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検索結果 372 件

  • 膝立ち位及び立位における連続的な左右重心移動動作の運動学的・運動力学的特性

    吉田 高幸, 藤澤 宏幸 東北理学療法学 35 (0), 36-43, 2023-08-27

    ...表面筋電図を使用して左右の大腿筋膜張筋,中殿筋,大殿筋の筋活動を計測し,姿勢条件間で比較検討した。</p><p>【結果】立位条件と比較し,膝立ち位条件では体重心の側方移動量が大きく,その側方移動はより股関節内・外転運動に依存していた。一方,有意に大きな筋活動を示したのは大殿筋のみに限られた。</p><p>【結語】膝立ち位はより股関節を中心とした運動制御が成されていた。...

    DOI 医中誌

  • 前十字靭帯再建術後,ランニング再開時にAnterior knee painを起こした症例

    鈴木 岬, 加藤 邦大, 郷田 悠, 丹下 拓海, 来間 弘展 理学療法の科学と研究 14 (1), 14_53-14_56, 2023-03-24

    ...股関節制御機能低下,大腿筋膜張筋の過緊張,中殿筋後部線維の出力低下が大腿内旋と下腿外旋を引き起こし,AKPが生じていると考え,介入した。特に大きな問題点であった股関節制御機能に対して,鏡を用いて修正を試みた。【結果】介入後5週で45分以上疼痛無くランニングが可能となり,術後1年で競技復帰となった。...

    DOI 医中誌

  • 閉鎖運動連鎖を利用した複数の股関節外転筋トレーニングにおける筋電図学的検討

    緒方 政寿, 有働 大樹, 鈴木 裕也, 野口 裕貴, 加納 啓輔 理学療法福岡 36 (0), 88-, 2023

    ...筋活動は、表面筋電図を用いて大殿筋上部線維、中殿筋、大腿筋膜張筋の3筋を測定した。筋電図解析は、最大随意等尺性収縮時における筋活動(maximum voluntary contraction:MVC)を測定し、各種目における最大筋活動をMVCで除した値(%MVC)を指標とした。【結果】6種のCKCトレーニングにおいてサイドステップが最も筋活動が高く、スクワットが最も筋活動が低い値を示した。...

    DOI

  • 遊離大腿筋膜張筋・前外側大腿連合皮弁を用いて腹壁再建を行った人工肛門直下同時性多発大腸癌の1例

    口田 脩太, 佐藤 慧, 大塚 観喜, 吉田 瑛司, 千葉 丈広, 木村 聡元, 舩渡 治 日本外科系連合学会誌 47 (2), 152-159, 2022

    ...<p>腹壁浸潤を伴う進行大腸癌は腹壁合併切除により良好な予後が期待できるが,広範囲な腹壁欠損がある場合は腹壁再建を要する.症例は74歳,男性.30年前に直腸癌に対し,腹会陰式直腸切断術を施行された.今回,人工肛門直下に腹壁浸潤を伴う大腸癌を認め,形成外科と合同で腹壁合併切除を伴う結腸部分切除術と腹壁再建を施行し,人工肛門を再造設した.大腿筋膜張筋(Tensor Fasciae Latae:TFL)皮弁...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 大腿筋膜張筋皮弁による腹壁再建を要した人工肛門部癌の1例

    村松, 里沙, 齋藤, 慶太, 木村, 明菜, 宇野, 智子, 小西, 康宏, 今, 信一郎, 塚本, 有彦, 井畑, 朝紀, 石川, 一郎, 小川, 宰司, 佐々木, 賢一 市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital 46 (1), 5-9, 2021-09-30

    ...メッシュ留置を回避すべく、今回われわれは、比較的稀な人工肛門部癌の根治術に伴う腹壁欠損に対して、大腿筋膜張筋皮弁を用いた腹壁再建術を施行し、良好に経過した1例を経験したので報告する。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 陳旧性上腕三頭筋腱皮下断裂に対して大腿筋膜張筋による再建を施行した1例

    土屋 匡央, 佐竹 寛史, 髙木 理彰 日本肘関節学会雑誌 28 (2), 80-83, 2021

    ...を用い肘頭と面で接触するようにパッチ状に移植した.術後40 週でQuickDASH-JSSH 0 点,スポーツ6.25 点と機能評価は改善し,日常生活およびスポーツ活動に支障はなかった.大腿筋膜張筋を再建材料として,肘頭にパッチ状に縫合した後に上腕三頭筋の緊張度を確認しながら移植長を設定することで良好な結果が得られた....

    DOI 医中誌

  • 股関節開排運動における股関節周囲筋の筋活動

    松本 典久, 村田 伸, 山田 道廣 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 9 (4), 161-165, 2020-01-31

    ...これらの結果から,股関節開排筋力には大腿筋膜張筋,大殿筋,中殿筋,縫工筋が関与しており、股関節開排筋力が股関節周囲筋の総和的筋力を表す指標となることが示唆された。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 脊髄小脳変性症を既往に有し大腿骨転子部骨折を呈した症例のHALの使用経験

    山口 剛司, 河原 佳希, 遠藤 誠, 小串 健志, 三和 真人 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), F-041-, 2020

    ...</p><p>【経過】開始1週後から左鼠径部痛の増悪と大腿筋膜張筋部に疼痛がみられ,歩行訓練が困難となったため,股関節アシストを屈曲位に再設定した.結果,鼠径部痛消失と大腿筋膜張筋部疼痛の軽減により,歩行訓練が可能となった.最終評価は初期時と比較して両側膝蓋腱反射は軽度亢進.徒手筋力は右股関節屈曲11.5→17.2kg,右膝関節伸展11→18.2kg,左股関節屈曲5.4→14.1kg,左膝関節伸展7.2...

    DOI

  • 大腿筋膜張筋のスタティックストレッチングが即時的に膝外反角度に与える影響

    大山 祐輝, 山路 雄彦 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-038-, 2020

    ...<p>【目的】スクワット時は膝外反を制動しつつ実施することが望ましいとされる.膝外反が生じる原因の一つに、大腿筋膜張筋(tensor fascia latae、以下:TFL)などが関与している.従って、本研究ではTFLのスタティックストレッチング(Static stretching、以下:SS)が、スクワット時の膝外反角度にどのような影響を及ぼすか調べることとした....

    DOI

  • 頭蓋骨浸潤を来した後頭部primary mucinous carcinoma of the skinの1例

    久保 環, 井上 知宏, 内田 望美, 佐々木 良子, 持田 耕介, 齋藤 清貴, 大石 王, 守永 圭吾, 梅北 佳子, 盛口 淸香, 丸塚 浩助, 天野 正宏 Skin Cancer 35 (1), 20-26, 2020

    ...当科,脳神経外科,形成外科で腫瘍切除,頭蓋骨・硬膜切除を施行し,大腿筋膜張筋筋膜で硬膜を,人工骨で頭蓋骨を再建し,後頭動脈皮弁形成,分層植皮を行った。病理組織学的にはムチン様の間質に囲まれた腫瘍胞巣が小葉状の構造を形成して増殖し,腫瘍細胞はCK7陽性,CK20陰性でありPMCSに矛盾しない所見であった。骨浸潤を認めるも硬膜浸潤はなく,術後1年9ヵ月経過するが局所再発・転移を認めない。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • McConnell tapingを評価治療に用いた膝前面痛の症例

    宮下 幸平, 石川 雄太 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-033-, 2020

    ...右大腿筋膜張筋は過緊張だが、Over testは陰性だった。触診では右膝蓋骨の内側、下内側への可動域制限、右内側広筋の萎縮がみられた。関節可動域は膝関節屈曲140/155°、伸展-5/0°、股関節の著明な制限を認めなかった。筋力は股関節周囲5/4、大腿四頭筋5/5-。右片脚立位はトレンデレンブルク様あり、内側アーチの低下がみられた。...

    DOI

  • 大腿膝窩動脈バイパス術後に発症した感染性仮性大腿動脈瘤に対して閉鎖孔バイパス術を行った一例

    末廣 泰男, 中平 敦士, 瀬尾 浩之, 窪田 優子, 賀来 大輔, 平居 秀和 日本血管外科学会雑誌 28 (5), 355-359, 2019-09-21

    ...当院にて大伏在静脈を用いて左大腿膝窩動脈バイパス術を施行後,他院にて右下肢の血管内治療のため左鼠径部を穿刺され,17日後に当院に救急搬送された.CTで穿刺が原因と考えられる仮性動脈瘤を認め,破裂孔に対して大伏在静脈によるパッチ形成術を行った.血腫の培養から<i>Staphylococccus aureus</i>(MSSA)を認め,抗生剤加療を行うも吻合部出血をきたし,静脈グラフトによる間置再建術,大腿筋膜張筋...

    DOI 医中誌

  • 人工股関節全置換術後早期のTimed Up & Go Testに影響を与える要因の検討

    直江 祐樹, 南端 翔多, 小山 由貴, 長谷川 正裕, 湏藤 啓広 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-126_1-H2-126_1, 2019

    ...股関節内旋筋は小殿筋前部線維、大腿筋膜張筋、中殿筋前部線維であり、外転筋としても働くこれらの筋の機能が内旋筋力に反映された結果ではないかと考えた。</p><p>【倫理的配慮,説明と同意】対象者には本研究の趣旨と目的を説明し、研究への参加の同意を得た。</p>...

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  • 外側広筋付着部,外側膝蓋支帯周囲組織の滑走性低下により疼痛を呈した膝蓋骨亜脱臼の一症例

    鈴木 秀基, 対馬 栄輝, 坂井 未和, 鴫原 智彦, 小野 洋子, 小林 秀男, 佐藤 真理, 大井 直往 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-168_2-H2-168_2, 2019

    ...</p><p>【介入内容および結果】</p><p>運動療法は,腸腰筋,大腿四頭筋,大腿筋膜張筋,膝窩筋に対するストレッチ,膝蓋骨可動域練習,内側広筋の筋力強化を実施し,エコーによる動態観察後に外側膝蓋支帯に対するストレッチなどを追加した.運動療法開始2週後より右VL付着部・外側膝蓋支帯縦走線維に対する超音波治療を追加した.6週後,左VL付着部にも疼痛を認めたため,除痛目的に体外衝撃波治療を開始した....

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  • Closed kinetic chainトレーニングにおいて股関節外転筋はどの種目で筋活動が高いか

    緒方 政寿, 鈴木 裕也, 野口 裕貴, 山守 健太, 有働 大樹, 栗原 和也, 十時 浩二 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-238_1-H2-238_1, 2019

    ...被検筋は右側の大殿筋上部(G-max)、中殿筋(G-med)、大腿筋膜張筋(TFL)とした。北九州地区6病院の理学療法士に臨床で行う荷重位での股関節外転筋運動種目の事前調査を行い、上位種目の中からスクワット、段差昇降、ブリッジ、サイドステップ、フロントランジ、ラテラルステップアップダウンの6つを課題種目とした。各動作は1回を2秒で5回連続して施行し、動作時表面筋電図を計測した。...

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  • O-20-01 重症心身障害者に対する集中訓練の効果

    峰 優二郎 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 394-394, 2019

    ...目標:座位の安定性向上 治療:臥位にて左腰背部の柔軟性を引きだし、左大腿筋膜張筋のアライメントを修正。座位にて骨盤後傾を促し、腹圧を高めて体幹を抗重力伸展位で保持させる。 結果 腰背部と胸郭後面の柔軟性が向上。大腿筋膜張筋アライメントが改善し左股関節引き込みが軽減。左股関節屈曲70°⇒90°伸展-30°⇒-20°に拡大した。座位では左殿部支持が容易となり、左右差が軽減した。...

    DOI 医中誌

  • 筋の柔軟性と腰痛の関係に関する研究

    望月 沙紀, 渡邊 昌宏 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-231_1-H2-231_1, 2019

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>臨床において、下肢の神経徴候のない急性・慢性の腰痛症患者に対して大腿筋膜張筋とハムストリングスにストレッチを実施することで、疼痛の軽減だけではなく、姿勢や歩容の改善が即時的に得られると言われている。また、ストレッチにより筋を含めた組織柔軟性の維持・向上、筋運動疲労回復の促進、疼痛緩和、精神的リラクセーションが期待されると言われている。...

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  • 最速歩行を利用した代償的筋活動の抽出

    山崎 諒, 戸田 晴貴, 井上 優, 津田 陽一郎 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-63_1-I-63_1, 2019

    ...被検筋は大腿筋膜張筋(TFL), 中殿筋(GMED), 大殿筋上部線維(GMAX U), 大殿筋下部線維(GMAX L)とし, 筋活動の分析は, 積分筋電図(IEMG)分析を用いた. 得られたデータから, 歩き始めと終わりの2歩行周期ずつを除く, 任意の5歩行周期を抽出し, 1歩行周期100%に正規化した. そこから10%ごとに積分値を算出し, 5歩行周期分加算平均を行った....

    DOI

  • 膝蓋下脂肪体の動態改善が膝前部痛に有効であった一症例

    村上 智明, 原 賢治 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-159_1-H2-159_1, 2019

    ...さらに大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、外側広筋、中間広筋、外側膝蓋支帯などの外側支持組織の硬さが膝蓋骨可動性を低下させた。このことから膝蓋骨運動の異常、膝蓋大腿関節の圧力や内側膝蓋支帯縦走線維の伸張ストレス増大が起こり、炎症を生じVMOの萎縮に繋がったと推察した。しかし、以前から基本的な問題として動的アライメント不良、タイトネス、筋力低下等があった可能性は否定できない。...

    DOI

  • 股関節外転角度が側臥位での等尺性股関節外転運動時の体幹筋,股関節外転筋活動に与える影響

    石川 拓実, 土居 誠治, 楠 大吾 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-98_1-I-98_1, 2019

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>側臥位での等尺性股関節外転運動(S-IHA)は股関節外転筋の筋力検査や筋力強化の肢位として最適とされている.S-IHA時の股関節外転角度の増加により,股関節外転トルクの減少と中殿筋(GMe)活動の増加を伴うことが知られているが,大腿筋膜張筋(TFL)や大殿筋上部線維(GMa)を含めた股関節外転筋や体幹筋活動の変化は明らかにされていない.本研究の目的は,異なる股関節外転角度...

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  • 中殿筋収縮エクササイズによる大腿筋膜張筋のストレッチ効果について

    吉井 剛 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-101-F-101, 2019

    ...股関節外転運動に大きく関与する中殿筋の弱化があることによって大腿筋膜張筋(以下TFL)などが過剰に働くこととなる。今回はTFL-腸脛靭帯を二関節筋と仮定し単関節筋の中殿筋収縮運動を実施することによってTFLの優位性を低下させ,TFLにストレッチ効果が発生するのかを検証した。</p><p>【方法】</p><p> 対象は陸上部男子10名,年齢18~20歳。計測肢位は左側臥位にて右足のみ計測。...

