不透水とした二重パラペット護岸を検討した.二重パラペット護岸については,過去に適用例があるものの,その多くはパラペット間が透水性であり…

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  • 波浪中における大径杭の吊り荷動揺に関する数値解析

    小俣 哲平, 織田 幸伸, 橋本 貴之, 福原 哲 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_277-I_282, 2022

    <p> 洋上風力の着底式基礎の建設において,外洋での大型クレーン船によるモノパイル建込み作業を想定した場合,吊り荷の動揺に対して,稼働率がどこまで確保できるのかを正しく把握することが工程・コスト算定に重要となる.そこで,杭を吊った状態での波浪動揺解析を実施し,吊り荷の挙動について検討した.解析の結果,船体及び吊り荷の固有周期付近で吊り荷は大きく動揺し,その運動は吊り荷の上下端部が逆位相となる2重…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 底泥を対象とした底質の移動に関する実験的研究

    橋本 貴之, 織田 幸伸 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_187-I_192, 2022

    <p> 2011年東日本大震災において底質(土砂,ヘドロなど)を巻き込んだ黒い津波が確認され,その影響が懸念されている.津波に対して海岸構造物を適切に設計するためには,底質の含有による密度や粘性などの変化が与える影響を定量的に評価する必要がある.津波による浮遊砂濃度に関する既往研究は,砂のような比較的粒径の大きい底質を対象としたものが多く,底泥やヘドロのように粒径が数μmの底質を対象としたものは…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ZEB化された公共研究施設の性能検証 (第10報)ベースラインエネルギーによる熱源システムの省エネルギー評価

    鈴木 遼平, 田中 英紀, 鵜飼 真貴子, 奥宮 正哉, 岩村 卓嗣, 信藤 邦太, 大木 泰祐, 井島 拓也, 横山 大毅 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 169-172, 2022

    <p>本報では空調熱源システムの自然エネルギーおよび排熱利用に対する効果推計を目的に、シミュレーションを活用したモデルベース手法によってベースラインエネルギーを算出し、熱源システムのエネルギー消費実績を評価した。具体的には、対象システムの冷房時における井水利用、太陽熱利用、コジェネレーションシステム(以後、CGSと省略)の評価結果を報告する。</p>

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  • 下水道施設のメンテナンスフリーを目指した耐硫酸コンクリートの開発と展開

    宮原 茂禎, 大脇 英司, 藤野 由隆, 伊藤 智章 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 180-188, 2022

    <p> 我が国の下水道施設のコンクリート構造物は標準的な耐用年数である50年を超え始め,改修や改築の需要が増加すると予測される.また,微生物が生成する硫酸により激しく腐食し,早期の補修が必要な場合もある.限られた財源や人員のもとで下水道サービスを継続するには,硫酸に対する抵抗性を高めてメンテナンスフリーや長寿命化に貢献する耐硫酸性をもつコンクリートの開発が望まれる.腐食速度を通常のコンクリートの…

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  • GFRP部材の引張および圧縮強度評価のための実験的研究

    橋本 国太郎, 二見 悠太郎, 岡井 大樹, 日比 英輝, 池田 哲雄 構造工学論文集 A 68A (0), 836-849, 2022

    <p>This study investigated evaluating method of the member strength for channel members fabricated from glass fiber reinforced plastic (GFRP) experimentally. The tensile and compressive tests were …

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  • 人工物工学の設計論に基づく地盤構造物の設計概念の再構築

    栗原 則夫, 末岡 徹, 石井 裕泰 土木学会論文集F4(建設マネジメント) 78 (1), 81-98, 2022

    <p> わが国では,戦後の高度経済成長期の社会インフラ整備に伴って,建設産業は大きく発展した.あわせて設計及び施工技術がそれぞれ進歩し,各種マニュアル化が進む中,地盤構造物に関わる事故やトラブルの回避・抑制に向け継続的な取り組みがなされている.その一環として,地質・地盤リスクマネジメントを地質技術者と地盤技術者を中心に関係者が協働して実践していくことが試みられている.本論文では,地盤構造物の設計…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 実規模RC部材を対象としたあと施工せん断補強効果に関する解析的検討

    宍倉 佳浩, 村田 裕志, 河村 圭亮, 渡辺 和明, 畑 明仁, 永田 聖二, 横田 克哉 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (4), I_253-I_265, 2022