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  • 振り向き動作の初動制御に関する研究

    吉田 高幸, 藤澤 宏幸 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-139_2-I-139_2, 2019

    ...骨盤制御に関しては、大殿筋の明らかな筋活動は認められず、股関節屈筋の大腿筋膜張筋、股関節伸筋の大腿二頭筋の明らかな筋活動を認められた。Onset timeに着目すると、速度条件によらず骨盤回旋運動より右大腿筋膜張筋と左大腿二頭筋の筋活動が先行していた。</p><p>【考察】振り向き動作の体重心、圧中心制御に一貫性を認められず、被験者毎のバランス戦略を選択していることが考えられた。...

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  • 大腿骨頭腹側方向への負荷に対する股関節安定化運動時の筋厚変化

    宮地 諒, 森 健太郎, 出口 美由樹, 米倉 佐恵, 波 拓夢 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-140_1-H2-140_1, 2019

    ...</p><p>【結果】</p><p> 安静時と負荷抵抗時の筋厚の比較では小殿筋前部線維のみ有意に低値(P<0.05)を示したが,その他の筋では有意差を認めなかった.各筋の筋厚変化率の比較では小殿筋前部線維が中殿筋前部線維・大腿筋膜張筋よりも有意に高値(P<0.05)を示した....

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  • 短下肢装具での歩行を獲得したTh12完全型脊髄損傷の一症例

    浅井 直樹 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-69_2-E-69_2, 2019

    ...受傷後15か月ころの退院時のASIA下肢運動スコアは右2/左2ポイントで、膝伸展筋の収縮を触れ、キーマッスル以外にも大腿筋膜張筋や中殿筋、内転筋群にも随意収縮を触知できた。感覚機能およびS4,5領域の運動感覚機能には変化がなく、AISはAであった。歩行能力は、短下肢装具とピックアップ歩行器での手添え介助歩行が可能となった。...

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  • CKC運動における中殿筋・大殿筋・大腿筋膜張筋の筋活動量はどの運動が多いか

    鈴木 裕也, 野口 裕貴, 加納 啓輔, 山守 健太, 緒方 政寿, 有働 大樹, 栗原 和也, 十時 浩二 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-142_1-H2-142_1, 2019

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は,健常成人男性10例.被検筋は右下肢の中殿筋・大殿筋上部・大腿筋膜張筋とした.表面筋電図はノラクソン社製表面筋電図テレマイオG2 (EM-601)を使用した.表面電極はAmbu社 ブルーセンサー(M-00-S)を表面筋電図マニュアル(酒井医療株式会社)に基づき,中殿筋・大殿筋上部・大腿筋膜張筋に各2ヶ所ずつと腸骨の計7ヶ所に十分な皮膚処理をした後,電極間距離...

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  • 腸脛靭帯摩擦症候群を疑った変形性膝関節症患者

    吉永 晃大 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-208_1-H2-208_1, 2019

    ...</p><p> これらの評価より大腿筋膜張筋の過緊張(腸脛靭帯摩擦症候群疑い)、あるいはITB-外側広筋、ITB-外側ハムストリングスの滑走不全が疼痛の原因になっているのではないかと推測した。上記障害の原因としては内転筋群の筋力低下による膝外側支持機構の負担増大。また、症例は外出する機会が多く、1日中歩くことも多い。...

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  • 人工股関節全置換術術後の膝伸展筋力低下に及ぼす術前因子の検討

    川淵 敬太 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-260_2-H2-260_2, 2019

    ...大腿神経の外側枝は大腿直筋腱下で大腿筋膜張筋近くまで分布し中間広筋外側と外側広筋を支配している。すなわち、術前可動域の制限因子と考えられる大腿筋膜張筋などの筋、筋膜の柔軟性低下が術後の炎症過程に起因した筋の腫脹や筋緊張を惹起しやすく、筋性の圧迫に伴う大腿神経外側枝のEntrapment により外側広筋、中間広筋の筋出力低下が生じる可能性があると考える。...

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  • 自発運動の出現と、介助量軽減が家族を後押しし、自宅外泊につながった一例

    馬場 新太郎 理学療法学Supplement 46S1 (0), J-76_1-J-76_1, 2019

    ...殿筋群・大腿筋膜張筋の過緊張が軽減し、内転可動域が改善、移乗介助は三人から二人になった。股関節の可動性拡大に伴い、半側臥位の導入を目的に積極的な側臥位での治療を展開、股関節外側、肩甲帯での支持が促せるようになった。</p><p> 入所から1年、側臥位に適応しやすくなり、左右半側臥位と軽度股関節屈曲の姿勢設定を導入。セラピィでは抱っこで抗重力伸展活動と頭部のコントロールが促せるようになった。...

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  • 同種半月板移植術後の関節拘縮に対して共同的推論により良好なROM獲得に至った症例

    目黒 智康, 桒原 慶太, 占部 憲 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-167_1-H2-167_1, 2019

    ...術後不動期間に伴う筋spasm,Gerdy結節からTFL遠位部にかけての滑走不全,膝蓋内外側支帯の滑走不全,膝蓋腱と膝蓋下脂肪体の滑走不全と推察した.拘縮の程度が強いことが推察され,主治医と協議しROM拡大は屈曲90°までは可及的速やかに実施することとした.術後4週で屈曲80°,伸展-10°まで改善したが,その後屈曲角度は80°で停滞した.屈曲end feelは,かなり硬い抵抗性であり,Gerdy結節から大腿筋膜張筋...

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  • 筋の至適長から考える歩行時、下肢振出し力源の解明

    野原 太樹, 国分 貴徳, 小林 章, 喜多 俊介, 庄野 仁美, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-106_1-I-106_1, 2019

    ...筋活動測定には表面筋電図(DELSYS社製,1000Hz)を使用し、大腿筋膜張筋、中殿筋、大殿筋、大腿直筋、内側広筋、大腿二頭筋長頭、前脛骨筋、内側腓腹筋、ヒラメ筋に貼付した。課題は至適歩行速度30秒、その後各筋の最大筋活動量をMMT(Manual muscle testing)に準じて5秒間計測した。...

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  • 歩行様式の違いによる股関節屈筋群の筋活動パターン変化

    治郎丸 卓三 理学療法学Supplement 46S1 (0), G-108_1-G-108_1, 2019

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は健常成人男性10名(年齢:24.6 ± 2.8 歳)とし,表面筋電図計(MQ16)を用いてトレッドミル上歩行での筋活動を測定した.測定筋は腸腰筋,縫工筋,大腿直筋,大腿筋膜張筋とした.トレッドミル上を裸足で,一定速度(5 km/h)での歩幅増大歩行,ノーマル歩行,ピッチ増大歩行の3つの課題をランダムに実施した.ノーマル歩行では,歩行リズムを規定せずに任意のリズム...

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  • 広範な皮下気腫と縦隔気腫を来した腹壁膿瘍を伴うS状結腸癌腹壁浸潤の1例

    森 至弘, 石川 英樹, 西村 洋治, 髙野 道俊, 竹ノ谷 隆, 西澤 雄介, 風間 伸介, 坂本 裕彦, 石川 文隆, 大庭 華子 日本消化器外科学会雑誌 51 (4), 308-317, 2018

    ...男性で,S状結腸癌腹壁浸潤の診断にて手術予定となったが,入院数日前より腹部膨満および左下腹部の発赤・緊満が出現し,入院時にはS状結腸腹壁浸潤部を中心に腹壁膿瘍を形成し,広範な皮下気腫を認め,さらに閉塞性イレウスを来していた.まず人工肛門造設術および切開排膿術を施行した.全身状態の改善を待って,初回手術から42日目に腹壁合併切除を伴うS状結腸切除を施行した.腹壁の欠損部は13×17 cmとなり,有茎大腿筋膜張筋皮弁...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 被験者固有の三次元有限要素モデルを用いた歩行動作下での大腿骨頚部骨接合術後の再骨折リスク評価

    中村 祐貴子, 魏 綾那, 安達 和彦, 野田 光昭 バイオメカニズム 24 (0), 149-157, 2018

    ...筋骨格モデルで推定した歩行時の股関節反力および関節回りの筋力 (中殿筋, 大殿筋, 内転筋, 大腿筋膜張筋) の時刻歴波形を動荷重条件とし, 歩行時の大腿骨近位部の屈曲・伸展運動を変位境界条件とした. これら条件下で被験者固有モデルの応力を解析し, 歩行動作下での大腿骨近位部の時々刻々の応力の変化を可視化した. 本解析は, 術後再骨折リスク評価に有用となる.</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 腹壁浸潤盲腸癌に腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行した1例

    三原 良明, 松下 公治, 平岡 優, 岡本 史樹, 福田 千文, 八岡 利昌, 池田 豊秀, 内村 智生, 木田 孝志 日本外科系連合学会誌 43 (1), 102-108, 2018

    ...<p>患者は75歳男性.既往歴はパーキンソン症候群.虫垂切除術.2016年3月に貧血を指摘され,原因精査にて腹壁浸潤を伴う盲腸癌と診断.術前化学療法として4月よりmFOLFOX6を合計4回施行し腫瘍縮小後,同年6月腹腔鏡補助下回盲部切除術,腹壁合併切除術施行し,右大腿筋膜張筋弁を用いて腹壁再建した.術後経過は良好で,合併症を認めることなく退院となった....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 人工股関節全置換術後の股関節外転運動時の臥位姿勢の違いが術後機能に及ぼす影響

    池松 幸二, 神野 哲也, 加地 啓介, 竹井 仁 理学療法科学 33 (6), 959-964, 2018

    ...〔結果〕股関節外転運動時の大腿筋膜張筋の筋活動は,背臥位群より腹臥位群で低かった.歩行時の中殿筋活動開始時期で交互作用を認め,術後3日では両群で術前より遅くなったが,術後10日では背臥位群より腹臥位群で早くなった.〔結語〕歩行時の中殿筋活動開始時期は THA後に遅くなるが, 腹臥位での股関節外転運動は背臥位での股関節外転運動より, 中殿筋活動開始時期を早めた.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 筋骨格モデルシミュレーションによる歩行中の股関節安定化機構に寄与する筋の検討

    川田 将之, 木山 良二, 大渡 昭彦, 前田 哲男 理学療法学Supplement 2016 (0), 0492-, 2017

    ...対象筋は,右股関節をまたいで走行する筋である,腸腰筋,小・中・大殿筋,大腿筋膜張筋,梨状筋,薄筋,長・大・短内転筋,双子筋,内閉鎖筋,外閉鎖筋,恥骨筋,大腿方形筋,大腿直筋,ハムストリングス,縫工筋とした。本研究では,前額面における筋張力を,頚体角に平行な分力(平行分力)と直交する分力(直交分力)に分解し,平行分力が股関節の安定に寄与すると仮定して分析を行った。...

    DOI

  • 介護予防におけるフラダンスの効果について

    笹野 弘美, 平野 孝行, 森田 良文, 佐藤 徳孝 理学療法学Supplement 2016 (0), 1546-, 2017

    ...これらの動きには主に腰方形筋,内腹斜筋,外腹斜筋,腹直筋,脊柱起立筋,中殿筋,小殿筋,大腿筋膜張筋,大内転筋,長内転筋,短内転筋,恥骨筋,薄筋が働いている。インストラクターの動きはこれらの筋を必要に応じて個々にコントロールしている。介入前の高齢者は筋を上手く利用できていないが,レッスンにより徐々に可能となってきた。...

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  • 股関節肢位の違いによる股関節屈筋群の筋活動パターン

    兵頭 勇太郎, 治郎丸 卓三, 野村 瞬, 中田 康平, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0713-, 2017

    ...<p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>一般的に腸腰筋の筋力低下が認められる場合には,大腿筋膜張筋が過活動となり,このマッスルインバランスは障害に繋がる(Sharmasnn 2002)。したがって,股関節屈筋群の筋活動のバランスを整えることは重要である。...

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  • knee-in,neutral,knee-out肢位の違いによる膝関節周囲筋の筋活動パターン変化

    野村 瞬, 治郎丸 卓三, 中田 康平, 兵頭 勇太郎, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0707-, 2017

    ...両脚立ち条件では,大腿筋膜張筋の活動が,neutral,knee-outに比べknee-inで有意に増大が認められた(p<0.05)。</p><p></p><p></p><p>【結論】</p><p></p><p>knee-inにより,片脚立ちでは外側ハムストリングス,外側広筋の活動が増大し,両脚立ちでは大腿筋膜張筋の活動が増大した。...

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  • シロテテナガザルにおける二足歩行時の体幹・下肢筋活動の基本パターン

    後藤 遼佑, 岡 健司, 中野 良彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0387-, 2017

    ...</p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>1.対象:シロテテナガザル1個体(メス,21歳,体重:6 kg)</p><p></p><p>2.データ収集:表面筋電計(BioLog, S&ME社)を用いて,二足歩行時の身体左側の17の体幹・下肢筋の活動を計測した:脊柱起立筋,腹直筋,外腹斜筋,浅殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,坐骨大腿筋,縫工筋,大腿直筋,外側広筋,半腱様筋,大腿二頭筋,...

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  • トーマステスト変法時の股関節運動に関連する筋の特定

    八木 優英, 建内 宏重, 栗生 瑞己, 水上 優, 本村 芳樹, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0278-, 2017

    ...測定筋は腸骨筋(IL),大腿直筋(RF),縫工筋(SA),大腿筋膜張筋(TFL),長内転筋(AL),中殿筋前部線維(GM)とした。筋へのストレッチ効果を除外するために,条件間に1時間以上休憩し,筋の測定順と測定条件順は無作為に決定した。硬さの指標である筋弾性率により筋張力を推定可能なせん断波エラストグラフィー機能(Super Sonic Imagine社製)を用いて各筋の筋張力を評価した。...

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  • オーバーヘッドスポーツにおける体幹機能評価の検証

    平林 怜 理学療法学Supplement 2016 (0), 1234-, 2017

    ...表面電極貼付位置は広背筋,内腹斜筋,外腹斜筋,大殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,大腿二頭筋,トリガー電極として徒手抵抗位置に貼付した。徒手抵抗位置は大転子から大腿骨外側上顆を結ぶ遠位35cmの位置とした。また徒手抵抗は100Nで3秒間を各肢位に対して7回試行した。各筋の最大随意収縮測定は徒手筋力検査を用い3秒間の最大等尺性運動(MVC)を試行し,3秒間の安定している0.5秒間を%MVCの基準とした。...

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  • P-056 左下腿・足部粉砕骨折と左片麻痺を呈した症例に対する歩容の変化

    風間 康志 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 156-156, 2017

    ...</p><p>【症例紹介】</p><p>80 代男性BrunnStromRecoveryStage(以下:Br-s)Lt4-4-3~4 RtAll6 MMT 体幹3/5 右上下肢4/5 ROM 制限頸椎~ 腰椎椎間関節Flat 両側股関節伸展0°~5°筋緊張低下左大殿筋亢進左大腿筋膜張筋既往歴左下腿・足部粉砕骨折</p><p>【説明と同意】</p><p>本報告はヘルシンキ宣言に則り書面と口頭にて説明...

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  • Direct Anterior Approach(DAA)におけるTHAの術中大転子骨折について

    鎌田 敬子, 関 寿大, 椎木 栄一 整形外科と災害外科 66 (3), 460-462, 2017

    ...【方法】2012年1月から2015年12月までにDAAで施行したprimary THA489例544股(男性105例115股・女性384例429股),平均年齢65.1(27-89)歳を対象とした.大転子骨折の有無を術直後Xpで2群に分け,年齢・性別・BMI・Crowe分類・術前ROM・articulo-trochanteric distance(ATD)・大腿筋膜張筋の損傷の有無・外旋筋群の切離の有無...

    DOI Web Site 医中誌

  • 変形性膝関節症者の歩行における筋シナジーパターンの特徴

    久保田 圭祐, 塙 大樹, 国分 貴徳, 園尾 萌香, 平田 恵介, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0605-, 2017

    ...対象筋は,片側の脊柱起立筋,大殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,股関節内転筋群,大腿直筋,内側広筋,半腱様筋,大腿二頭筋,前脛骨筋,腓腹筋内側頭,ヒラメ筋の計12筋とした。被験者はトレッドミル(3km/h)で30秒の歩行を行い,筋活動データの10歩行周期分の加算平均波形を作成した。筋シナジーの抽出には非負値行列因子分解を用いた。...

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  • 片脚ブリッジ運動が股関節周囲筋の柔軟性に与える効果

    川淵 敬太, 山根 健太, 北村 智之, 間庭 奨大, 出口 晴香 理学療法学Supplement 2016 (0), 0564-, 2017

    ...本研究よりSBは大腿筋膜張筋や大腿四頭筋の柔軟性改善を目的とした運動療法として応用できる可能性が示唆されたが,今後は超音波診断装置などを併用して検討する必要があると考える。</p>...

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  • 片脚ブリッジへの徒手抵抗による大腿筋膜張筋の活動の変化

    楠 大吾, 土居 誠治, 白石 恵資, 石川 拓実, 長野 友美, 野村 京平, 石田 裕也, 渡邊 敦, 青木 健輔, 上田 透 理学療法学Supplement 2016 (0), 0563-, 2017

    ...しかし,一方では股関節外転筋の中で大腿筋膜張筋(TFL)の過活動が問題となる症例を散見する。TFLは中殿筋(GMD)と筋の走行が近く,作用が類似しGMDの代償として活動することも多い。そこで,本研究の目的は片脚ブリッジと片脚ブリッジに抵抗を加えた際の股関節外転筋の活動の変化を明らかにすることとした。...

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  • 筋骨格モデルによる健常成人歩行の筋活性度推定とその妥当性の検討

    喜多 俊介, 小栢 進也, 藤野 努, 久保田 圭祐, 国分 貴徳, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0493-, 2017

    ...表面筋電図電極は左右の脊柱起立筋,右側の腹直筋,大臀筋,中臀筋,大腿筋膜張筋,大腿直筋,半腱様筋,大腿二頭筋長頭,大内転筋,内側広筋,外側広筋,腓腹筋内側頭,長腓骨筋,前脛骨筋,ヒラメ筋の計16筋に貼付した。OpenSimを用い順動力学筋骨格シミュレーション解析を行った。モデルは23自由度92筋を持つモデルを使用し,被験者の体格と姿勢に合わせたモデルを作成,計測した運動学データから動作を再現した。...

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  • 股関節屈曲速度変化による股関節屈筋群の筋活動パターン変化

    中田 康平, 治郎丸 卓三, 野村 瞬, 兵頭 勇太郎, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0389-, 2017

    ...測定筋は腸腰筋(IL),大腿筋膜張筋(TFL),大腿直筋(RF),縫工筋(SA)の4筋とした。被験者は両膝屈曲90°での背臥位となり,30deg/s,120deg/s,210deg/sの3つの等速性股関節屈曲運動課題をランダムに実施した。各課題は,右股関節を対象に股関節屈曲角度-10°~30°の範囲で屈曲運動を行ってもらった。...

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  • 片脚立位時の骨盤・体幹の姿勢変化が股関節屈筋群の筋活動に与える影響

    水上 優, 建内 宏重, 八木 優英, 本村 芳樹, 中尾 彩佳, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0275-, 2017

    ...</p><p></p><p></p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>対象は健常男性15名とし,測定筋は利き脚の腸腰筋(IL),大腿直筋(RF),大腿筋膜張筋(TFL),縫工筋(SA),長内転筋(AL)の5筋とした。IL・SAは超音波画像診断装置(フクダ電子製)で筋腹の位置を確認し,筋活動は筋電図計測装置(Noraxon社製)で測定した。...

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  • 骨盤傾斜角の差異による側方リーチ動作における運動学的分析

    若林 聡美, 佐藤 李奈, 大西 杏奈, 浜野 拓哉, 鈴木 靖之, 山﨑 敦, 加藤 太郎 理学療法学Supplement 2016 (0), 0253-, 2017

    ...</p><p></p><p>【結論】</p><p></p><p>3つの骨盤肢位における%IEMGは4筋ともに有意差を認めなかったが,非荷重側と荷重側の比較では大腿筋膜張筋と中殿筋に有意差がみられた。山田ら(2004)は,前傾位で大殿筋,中間位で中殿筋,後傾位で大腿筋膜張筋が優位に作用すると報告している。しかし本研究では,前傾位・中間位・後傾位における各股関節外転筋の筋活動に差異はみられなかった。...

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  • 股関節外転運動の反復は大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の硬度上昇を継続させるか

    堤 省吾, 浦辺 幸夫, 前田 慶明 理学療法学Supplement 2016 (0), 1267-, 2017

    ...<p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>大腿筋膜張筋(Tensor fasciae latae:TFL)の収縮は腸脛靭帯(Iliotibial band:ITB)を伸張させ,硬度を上昇させることが考えられる。オーバーユースによるスポーツ障がいである腸脛靭帯炎は,陸上競技の長距離選手などに多く発症している。...

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  • O-1-B01 家族のニードに対し職種間で課題を共有し協働して支援を行った事例

    早川 真由, 樋口 滋, 深澤 宏昭, 細田 のぞみ 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 166-166, 2017

    ...取り組みとして、理学療法士は週1回40分、左側臥位にて右臀筋群・右大腿筋膜張筋・右ハムストリングスのストレッチ・マッサージを、生活支援員は週2回、ベッド上での更衣介助時に膝関節伸展運動、ハムストリングスのマッサージを実施した。それぞれ3カ月間取り組み、前後で関節可動域を計測した。 結果 股関節伸展可動域が左右ともに15°改善、膝関節伸展可動域が右10°改善した。...

    DOI 医中誌

  • 妊娠を契機に増大したと推測される長径16cm胸壁デスモイド腫瘍の1例

    帖佐 英一, 綾部 貴典, 森 浩貴, 富田 雅樹, 中村 都英 日本臨床外科学会雑誌 77 (3), 545-551, 2016

    ...症例は29歳,女性.妊娠中に呼吸困難と左胸痛のため入院した.母体を優先して人工妊娠中絶を行った.CT検査およびMRI検査で左前胸壁に心臓を圧排する15×8×16cm大の腫瘍を認めた.超音波ガイド下針生検でデスモイド腫瘍と診断され,手術を施行した.左第7から第10肋骨を含む胸壁を心膜と横隔膜も含めて切除し,広範囲胸壁欠損に対してmeshを用いて再建した.術後創感染をきたしたので,meshを除去し遊離大腿筋膜張筋皮弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 片脚立位時の非支持脚挙上方向の股関節角度の相違が支持脚筋活動に与える影響

    會田 萌美, 武井 圭一, 奥村 桃子, 平澤 耕史, 田口 孝行, 山本 満 理学療法 - 臨床・研究・教育 23 (1), 25-28, 2016

    ...【方法】男子大学生13名を対象に,片脚立位姿勢(非支持脚股関節中間位,外転20度・45度,屈曲30度・90度)を保持させ,支持脚の大殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,腓腹筋内側頭の筋活動を測定した。4筋における股関節中間位と外転位,股関節中間位と屈曲位の肢位間の筋活動を比較した。【結果】非支持脚を外転方向へ挙上した片脚立位では,角度の増大に伴い中殿筋に有意な筋活動の増加を認めた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 股関節屈曲トルク増加に伴う股関節屈筋群の筋活動の変化

    近藤 勇太, 建内 宏重, 水上 優, 坪山 直生, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2015 (0), 0406-, 2016

    ...測定筋は利き脚の腸腰筋(IL)・大腿直筋(RF)・大腿筋膜張筋(TFL)・縫工筋(SA)・長内転筋(AL)の5筋とした。ILの電極貼付部位は鼠径靭帯の遠位3cmとし,超音波診断装置(フクダ電子製)で筋腹の位置を確認し電極を貼付した(電極間距離12mm)。筋活動の測定は筋電図計測装置(Noraxon社製)を用いた。...

    DOI

  • 股関節の運動方向の違いによる腸腰筋筋活動の変化

    水上 優, 建内 宏重, 近藤 勇太, 坪山 直生, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2015 (0), 0088-, 2016

    ...測定筋は利き足の腸腰筋(IL),大腿直筋(RF),大腿筋膜張筋(TFL),縫工筋(SA),長内転筋(AL)の5筋とした。ILの電極貼付部位は鼠径靭帯の遠位3cmとし,超音波画像診断装置(フクダ電子製)で筋腹の位置を確認し電極を貼付した(電極間距離12mm)。筋活動の測定は筋電図計測装置(Noraxon社製)を用いた。各筋の最大筋活動を測定した後,各課題での測定を無作為な順序で行った。...

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  • 変形性股関節症患者における股関節可動域と股関節周囲筋の容積との関連

    今井 智也, 野田 真理子, 平塚 千恵 理学療法学Supplement 2015 (0), 0085-, 2016

    ...股ROMと小殿筋および大腿筋膜張筋の容積に関連は認められなかった。屈曲および外転・内旋ROMの低下は大殿筋・中殿筋・梨状筋の容積の減少に関与していた。本研究の結果,股関節周囲筋の維持・改善には股ROMの増大や姿勢・動作様式の修正の必要性が示唆された。...

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  • 上殿神経が大殿筋を支配する例における詳細な神経の走行について

    荒川 高光 理学療法学Supplement 2015 (0), 0518-, 2016

    ...上殿神経は大殿筋へ筋枝を出した後,中殿筋と小殿筋の間を走行しながら両筋に筋枝を出し,大腿筋膜張筋へ達した。大腿筋膜張筋への筋枝が一部本筋を貫いて筋膜へと出ていた。梨状筋下孔からは脛骨神経と下殿神経が出ていた。下殿神経は大殿筋の下方の筋束へと筋枝を出していた。後大腿皮神経の残りの枝と陰部神経は未確認である。...

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  • ノルディックウォーキングの運動力学的解析②

    吉村 洋輔, 小野 晃路, 伊藤 智崇, 伊勢 眞樹 理学療法学Supplement 2015 (0), 0533-, 2016

    ...大腿筋膜張筋や前脛骨筋,腓腹筋外側頭の筋活動はNWで低下しており,足部や膝部の負荷量の軽減を図る上で有意義な結果が得られた。...

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  • 腸腰筋における表面筋電図法の股関節角度適用範囲の検討

    治郎丸 卓三, 藤谷 亮, 小嶋 高広, 和智 道生, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2015 (0), 0548-, 2016

    ...異なる4つの股関節屈曲角度(-10°,0°,30°,60°)での最大随意等尺性股関節屈曲運動中の股関節屈筋群(腸腰筋,縫工筋,大腿直筋,大腿筋膜張筋)の表面筋電図を記録し,腸腰筋の表面筋電図にcrosstalkの影響が無いかを確認するために,各筋の筋電図信号内における相互相関解析を行った。...

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  • O-030 Closed Kinetic Chain による運動が大腿神経完全麻痺の膝折れに有効であった一症例

    深田亮, 古川誠一郎, 黒岩良太, 天田裕子, 村田淳 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 30-, 2016

    ...上半身のバランス能力が比較的保たれていた.大殿筋による大腿骨の後方牽引と下腿三頭筋により下腿骨の後方牽引に加え,ハムストリングスと大腿筋膜張筋が補助的に作用した.大腿直筋が股関節伸展により伸張され,膝関節伸展となるtenodesis 効果があった.</p>...

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  • 大腿筋膜張筋弁を用いて修復を行った巨大鼠径ヘルニアの1例

    榎田 泰明, 富澤 直樹, 岡田 拓久, 黒崎 亮, 荒川 和久, 安東 立正 日本臨床外科学会雑誌 77 (9), 2315-2319, 2016

    ...感染などを危惧して経過観察としていた.2週前からの左側腹痛と嘔吐を主訴に外来を受診し,S状結腸憩室炎に伴う狭窄・腸閉塞を認めた.人工肛門に減圧チューブを挿入し,抗生剤投与を行うも結腸の通過障害が改善ないため,結腸狭窄と2箇所のヘルニアに対して手術を行った.結腸狭窄に対してはS状結腸切除と人工肛門造設を行い,傍ストマヘルニアは腹直筋鞘の直接縫合を行い修復した.右鼠径ヘルニアに対しては,自家組織(外側大腿筋膜張筋弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • 大腿骨近位部骨折術後早期の股関節外転・伸展反応時間,関節トルクの特性とその回復過程

    田中 貴広, 木村 保, 森 拓也, 澳 昂佑, 川原 勲, 中根 征也, 建内 宏重 理学療法学Supplement 2015 (0), 0089-, 2016

    ...表面筋電計にて中殿筋,大腿筋膜張筋,大殿筋,半腱様筋の筋活動,プルセンサーにて関節トルク,Visual analog scale(VAS)にて股関節痛を記録した。音信号からトルク発現までの時間をRTとし,さらにRTを音信号から筋活動発現までの中枢過程時間(PMT)と筋活動発現からトルク発現までの末梢過程時間(EMD)に分けて分析した。...

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  • 変形性膝関節症に対する骨切り術前後の膝関節内反モーメントと筋張力

    畠山 和利, 松永 俊樹, 齊藤 英知, 巌見 武裕, 小松 綜太, 鈴木 脩介, 鈴木 瞭, 佐藤 峰善, 千田 聡明, 渡邉 基起, 髙橋 裕介 理学療法学Supplement 2015 (0), 0236-, 2016

    ...大腿筋膜張筋の疼痛はアライメント異常から生じていると考えられるため,大腿筋膜張筋のストレッチのみならず膝関節内反モーメントを減少させるように股関節内転筋の筋力強化が重要となる。...

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  • 膝関節術後症例のextension lagについて

    小谷 尚也, 吉村 ゆかり, 後藤 恭輔 理学療法学Supplement 2015 (0), 0832-, 2016

    ...坂本らはTKA術後症例の膝伸展不全には縫工筋と大腿筋膜張筋の過活動が関与していることを報告している。HAL-SJを用いた運動において症例からは「楽に膝が伸ばせた」,「力の入れ方がわかった」との訴えがあり,また,HAL-SJ実施中の大腿四頭筋の活動電位の変化からも上記の過剰収縮が抑制され,適切な運動パターンを学習出来た可能性が示唆される。...