    <p> あと施工プレート定着型せん断補強鉄筋(以下,PHB)のあと施工の影響を考慮した鉄筋コンクリート部材の三次元材料非線形FEM解析は,これまで分散鉄筋でのモデル化の検討例が多く,離散鉄筋によるものはない.本研究では,PHBのあと施工の影響の新たなモデル化手法として,離散鉄筋を用いた手法を提案した.そして,コンクリートと鉄筋の付着すべり関係のパラメータスタディを実施し,PHBの端部定着機構が通…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 実規模RC部材の載荷実験による耐震性能照査基準値の適用性検討

    坂下 克之, 畑 明仁, 渡辺 和明, 村田 裕志, 河村 圭亮, 小松 怜史, 野尻 慶介 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (4), I_138-I_151, 2022

    <p> 構造物の耐震性能照査を材料非線形解析により行う場合の照査基準値(部材厚増分・圧縮縁変位差・偏差ひずみ第二不変量)に対して,地中RC構造物の耐震性能照査手法の高度化を目的として実施した実大規模の試験体を用いた載荷実験結果と照らし合わせて,損傷指標としての適用性を検討した.試験体は1辺1.1mの正方形断面RC柱である.試験ケースは,N-1:基本ケース,P-1:あと施工型せん断補強鉄筋あり,N…

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  • 間隙率が異なる互層地盤の動的挙動における飽和多孔質体u-U定式化の適用性

    宇野 浩樹, 船原 英樹 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 97-, 2022

    <p>水で飽和した地盤の挙動は,固相と液相からなる飽和多孔質体でモデル化され,固相の変位u,液相の変位U,液相の固相に対する平均相対変位w,間隙水圧pによって記述される.定式化にはいくつかの形式があるが,透水性の高い地盤や高周波数成分を含む地震動に対しては,間隙水の慣性が無視できないため,液相の変位Uあるいは平均相対変位wを考慮する必要があると言われている.</p><p>一方,有限要素法による飽…

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  • 環境DNAを活用した藻場モニタリングにおける流れの影響について

    赤塚 真依子, ムチェブエ エドウィン, 高山 百合子, 織田 幸伸, 源 利文 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_865-I_870, 2022

    <p> 海域における環境DNAを活用した生物モニタリングでは,採水地点や時刻の選定のために流れの影響を把握することが重要である.環境DNAと生物の両方が移動する場における流れの影響評価は困難であるため,本研究では固着生物であるアマモを対象とした環境DNA分析結果に対する流れの影響把握を目的とし,実海域の複数地点におけるアマモの環境DNA量と粒子追跡計算による平面分布から流れの影響評価を試みた.ア…

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第17報)運用2年目の執務室における室内温熱環境実測

    山崎 里奈, 荻野 洸希, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 髙橋 好美, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 153-156, 2022

    <p>高層階にある執務室では、放射空調や手動操作の外装自然換気パネルによる自然換気システム等の省エネルギー空調システムを導入している。既報では2020年度運用1年目の市役所執務室で年間を通じて実施した温熱環境実測とアンケート調査結果より、執務空間の温熱環境特性について報告した。本報では、運用2年目の横浜市役所執務室において実施した実測調査より、室内温熱環境の特性把握、及び前年度からの運用変更によ…

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  • NEWS 技術:現場製造が可能な超高強度コンクリート

    日経コンストラクション = Nikkei construction (773) 31-, 2021-12-13

    ...大成建設は、超高性能繊維補強コンクリートなどを施工現場で製造する移動式プラント「T-ITAN(タイタン)モバイルプラント」を開発した(写真1)。UFC(超高強度繊維補強コンクリート)とUHPFRC(超高性能繊維補強セメント系複合材料)のどちらにも対応している…...