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  • 歩行速度の変化に伴う筋シナジーパターンの特徴的な因子の分析

    久保田 圭祐, 園尾 萌香, 塙 大樹, 国分 貴徳, 平田 恵介, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2015 (0), 0546-, 2016

    ...対象筋は両側の脊柱起立筋,左側の大腿直筋,内側広筋,外側広筋,大腿筋膜張筋,股関節内転筋群,大殿筋,中殿筋,半腱様筋,大腿二頭筋,前脛骨筋,腓腹筋内側頭,腓腹筋外側頭,ヒラメ筋とした。被験者は安静立位からトレッドミル(0.5,1,2,3,5km/h)の開始とともに約10周期の歩行を行い,4~9周期目までのデータを使用した。...

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  • 異なる立位姿勢が体幹・股関節筋活動に与える影響

    藤谷 亮, 篠山 大輝, 杉本 優海, 長谷川 七海, 林 穂乃花, 小嶋 高広, 和智 道生, 治郎丸 卓三 理学療法学Supplement 2015 (0), 0589-, 2016

    ...対象筋は腹直筋,外腹斜筋,内腹斜筋,腰部腸肋筋,胸部腸肋筋,多裂筋,大殿筋上部,大殿筋下部,大腿筋膜張筋大腿筋膜張筋,縫工筋,大腿直筋の12筋とし,いずれも測定は右側とした。得られた筋電図データは,筋電図解析ソフト(Kissei Comtec社製KineAnalyzer)を用いて,全波整流処理を行い,MVCを基に各姿勢に合わせ正規化した。...

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  • 大腿筋膜張筋の静的ストレッチングが腸脛靭帯の硬度に与える影響

    堤 省吾, 浦辺 幸夫, 前田 慶明, 藤井 絵里, 森山 信彰, 岩田 昌 理学療法学Supplement 2015 (0), 1329-, 2016

    ...【はじめに,目的】腸脛靭帯(ITB)は大腿筋膜張筋(TFL)と大殿筋の一部を起始とし,ガーディー結節に付着する筋膜様組織である。腸脛靭帯炎はランニングやサイクリングなどの同じ動作を反復するようなスポーツに多く,ITBと大腿骨外側上顆間に生じる摩擦の繰り返しが原因である。またITBの緊張の高さは,腸脛靭帯炎発症のリスクファクターであることが報告されている。...

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  • ジスキネティック脳性麻痺児一症例に対する立位保持装置の検討

    並木 裕美, 大石 智美, 岩橋 智史, 北原 エリ子, 北山 光俊, 伊澤 奈々, 田中 弘志 理学療法学Supplement 2015 (0), 0895-, 2016

    ...[薬物治療]BTX;4歳7ヶ月~5歳2ヶ月(部位;腰背筋,広背筋,大腿筋膜張筋,中殿筋,内外側ハムストリングス)25~50単位,計4回。NB;5歳9ヶ月より実施(坐骨,閉鎖神経)計2回施行[PT]1歳11ヶ月より当院外来PT開始。PT評価:寝返り・座位保持困難。頸部・体幹の右側への捻転を伴った伸展および右股関節屈曲内転の筋緊張亢進あり。姿勢変化や精神的興奮により増悪。...

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  • 左内側膝蓋大腿靭帯再建術・外側支帯解離術後のextension lagに対し、HAL single jointが有効であった一例

    喜瀬 直紀, 後藤 恭輔, 小谷 尚也, 福田 宏幸, 斉田 和哉, 鎌田 聡, 森下 登史, 井上 亨, 塩田 悦仁 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 107-107, 2016

    ...また、HAL-SJ使用前後にて筋電図評価を行い、電極添付部位は内側広筋・大腿直筋・外側広筋・縫工筋・大腿筋膜張筋・半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋に貼付した。</p> <p>【結果】</p> <p>HAL-SJ使用前はextension lag50°であった。単関節HAL初回(術後7日目)でextension lag50°→35°と改善がみられた。...

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  • 人工膝関節全置換術後患者における杖歩行自立可否に関する因子の検討

    東島 直生, 古川 拓馬, 佐藤 健仁, 井手 衆哉, 園畑 素樹, 馬渡 正明 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 22-22, 2016

    ...可変的要因である術側股関節外転筋力について、股関節外転筋力は主に中殿筋、大殿筋、大腿筋膜張筋であり、歩行時の骨盤安定化、前額面における側方姿勢制御に関わる。股関節外転筋力が不十分なことで、前方への推進力低下、歩行効率の低下となり安定したT字杖使用しての歩行、また、自立困難となる原因と考えられる。...

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  • 歩行時における体幹回旋筋と股関節周囲筋の筋活動の特性について

    岡澤 和哉, 加藤 浩 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 235-235, 2016

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は健常男性17名(平均年齢19.1±0.7歳)とした.被検筋は左右内腹斜筋(右OI,左OI),右大腿筋膜張筋(TFL),右中殿筋(GMed),右大殿筋(GMax)の5筋とした.課題動作は10m計測路を4回自由歩行させた.解析に関して,量的評価として積分筋電図(IEMG)解析を行った.歩行時のIEMGは全てMVC時のIEMGで補正し,相対的IEMG(%IEMG)...

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  • P-101 側臥位での股関節外転運動時の中臀筋の関与率について

    小嶋賢人, 櫻井靖芳 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 285-, 2016

    ...DELSYS 社の筋電図計を外腹斜筋・内腹斜筋・大腿筋膜張筋・中臀筋に装着し、各筋に最大等尺性収縮を行わせ、MaxMVC を測定した。試技1 では通常の側臥位股関節外転運動を最大外転位において15 秒間の等尺性収縮で行った。試技2 では被検者の側腹部をRedCord 社のレッドーコードを用いて床面より7cm 拳上させ脊柱の側屈を是正した肢位にて、肢位1 と同様に計測を行った。...

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  • 変形性股関節症における人工股関節全置換術後の足趾爪切り動作方法と股関節可動域の関係

    木下 一雄, 吉田 啓晃, 青砥 桃子, 桂田 功一, 岡道 綾, 樋口 謙次, 中山 恭秀, 安保 雅博 理学療法学Supplement 2014 (0), 0377-, 2015

    ...しかし,臨床的に大腿筋膜張筋から殿筋筋膜や胸腰筋膜の伸張性が関与している場合もあり,今後は股関節内転可動域等の影響も検討したい。また,開排群に関しては体前屈群や不可能群よりも外旋,外転,踵距離において差が認められた。体前屈位はハムストリングスの影響を受けやすく,胸部から腰部の屈曲により代償している場合が多い。...

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  • 大腿軟部肉腫切除術後の膝関節伸展筋力と股関節機能及び歩行との関連性

    石田 昂彬, 田中 厚誌, 吉村 康夫, 山鹿 隆義 理学療法学Supplement 2014 (0), 1070-, 2015

    ...【結果】対象症例の切除筋内訳は大腿直筋,外側広筋,内側広筋,中間広筋,縫工筋,大腿筋膜張筋であった。膝伸展筋力と有意な相関を認めた項目は,股関節屈曲筋力(r=0.64),膝関節屈曲可動域(r=0.62),MWS(r=-0.52)であった。しかし,股関節伸展,内転,外転筋力,股関節可動域および膝関節伸展可動域との間に相関は認めなかった。...

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  • 当院でのTHA患者における退院時の爪切り動作の自立割合について

    平瀬 智, 大西 伸悟, 西山 隆之 理学療法学Supplement 2014 (0), 1073-, 2015

    ...下肢関節可動域制限の因子として,術後疼痛や,腫脹,大腿直筋・大腿筋膜張筋などの二関節筋を始めとする筋緊張の亢進などが挙げられる。これに対し,爪切り動作の獲得を目標とし,早期から下肢関節可動域訓練を注力的に実施していくことで,全例が股関節可動域は術前のレベルまで改善し,順調な経過を示す症例においては爪切り動作が自立可能となったと考えられる。...

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  • 有効な腰方形筋エクササイズの検討

    三橋 彩乃, 三上 尚悟, 大久保 雄, 乙戸 崇寛, 澤田 豊, 赤坂 清和, 金岡 恒治 理学療法学Supplement 2014 (0), 0244-, 2015

    ...Hodges et al.は,股関節外転時に体幹深部筋(腹横筋,内腹斜筋)が股関節外転筋(大腿筋膜張筋)に先行して活動し,フィードフォワード制御が生じていることを報告している(Hodges PW et al., 1996)。腰方形筋内側線維は腹横筋と同様に脊椎に直接している体幹深部筋であることから,股関節外転時のフィードフォワード制御に関与している可能性があり,今後更なる検討が必要である。...

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  • 体重免荷時の自動介助運動が重症心身障害者の股関節周囲筋の筋活動に及ぼす効果(平成25年度研究助成報告書)

    奥田 憲一, 白川 泰彦, 長原 真也, 松永 美幸, 中村 早紀, 筏 ユカリ, 長野 清一郎, 濱本 孝弘, 加藤 浩 理学療法学 42 (2), 188-189, 2015

    ...方法は表面筋電図を用い大腿筋膜張筋,中殿筋,大殿筋,長内転筋の4筋の運動中の筋活動を計測した。結果,中殿筋,大殿筋,長内転筋において自動介助運動中に律動的な収縮と弛緩を反復する明確な筋活動が認められ,運動後には股関節伸展,外転等の関節可動域が拡大した。このことは従来の徒手的理学療法では困難であった,重症心身障害者の全身的な身体活動の提供が可能であることを示している。...

    DOI 医中誌

  • 人工膝関節置換術後に外側広筋による膝窩部痛を呈した一症例

    三宅 崇史, 水池 千尋, 水島 健太郎, 稲葉 将史, 久須美 雄矢, 石原 康成, 堀江 翔太, 立原 久義, 山本 昌樹 理学療法学Supplement 2014 (0), 1684-, 2015

    ...運動療法は,大腿外側部の伸張性と可動性改善を目的に,大腿筋膜張筋(TFL)とともにVLへのアプローチを行った。結果,術後3週でのROMが屈曲135°,伸展0°となり,Ober testが陰性化し,膝窩部の圧痛と動作時痛が消失した。本症例は,内側広筋(VM)を中心とした膝内側機構の筋収縮機能不全と,VLおよびTFLを含む膝外側機構のtightnessを有し,VLの過緊張に陥りやすい状態であった。...

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  • 右膝外側に疼痛のある症例を通して,内在する運動機能障害を抽出しアプローチした一例

    横木 貴史, 今田 健 理学療法学Supplement 2014 (0), 1840-, 2015

    ...右膝蓋大腿関節の問題として,膝蓋骨の内側方向への可動性低下を認めており,外側膝蓋支帯と遠位腸脛靭帯の伸張性低下,大腿筋膜張筋,ハムストリングスの筋緊張亢進,内側広筋の筋委縮と筋力低下を考えた。骨盤と右股関節のコントロールの問題として,右股関節伸展の可動域制限を認めており,大腿筋膜張筋,ハムストリングスの筋緊張亢進,大殿筋,中殿筋後部繊維の筋力低下と収縮不全を考えた。...

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  • ノルディックウォーキング時の運動力学的解析②

    吉村 洋輔, 小野 晃路, 伊藤 智崇, 伊勢 眞樹 理学療法学Supplement 2014 (0), 0978-, 2015

    ...被験筋は大腿直筋,大内転筋,大腿筋膜張筋,大腿二頭筋,前脛骨筋,腓腹筋外側頭の6筋とした。得られた筋電図波形を20Hz~500Hzのバンドパスフィルターにて処理した後,全波整流積分値を求めた。計測終了後に各筋の最大随意収縮(以下,MVC)を5秒間,3回記録し,そのうち中間3秒間の平均値を各筋の100%MVCとした。...

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  • 慢性腰痛者における立位体幹伸展中の筋活動パターン

    岡 恭正, 治朗丸 卓三, 野口 真一, 小島 高広, 和智 道生, 森 健児, 金沢 伸彦 理学療法学Supplement 2014 (0), 0974-, 2015

    ...測定筋は右側のIL,胸部腸肋筋(以下IT),多裂筋(以下MF),腹直筋(以下RA),外腹斜筋(AE),内腹斜(AI),大殿筋上部(GMaU),大殿筋下部(GMaL),腸腰筋(ILIO),大腿筋膜張筋(TFL),大腿直筋(RF),縫工筋(SA)の12筋とした。表面電極は皮膚処理を十分に行い,電極中心距離は20mm,各筋線維方向に並行に貼付した。...

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  • 急性期脳卒中片麻痺患者における視覚的フィードバックが動的座位バランス機能に及ぼす影響

    森 公彦, 大畑 光司, 脇田 正徳, 有馬 泰昭, 山上 菜月, 金 光浩, 長谷 公隆 理学療法学Supplement 2014 (0), 1120-, 2015

    ...さらに,体幹傾斜を制御するためには,方向特異的に傾斜と反対側の体幹・下肢筋活動を高める必要があるが,中でも非麻痺側傾斜時の麻痺側大腿筋膜張筋の筋活動がVFBによって高まることが明らかとなった。これは,VFBによって視覚と体性感覚の統合が可能となり,麻痺側大腿筋膜張筋の筋活動を高められた結果として非麻痺側へのCOPは増加傾向を示したと示唆された。...

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  • 脳卒中重度片麻痺例における長下肢装具を使用した歩行練習

    大鹿糠 徹, 阿部 浩明, 関 崇志, 大橋 信義, 辻本 直秀, 齋藤 麻梨子, 神 将文 理学療法学Supplement 2014 (0), 0233-, 2015

    ...測定筋は麻痺側の大腿筋膜張筋(以下,TFL),大殿筋(以下,GM),大腿直筋(以下,RF),半腱様筋(以下,ST),前脛骨筋(以下,TA),腓腹筋内側頭(以下,GC)とし,二動作歩行時と三動作歩行時の各筋の筋電図を測定した。電極貼付位置は各筋の筋腹上でカフベルトに接触しない位置とし,電極間距離は30mmとした。測定前には各歩行パターンを十分に練習し,各測定間には十分な休憩を設定した。...

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  • 重症心身障害児(者)を支える理学療法士の専門性向上

    金子 断行 日本重症心身障害学会誌 40 (1), 41-47, 2015

    ...現症:背臥位で大殿筋の低緊張・低活性・短縮と大腿筋膜張筋の短縮が評価できた(図11)。大腿筋膜張筋の短縮は過度の股関節外転外旋の一因、大殿筋の低活性は体幹伸展を妨げる一因と推察した。治療介入として、腹直筋から骨盤を後傾位で安定させ、大殿筋を尾側方向に伸長しつつ活性化を促した(図12)。同様に腹直筋を支えて大腿筋膜張筋を腸骨外側から把持して、大腿筋膜張筋の長さを引き出し短縮の改善を試みた。...

    DOI 医中誌

  • 《原著》 骨盤回旋位での股関節屈曲運動における筋活動の性差

    小関 弘展, 岩永 斉, 佐久田 衛, 江口 友和, 小無田 彰仁, 塚崎 智雄 リハビリテーション医学 51 (6), 374-377, 2014-06-18

    ...本研究の目的は,異なる骨盤回旋位置における股関節屈曲運動の筋活動を調査し,性別による差を検討することである.対象は健常成人15 例30 肢(男性5 例10 肢,女性10 例20 肢)(平均年齢28.8±7.1 歳),運動課題は仰臥位で膝関節90° 屈曲位にて床面と垂直に股関節を屈曲することである.条件は骨盤正中位,検肢側5 度回旋位,反対側5 度回旋位の3 つであり,大腿筋膜張筋(TFL),大腿直筋...

    DOI DOI Web Site ほか2件 参考文献1件

  • 投球動作における投球側股関節周囲筋の経時的な筋活動パターンについて

    東 善一, 森原 徹, 松井 知之, 瀬尾 和弥, 平本 真知子, 来田 宣幸, 山田 陽介, 中村 康雄, 北條 達也, 堀井 基行, 久保 俊一 同志社スポーツ健康科学 (6) 24-28, 2014-06-03

    ...投球障害は投球側下肢関節機能低下によって引き起こされることも多く,下肢関節機能の評価は重要である.しかし,投球動作中の下肢における経時的な筋活動パターンは不明なため,筋電図と三次元動作解析装置を用いて検討した.大腿筋膜張筋と中殿筋の筋活動は並進運動直前にピークを示した.長内転筋と大腿直筋の筋活動は非投球側下肢の接地直後にピークを示した.長内転筋は過剰な並進運動の制動と,骨盤の回旋に作用すると考えられる...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 端座位での側方体重移動時における移動側中殿筋・大腿筋膜張筋・大殿筋上部線維の筋電図積分値

    池田 幸司, 大沼 俊博, 渡邊 裕文, 藤本 将志, 赤松 圭介, 鈴木 俊明 理学療法科学 29 (3), 421-424, 2014

    ...〔方法〕端座位より一側殿部の荷重量の総荷重量に対する比率を変化させて,移動側中殿筋・大腿筋膜張筋・大殿筋上部線維の筋電図を測定し,各筋の課題間での筋電図積分値相対値を比較した.〔結果〕筋電図積分値相対値はすべての筋で荷重量85%まで有意に増加した.中殿筋と大腿筋膜張筋では荷重量90%以上で有意に減少した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献4件

  • 人工股関節全置換術後の機能的脚長差に対する運動療法または補高装具の効果

    中野渡 達哉, 鈴鴨 よしみ, 高橋 宏彰, 永峯 悠, 阿部 綾香, 齋藤 聡久, 横山 寛子, 鴫原 竜司, 佐藤 友梨香, 鎌田 宏之, 出江 紳一 理学療法学Supplement 2013 (0), 0595-, 2014

    ...【考察】SEAによって大腿筋膜張筋や体幹伸筋群の伸張性が選択的に増し,機能的LLDを改善したと考えられる。またMHLにおいては,MHL挿入に伴う長下肢側の術肢の股関節屈曲位の補正によって,股関節屈筋群の伸張位保持時間を増え同筋群の伸張性が改善し,機能的LLDの改善をもたらしたと考えられる。...

    DOI 医中誌

  • ひずみゲージを用いた荷重測定杖の製作および実用性の検証―第2報―

    山口 凌, 篠原 優志, 佐藤 翔太, 坂本 光司, 河西 理恵, 武田 朴 理学療法学Supplement 2013 (0), 1563-, 2014

    ...片脚立位時の中殿筋は,0%荷重と15%荷重で中殿筋・大腿筋膜張筋に有意差が見られた。中殿筋の積分筋電図は外側15cmの0%荷重で22.1%,10%荷重で15.6%,15%荷重で12.5%となり,上腕三頭筋は外側15cmの10%荷重で42.3%,15%荷重で49.6%となった。...

    DOI 医中誌

  • Ely test・Ober test・Thomas test変法の信頼性

    小田 実, 佐竹 久実, 長谷部 武久 理学療法学Supplement 2013 (0), 1573-, 2014

    ...筋長評価はEly test,Ober test,KendallのThomas test変法(単関節筋・二関節筋鑑別検査,大腿直筋(T-RF)大腿筋膜張筋(T-TFL))である。Ely testは腹臥位にて検者が他動的に膝を屈曲させ殿部まで接地できれば陰性とした。...

    DOI 医中誌

  • 解剖学的観察を用いた内転筋群における股関節回旋作用の検討

    平野 和宏, 木下 一雄, 河合 良訓, 安保 雅博 理学療法学Supplement 2013 (0), 1413-, 2014

    ...MMTにおける股関節内旋筋は中殿筋,小殿筋,大腿筋膜張筋とされている。関節の回転トルクを発揮する場合,関節の回転軸に直交する筋走行ならば強い回転トルクを発揮できるが,回転軸に平行する筋走行では回転トルクは発揮できない。...

    DOI 医中誌

  • O-2-D25 体重免荷時の自動介助運動が重症心身障害者の下肢筋活動に及ぼす影響

    奥田 憲一, 白川 泰彦, 長原 真也 日本重症心身障害学会誌 39 (2), 279-279, 2014

    ...被験筋は大腿筋膜張筋、中殿筋、大殿筋、長内転筋の4筋とした。またUF前後の股関節、膝関節の関節可動域を計測した。計測は3回計測し平均値を求めUF前後で比較した。 結果 UF中の筋活動は、下肢の屈曲、伸展に伴う大腿筋膜張筋、中殿筋、大殿筋、長内転筋の律動的な収縮と弛緩を反復する筋活動が認められた。...

    DOI 医中誌

  • Components separation法が有効であった20cm大の腹壁瘢痕ヘルニアの1例

    福島 健太郎, 横山 隆秀, 清水 明, 小林 聡, 宮川 眞一 日本臨床外科学会雑誌 75 (2), 586-589, 2014

    ...対する小腸部分切除術後,創感染・創離開を合併,単純閉鎖術が行われたが再度創離開をきたし,加療目的に当科紹介となった.皮膚欠損(13×9cm)を伴った腹壁瘢痕ヘルニア(20×9cm)を認め,皮膚欠損部の瘢痕組織から小腸の蠕動が透見された.ステロイド内服中であったことから創感染のリスクが高いと判断し,components separation法(以下,CS法)を第一選択とし,CS法が困難な場合には有茎大腿筋膜張筋移植...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 股関節の運動方向の違いと腹横筋厚の関係について

    松本 浩希, 安江 啓太, 初瀬川 弘樹, 蔦 幹大, 貴志 紗由里, 井上 貴裕, 湊 哲至, 中野 恭一, 吉岡 大輔 理学療法学Supplement 2013 (0), 0524-, 2014

    ...内旋時においては,小殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,内転筋群などが活動するといわれているが,各筋の出力が小さいこと,拮抗筋どうしの活動であるため,骨盤運動への影響が少なく,固定作用としての腹横筋の活動が少なくてよかったためであると考えた。...

    DOI 医中誌

  • 補高による脚長差歩行時の股関節周囲筋活動に関する一考察

    本多 裕一 理学療法学Supplement 2013 (0), 0463-, 2014

    ...【結果】0cmの場合と比較し,補高側では,中殿筋,大腿筋膜張筋で4cm,大殿筋上部線維で2cm以降で有意な筋活動量の増加が認められた。長内転筋では有意差は認められなかった。非補高側では,中殿筋及び大殿筋上部線維で1cm以降の補高で有意に筋活動量の増加が認められた。大腿筋膜張筋と長内転筋では有意差は認められなかった。また各筋でpeak値を迎えるタイミングに変化はみられなかった。...

    DOI 医中誌

  • 股関節角度およびモーメントの変化が腸脛靭帯の硬度に与える影響

    建内 宏重, 白鳥 早樹子, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2013 (0), 0568-, 2014

    ...加えて,ITBと解剖学的に連続する大殿筋(上部線維),中殿筋,大腿筋膜張筋(TFL),外側広筋の筋活動量を表面筋電計(Noraxon社製)により記録した。筋電図は,各筋の最大等尺性収縮時の値で正規化した。各条件の測定順は無作為とし,各々2回ずつ測定を行った。超音波画像でのITB硬度の測定は,ITB部に関心領域を3か所設定し,それらの部位の弾性率の平均値を求めた。...

    DOI 医中誌

  • 極めて遅い歩行速度における歩行筋活動パターンの解析

    村神 瑠美, 倉山 太一, 後藤 悠人, 谷 康弘, 田所 祐介, 西井 淳, 近藤 国嗣, 大高 洋平 理学療法学Supplement 2013 (0), 0607-, 2014

    ...表面筋電計(Trigno,DELSYS)にて,歩行中の体幹・下肢16筋(外腹斜筋,腹直筋,大腿直筋,外側広筋,長腓骨筋,前脛骨筋,ヒラメ筋,腓腹筋外側頭,半腱様筋,大腿二頭筋,脊柱起立筋,中殿筋,大殿筋,大腿筋膜張筋,縫工筋,長内転筋)を測定した。運動学的指標として歩幅,歩行率などを三次元動作解析装置(Optotrak,NDI)を用いて計測した。...

    DOI 医中誌

  • 変形性膝関節症の体幹機能

    水島 健太郎, 水池 千尋, 久須美 雄矢, 石原 康成, 堀江 翔太, 立原 久義 理学療法学Supplement 2013 (0), 0724-, 2014

    ...膝関節内反アライメントを制動する観点から股関節外転筋,大退四頭筋,ハムストリングス,大腿筋膜張筋,股関節内転筋が重要となってくる。これらの筋群は全て骨盤に起始を有するため,その機能を十分に発揮する為に側腹筋などのコアの安定性が重要となる。...

    DOI 医中誌

  • Trendelenburg姿勢の体幹筋活動特性

    羽崎 完, 高田 裕斗, 谷口 有貴 理学療法学Supplement 2013 (0), 1181-, 2014

    ...測定筋は,支持脚側の内腹斜筋,外腹斜筋,多裂筋,中殿筋,大腿筋膜張筋とした。それぞれ筋線維の走行に沿って電極を貼付し,電極が正確に目的とする筋に貼付できているか,超音波画像診断装置(日立メディコ社製Mylab25)を用いて確認した。...

    DOI 医中誌

  • ノルディックウォーキングが変形性股関節症患者の歩容に与える影響

    本間 大介, 地神 裕史, 佐藤 成登志 理学療法学Supplement 2013 (0), 0800-, 2014

    ...また,筋活動に関して,腹直筋,腰部脊柱起立筋,大腿直筋,大殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋を被験筋とした。骨盤の動きは,両側の後上腸骨棘を結んだ中点に三軸ジャイロセンサーを貼付し,解析区間内の最大値と最小値の絶対値の和を算出した。筋活動は帯域通過遮断フィルターを20-500Hzとし,全波整流を処した。...

    DOI 医中誌

  • 牽引は下肢の柔軟性にどの程度影響を与えるのか

    楠 孝文, 佐野 敬介 理学療法学Supplement 2013 (0), 1585-, 2014

    ...特に股関節屈曲,外旋,SLRでROMの増加が著しく,殿筋群,大腿筋膜張筋,ハムストリングスの伸長性が高まったと考えられる。その理由として,これらの筋群は,筋の走行が股関節の垂直軸方向に近いためより効果的に伸長されたと思われる。今まで下肢の柔軟性の向上に関しては,各種ストレッチングによる効果の報告は多く散見されるが,下肢の牽引で柔軟性が向上したという報告はない。...

    DOI 医中誌

  • 右大腿骨顆部骨折後の膝前内側部痛に対し,足底挿板療法が有効であった一症例

    清水 恒良, 見田 忠幸, 小野 正博, 徳田 光紀, 唄 大輔 理学療法学Supplement 2013 (0), 1292-, 2014

    ...術後4週時の評価で,右膝関節周囲に浮腫,熱感の残存,膝蓋骨可動性低下,術創部である大腿遠位外側部周囲軟部組織に柔軟性低下を認め,圧痛は大腿筋膜張筋,腸脛靭帯,外側広筋,内側側副靭帯(以下,MCL)に認めた。関節可動域(以下,ROM)は屈曲80°,伸展-10°であり部分荷重時に膝前内側部痛を認めた。...

    DOI 医中誌

  • 複合メッシュを用いて二期的腹壁再建した外傷後広範囲腹壁欠損の1例

    豊島 雄二郎, 野路 武寛, 安保 義恭, 中村 文隆, 樫村 暢一 日本臨床外科学会雑誌 74 (10), 2917-2923, 2013

    ...うことがある.再建の材料としては,人工物や自家組織などを用いる方法が報告されているが,確立したものはない.今回われわれは,広範な腹壁欠損を伴う鈍的外傷救命例に対し,自家組織と人工物を組み合わせ,腹壁再建を行った症例を経験した.症例は43歳男性で,鉄管(約1t)の下敷きになり受傷した.Damage control,Vacuum pack closureを行った後,皮膚のみを閉創した.約9カ月後に残存筋膜および大腿筋膜張筋筋膜弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 膝関節屈曲位における膝蓋骨位置評価とその有用性

    浅田 啓嗣, 川村 和之, 前原 由貴, 尾崎 圭吾, 鈴木 正人, 松田 実友貴 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101817-48101817, 2013

    ...また膝蓋骨の位置に影響を与えると言われる大腿筋膜張筋-腸脛靭帯(TFL-ITB)の柔軟性をPivaらの方法に準じて測定した。オーバーテスト時の大腿の内転角度をレベルゴニオメーターで測定し、大腿が水平よりも内転位であれば(-)、外転位であれば(+)とした。疼痛の有無による統計的有意性を対応のないt-検定を用い検討した。...

    DOI 医中誌

  • 腰椎分離症の骨折線と股関節柔軟性低下の関連性に関する一考察

    太田 憲一郎, 中宿 伸哉, 松本 裕司 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101868-48101868, 2013

    ...全ての症例に対し、ハムストリングス(以下Hs)、大殿筋(以下Gm)、腸腰筋(以下Ip)、大腿筋膜張筋(以下Tf)、大腿直筋(以下Rf)のtightnessテストを行い、基準および評価は、田中らの報告に従った。それぞれの群におけるtightnessテストの陽性率を対比検討した。統計処理には、椎間関節角と分離角度の関連性はPearsonの相関係数の検定を、各群のタイトネス陽性率はχ²検定を用いた。...

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  • 股関節開排運動時における股関節周囲筋の筋活動

    松本 典久, 村田 伸, 中林 紘二, 藤本 一美, 山田 道廣 理学療法学Supplement 2012 (0), 48102111-48102111, 2013

    ...被検筋は股関節伸展,外転,外旋いずれかの作用があり股関節開排運動に関与が推測される大腿筋膜張筋,大殿筋,中殿筋,縫工筋とした。...

    DOI

  • ボールエクササイズの筋電図学的検討 -骨盤後傾の有無で体幹回旋運動筋出力の検討-

    岡山 博信, 岡本 賢太郎, 田村 拓也, 近藤 淳 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101311-48101311, 2013

    ...筋電図の測定筋は右側の脊柱起立筋(以下ES)、外腹斜筋(以下EO)、大殿筋(以下GM)、半腱様筋(以下ST)、中殿筋(以下gm)、大腿筋膜張筋(以下TFL)、内側広筋(以下VM)、大腿直筋(以下RF)とし、各筋における最大随意収縮(以下MVC)を計測した。...