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  • 塑性ヒンジ発生位置を制御した鉄筋コンクリート梁の構造性能

    渡辺 英義, 杉山 智昭, 高橋 智也, 阪井 由尚, 脇田 拓弥, 辰濃 達, 河本 慎一郎 日本建築学会構造系論文集 86 (789), 1519-1528, 2021-11-01

    <p> Recently, various studies have been conducted to prevent joint hinging failure of reinforced concrete beam-column joints. In particular, there are many experimental studies related to hinge …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 椛川ダム建設工事における生産性向上の取り組み事例

    前田 豊浩, 黒羽 陽一郎, 小菅 憲正, 片山 三郎 ダム工学 31 (2), 181-188, 2021-09-15

    <p>椛川ダムは香川県高松市塩江町に位置する堤体積43万m<sup>3</sup>の重力式コンクリートダムである。このダムは夜間工事に制限があるため,通常のダム工事のように24時間連続施工ができなかった。そのためダム堤体打設工事における打設中断作業により実打設時間の低下が懸念されたため,施工効率を上げ,生産性を向上することが課題となった。そこで巡航RCD工法の採用とICTを活用して,施工の効率化…

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  • データ利活用型現場管理システムによる生産性向上効果の検証

    片山 三郎, 太田 兵庫, 石井 喬之, 畠山 峻一 ダム工学 31 (2), 212-223, 2021-09-15

    <p>建設業を含む産業界では労働人口の減少が進む中,2024年には改正労働基準法が建設業に適用されるなど,労働環境が著しく変化しており,労働力不足の解消や生産性向上は極めて重要な課題となっている。これに対して,近年Society5.0や国交省の「インフラ分野におけるDXの推進について」などに代表するように,データを利活用して可視化,自動化する,CPS(Cyber-Physical …

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  • 因果性に基づく減衰モデルの動的陽解法への適用性検討

    太田 成, 中村 尚弘, 茂木 良宏 日本建築学会構造系論文集 86 (786), 1168-1179, 2021-08-30

    <p> In recent years, time history response analysis has been carried out using a more elaborate three-dimensional model. The dynamic explicit method does not require solving simultaneous equations …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献6件

  • 都市空間における圧迫感及び開放感に関する研究

    崔 峰云, 宮森 秀志, 小﨑 美希, 平手 小太郎 日本建築学会環境系論文集 86 (786), 758-766, 2021-08-30

    <p> Various studies have been conducted on the factors that influence the oppressiveness, but they cannot be said to be sufficiently quantified. Moreover, these have not been analyzed from the …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 時間並列計算手法 Parareal 法による地下水流動シミュレーションの高速化

    宮城 充宏, 山本 肇, 飯塚 幹夫, 小野 謙二 日本計算工学会論文集 2021 (0), 20210013-20210013, 2021-08-25

    <p>近年,数十万を超える多数のCPUを搭載した超並列計算機が実用化され広く用いられている。このような超並列計算機を効率よく使用するために,演算を各プロセスで並列処理する並列計算手法の研究開発がすすめられてきた.大規模な数値シミュレーションでは,空間領域をプロセス毎に分割し処理する空間領域分割法が適用されることが多い.一方で,比較的中~小規模の問題(例えば,数十万~数百万自由度)を多くの時間ステ…

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  • NEWS 技術:セメント不使用のシールドセグメント

    日経コンストラクション = Nikkei construction (765) 24-, 2021-08-09

    ...大成建設はセメントを全く使わない環境配慮型のコンクリート「T-eConcrete(ティー・イーコンクリート)」を、シールドトンネルの構造部材であるセグメントに国内で初めて適用する(写真1)。従来のコンクリート製のセグメントと比べて、製造時の二酸化炭素(CO2…...

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  • 自動制御ロジック・パラメータを考慮した空調システムのVAV・VWV・CO<sub>2</sub>濃度制御の省エネ効果に関する研究

    山本 慎, 宮田 翔平, 赤司 泰義, 澤地 孝男, 百田 真史 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (293), 23-32, 2021-08-05

    <p>制御ロジック・パラメータに基づく空調機器の挙動を詳細に再現し、様々な制御の省エネ効果を定量的に算出可能な独自のプログラムの構築を行った。実在する実験棟の建物・空調システムを対象としてモデル化し、実験棟で導入されている VAV/VWV制御ロジックを導入した。各計算モデルの精度の検証と実測値との比較を行うことで構築したシミュレーションの妥当性の検証を行った。さらに、構築したシミュレーシ …

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  • NEWS 技術:無人ダンプがトンネル内を自動運転

    日経コンストラクション = Nikkei construction (764) 19-, 2021-07-26

    ...大成建設は、測位衛星による位置情報が得られないトンネル坑内で建機の位置を把握する技術「T-iDraw(ティーアイドロー) Map(マップ)」を開発(写真1)。同技術を使ったクローラーダンプの自動運転に成功した。建機に3次元レーザースキャナー(3D-LiDAR(ライ…...