    DOI

  • ノルディックウォーキングが骨盤動揺と骨盤周囲筋活動に与える影響

    本間 大介, 地神 裕史, 佐藤 成登志 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101361-48101361, 2013

    ...に減少させる歩行様式であることが示唆された.股関節の器質的変化に伴い,中殿筋の弱化が生じる変股症は,大腿筋膜張筋で活動を代償するとされており,変股症患者は長期間の逃避性の跛行が運動学習されることで,筋力の回復のみでは跛行の改善がしにくいことが報告されている.これらのことから,JSは大腿筋膜張筋の活動のみを減少させ,骨盤傾斜を軽減し歩行を行うことができる可能性が示唆され,変股症患者にとって正常な歩行を...

    DOI

  • 片脚立位動作の中殿筋の動作前Silent Period出現が下肢関節の運動力学的挙動に及ぼす影響

    行宗 真輝, 脇本 大樹, 木藤 伸宏 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100863-48100863, 2013

    ...【方法】被検者は,健常男性10 名(平均年齢21.2 ± 0.4 歳)とし,下肢に整形疾患や外傷の既往のない者とした.課題動作は体重の70,80%を左脚に荷重した両脚立位から聴覚刺激を合図に素早く左片脚立位動作を行った.左片脚立位動作中の左中殿筋のSPを計測するために筋電計Telemyo2400(Noraxon社製)を用いた.表面筋電図マニュアルに従い,左の中殿筋,大殿筋,大腿筋膜張筋にdisposable...

    DOI

  • 股関節の肢位・運動の違いが大殿筋、中殿筋の筋活動に及ぼす影響

    世古 俊明, 隈元 庸夫, 高橋 由依 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101430-48101430, 2013

    ...GMeがすべての施行条件で股関節外転運動時と股関節伸展運動時の筋活動量に有意差を認めない一方で股関節外転筋力値が0 度位で高値を示したことは、股関節深屈曲位よりも浅屈曲位でより活動すると筋電図学的に報告されている大腿筋膜張筋の影響が考えられ、膝関節屈曲角度要因とともに今後の検討課題となった。...

    DOI 医中誌

  • 変形性膝関節症患者の膝関節間力に対する股関節内転筋群の作用のシミュレーションによる検討

    大見 武弘, 山田 拓実, 江原 義弘 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101486-48101486, 2013

    ...FTAが大きくなると、増加した股関節内転モーメントをもとに戻す作用を持つ股関節外転筋のうち、脛骨に付着している大腿筋膜張筋の筋活動が増加し筋張力が増加していた。これはFTAが大きいと大腿筋膜張筋が脛骨を強く外側に牽引するため、側方JRFが大きくなったと考えられる。内転筋群が鉛直方向にも走行しているので膝関節に対して圧縮力を加え、鉛直JRFは増加したと考えられる。...

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  • 大腿骨頚部骨折および脳血管障害者でのブリッジ運動と動作能力の関連性

    高橋 由依, 隈元 庸夫, 世古 俊明, 杉浦 美樹, 金子 諒介, 吉川 文博 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101232-48101232, 2013

    ...片脚ブリッジでは中殿筋,大腿筋膜張筋の筋活動が報告されている。起立動作はブリッジと同様に両下肢で伸展していく動作であり,大殿筋,脊柱起立筋,大腿二頭筋の筋活動が認められ,いずれの筋も歩行時も筋活動が認められるとされる。...

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  • 疲労による中殿筋の選択的筋力低下が着地動作時の下肢アライメント及び筋活動に与える影響

    齊田 高介, 大塚 直輝, 小山 優美子, 西村 里穂, 長谷川 聡, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101218-48101218, 2013

    ...筋電図は外側・内側広筋,大腿直筋,外側・内側ハムストリングス,大腿筋膜張筋,大殿筋,中殿筋に貼付した。解析では,着地動作中の利き脚の矢状面,前額面における股・膝・足関節角度および外的関節モーメント,動作中の床反力の鉛直成分を算出した。筋電図は50msec毎の二乗平均平方根を算出し,MVC時の値で正規化した。...

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  • 股関節伸展制限が歩行時の股関節外転筋群の筋活動様式に及ぼす影響

    崎谷 直義, 阿南 雅也, 新小田 幸一 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101285-48101285, 2013

    ...【はじめに、目的】股関節外転筋群は,歩行時の立脚期には閉鎖的運動連鎖が生じるため,相対的に骨盤を水平面に保持する働きを有している.変形性股関節症(以下,股OA)では股関節外転筋力の低下により,骨盤が遊脚側へ傾斜するTrendelenburg跛行を呈することが多い.また,股OAで頻繁に認められる股関節伸展制限は,歩行時の骨盤前傾角度を増大させることが山崎らにより報告されている.中殿筋,大腿筋膜張筋,大殿筋上部線維...

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  • 大腿筋膜張筋皮弁を用いて腹壁再建を行った再発大腸癌の1例

    岩川 和秀, 徳永 尚之, 常光 洋輔, 磯田 健太, 濱野 亮輔, 西江 学, 宮宗 秀明, 大塚 眞哉, 岩垣 博巳 日本大腸肛門病学会雑誌 65 (5), 272-276, 2012

    ...症例を経験したので報告する.症例は78歳,女性.虫垂炎,腸閉塞,腹壁瘢痕ヘルニアの手術歴あり.3年前に盲腸癌に対して腹壁の一部合併切除を伴う拡大結腸右半切除術を受けていた.腹壁再発病変が皮膚へ露出し,S状結腸浸潤による腸閉塞をきたしたため準緊急に手術を行った.小腸,膀胱および子宮への浸潤部は部分切除を行い,S状結腸切除を伴う広範な腹壁切除を行った.腹壁欠損部は11×7cmの大きな欠損となったため右側大腿筋膜張筋皮弁...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献9件

  • 人工股関節全置換術後の跛行に対するアプローチ-術側遊脚後期に着目して-

    近藤 佳克, 松本 直也 関東甲信越ブロック理学療法士学会 31 (0), 185-, 2012

    ...患側遊脚後期の骨盤前傾減少により、股関節伸展時に有意に活動すると言われる大腿筋膜張筋の活動を立脚初期の段階で開始させると推測した。この事が中殿筋の初期からの収縮を抑制し、H.Cの中殿筋トルクを低下させる要因と考えた。したがって、H.C時の中殿筋出力を向上させる目的で、術側遊脚後期の骨盤アライメントへのアプローチを行った。<BR>【方法】<BR>70歳代男性。MIS THAを施行した症例。...

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  • 静的・動的バランスと身体特性について

    池田 健, 草木 雄二, 三上 紘史, 金子 亘 関東甲信越ブロック理学療法士学会 31 (0), 201-, 2012

    ...筋柔軟性は腸腰筋・大腿四頭筋・ハムストリングス・大腿筋膜張筋・下腿三頭筋を被験筋とした。筋力は等尺性膝伸展筋力(WBI:OG技研社製マスキュレーターGT160)と背筋力を測定し、船橋整形外科式体幹機能テストを用いて体幹機能を測定した。バランス検査と身体特性をそれぞれ比較検討した。統計処理にはSPSSver12.0のPearsonの相関係数を用い、有意水準は5%とした。...

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  • 人工股関節全置換術の進入法の術後機能回復に関する前向き比較研究

    永渕 輝佳, 玉木 彰, 中田 活也, 木村 恵理子, 北野 維之, 綾田 裕子 理学療法学Supplement 2011 (0), Ca0239-Ca0239, 2012

    ...手術による外旋筋の処置は、AL-S群においては大腿筋膜張筋と中臀筋の筋間から進入し、外旋筋を温存して施行しており、PL群においては短外旋筋群を一度切離し、大転子に再縫着する処置を行っている。このことより、術後PL群で外旋筋力がより低下していたのではないかと考えられる。田篭らは、外旋筋力が片脚立位動作初期の体幹傾斜角度と関係していると報告しているが、本研究においては片脚起立時間に差を認めなかった。...

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  • 腰痛疾患のイエローフラッグに対する理学療法アプローチ

    大前 賢史, 市川 德和, 宮本 謙三 理学療法学Supplement 2011 (0), Cb0483-Cb0483, 2012

    ...【結果】 <評価>立位は筋インバランスを引き起こす典型的な不良姿勢で腸腰筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングスに短縮を認め、両股関節可動域で屈伸と内旋制限、外旋の増大を認めた。MMT上、殿筋群3以下と抑制され、代償的に大腿筋膜張筋、ハムストリングス4以上であった。...

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  • 大腿筋膜張筋スティフネスに及ぼす股関節の他動的運動の影響

    河合 誠, 谷口 圭吾, 野崎 修平, 池田 祐真, 本村 遼介, 片寄 正樹 理学療法学Supplement 2011 (0), Ab1056-Ab1056, 2012

    ...【目的】 大腿筋膜張筋の弾性(スティフネス)変化は、骨盤帯のアライメントや股関節周囲筋機能に影響を及ぼし、下肢・体幹の慢性外傷の原因となり得る。また、大腿筋膜張筋の柔軟性改善を目的とした種々のストレッチングが考案されているものの、他動的な関節運動が当該筋のスティフネスに与える影響を検討した基礎資料は非常に少ないのが現状である。...

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  • 過去の痛み経験により強化された高齢女性の膝の痛み

    吉本 智美, 大前 賢史, 市川 德和, 宮本 謙三 理学療法学Supplement 2011 (0), Cf1499-Cf1499, 2012

    ...両大腿直筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングスに短縮を認めた。下肢筋力はMMT4~5であった。運動パターンは股関節より膝関節の活動比率が高い傾向で、股関節では自動他動運動にラグを認めた。評価から、膝蓋骨の位置障害に由来する膝蓋大腿関節痛と推論し、股関節屈曲、伸展、外転、屈曲・外転・内旋最終域での等尺性運動と外側広筋の後方スライド、膝蓋骨下方滑り、内側滑りを施行した。...

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  • サッカー選手の足関節捻挫の発生要因

    伊藤 浩充, 瀧口 耕平, 小野 くみ子, 松本 慶吾 理学療法学Supplement 2011 (0), Cd0833-Cd0833, 2012

    ...筋硬度は、大腿筋膜張筋・中殿筋・長内転筋・下腿三頭筋を筋弾性計PEK-1(株式会社井元製作所)を用いて測定した。また、足部アーチをFeiss線により判定し、後足部の内外反肢位の判別も記録した。フィジカルチェック後3か月間の外傷発生調査を週2回の頻度で実施した。...

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  • 脛骨高原骨折Split depression typeに内側側副靭帯断裂を合併した一症例

    木野本 あずみ, 見田 忠幸, 奥山 智啓, 清水 恒良 理学療法学Supplement 2011 (0), Ca0261-Ca0261, 2012

    ...ギプス除去時のPT所見では浮腫・熱感が残存し、MCL(特に前部線維)・腸徑靭帯・大腿筋膜張筋・外側広筋に圧痛を認めた。ROMは膝関節自動屈曲85°、伸展-25°であり、外反ストレステストにて疼痛・動揺性を認めた。免荷期は骨折部および損傷した軟部組織にストレスをかけない様、無理なROM訓練は行わず、炎症管理および創部・患部周囲の軟部組織の癒着予防を主に実施した。...

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  • 人工膝関節置換術後の骨盤アライメントの変化

    伊藤 直之, 久保 憂弥, 川端 克明, 尾島 朋宏 理学療法学Supplement 2011 (0), Cb0722-Cb0722, 2012

    ...立位での骨盤後傾化が著明であったとしている.今回のTKAを施行した対象者も全例骨盤の後傾が認められた.膝OAの多くは,胸腰筋膜や腸脛靭帯に依存した形態をとりやすいとされており,骨盤後傾は股関節伸展,外転,外旋を連鎖的に引き起こし,膝関節の外方偏位や脛骨の内旋偏位により,屈曲拘縮や内反を呈するとされている.今回,TKA後に骨盤後傾の改善が認められたが,これはFTAの正常化により股関節の内転誘導による大腿筋膜張筋...

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  • 片脚立位時の股関節回旋が下肢筋活動に与える影響

    鈴木 章裕, 城 真介, 塚田 陽一, 南本 浩之 理学療法学Supplement 2011 (0), Cb1364-Cb1364, 2012

    ...対象筋は、大殿筋(以下;GM)、中殿筋(以下;Gm)、大腿筋膜張筋(以下;TFL)、内側広筋(以下;VM)、外側広筋(以下;VL)、半腱様筋(以下;ST)、大腿二頭筋(以下;BF)とした。筋電計は、MEB2200ニューロパック(日本光電社製)を用い、表面電極は中心間距離を3cmとして筋繊維に平行になるよう貼付した。...

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  • 鵞足部痛が出現した症例を経験して ~C3-7椎弓形成術後の症例~

    山下 託矢, 川村 将司, 河合 秀哉 東海北陸理学療法学術大会誌 28 (0), 91-, 2012

    ...1つ目は脛骨外旋を引き起こす要因として、大腿筋膜張筋のタイトネス、大腿二頭筋短頭のスパズム、大腿筋膜張筋を緩めた肢位で膝蓋骨がより内側へ可動得られたことから外側膝蓋支帯の伸張性低下。2つ目は足部回内によるknee in。3つ目は足部回内と下腿三頭筋の筋力低下の状態で、自転車エルゴメーターのペダリング動作によるknee inアライメントの助長。...

    DOI 医中誌

  • 関節リウマチ患者の姿勢への関わり ―雪かき動作での腰背部固定化に着目して―

    山本 篤史, 高木 亮輔, 磯 毅彦 東海北陸理学療法学術大会誌 28 (0), 131-, 2012

    ...筋緊張は脊柱起立筋、僧帽筋、広背筋、大腿筋膜張筋に亢進を認め、腹部、ハムストリングスに低下が認められた。疼痛は立位で上肢を動かすと、腰背部に認めNRS7/10であった。立位姿勢は腰椎前弯増強、骨盤前傾位であり重心線が後方に偏位していた。立位で上肢を挙上させると、腰背部を過剰な収縮で固定させて動作を行っていた。そこで腰背部の動きを確認するために、座位で骨盤の前後傾運動を評価した。...

    DOI 医中誌

  • 荷重訓練時、不安定板(Proprio foot)を用いた中殿筋へのアプローチ

    小野寺 基允, 浅井 友詞, 石井 康太, 中村 浩輔, 安田 裕規, 鵜飼 高史, 日高 三智, 水谷 武彦, 水谷 陽子, 今泉 司 東海北陸理学療法学術大会誌 28 (0), 102-, 2012

    ...H-P群、L-P群ともにProprio foot使用側の荷重訓練時の筋活動の割合は、H-P群で大腿筋膜張筋34.5%、中殿筋36%、大腿二頭筋29.5%であり、L-P群で大腿筋膜張筋46.3%、中殿筋30%、大腿二頭筋23.8%であった。...

    DOI 医中誌

  • 有痛性分裂膝蓋骨を呈した1症例

    綿貫 翔太, 長谷川 彰子, 源 裕介 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 237-237, 2011

    ...その為、腸脛靭帯、外側広筋の緊張が増加し、さらに大腿筋膜張筋にも過緊張が生じたことで膝蓋骨への牽引ストレスが増加し疼痛を誘発していたと考える。その為、外側広筋、大腿筋膜張筋の柔軟性改善によって牽引ストレスが緩和し疼痛は軽減したが、運動後の疼痛改善には至らなかった。この原因として中殿筋筋力低下により股関節・膝関節の不安定性が残存している為と考えた。...

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  • 両側変形性膝関節症の症例に対して、T字杖の免荷効果に着目し動作指導を行った症例

    小野沢 浩, 加藤 仁志, 鳥海 亮 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 302-302, 2011

    ...立位にて両大腿四頭筋・大腿筋膜張筋の筋緊張高い。痛みにより連続歩行時間5分程度。<BR> 【経過】<BR> 免荷効果による両膝関節の荷重時痛緩和を目的にT字杖歩行練習開始。どちらの手で杖を把持した方が良いかわからず、杖先接地面が定まらない歩行。FTAの結果から左把持と杖の長さを調節。杖先が吸盤型のT字杖では杖先接地良好。...

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  • シンスプリントに対する理学療法

    丹保 信人, 三根 幸彌, 小野 健太, 青山 多佳子 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1290-CbPI1290, 2011

    ...大腿筋膜張筋筋長検査は陰性化した。患側腸腰筋、中殿筋後部線維のMMTは4となった。患側フロントランジでのknee in-toe outはわずかに残存したが患側への骨盤回旋は消失した。症例B:下腿遠位内側部の疼痛は消失し部活動にも完全復帰した。大腿筋膜張筋筋長検査は陰性化した。患側腸腰筋、中殿筋後部線維のMMTは4となった。...

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  • 変形性股関節症に対する理学療法が片脚立位に与える影響

    羽田 清貴, 奥村 晃司, 杉木 知武, 川嶌 眞人 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1233-CbPI1233, 2011

    ...認められた.大腿筋膜張筋の変化率は内旋位で最も大きかった.これは,治療実施により大腿筋膜張筋の過剰収縮が適正化されたことと推察した.大殿筋の変化率は中間位で最も大きく,大殿筋は股関節回旋中間位で,最も活動性が高まることが示唆された。...

    DOI 医中誌

  • 人工股関節全置換術後運動機能と外転,外旋筋力の関連性

    齋藤 真紀子, 山平 斉, 佐藤 誠, 藤田 貴士, 坂本 和寛, 湯朝 信博, 北原 洋, 佐竹 將宏 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1197-CbPI1197, 2011

    ...特徴として大腿筋膜張筋と中殿筋の筋間から侵入し、短外旋筋を切離しない方法である。術後、退院時期を決める指標として運動機能獲得項目を設定している。我々の先行研究において獲得能力に差があり、片側罹患が両側罹患に比べ動作獲得が早い傾向があることを報告した。機能獲得に個人差があるみられ、一因として股関節周囲の筋力の影響が考えられた。...

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  • 肢位の違いによる股関節外転筋(中殿筋)の筋活動量の差について

    田村 拓也, 岡本 賢太郎, 井上 宜充, 近藤 淳, 岡山 博信, 中谷 陽子, 矢崎 高明 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1215-CbPI1215, 2011

    ...膝関節屈曲90度臥位では、股関節外転の主動作筋の一つである大腿筋膜張筋が膝関節屈曲90度位を取ることによって、筋の長さ-張力曲線より長さが短縮することで張力が低下するため筋活動量が低下した。膝関節の肢位に影響を受けない単関節筋である中殿筋の筋活動量が多くなったと考えた。...

    DOI 医中誌

  • 片脚起立時の内部股関節外転モーメントと股関節内転筋と外転筋の筋活動様式について

    中本 舞, 木藤 伸宏 理学療法学Supplement 2010 (0), AbPI1017-AbPI1017, 2011

    ...<BR>【結果】<BR>左片脚起立時の各筋の%IEMGは大腿筋膜張筋22.70 ± 12.06%,中殿筋39.35 ± 22.58%,内転筋群4.80 ± 4.38%,大殿筋43.32 ± 29.26%であった.多変量解析の結果,大殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋の%IEMGの増大は内部股関節外転モーメントの値の減少につながり,股関節内転筋群の%IEMGの増大は内部股関節外転モーメントの増大につながることが...

    DOI 医中誌

  • ロッカー機能再獲得までの理学療法訓練プログラムの再考

    高井 浩之, 大塚 功, 両角 淳平, 山崎 慎也, 高橋 静恵, 原 寛美, 山口 浩史, 安井 匡 理学療法学Supplement 2010 (0), BcOF1033-BcOF1033, 2011

    ...Inmanは『LRの時期は殿筋群、大腿筋膜張筋が等尺性収縮を起こし、立脚側下肢の安定性に奇与する』としており、本来であれば、MSt~TStにかけて前方移動する重心を下腿三頭筋腱が制御する事で張力は蓄えられ、2ndピーク出現の原動力となるが、股関節の筋力低下などで、股関節が不安定な場合は、前方へ重心移動が行えなくなる為、結果、下腿三頭筋は働かず、腱に張力が加わらない事が考えられる。...

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  • 股関節外転筋エクササイズに対する筋電図学的検討

    中村 拓成, 地神 裕史 理学療法学Supplement 2010 (0), AdPF1011-AdPF1011, 2011

    ...【目的】<BR> 股関節の外転作用のある筋として中殿筋(以下,GMD),大殿筋上部線維(以下,UGM),大腿筋膜張筋(以下,TFL)が存在している.変形性股関節症(以下,変股症)では外転筋群の脆弱化を認めやすく, MRIを用いて変股症患者の外転筋体積を健常人と比較した研究では変股症群のGMDにのみ有意な低下が認められたと報告されている.また変股症患者の歩行の特徴として,GMDの萎縮により相対的に高...

    DOI 医中誌

  • 股関節伸展運動時の筋活動バランスは骨盤傾斜や体幹筋活動に影響を与える

    建内 宏重, 谷口 匡史, 森 奈津子, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2010 (0), AcOF2020-AcOF2020, 2011

    ...筋電図の測定筋は、右側下肢の大殿筋(Gmax)、半腱様筋(ST)、大腿直筋(RF)、大腿筋膜張筋(TFL)、および両側の脊柱起立筋(腰部)、多裂筋(腰部)、外腹斜筋、内腹斜筋・腹横筋混合部の計12筋とした。各筋とも、股関節伸展位で保持している時の3秒間の平均筋活動量を求め、各筋の最大等尺性収縮時の筋活動量で正規化した。...

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  • 骨盤回旋位での股関節屈曲運動と筋活動の関係性

    佐久田 衛, 野原 慎弥, 江口 友和, 柴原 奈都美, 道口 康二郎 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 198-198, 2011

    ...測定筋は、隣接関節への関与を考え、二関節筋である大腿筋膜張筋(以下TFL)、大腿直筋(以下RF)、大腿二頭筋(以下BF)、半腱様筋(以下ST)、骨盤の安定に関わる両側内腹斜筋(以下OI)の6筋とした。正規化の方法として、課題間比較法を用いた。運動開始肢位は、背臥位で膝関節屈曲90度、足部の位置は骨盤の広さとした。...

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  • 大腿骨顆上骨折による骨接合術後、可動域制限に対し遠心性収縮を促し改善した一症例

    谷口 綾, 亀田 美智江, 奥出 千絵, 菊池 豊 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 193-193, 2011

    ...<BR>【治療内容】 右膝周囲の軟部組織の硬結や短縮、大腿筋膜張筋の短縮がROM制限をきたしている原因と考えた。まず軟部組織を伸張し関節裂隙を広げることを目的に、膝関節のトラクションとグライディングを行なった。大腿筋膜腸筋の短縮に対しては、踵に支持点をおき踵の方向に筋の遠心性収縮を促すように筋力強化を加えた。...

    DOI 医中誌

  • 訪問理学療法で短期間の介入により効果を示した慢性期脳卒中者例

    大西 広倫, 安田  孝志 近畿理学療法学術大会 2011 (0), 63-63, 2011

    ...筋緊張は右優位に肩甲骨周囲筋(特に僧帽筋上・中部、菱形筋、大円筋、広背筋、大胸筋)、体幹、下肢筋において傍脊柱起立筋群、腰方形筋、腹直筋、ハムストリングス(外側>内側)、大腿筋膜張筋、腓腹筋、ヒラメ筋、足底筋膜に亢進を認めた。また右外腹斜筋においては反対側に比べ低下を認めた。姿勢においては、座位は体幹を屈曲位、右体幹側屈、右股関節外転・外旋位、また立位においては、左側優位の荷重支持となっていた。...

    DOI

  • 大腿筋膜張筋皮弁で腹壁再建した腹壁膿瘍合併S状結腸癌の1例

    森 隆太郎, 原田 郁, 簾田 康一郎, 江口 和哉, 仲野 明 日本外科系連合学会誌 36 (1), 44-49, 2011

    ...2009年7月頃から左下腹部腫瘤を自覚し,腫瘤の増大と疼痛を伴ったことから,9月 近医を受診し,精査加療目的に当科を紹介され受診した.注腸造影検査ではS状結腸に全周性の狭窄を認め,大腸内視鏡検査による生検で高分化腺癌と診断した.入院1週間後から発熱と腫瘤の疼痛増強を認め,腹部造影CTで腹壁に膿瘍の形成を認めた.以上からS状結腸癌腹壁浸潤による腹壁膿瘍と診断し,待機的にS状結腸切除術,腹壁合併切除と大腿筋膜張筋皮弁...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献18件

  • 片脚着地動作時の筋電図学的検討

    福田 潤, 宮本 梓, 加藤 啓祐, 宇良田 大悟, 岩崎 翼, 坂本 直文, 新井 真奈美 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 234-234, 2011

    ...そこで、本研究ではNoncontactでのACL損傷機転として多く報告されている片脚着地動作を課題動作とし、内外側ハムストリングスの活動比、ならびに股関節外転外旋に関与する中殿筋(以下G-m)、大腿筋膜張筋(以下TFL)の活動比を測定し、Knee inとの関係性を検討することを目的とした。...

    DOI

  • 屈曲不良を呈した大腿骨顆上~1/3骨折の一症例

    江川 真司, 細野 薫, 岩井 勇, 所澤 徹 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 143-143, 2011

    ...41日目では膝屈曲可動域制限に対して(1)最終域での疼痛部位に対して伸張が加わらないよう徒手的に膝蓋骨へ軟部組織を寄せる,または膝蓋骨を尾側あるいは内側方向に押しながら膝屈曲する(2)歩行時の踵接地および足趾離地において健側と同じ様に円滑な膝屈曲となるように指導(3)中間位(膝が内・外側方向へ偏位しないように)での起立・着座動作,荷重位での膝の使い方指導(4)主に内側広筋の収縮・弛緩(5)大腿直筋・大腿筋膜張筋...

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  • 中高生スポーツ選手における腰椎分離症患者の身体特性

    松島 愛, 玉木 宏史, 高橋 真, 江連 智史, 石垣 直輝, 岡田 亨 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 31-31, 2011

    ...Keimらは、腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋といった股関節前面筋群の短縮が骨盤前傾位を引き起こすと述べている。骨盤前傾位では腰椎は前彎姿勢となり、体幹伸展および回旋運動時の腰椎突起間部へのストレスを増大させる一因となると考えられる。従って、腰椎分離症患者に対しては、これらのストレスを軽減させるため股関節前面筋群のストレッチ介入が重要であることが示唆された。...

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  • 股関節外転運動の肢位による筋活動の違い

    新井 真奈美, 宮本 梓, 加藤 啓祐, 宇良田 大悟, 岩崎 翼, 坂本 直文, 福田 潤 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 330-330, 2011

    ...筋電図の測定には、下野らの方法を参考に大殿筋(Gma)、中殿筋(Gme)、大腿筋膜張筋(TFL)に対し表面電極を貼付した。股関節外転運動は、A:背臥位股関節伸展0°、B:背臥位股関節屈曲位、C:側臥位股関節伸展0°、D:側臥位股関節屈曲位の4肢位にて行った。屈曲角度は対馬らの報告を参考に中殿筋の活動が最大となる20°とした。...

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  • ベッド上背臥位にて下肢を下垂した時の股関節伸展可動域に膝の角度が与える影響

    山下 俊和, 江口 京子, 大西 健太, 大藪 景子, 栗屋 貴, 千田 和幸, 吉川 晃史 理学療法学Supplement 2010 (0), AbPI2113-AbPI2113, 2011

    ...<BR> 今回の計測結果より、大腿直筋と大腿筋膜張筋の作用の一つである膝伸展を他動的に行うことで伸張されていた二関節筋がゆるみ、そのため股関節伸展可動域が拡大したのではないかと考えられる。つまり、股関節の伸展可動域のみを改善したい場合は、症例によって大腿直筋や大腿筋膜張筋などの二関節筋の影響を考慮する必要があると考えられる。...

    DOI 医中誌

  • 発生機序の異なる腸脛靱帯炎に対するアスレティックリハビリテーション

    宮本 浩幸, 菅原 康史, 尾﨑 勝博 理学療法学Supplement 2010 (0), CcOF2071-CcOF2071, 2011

    ...ITT・大腿筋膜張筋(以下TFL)は膝関節外側の静的・動的安定機構であり、ランニングなどの走動作で影響をうけやすい。今回、ハムストリングス機能不全の影響により、発生機序の異なるサッカー選手の2症例を経験したので報告する。<BR><BR>【方法】<症例A>20代男性、サッカー歴14年。<診断名>右腸脛靭帯炎。...

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  • 腰椎椎間板ヘルニアにおける股関節回旋可動域

    堤 由佳, 木澤 清行, 森本 ちはる, 佐々木 麻巳子, 良川 昌鳳 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI2236-CbPI2236, 2011

    ...この理由として、股関節屈曲位での逃避性歩行が大腿筋膜張筋や中殿筋前部線維の短縮を招き、股関節伸展位での外旋を制限していたと考えられる。さらに股関節屈曲位での外旋ROM制限が認められなかったことから中殿筋よりむしろ大腿筋膜張筋の短縮による影響が大きいのではないかと推測できた。...

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  • ボールエクササイズの筋電学図学的検討

    岡山 博信, 岡本 賢太郎, 井上 宜充, 田村 拓也, 近藤 淳, 中谷 陽子, 矢崎 高明 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1214-CbPI1214, 2011

    ...筋電図の測定筋は右側の脊柱起立筋(以下ES)、外腹斜筋(以下EO)、大殿筋(以下GM)、半腱様筋(以下ST)、中殿筋(以下gm)、大腿筋膜張筋(以下TFL)、内側広筋(以下VM)、大腿直筋(以下RF)とし、各筋における最大随意収縮(以下MVC)を計測した。背臥位にて2種類の運動を膝関節伸展位・屈曲位での各5秒間ずつ保持させ、筋電図を記録した。...

    DOI 医中誌

  • ダイナミックストレッチング実施中の筋活動の経時的変化とストレッチング効果について

    岡山 裕美, 大工谷 新一, 鶴池 柾叡 理学療法学Supplement 2010 (0), AaOI2011-AaOI2011, 2011

    ...<BR> DSは安静立位を開始肢位とし,一側の股関節と膝関節を90度屈曲位まで同時に屈曲させた後に元の肢位に戻すまでの動作とした.なお,DSの回数は50回とし,下肢挙上から開始肢位に戻るまでをメトロノーム(1Hz)にて誘導した.DS時に,大腿直筋(RF),大腿筋膜張筋(TFL),長内転筋(AdL)の表面筋電図をMyosystem1400(Noraxon)により記録した.得られた波形から波形の外観的特徴...