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  • NEWS 技術:1人でトンネル支保の建て込みが可能に

    日経コンストラクション = Nikkei construction (763) 25-, 2021-07-12

    ...大成建設と建設機械のレンタル事業を手掛けるアクティオ(東京都中央区)は、山岳トンネル工事において、オペレーター1人で鋼製支保を建て込む工法「T-支保工クイックセッター」を開発した。省人化できるだけでなく、危険な切り羽付近での作業や高所作業を減…...

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  • RC杭の損傷特性に関するE-ディフェンス振動台実験

    柴田 景太, 船原 英樹, 長尾 俊昌, 河又 洋介, 田村 修次 日本建築学会構造系論文集 86 (784), 924-933, 2021-06-30

    <p>Seismic damages have been observed on concrete piles after recent large earthquakes. Most, pile damages have been found in such a visible change in superstructures as tilting. If no change is …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • NEWS 技術:2機種の四足歩行ロボットで現場巡視

    日経コンストラクション = Nikkei construction (762) 23-, 2021-06-28

    ...大成建設とTechShare(テックシェア)(東京都江東区)は四足歩行ロボットを遠隔地から操作して、建設現場を巡視するシステムを開発した(写真1)。現場にいる作業者と通話ができる。大成建設は首都圏の建築・土木の現場に導入して実用性を確認した。...

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  • 藤田美術館収蔵庫の建物調査

    杉江 夏呼, 中谷 扶美子, 宮本 育美, 平井 浩之, 鈴木 裕美 日本建築学会技術報告集 27 (66), 1027-1032, 2021-06-20

    <p>The study describes an architectural survey of The Fujita Museum warehouses. The two buildings were built in 1911 immediately after reinforced concrete construction was introduced in Japan. And …

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  • 拡張Rayleigh減衰モデルの3次元骨組解析への適用

    茂木 良宏, 中村 尚弘, 太田 成 日本建築学会構造系論文集 86 (783), 738-748, 2021-05-30

    <p>Recently, large scale time history response analyses are increasing mainly due to the large improvement of computer performance. Since it is well known that the internal damping of many materials …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • 膨張材および収縮低減剤の使用が高強度繊維補強モルタルの諸性能に及ぼす影響

    橋本 理, 渡部 孝彦, 武田 均, 武者 浩透 Cement Science and Concrete Technology 74 (1), 273-280, 2021-03-31

    <p>プレキャストセグメント工法における接合部の間詰材として開発した、早期強度発現性の高強度繊維補強モルタルに対して、膨張材および収縮低減剤を添加した配合の自己収縮低減効果および強度特性や耐久性に及ぼす影響について実験的検討を実施した。その結果、膨張材と収縮低減剤を併用した配合で自己収縮低減効果が大きく、本研究の範囲内では再膨張現象を生じないことや、大きな強度低下が生じないこと、長期耐久性を有し…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 高炉スラグ微粉末を使用したペーストの炭酸化による変質挙動

    宮原 茂禎, 荻野 正貴, 大脇 英司, 坂井 悦郎 Cement Science and Concrete Technology 74 (1), 59-66, 2021-03-31

    <p>高炉スラグ微粉末を大量に使用したコンクリートのペーストと高炉セメントB種のペーストの炭酸化を促進し、C-S-Hの変質挙動に着目してSEM-EDSや<sup>29</sup>Si MAS NMR、<sup>27</sup>Al MAS NMRにより分析した。SEM-EDSの結果から、炭酸化によりスラグやセメント粒子の内部のC-S-HからCaが外部へ移動してCaCO<sub>3</sub>を生…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • NEWS 技術:大気中のCO2を減らすコンクリート

    日経コンストラクション = Nikkei construction (756) 28-, 2021-03-22

    ...大成建設は、打設すればするほど大気中の二酸化炭素(CO2)を減らせるカーボンリサイクル・コンクリートを開発した(写真1)。CO2を原料とした炭酸カルシウムの粉末を使うことで、コンクリートの製造過程で排出されるCO2の量を上回る固定効果を発揮する。コン…...

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