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  • 上肢運動側に関する先行情報の有無が脳の準備活動と予測的姿勢制御に及ぼす影響

    森 悦子, 櫻井 綾乃, 冨田 秀仁, 金井 章 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 144-144, 2011

    ...主動作筋として三角筋中部線維、姿勢筋として脊柱起立筋と中殿筋、大腿筋膜張筋から表面筋電図を記録した。反応刺激に対する三角筋の反応時間と、主動作筋に対する姿勢筋の活動開始時間を算出した。国際10-20法のCzから記録された脳波を条件ごとに加算平均し、反応刺激前100ms間の平均振幅(後期CNV振幅)を算出した。...

    DOI 医中誌

  • 右上肢挙上時の右胸背部痛に対して足部からのアプローチが有効であった一症例

    田中 夏樹, 岡西 尚人, 山本 昌樹 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 17-17, 2011

    ...そのため、腸腰筋、恥骨筋、大腿筋膜張筋の伸張性改善、下位腰椎の屈曲可動域拡大を目的とした運動療法を追加した。初期評価より1週間後には胸椎の運動時痛が1/10とほぼ消失し、上肢挙上が180度可能となった。また、toe-in歩行が是正され、競技復帰が可能となった。初期評価より3週後にはトーマステストが両側とも陰性、開排が両側2横指、オーバーテストが両側とも弱陽性となり、胸椎の運動時痛が完全に消失した。...

    DOI 医中誌

  • 恒久性膝蓋骨脱臼を伴う両側変形性膝関節症に対し人工膝関節置換術を施行した一症例

    亀山 拓良, 滝田 正樹, 竹林 由希世, 河原 仁美, 前根 正一, 愛場 友恵, 福田 紗恵子, 穴口 美里, 臼田 喜美子 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 194-194, 2011

    ...そこで離床を促すと共に、自宅での股関節内転筋を中心とした筋力増強運動や伸展難改善を目的にハムストリングス、大腿筋膜張筋のストレッチを患者・家族に説明し紙に図示して渡し行ってもらった。5月入院時、あまり目線を合わせることはないが、自分の事を話されるようになった。時折笑顔も見られる。ROMは膝関節屈曲/伸展(°)右120/-25、左105/-15。extension lag(以下lag)なし。...

    DOI 医中誌

  • 人工膝関節置換術後の症例に対する理学療法アプローチ

    大川 千枝, 佐藤 陽介 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 71-71, 2011

    ...<BR> 【理学療法評価】  関節可動域検査(右/左)膝関節屈曲100°/105°伸展-5°/0°.徒手筋力検査,右下肢3レベル,左下肢4レベル.右膝関節については,術創近位部に癒着が認められ,膝蓋骨の可動性の低下が認められた.外側広筋,大腿筋膜張筋の滑走性の低下も認められた.筋緊張については,梨状筋,大腿直筋,ハムストリングス,大腿筋膜張筋,下腿三頭筋において亢進が認められた.胸郭においては,胸骨下角...

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  • 人工股関節全置換術後の跛行改善における相対的筋出力発揮の重要性

    清水 恒良, 見田 忠幸, 奥山 智啓, 木野本 あずみ 近畿理学療法学術大会 2011 (0), 109-109, 2011

    ...特に、大腿筋膜張筋、中殿筋後部線維は片脚支持期における骨盤安定性に関与するため、十分な伸張性と滑走性の獲得が求められる。即ち、大腿筋膜張筋、中殿筋後部線維、腸腰筋に対し、ストレッチング・反復収縮を繰り返し実施した。協調性向上訓練では、片脚支持期に活動する股関節周囲筋群の作用に合わせた訓練が求められ、骨盤及び体幹の安定性を考慮する必要がある。...

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  • WiiFitゲームを用いた荷重に対する訓練の検討

    杉本 彩, 正木 信也, 村田 雄二, 孫 隼, 佐々木 美香, 鈴木 静香, 柿本 友大, 田中 暢一 近畿理学療法学術大会 2011 (0), 90-90, 2011

    ...藤澤らの研究では、連続的な左右重心移動動作において、大殿筋、中殿筋、大腿筋膜張筋、内側広筋、ヒラメ筋で筋活動が認められると述べられている。Wii実施において連続的な左右重心移動動作が実施され、左右への重心移動を行い荷重したことにより、下肢の筋収縮が促通され側方への動揺が減少したと考える。...

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  • 大腿骨頚部骨折術後に出現した階段昇段時痛の解釈と運動療法

    林 晃生, 小野 志操, 細見 ゆい, 大坂 芳明 近畿理学療法学術大会 2011 (0), 9-9, 2011

    ...圧痛は大腿筋膜張筋、中殿筋、腸腰筋、長内転筋、恥骨筋、外側広筋に認めた。左股関節の関節可動域(以下ROMと略す)は屈曲85°、伸展-10°、外転10°、内転0°、内旋15°であった。左膝関節のROMは屈曲120°、伸展0°であった。徒手筋力測定(以下MMTと略す)は、左股関節屈曲と外転は2であり、SLRは困難であった。...

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  • 大腿筋膜張筋―腸脛靭帯拘縮に対し内視鏡を用いた腸脛靭帯切離術を施行した一例

    長澤 誠, 帖佐 悦男, 坂本 武郎, 渡邊 信二, 関本 朝久, 濱田 浩朗, 野崎 正太郎, 池尻 洋史, 中村 嘉宏, 福田 一, 日吉 優 整形外科と災害外科 59 (4), 788-791, 2010

    ...今回,大腿筋膜張筋―腸脛靭帯拘縮に対し内視鏡を用いた腸脛靭帯切離術を施行した症例を経験したので報告する.症例は20歳女性,股関節外転拘縮,屈曲制限が出現したため当院受診となった.幼少期に明らかな筋肉注射既往は確認できなかった.その後保存療法行うも症状改善無く手術に至った.手術は内視鏡を用いた腸脛靭帯切離術を行い術後可動域,跛行は改善した.内視鏡は一般的に関節内など空間での処置に有用であるが,今回皮下組織下...

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • THA術後患者の中殿筋に対するOpen Kinetic Chain ExerciseとClosed Kinetic Chain Exerciseの適応の検討

    三枝 洋喜, 小野 達也, 相原 正博, 西崎 香苗, 廣瀬 昇, 久津間 智允, 池上 仁志 関東甲信越ブロック理学療法士学会 29 (0), 237-237, 2010

    ...施行後1ヶ月以上経過し,術側中殿筋MMT3以上,患側片脚立位可能である症例5名(男性3例女性2例,平均年 齢66±13歳)を対象とした.測定は,各訓練前後で,術側股関節0°外転時の最大等尺性収縮の筋力値と筋活動を測定した.最大筋力値の測定には徒手筋力 計(アニマ社製μTas F-1)を用いた.筋活動は表面筋電計(Noraxon社製Tele Myo 2400)を用いて記録した.なお,導出筋は中殿筋・大腿筋膜張筋...

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  • 関節角度の違いによる股関節周囲筋の発揮筋力の変化

    小栢 進也, 建内 宏重, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2009 (0), A2Se2029-A2Se2029, 2010

    ...大殿筋下部線維、大腿筋膜張筋は、起始から停止までを直線的に走行するのではなく、途中で骨や軟部組織に引っかかる走行変換点を考慮したモデルを用いた。なお、腸腰筋はGrosse らが提唱したwrapping surfaceの手法を用いた。この方法は走行変換点の骨表面を円筒状の形状ととらえて計算する方法で、筋は起始部から円筒に向かい、その周囲を回って走行を変え、停止に向かうとする。...

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  • 足関節底屈運動制限が歩行時下肢筋群の収縮弛緩連鎖に及ぼす影響

    加藤 浩, 衛藤 航平, 原口 博史, 祐野 孝 理学療法学Supplement 2009 (0), A4P1008-A4P1008, 2010

    ...<BR><BR>【方法】対象は健常男性12名であった.制限は全例左側とし,固定にはテーピングを使用した.被検者には10m歩行路を通常歩行と制限歩行を行った場合の2条件を課し,各条件で2回ずつ計4回歩行させた.以下,通常歩行を比較群,制限歩行を制限群とした.被検筋は固定側の外腹斜筋,脊柱起立筋,大殿筋上部,大殿筋下部,長内転筋,中殿筋,大腿筋膜張筋,大腿直筋,内側広筋,外側広筋,半腱様筋,大腿二頭筋,...

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  • 健常成人男性における大腿骨前捻角と股関節屈伸中間位での股関節周囲筋力の関連

    中村 学, 池田 光佑, 清水 洋治, 大西 広倫, 伊藤 貴史 理学療法学Supplement 2009 (0), A3O1034-A3O1034, 2010

    ...また股関節伸展・内転・外転筋群の中には大殿筋、長内転筋、大内転筋、大腿筋膜張筋など比較的表層を走行し股関節の関節軸から離れて関節モーメントを発揮する筋群があったため、前捻角と関連がみられなかったとも考えられる。大腿骨前捻角は大腿骨水平面上の骨形態であり、股関節の矢状・前額面運動との関連は低く、徒手的な粗大筋力測定だけでは不十分であった。...

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  • 身体像の変容がうかがわれたTHA患者(特発性骨頭壊死症)の治療経験

    門野 麻友美, 権藤 要, 稲村 一浩, 平木 治朗 理学療法学Supplement 2009 (0), C4P3146-C4P3146, 2010

    ...<BR>介入内容:1)殿筋・梨状筋・大腿筋膜張筋を中心とした股関節周囲筋の筋スパズムに対し、高周波電気刺激療法とダイレクトストレッチによる筋緊張調整を行い、筋の順応性を高めた。2)他動的な関節副運動から関節の位置や運動方向の認識を促し、術側下肢の自動運動での正常運動パターンの促通を図った。...

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  • 大腿骨近位部骨折患者に対する股関節外旋運動の有用性の検討

    大坂 裕, 渡辺 進, 藤田 大介, 小原 謙一, 石田 弘, 吉村 洋輔, 永幡 哲也, 岡本 貴幸 理学療法学Supplement 2009 (0), C4P2160-C4P2160, 2010

    ...,21-30,31-40,41-50,61-70%における中殿筋の歩行時%IEMG変化率,歩行周期0-10%における大腿筋膜張筋の歩行時%IEMG変化率,歩行速度の変化率が外転運動前後に対して有意な低値を示した....

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  • 下肢関節肢位と腸脛靭帯の位置に関する研究

    冨山 信次, 浦辺 幸夫, 山中 悠紀 理学療法学Supplement 2009 (0), H4P1231-H4P1231, 2010

    ...【考察】ITBは大腿筋膜張筋、腸骨稜を起始とし、股関節と膝関節の2関節にまたがる筋膜様組織である。股関節屈曲角度が増加すると、脛骨に付着しているITBがわずかだが前方へ移動すると考える。そのため、大腿骨外側上顆とITBの間の距離が増加し、大腿骨外側上顆をITBが乗り越えるにはより深く膝関節を屈曲する必要がある。...

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  • 入谷式足底版における長パッドが歩行時大腿部筋活動に与える影響について

    財前 知典, 小関 博久, 小関 泰一, 小谷 貴子, 田中 亮, 多米 一矢, 清川 一樹, 平山 哲郎, 川崎 智子, 川間 健之介 理学療法学Supplement 2009 (0), A4P2051-A4P2051, 2010

    ...中殿筋及び大腿筋膜張筋では有意差がみられなかった。加速度変化に関しては10%STP付近において内側方向への加速度の有意な増加がみられた(p<0.05、r=0.831)。<BR>【考察】<BR>本研究の結果により、長パッド貼付後の歩行では10%STPにて大腿二頭筋の有意な筋活動の低下がみられ、内側方向へ加速度が増加した。...

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  • γ‐nail術後症例の股関節伸展可動域制限と座位姿勢の関連性についての一考察は

    野崎 晋平, 森下 一幸, 鵜野 令子, 飯尾 晋太郎, 井田 智彬 東海北陸理学療法学術大会誌 26 (0), 57-57, 2010

    ...高筋緊張:右腸腰筋、右内転筋群、両側大腿筋膜張筋(以下:TFL)。低筋緊張:右腹筋群。Thomasテスト:陽性。VAS:8(他動運動での臥位股関節伸張時)。 座位姿勢は右骨盤後退、同側下肢外旋位、右肩甲帯下制し、座圧計(ニッタ株式会社製)による座位座圧中心は、右臀部に偏位。 【治療方針】 右側体幹後方傾斜し、姿勢制御のため右腸腰筋活動が上昇。持続的な筋収縮が、筋短縮と伸張時痛の原因と推測した。...

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  • 腸骨に付着する筋群を広範囲に切除した症例の階段昇降の歩行分析

    中山 善文, 長尾 恵里, 金井 章, 後藤 寛司, 米川 正洋 東海北陸理学療法学術大会誌 26 (0), 87-87, 2010

    ...7年前に根治手術が行われ、仙腸関節から臼蓋直上までの腸骨全切除と、腸骨に付着する中殿筋、小殿筋、腸骨筋の全層切除、腹斜筋、大腿筋膜張筋、縫工筋、大腿直筋、大殿筋の部分切除が行われた。切除した腸骨の一部は加熱処理後に再建に利用され、部分切除された筋群は可及的に処理骨に縫着された。股関節可動域制限はなく独歩可能だが、デュシャンヌ徴候を認めた。...

    DOI 医中誌

  • 多巣性運動ニューロパチーを合併したパーキンソン病の一症例

    藤田 修平, 寺田 勝彦, 田端 洋貴, 脇野 昌司, 井上 美里, 中前 あぐり, 辻本 晴俊(MD), 菊池  啓(MD) 近畿理学療法学術大会 2010 (0), 76-76, 2010

    ...右頸部筋群と右大腿筋膜張筋に短縮を認めた。神経伸張検査は、両側正中・橈骨・尺骨神経で陽性であり、特に左伸張時に手指のしびれと鈍痛が強く出現していた。筋力は、MMT上肢右5、左2レベル、下肢右5、左4<SUP>+</SUP> 、握力は右21kg・左0kgであった。Functional Balance Scale(以下FBS)は56点中38点であった。...

    DOI

  • Curved periacetabular osteotomy後に競技復帰に至った一症例

    吉塚 瞳, 小野 志操, 澁谷 秀幸(MD) 近畿理学療法学術大会 2010 (0), 68-68, 2010

    ...<BR> 【症例紹介】40歳代の男性で,社会人野球の投手である.H20年,左股関節痛が出現した.疼痛出現8ヶ月後,他院に受診し,X線画像より両股関節臼蓋形成不全と診断された.疼痛出現9ヶ月後,当院へ手術目的にて紹介入院となり,左股関節臼蓋形成不全に対し,CPOが施行された.X線画像上,CE角10°から27°に改善された.侵襲筋は腸骨筋(以下ilio-m),大腿筋膜張筋(以下TFL),縫工筋,大腿直筋...

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